JPH11353118A - 情報入力装置 - Google Patents

情報入力装置

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JPH11353118A
JPH11353118A JP15888998A JP15888998A JPH11353118A JP H11353118 A JPH11353118 A JP H11353118A JP 15888998 A JP15888998 A JP 15888998A JP 15888998 A JP15888998 A JP 15888998A JP H11353118 A JPH11353118 A JP H11353118A
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JP
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information input
panel operator
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JP15888998A
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English (en)
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Otoya Shirotsuka
音也 城塚
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NTT Data Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示面に対するタッチパネル操作者の視線の
位置が標準的な位置でないときでも、タッチパネル操作
者の所望する情報を入力することを可能にする。 【解決手段】 視線位置推定部17は、センサ5、7か
らの検出信号より、タッチパネル操作者の頭部の位置デ
ータを求め、入力情報処理/画像情報選択出力部21か
らの表示面9上での画像情報の表示領域を示すデータを
も用いてタッチパネル操作者の視線位置を推定する。対
応付け補正部19は、視線位置の推定値より、表示面9
中の画像情報の表示領域に対応するタッチパネル11の
表面領域が視線位置上に位置する表面領域になるよう表
示面9上の各位置を示す二次元座標値データと、タッチ
パネル11の表面領域上の各位置を示す二次元座標値デ
ータの対応付けを補正する。処理/出力部21は、補正
部19からの通知により、タッチパネル11からの電気
信号が表示面9上のどの画像情報に対応するのか識別
し、対応する特定の画像情報に基づき上記電気信号の意
味を解釈し、その解釈結果を入力情報として入力情報記
憶部25に記憶させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば銀行の現金
自動預入支払機(ATM)や、鉄道駅の自動券売機など
の端末装置に適用される情報入力装置の改良に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の情報入力装置において、
表示面上の各種画像情報(アイコン)に触れようとして
表示面を覆うタッチパネルの表面に接触すると、タッチ
パネルの接触物検知機能が起動して電気信号を生成し、
その電気信号が表示中の画像情報に対応する情報として
端末に入力される構成の装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記構成の
情報入力装置においては、表示面上の各位置を示す座標
値データ(x、y)と、タッチパネルの表面上の各位置
を示す座標値データ(x、y)とが、予め対応付けられ
て(つまり、テーブル形式で)端末のメモリ等に記憶さ
れている。よって、端末のCPUは、上記テーブルを参
照することにより、入力した電気信号が上記画像情報に
対応するタッチパネルの表面領域から出力されたもので
あることを認識する。しかし、上記両座標データの対応
付けは、標準的な身長の利用者が標準的な姿勢でタッチ
パネルを操作することを想定して設定されており、例え
ば比較的背の低い利用者がタッチパネルを操作する場合
や、標準的な身長の利用者であっても通常とは異なった
姿勢でタッチパネルを操作する場合等を全く想定してい
ない。しかも、上記装置では、標準的な身長の利用者が
標準的な姿勢でタッチパネルを操作するときの利用者の
視線を基準に、その視線と表示面とのなす角度が90度
になるよう、装置の姿勢が固定されている。
【0004】そのため、上記のような、利用者の視線と
表示面とのなす角度が90度でない場合には、タッチパ
ネルの、利用者が選択した画像情報の表示領域と対応し
ない表面領域に触れることになる。その結果、タッチパ
ネルの、別の画像情報の表示領域に対応する表面領域で
生成された電気信号が端末に入力されるという問題が生
じる虞があった。
【0005】従って本発明の目的は、表示面に対するタ
ッチパネル操作者の視線の位置が標準的な位置でないと
きでも、タッチパネル操作者の所望する情報を入力する
ことが可能な情報入力装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の側面に従
う情報入力装置は、画像情報を表示する表示部と、表示
部の表示面を覆う位置に設けられ、表示面に対応する表
面領域全体に亘って接触物を検知する機能を有するタッ
チパネルと、画像情報を表示している表示面中の特定領
域に対応するタッチパネルの表面領域が、画像情報を目
視するタッチパネル操作者の視線上に位置する表面領域
になるよう、特定領域と表面領域の間の対応付けを調整
する手段とを備える。
【0007】上記構成によれば、画像情報を表示してい
る表示面中の特定領域に対応するタッチパネルの表面領
域が、画像情報を目視するタッチパネル操作者の視線上
に位置する表面領域になるよう、特定領域と表面領域の
間の対応付けを調整することとした。そのため、表示面
に対するタッチパネル操作者の視線の位置が標準的な位
置でないときでも、タッチパネル操作者の所望する情報
を入力することができる。
【0008】本発明の第1の側面に係る好適な実施形態
では、対応付け調整手段は、タッチパネル操作者の頭部
位置の検知結果から推定されるタッチパネル操作者の視
線位置に基づいて上述した調整を行う。上記調整は、タ
ッチパネル操作者の視線上に位置するタッチパネルの表
面領域を、表示面上の画像情報の表示領域に対応する表
面領域になるよう可変することによって行われる。
【0009】また、上記実施形態に係る変形例では、上
記調整は、表示面上の画像情報の表示領域を、タッチパ
ネル操作者により接触されたタッチパネルの表面領域に
対応する表示領域になるよう可変することによって行わ
れる。
【0010】上述した実施形態、或いは上述した実施形
態に係る変形例では、上記調整は、予め記憶部に対応付
けて記憶されている表示部の表示面上の各位置を示す第
1のデータ、及びタッチパネルの表面領域上の各位置を
示す第2のデータを参照することによって行われる。更
に、タッチパネル操作者の頭部位置の検出は、光学セン
サ又は超音波センサを少なくとも2個以上用いて行われ
る。
【0011】また、上述した実施形態に係る別の変形例
では、タッチパネル操作者の頭部位置の検出は、固体撮
像素子を備える1台の撮像装置を用いて行われるととも
に、タッチパネル操作者の視線位置の推定は、撮像装置
からの画像情報に所定の処理を施すことにより求めたタ
ッチパネル操作者の眼球位置と、撮像装置の自動焦点機
能から求まる撮像装置と頭部位置との間の距離とに基づ
いて行われる。
【0012】また、上述した実施形態に係る更に別の変
形例では、タッチパネル操作者の頭部位置の検出は、固
体撮像素子を備える2台の撮像装置を用いて行われると
ともに、タッチパネル操作者の視線位置の推定は、各撮
像装置から夫々出力される各画像情報に所定の処理を施
すことにより求めた各画像情報毎のタッチパネル操作者
の眼球位置と、撮像装置間の距離とに基づき、三角測量
の手法により眼球位置を特定した後に行われる。
【0013】本発明の第2の側面に従う情報入力装置
は、表示面が正面を向くよう変位自在に支持される表示
部と、表示面を覆う位置に設けられ、表示面に対応する
表面領域全体に亘って接触物を検知する機能を有するタ
ッチパネルと、画像情報を表示している表示面中の特定
領域に対応するタッチパネルの表面領域が、画像情報を
目視するタッチパネル操作者の視線上に位置する表面領
域になるよう、視線に対する表示面の角度を調整する手
段とを備える。
【0014】上記構成によれば、画像情報を表示してい
る表示面中の特定領域に対応するタッチパネルの表面領
域が、画像情報を目視するタッチパネル操作者の視線上
に位置する表面領域になるよう、視線に対する表示面の
角度を調整することとした。そのため、表示面に対する
タッチパネル操作者の視線の位置が標準的な位置でない
ときでも、タッチパネル操作者の所望する情報を入力す
ることができる。
【0015】本発明の第2の側面に係る好適な実施形態
では、角度調整手段は、タッチパネル操作者の頭部位置
の検知結果から推定されるタッチパネル操作者の視線位
置に基づいて調整を行う。この角度調整手段は、推定さ
れるタッチパネル操作者の視線に対するタッチパネルの
表面の角度が所定角度になるよう、表示部の回転角度を
演算する演算部と、演算された回転角度に基づき、表示
部を回転させる回転駆動部とを備える。上述した所定角
度は、90度に設定される。更に、タッチパネル操作者
の頭部位置の検出は、光学センサ又は超音波センサを少
なくとも2個以上用いて行われる。
【0016】また、上述した実施形態に係る別の変形例
では、タッチパネル操作者の頭部位置の検出は、固体撮
像素子を備える1台の撮像装置を用いて行われるととも
に、タッチパネル操作者の視線位置の推定は、撮像装置
からの画像情報に所定の処理を施すことにより求めたタ
ッチパネル操作者の眼球位置と、撮像装置の自動焦点機
能から求まる撮像装置と頭部位置との間の距離とに基づ
いて行われる。
【0017】また、上述した実施形態に係る更に別の変
形例では、タッチパネル操作者の頭部位置の検出は、固
体撮像素子を備える2台の撮像装置を用いて行われると
ともに、タッチパネル操作者の視線位置の推定は、各撮
像装置から夫々出力される各画像情報に所定の処理を施
すことにより求めた各画像情報毎のタッチパネル操作者
の眼球位置と、撮像装置間の距離とに基づき、三角測量
の手法により眼球位置を特定した後に行われる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面により詳細に説明する。
【0019】図1は、本発明の一実施形態に係る端末装
置の全体構成を示す説明図である。
【0020】上記装置は、端末装置本体(装置本体)1
と、装置本体1の正面を占めるLCD表示部3と、複数
個のセンサ5、7とを備える。
【0021】LCD表示部3は、表示面9と、表示面9
をその全域に亘って覆うタッチパネル11とを備える。
表示面9には、例えば所定の電圧が印加されることによ
り駆動して、装置本体1内部の信号処理部から与えられ
る種々の画像情報(図1では、符号10で示す)を表示
するドットマトリクスLCDが用いられる。タッチパネ
ル11には、例えば表示面9に対応する表面領域全体に
亘り接触物を検知して所定の電気信号を上記信号処理部
に出力する機能を有した感応フィールドが設定されてい
る所謂管面タッチスイッチが用いられる。
【0022】センサ5、7は、共に端末装置1の正面に
正対しているタッチパネル操作者13の頭部位置を検出
して夫々所定の検出信号を上記信号処理部に出力するも
のである。本実施形態では、センサ5はLCD表示部3
の直上方に、検出領域を水平方向に設定した状態で配置
され、センサ7はタッチパネル操作者13がタッチパネ
ル操作時に立つ位置の直上方に、検出領域を垂直方向
(下方)に設定した状態で配置される。なお、センサ
5、7には、例えば赤外線センサなどの光学センサ、或
いは超音波センサが用いられる。
【0023】装置本体1内部には、上述した信号処理部
が内蔵されている。
【0024】信号処理部は、センサ5、7から出力され
るタッチパネル操作者13の頭部位置検出信号からタッ
チパネル操作者13の視線位置15を推定する。そし
て、この推定結果に基づいて、画像情報10を表示して
いる表示面9中の領域に対応するタッチパネル11の表
面領域が、画像情報10を目視するタッチパネル操作者
13の視線15上に位置する表面領域になるよう、上記
領域と上記表面領域の間の対応付けを調整する。
【0025】図2は、上述した信号処理部の構成を示す
機能ブロック図である。
【0026】上記信号処理部は、図2に示すように、視
線位置推定部17と、対応付け補正部19と、入力情報
処理/画像情報選択出力部(処理/出力部)21と、座
標値データ記憶部23と、入力情報記憶部25と、画像
情報記憶部27とを備える。
【0027】視線位置推定部17は、センサ5、7から
夫々出力される検出信号に基づき、タッチパネル操作者
13の頭部の平面上での位置データ及び高さ位置データ
を所定の演算処理を行うことによって夫々求める。次い
で、上記求めた各位置データ、及び処理/出力部21か
ら与えられる表示面9上での画像情報10の表示領域を
示すデータ等から所定の演算処理を行うことによってタ
ッチパネル操作者13の視線位置15を推定し、その推
定値(推定した視線位置15を示す三次元データ)を対
応付け補正部19に出力する。
【0028】座標値データ記憶部23は、表示面9上の
各位置を示す二次元座標値データと、タッチパネル11
の表面領域上の各位置を示す二次元座標値データとを、
予めテーブル形式で固定データとして記憶しており、対
応付け補正部19からの読出し要求に応じて上記固定デ
ータを出力する。本実施形態では、上記両二次元座標値
データの対応付けは、タッチパネル11の表面上の任意
の位置を示す二次元座標値データと、その任意の位置か
ら表示面9に向かって垂線を引いたときに、その垂線と
交わる表示面9上の位置を示す二次元座標値データとが
対応するよう予め設定されている。なお、上記両二次元
座標値データの対応付けに当っては、標準的な身長のタ
ッチパネル操作者が、標準的な姿勢でタッチパネル11
を操作しているときのタッチパネル操作者の視線位置に
ついても考慮されているものとする。
【0029】対応付け補正部19は、視線位置15の推
定値が視線位置推定部17から与えられると、座標値デ
ータ記憶部23から上記固定データを読出す。そして、
上記推定値に基づいて、表示面9中の画像情報10の表
示領域に対応するタッチパネル11の表面領域が上記視
線位置15上に位置する表面領域になるよう、上記両二
次元座標値データの対応付けを補正する。つまり、上記
対応付けを、予め画像情報10の表示領域に対応付けら
れているタッチパネル11の特定表面領域から、視線位
置15上において上記表示領域に対応するタッチパネル
11の別の表面領域に変更することになる。この補正し
た結果は、処理/出力部21に通知される。
【0030】入力情報記憶部25は、処理/出力部21
から与えられる情報を入力情報として消去可能な状態で
記憶すると共に、処理/出力部21からの読出し要求に
応じて対応する入力情報を処理/出力部21に出力す
る。
【0031】画像情報記憶部27は、表示面9に表示さ
れる複数の画像情報(アイコン)を予め記憶しており、
処理/出力部21からの読出し要求に応じて対応する画
像情報を処理/出力部21に出力する。
【0032】処理/出力部21は、対応付け補正部19
からの上記通知に基づき、タッチパネル11からの電気
信号が表示面9上のどの画像情報に対応するものである
かを識別する。そして、この識別の結果、特定の画像情
報(本実施形態では、画像情報10)に対応するもので
あることを認識すると、その画像情報に基づき上記電気
信号の意味を解釈し、その解釈の結果を入力情報として
入力情報記憶部25に記憶させる。例えば、上記画像情
報10が普通預金の払出に関するソフトキーであったと
すれば、普通預金の払出キーの操作情報が入力情報とし
て入力情報記憶部25に記憶させることになる。処理/
出力部21は、また、画像情報記憶部27に記憶されて
いる複数の画像情報の中から表示すべき画像情報を随時
選択して表示面9に出力する。
【0033】上記構成によれば、視線位置推定部17が
センサ5、7からの検出信号に基づき、タッチパネル操
作者の視線位置を推定し、対応付け補正部19がその推
定結果に基づき、表示面9上の各位置を示す二次元座標
値データと、タッチパネル11の表面領域上の各位置を
示す二次元座標値データとの対応付けを補正する。その
ため、タッチパネル操作者の視線位置が標準的な視線位
置と相違する場合であっても、タッチパネル操作者が所
望するものとは別の画像情報の表示領域に対応する表面
領域で生成された電気信号が端末に入力されるという問
題が生じ難い。
【0034】なお、本実施形態では、対応付け補正部1
9がタッチパネル11側の特定表面領域を別の表面領域
に変更することによって表示面9側の二次元座標値デー
タとタッチパネル11側の二次元座標値データとの間の
対応付けを補正することとした。しかし、表示面9上の
画像情報10の表示領域を、別の表示領域に変更するこ
とにより表示面9側の二次元座標値データとタッチパネ
ル11側の二次元座標値データとの間の対応付けを補正
することとしても差支えない。
【0035】また、本実施形態では、信号処理部を構成
する各部を全て装置本体1に内蔵しているものとして説
明した。しかし、視線位置推定部17を除く各部(対応
付け補正部19〜画像情報記憶部27)を、複数台の端
末装置を集中管理するホストコンピュータ(図示しな
い)に設け、対応付け補正部19又は処理/出力部21
と視線位置推定部17との間の情報の授受をオンライン
で行うようにしても、上記と同様の効果を奏し得る。
【0036】図3は、本発明の他の実施形態に係る端末
装置の全体構成を示す説明図である。
【0037】本実施形態では、装置本体31が、その表
示面9(タッチパネル11の表面)が正面を向くよう、
つまり、どのようなタッチパネル操作者13に対しても
常に表示面9が正対するよう、回転支持機構29及びア
クチュエータ35により図3で示す正逆両方向に回転自
在に支持されている点を主な特徴とする。その他各部の
構成については、図1で示した端末装置の各部の構成と
同様である。
【0038】図4は、図3の端末装置が内蔵する信号処
理部の構成を示す機能ブロック図である。
【0039】本実施形態では、上記信号処理部に、図2
で示した対応付け補正部19に代えて視線位置推定部1
7からの推定結果に基づき、上記アクチュエータ35の
回転駆動量を求める回転角度演算部33を設けた点を主
な特徴とする。なお、対応付け補正部19がないため
に、タッチパネル11からの電気信号は処理/出力部2
1に直接与えられ、また、座標値データ記憶部23に記
憶されている上述した固定データの読出しは処理/出力
部21によって行われる。その他各部の構成について
は、図2で示した信号処理部の各部と同様である。
【0040】図4において、回転角度演算部33は、視
線位置推定部17が推定したタッチパネル操作者13の
視線位置15に基づき、その視線位置15に対してタッ
チパネル11の表面(つまり、表示面9)のなす角度が
90度になるよう、装置本体31の回転角度を演算し、
その演算結果に基づき、アクチュエータ35の回転駆動
量を制御する。これにより、前記表示面9中の画像情報
10を表示している特定領域に予め対応付けられている
前記タッチパネル11の表面領域が、画像情報10を目
視するタッチパネル操作者13の視線15上に位置する
表面領域になる。
【0041】上記構成によれば、回転角度演算部33が
視線位置推定部17が推定したタッチパネル操作者13
の視線位置15に対してタッチパネル11の表面領域が
常に90度になるよう、アクチュエータ35を通じて装
置本体31の姿勢を制御することとした。そのため、タ
ッチパネル操作者の視線位置が標準的な視線位置と相違
する場合であっても、タッチパネル操作者が所望するも
のとは別の画像情報の表示領域に対応する表面領域で生
成された電気信号が端末に入力されるという問題が生じ
難い。
【0042】本実施形態では、信号処理部を構成する各
部を全て装置本体31に内蔵しているものとして説明し
た。しかし、上述した一実施形態におけるように、視線
位置推定部17及び回転角度演算部33を除く各部(処
理/出力部21〜画像情報記憶部27)を、ホストコン
ピュータ側に設け、処理/出力部21と視線位置推定部
17との間の情報の授受をオンラインで行うようにして
も、上記と同様の効果を奏し得る。
【0043】上述した内容は、あくまで本発明の各実施
形態に関するものであって、本発明が上記内容のみに限
定されることを意味するものでないのは勿論である。例
えば、上記各実施形態では、タッチパネル操作者13の
頭部位置を検出するためのセンサ5、7に赤外線センサ
などの光学センサ、或いは超音波センサを用いることと
したが、これらに代えて固体撮像素子(CCD)を備え
る1台の撮像装置(ビデオカメラ)を用いて行うことと
しても良い。この場合、タッチパネル操作者13の視線
位置の推定は、ビデオカメラからの画像情報に所定の処
理を施すことにより求めたタッチパネル操作者13の眼
球位置と、ビデオカメラの自動焦点機能から求まるビデ
オカメラとタッチパネル操作者13の頭部位置との間の
距離とに基づいて行われることになる。
【0044】また、上記構成のビデオカメラを2台用い
てタッチパネル操作者13の頭部位置を検出することと
しても良い。この場合、各ビデオカメラから夫々出力さ
れる各画像情報に所定の処理を施すことにより求めた各
画像情報毎のタッチパネル操作者13の眼球位置と、ビ
デオカメラ間の距離データとに基づき、三角測量の手法
により上記眼球位置を特定した後に、タッチパネル操作
者13の視線位置を推定する方法も採用し得る。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
表示面に対するタッチパネル操作者の視線の位置が標準
的な位置でないときでも、タッチパネル操作者の所望す
る情報を入力することが可能な情報入力装置を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る端末装置の全体構成
を示す説明図。
【図2】図1の端末装置が内蔵する信号処理部の構成を
示す機能ブロック図。
【図3】本発明の他の実施形態に係る端末装置の全体構
成を示す説明図。
【図4】図3の端末装置が内蔵する信号処理部の構成を
示す機能ブロック図。
【符号の説明】
1、31 端末装置本体(装置本体) 3 LCD表示部 5、7 センサ(光学センサ又は超音波センサ) 9 表示面 10 画像情報(アイコン) 11 タッチパネル 13 タッチパネル操作者 15 (タッチパネル操作者の)視線 17 視線位置推定部 19 対応付け補正部 21 入力情報処理/画像情報選択出力部(処理/出力
部) 23 座標値データ記憶部 25 入力情報記憶部 27 画像情報記憶部 29 回転支持機構 33 回転角度演算部 35 アクチュエータ

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像情報を表示する表示部と、 前記表示部の表示面を覆う位置に設けられ、表示面に対
    応する表面領域全体に亘って接触物を検知する機能を有
    するタッチパネルと、 画像情報を表示している前記表示面中の特定領域に対応
    する前記タッチパネルの表面領域が、画像情報を目視す
    るタッチパネル操作者の視線上に位置する表面領域にな
    るよう、前記特定領域と前記表面領域の間の対応付けを
    調整する手段と、 を備える情報入力装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の情報入力装置において、 前記対応付け調整手段が、前記タッチパネル操作者の頭
    部位置の検知結果から推定されるタッチパネル操作者の
    視線位置に基づいて前記調整を行うことを特徴とする情
    報入力装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の情報入力装
    置において、 前記調整が、前記タッチパネル操作者の視線上に位置す
    る前記タッチパネルの表面領域を、前記表示面上の画像
    情報の表示領域に対応する表面領域になるよう可変する
    ことによって行われることを特徴とする情報入力装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は請求項2記載の情報入力装
    置において、 前記調整が、前記表示面上の画像情報の表示領域を、前
    記タッチパネル操作者により接触された前記タッチパネ
    ルの表面領域に対応する表示領域になるよう可変するこ
    とによって行われることを特徴とする情報入力装置。
  5. 【請求項5】 請求項3又は請求項4記載の情報入力装
    置において、 前記調整が、予め記憶部に対応付けて記憶されている前
    記表示部の表示面上の各位置を示す第1のデータ、及び
    前記タッチパネルの表面領域上の各位置を示す第2のデ
    ータを参照することによって行われることを特徴とする
    情報入力装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項5のいずれか1項記
    載の情報入力装置において、 前記タッチパネル操作者の頭部位置の検出が、光学セン
    サ又は超音波センサを少なくとも2個以上用いて行われ
    ることを特徴とする情報入力装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至請求項5のいずれか1項記
    載の情報入力装置において、 前記タッチパネル操作者の頭部位置の検出が、固体撮像
    素子を備える1台の撮像装置を用いて行われるととも
    に、 前記タッチパネル操作者の視線位置の推定が、前記撮像
    装置からの画像情報に所定の処理を施すことにより求め
    た前記タッチパネル操作者の眼球位置と、前記撮像装置
    の自動焦点機能から求まる前記撮像装置と前記頭部位置
    との間の距離とに基づいて行われることを特徴とする情
    報入力装置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至請求項5のいずれか1項記
    載の情報入力装置において、 前記タッチパネル操作者の頭部位置の検出が、固体撮像
    素子を備える2台の撮像装置を用いて行われるととも
    に、 前記タッチパネル操作者の視線位置の推定が、前記各撮
    像装置から夫々出力される各画像情報に所定の処理を施
    すことにより求めた各画像情報毎の前記タッチパネル操
    作者の眼球位置と、前記撮像装置間の距離とに基づき、
    三角測量の手法により前記眼球位置を特定した後に行わ
    れることを特徴とする情報入力装置。
  9. 【請求項9】 表示面が正面を向くよう変位自在に支持
    される表示部と、 前記表示面を覆う位置に設けられ、表示面に対応する表
    面領域全体に亘って接触物を検知する機能を有するタッ
    チパネルと、 画像情報を表示している前記表示面中の特定領域に対応
    する前記タッチパネルの表面領域が、画像情報を目視す
    るタッチパネル操作者の視線上に位置する表面領域にな
    るよう、前記視線に対する表示面の角度を調整する手段
    と、 を備える情報入力装置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の情報入力装置におい
    て、 前記角度調整手段が、前記タッチパネル操作者の頭部位
    置の検知結果から推定される前記タッチパネル操作者の
    視線位置に基づいて前記調整を行うことを特徴とする情
    報入力装置。
  11. 【請求項11】 請求項9又は請求項10記載の情報入
    力装置において、 前記角度調整手段が、 前記推定されるタッチパネル操作者の視線に対する前記
    タッチパネルの表面の角度が所定角度になるよう、前記
    表示部の回転角度を演算する演算部と、 前記演算された回転角度に基づき、前記表示部を回転さ
    せる回転駆動部と、 を備えることを特徴とする情報入力装置。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の情報入力装置におい
    て、 前記所定角度が、90度であることを特徴とする情報入
    力装置。
  13. 【請求項13】 請求項9乃至請求項12のいずれか1
    項記載の情報入力装置において、 前記タッチパネル操作者の頭部位置の検出が、光学セン
    サ又は超音波センサを少なくとも2個以上用いて行われ
    ることを特徴とする情報入力装置。
  14. 【請求項14】 請求項9乃至請求項12のいずれか1
    項記載の情報入力装置において、 前記タッチパネル操作者の頭部位置の検出が、固体撮像
    素子を備える1台の撮像装置を用いて行われるととも
    に、 前記タッチパネル操作者の視線位置の推定が、前記撮像
    装置からの画像情報に所定の処理を施すことにより求め
    た前記タッチパネル操作者の眼球位置と、前記撮像装置
    の自動焦点機能から求まる前記撮像装置と前記頭部位置
    との間の距離とに基づいて行われることを特徴とする情
    報入力装置。
  15. 【請求項15】 請求項9乃至請求項12のいずれか1
    項記載の情報入力装置において、 前記タッチパネル操作者の頭部位置の検出が、固体撮像
    素子を備える2台の撮像装置を用いて行われるととも
    に、 前記タッチパネル操作者の視線位置の推定が、前記各撮
    像装置から夫々出力される各画像情報に所定の処理を施
    すことにより求めた各画像情報毎の前記タッチパネル操
    作者の眼球位置と、前記撮像装置間の距離とに基づき、
    三角測量の手法により前記眼球位置を特定した後に行わ
    れることを特徴とする情報入力装置。
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