JPH1139657A - 光ディスク及びその再生装置 - Google Patents

光ディスク及びその再生装置

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JPH1139657A
JPH1139657A JP9195733A JP19573397A JPH1139657A JP H1139657 A JPH1139657 A JP H1139657A JP 9195733 A JP9195733 A JP 9195733A JP 19573397 A JP19573397 A JP 19573397A JP H1139657 A JPH1139657 A JP H1139657A
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JP
Japan
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optical disk
layer substrate
substrates
pit
information recording
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JP9195733A
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Inventor
Sadanari Fujimoto
定也 藤本
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、各層を構成する基板から略同一の
再生信号特性を得ることができるようにした光ディスク
及びその再生装置を提供している。 【解決手段】それぞれに情報が記録された複数の基板1
1,12を積層してなるもので、その一方の面側から複
数の基板11,12の各情報記録面に対してそれぞれ選
択的に光を集光させると、光の集光された基板11,1
2からの反射光が一方の面側から得られる多層構造の光
ディスク14において、光の集光されたいずれの基板1
1,12からの反射光も、光ディスク14の一方の面側
から得られた状態で、そのレベルが互いに略等しくなる
ように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、それぞれに情報
が記録された複数の基板を積層してなる多層構造の光デ
ィスク及びその再生装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、首記の如き多層構造の光
ディスクとしては、図16(a)に示すように、ピット
形成面にAu(金)の半透明膜11aが付された0層基
板11と、ピット形成面にAl(アルミニウム)の全反
射膜12aが付された1層基板12とを、再生面距離が
約55μmとなるように透明接着剤13で張り合わせて
なる、2層構造の光ディスク14が主流になっている。
【0003】このような2層構造の光ディスク14は、
その0層基板11側に設置された光学式ピックアップに
よって、0層基板11及び1層基板12にそれぞれ記録
されている情報が、選択的に読み取られるようになって
いる。すなわち、光学式ピックアップは、0層基板11
に記録された情報を読み取る場合、レーザ光が0層基板
11のピット形成面に集光するように対物レンズ15を
フォーカス方向に制御し、その半透明膜11aによる反
射光を光電変換して再生信号を得るようにしている。
【0004】また、光学式ピックアップは、1層基板1
2に記録された情報を読み取る場合には、レーザ光が0
層基板11を通過して1層基板12のピット形成面に集
光するように対物レンズ15をフォーカス方向に制御
し、その全反射膜12aによる反射光が0層基板11を
通過した光を光電変換して再生信号を得るようにしてい
る。
【0005】この場合、0層基板11の半透明膜11a
によって反射されたレーザ光の光量と、1層基板12の
全反射膜12aによって反射され、0層基板11を通過
したレーザ光の光量とは、略等しくなるように設定され
ている。また、情報を読み取っている側の基板11,1
2からの反射光に対して、情報を読み取っていない側の
基板12,11からの反射光が悪影響を与えないように
設定されている。
【0006】ここで、近年市場に普及しているDVDと
称される光ディスク14では、記録情報の1ビットに対
応する長さをTとすると、最短ピット部の長さが3T
で、最長ピット部の長さが14Tに設定されている。こ
の場合、光ディスクからの反射光レベルは、図16
(b)に示すように変化する。
【0007】すなわち、図16(b)において、縦軸は
反射光レベルを示し、横軸は時間を示している。そし
て、光ディスク14のピット形成面における最長ランド
部の反射光レベルがI14Hとなり、最長ピット部の反
射光レベルがI14Lとなり、最短ランド部の反射光レ
ベルがI3Hとなり、最短ピット部の反射光レベルがI
3Lとなっている。
【0008】このため、最長ランド部と最短ランド部と
の間の長さを有するランド部の反射光レベルは、I14
HとI3Hとの間に存在し、最長ピット部と最短ピット
部との間の長さを有するピット部の反射光レベルは、I
14LとI3Lとの間に存在することになる。
【0009】そして、この反射光レベルの振幅特性を表
現するためのパラメータとしては、変調度M,アシンメ
トリA及び分解能Dの3種類が規定されている。これら
のパラメータは、それぞれ、 M=(I14H-I14L)/I14H A=[(I14H+I14L)-(I3H+I3L)]/[2(I14H-I14L)] D=(I3H-I3L)/(I14H-I14L) のようにして算出される。
【0010】ここで、図17は、上記のような光ディス
ク14を再生する光ディスク再生装置において、光学式
ピックアップから出力される再生信号の特性の良さを総
合的に表わす要素である、ジッタを測定するための測定
系を示している。すなわち、2層構造の光ディスク14
は、ディスクモータ16によって回転駆動され、光学式
ピックアップ17によって記録情報が読み取られる。
【0011】この光学式ピックアップ17から出力され
た再生信号は、前置増幅回路18で増幅され、イコライ
ザ回路19により周波数特性の補償処理が施された後、
データスライス回路20に供給されて2値化され、出力
端子21から取り出される。また、このデータスライス
回路20から出力される2値化データは、PLL(Phas
e Locked Loop )回路22に供給されて2値化データに
同期したクロックの生成に供され、このクロックが出力
端子23から取り出される。
【0012】そして、光ディスク再生装置では、出力端
子21から出力された2値化データのエッジと、出力端
子23から出力されるクロックのエッジとの位相差をサ
ンプリングすることにより、ジッタの測定を行なってい
る。この場合、ジッタが小さいほど再生信号特性が良い
と言え、上記変調度M及び分解能Dが大きいほど、また
アシンメトリAが0.10付近で、ジッタは小さくな
る。
【0013】ここで、図18乃至図20は、上記した2
層構造の光ディスク14の製造工程を示している。ま
ず、図18(a)乃至(d)は、前記0層基板11の製
造工程を示している。すなわち、図18(a)は、露光
原盤11bを示している。この露光原盤11bは、ガラ
ス基板11cの表面にレジスト11dを塗布し、光を照
射して必要な箇所のレジスト11dのみを残すようにし
たもので、レジスト11dの厚みによって、製造された
0層基板11のピットの深さが決定される。
【0014】この露光原盤11bから、図18(b)に
示すように、鍍金によってマスターとなるスタンパ11
eを製作し、このスタンパ11eから、同図(c)に示
すように、基板11fを成型している。そして、この基
板11fのピット形成面を、図18(d)に示すよう
に、Auの半透明膜11aで覆うことにより、0層基板
11が製造される。
【0015】図19(a)乃至(d)は、前記1層基板
12の製造工程を示している。すなわち、図19(a)
は、露光原盤12bを示している。この露光原盤12b
は、ガラス基板12cの表面にレジスト12dを塗布
し、0層基板11のときと同一の露光条件により光を照
射して必要な箇所のレジスト12dのみを残すようにし
たもので、レジスト12dの厚みによって、製造された
1層基板12のピットの深さが決定される。
【0016】この露光原盤12bから、図19(b)に
示すように、鍍金によってマスターとなるスタンパ12
eを製作し、このスタンパ12eから、同図(c)に示
すように、基板12fを成型している。そして、この基
板12fのピット形成面を、図19(d)に示すよう
に、Alの全反射膜12aで覆うことにより、1層基板
12が製造される。
【0017】その後、図20に示すように、0層基板1
1と1層基板12とを、再生面距離が約55μmとなる
ように、透明接着剤13で貼り合わせることにより、2
層構造の光ディスク14が製造される。そして、この光
ディスク14は、前述したように、0層基板11側から
対物レンズ15を介してレーザ光を集光させることによ
り、0層基板11及び1層基板12に記録されている情
報が選択的に読み取られるようになっている。
【0018】ところで、上記した0層基板11及び1層
基板12は、いずれも同一の露光条件で作成された露光
原盤11b,12bに基づいて製造されている。このた
め、図21(a)に示すように、透明接着剤13で貼り
合わせる前の0層基板11を単板で再生した場合と、同
図(b)に示すように、透明接着剤13で貼り合わせる
前の1層基板12を単板で再生した場合とでは、同一の
再生信号振幅特性を得ることができる。
【0019】すなわち、図21(a)に示すように、0
層基板11のピット形成面(この場合は、半透明膜11
aに代えてAlの全反射膜11gで覆っている)に、対
物レンズ15でレーザ光を集光させた場合の、最長ラン
ド部,最長ピット部,最短ランド部及び最短ピット部の
各反射光レベルI14H,I14L,I3H及びI3L
と、同図(b)に示すように、1層基板12の全反射膜
12aで覆われたピット形成面に、対物レンズ15でレ
ーザ光を集光させた場合の、最長ランド部,最長ピット
部,最短ランド部及び最短ピット部の各反射光レベルI
14H,I14L,I3H及びI3Lとは、それぞれが
互いに等しくなっている。
【0020】しかしながら、図22に示すように、ピッ
ト形成面に半透明膜11aが付された0層基板11と、
ピット形成面に全反射膜12aが付された1層基板12
とを透明接着剤13で貼り合わせた2層構造の光ディス
ク14を、0層基板11側から対物レンズ15を介して
レーザ光を集光させて、0層基板11及び1層基板12
に記録されている情報を選択的に読み取るようにした場
合、図23(a)に示すように、0層基板11の最短ラ
ンド部及び最短ピット部の各反射光レベルI3H及びI
3Lと、同図(b)に示すように、1層基板12の最短
ランド部及び最短ピット部の各反射光レベルI3H及び
I3Lとに、差Δが生じてしまうという問題が発生して
いる。
【0021】そして、この0層基板11の反射光レベル
I3H及びI3Lと、1層基板12の反射光レベルI3
H及びI3Lとに差Δが生じることにより、0層基板1
1の反射光レベルの振幅特性は、1層基板12の反射光
レベルの振幅特性に比して、変調度M及び分解能Dが小
さくなるとともに、アシンメトリAが負側にシフトして
しまうという問題が生じている。
【0022】また、0層基板11の反射光レベルI3H
及びI3Lと、1層基板12の反射光レベルI3H及び
I3Lとに差Δが生じることにより、光ディスク再生装
置側では、前記イコライザ回路19の周波数特性を、図
24に符号a,bで示される特性に切り替える必要が生
じる。この場合、図24に符号aで示す特性が、0層基
板11の再生に対応する等化特性であり、同図に符号b
で示す特性が、1層基板12の再生に対応する等化特性
である。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
多層構造の光ディスクでは、各層を構成する基板からの
反射光レベルに差が生じるため、各基板から得られる再
生信号の特性が等しくならないという問題を有してい
る。また、このために、光ディスクの再生装置側では、
再生信号の周波数特性を補償するためのイコライザ回路
の特性を、選択的に切り替える必要が生じるという不都
合も有している。
【0024】そこで、この発明は上記事情を考慮してな
されたもので、各層を構成する基板から略同一の再生信
号特性を得ることができるようにした極めて良好な光デ
ィスク及びその再生装置を提供することを目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】この発明に係る光ディス
クは、それぞれに情報が記録された複数の基板を積層し
てなるもので、その一方の面側から複数の基板の各情報
記録面に対してそれぞれ選択的に光を集光させると、光
の集光された基板からの反射光が一方の面側から得られ
る多層構造のものを対象としている。そして、光の集光
されたいずれの基板からの反射光も、光ディスクの一方
の面側から得られた状態で、そのレベルが互いに略等し
くなるように構成している。
【0026】また、この発明に係る光ディスク再生装置
は、上記した光ディスクを回転させる駆動手段と、光デ
ィスクの一方の面側から複数の基板の各情報記録面に対
してそれぞれ選択的に光を集光させるとともに、光の集
光された基板によって反射され光ディスクの一方の面側
から得られる反射光を受光して再生信号に変換する光学
式ピックアップとを備えている。
【0027】上記のような構成によれば、光の集光され
たいずれの基板からの反射光も、光ディスクの一方の面
側から得られた状態で、そのレベルが互いに略等しくな
るようにしているので、各層を構成する基板から略同一
の再生信号特性を得ることができるようになる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、この発明の第1の実施の形
態について図面を参照して詳細に説明する。図1
(a),(b)において、図21(a),(b)と同一
部分には同一符号を付して示している。すなわち、図1
(a)に示す0層基板11のピットの深さP0を、同図
(b)に示す1層基板12のピットの深さP1よりも、
深くするようにしている。この0層基板11のピットの
深さP0を通常よりも深く形成することは、図18に示
した製造工程において、レジスト11cの厚みを厚くす
ることによって実現される。
【0029】このようにすれば、図1(a)に示すよう
に、貼り合わせる前の単板の0層基板11のピット形成
面(この場合は、半透明膜11aに代えてAlの全反射
膜11gで覆っている)に、対物レンズ15でレーザ光
を集光させた場合の、最長ランド部及び最短ランド部の
各反射光レベルI14H及びI3Hは、同図(b)に示
すように、単板の1層基板12の全反射膜12aで覆わ
れたピット形成面に、対物レンズ15でレーザ光を集光
させた場合の、最長ランド部及び最短ランド部の各反射
光レベルI14H及びI3Hと同じで、0層基板11の
最長ピット部及び最短ピット部の各反射光レベルI14
L及びI3Lが、1層基板12の最長ピット部及び最短
ピット部の各反射光レベルI14L及びI3Lよりも、
差Δだけ低くなっている。つまり、0層基板11の反射
光レベルの振幅特性は、1層基板12の反射光レベルの
振幅特性に比して、変調度Mが大きくなっている。
【0030】このため、図2に示すように、ピット形成
面に半透明膜11aが付された0層基板11と、ピット
形成面に全反射膜12aが付された1層基板12とを透
明接着剤13で貼り合わせた2層構造の光ディスク14
を、0層基板11側から対物レンズ15を介してレーザ
光を集光させて、0層基板11及び1層基板12に記録
されている情報を選択的に読み取るようにした場合に
は、図3(a)に示すように、0層基板11の最長ラン
ド部,最長ピット部,最短ランド部及び最短ピット部の
各反射光レベルI14H,I14L,I3H及びI3L
と、同図(b)に示すように、1層基板12の最長ラン
ド部,最長ピット部,最短ランド部及び最短ピット部の
各反射光レベルI14H,I14L,I3H及びI3L
とが、それぞれ互いに等しくなり、0層基板11と1層
基板12との再生信号特性を等しくすることができる。
【0031】次に、この発明の第2の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図4(a)は1層基
板12に形成されたピット列を示し、同図(b)は0層
基板11に形成されたピット列を示している。このピッ
ト列では、長さが3Tの最短ピット部と、長さが14T
の最長ピット部とを示している。そして、図4(a)に
示す1層基板12に形成されたピットの幅W1に比し
て、同図(b)に示す0層基板11に形成されたピット
の幅W0を大きく設定している。この0層基板11のピ
ットの幅W0を通常よりも広く形成することは、図18
に示した製造工程において、レジスト11cに対する露
光パワーを大きくすることによって実現される。
【0032】このような構成によれば、図5(a)に示
すように、貼り合わせる前の単板の0層基板11のピッ
ト形成面(この場合は、半透明膜11aに代えてAlの
全反射膜11gで覆っている)に、対物レンズ15でレ
ーザ光を集光させた場合の、最長ランド部及び最長ピッ
ト部の各反射光レベルI14H及びI14Lは、同図
(b)に示すように、単板の1層基板12の全反射膜1
2aで覆われたピット形成面に、対物レンズ15でレー
ザ光を集光させた場合の、最長ランド部及び最長ピット
部の各反射光レベルI14H及びI14Lと同じで、0
層基板11の最短ランド部及び最短ピット部の各反射光
レベルI3H及びI3Lが、1層基板12の最短ランド
部及び最短ピット部の各反射光レベルI3H及びI3L
よりも、差Δだけ低くなっている。この場合、0層基板
11の反射光レベルの振幅特性は、1層基板12の反射
光レベルの振幅特性に比して、アシンメトリAが正側に
シフトするように、つまり深くなる。
【0033】このため、図6に示すように、ピット形成
面に半透明膜11aが付された0層基板11と、ピット
形成面に全反射膜12aが付された1層基板12とを透
明接着剤13で貼り合わせた2層構造の光ディスク14
を、0層基板11側から対物レンズ15を介してレーザ
光を集光させて、0層基板11及び1層基板12に記録
されている情報を選択的に読み取るようにした場合に
は、図7(a)に示すように、0層基板11の最長ラン
ド部,最長ピット部,最短ランド部及び最短ピット部の
各反射光レベルI14H,I14L,I3H及びI3L
と、同図(b)に示すように、1層基板12の最長ラン
ド部,最長ピット部,最短ランド部及び最短ピット部の
各反射光レベルI14H,I14L,I3H及びI3L
とが、それぞれ互いに等しくなり、0層基板11と1層
基板12との再生信号特性を等しくすることができる。
【0034】上記のように、0層基板11のピットの大
きさを、1層基板12のピットよりも大きくすることに
より、アシンメトリAの劣化を補正することができる。
0層基板11のピットの大きさを、1層基板12のピッ
トよりも大きくする手段としては、ピットの幅を変える
他に、図8及び図9に示すような手法がある。まず、図
8(a)は1層基板12に形成されたピット列を示し、
同図(b)は0層基板11に形成されたピット列を示し
いる。このピット列では、長さが3Tの最短ピット部
と、長さが14Tの最長ピット部とを示している。
【0035】そして、図8(a)に示す1層基板12に
形成されたピットの長さL1に比して、同図(b)に示
す0層基板11に形成されたピットの長さL0を長く設
定している。この場合、0層基板11と1層基板12と
の記録密度は同じである。この0層基板11のピットの
長さL0を通常よりも長く形成することも、図18に示
した製造工程において、レジスト11cに対する露光パ
ワーを大きくすることによって実現される。
【0036】また、図9(a)は1層基板12に形成さ
れたピット列を示し、同図(b)は0層基板11に形成
されたピット列を示しいる。このピット列では、長さが
3Tの最短ピット部と、長さが14Tの最長ピット部と
を示している。そして、図9(a)に示す1層基板12
に形成されたピットの幅W1及び長さL1に比して、同
図(b)に示す0層基板11に形成されたピットの幅W
0及び長さL0を大きく設定している。この場合も、0
層基板11と1層基板12との記録密度は同じである。
そして、この0層基板11のピットの幅W0及び長さL
0を通常よりも大きく形成することも、図18に示した
製造工程において、レジスト11cに対する露光パワー
を大きくすることによって実現される。
【0037】次に、この発明の第3の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図10(a)は1層
基板12に形成されたピット列を示し、同図(b)は0
層基板11に形成されたピット列を示している。このピ
ット列では、長さが3Tの最短ピット部と、長さが14
Tの最長ピット部とを示している。この場合、図10
(a)に示す1層基板12に形成されたピットの線密度
に比して、同図(b)に示す0層基板11に形成された
ピットの線密度を低く設定している。この0層基板11
のピットの線密度を通常よりも低く形成することは、図
18に示した製造工程において、露光原盤11bの露光
時において、記録情報の1ビットに対応する長さTを通
常よりも長くとるようにしてピット部を形成することに
よって実現される。
【0038】このようにすれば、図11(a)に示すよ
うに、貼り合わせる前の単板の0層基板11のピット形
成面(この場合は、半透明膜11aに代えてAlの全反
射膜11gで覆っている)に、対物レンズ15でレーザ
光を集光させた場合の、最長ランド部,最長ピット部及
び最短ランド部の各反射光レベルI14H,I14L及
びI3Hは、同図(b)に示すように、単板の1層基板
12の全反射膜12aで覆われたピット形成面に、対物
レンズ15でレーザ光を集光させた場合の、最長ランド
部,最長ピット部及び最短ランド部の各反射光レベルI
14H,I14L及びI3Hと同じで、0層基板11の
最短ピット部の反射光レベルI3Lが、1層基板12の
最短ピット部の反射光レベルI3Lよりも、差Δだけ低
くなっている。この場合、0層基板11の反射光レベル
の振幅特性は、1層基板12の反射光レベルの振幅特性
に比して、分解能Dが大きくなっている。
【0039】このため、図12に示すように、ピット形
成面に半透明膜11aが付された0層基板11と、ピッ
ト形成面に全反射膜12aが付された1層基板12と
を、透明接着剤13で貼り合わせた2層構造の光ディス
ク14を、0層基板11側から対物レンズ15を介して
レーザ光を集光させて、0層基板11及び1層基板12
に記録されている情報を選択的に読み取るようにした場
合、図13(a)に示すように、0層基板11の最長ラ
ンド部,最長ピット部,最短ランド部及び最短ピット部
の各反射光レベルI14H,I14L,I3H及びI3
Lと、同図(b)に示すように、1層基板12の最長ラ
ンド部,最長ピット部,最短ランド部及び最短ピット部
の各反射光レベルI14H,I14L,I3H及びI3
Lとが、それぞれ互いに等しくなり、0層基板11と1
層基板12との再生信号特性を等しくすることができ
る。
【0040】次に、この発明の第4の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図14(a)は1層
基板12に形成されたピット列を示し、同図(b)は0
層基板11に形成されたピット列を示している。このピ
ット列では、長さが3Tの最短ピット部と、長さが14
Tの最長ピット部とを示している。この場合、図14
(a)に示す1層基板12に形成されたピットの線密度
に比して、同図(b)に示す0層基板11に形成された
ピットの線密度を低く設定するとともに、図14(a)
に示す1層基板12に形成されたピットの幅W1に比し
て、同図(b)に示す0層基板11に形成されたピット
の幅W0を大きく設定している。
【0041】このように、0層基板11に形成されたピ
ットの線密度を通常よりも低く設定するとともに、0層
基板11に形成されたピットの幅W0を通常よりも大き
く設定することにより、分解能Dの劣化とアシンメトリ
Aの劣化とを両方補正することができるようになる。
【0042】すなわち、上記した第1乃至第3の実施の
形態では、0層基板11のピットの深さを深くすること
により、その反射光レベルの振幅特性の変調度Mの劣化
を補正する場合と、0層基板11のピットの大きさを大
きくすることにより、その反射光レベルの振幅特性のア
シンメトリAの劣化を補正する場合と、0層基板11の
ピットの線密度を低くすることにより、その反射光レベ
ルの振幅特性の分解能Dの劣化を補正する場合とについ
てそれぞれ説明したが、ピットの深さと、ピットの大き
さと、ピットの線密度との3種類の要素を、任意選択的
に組み合わせて併用させることによって、0層基板11
と1層基板12との再生信号特性を等しくするようにし
ても良いことはもちろんである。
【0043】図15は、上記した光ディスク14に対し
て画像データや音声データの記録再生を行なうための光
ディスクドライブ装置の一例を示している。すなわち、
光ディスク14は、前記ディスクモータ16によって回
転駆動されるようになっている。この光ディスク14の
信号記録面に対向して、光ヘッド装置24が配置されて
いる。
【0044】この光ヘッド装置24は、光ディスク14
の信号記録面に対してレーザ光を照射することにより、
光ディスク14へのデータの書き込み及び光ディスク1
4からのデータの読み取りを選択的に行なうもので、光
ディスク14の径方向に移動可能となるように支持され
ている。
【0045】ここで、まず、再生動作について説明す
る。上記光ヘッド装置24によって光ディスク14から
読み取られたデータは、変復調・エラー訂正処理部25
に供給される。この変復調・エラー訂正処理部25は、
トラックバッファメモリ26を用いて、光ヘッド装置2
4から入力されたデータに復調処理及びエラー訂正処理
を施している。
【0046】そして、この変復調・エラー訂正処理部2
5から出力されるデータのうち画像データは、MPEG
(Moving Picture Image Coding Experts Group )エン
コーダデコーダ27に供給される。このMPEGエンコ
ーダデコーダ27は、フレームメモリ28を用いて、変
復調・エラー訂正処理部25から供給される画像データ
にMPEGデコード処理を施している。
【0047】その後、このMPEGエンコーダデコーダ
27から得られる画像データは、ビデオエンコーダデコ
ーダ29に供給されてビデオデコード処理が施され、出
力端子30から取り出される。また、上記変復調・エラ
ー訂正処理部25から出力されるデータのうち音声デー
タは、オーディオエンコーダデコーダ31に供給されて
オーディオデコード処理が施され、出力端子32から取
り出される。
【0048】次に、記録動作について説明する。まず、
入力端子33に供給された画像データは、ビデオエンコ
ーダデコーダ29に供給されてビデオエンコード処理が
施された後、MPEGエンコーダデコーダ27に供給さ
れる。このMPEGエンコーダデコーダ27は、フレー
ムメモリ28を用いて、ビデオエンコーダデコーダ29
から供給される画像データにMPEGエンコード処理を
施している。
【0049】また、入力端子34に供給された音声デー
タは、オーディオエンコーダデコーダ31に供給されて
オーディオエンコード処理が施される。そして、上記M
PEGエンコーダデコーダ27から出力された画像デー
タと、オーディオエンコーダデコーダ31から出力され
た音声データとは、変復調・エラー訂正処理部25に供
給される。
【0050】この変復調・エラー訂正処理部25は、上
記トラックバッファメモリ26を用いることにより、入
力された画像データと音声データとに、記録のための変
調処理及びエラー訂正符号付加処理を施している。そし
て、この変復調・エラー訂正処理部25から出力された
データが、光ヘッド装置24を介して光ディスク14に
記録される。
【0051】また、上記ディスクモータ16,変復調・
エラー訂正処理部25,MPEGエンコーダデコーダ2
7,ビデオエンコーダデコーダ29及びオーディオエン
コーダデコーダ31は、MPU(Micro Processing Uni
t )35によって、その動作が制御されている。なお、
この発明は上記した各実施の形態に限定されるものでは
なく、この外その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して
実施することができる。
【0052】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
各層を構成する基板から略同一の再生信号特性を得るこ
とができるようにした極めて良好な光ディスク及びその
再生装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態を説明するために
示す図。
【図2】同第1の実施の形態における2層構造の光ディ
スクを示す図。
【図3】同光ディスクの各層における反射光レベルを説
明するために示す図。
【図4】この発明の第2の実施の形態を説明するために
示す図。
【図5】同第2の実施の形態における要部を説明するた
めに示す図。
【図6】同第2の実施の形態における2層構造の光ディ
スクを示す図。
【図7】同光ディスクの各層における反射光レベルを説
明するために示す図。
【図8】同第2の実施の形態における第1の変形例を説
明するために示す図。
【図9】同第2の実施の形態における第2の変形例を説
明するために示す図。
【図10】この発明の第3の実施の形態を説明するため
に示す図。
【図11】同第3の実施の形態における要部を説明する
ために示す図。
【図12】同第3の実施の形態における2層構造の光デ
ィスクを示す図。
【図13】同光ディスクの各層における反射光レベルを
説明するために示す図。
【図14】この発明の第4の実施の形態を説明するため
に示す図。
【図15】光ディスクに対してデータの記録再生を行な
うためのディスクドライブ装置の一例を示すブロック構
成図。
【図16】一般的な2層構造の光ディスクを説明するた
めに示す図。
【図17】同光ディスクの再生信号のジッタを測定する
測定系を示すブロック構成図。
【図18】同光ディスクの0層基板の製造工程を説明す
るために示す図。
【図19】同光ディスクの1層基板の製造工程を説明す
るために示す図。
【図20】同0層基板と1層基板とを貼り合わせた2層
構造の光ディスクを示す図。
【図21】同0層基板と1層基板とをそれぞれ単板で再
生した場合の反射光レベルを説明するために示す図。
【図22】同0層基板と1層基板とを貼り合わせた2層
構造の光ディスクの再生動作を説明するために示す図。
【図23】同光ディスクの各層における反射光レベルを
説明するために示す図。
【図24】同光ディスクの再生装置におけるイコライザ
回路の周波数特性の切り替えを説明するために示す図。
【符号の説明】
11…0層基板、 12…1層基板、 13…透明接着剤、 14…光ディスク、 15…対物レンズ、 16…ディスクモータ、 17…光学式ピックアップ、 18…前置増幅回路、 19…イコライザ回路、 20…データスライス回路、 21…出力端子、 22…PLL回路、 23…出力端子、 24…光ヘッド装置、 25…変復調・エラー訂正処理部、 26…トラックバッファメモリ、 27…MPEGエンコーダデコーダ、 28…フレームメモリ、 29…ビデオエンコーダデコーダ、 30…出力端子、 31…オーディオエンコーダデコーダ、 32…出力端子、 33,34…入力端子、 35…MPU。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれに情報が記録された複数の基板
    を積層してなるもので、その一方の面側から前記複数の
    基板の各情報記録面に対してそれぞれ選択的に光を集光
    させると、光の集光された前記基板からの反射光が前記
    一方の面側から得られる多層構造の光ディスクにおい
    て、光の集光されたいずれの前記基板からの反射光も、
    前記光ディスクの一方の面側から得られた状態で、その
    レベルが互いに略等しくなるように構成されたことを特
    徴とする光ディスク。
  2. 【請求項2】 前記複数の基板は、それぞれ、その情報
    記録面に形成されるピットの深さが、互いに異なるよう
    に構成されることを特徴とする請求項1記載の光ディス
    ク。
  3. 【請求項3】 前記基板の情報記録面に形成されるピッ
    トの深さは、前記光ディスクの一方の面側に近い基板ほ
    ど深くなるように構成されることを特徴とする請求項2
    記載の光ディスク。
  4. 【請求項4】 前記複数の基板は、それぞれ、その情報
    記録面に形成されるピットの大きさが、互いに異なるよ
    うに構成されることを特徴とする請求項1記載の光ディ
    スク。
  5. 【請求項5】 前記基板の情報記録面に形成されるピッ
    トの大きさは、前記光ディスクの一方の面側に近い基板
    ほど大きくなるように構成されることを特徴とする請求
    項4記載の光ディスク。
  6. 【請求項6】 前記複数の基板の各情報記録面に形成さ
    れるピットは、それぞれ、その幅が互いに異なるように
    構成されることを特徴とする請求項4記載の光ディス
    ク。
  7. 【請求項7】 前記複数の基板の各情報記録面に形成さ
    れるピットは、それぞれ、その長さが互いに異なるよう
    に構成されることを特徴とする請求項4記載の光ディス
    ク。
  8. 【請求項8】 前記複数の基板の各情報記録面に形成さ
    れるピットは、それぞれ、その幅と長さとが互いに異な
    るように構成されることを特徴とする請求項4記載の光
    ディスク。
  9. 【請求項9】 前記複数の基板は、それぞれ、その情報
    記録面に形成されるピットの線密度が、互いに異なるよ
    うに構成されることを特徴とする請求項1記載の光ディ
    スク。
  10. 【請求項10】 前記基板の情報記録面に形成されるピ
    ットの線密度は、前記光ディスクの一方の面側に近い基
    板ほど低くなるように構成されることを特徴とする請求
    項9記載の光ディスク。
  11. 【請求項11】 前記複数の基板は、それぞれ、その情
    報記録面に形成されるピットの線密度と大きさとが、互
    いに異なるように構成されることを特徴とする請求項1
    記載の光ディスク。
  12. 【請求項12】 前記複数の基板は、それぞれ、その情
    報記録面に形成されるピットの深さと大きさとが、互い
    に異なるように構成されることを特徴とする請求項1記
    載の光ディスク。
  13. 【請求項13】 前記複数の基板は、それぞれ、その情
    報記録面に形成されるピットの深さと線密度とが、互い
    に異なるように構成されることを特徴とする請求項1記
    載の光ディスク。
  14. 【請求項14】 前記複数の基板は、それぞれ、その情
    報記録面に形成されるピットの深さと大きさと線密度と
    が、互いに異なるように構成されることを特徴とする請
    求項1記載の光ディスク。
  15. 【請求項15】 請求項1記載の光ディスクを回転させ
    る駆動手段と、前記光ディスクの一方の面側から前記複
    数の基板の各情報記録面に対してそれぞれ選択的に光を
    集光させるとともに、光の集光された前記基板によって
    反射され前記光ディスクの一方の面側から得られる反射
    光を受光して再生信号に変換する光学式ピックアップと
    を具備してなることを特徴とする光ディスク再生装置。
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