JPH1138970A - 音楽制御装置および記憶媒体 - Google Patents

音楽制御装置および記憶媒体

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JPH1138970A
JPH1138970A JP9210066A JP21006697A JPH1138970A JP H1138970 A JPH1138970 A JP H1138970A JP 9210066 A JP9210066 A JP 9210066A JP 21006697 A JP21006697 A JP 21006697A JP H1138970 A JPH1138970 A JP H1138970A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 認識対象が多い場合も認識率が向上し、音楽
の表現力を向上可能な音楽制御装置。 【解決手段】 加速度センサで検出され、ノイズが除去
されたデジタル加速度信号は、ベクトル量子化部に供給
されて、加速度の絶対値から特徴量が抽出されてlab
elが出力される。HMM認識部では、labelの時
系列に基づき、隠れマルコフモデルを用いてユーザの指
揮動作を認識する。拍打生起可能性予測部は、総合判定
部58から出力された曲のテンポに基づき、ファジィ推
論により拍打生起可能性を予測し、拍打生起可能性分布
計算部57は、曲データに基づいて、ファジィ推論によ
り拍打生起可能性分布を計算し、総合判定部58で、認
識した指揮動作、予測された拍打生起可能性と計算され
た拍打生起可能性分布に基づき、ファジィ推論により最
終的に決定した指揮動作に基づき、MIDI再生部59
では、再生曲のテンポやダイナミクスを変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動演奏されてい
る音楽の所定の音楽要素を制御する音楽制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】指揮動作等の人の動作を判定して、自動
演奏されている音楽のテンポやダイナミクス等を制御す
る音楽制御装置は、従来より知られている。
【0003】かかる従来の音楽制御装置は、たとえば所
定のセンサ等を備えた指揮棒をユーザが振ることによっ
て得られた信号出力から、ユーザが指示した拍打タイミ
ングやダイナミクス等を判定し、その判定結果に基づい
て音楽制御を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の音楽制御装置では、認識対象が少ない場合における
動作の認識率は高いものの、たとえば、拍打のタイミン
グ、拍打の種類(3つ振りの2拍目等)、ダイナミクス
など、認識対象が多くなって様々な要素を認識して音楽
の表現力を向上させようとしたときには、ユーザが意図
したようには認識されないこともあった。
【0005】これは、人の動作は、同じ意図であって
も、その前後の脈略や、その人の個性によって異なり、
上記従来の音楽装置では、その点まで考慮していないか
らである。
【0006】本発明は、この点に着目してなされたもの
であり、認識対象が多い場合にも認識率を向上させ、こ
れにより、音楽の表現力をさらに向上させることが可能
な音楽制御装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の音楽制御装置は、人の動作を検出する動作
検出手段と、音楽を自動演奏する自動演奏手段と、該演
奏される音楽から所定の音楽要素を抽出する音楽要素抽
出手段と、該抽出された音楽要素および前記検出された
人の動作に基づいて、ファジィ推論により、前記検出さ
れた人の動作を判定するファジィ判定手段とを有するこ
とを特徴とする。
【0008】これにより、自動演奏される音楽から抽出
された音楽要素および検出された人の動作に基づいて、
ファジィ推論により、前記検出された人の動作が判定さ
れるので、認識対象が多い場合にも認識率が向上し、こ
れにより、音楽の表現力をさらに向上させることができ
る。
【0009】ここで、動作検出手段は、人の動作を検出
できるものであれば、どのようなものであってもよい。
たとえば、本発明の実施の形態により後述するように、
隠れマルコフモデルを用いた手法で検出してもよいし、
これに限らず、DPマッチング(dynamic programing m
atching)を用いた手法で検出してもよい。
【0010】音楽要素としては、たとえば演奏される音
楽のテンポや拍タイミング、音符位置などを挙げること
ができる。
【0011】ファジィ推論は、どのような種類のものを
使用してもよく、本発明の実施の形態では直接法と呼ば
れる手法を採用して説明している。また、その際定義さ
れるメンバシップ関数も、ある特定の関数に限られるも
のではない。
【0012】また、好ましくは、前記所定の音楽要素
は、当該演奏される音楽のテンポであり、該抽出された
テンポに基づいて、前記動作検出された時点における拍
打の生起可能性を予測する拍打生起可能性予測手段を有
し、前記ファジィ判定手段は、該予測された拍打生起可
能性に基づいて、当該人の動作を判定することを特徴と
する。
【0013】これにより、前記所定の音楽要素としてテ
ンポが抽出され、このテンポに基づいて、前記動作検出
手段により人の動作が検出された時点における拍打の生
起可能性が予測され、この予測された拍打生起可能性に
基づいて、当該人の動作がファジィ推論により判定され
るので、認識率をさらに向上させることができる。
【0014】さらに、好ましくは、前記所定の音楽要素
は、当該演奏される音楽の拍タイミングまたは音符の位
置であり、該抽出された拍タイミングまたは音符の位置
に基づいて、前記動作検出された時点における拍打の生
起可能性分布を演算する拍打生起可能性演算手段を有
し、前記ファジィ判定手段は、該演算された拍打生起可
能性分布に基づいて、当該人の動作を判定することを特
徴とする。
【0015】これにより、前記所定の音楽要素として拍
タイミングまたは音符の位置が抽出され、この拍タイミ
ングまたは音符の位置に基づいて、前記動作検出手段に
より人の動作が検出された時点における拍打の生起可能
性分布が演算され、この演算された拍打生起可能性分布
に基づいて、当該人の動作がファジィ推論により判定さ
れるので、認識率をさらに向上させることができる。
【0016】また、本発明の記憶媒体は、人の動作を検
出する動作検出モジュールと、音楽を自動演奏する自動
演奏モジュールと、該演奏される音楽から所定の音楽要
素を抽出する音楽要素抽出モジュールと、該抽出された
音楽要素および前記検出された人の動作に基づいて、フ
ァジィ推論により、前記検出された人の動作を判定する
ファジィ判定モジュールとを含むことを特徴とする。
【0017】これにより、上述の効果と同様な効果を得
ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0019】図1は、本発明の一実施の形態に係る音楽
制御装置の概略構成を示すブロック図である。
【0020】同図に示すように、本実施の形態の音楽制
御装置は、主として文字情報を入力するためのキーボー
ド1と、位置情報を入力するための、たとえばマウス等
のポインチングデバイス2と、ユーザの動作、すなわち
指揮棒30を振って行う指揮動作のうちx軸(水平)方
向の加速度を検出する加速度センサ31と、この指揮動
作のうちy軸(垂直)方向の加速度を検出する加速度セ
ンサ32と、キーボード1の各キーの押下状態を検出す
るキー検出回路3と、ポインチングデバイス2の操作状
態を検出する操作状態検出回路4と、加速度センサ31
からの電気的なアナログ加速度信号Axをデジタル加速
度信号Dxに変換するA/D変換回路(Analog-to-Digi
tal Converter)5と、加速度センサ32からの電気的
なアナログ加速度信号Ayをデジタル加速度信号Dyに
変換するA/D変換回路6と、装置全体の制御を司るC
PU7と、該CPU7が実行する制御プログラムやテー
ブルデータ等を記憶するROM8と、演奏データ、上記
加速度信号Dx,Dyを含む各種入力情報および演算結
果等を一時的に記憶するRAM9と、タイマ割込み処理
における割込み時間や各種時間を計時するタイマ10
と、各種情報等を表示する、たとえば大型液晶ディスプ
レイ(LCD)若しくはCRT(Cathode RayTube)デ
ィスプレイおよび発光ダイオード(LED)等を備えた
表示装置11と、記憶媒体であるフロッピディスク(F
D)40をドライブするフロッピディスクドライブ(F
DD)12と、前記制御プログラムを含む各種アプリケ
ーションプログラムや各種データ等を記憶するハードデ
ィスク(図示せず)をドライブするハードディスクドラ
イブ(HDD)13と、前記制御プログラムを含む各種
アプリケーションプログラムや各種データ等を記憶する
コンパクトディスク−リード・オンリ・メモリ(CD−
ROM)41をドライブするCD−ROMドライブ(C
D−ROMD)14と、外部からのMIDI(Musical
Instrument DigitalInterface)信号を入力したり、M
IDI信号として外部に出力したりするMIDIインタ
ーフェース(I/F)15と、通信ネットワーク101
を介して、たとえばサーバコンピュータ102とデータ
の送受信を行う通信インターフェース(I/F)16
と、たとえばCPU7により生成されたされた演奏デー
タ等を楽音信号に変換する音源回路17と、該音源回路
17からの楽音信号に各種効果を付与するための効果回
路18と、該効果回路18からの楽音信号を音響に変換
する、たとえば、DAC(Digital-to-Analog Converte
r)やアンプ、スピーカ等のサウンドシステム19とに
より構成されている。
【0021】上記構成要素3〜18は、バス20を介し
て相互に接続され、CPU7にはタイマ10が接続さ
れ、MIDII/F15には他のMIDI機器100が
接続され、通信I/F16には通信ネットワーク101
が接続され、音源回路17には効果回路18が接続さ
れ、効果回路18にはサウンドシステム19が接続され
ている。
【0022】また、加速度センサ31,32は、指揮棒
30の所定の位置に取り付けられ、その各出力側は、た
とえばケーブルを介して,それぞれA/D変換回路5,
6の入力側に接続されている。なお、加速度センサ3
1,32によって検出される加速度信号Ax,Ayを、
有線でA/D変換回路5,6に送信する代わりに、無線
で送信するようにしてもよい。
【0023】HDD13のハードディスクには、前述の
ように、CPU7が実行する制御プログラムも記憶で
き、ROM8に制御プログラムが記憶されていない場合
には、このハードディスクに制御プログラムを記憶させ
ておき、それをRAM9に読み込むことにより、ROM
8に制御プログラムを記憶している場合と同様の動作を
CPU7にさせることができる。このようにすると、制
御プログラムの追加やバージョンアップ等が容易に行え
る。
【0024】CD−ROMドライブ14のCD−ROM
41から読み出された制御プログラムや各種データは、
HDD13内のハードディスクにストアされる。これに
より、制御プログラムの新規インストールやバージョン
アップ等が容易に行える。なお、このCD−ROMドラ
イブ14以外にも、外部記憶装置として、光磁気ディス
ク(MO)装置等、様々な形態のメディアを利用するた
めの装置を設けるようにしてもよい。
【0025】通信I/F16は、上述のように、たとえ
ばLAN(Local Area Network)やインターネット、電
話回線等の通信ネットワーク101に接続されており、
該通信ネットワーク101を介して、サーバコンピュー
タ102に接続される。HDD13内のハードディスク
に上記各プログラムや各種パラメータが記憶されていな
い場合には、通信I/F16は、サーバコンピュータ1
02からプログラムやパラメータをダウンロードするた
めに用いられる。クライアントとなるコンピュータ(本
実施の形態では、音楽制御装置)は、通信I/F16お
よび通信ネットワーク101を介してサーバコンピュー
タ102へとプログラムやパラメータのダウンロードを
要求するコマンドを送信する。サーバコンピュータ10
2は、このコマンドを受け、要求されたプログラムやパ
ラメータを、通信ネットワーク101を介してコンピュ
ータへと配信し、コンピュータが通信I/F16を介し
て、これらプログラムやパラメータを受信してHDD1
3内のハードディスクに蓄積することにより、ダウンロ
ードが完了する。
【0026】この他、外部コンピュータ等との間で直接
データのやりとりを行うためのインターフェースを備え
てもよい。
【0027】図1から分かるように、本実施の形態の音
楽制御装置は、主として汎用のコンピュータを用いて構
成され、このコンピュータに、指揮棒30の加速度セン
サ31,32や音源部(音源回路7、効果回路8および
サウンドシステム19によって構成される)等のハード
ウェアが外付けされて構成されている。なお、本実施の
形態の音楽制御装置を構成する構成要素のうち、汎用コ
ンピュータに含まれるものはどれであるかは、使用する
コンピュータによって異なり、音源部まで含むコンピュ
ータもあるが、本実施の形態では、音源部は外付けハー
ドウェアとしている。
【0028】以上のように構成された音楽制御装置が実
行する制御処理を、以下、図2〜6を参照して説明す
る。
【0029】図2は、本実施の形態の音楽制御装置のう
ち、主として前記コンピュータが実行する制御処理を説
明するためのブロック図である。
【0030】図中、各ブロックは、制御処理全体を複数
個の機能に分割したときの各機能に相当するが、一部ハ
ードウェア(A/D変換回路5,6、音源部61および
サウンドシステム19)も混在している。
【0031】同図において、前記加速度センサ31から
出力されたアナログ加速度信号Axは、A/D変換回路
5に入力されてデジタル加速度信号Dxに変換され、バ
ンドパスフィルタ(BPF:Band Pass Filter)51に
より、デジタル加速度信号Dxに含まれるノイズ成分が
除去された後に、ベクトル量子化部53に入力される。
同様にして、前記加速度センサ32から出力されたアナ
ログ加速度信号Ayも、A/D変換回路6によりデジタ
ル加速度信号Dyに変換され、バンドパスフィルタ52
により、デジタル加速度信号Dyに含まれるノイズ成分
が除去された後に、ベクトル量子化部53に入力され
る。
【0032】ベクトル量子化部53は、まず、ノイズ成
分が除去された両デジタル加速度信号Dx′,Dy′か
ら、次式(1)により、加速度の絶対値(以下、「絶対
加速度」という)|D′|を算出し、前記RAM9の所
定領域(以下、「絶対加速度記憶領域」という)に記憶
する。この絶対加速度記憶領域には、絶対加速度|D′
|の時系列データが格納される。以下、この時系列デー
タで表される時間波形、すなわち、縦軸を絶対加速度値
に採り、横軸を時間軸に採ったときに生成される波形を
「絶対加速度時間波形」という。
【0033】
【数1】 次に、ベクトル量子化部53は、前記加速度信号Dx,
Dyおよび絶対加速度|D′|の特徴量を抽出し、ベク
トル量子化の手法を用いて、予め複数種類(本実施の形
態では32種類)のラベルに分類されたものの中から、
いずれかのラベルを選択する。ここで、特徴量とは、具
体的には次に示すものである。
【0034】すなわち、 1)指揮動作の局所的な強さやそのタイミング(絶対加
速度時間波形のローカルピーク) 2)指揮動作の方向(xy平面内、すなわちx軸を水平
方向の加速度値に採り、y軸方向を垂直方向の加速度値
に採ったときのxy平面内での絶対加速度|D′|が位
置する象限や、絶対加速度|D′|と原点Oとを結ぶ線
分の、x軸正方向からの角度) 3)指揮動作の滑らかさ(絶対加速度時間波形の高周波
成分や、xy平面内において、加速度軌跡が所定の短時
間に作る領域の面積) 4)指揮動作の一時停止の程度(絶対加速度時間波形の
谷の深さとその谷の底部の時間) 等である。
【0035】たとえば、「現在の状態が、『ローカルピ
ーク&指揮動作方向が角度α〜βの間』である場合に
は、ラベルは“1”」というように、複数の特徴量の所
定の組合わせからなる条件を満たしている場合に、ある
ラベルに決定される。
【0036】このようにして、ベクトル量子化部53
は、所定時間(たとえば10msec)毎に1つのラベ
ルlabel(前記32種類のラベルをそれぞれラベル
l1〜l32で表現すると、そのうちいずれかのラベルl
k)を生成してHMM認識部54に出力する。
【0037】HMM認識部54は、前記ベクトル量子化
部53と同様に、このラベルlabelをRAM9の所
定領域(以下、「ラベル記憶領域」という)に記憶す
る。すなわち、ラベル記憶領域には、ラベルlabel
の時系列データが格納される。このうち、最新の複数個
(R個)のラベルを集めて、ラベルの時系列{lr}を
生成する。
【0038】そして、HMM認識部54は、このラベル
の時系列{lr}の発生パターン、すなわち当該ラベル
の時系列に含まれる各ラベルlrの発生パターンの確率
的な性質が隠れマルコフモデル(HMM:Hidden Marko
v Models)と呼ばれる確率モデルによって表現されると
みなし、このHMMを構成する複数個のモデルの各モデ
ルMkに対して、それぞれ時系列{lr}が発生する確
率(以下、「尤度」という)Pr(L|Mk)を求め、
そのうち、尤度Pr(L|Mk)が最大となるモデルM
kを求め、このモデルMkが基準にする指揮動作を、目
的の指揮動作、すなわちユーザが現在行っている指揮動
作と認識する。ここで、Lは時系列{lr}を示してい
る。
【0039】以下、HMM認識部54が行うHMM認識
処理を、図3を参照して、さらに詳細に説明する。
【0040】図3に示すように、本実施の形態では、H
MMとして、たとえば離散的な5種類の状態(State)
Sj(1≦j≦5)のいずれかを採り、各状態Sjは右
に隣接する状態Sまたは自己の状態にのみ遷移する、い
わゆるLR(Left-to-Right)型5状態HMMを採用し
ている。
【0041】図中、pijは、状態Siから状態Sjに遷
移する確率を示し、qij(lk)は、状態Siから状態S
jに遷移するときに、ラベルlkを出力する確率を示し
ている。ここで、ラベルlkの“k”は、モデルMkの
“k”と同一文字を用いているが、同じものを意味して
はいない。
【0042】そして、指揮動作を複数種類(本実施の形
態では16種類)の動作状態(指揮棒30を三角形の各
辺に沿って振る(3つ振り)ときの各拍に対応する動作
や、上下に振る(2つ振り)ときの各拍に対応する動作
等)に分割して、該分割された各動作状態を前記各モデ
ルMkに対応付け、各モデルMk毎に、すなわち各動作
状態毎に、確率pijや確率qij(lk)等を予め学習して
おく。この学習値は、HMMデータベース(たとえば、
このデータベースは前記HDD13内のハードディスク
に構築される)55に格納される。なお、HMMデータ
ベース55には、この他に、前記モデルMkに関係する
情報等も格納される。
【0043】このようにして予め学習され設定された各
設定値を用いて、次式(2)により、各モデルMk毎
に、尤度Pr(L|Mk)を算出する。
【0044】
【数2】 ただし、i0〜irは状態Siの添字“i”を示し、本実
施の形態では、i0〜ir-1はそれぞれ1〜5までの範囲
を採る。Irは、{r:Srが最終状態}の集合を示
し、本実施の形態では最終状態はS5であるため、Ir
={5}である。したがって、ir=5である。さら
に、ri0は、初期状態がSi0である確率、具体的には、
1=1,ri=0(i=2,…,5)を示している。
【0045】各モデルMk毎に、尤度Pr(L|Mk)
が算出されると、HMM認識部54は、このようにして
算出した各モデルMkの尤度を総合判定部58に出力す
る。
【0046】すなわち、各モデルMkの尤度のうち、最
大尤度を与えるモデルMkを、その時点の指揮動作と認
識してもよいが、HMMによる認識のみでは誤認識する
可能性がある。このため、ここでは各モデルMkの尤度
を求めるのみにとどめ、最終的な動作の判定は総合判定
部58にまかせるようにしている。
【0047】なお、このHMM認識部54では、指揮動
作の特徴量に基づいて、ダイナミクスやアーティキュレ
ーションも認識するようになっている。
【0048】総合判定部58には、拍打生起可能性予測
部56からの出力および拍打生起可能性分布計算部57
からの出力も供給され、総合判定部58は、これらの出
力状態に基づいて、文字通り総合的な判定を行い、拍打
タイミングやダイナミクス等の音楽要素データ、すなわ
ちMIDI再生部59が再生している音楽を制御する音
楽要素データaを、MIDI再生部59に出力する。
【0049】この音楽要素データaのうち、演奏テンポ
データa1は、拍打生起可能性予測部56に供給され、
拍打生起可能性予測部56は、この演奏テンポデータa
1に基づいて、ファジィ推論(具体的には、直接法と呼
ばれるファジィ推論)により拍打生起可能性を予測す
る。
【0050】ここで、直接法とは、一般的に、次に示す
手順によりファジィ推論を行う手法である。
【0051】1)ファジィルールを記述する 2)1)のファジィルール中、変数となる言語をメンバ
シップ関数で表す 3)入力に対する各ファジィルールの推論結果を求める 4)各ルールの推論結果から最終的な推論結果を求める 拍打生起可能性予測部56は、この直接法を次のように
具体的に適用して、拍打生起可能性を求めている。
【0052】すなわち、1)については、if(前拍打タ
イミングからの演奏テンポに基づく経過時間が短い)th
en(拍打生起の可能性が低い)というファジィルールを
採用する。
【0053】2)については、前件部、すなわち上記フ
ァジィルール中、「前拍打タイミングからの演奏テンポ
に基づく経過時間が短い」の部分に対して、図4(a)
に示すメンバシップ関数を定義し、後件部、すなわち上
記ファジィルール中、「拍打生起の可能性が低い」の部
分に対して、図4(b)に示すメンバシップ関数を定義
する。
【0054】3)については、前記入力された演奏テン
ポデータa1に基づいて、前拍打からの演奏テンポに基
づく経過時間を算出し(たとえば、現在のテンポを所定
の基準テンポに換算したときの時間を算出する)、上記
図4(a)のメンバシップ関数を用いて、その算出され
た経過時間に対するグレードを求める。
【0055】ファジィルールの前件部が、“and”で
結ばれた複数個の要素から成り立っているときには、各
メンバシップ関数からそれぞれ得られたグレードの最小
値(これを、「適合度」という)を求める(この演算
を、「“min”演算」という)。
【0056】しかし、拍打生起可能性予測部56では、
ファジィルールの前件部は、1つの要素によって構成さ
れているため、上記経過時間に対して求められたグレー
ドが適合度に相当する。
【0057】たとえば経過時間がt1のときには、図4
(a)に示すように、グレードはg1と求められるの
で、適合度はg1となる。
【0058】そして、後件部のメンバシップ関数、すな
わち図4(b)のメンバシップ関数の、上記求められた
適合度より上の部分をカットしたものが、1)のファジ
ィルールの推論結果となる。たとえば、適合度がg1で
あるとすると、図4(b)の領域R1で示される部分が
求める推論結果となる。
【0059】4)については、1)のファジィルールが
複数種類定義されているときには、各ルールの個数だけ
3)の推論結果が得られるので、その推論結果、すなわ
ち上記領域R1のような複数個の領域を重ね合わせる
(この演算を、“max”演算という)。このように重
ね合わせて生成された領域の重心を求め、その重心から
垂線を延ばし、その足の値が最終的な推論結果となる。
これを、重心法という。
【0060】たとえば、図4(b)で、領域R1の重心
はG1と求められ、この重心G1に対応する生起確率は
p1と求められる。このとき、生起確率p1は、制御に
用いられる数値であるため、同時に非ファジィ化(Defu
zzify)もなされている。
【0061】拍打生起可能性予測部56は、このように
して求められた生起確率を、拍打生起可能性として、前
記総合判定部58に出力する。
【0062】拍打生起可能性分布計算部57には、MI
DIデータベース(たとえば、このデータベースは前記
HDD13内のハードディスクに構築される)60から
MIDI再生部59に供給されるMIDIデータが供給
され、拍打生起可能性分布計算部57は、図5に示すよ
うなメンバシップ関数を定義し、供給されたMIDIデ
ータと、このメンバシップ関数を用いてファジィ推論に
より、MIDIデータ上の拍打生起可能性分布を計算し
て出力する。
【0063】具体的には、ファジィルールとして、if
(演奏中の箇所がMIDIデータの拍や音符に近い)th
en(拍打入力がそれに相当する可能性が高い)というル
ールを採用し、メンバシップ関数として、図5(a)の
メンバシップ関数を定義した。図5(a)に示すよう
に、各メンバシップ関数は、MIDIデータの拍タイミ
ングでグレードが最大値を採るように定義される。一
方、MIDIデータには、拍打位置を示す情報は含まれ
ていないため、拍タイミングで拍打が発生する可能性が
高いとみなして、MIDIデータに基づき、拍タイミン
グでグレードが最大値を採るように、各メンバシップ関
数を定義する。なお、拍タイミング以外の位置に、拍打
位置を設定したいときには、図5(b)に示すように、
ユーザがマニュアルでメンバシップ関数を設定するよう
にすればよい。
【0064】このようにして、ファジィルールおよび各
メンバシップ関数が定義されると、その後のファジィ推
論は、上述した拍打生起可能性予測部56でのファジィ
推論と同様であるので、その説明は省略する。
【0065】拍打生起可能性分布計算部57は、算出さ
れた拍打生起可能性を、総合判定部58に出力する。
【0066】総合判定部58は、前記HMM認識部54
からの各モデルMkの尤度、拍打生起可能性予測部56
からの拍打生起可能性、および拍打生起可能性分布計算
部57からの拍打生起可能性分布に基づいて、ファジィ
推論により、指揮動作を総合的に判定する。
【0067】具体的には、ファジィルールとして、if
(HMM認識部54において、Nつ振りのn個目に相当
するHMMの尤度が高い)and(拍打生起可能性予測部
56において、拍打生起可能性が高い)and(拍打生起
可能性分布計算部57において、演奏中の箇所がN拍子
のn拍目に近い)then(拍打入力が、Nつ振りのn個目
の可能性が高い)というルールを採用し、そのメンバシ
ップ関数として、それぞれ図6(a)〜(d)に示すメ
ンバシップ関数(図示例は、N=3,n=2の場合を示
している)を採用している。
【0068】その後のファジィ推論方法は、上述した拍
打生起可能性予測部56の方法と同様であるため、その
説明を省略する。
【0069】なお、演奏テンポは、各拍打タイミングの
間隔をもとに算出することができる。
【0070】このようにして、総合判定部58は、入力
された情報に基づいてファジィ推論を行って、HMM認
識部54により認識された指揮動作の認識率をさらに向
上させ、その判定結果、すなわち前記音楽要素データa
(演奏テンポ、拍打タイミング、拍打種類、ダイナミク
ス、アーティキュレーションなど)をMIDI再生部5
9に出力する。
【0071】MIDI再生部59は、前記MIDIデー
タベース60から供給されたMIDIデータに基づい
て、ノートオン/オフイベントが発生するタイミングを
決定し、この決定されたタイミングで、当該ノートオン
/オフが発生するような情報を音源部61に送出する、
すなわちMIDIデータを再生するとともに、総合判定
部58からの音楽要素データaに応じて、再生中のMI
DIデータの、対応する音楽要素を変更する。具体的に
は、音楽要素データが拍打タイミングのときには、その
タイミングおよびその拍打種類に一致するように再生中
のMIDIデータの拍タイミングまたは音符位置を変更
し、また、音楽要素データがダイナミクスのときには、
そのダイナミクスに一致するように再生中のMIDIデ
ータのダイナミクス(ベロシティやボリューム)を変更
する。
【0072】また、音楽要素データが演奏テンポのとき
には、MIDIデータを再生する際のテンポが変更され
る。また、音楽要素データがアーティキュレーションの
ときには、再生中のMIDIデータのゲートタイム長を
変更する。
【0073】MIDI再生部59は、この変更後のMI
DIデータを音源部61に出力し、これを受けて、音源
部61は、MIDIデータから楽音信号を生成して、前
記サウンドシステム19に出力する。
【0074】サウンドシステム19は、前述のように、
生成された楽音信号を音響に変換する。
【0075】このように、本実施の形態では、HMM認
識部54で認識された指揮動作を、拍打生起可能性予測
部56で予測された拍打生起可能性および拍打生起可能
性分布計算部57で算出された拍打生起可能性分布に基
づいて、ファジィ推論により総合的に判定して、最終的
な指揮動作を決定するようにしたので、指揮動作の認識
率をより向上させることができる。
【0076】なお、本実施の形態では、総合判定部58
は、拍打生起可能性予測部56で予測された拍打生起可
能性および拍打生起可能性分布計算部57で算出された
拍打生起可能性分布の両者を用いて、指揮動作を総合的
に判定するようにしたが、いずれか一方のみを用いて判
定するようにしてもよい。つまり、HMM認識部54で
認識された指揮動作の認識率を向上させるための情報が
少なくとも一つ以上あり、その情報を用いてファジィ推
論を行うことができる構成であればよい。
【0077】また、上記実施の形態中で説明したファジ
ィルールおよびメンバシップ関数はあくまでも例示に過
ぎず、これに限られるものではないことは、いうまでも
ない。たとえば、ダイナミクスやアーティキュレーショ
ンの認識用のファジィルールを定義し、これらの認識に
もファジィ推論を適用してもよい。
【0078】なお、本実施の形態では、指揮動作をHM
Mによって認識するようにしたが、これに限る必要はな
い。
【0079】また、本実施の形態では、指揮棒30に加
速度センサ31,32を設け、これから得られる加速度
に応じて指揮動作を検出するようにしたが、これに限ら
ず、たとえば、角速度センサ(ジャイロセンサ)、磁気
や光を利用したセンサを用いて検出された信号に応じて
指揮動作を検出するようにしてもよく、また手や指に直
接センサを装着するようにしてもよい。
【0080】さらに、本実施の形態では、主として汎用
コンピュータを用いて音楽制御装置を構成したが、これ
に限らず、専用の機器により構成してもよい。
【0081】なお、上述した各実施の形態の機能を実現
するソフトウェアのプログラムを記録した記憶媒体を、
システムまたは装置に供給し、そのシステムまたは装置
のコンピュータ(またはCPU7やMPU)が記憶媒体
に格納されたプログラムを読出し実行することによって
も、本発明の目的が達成されることは云うまでもない。
【0082】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラム自体が本発明の新規な機能を実現することになり、
そのプログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成する
ことになる。
【0083】プログラムを供給するための記憶媒体とし
ては、たとえば、前記HDD13のハードディスク、C
D−ROM41,MO,MD,フロッピーディスク4
0、CD−R(CD- Recordable)、磁気テープ、不揮発
性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
また、他のMIDI機器100や通信ネットワーク10
1を介してサーバコンピュータ102からプログラムが
供給されるようにしてもよい。
【0084】また、コンピュータが読出したプログラム
を実行することにより、上述した各実施の形態の機能が
実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づ
き、コンピュータ上で稼働しているOSなどが実際の処
理の一部または全部を行い、その処理によって上述した
実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは云
うまでもない。
【0085】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコン
ピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリ
に書込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、その
機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU7な
どが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によ
って上述した各実施の形態の機能が実現される場合も含
まれることは云うまでもない。
【0086】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に依れば、
自動演奏される音楽から抽出された音楽要素および検出
された人の動作に基づいて、ファジィ推論により、前記
検出された人の動作が判定されるので、認識対象が多い
場合にも認識率が向上し、これにより、音楽の表現力を
さらに向上させることが可能となる効果を奏する。
【0087】また、好ましくは、前記所定の音楽要素と
してテンポが抽出され、このテンポに基づいて、前記動
作検出手段により人の動作が検出された時点における拍
打の生起可能性が予測され、この予測された拍打生起可
能性に基づいて、当該人の動作がファジィ推論により判
定されるので、認識率をさらに向上させることができ
る。
【0088】さらに、好ましくは、前記所定の音楽要素
として拍タイミングまたは音符の位置が抽出され、この
拍タイミングまたは音符の位置に基づいて、前記動作検
出手段により人の動作が検出された時点における拍打の
生起可能性分布が演算され、この演算された拍打生起可
能性分布に基づいて、当該人の動作がファジィ推論によ
り判定されるので、認識率をさらに向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る音楽制御装置の概
略構成を示すブロック図である。
【図2】図1の音楽制御装置のうち、主としてコンピュ
ータが実行する制御処理を説明するためのブロック図で
ある。
【図3】図2のベクトル量子化部が行うHMM認識処理
を詳細に説明するための図である。
【図4】図2の拍打生起可能性予測部がファジィ推論を
行うときに用いられるメンバシップ関数の一例を示す図
である。
【図5】図2の拍打生起可能性分布計算部がファジィ推
論を行うときに用いられるメンバシップ関数の一例を示
す図である。
【図6】図2の総合判定部がファジィ推論を行うときに
用いられるメンバシップ関数の一例を示す図である。
【符号の説明】
7 CPU(動作検出手段、自動演奏手段、音楽要素抽
出手段) 31 加速度センサ(動作検出手段) 32 加速度センサ(動作検出手段) 53 ベクトル量子化部(動作検出手段) 54 HMM認識部(動作検出手段) 55 HMMデータベース(動作検出手段) 56 拍打生起可能性予測部(音楽要素抽出手段) 57 拍打生起可能性分布計算部(音楽要素抽出手段) 58 総合判定部(ファジィ判定手段) 59 MIDI再生部(自動演奏手段) 60 MIDIデータベース(自動演奏手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人の動作を検出する動作検出手段と、 音楽を自動演奏する自動演奏手段と、 該演奏される音楽から所定の音楽要素を抽出する音楽要
    素抽出手段と、 該抽出された音楽要素および前記検出された人の動作に
    基づいて、ファジィ推論により、前記検出された人の動
    作を判定するファジィ判定手段とを有することを特徴と
    する音楽制御装置。
  2. 【請求項2】 前記所定の音楽要素は、当該演奏される
    音楽のテンポであり、 該抽出されたテンポに基づいて、前記動作検出された時
    点における拍打の生起可能性を予測する拍打生起可能性
    予測手段を有し、 前記ファジィ判定手段は、該予測された拍打生起可能性
    に基づいて、当該人の動作を判定することを特徴とする
    請求項1記載の音楽制御装置。
  3. 【請求項3】 前記所定の音楽要素は、当該演奏される
    音楽の拍タイミングまたは音符の位置であり、 該抽出された拍タイミングまたは音符の位置に基づい
    て、前記動作検出された時点における拍打の生起可能性
    分布を演算する拍打生起可能性演算手段を有し、 前記ファジィ判定手段は、該演算された拍打生起可能性
    分布に基づいて、当該人の動作を判定することを特徴と
    する請求項1記載の音楽制御装置。
  4. 【請求項4】 人の動作を検出する動作検出モジュール
    と、 音楽を自動演奏する自動演奏モジュールと、 該演奏される音楽から所定の音楽要素を抽出する音楽要
    素抽出モジュールと、 該抽出された音楽要素および前記検出された人の動作に
    基づいて、ファジィ推論により、前記検出された人の動
    作を判定するファジィ判定モジュールとを含む、コンピ
    ュータが実現できるプログラムを格納した記憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003015648A (ja) * 2001-06-28 2003-01-17 Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd 電子楽音発生装置及び自動演奏方法
DE102006014507A1 (de) * 2006-03-19 2007-09-20 Technische Universität Dresden Verfahren und Vorrichtung zur Klassifikation und Beurteilung von Musikinstrumenten
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CN100448312C (zh) * 2004-08-27 2008-12-31 三星电子株式会社 用于控制移动通信终端中的音乐播放的装置和方法

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