JPH11353246A - ファイル管理方法、ファイル管理装置及びファイル管理方法を記録した記録媒体 - Google Patents

ファイル管理方法、ファイル管理装置及びファイル管理方法を記録した記録媒体

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JPH11353246A
JPH11353246A JP10155696A JP15569698A JPH11353246A JP H11353246 A JPH11353246 A JP H11353246A JP 10155696 A JP10155696 A JP 10155696A JP 15569698 A JP15569698 A JP 15569698A JP H11353246 A JPH11353246 A JP H11353246A
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JP
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copy
server
program
determined
speed
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Application number
JP10155696A
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English (en)
Inventor
Kumiko Yagi
久美子 八木
Yoshihiro Takiyasu
美弘 滝安
Koichi Shibata
巧一 柴田
Masaru Igawa
勝 井川
Shuichi Sakamoto
修一 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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  • Computer And Data Communications (AREA)
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 データファイルの高速な配送能力が必要され
るクライアント・サーバシステムにおいて、クライアン
トがデータファイルへの実時間性の保証されたアクセス
が可能となるファイル管理方法を提供する。 【解決手段】 所定時間経過毎の前記各クライアントか
ら前記各サーバへのアクセス時間に応じて、コピー元の
サーバとコピー先のサーバとを決定し、前記コピー元の
サーバおよび前記コピー先のサーバに接続されているク
ライアント数によりコピー速度を決定し、当該決定され
たコピー速度で、前記コピー元のサーバのアクセス頻度
の高いデータファイルを、前記コピー元のサーバから前
記コピー先のサーバへコピーする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファイル管理方
法、ファイル管理装置及びファイル管理方法を記録した
記録媒体に係わり、特に、各サーバが、各クライアント
から要求のあったデータファイルを当該要求先のクライ
アントへ転送するクライアント・サーバシステムのファ
イル管理方法に適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータの処理速度の高速化とディ
スクの大容量化によって、テキストータのみでなく映像
や音声などの大容量データを、コンピュータで処理する
ことができるようになり、そのため、Video On
Demand(VOD)システムやノンリニア映像編
集システムなどのマルチメディア分野においても、コン
ピュータを用いてのシステム構築が普及している。これ
らのシステムでは、ポンプサーバに高速な映像ファイル
の配送能力が要求されが、当該システム内の特定のポン
プサーバに複数のクライアントのアクセスが集中した場
合には、ポンプサーバの処理能力では対応できなくなり
配送性能が低下することがある。そのため、当該システ
ム内の特定のポンプサーバへのアクセスの集中を分散す
る方法が要求される。システム内の特定のポンプサーバ
または、ディスクへのアクセスの集中を分散する方法と
して、特開平8−212087号公報に記載されている
「ファイル管理方法」と特開平8−307853号公報
に記載されている「映像送出装置」と知られている。
【0003】前記公報(特開平8−212087号)に
記載されている「ファイル管理方法」では、利用率モニ
タを設けてディスクへの入出力動作に伴う負荷を監視
し、ディスクへのファイルの書き込み要求があったとき
は、利用率モニタにより取得した負荷情報から、当該フ
ァイルの格納されているディスクの利用率が、予め設定
されている閾値以上であれば、利用率の低いディスクに
退避用ファイルを用意してデータを書き込む。また、デ
ィスクからのファイルの読み出し要求があったときは、
利用率モニタにより取得した負荷情報から、当該ファイ
ルの格納されているディスクの利用率が、予め設定され
ている閾値以上であれば、利用率の低いディスクに退避
用ファイルを作成し、その退避用ファイルからデータを
読み出すことにより、利用するディスクへのアクセスの
集中を防いでいる。
【0004】前記公報(特開平8−307853号)に
記載されている「映像送出装置」では、時間帯ごとにポ
ンプサーバや映像ファイルに関する過去のアクセス頻度
情報を取得し、そのアクセス頻度情報から、各時間帯に
おいてアクセスが最も少ないポンプサーバ、アクセスが
最も集中するポンプサーバとアクセスが最も集中するポ
ンプサーバ内で最もアクセス頻度が高い映像ファイルを
選定し、各時間帯になる前に、最もアクセスが集中する
ポンプサーバから最もアクセス頻度が高い映像ファイル
を最もアクセスが少ないポンプサーバへ移動することに
より、当該システム内の特定のポンプサーバへのアクセ
スの集中を防いでいる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記公
報(特開平8−212087号)に記載されている「フ
ァイル管理方法」では、利用率の高いポンプサーバの配
送中・非配送中に関わらず、利用率が閾値以上になると
自動的に利用率の低いポンプサーバへ映像ファイルをコ
ピーして退避用ファイルを作成するため、ファイルのコ
ピー時には、利用率の高いポンプサーバに負荷がかか
り、配送性能が低下するという問題点があった。また、
前記公報(特開平8−307853号)に記載されてい
る「映像送出装置」では、各時間帯ごとにアクセスが最
も集中するポンプサーバ内の最もアクセス頻度の高い映
像ファイルを、アクセスが最も少ないポンプサーバに移
動するので、移動先のポンプサーバにアクセスが集中す
るという問題点あり、さらに、アクセス頻度の高い映像
ファイルの移動はポンプサーバの配送中・非配送中に関
わらず行われるため、利用率の高いポンプサーバに負荷
がかかり、配送性能が低下するという問題点があった。
【0006】本発明は、前記従来技術の問題点を解決す
るためになされたものであり、本発明の目的は、データ
ファイルの高速な配送能力が必要されるクライアント・
サーバシステムにおけるファイル管理方法およびファイ
ル管理装置において、クライアントがデータファイルへ
の実時間性の保証されたアクセスが可能となる技術を提
供することにある。
【0007】また、本発明の他の目的は、前記ファイル
管理方法をコンピュータに実行させるファイル管理プロ
グラムが記録された記録媒体を提供することにある。
【0008】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らか
にする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記の通りである。
【0010】即ち、本発明は、複数のクライアントと、
データファイルを格納する複数のサーバとが通信回線を
介して接続され、前記各サーバが、前記各クライアント
から要求のあったデータファイルを当該要求先のクライ
アントへ転送するクライアント・サーバシステムにおい
て、所定時間経過毎の前記各クライアントから前記各サ
ーバへのアクセス時間に応じて、コピー元のサーバとコ
ピー先のサーバとを決定し、前記コピー元のサーバおよ
び前記コピー先のサーバに接続されているクライアント
数によりコピー速度を決定し、当該決定されたコピー速
度で、前記コピー元のサーバのアクセス頻度の高いデー
タファイルを、前記コピー元のサーバから前記コピー先
のサーバへコピーすることを特徴とする。
【0011】また、本発明は、前記コピー先のサーバに
接続されているクライアント数により、前記コピー元の
サーバから前記コピー先のサーバへのコピーが実行不可
能の場合に、前記コピー元のサーバに接続されているク
ライアント数によりコピー速度を決定し、当該決定され
たコピー速度で、前記コピー元のサーバのアクセス頻度
の高いデータファイルを、前記コピー元のサーバからシ
ステム内に別に用意した装置にコピーし、前記コピー先
のサーバに接続されるクライアント数が少なくなった時
に、前記システム内に別に用意した装置にコピーされた
前記コピー元のサーバのアクセス頻度の高いデータファ
イルを、前記別の装置から前記コピー先のサーバへコピ
ーすることを特徴とする。
【0012】また、本発明は、前記コピー元のサーバか
ら前記コピー先のサーバへのコピー実行中に、前記コピ
ー先のサーバへ接続されているクライアント数により、
前記コピーが続行可能か否かを判断し、前記コピー元の
サーバから前記コピー先のサーバへのコピーが続行可能
と判断された場合に、前記コピー元のサーバおよび前記
コピー先のサーバへ接続されているクライアント数によ
りコピー速度を再度決定し、当該再決定されたコピー速
度で前記コピーを続行し、また、前記コピー元のサーバ
から前記コピー先のサーバへのコピーが続行不可能と判
断された場合に、前記コピーを中止し、前記コピー元の
サーバへ接続されているクライアント数によりコピー速
度を決定し、当該決定されたコピー速度で、前記コピー
元のサーバのアクセス頻度の高いデータファイルにおけ
る前記コピー先のサーバへの未コピー部分を、前記コピ
ー元のサーバからシステム内に別に用意した装置にコピ
ーし、前記コピー先のサーバへ接続されるクライアント
数が少なくなった時に、前記システム内に別に用意した
装置にコピーされた前記コピー元のサーバのアクセス頻
度の高いデータファイルにおける前記コピー先のサーバ
への未コピー部分を、前記別の装置から前記コピー先の
サーバへコピーすることを特徴とする。
【0013】また、本発明は、前記別の装置から前記コ
ピー先のサーバへのコピー実行中に、前記コピー先のサ
ーバへ接続されているクライアント数により、前記コピ
ーが続行可能か否かを判断し、前記別の装置から前記コ
ピー先のサーバへのコピーが続行可能と判断された場合
に、前記コピー先のサーバへ接続されているクライアン
ト数によりコピー速度を再度決定し、当該再決定された
コピー速度で前記コピーを続行し、また、前記別の装置
から前記コピー先のサーバへのコピーが続行不可能と判
断された場合に、前記コピーを中止することを特徴とす
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明をVODシステムに
適用した実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
【0015】なお、実施の形態を説明するための全図に
おいて、同一機能を有するものは同一符号を付け、その
繰り返しの説明は省略する。
【0016】図1は、本発明の実施の形態のファイル管
理方法が採用されるVODシステムの一例の概略構成を
示すブロック図である。同図に示すVODシステムで
は、複数のポンプサーバ300と、複数のクライアント
200と、前記複数のポンプサーバ300と複数のクラ
イアント200との接続状況、および負荷状況を把握す
るための装置(以下、負荷監視装置)100とが、LA
N400を介して接続されている。なお、負荷監視装置
100が、本発明のファイル管理装置を構成する。以
下、負荷監視装置100と、クライアント200と、ポ
ンプサーバ300との間の処理の概要を説明する。クラ
イアント200は、ポンプサーバ300に映像ファイル
407の配送要求を発行し、ポンプサーバ300から配
送されてくる映像ファイル407を画面に表示する。こ
の場合に、クライアント200は、システム内のポンプ
サーバ300から映像ファイル407の受信を開始/中
止/終了する際、負荷監視装置100に接続通知(接続
開始/中止/終了)を送信する。
【0017】負荷監視装置100は、クライアント20
0からの接続通知により、システム内の接続状況、負荷
状況を把握し、負荷の高い(クライアント200のアク
セス数が多い)ポンプサーバ300から負荷の低い(ク
ライアント200のアクセス数が少ない)ポンプサーバ
300への、アクセス頻度の高い映像ファイル407の
コピー開始(/中止/終了)や、実行中のコピーのコピ
ー速度調節を決定し、コピー元のポンプサーバ300に
通知する。もし、コピー速度調節時に、コピー先のポン
プサーバ300にかっている負荷が高い時は、コピー先
を負荷監視装置100に変更し、コピー元のポンプサー
バ300にコピー開始を通知し、本来のコピー先のポン
プサーバ300の負荷が少なくなった時に、負荷監視装
置100から本来のコピー先のポンプサーバ300にコ
ピーし直す。また、負荷監視装置100がコピー元の場
合は、コピー先のポンプサーバ300へのコピー開始
(/中止/終了)、およびコピー速度調節を行う。更
に、負荷監視装置100がコピー先の場合は、コピー元
のポンプサーバ300への通知後、コピー元のポンプサ
ーバ300から送られてくる映像ファイル407を磁気
ディスク405に保存する。
【0018】ポンプサーバ300は、クライアント20
0から配送要求のあった映像ファイル407をクライア
ント200へ配送する。また、コピー実行時に、コピー
元のポンプサーバ300の場合、負荷監視装置100か
らの通知受取後、コピー先のポンプサーバ300へのコ
ピー開始(/中止/終了)、およびコピー速度調節を行
う。さらに、コピー実行時に、コピー先のポンプサーバ
300の場合、コピー元のポンプサーバ300からの通
知受取後、コピー元のポンプサーバ300から送られて
くる映像ファイル407を磁気ディスク405に保存す
る。
【0019】このように、本実施の形態では、負荷監視
装置100をシステム内に設けて、ポンプサーバ300
へのクライアント200の接続状況、ポンプサーバ30
0の負荷状況に応じて、映像ファイル407をコピーす
ることができる。これにより、本実施の形態では、特定
のポンプサーバ300に集中したクライアント200の
アクセスを、ポンプサーバ300の配送性能を低下させ
ずに分散させることができ、その結果として、クライア
ント200は実時間性の保証されたアクセスができるよ
うになる。
【0020】図2は、図1に示す負荷監視装置100の
一例の概略構成を示すブロック図である。同図におい
て、401はキーボード、402はディスプレイ、40
3はメモリ、404はバスライン、405は磁気ディス
ク、406はCPUである。負荷監視装置100内のメ
モリ403には、制御プログラム101、ユーザ入力受
付プログラム102、接続情報取得プログラム103、
負荷ログ情報監視プログラム104、接続情報監視プロ
グラム105、コピー速度決定プログラム106と、複
写プログラム107とが格納される。本実施の形態のフ
ァイル管理方法は、負荷監視装置100のCPU406
が、負荷監視装置100のメモリ403に格納されたこ
れらの各プログラムを実行することにより行われる。な
お、これらの各プログラムは、例えば、フロッピーディ
スク、CD−ROM、光磁気ディスク等の記録媒体より
提供され、負荷監視装置100のメモリ403に格納さ
れる。
【0021】以下、各プログラムの動作内容について説
明する。前記制御プログラム101は、起動時に、ユー
ザ入力受付プログラム102、接続情報取得プログラム
103、負荷ログ情報監視プログラム104、接続情報
監視プログラム105、コピー速度決定プログラム10
6と、複写プログラム107を起動する。前記ユーザ入
力受付プログラム102は、各ポンプサーバ300にか
かる負荷の閾値を格納する閾値管理テーブル110を有
し、起動時に各ポンプサーバ300の負荷の閾値を入力
する画面を表示し、ユーザの入力後、前記画面の設定内
容から閾値管理テーブル110を作成する。前記接続情
報取得プログラム103は、ポンプサーバ300とクラ
イアント200の接続状況を管理する接続情報テーブル
111と、接続情報のログ情報を管理する負荷ログ情報
管理テーブル112とを有し、クライアント200か
ら、接続を開始/中止/終了する通知を受けとり、接続
情報テーブル111と負荷ログ情報管理テーブル112
を更新する。
【0022】前記負荷ログ情報監視プログラム104
は、負荷ログ情報管理テーブル112、閾値管理テーブ
ル110と、蓄積ファイル管理テーブル113とから実
行すべきコピーを選定し、接続情報監視プログラム10
5にコピー開始を通知する。また、負荷ログ情報監視プ
ログラム104は、実行場所管理テーブル115に実行
中のコピーが登録されている時は、接続情報監視プログ
ラム105にコピー速度の調節を通知する。前記接続情
報監視プログラム105は、前記した如く、負荷ログ情
報監視プログラム104から通知を受け、コピー速度決
定プログラム106を呼び出してコピー速度を決定し、
コピーの開始/続行の可能、不可能を判定して、負荷監
視装置100内の複写プログラム107に、コピー開始
や中止、速度調節の通知を行う。前記コピー速度決定プ
ログラム106は、前記したように、接続情報監視プロ
グラム105から呼び出され、接続情報テーブル111
と閾値管理テーブル110とから最大コピー速度を決定
し、接続情報監視プログラム105に通知する。
【0023】前記複写プログラム107は、負荷監視装
置100内に一時的にコピーされた映像ファイル407
のコピー情報を管理する蓄積ファイル管理テーブル11
3、システム内で実行中のコピーのコピー元ポンプサー
バ300、コピー先ポンプサーバ300の情報を管理す
る実行場所管理テーブル115、および負荷監視装置1
00への実行中のコピー情報を管理するコピー管理テー
ブル114を有し、接続情報監視プログラム105から
のコピー開始/中止/速度の調節通知を受け取ると、実
行場所管理テーブル115の更新、およびコピー元への
通知を行う。
【0024】特に、負荷監視装置100がコピー元の場
合は、実行場所管理テーブル115や蓄積ファイル管理
テーブル113の更新を行い、コピー先への通知、およ
びコピー速度の調節を行う。
【0025】また、負荷監視装置100がコピー先の場
合は、実行場所管理テーブル115更新後、コピー元へ
の通知を行い、コピー元ポンプサーバ300からのコピ
ー開始/中止/終了通知を取得し、実行場所管理テーブ
ル115、コピー管理テーブル114と蓄積ファイル管
理テーブル113を変更し、コピーを開始/中止/終了
する処理を行う。
【0026】図3は、図1に示すクライアント200の
一例の概略構成を示すブロック図である。同図におい
て、401はキーボード、402はディスプレイ、40
3はメモリ、404はバスライン、406はCPUであ
る。クライアント200内のメモリ403には、制御プ
ログラム201、動画像表示プログラム202と、接続
情報通知プログラム203とが格納される。前記制御プ
ログラム201は、起動時に、動画像表示プログラム2
02と、接続情報通知プログラム203とを起動する。
前記動画像表示プログラム202は、ポンプサーバ30
0に映像ファイル407の配送開始/中止/終了を要求
する際に、接続情報通知プログラム203に接続開始/
中止/終了通知を発行し、該当するポンプサーバ300
に配送開始/中止/終了要求を発行する。また、前記動
画像表示プログラム202は、配送開始時に、画面を開
き、該ポンプサーバ300から配送されてくる映像40
7を画面に表示し、中止時には表示を中止し、終了時に
は表示を終了し、画面を閉じる。前記動画表示プログラ
ム202から接続開始/中止/終了通知を受け取った接
続情報通知プログラム203は、負荷監視装置100内
の接続情報取得プログラム103に接続を開始/中止/
終了する通知をする。
【0027】図4は、図1に示すポンプサーバ300の
一例の概略構成を示すブロック図である。同図におい
て、403はメモリ、404はバスライン、405は磁
気ディスク、406はCPUである。ポンプサーバ30
0内のメモリ403には、制御プログラム301と、動
画像配送プログラム302と、複写プログラム303と
が格納され、また、ポンプサーバ300内の磁気ディス
ク405には、映像ファイル407が格納される。前記
制御プログラム301は、起動時に、動画像配送プログ
ラム302と、複写プログラム303とを起動する。前
記動画像配送プログラム302は、前記クライアント2
00内の動画像表示プログラム202からの接続開始/
中止/終了要求に応じて、映像ファイル407の配送を
開始/中止/終了する。前記複写プログラム303は、
該ポンプサーバ300への実行中のコピー情報を管理す
るコピー管理テーブル304を有し、当ポンプサーバ3
00がコピー元の場合、負荷監視装置100からの要求
に応じて、コピー先ポンプサーバ300へのコピー開始
/中止通知、及びコピー速度の調節をする。更に、前記
複写プログラム303は、当ポンプサーバ300がコピ
ー先の場合、コピー元(負荷監視装置100またはポン
プサーバ300)からのコピー開始/中止/終了通知に
応じて、コピー管理テーブル304を更新し、コピー開
始/中止/終了の処理を行う。
【0028】次に、図1に示すVODシステムの全体の
動作について説明する。VODシステムが起動される
と、負荷監視装置100内では、制御プログラム101
が、ユーザ入力受付プログラム102、接続情報取得プ
ログラム103、負荷ログ情報監視プログラム104、
接続情報監視プログラム105、コピー速度決定プログ
ラム106と、複写プログラム107を起動する。ま
た、クライアント200内では、制御プログラム201
が、動画像表示プログラム202と接続情報通知プログ
ラム203とを起動する。さらに、ポンプサーバ300
内では、制御プログラム301が、動画像配送プログラ
ム302と複写プログラム303とを起動する。次に、
負荷監視装置100内のユーザ入力受け付けプログラム
102が、負荷の閾値入力設定画面を表示し、ユーザが
入力後、閾値管理テーブル110に設定する。
【0029】その後、クライアント200内の動画像表
示プログラム202が、該当するポンプサーバ300
に、映像ファイル407の配送開始/中止/終了要求を
発行する。その際に、動画像表示プログラム202は、
接続情報通知プログラム203に接続開始/中止/終了
通知を発行し、接続情報通知プログラム203は、当該
接続通知を、負荷監視装置100内の接続情報取得プロ
グラム103に発行する。クライアント200内の動画
像表示プログラム202との接続を開始/中止/終了し
たポンプサーバ300内の動画像配送プログラム302
は、映像ファイル407を該クライアント200に配送
開始/中止/終了する。
【0030】一方、接続情報を取得した負荷監視装置1
00内の接続情報取得プログラム103は、接続情報テ
ーブル111と負荷ログ情報管理テーブル112とを更
新する。また、負荷監視装置100内の負荷ログ情報監
視プログラム104は、前記した如く、同装置100内
の接続情報監視プログラム105に、コピー開始、ある
いは、コピー速度の調節を通知する。また、負荷監視装
置100内の接続情報監視プログラム105は、同装置
100内の複写プログラム107にコピー開始/中止通
知及び速度調節通知を発行する。また、負荷監視装置1
00内の複写プログラム107は、それぞれ、コピー元
にコピー先へのコピーを開始/中止するよう要求した
り、また、コピー元にコピーの速度調節をするよう通知
する。さらに、ポンプサーバ300内の複写プログラム
303は、コピー先にコピーの開始の通知、映像ファイ
ル407の転送、または、コピーの中止の通知を行い、
あるいは、コピーの速度を変更する。前記した動作によ
り、システム内の特定のポンプサーバ300にクライア
ント200のアクセスが集中した場合、該ポンプサーバ
300の接続状況、および負荷状況を把握することによ
り、該ポンプサーバ300の配送性能を低下させずに、
クライアント200からのアクセスを分散することがで
き、その結果、クライアント200は実時間性の保証さ
れたアクセスができるようになる。
【0031】以下、各プログラムの詳細処理、および使
用テーブルの構成図を説明する。図5は、負荷監視装置
100内のユーザ入力受付プログラム102の処理、お
よび使用する閾値管理テーブル110と閾値の入力・設
定画面116の構成を示す図である。図5に示すよう
に、閾値の入力・設定画面116は、ポンプサーバのI
Pアドレス1161、同時配送可能な最大クライアント
数1162、同時配送クライアント数のマージン116
3、ファイルのコピー元となるべき負荷の割合(最大負
荷に対する)1164、ファイルのコピー先となり得る
負荷の割合(最大負荷に対する)1165と、コピー用
の負荷監視タイマーの時間間隔1166とから構成され
ており、ユーザが各ポンプサーバ300ごとに負荷の閾
値を設定するために用いられる。また、閾値管理テーブ
ル110は、ポンプIP1101、ポンプサーバ300
が同時に配送する数の上限値としての同時配送数上限1
102、コピー元と判定するための負荷の閾値としての
コピー元判定閾値1103、コピー先と判定するための
負荷の閾値としてのコピー先判定閾値1164と、実際
の同時配送可能な最大クライアント数1105とから構
成されており、各ポンプサーバ300の各閾値を管理す
るために用いられる。
【0032】前記ユーザ入力受付プログラム102の詳
細処理を図6のパッド(PAD;Problem An
alysis Diagram)図を用いて説明する。
このユーザ入力受付プログラム102は、閾値の入力・
設定画面116を表示し、ユーザが設定した内容を閾値
管理テーブル110に設定し、管理するためのプログラ
ムである。なお、図6内の参照番号1161〜116
6、1101〜1105は、それぞれ、図5内の入力・
設定画面116と閾値管理テーブル110内の要素の参
照番号に相当する。まず、ステップ1020で、閾値の
入力・設定画面116を表示し、ユーザが入力・設定画
面116のポンプサーバのIPアドレス1161、同時
配送可能な最大クライアント数1162、同時配送クラ
イアント数のマージン1163、ファイルのコピー元と
なるべき負荷の割合1164、ファイルのコピー先とな
りうる負荷の割合1165、およびコピー用の負荷監視
の時間間隔1166を入力後、ワークエリアに格納し、
ユーザが設定ボタンを押すと、ステップ1021で、ワ
ークエリアからポンプサーバのIPアドレス1161を
読み出して閾値管理テーブル110内のポンプIP11
01に格納する。
【0033】次に、ステップ1022で、ワークエリア
から同時配送可能な最大クライアント数1162と同時
配送クライアント数マージン1163とを読み出し、下
記(1)式を用いて、同時配送数の上限を算出し、閾値
管理テーブル110の同時配送数上限1102として格
納する。
【0034】
【数1】 同時配送数の上限(1102) =同時配送可能な最大クライアント数(1162)−同時配送クライアント 数のマージン(1163) ・・・・・・・・・・・・・・・・・ (1) 更に、ステップ1023で、ワークエリアからコピー用
の負荷監視タイマーの時間間隔1166を読み出し、下
記(2)式を用いて、時間1166内にかかる負荷の最
大値を算出する。
【0035】
【数2】 時間(1166)内にかかる負荷の最大値 =同時配送数上限(1102)×コピー用の負荷監視タイマーの時間間隔( 1166) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (2) 次に、ステップ1024、ステップ1025で、ワーク
エリアからコピー元となるべき負荷の割合1164とコ
ピー先となり得る負荷の割合1165を読み出し、下記
(3)および(4)式を用いて、それぞれ、コピー元と
判定するための閾値とコピー先と判定するための閾値を
算出し、閾値管理テーブル110のコピー元判定閾値1
103とコピー先判定閾値1104に格納する。
【0036】
【数3】 コピー元判定閾値(1103) =時間(1166)内にかかる負荷の最大値×コピー元となるべき負荷の割 合(1164) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (3)
【0037】
【数4】 コピー先判定閾値(1104) =時間(1166)内にかかる負荷の最大値×コピー先となり得る負荷の割 合(1165) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (4) このように、ユーザ入力受け付けプログラム102は、
入力・設定画面116で入力された値を用いて、閾値管
理テーブル110を作成する。
【0038】図7は、図1に示すクライアント200内
の動画像表示プログラム202、接続情報通知プログラ
ム203とポンプサーバ300内の動画像配送プログラ
ム302の処理を示す図である。クライアント200内
の動画像表示プログラム202は、ポンプサーバ300
内の映像ファイル407への接続を開始/中止/終了す
るが、その際、クライアント200内の接続情報通知プ
ログラム203に接続開始/中止/終了通知を発行す
る。ポンプサーバ300内の動画像配送プログラム30
2は、該映像ファイル407を配送開始/中止/終了
し、クライアント200内の動画像表示プログラム20
2は、配送されてくる映像ファイル407の表示を開始
/中止/終了する。前記処理において、クライアント2
00内の動画像表示プログラム202から、接続開始/
中止/終了通知を受けた接続情報通知プログラム203
の詳細処理を、図8のパッド図を用いて説明する。この
接続情報通知プログラム203は、負荷監視装置100
にクライアント200の接続状況を通知するプログラム
である。この接続情報通知プログラム203は、制御プ
ログラム201が終了するまで、以下の処理を繰り返
す。ステップ2030で、動画像表示プログラム202
から接続通知を受け、ポンプサーバ300内の映像ファ
イル407をアクセスする映像ファイルとして選択して
いる場合は、ステップ2031で、負荷監視装置100
内の接続情報取得プログラム103に、接続開始通知
(クライアントIP、接続先ポンプIP、アクセス対象
ファイル名と接続開始時間)を送る。また、ステップ2
030で、動画像表示プログラム202から接続通知を
受け、ポンプサーバ300内の映像ファイル407への
アクセスを終了/中止した場合は、ステップ2032
で、負荷監視装置100内の接続情報取得プログラム1
03に、接続終了/中止通知(クライアントIP、接続
先ポンプIP,アクセス対象ファイル名と接続終了/中
止時間)を送る。
【0039】図9は、負荷監視装置100内の接続情報
取得プログラム103の処理、および使用する接続情報
テーブル111と負荷ログ情報管理テーブル112の詳
細な構成を示す図である。同図に示すように、接続情報
テーブル111は、ポンプIP1111、クライアント
IP1112、ファイル名1113と、接続開始時間1
114とから構成されおり、各ポンプサーバ300に現
在接続中のクライアント200数等の接続情報を管理す
るために用いられる。また、負荷ログ情報管理テーブル
112は、ポンプIP1121、合計アクセス時間11
22、クライアントIP1123、ファイル名1124
と、接続時間1125とから構成されており、過去にお
いて各ポンプサーバ300に接続したクライアント20
0に関する情報から、合計アクセス時間(負荷)等を管
理するために用いられる。
【0040】前記接続情報取得プログラム103の詳細
処理を図10のパッド図を用いて説明する。この接続情
報取得プログラム103は、クライアント200からの
接続通知を受け取ると、接続情報テーブル111と負荷
ログ情報管理テーブル112を更新し、接続中のクライ
アント200に関する情報、およびそれらのログを管理
するためのプログラムである。なお、図10内の参照番
号1111〜1114、1121〜1125は、それぞ
れ、図9内の接続情報テーブル111と負荷ログ情報管
理テーブル112内の要素の参照番号に相当する。接続
情報取得プログラム103は、制御プログラム101が
終了するまで、以下に示す処理を繰り返す。
【0041】まず、ステップ1030で、クライアント
200から、クライアントIP、接続先ポンプIP、ア
クセス対象ファイル名と、接続開始、および終了/中止
の接続情報を受ける。接続情報が接続開始の場合は、ス
テップ1031で、接続情報からポンプIP、クライア
ントIP、ファイル名と、接続開始時間を抽出し、接続
情報テーブル111に、ポンプIP1111、クライア
ントIP1112、ファイル名1113、および接続開
始時間1114を設定する。該接続情報が接続終了/中
止の場合は、ステップ1032で、接続情報からポンプ
IP、クライアントIP、ファイル名、および接続終了
/中止時間を抽出し、接続情報テーブル111から、ク
ライアントIP1112、ファイル名1113、および
接続開始時間1114、また、接続されるクライアント
がなくなった場合にはポンプIP1111を削除し、ス
テップ1033で、負荷ログ情報管理テーブル112
に、ポンプIP1121、合計アクセス時間1122、
クライアントIP1123、ファイル名1124、およ
び接続時間1125を設定する。なお、この負荷ログ情
報管理テーブル112は、図5に示すコピー用の負荷監
視の時間間隔1166毎にリセットされる。前記した処
理により、負荷監視装置100は、システム内のクライ
アント200とポンプサーバ300との接続状況、およ
び負荷状況を把握することができる。
【0042】図11は、負荷監視装置100内の負荷ロ
グ情報監視プログラム104の処理、および使用する実
行場所管理テーブル115と蓄積ファイル管理テーブル
113の詳細な構成を示す図である。同図に示すよう
に、実行場所管理テーブル115は、現在実行中のコピ
ーのコピー元IP1151と、コピー先IP1152と
から構成されており、システム内の実行中のコピーのコ
ピー元とコピー先とを把握するために用いられる。ま
た、以前コピーを中止する等により、負荷監視装置10
0に一時的にコピーした映像ファイル407の情報を管
理している蓄積ファイル管理テーブル113は、コピー
先ポンプIP1131、ファイル名1132と、システ
ム内のポンプサーバに既にコピーしたサイズ1133か
ら構成されており、本来のコピー先ポンプサーバ300
への負荷が少なくなった時に、本来のコピー先ポンプサ
ーバ300へコピーする映像ファイル407の情報を管
理するために用いられる。
【0043】前記負荷ログ情報監視プログラム104の
詳細処理を図12のパッド図を用いて説明する。この負
荷ログ情報監視プログラム104は、実行すべきコピー
の選定や実行中のコピーの速度調節の決定を行うための
プログラムである。なお、図12内の参照番号115
1、1152、1131〜1133は、それぞれ、図1
1内の実行場所管理テーブル115と蓄積ファイル管理
テーブル113内の要素の参照番号に相当する。この負
荷ログ情報監視プログラム104は、ステップ1040
で、起動時に負荷監視用タイマーを起動し、制御プログ
ラム101が終了するまで、以下に示す処理を繰り返
す。
【0044】ステップ1041で、該監視タイマーが所
定の時間を経過すると、ステップ1042で、負荷ログ
情報管理テーブル112内の全てのポンプIP1121
の合計アクセス時間1122を読み込む。次に、ステッ
プ1043で、合計アクセス時間1122が、閾値管理
テーブル110に定められているコピー元判定閾値11
03以上のポンプサーバ300と、コピー先判定閾値1
104未満のポンプサーバ300の両ポンプサーバ30
0があるか否かを判定し、ある場合は、ステップ104
4で、コピー元判定閾値1103以上のポンプサーバ3
00をコピー元、コピー先判定閾値1104未満のポン
プサーバ300をコピー先として、コピー元のポンプサ
ーバ300内のアクセス頻度の高い映像ファイル407
のコピーの開始を接続情報監視プログラム105に通知
する。
【0045】ステップ1041で、監視タイマーが所定
の時間経過時以外の時には、ステップ1045で、実行
場所管理テーブル115にコピー元IP1151とコピ
ー先IP1152が登録されている時(実行中のコピー
がある時)は、両IPを読み出し、ステップ1048
で、接続情報監視プログラム105に実行中のコピーの
速度調節を通知する。ステップ1045で、両IPが登
録されていない時(実行中のコピーがない時)は、ステ
ップ1046で、蓄積ファイル管理テーブル113に実
行すべきコピーがあるか否かを判定し、実行すべきコピ
ーがある場合は、ステップ1047で、負荷監視装置1
00をコピー元、蓄積ファイル管理テーブル113に記
載のポンプサーバ300をコピー先とするコピーの開始
を接続情報監視プログラム105に通知する。前記した
処理により、負荷監視装置100は、クライアント20
0のアクセスが集中したポンプサーバ300内の映像フ
ァイル407のコピー開始、あるいは、実行中にコピー
の速度調節の開始を決定することができる。
【0046】図13は、負荷監視装置100内の接続情
報監視プログラム105の処理、および使用するテーブ
ルの構成図である。前記接続情報監視プログラム105
の詳細処理を図14のパッド図を用いて説明する。この
接続情報監視プログラム105は、前記負荷ログ情報監
視プログラム104において選定したコピーの開始と、
実行中のコピーの速度調節が可能か不可能かの判定を行
うためのプログラムである。接続情報監視プログラム1
05は、制御プログラム101が終了するまで以下の処
理を繰り返す。ステップ1050で、負荷ログ情報監視
プログラム104から、ポンプサーバ300からポンプ
サーバ300へのコピー開始通知を受けた場合は、ポン
プサーバ300からポンプサーバ300へのコピー開始
処理ステップ(ステップ1051)を行い、負荷監視装
置100からポンプサーバ300へのコピー開始通知を
受けた場合は、負荷監視装置100からポンプサーバ3
00へのコピー開始処理ステップ(ステップ1052)
を行い、コピー速度の調節通知を受けた場合は、コピー
速度調節処理ステップ(ステップ1053)を行う。
【0047】前記接続情報監視プログラム105内のス
テップ1051、ステップ1052およびステップ10
53の3ステップの詳細処理を、図15、図16、図1
7を用いて説明する。図15に示すように、前記ステッ
プ1051で、ポンプサーバ300からポンプサーバ3
00へのコピー開始通知を受けると、ステップ1051
0で、接続情報テーブル111からコピー先ポンプサー
バ300に接続されているクライアント200のアクセ
ス数を読み出し、ステップ10511で、閾値管理テー
ブル110内の同時配送数上限1102未満の場合は、
ステップ10512で、コピー速度決定プログラム10
6にコピー速度の決定を要求し、ステップ10513
で、結果を得てから、ステップ10514で、負荷監視
装置100内の複写プログラム107にポンプサーバ3
00からポンプサーバ300へのコピー開始を通知す
る。一方、ステップ10511で、コピー先ポンプサー
バ300に接続しているクライアント200のアクセス
数が閾値管理テーブル110内の同時配送数上限110
2以上の場合は、ステップ10515で、コピー先を負
荷監視装置100としてコピー速度決定プログラム10
6にコピー速度の決定を要求し、ステップ10516
で、結果を得てから、ステップ10517で、負荷監視
装置100内の複写プログラム107にポンプサーバ3
00から負荷監視装置100へのコピー開始を通知し、
蓄積ファイル管理テーブル113にファイル名113
2、コピー先ポンプIP1131、および既格納サイズ
1133を設定する。
【0048】図16に示すように、前記ステップ105
2で、負荷監視装置100からポンプサーバ300への
コピー開始通知を受けると、ステップ10520で、接
続情報テーブル111からコピー先ポンプサーバ300
に接続しているクライアント200のアクセス数を読み
出し、ステップ10521で、閾値管理テーブル110
内の同時配送上限1102未満の場合は、ステップ10
522で、コピー速度決定プログラム106にコピー速
度の決定を要求し、ステップ10523で、結果を得て
から、ステップ10524で、負荷監視装置100内の
複写プログラム107に負荷監視装置100からポンプ
サーバ300へのコピー開始を通知する。図17に示す
ように、前記ステップ1053で、コピー速度の調節通
知を受けると、ステップ10530で、コピー速度決定
プログラム106にコピー速度の決定を要求し、ステッ
プ10531で、コピー続行可能の結果を受けたら、ス
テップ10532で、負荷監視装置100内の複写プロ
グラム107にコピー速度の調節を通知し、ステップ1
0531で、コピー続行不可能の結果を受けたら、ステ
ップ10533で、負荷監視装置100内の複写プログ
ラム107にコピーの中止を通知し、ステップ1053
4で、コピー先もコピー元もポンプサーバ300の場合
のみ、ステップ10535で、コピー先を負荷監視装置
100としてコピー速度決定プログラム106にコピー
速度の決定を要求し、ステップ10536で、結果を得
てから、ステップ10537で、負荷監視装置100内
の複写プログラム107にポンプサーバ300から負荷
監視装置100への、本来のコピー先のポンプサーバ3
00にコピーされる映像ファイル407の未コピー部分
のコピー開始を通知する。前記した処理により、コピー
先ポンプサーバ300に接続中のクライアント200数
から、前記負荷ログ情報監視プログラム104において
選定したコピーが開始可能かどうか、および速度調節を
決定したコピーが続行可能かどうかを判定することがで
きる。
【0049】図18は、コピー速度決定プログラム10
6の処理、および使用するテーブルの構成図である。次
に、前記接続情報監視プログラム105内の前記3ステ
ップにおいて、コピー速度を決定したコピー速度決定プ
ログラム106の詳細処理を、図19のパッド図を用い
て説明する。このコピー速度決定プログラム106は、
コピー元とコピー先に接続中のクライアント200数か
ら、該コピーにおける最大コピー速度を求めるプログラ
ムである。コピー速度決定プログラム106は、制御プ
ログラム101が終了するまで、以下に示す処理を繰り
返す。ステップ1060で、接続情報監視プログラム1
05から、ポンプサーバ300からポンプサーバ300
へのコピー速度決定要求を受けた場合、ステップ106
1で、接続情報テーブル111からコピー元ポンプサー
バ300とコピー先ポンプサーバ300に接続されてい
るクライアント200数を読み出し、ステップ1062
で、下記(5)、(6)式を用いて、コピー元の最大速
度とコピー先の最大速度とを算出し、最小の方をコピー
速度とし、ステップ1063で、接続情報監視プログラ
ム105に通知する。
【0050】
【数5】 コピー元の最大速度 =(同時配送可能な最大クライアント数(1105)−接続されているクラ イアント200のアクセス数)分の配送速度 ・・・・・・・・・ (5)
【0051】
【数6】 コピー先の最大速度 =(同時配送数上限(1102)−接続されているクライアント200のア クセス数)分の配送速度 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (6) 次に、ステップ1060で、負荷監視装置100からポ
ンプサーバ300へのコピーの速度決定要求を受けた場
合、ステップ1064で、接続情報テーブル111から
コピー先ポンプサーバ300に接続されているクライア
ント200数を読み出し、ステップ1065で、前記
(6)式を用いて、コピー先の最大速度を算出してコピ
ー速度とし、ステップ1066で、接続情報監視プログ
ラム105に通知する。最後に、ステップ1060で、
ポンプサーバ300から負荷監視装置100へのコピー
の速度決定要求を受けた場合、ステップ1067で、接
続情報テーブル111からコピー元ポンプサーバ300
に接続されているクライアント200数を読み出し、ス
テップ1068で、前記(5)式を用いて、コピー元の
最大速度を算出してコピー速度とし、ステップ1069
で、接続情報監視プログラム105に通知する。
【0052】ここで、コピー先はコピー時に書込み領域
の確保や管理情報の更新を行い、コピー元より負荷がか
かると考えられるため、コピー速度を求める時には、前
記(6)式を用いてコピー速度を求め、クライアント2
00のアクセス数が同時配送数上限1102になると、
コピーを中止するようにする。一方、コピー元は、少な
くとも、閾値の入力・設定画面116で入力した同時配
送クライアント数のマージン1163分の配送速度で、
コピーを続行する。前記した処理により、コピー元とコ
ピー先のポンプサーバ300に接続中のクライアント2
00数から、最大速度でコピー元からコピー先へコピー
することができる。
【0053】図20は、前記接続情報監視プログラム1
05内の前記3ステップでコピー開始の通知や、コピー
中止の通知、コピー速度調節の通知を受けた負荷監視装
置100内の複写プログラム107の処理、および負荷
監視装置100への一時的な映像ファイル407のコピ
ー時に、コピー情報を管理するために使用するコピー管
理テーブル114の詳細な構成を示す図である。同図に
示すように、コピー管理テーブル114は、現在実行中
のコピーのファイル名1141、本来のコピー先である
ポンプサーバ300に既にコピーしてあるサイズ114
2、格納元ポンプIP1143と、格納先ポンプIP1
144から構成されており、負荷監視装置100への実
行中のコピーに関する情報を管理するために用いられ
る。
【0054】負荷監視装置100内の複写プログラム1
07の詳細処理を、図21のパッド図を用いて説明す
る。この複写プログラム107は、システム内のコピー
処理の管理、および負荷監視装置100がコピー元、コ
ピー先となった時のコピー処理を行うプログラムであ
る。なお、図21内の参照番号1141〜1144は、
それぞれ、図20内のコピー管理テーブル114内の要
素の参照番号に相当する。この複写プログラム107
は、制御プログラム101が終了するまで、ステップ1
070の負荷監視装置100内の接続情報監視プログラ
ム105からの通知内容を処理するステップと、ステッ
プ1071のシステム内のポンプサーバ300内の複写
プログラム303からの通知内容を処理するステップと
を繰り返す。
【0055】まず、ステップ1070で、接続情報監視
プログラム105から、ポンプサーバ300からポンプ
サーバ300へのコピー開始通知を受けると、ステップ
10700で、ポンプサーバ300からポンプサーバ3
00へのコピー処理を行うステップを実行する。また、
ステップ1070で、接続情報監視プログラム105か
ら、負荷監視装置100からポンプサーバ300へのコ
ピー開始通知を受けると、ステップ10701で、負荷
監視装置100からポンプサーバ300へのコピー処理
を行うステップを実行する。また、ステップ1070
で、接続情報監視プログラム105から、ポンプサーバ
300から負荷監視装置100へのコピー開始通知を受
けると、ステップ10702で、ポンプサーバ300か
ら負荷監視装置100へのコピー処理を行うステップを
実行する。
【0056】また、ステップ1070で、コピー元がポ
ンプサーバ300のコピーの速度調節通知を受けたら、
ステップ10703、ステップ10705で、コピー元
のポンプサーバ300にコピー速度の調節をするように
通知する。また、ステップ1070で、コピー元が負荷
監視装置100のコピーの速度調節通知を受けたら、ス
テップ10704で、コピーの単位を変えてコピー速度
を調節する。さらに、ステップ1070で、実行中のコ
ピーの中止通知を受けたら、ステップ10706で、コ
ピー中止処理を行うステップを実行する。
【0057】次に、負荷監視装置100内の複写プログ
ラム107が接続情報監視プログラム105から通知を
受けた場合に実行する、前記ステップ10700、ステ
ップ10701、ステップ10702、およびステップ
10706の4ステップの詳細処理を、図22〜図25
のパッド図を用いて説明する。図22に示すように、前
記ステップ10700で、ポンプサーバ300からポン
プサーバ300へのコピー開始通知を受けると、ステッ
プ107000で、コピー元のポンプサーバ300にコ
ピー先のポンプサーバ300へのコピーを開始するよう
要求し、ステップ1070001で、実行場所管理テー
ブル115にコピー元IP1151とコピー先IP11
52を設定する。図23に示すように、前記ステップ1
0701で、負荷監視装置100からポンプサーバ30
0へのコピー開始通知を受けると、ステップ10701
0で、コピー先のポンプサーバ300にコピーを開始す
る通知をし、ステップ107011で、実行場所管理テ
ーブル115にコピー元(負荷監視装置100)IP1
151とコピー先(ポンプサーバ300)IP1152
を設定し、ステップ107012で、コピー先のポンプ
サーバ300に映像ファイル407を送る。この場合
に、コピー先ポンプサーバ300へコピーする映像ファ
イル407は、コピー先ポンプサーバ300に未だコピ
ーされていない、映像ファイル407の未コピー部分で
ある。ステップ107013で、映像ファイル407の
転送が終了したら、ステップ107014で、コピー先
のポンプサーバ300へコピーを終了する通知をし、ス
テップ107015で、蓄積ファイル管理テーブル11
3からコピーした映像フィル名1132、コピー先ポン
プIP1131、既格納サイズ1133を削除して、ス
テップ107016で、実行場所管理テーブル115か
らコピー元IP1151とコピー先IP1152を削除
する。
【0058】図24に示すように、前記ステップ107
02で、ポンプサーバ300から負荷監視装置100へ
のコピー開始通知を受けると、ステップ107020
で、コピー元のポンプサーバ300に負荷監視装置10
0へのコピーを開始するように要求し、ステップ107
021で、実行場所管理テーブル115にコピー元(ポ
ンプサーバ300)IP1151とコピー先(負荷監視
装置100)IP1152を設定する。
【0059】図25に示すように、前記ステップ107
06で、実行中のコピーの中止通知を受けると、ステッ
プ107060で、実行場所管理テーブル115からコ
ピー元IP1151とコピー先IP1152を削除し、
ステップ107061で、コピー元がポンプサーバ30
0の場合は、ステップ107062で、コピー元のポン
プサーバ300にコピーを中止するよう要求し、ステッ
プ107061で、コピー元が負荷監視装置100の場
合は、ステップ107063で、コピー先のポンプサー
バ300にコピーを中止する通知をする。
【0060】次に、負荷監視装置100内の複写プログ
ラム107が、コピー元ポンプサーバ300内の複写プ
ログラム303からの通知内容を処理するステップを、
図21のパッド図を用いて詳細に説明する。ポンプサー
バ300内の複写プログラム303から負荷監視装置1
00へのコピーを開始する通知を受けると、ステップ1
0710で、コピー管理テーブル114を新規に作成
し、ステップ10711で、コピー元から送られてくる
映像ファイル407をディスク405に保存する。次
に、実行中のコピーを中止する通知を受けると、ステッ
プ10712で、蓄積ファイル管理テーブル113にフ
ァイル名1132、コピー先ポンプIP1131、およ
び既格納サイズ1133を設定する。
【0061】最後に、実行中のコピーを終了する通知を
受けると、ステップ10713で、コピー先が負荷監視
装置100の場合のみ、ステップ10714で、コピー
管理テーブル114を削除し、ステップ10715で、
実行場所管理テーブル115からコピー元IP1151
とコピー先IP1152を削除し、ステップ10716
で、実行中のコピーが蓄積ファイル管理テーブル113
から選定したものの場合は、ステップ10717で、蓄
積ファイル管理テーブル113から該当するファイル名
1132、コピー先ポンプIP1131、および既格納
サイズ1133を削除する。前記した処理により、負荷
監視装置100からの映像ファイル407のコピー処
理、および当システム内の実行中のコピーの管理を行う
ことにより、ポンプサーバ300の配送性能を低下させ
ずに、該ポンプサーバ300に集中したクライアント2
00のアクセス数を分散させることができる。
【0062】次に、負荷監視装置100内の複写プログ
ラム107と、要求および通知をやり取りするポンプサ
ーバ300内の複写プログラム303について説明す
る。図26は、ポンプサーバ300内の複写プログラム
303の処理、およびコピー元から当ポンプサーバ30
0へのコピー開始/中止/終了する通知を受けた時に、
コピー情報を管理するために用いるコピー管理テーブル
304の詳細な構成を示す図である。同図に示すよう
に、ポンプサーバ300内のコピー管理テーブル304
は、現在実行中のコピーのファイル名3041、当ポン
プサーバ300に既にコピーしたサイズ3042、格納
元ポンプIP3043から構成されており、該ポンプサ
ーバ300への実行中のコピーに関する情報を管理する
ために用いられる。
【0063】ポンプサーバ300内の複写プログラム3
03の詳細処理を、図27のパッド図を用いて説明す
る。この複写プログラム303は、コピー元、およびコ
ピー先としての処理を行うプログラムである。なお、図
27内の参照番号3041〜3043は、それぞれ、図
26のコピー管理テーブル304内の要素の参照番号に
相当する。ポンプサーバ300内の複写プログラム30
3は、制御プログラム301が終了するまで、以下に示
す処理を繰り返す。
【0064】ステップ3030で、負荷監視装置100
内の複写プログラム107から、コピー先へのコピーを
開始するよう要求を受けた場合は、ステップ30300
で、コピー先へコピーを開始する通知をし、ステップ3
0301で、コピー先へ映像ファイル407を転送し
て、ステップ30302で、映像ファイル407の転送
完了後、コピー先がポンプサーバ300の場合のみ、ス
テップ30303で、負荷監視装置100にもコピーを
終了する通知をし、ステップ30304で、コピー先に
コピーを終了する通知をする。ここで、該コピーのコピ
ー元でも先でもない負荷監視装置100にコピー終了通
知を発行するのは、負荷監視装置100が該システム内
のコピー処理を管理しているからである。
【0065】ステップ3030で、コピー先へのコピー
を中止するよう要求を受けた場合は、ステップ3030
6で、コピー先へコピーを中止する通知をする。また、
ステップ3030で、コピー速度の調節をするよう通知
を受けた場合は、ステップ30305で、コピーの単位
を変えてコピー速度を調整する。更に、ステップ303
1で、コピー元の負荷監視装置100内の複写プログラ
ム107や他のポンプサーバ300内の複写プログラム
303から、コピーを開始する通知を受けたら、ステッ
プ30310で、コピー管理テーブル304を新規に作
成し、ステップ30311で、コピー元から送られてく
る映像ファイル407をディスク405に保存する。
【0066】ステップ3031で、コピーを中止する通
知を受けたら、ステップ30312で、負荷監視装置1
00内の複写プログラム107にコピーを中止する通知
をし、ステップ30313で、コピー管理テーブル30
4を削除する。ステップ3031で、コピーを終了する
通知を受けたら、ステップ30314で、コピー管理テ
ーブル304を削除する。前記した処理により、当ポン
プサーバ300から、および当ポンプサーバ300への
映像ファイル407のコピーができる。このように、本
実施の形態によれば、VODシステム内のポンプサーバ
300とクライアント200の接続状況および負荷状況
を把握することにより、コピー元とコピー先に選定され
た各ポンプサーバ300の配送性能を低下させずに、特
定のポンプサーバ300に集中したクライアント200
のアクセスを、分散することが可能になる。
【0067】なお、前記実施の形態では、システム内の
実行中のコピーの速度調節において、負荷監視装置10
0内のコピー速度決定プログラム106によりコピー速
度を決定した後、求めたコピー速度が実行中のコピー速
度と変わらなくても、コピー元の複写プログラム303
へコピー速度調節通知を送っていたが、実行中のコピー
のコピー速度と変わらない場合には、コピー元の複写プ
ログラム303への通知を行わないようにしてもよい。
また、前記実施の形態では、本発明を映像ファイルを配
送するVODシステムに適用した場合の実施の形態につ
いて説明したが、これに限定されるものではなく、本発
明は、一般のファイル転送を行うシステムで、サーバの
負荷の分散を図る場合にも適用可能であることは言うま
でもない。以上、本発明者によってなされた発明を、前
記実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は、
前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を
逸脱しない範囲において種々変更可能であることは勿論
である。
【0068】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。
【0069】(1)本発明によれば、所定時間経過毎の
各クライアントから各サーバへのアクセス時間に応じ
て、コピー元のサーバとコピー先のサーバとを決定し、
コピー元のサーバのアクセス頻度の高いデータファイル
を、コピー先のサーバへコピーすることにより、特定の
ポンプサーバに集中した負荷を分散することが可能とな
る。 (2)本発明によれば、コピー元のサーバからコピー先
のサーバへ、データファイルをコピーする際に、コピー
元のサーバおよびコピー先のサーバに接続されているク
ライアント数により求まる最大速度でコピーするように
したので、各クライアントへのサーバのデータファイル
の配送能力を低下させることなくコピーすることがで
き、これにより、クライアントはデータファイルへの実
時間性の保証されたアクセスをすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のファイル管理方法が採用
されるVODシステムの一例の概略構成を示すブロック
図である。
【図2】図1に示す負荷監視装置の一例の概略構成を示
すブロック図である。
【図3】図1に示すクライアントの一例の概略構成を示
すブロック図である。
【図4】図1に示すポンプサーバの一例の概略構成を示
すブロック図である。
【図5】図1に示すユーザ入力受付プログラムの処理、
および使用する閾値管理テーブルと閾値の入力・設定画
面の構成を示す図である。
【図6】図1に示す負荷監視装置内のユーザ入力受付プ
ログラムの詳細処理を示すパッド図である。
【図7】図1に示すクライアント内の動画像表示プログ
ラム、接続情報通知プログラムと、ポンプサーバ内の動
画像配送プログラムの処理を示す図である。
【図8】図1に示すクライアント内の接続情報通知の詳
細処理を示すパッド図である。
【図9】図1に示す負荷監視装置内の接続情報取得プロ
グラムの処理、および使用する接続情報テーブルと負荷
ログ情報管理テーブルの詳細な構成を示す図である。
【図10】図1に示す負荷監視装置内の接続情報取得プ
ログラムの詳細処理を示すパッド図である。
【図11】図1に示す負荷監視装置内の負荷ログ情報監
視プログラムの処理、および使用する実行場所管理テー
ブルと蓄積ファイル管理テーブルの詳細な構成を示す図
である。
【図12】図1に示す負荷監視装置内の負荷ログ情報監
視プログラムの詳細処理を示すパッド図である。
【図13】図1に示す負荷監視装置内の接続情報監視プ
ログラムの処理、および使用するテーブルの構成図であ
る。
【図14】図1に示す負荷監視装置内の接続情報監視プ
ログラムの詳細処理を示すパッド図である。
【図15】図14に示すステップ1051の詳細処理を
示すパッド図である。
【図16】図14に示すステップ1052の詳細処理を
示すパッド図である。
【図17】図14に示すステップ1053の詳細処理を
示すパッド図である。
【図18】図1に示す負荷監視装置内のコピー速度決定
プログラムの処理、および使用するテーブルの構成図で
ある。
【図19】図1に示す負荷監視装置内のコピー速度決定
プログラムの詳細処理を示すパッド図である。
【図20】図1に示す負荷監視装置内の複写プログラム
の処理、および使用するコピー管理テーブルの詳細な構
成を示す図である。
【図21】図1に示す負荷監視装置内の複写プログラム
の詳細処理を示すパッド図である。
【図22】図21に示すステップ10700の詳細処理
を示すパッド図である。
【図23】図21に示すステップ10701の詳細処理
を示すパッド図である。
【図24】図21に示すステップ10702の詳細処理
を示すパッド図である。
【図25】図21に示すステップ10706の詳細処理
を示すパッド図である。
【図26】図1に示すポンプサーバ内の複写プログラム
の処理、および使用するコピー管理テーブルの詳細な構
成を示す図である。
【図27】図1に示すポンプサーバ内の複写プログラム
の詳細処理を示すパッド図である。
【符号の説明】
100…負荷監視装置、101,201,301…制御
プログラム、102…ユーザ入力受付プログラム、10
3…接続情報取得プログラム、104…負荷ログ情報監
視プログラム、105…接続情報監視プログラム、10
6…コピー速度決定プログラム、107,303…複写
プログラム、110…閾値管理テーブル、111…接続
情報テーブル、112…負荷ログ情報管理テーブル、1
13…蓄積ファイル管理テーブル、114,304…コ
ピー管理テーブル、115…実行場所管理テーブル、1
16…入力・設定画面、200…クライアント、202
…動画像表示プログラム、203…接続情報通知プログ
ラム、300…ポンプサーバ、302…動画像配送プロ
グラム、400…LAN、401…キーボード、402
…ディスプレイ、403…メモリ、404…バスライ
ン、405…磁気ディスク、406…CPU,407…
映像ファイル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井川 勝 神奈川県海老名市下今泉810番地 株式会 社日立製作所サーバ開発本部内 (72)発明者 坂本 修一 神奈川県海老名市下今泉810番地 株式会 社日立製作所サーバ開発本部内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のクライアントと、データファイル
    を格納する複数のサーバとが通信回線を介して接続さ
    れ、前記各サーバが、前記各クライアントから要求のあ
    ったデータファイルを当該要求先のクライアントへ転送
    するクライアント・サーバシステムのファイル管理方法
    において、 所定時間経過毎の前記各クライアントから前記各サーバ
    へのアクセス時間に応じて、コピー元のサーバとコピー
    先のサーバとを決定し、 前記コピー元のサーバおよび前記コピー先のサーバに接
    続されているクライアント数によりコピー速度を決定
    し、 当該決定されたコピー速度で、前記コピー元のサーバの
    アクセス頻度の高いデータファイルを、前記コピー元の
    サーバから前記コピー先のサーバへコピーすることを特
    徴とするファイル管理方法。
  2. 【請求項2】 前記コピー先のサーバに接続されている
    クライアント数により、前記コピー元のサーバから前記
    コピー先のサーバへのコピーが実行不可能の場合に、前
    記コピー元のサーバに接続されているクライアント数に
    よりコピー速度を決定し、 当該決定されたコピー速度で、前記コピー元のサーバの
    アクセス頻度の高いデータファイルを、前記コピー元の
    サーバからシステム内に別に用意した装置にコピーし、 前記コピー先のサーバに接続されるクライアント数が少
    なくなった時に、前記システム内に別に用意した装置に
    コピーされた前記コピー元のサーバのアクセス頻度の高
    いデータファイルを、前記別の装置から前記コピー先の
    サーバへコピーすることを特徴とする請求項1に記載の
    ファイル管理方法。
  3. 【請求項3】 前記コピー元のサーバから前記コピー先
    のサーバへのコピー実行中に、前記コピー先のサーバへ
    接続されているクライアント数により、前記コピーが続
    行可能か否かを判断し、 前記コピー元のサーバから前記コピー先のサーバへのコ
    ピーが続行可能と判断された場合に、前記コピー元のサ
    ーバおよび前記コピー先のサーバへ接続されているクラ
    イアント数によりコピー速度を再度決定し、 当該再決定されたコピー速度で前記コピーを続行し、 また、前記コピー元のサーバから前記コピー先のサーバ
    へのコピーが続行不可能と判断された場合に、前記コピ
    ーを中止し、 前記コピー元のサーバへ接続されているクライアント数
    によりコピー速度を決定し、 当該決定されたコピー速度で、前記コピー元のサーバの
    アクセス頻度の高いデータファイルにおける前記コピー
    先のサーバへの未コピー部分を、前記コピー元のサーバ
    からシステム内に別に用意した装置にコピーし、 前記コピー先のサーバへ接続されるクライアント数が少
    なくなった時に、前記システム内に別に用意した装置に
    コピーされた前記コピー元のサーバのアクセス頻度の高
    いデータファイルにおける前記コピー先のサーバへの未
    コピー部分を、前記別の装置から前記コピー先のサーバ
    へコピーすることを特徴とする請求項1または請求項2
    に記載のファイル管理方法。
  4. 【請求項4】 前記別の装置から前記コピー先のサーバ
    へのコピー実行中に、前記コピー先のサーバへ接続され
    ているクライアント数により、前記コピーが続行可能か
    否かを判断し、 前記別の装置から前記コピー先のサーバへのコピーが続
    行可能と判断された場合に、前記コピー先のサーバへ接
    続されているクライアント数によりコピー速度を再度決
    定し、 当該再決定されたコピー速度で前記コピーを続行し、 また、前記別の装置から前記コピー先のサーバへのコピ
    ーが続行不可能と判断された場合に、前記コピーを中止
    することを特徴とする請求項2または請求項3に記載の
    ファイル管理方法。
  5. 【請求項5】 複数のクライアントと、データファイル
    を格納する複数のサーバとが通信回線を介して接続さ
    れ、前記各サーバが、前記各クライアントから要求のあ
    ったデータファイルを当該要求先のクライアントへ転送
    するクライアント・サーバシステムのファイル管理を行
    うファイル管理装置であって、 前記ファイル管理装置は、前記各クライアントから前記
    各サーバへの接続通知を取得し、所定時間経過毎の前記
    各クライアントから前記各サーバへのアクセス時間に応
    じて、コピー元のサーバとコピー先のサーバとを決定す
    る第1の手段と、 前記コピー元のサーバおよび前記コピー先のサーバへ接
    続されているクライアント数によりコピー速度を決定す
    る第2の手段と、 前記第2の手段で決定されたコピー速度で、前記コピー
    元のサーバから前記コピー先のサーバへの、前記コピー
    元のサーバのアクセス頻度の高いデータファイルのコピ
    ー開始を、前記コピー元のサーバおよび前記コピー先の
    サーバに指示する第3の手段とを備えることを特徴とす
    るファイル管理装置。
  6. 【請求項6】 複数のクライアントと、データファイル
    を格納する複数のサーバとが通信回線を介して接続さ
    れ、前記各サーバが、前記各クライアントから要求のあ
    ったデータファイルを当該要求先のクライアントへ転送
    するクライアント・サーバシステムのファイル管理方法
    を、コンピュータに実行させるファイル管理プログラム
    を記憶した記憶媒体であって、 前記ファイル管理プログラムは、コンピュータに、前記
    各クライアントから前記各サーバへの接続通知を取得
    し、所定時間経過毎に前記各クライアントから前記各サ
    ーバへのアクセス時間に応じて、コピー元のサーバとコ
    ピー先のサーバとを決定させる第1の手順と、 前記コピー元のサーバおよび前記コピー先のサーバへ接
    続されているクライアント数によりコピー速度を決定さ
    せる第2の手順と、 前記第2の手順で決定されたコピー速度で、前記コピー
    元のサーバから前記コピー先のサーバへの、前記コピー
    元のサーバのアクセス頻度の高いデータファイルのコピ
    ー開始を、前記コピー元のサーバおよび前記コピー先の
    サーバに指示させる第3の手順とを実行させることを特
    徴とするファイル管理プログラムを記憶した記憶媒体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007336182A (ja) * 2006-06-14 2007-12-27 Funai Electric Co Ltd コンテンツ配信システム、及びネットワークサーバ
WO2009130837A1 (ja) * 2008-04-23 2009-10-29 三菱電機株式会社 コンテンツ再生装置及びプログラム
JP2012078903A (ja) * 2010-09-30 2012-04-19 Brother Ind Ltd ノード装置、ノード装置用プログラムおよび情報処理方法

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