JPH1141092A - 接地電圧減少装置及び接地電圧減少方法 - Google Patents

接地電圧減少装置及び接地電圧減少方法

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JPH1141092A
JPH1141092A JP10121991A JP12199198A JPH1141092A JP H1141092 A JPH1141092 A JP H1141092A JP 10121991 A JP10121991 A JP 10121991A JP 12199198 A JP12199198 A JP 12199198A JP H1141092 A JPH1141092 A JP H1141092A
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JP10121991A
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Michael H Silverberg
エイチ シルバーバーグ マイケル
Woodson Dale Wynn
デール ウィン ウッドソン
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Nokia of America Corp
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AT&T Corp
Lucent Technologies Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 家庭用電気機器などの装置により電力線上に
誘起されるノイズを更に減少させるために遮断回路性能
を改良する。 【解決手段】 遮断回路の中性基準点328と2つのバ
イパスコンデンサ814,816により規定される接地
点610との間に接地電圧減少装置800を接続する。
接地電圧減少装置800は、中性基準点328と接地点
610との間の電圧差を感知し、接地点を励振して接地
点610の電圧と中性基準点328との間の電圧差を減
少させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は電力線通信システ
ムにおける遮断回路の性能の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電力線信号は遮断回路を用いて家
屋の電力供給線に接続された装置により発生するブロッ
クノイズを受信する。そのような遮断回路は、電力線を
介して信号を受信する信号受信機と混信することから、
家庭用電気機器などの装置により発生するノイズ電圧を
減少させる。
【0003】家に接続された電力線には3つの線路があ
り、正の電力線と負の電力線の間の電圧は約240Vで
あるため、120Vだけ必要とする家庭用電気機器は正
及び負の電力線の1つと中性線の間に接続される。この
ため、ノイズ電圧は別個に正及び負の電力線を横切るよ
うに発生し、正の電力線と負の電力線間に正味の差電圧
が生じる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】正及び負の電力線を横
切るような前記ノイズ電圧のうち遮断回路により除去で
きるのは一部のみである。このため、家庭用電気機器な
どの装置により電力線上に誘起されるノイズを更に減少
させるために遮断回路性能を改良する必要がある。
【0005】本発明は、以上の課題を解決するためにな
されたものであり、遮断回路性能を改良し、電力線ノイ
ズを減少させる接地電圧減少装置及びその方法を提供す
るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに、本発明に係る接地電圧減少装置は、第1の位置に
位置決めされた接地点と、第1の位置とは離れている第
2の位置に位置決めされた中性基準点と、前記接地点及
び前記中性基準点に配置接続、前記中性基準点の中性基
準電圧に基づいて前記接地点を励振することにより前記
接地点と前記中性基準点間の電圧を減少させる能動回路
とを備えることを特徴とする。
【0007】また、第1の位置で電力線に接続され、前
記接地点の接地電圧を確立する遮断回路を有し、電力線
は第1の位置と第2の位置との間を横切るように延在
し、第1の位置の電力線は第2の位置の電力線から電力
線のインダクタンスにより電気的に分離されていること
を特徴とする。
【0008】また、前記能動回路は、電源と、前記電源
から電力を受信すると共に、前記中性基準点から中性基
準電圧を入力し中性基準電圧と第1の位置にある前記接
地点の電圧との差に基づく出力信号を用いて前記接地点
を励振させる緩衝回路とを備えることを特徴とする。
【0009】また、前記電源の回路は第1の位置に配置
され、前記緩衝回路は、第2の位置に配置され、前記電
源の基準端子は中性基準点に接続されていることを特徴
とする。
【0010】また、前記緩衝回路は、前記中性基準点に
接続された入力端子と、前記接地点に結合された出力端
子と、前記接地点に結合されたフィードバック入力端子
とを有し、前記出力端子は、第1のインダクタンスによ
り前記接地点から電気的に分離され、前記フィードバッ
ク入力端子は、第2のインダクタンスにより前記接地点
から電気的に分離されていることを特徴とする。
【0011】また、前記緩衝回路は電圧フォロア回路で
あり、前記入力端子は電圧フォロア回路の正入力であ
り、前記フィードバック入力端子は電圧フォロア回路の
負入力であることを特徴とする。
【0012】また、前記電圧フォロア回路は広帯域緩衝
増幅器であり、興味のある周波数帯における前記入力端
子及び前記フィードバック入力端子は高入力インピーダ
ンスを有し、前記出力端子は低出力インピーダンスを有
することを特徴とする。
【0013】また、前記電源の回路は、第1の正端子と
第1の負端子とを有する第1の電源と、第2の正端子と
第2の負端子とを有する第2の電源とを有し、前記第1
の正端子は、前記緩衝回路の正電力端子に接続され、前
記第2の負端子は、前記緩衝回路の負電力端子に接続さ
れ、前記第1の負端子と前記第2の正端子は、前記基準
端子に接続されていることを特徴とする。
【0014】また、前記緩衝回路の正電力端子と前記中
性基準点との間に接続された第1のコンデンサと、前記
緩衝回路の負電力端子と前記中性基準点との間に接続さ
れた第2のコンデンサとを備えることを特徴とする。
【0015】また、本発明に係る接地電圧減少方法は、
第1の位置に位置決めされた接地点と第1の位置とは離
れている第2の位置に位置決めされた中性基準点との間
に能動回路を接続し、前記接地点と前記中性基準点を電
力線及び電力線の1つと前記中性基準点との間に接続さ
れた少なくとも1つの装置を介して共に接続する工程
と、前記中性基準点の中性基準点電圧に基づき前記能動
回路を用いて前記接地点を励振することにより、前記接
地点と前記中性基準点との間の電圧を減少させる工程と
を含むことを特徴とする。
【0016】また、前記能動回路は、電源と、前記電源
から電力を受信すると共に、前記中性基準点から中性基
準電圧を入力し、中性基準電圧と第1の位置の前記接地
点との電圧の差に基づく出力信号を用いて前記接地点を
励振させる緩衝回路とを備えることを特徴とする。
【0017】また、前記緩衝回路の入力端子を前記中性
基準点に接続する工程と、前記緩衝回路の出力端子を前
記接地点に接続する工程と、前記緩衝回路のフィードバ
ック入力端子を前記接地点に接続する工程とを含み、前
記出力端子を第1のインダクタンスにより前記接地点か
ら電気的に分離し、前記フィードバック入力端子を第2
のインダクタンスにより前記接地点から電気的に分離
し、前記緩衝回路は前記中性基準点の中性基準電圧を受
信し中性基準電圧と前記接地点の電圧との差に基づく出
力信号を用いて接地点を励振することを特徴とする。
【0018】また、前記緩衝回路は電圧フォロア回路で
あり、前記入力端子は電圧フォロア回路の正入力であ
り、前記フィードバック入力端子は電圧フォロア端子の
負入力であることを特徴とする。
【0019】また、前記電圧フォロア回路は広帯域緩衝
増幅器であり、興味のある周波数帯に対し入力端子及び
フィードバック入力端子は高入力インピーダンスを有し
出力端子は低出力インピーダンスを有することを特徴と
する。
【0020】また、前記電源の第1の電源回路の第1の
正端子を前記緩衝回路の正電力端子に接続する工程と、
前記電源の第2の電源回路の第2の負端子を前記緩衝回
路の負電力端子に接続する工程と、前記第1の電源回路
の第1の負端子と前記第2の電源回路の第2の正端子を
前記中性基準点に接続する工程とを含むことを特徴とす
る。
【0021】また、第1のコンデンサを前記緩衝回路の
正電力端子と前記中性基準点との間に接続する工程と、
第2のコンデンサを前記緩衝回路の負電力端子と前記中
性基準点との間に接続する工程とを含むことを特徴とす
る。
【0022】また、前記接地点の接地電圧は第1の電力
線に接続された遮断回路により確立され、該電力線は第
1の位置と第2の位置との間を横切って延在しており、
第1の位置の電力線は電力線のインダクタンスにより第
2の位置の電力線から電気的に分離されていることを特
徴とする。
【0023】以上の構成を有する本発明は、遮断回路の
接地点の電圧を、例えば家屋の中性線の中性基準点の電
圧と実質的に等しくなるように維持するものである。す
なわち、接地電圧減少装置は、正の電力供給線と負の電
力供給線の間に接続された遮断回路の中性基準点と2つ
のバイパスコンデンサにより規定される接地点の間に接
続される。接地電圧減少装置は中性基準点と接地点間の
電圧差を感知し、接地点を励振(drive)させて接地点
と中性基準点の間の電圧差を大きく減少させる。
【0024】接地点の電圧は中性基準点の電圧と実質的
に等しくなるように維持されるので、遮断回路中の分路
コンデンサのそれぞれにより独立して正及び負の電力線
と中性基準点間で発生するノイズが除去できる。このた
め、家屋のノイズ源により発生するノイズ電圧は、電力
線通信システムにより使用される電力供給線に影響する
ことから効果的に遮断される。
【0025】
【発明の実施の形態】この発明について以下の図面と関
連させて説明する。図において、同様の符号は同様の構
成要素を示す。
【0026】図1は、家屋102,104への典型的な
電力線の接続を示したものである。高圧電力線116
は、電力線変圧器112に接続されている。電力線変圧
器は高圧電力線116に接続されている1つの一次コイ
ル及び2つの二次コイルを有する。2つの二次コイル間
の接続点は接地接続118により接地されている。二次
コイルは電柱を横切るように張られた正の電力供給線及
び負の電力供給線を電力線114として提供する。これ
らの電力線114は電力を家屋102,104へ、同様
に街灯110などの街灯へ供給する。各家屋102,1
04において、家屋102ではヘッダー接続106への
電力線120により、家屋104ではヘッダー接続10
8への電力線121により電力線114に接続されてい
る。
【0027】図2は、電力線120から家屋102への
ヘッダー接続106を図示したものである。電力線12
0は、ヘッダー106から電力線214を介して電力ボ
ックス212上に裁置された電力メータ202に接続さ
れる。電力ボックス212は、通常家屋102の外壁1
01上に配置される。
【0028】電力線214はまた家庭用配電ボックス2
04に接続される。この配電ボックスは通常、家庭用電
力線に対し過電流防止を提供するための回路遮断器を含
む。中性基準点は各中性基準点を各接地に接続する接地
接続206により確立される。
【0029】図3は、家屋102用の電力線接続の回路
図である。電力変圧器112には高圧電力線116に接
続される一次コイル408と家屋102に電力を供給す
る電力線305,307に電力を提供する2つの二次コ
イル410が含まれる。2つの二次コイル410間の中
央接続点は接地接続118により接地されている。接地
接続118は地中のくい(stake)により行うことがで
きる。
【0030】家屋102への電力供給は3つの線路接
続、すなわち2つの電力線305,307及び中性線3
03により行われる。図3に示されるように、電力線3
05,307は2つの接続点208,210をぞれぞれ
有しており、中性線303は接続点328を有してい
る。240ボルトACが電力線305と307の間で発
生する。このため、従来の家屋の接続では、接続点20
8と210の間の電圧が240ボルトACである。接続
点328は中性基準点であり、各電力線305,307
上の電圧は中性基準点の電圧の上下、60Hzで振動す
る。図3に示されるように、中性基準点328は変圧器
での接地接続118及び屋内の接地接続206を介して
接地されている。そのため、接続点208,210,3
28間の電圧は120ボルトACである。接続点20
8,210に対する電圧位相は180°異なる。
【0031】家屋102では、電力線330,334
(黒電線)は、接続点208,210にそれぞれ接続さ
れる。中性基準点328は通常屋内では白電線332,
336及び裸線340,342として接続される。白電
線332,336は中性線であり裸線340,342は
接地線である。このため、家屋102の各プラグは3つ
のソケットを有する。第1のソケットは黒電線330あ
るいは黒電線334の1つに接続され、第2のソケット
は白電線332あるいは白電線336の1つに接続さ
れ、第3のソケットは裸線340あるいは裸線342に
接続される。
【0032】上記電力線114,116,120,12
1,305,307は、電力線305,307上で通信
信号を変調させることにより通信に使用してもよい。通
信信号は約10MHzと30MHzの間の周波数で作動
することができ、この周波数範囲で作動する電力線送信
機/受信機を電力メータ202の近くに配置して、全て
の家屋102,104の電力線305,307から信号
を受信し、また、電力線305,307に送信するよう
にしてもよい。電力線305,307は、全ての他の電
力線114,116,120,121に接続される。し
かしながら、家庭用電気機器などの装置により発生する
ノイズは電力線送信機/受信機の性能を低下させる。こ
のため、そのようなノイズが電力線送信機/受信機に影
響を与えるのを防ぐために遮断回路が使用される。
【0033】電力線330,334は2つの別個の電源
を形成するので、ノイズは接地に対し各電力線330,
334において独立して発生する。電力線に接続された
装置はRF遮断回路により確立される中性基準点328
及び接地点の電圧を変化させる。これは、ひいては、所
望の通信周波数帯における電力線305,307からの
家屋ノイズを阻止する遮断回路の能力を補償するもので
ある。しかしながら、遮断回路の効果は中性基準点32
8及び接地点の電圧を実質的に等しいものとすることに
より改善してもよい。
【0034】従来、低周波数では、中性基準点の電圧と
接地点の電圧は2つの端子を接続させる電線により等し
くされている。しかしながら、電線は誘導的なものでは
ない。電力線通信システムは約10MHzと30MHz
の間のRF周波数帯で作動することができるので、電線
のインダクタンスは周波数の観点から中性基準点と接地
点を電気的に分離する。このため、電線の両端間で差電
圧が生じ、RF信号に対する遮断回路の性能が劣化す
る。この電圧差は電線を、接地点を励振させて接地点の
電圧を中性基準点328の電圧と実質的に等しくさせる
能動回路で置き換えることにより減少させることができ
る。
【0035】図4は、電力変圧器112と家屋102間
の回路のシミュレーションモデルを示したものである。
このシミュレーションモデルには、ブロック302,3
04,308,306,310で表される拡張線路接続
のためのモデルが含まれる。更に、街灯110(モデル
500)、電力線送信機/受信機312、及び遮断回路
600に対するモデルも含まれる。家庭用電気機器など
の家屋102内の負荷は、ノイズ発生器700及び抵抗
負荷324,326によりモデル化している。
【0036】電力変圧器112からの電力線402,4
06は、ブロック302,304を介してそれぞれ家屋
102に接続される。電力線送信機/受信機312は、
接続点314,316でそれぞれ電力線305,307
に接続される。遮断回路600は家屋102内の電力線
330,334を家屋102外の電力線305,307
と分離し、家屋内で発生したノイズが電力線305,3
07上で伝送されるのを遮断し、通信帯における家屋の
インビーダンス変動を電力線305,307から隔離す
る。
【0037】遮断回路600はインライン誘導素子(in
ductor)602,604と共に分路コンデンサ606,
608を含む。分路コンデンサ606,608は接続点
213,338の間に接続され、接地点610を確立す
る。誘導素子602,604は、約2μHの値を有し、
分路コンデンサ606,608は約.05μFの値を有
することができる。これらの値はAC電力システムの電
流及び電圧に対しては実用的な値である。
【0038】接続点213,338は、屋内電力線33
0,334と、誘導素子318,322により表される
インダクタンスを有する電線を介して接続点208,2
10でそれぞれ接続される。接地点610はまた、1つ
の電線により中性基準点328に接続される。この電線
は誘導素子320により表されるインダクタンスを有す
る。
【0039】図5は、電力線送信機/受信機312を表
す図である。電力線送信機/受信機312は、インピー
ダンス変圧器420と結合コンデンサ426,428を
介して電力線305,307にそれぞれ結合される。各
接続点314,316から見ると、インピーダンスは矢
印434で示されるが、矢印432で示される方向で見
られる受信機430のインピーダンスと等しい。変圧器
420は受信機インピーダンスを変圧し各接続点31
4,316における各電力線305,307のインピー
ダンスと等しくするので、最大通信信号電力伝達が達成
される。典型的には、電力線インピーダンスはRF周波
数範囲では約75オームである。このため、受信機43
0のインピーダンスが75オーム以外の値であれば、
1:1で示される変圧比が調整され、接続点314,3
16間で現れるインピーダンスが電力線インピーダンス
と一致する。
【0040】図6は、電力ボックス212と電力メータ
202に配置された遮断回路を表す図である。電力メー
タ202は、家屋102の電力線接続で従来現れるガラ
スメータである。電力線305,307は、例えばヘッ
ダーから降ろされそれぞれ誘導素子602,604に接
続される。接続点314,316は、誘導素子602,
604のヘッダー側にあり、接続点213,338は、
誘導素子602,604の家屋側にある。誘導素子60
2,604及び分路コンデンサ606,608は、物理
的には電力メータ202内に配置しても良い。接続点2
13,610,338は、誘導素子318,320,3
22により接続点208,328,210に接続され
る。接続点213と接続点208、接続点610と接続
点328、接続点338と接続点210間の接続は、従
来の家屋接続では約10インチであるので、誘導素子3
18,320,322のインダクタンス値は、電線の配
置に依存して約.15μHである。
【0041】興味のある周波数では、誘導素子318,
320,322は、各接続点213,208、接続点6
10,328、接続点338,210をそれぞれ分離す
る。接続点213,208及び接続点338,210間
の電気的な分離は家庭用電気機器あるいは電力線送信機
/受信機312のいずれの動作にも影響しない。しかし
ながら、接続点610,328間の電気的分離は、分路
コンデンサ606,608のノイズ分路性能に影響す
る。
【0042】図7は、接地点610で現れる電圧910
及び接続点213,338間の差電圧912に対する電
圧スペクトル910,912を表した図である。図7の
電圧スペクトルは、ノイズ源700などのノイズ源によ
り発生する1ボルトAC信号918を基本にシミュレー
トしたものである。垂直線916で示される約12MH
zなどの興味のある周波数帯では、約86mvの最大電
圧が点914で生じている。
【0043】図8は、接地点610と中性基準点328
の間に接続された接地電圧減少装置800の1つの好ま
しい実施の形態を図示したものである。接地電圧減少装
置800は、中性基準点328での中性基準電圧を基準
に接地点610を励振することにより中性基準点328
と接地点610間の電圧差を減少させるものである。こ
のため、上記のように接地点610を励振することによ
り誘導素子320の逆効果を除去し、接地点610の電
圧値を中性基準点328の中性基準電圧と実質的に等し
くする。
【0044】図8ではまた、接地電圧減少装置800は
接地点610と中性基準点328とを分離する距離に物
理的に及ぶものであることも示している。矢印904,
906,908で示されるように、接地電圧減少装置8
00は、接地点側904で接地点610に接続されると
共に中性基準位置908で中性基準点328に接続され
る。このため、接地電圧減少装置は、接地点610と中
性基準点328間の空間906(例えば、約10イン
チ)を占める。
【0045】図9は、接地電圧減少装置800の1つの
例示的な実施の形態を示す図である。接地電圧減少装置
800は、中性基準点328と接地点610間に接続さ
れた電圧フォロア(follower)回路を含む。電圧フォロ
アは、2つの入力端子804,806と1つの出力端子
812を有する緩衝増幅器802を含む。入力端子80
4は中性基準点328に接続された正の高インピーダン
ス入力端子である。入力端子806は接地点610と中
性基準点328との間の分離空間906を通って延在す
る長い電線を介して接地点610に接続される負の高イ
ンピーダンス入力端子である。この長い電線は、値にお
いては誘導素子320に対応する誘導素子822として
作用する。出力端子812もまた空間906を横切って
接地点610に接続され、誘導素子820として作用す
る。
【0046】入力端子804,806は、高い入力イン
ピーダンス端子であるため、入力端子804と中性基準
点328間及び入力端子806と接地点610間で流れ
る電流は実質的には0である。図9に示したように、緩
衝増幅器802は物理的に中性基準点328の非常に近
くに配置される。このため、入力端子804での電圧は
実質的には中性基準点328での電圧と等しい。
【0047】入力端子806は非常に高いインピーダン
ス端子であるので、入力端子806と接地点610間に
は、実質的に電流は流れない。このため、入力端子80
6と接地点610間の電流の流れは実質的に0となるの
で、入力端子806での電圧は接地点610での電圧と
実質的に等しくなり、このため、誘導素子822により
引き起こされる電圧降下効果は実質的に除去される。
【0048】緩衝増幅器802は広帯域緩衝増幅器であ
り、電力線信号送信機/受信機の周波数帯(例えば、1
0MHzから30MHz)の信号に応答する。このた
め、入力端子804,806間の電圧が異なると、出力
端子812は誘導素子820を介して接地点610を励
振する。緩衝増幅器802の出力電圧範囲は、通常接地
点610と中性基準点328間で現れる電圧差に対し大
きいため、緩衝増幅器802は接地点610の電圧を励
振して中性基準点328での電圧と一致させることがで
きる。
【0049】緩衝増幅器802は2つの電源828,8
30により電力供給される。図9に示されるように、電
源828,830は、物理的に接地点610付近に配置
しても良い。図6からわかるように、接地点610は電
源メータ202内に配置され、接続点213,338あ
るいは接続点314,316に容易にアクセスでき、そ
こから電力を受けることができる。図9は接地点610
付近に配置した電源828,830が示されているが、
特別な実行環境によっては接続点208,210付近な
ど他の物理的配置も可能である。
【0050】電源828,830は、基準点832を有
するように直列に接続される。電源828の正端子は、
緩衝増幅器802の電力入力端子808に接続され、電
源830の負端子は、緩衝増幅器802の電力端子81
0に接続される。基準端子832は中性基準点328に
接続される。
【0051】緩衝増幅器802の電力端子808,81
0は、コンデンサ814,816によりそれぞれ中性基
準点328に分路される。コンデンサ814,816
は、緩衝増幅器802の電力端子808,端子810の
電圧を興味のある周波数帯で中性基準点328に関し一
定値に維持する。
【0052】コンデンサ814,816は、2.2μF
の値を有してもよい。コンデンサ814,816は、緩
衝増幅器802及び中性基準点328に非常に近接させ
て物理配置されているので、コンデンサ814,816
のリード線のインダクタンス値は実質的に0である。こ
のため、コンデンサ814,816により、電源82
8,830は緩衝増幅器802から離れた位置に配置す
ることができる。更に、コンデンサ814,816は、
緩衝増幅器802に内在する電源ノイズ阻止と共に、電
源端子808,810で現れるノイズが接地点610の
電圧を中性基準点328の電圧に維持する緩衝増幅器8
02の能力に影響しないようにしている。
【0053】図10は、緩衝増幅器802の出力端子8
12の電圧スペクトル926、接地点610の電圧スペ
クトル924、電力線信号送信機/受信機312の入力
で現れる接続点314,316間の電圧差の差電圧スペ
クトル922を図示したものである。図10を図7と比
較すると、約12MHzの周波数帯では電圧スペクトル
922のピーク電圧は図10の点928の2.6mvで
ある。2.6mvは図7の86mVよりも30倍以上も
低い。このため、接地電圧減少装置800は、接地点6
10と中性基準点328間の電圧差を減少させ、受信機
312でのRFノイズを減少させるのに遮断回路600
の性能を大きく改善する。
【0054】この発明について特別な実施の形態に関し
て説明してきたが、多くの代案、変更、改良が当業者に
は明らかであろう。したがって、この中で説明した発明
の好ましい実施の形態は例示したものにすぎず、限定す
るものではない。請求の範囲で規定した発明の精神及び
範囲内であれば、様々な変更が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 電力線から家屋への接続を示す図である。
【図2】 電力線の家屋の電力メータへの接続を示す図
である。
【図3】 電力変圧器と家屋の電力線との接続の電気図
である。
【図4】 電力変圧器から屋内の機器への回路のシミュ
レーションモデルを示した図である。
【図5】 電力線受信機を示した図である。
【図6】 電力メータ内に配置された遮断回路を示した
図である。
【図7】 接地点での電圧及び電力線間の差電圧に対す
る電圧スペクトルを示した図である。
【図8】 接地点と中性基準点との間に接続した接地電
圧減少装置を示した図である。
【図9】 接地電圧減少装置の回路図である。
【図10】 接地電圧減少装置を組み入れた後の接地点
の電圧スペクトル及び電力線間の差電圧の電圧スペクト
ルを示した図である。
【符号の説明】
116,305,307 電力線、303 中性線、3
12 電力線送信機/受信機、318,320,322
誘導素子、328 中性基準点、400 電力変圧
器、408 一次コイル、410 二次コイル、420
インピーダンス変圧器、426,428 結合コンデ
ンサ、600 遮断回路、602,604インライン誘
導素子、606,608 分路コンデンサ、610 接
地点、800 接地電圧減少装置、802 緩衝増幅
器、804,806 入力端子、814,816 コン
デンサ、828,830 電源。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 598062170 ルーセント テクノロジーズ インコーポ レイテッド アメリカ合衆国 ニュージャージー州 マ レー ヒル マウンテン アベニュー 600 (72)発明者 マイケル エイチ シルバーバーグ アメリカ合衆国 ニュージャージー州 リ ビングストン ウィンストン ドライブ 10 (72)発明者 ウッドソン デール ウィン アメリカ合衆国 ニュージャージー州 バ スキング リッジ ジュニパー ウェイ 56

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の位置に位置決めされた接地点と、 第1の位置とは離れている第2の位置に位置決めされた
    中性基準点と、 前記接地点及び前記中性基準点に配置接続、前記中性基
    準点の中性基準電圧に基づいて前記接地点を励振するこ
    とにより前記接地点と前記中性基準点間の電圧を減少さ
    せる能動回路と、 を備えることを特徴とする接地電圧減少装置。
  2. 【請求項2】 第1の位置で電力線に接続され、前記接
    地点の接地電圧を確立する遮断回路を有し、 電力線は第1の位置と第2の位置との間を横切るように
    延在し、第1の位置の電力線は第2の位置の電力線から
    電力線のインダクタンスにより電気的に分離されている
    ことを特徴とする請求項1記載の接地電圧減少装置。
  3. 【請求項3】 前記能動回路は、 電源と、 前記電源から電力を受信すると共に、前記中性基準点か
    ら中性基準電圧を入力し中性基準電圧と第1の位置にあ
    る前記接地点の電圧との差に基づく出力信号を用いて前
    記接地点を励振させる緩衝回路と、 を備えることを特徴とする請求項2記載の接地電圧減少
    装置。
  4. 【請求項4】 前記電源の回路は第1の位置に配置さ
    れ、 前記緩衝回路は、第2の位置に配置され、前記電源の基
    準端子は中性基準点に接続されていることを特徴とする
    請求項3記載の接地電圧減少装置。
  5. 【請求項5】 前記緩衝回路は、 前記中性基準点に接続された入力端子と、 前記接地点に結合された出力端子と、 前記接地点に結合されたフィードバック入力端子と、 を有し、 前記出力端子は、第1のインダクタンスにより前記接地
    点から電気的に分離され、 前記フィードバック入力端子は、第2のインダクタンス
    により前記接地点から電気的に分離されていることを特
    徴とする請求項4記載の接地電圧減少装置。
  6. 【請求項6】 前記緩衝回路は電圧フォロア回路であ
    り、 前記入力端子は電圧フォロア回路の正入力であり、 前記フィードバック入力端子は電圧フォロア回路の負入
    力であることを特徴とする請求項5記載の接地電圧減少
    装置。
  7. 【請求項7】 前記電圧フォロア回路は広帯域緩衝増幅
    器であり、興味のある周波数帯における前記入力端子及
    び前記フィードバック入力端子は高入力インピーダンス
    を有し、前記出力端子は低出力インピーダンスを有する
    ことを特徴とする請求項6記載の接地電圧減少装置。
  8. 【請求項8】 前記電源の回路は、 第1の正端子と第1の負端子とを有する第1の電源と、 第2の正端子と第2の負端子とを有する第2の電源と、 を有し、 前記第1の正端子は、前記緩衝回路の正電力端子に接続
    され、 前記第2の負端子は、前記緩衝回路の負電力端子に接続
    され、 前記第1の負端子と前記第2の正端子は、前記基準端子
    に接続されていることを特徴とする請求項3記載の接地
    電圧減少装置。
  9. 【請求項9】 前記緩衝回路の正電力端子と前記中性基
    準点との間に接続された第1のコンデンサと、 前記緩衝回路の負電力端子と前記中性基準点との間に接
    続された第2のコンデンサと、 を備えることを特徴とする請求項8記載の接地電圧減少
    装置。
  10. 【請求項10】 第1の位置に位置決めされた接地点と
    第1の位置とは離れている第2の位置に位置決めされた
    中性基準点との間に能動回路を接続し、前記接地点と前
    記中性基準点を電力線及び電力線の1つと前記中性基準
    点との間に接続された少なくとも1つの装置を介して共
    に接続する工程と、 前記中性基準点の中性基準点電圧に基づき前記能動回路
    を用いて前記接地点を励振することにより、前記接地点
    と前記中性基準点との間の電圧を減少させる工程と、 を含むことを特徴とする接地電圧減少方法。
  11. 【請求項11】 前記能動回路は、 電源と、 前記電源から電力を受信すると共に、前記中性基準点か
    ら中性基準電圧を入力し、中性基準電圧と第1の位置の
    前記接地点との電圧の差に基づく出力信号を用いて前記
    接地点を励振させる緩衝回路と、 を備えることを特徴とする請求項10記載の接地電圧減
    少方法。
  12. 【請求項12】 前記緩衝回路の入力端子を前記中性基
    準点に接続する工程と、 前記緩衝回路の出力端子を前記接地点に接続する工程
    と、 前記緩衝回路のフィードバック入力端子を前記接地点に
    接続する工程と、 を含み、前記出力端子を第1のインダクタンスにより前
    記接地点から電気的に分離し、前記フィードバック入力
    端子を第2のインダクタンスにより前記接地点から電気
    的に分離し、前記緩衝回路は前記中性基準点の中性基準
    電圧を受信し中性基準電圧と前記接地点の電圧との差に
    基づく出力信号を用いて接地点を励振することを特徴と
    する請求項11記載の接地電圧減少方法。
  13. 【請求項13】 前記緩衝回路は電圧フォロア回路であ
    り、 前記入力端子は電圧フォロア回路の正入力であり、 前記フィードバック入力端子は電圧フォロア端子の負入
    力であることを特徴とする請求項12記載の接地電圧減
    少方法。
  14. 【請求項14】 前記電圧フォロア回路は広帯域緩衝増
    幅器であり、興味のある周波数帯に対し入力端子及びフ
    ィードバック入力端子は高入力インピーダンスを有し出
    力端子は低出力インピーダンスを有することを特徴とす
    る請求項13記載の接地電圧減少方法。
  15. 【請求項15】 前記電源の第1の電源回路の第1の正
    端子を前記緩衝回路の正電力端子に接続する工程と、 前記電源の第2の電源回路の第2の負端子を前記緩衝回
    路の負電力端子に接続する工程と、 前記第1の電源回路の第1の負端子と前記第2の電源回
    路の第2の正端子を前記中性基準点に接続する工程と、 を含むことを特徴とする請求項11記載の接地電圧減少
    方法。
  16. 【請求項16】 第1のコンデンサを前記緩衝回路の正
    電力端子と前記中性基準点との間に接続する工程と、 第2のコンデンサを前記緩衝回路の負電力端子と前記中
    性基準点との間に接続する工程と、 を含むことを特徴とする請求項15記載の接地電圧減少
    方法。
  17. 【請求項17】 前記接地点の接地電圧は第1の電力線
    に接続された遮断回路により確立され、該電力線は第1
    の位置と第2の位置との間を横切って延在しており、第
    1の位置の電力線は電力線のインダクタンスにより第2
    の位置の電力線から電気的に分離されていることを特徴
    とする請求項10記載の接地電圧減少方法。
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