JPH1138878A - 警報機能付きシール - Google Patents
警報機能付きシールInfo
- Publication number
- JPH1138878A JPH1138878A JP20849397A JP20849397A JPH1138878A JP H1138878 A JPH1138878 A JP H1138878A JP 20849397 A JP20849397 A JP 20849397A JP 20849397 A JP20849397 A JP 20849397A JP H1138878 A JPH1138878 A JP H1138878A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seal
- layer
- alarm
- mount
- adhesive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 滑り止めシールあるいは注意シールにおける
使用中に磨耗・損傷（紛失）等その機能が損なわれた場
合の兆候を発見しその度合いを知る手段をもった警報機
能付シールを提供する。 【構成】 アルミニュウムあるいは合成樹脂製の台紙
と、台紙上面に露出時には警報機能を持った警報層と、
警報層上面に硬質の粒子を含んだ硬化材を塗布すること
により形成される滑り止め効果をもった表層と、当該台
紙の下面に接着剤を塗布した接着層とから構成する。ま
たは、アルミニュウムあるいは合成樹脂製の台紙の下面
に接着剤を塗布した接着層を有する注意シールと、当該
注意シールの下面に前記注意シールの接着剤よりも強力
な接着剤を塗布した警報用シールとから構成する。
使用中に磨耗・損傷（紛失）等その機能が損なわれた場
合の兆候を発見しその度合いを知る手段をもった警報機
能付シールを提供する。 【構成】 アルミニュウムあるいは合成樹脂製の台紙
と、台紙上面に露出時には警報機能を持った警報層と、
警報層上面に硬質の粒子を含んだ硬化材を塗布すること
により形成される滑り止め効果をもった表層と、当該台
紙の下面に接着剤を塗布した接着層とから構成する。ま
たは、アルミニュウムあるいは合成樹脂製の台紙の下面
に接着剤を塗布した接着層を有する注意シールと、当該
注意シールの下面に前記注意シールの接着剤よりも強力
な接着剤を塗布した警報用シールとから構成する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、建設機械等のカバ
ー、ステップ等に貼られる滑り止めシール、あるいは注
意シールに関する。
ー、ステップ等に貼られる滑り止めシール、あるいは注
意シールに関する。
【０００２】
【従来の技術】図５は建設機械に滑り止めシールが使用
された例として、ラフテレーンクレーンの車両部フェン
ダー１に滑り止めシールが貼付された状態を示してい
る。このように、車両部フェンダー等作業者がその上に
乗ることのある場所には、安全のため滑り止めシールが
使用されることが多い。
された例として、ラフテレーンクレーンの車両部フェン
ダー１に滑り止めシールが貼付された状態を示してい
る。このように、車両部フェンダー等作業者がその上に
乗ることのある場所には、安全のため滑り止めシールが
使用されることが多い。
【０００３】図３は前記滑り止めシール１０の構造を層
状に分割して表現したものである。１１は滑り止めシー
ル１０の表面の、硬質の粒子を含んだ硬化材が塗布され
滑り止め効果をもった表層である。１２はアルミニュウ
ムあるいは合成樹脂製の台紙である。１３は接着剤から
なる接着層である。表層１１と台紙１２と接着層１３か
らなる滑り止めシールは所定のサイズのシートとして製
作される。フェンダー等への貼り付けにあたっては、必
要な大きさに切断されてから使用されている。
状に分割して表現したものである。１１は滑り止めシー
ル１０の表面の、硬質の粒子を含んだ硬化材が塗布され
滑り止め効果をもった表層である。１２はアルミニュウ
ムあるいは合成樹脂製の台紙である。１３は接着剤から
なる接着層である。表層１１と台紙１２と接着層１３か
らなる滑り止めシールは所定のサイズのシートとして製
作される。フェンダー等への貼り付けにあたっては、必
要な大きさに切断されてから使用されている。
【０００４】図４は建設機械等に貼付される注意シール
２０の構造を層状に分割して表現したものである。２１
は注意内容が印刷される台紙である。台紙２１はアルミ
ニュウムあるいは合成樹脂により構成されることが多
く、薄いシート状に製作されている。２２は接着剤から
なる接着層である。
２０の構造を層状に分割して表現したものである。２１
は注意内容が印刷される台紙である。台紙２１はアルミ
ニュウムあるいは合成樹脂により構成されることが多
く、薄いシート状に製作されている。２２は接着剤から
なる接着層である。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の上記の
滑り止めシールあるいは注意シールの場合には、その使
用中に磨耗・損傷（紛失）等その機能が損なわれた場合
の対策としては、それらを交換するのが普通のやり方で
あった。しかしながら、その兆候を発見する手段は、お
のおのの使用状況を見るしかなく、事前にその度合いを
知る手段は無かった。
滑り止めシールあるいは注意シールの場合には、その使
用中に磨耗・損傷（紛失）等その機能が損なわれた場合
の対策としては、それらを交換するのが普通のやり方で
あった。しかしながら、その兆候を発見する手段は、お
のおのの使用状況を見るしかなく、事前にその度合いを
知る手段は無かった。
【０００６】また、従来の上記の滑り止めシールあるい
は注意シールの場合には、その使用中に剥離が発生した
ら、その貼付の有無、存在そのものを確認する方法も講
じられていなかった。そのため、これら種々のシールの
重要性を喚起し、それらの貼付の必要性を周知、確認さ
せるための手段は、取扱説明書か、他のシールによるし
かなかった。
は注意シールの場合には、その使用中に剥離が発生した
ら、その貼付の有無、存在そのものを確認する方法も講
じられていなかった。そのため、これら種々のシールの
重要性を喚起し、それらの貼付の必要性を周知、確認さ
せるための手段は、取扱説明書か、他のシールによるし
かなかった。
【０００７】本発明は、以上のような事情に基づいてな
されたものであり、滑り止めシールの剥がれ、磨耗の度
合いの識別の手段と注意シールの貼付の必要性を周知・
確認する手段を提供しようとするものである。
されたものであり、滑り止めシールの剥がれ、磨耗の度
合いの識別の手段と注意シールの貼付の必要性を周知・
確認する手段を提供しようとするものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本願の請求項の発明は、
上記の目的を達成するために、次のような課題解決手段
を備えて構成されている。
上記の目的を達成するために、次のような課題解決手段
を備えて構成されている。
【０００９】すなわち、請求項１の発明の警報機能付き
滑り止めシールは、アルミニュウムあるいは合成樹脂製
の台紙と、台紙上面に露出時には警報機能を持った警報
層と、警報層上面に硬質の粒子を含んだ硬化材を塗布す
ることにより形成される滑り止め効果をもった表層と、
当該台紙の下面に接着剤を塗布した接着層とから構成さ
れ、請求項２の発明の警報機能付き注意シールは、アル
ミニュウムあるいは合成樹脂製の台紙の下面に接着剤を
塗布した接着層を有する注意シールと、当該注意シール
の下面に前記注意シールの接着剤よりも強力な接着剤を
塗布した警報用シールとから構成される。
滑り止めシールは、アルミニュウムあるいは合成樹脂製
の台紙と、台紙上面に露出時には警報機能を持った警報
層と、警報層上面に硬質の粒子を含んだ硬化材を塗布す
ることにより形成される滑り止め効果をもった表層と、
当該台紙の下面に接着剤を塗布した接着層とから構成さ
れ、請求項２の発明の警報機能付き注意シールは、アル
ミニュウムあるいは合成樹脂製の台紙の下面に接着剤を
塗布した接着層を有する注意シールと、当該注意シール
の下面に前記注意シールの接着剤よりも強力な接着剤を
塗布した警報用シールとから構成される。
【００１０】以上のような構成を採用することにより、
滑り止めシールの剥がれ、磨耗の度合いの識別とシール
の貼付の必要性を周知・確認することができるのであ
る。
滑り止めシールの剥がれ、磨耗の度合いの識別とシール
の貼付の必要性を周知・確認することができるのであ
る。
【００１１】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を説明するに
あたって、従来の技術で図３および図４に図示し説明し
た滑り止めシールおよび注意シールを例に以下に説明す
る。従って本発明と従来のものと共通する部分について
は、同符号を用い詳細な説明を略して、以下の本発明の
実施の形態を説明する。
あたって、従来の技術で図３および図４に図示し説明し
た滑り止めシールおよび注意シールを例に以下に説明す
る。従って本発明と従来のものと共通する部分について
は、同符号を用い詳細な説明を略して、以下の本発明の
実施の形態を説明する。
【００１２】図１は、本発明の実施の形態に係る滑り止
めシールの構造を層状に分割して表現したものである。
１０ａは、警報機能付きの滑り止めシールである。１４
は赤色塗料あるいは蛍光塗料からなる警報層である。滑
り止め剤の下塗装に赤色または蛍光塗料を塗布すること
により、滑り止め層が磨耗した場合にこれらが露出した
状況から、容易にその程度を知ることができるのであ
る。
めシールの構造を層状に分割して表現したものである。
１０ａは、警報機能付きの滑り止めシールである。１４
は赤色塗料あるいは蛍光塗料からなる警報層である。滑
り止め剤の下塗装に赤色または蛍光塗料を塗布すること
により、滑り止め層が磨耗した場合にこれらが露出した
状況から、容易にその程度を知ることができるのであ
る。
【００１３】また、１４の警報層は識別のマークまたは
語句、記号を台紙１２上面に印刷することにより構成し
てもよい。その場合にも、滑り止め層が磨耗した場合に
これらが露出した状況から、容易にその程度を知ること
ができるのである。
語句、記号を台紙１２上面に印刷することにより構成し
てもよい。その場合にも、滑り止め層が磨耗した場合に
これらが露出した状況から、容易にその程度を知ること
ができるのである。
【００１４】図２は、警報機能付きの注意シールであ
る。３０は上部の注意シール２０ａよりも小さい面積の
警報用シールである。警報用シール３０には上部の注意
シールの重要性を喚起し、それらの貼付の必要性を周知
確認させることができる、語句あるいはマーク等が描か
れている。３２は上部の注意シールの接着層２２よりも
強力な接着力を持った接着層である。上部注意シール２
０ａが剥がれた時にも、下部警報用シール３０は接着面
５０に剥がれずに残るのである。これにより、たとえ上
部注意シール２０ａが剥がれたときにも、下部警報用シ
ール３０が上部注意シール２０ａの重要性を喚起し、そ
れらの貼付の必要性を周知確認させることができるので
ある。
る。３０は上部の注意シール２０ａよりも小さい面積の
警報用シールである。警報用シール３０には上部の注意
シールの重要性を喚起し、それらの貼付の必要性を周知
確認させることができる、語句あるいはマーク等が描か
れている。３２は上部の注意シールの接着層２２よりも
強力な接着力を持った接着層である。上部注意シール２
０ａが剥がれた時にも、下部警報用シール３０は接着面
５０に剥がれずに残るのである。これにより、たとえ上
部注意シール２０ａが剥がれたときにも、下部警報用シ
ール３０が上部注意シール２０ａの重要性を喚起し、そ
れらの貼付の必要性を周知確認させることができるので
ある。
【００１５】また、下部警報用シール３１の代わりに接
着面５０に直接注意シールの重要性を喚起し、それらの
貼付の必要性を周知確認させることができる、語句ある
いはマーク等を描くようにしてもよい。その場合にも注
意シール２１が剥がれたときに、接着面に描かれた語句
あるいはマーク等が注意シールの重要性を喚起し、それ
らの貼付の必要性を周知確認させることができるのであ
る。
着面５０に直接注意シールの重要性を喚起し、それらの
貼付の必要性を周知確認させることができる、語句ある
いはマーク等を描くようにしてもよい。その場合にも注
意シール２１が剥がれたときに、接着面に描かれた語句
あるいはマーク等が注意シールの重要性を喚起し、それ
らの貼付の必要性を周知確認させることができるのであ
る。
【００１６】
【発明の効果】以上の如く構成し作用するものであるか
ら、本願発明の警報機能付シールでは従来の滑り止めシ
ールあるいは注意シールの基本構成に、警報層あるいは
警報用シールを追加するといった簡単な構成で警報機能
を持たせることができるのである。
ら、本願発明の警報機能付シールでは従来の滑り止めシ
ールあるいは注意シールの基本構成に、警報層あるいは
警報用シールを追加するといった簡単な構成で警報機能
を持たせることができるのである。
【００１７】また、それにより滑り止めシールの磨耗や
滑り止め剤の使用限界を知ることができ、滑り止めシー
ルの損傷を知ることができるのである。注意シールにお
いてはその剥離、貼り忘れを知ることができるのであ
る。
滑り止め剤の使用限界を知ることができ、滑り止めシー
ルの損傷を知ることができるのである。注意シールにお
いてはその剥離、貼り忘れを知ることができるのであ
る。
【図１】本願の請求項１の発明に係る警報機能付の滑り
止めシール構造を層状に分割して表現した図である。
止めシール構造を層状に分割して表現した図である。
【図２】本願の請求項２の発明に係る警報機能付の注意
シール構造を層状に分割して表現した図である。
シール構造を層状に分割して表現した図である。
【図３】従来の滑り止めシール構造を層状に分割して表
現した図である。
現した図である。
【図４】従来の注意シール構造を層状に分割して表現し
た図である。
た図である。
【図５】ラフテレーンクレーンの車両部フェンダーに滑
り止めシールが貼付された状態を示している図である。
り止めシールが貼付された状態を示している図である。
１０ 滑り止めシール １０ａ 警報機能付滑り止めシール １１ 表層 １２ 台紙 １３ 接着層 １４ 警報層 ２０ 注意シール ２０ａ 警報機能付注意シール ２１ 台紙 ２２ 接着層 ３０ 警報用シール ３１ 台紙 ３２ 接着層 ５０ 接着面
Claims (2)
- 【請求項１】 アルミニュウムあるいは合成樹脂製の台
紙と、台紙上面に露出時には警報機能を持った警報層
と、警報層上面に硬質の粒子を含んだ硬化材を塗布する
ことにより形成される滑り止め効果をもった表層と、当
該台紙の下面に接着剤を塗布した接着層とから構成され
る警報機能付き滑り止めシール - 【請求項２】 アルミニュウムあるいは合成樹脂製の台
紙の下面に接着剤を塗布した接着層を有する注意シール
と、当該注意シールの下面に前記注意シールの接着剤よ
りも強力な接着剤を塗布した警報用シールとから構成さ
れる警報機能付注意シール
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20849397A JPH1138878A (ja) | 1997-07-16 | 1997-07-16 | 警報機能付きシール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20849397A JPH1138878A (ja) | 1997-07-16 | 1997-07-16 | 警報機能付きシール |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1138878A true JPH1138878A (ja) | 1999-02-12 |
Family
ID=16557079
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20849397A Pending JPH1138878A (ja) | 1997-07-16 | 1997-07-16 | 警報機能付きシール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1138878A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014125873A (ja) * | 2012-12-27 | 2014-07-07 | Shimizu Corp | メンテナンスサインを備えた防水床構造、及びその施工方法 |
| JP2016151126A (ja) * | 2015-02-17 | 2016-08-22 | 株式会社ダイフレックス | 防滑床および駐車場、ならびに防滑床の施工方法 |
| JP2017203370A (ja) * | 2017-07-12 | 2017-11-16 | 株式会社ダイフレックス | 防滑床および駐車場 |
| JP2018076769A (ja) * | 2017-12-18 | 2018-05-17 | 清水建設株式会社 | メンテナンスサインを備えた防水床構造 |
-
1997
- 1997-07-16 JP JP20849397A patent/JPH1138878A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014125873A (ja) * | 2012-12-27 | 2014-07-07 | Shimizu Corp | メンテナンスサインを備えた防水床構造、及びその施工方法 |
| JP2016151126A (ja) * | 2015-02-17 | 2016-08-22 | 株式会社ダイフレックス | 防滑床および駐車場、ならびに防滑床の施工方法 |
| JP2017203370A (ja) * | 2017-07-12 | 2017-11-16 | 株式会社ダイフレックス | 防滑床および駐車場 |
| JP2018076769A (ja) * | 2017-12-18 | 2018-05-17 | 清水建設株式会社 | メンテナンスサインを備えた防水床構造 |
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