JPH11351948A - 計量装置 - Google Patents

計量装置

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JPH11351948A
JPH11351948A JP15614398A JP15614398A JPH11351948A JP H11351948 A JPH11351948 A JP H11351948A JP 15614398 A JP15614398 A JP 15614398A JP 15614398 A JP15614398 A JP 15614398A JP H11351948 A JPH11351948 A JP H11351948A
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JP
Japan
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conveyor
weighing
base
unit
run
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JP15614398A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Sekiguchi
裕之 関口
Yukichi Yanase
裕吉 柳瀬
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Anritsu Corp
Original Assignee
Anritsu Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンベアから落ちる汚れを溜めず、且つ清掃
を容易とする。 【解決手段】 物品を搬送させるため、一連の搬送経路
をなす秤量コンベア1Aと助走コンベア1Bとを有し、秤
量コンベア1Aの下側に計量部8を配した計量装置であっ
て、複数の骨材20A,20B,20C を枠状にして組んで基台9
を構成し、その上部に計量部8および助走コンベア1Bを
固定する。これによれば、搬送された物品の汚れがコン
ベア1から落ちても、この汚れを基台9上に溜めること
なく枠状を通して床に落とし、基台9への汚れの付着を
防止する。また、清掃時には、基台6上に汚れが溜まら
ないので、清掃を容易に行うことが可能となり、且つ、
基台の骨材の上部が多くの面積を有しないために清掃が
容易であり、清掃時の洗浄水などが基台の上部に残留せ
ず、拭き取りなどの作業を省くことができる。また、基
台9の上部をなす骨材20A の間に梁材21を架設したこと
により、基台の強度を向上と、計量部などの固定位置の
自由度を増すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物品を搬送するコ
ンベアと、このコンベアを下側から支持する計量部とを
有して、コンベアに搬送される物品の質量を計量する計
量装置に関し、特に、コンベアおよび計量部を所定高さ
に支持固定する基台を備えた計量装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、物品を搬送するコンベアを有し
た計量装置は、製造ラインの最終行程に設置され、物品
を停止させることなく搬送しながら物品の質量を計量す
る。
【0003】従来、この種の計量装置は、図8に示すよ
うに、基台109上に計量部108(例えばストレイン
ゲージ式ロードセル)が固定され、該計量部108上
に、一対のローラ111A,111B間に無端状のベル
ト112が張設されたコンベア101が設けられてい
る。計量部108を固定する基台109は、箱状をな
し、その上壁面に計量部108を固定している。また、
基台109の内部には、コンベア101および計量部1
08の稼働・制御に係る電子部品145が収納されてい
る。そして、計量部108では、コンベア101全体
と、コンベア101に搬送される物品の質量を計量し、
基台109の内部に収納された電子部品がなす演算部の
演算処理によってコンベア101分の重量を差し引い
て、物品の質量を求める。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、搬送・計量
される物品が、特に食品である場合には、衛生面での注
意が必要となる。そこで、定期的な清掃を行っている。
【0005】しかしながら、上述した従来の計量装置で
は、基台109が箱状に形成されており、その上壁面に
計量部108を固定するようにしている。つまり、コン
ベア101や計量部108の下側には、基台109の上
壁面があり、これによって、コンベア101から落ちる
食品のカスなどの汚れが基台109の上壁面に溜まって
しまうという問題があった。
【0006】また、定期的な清掃時では、上記のように
コンベア101や計量部108の下側に基台109の上
壁面があるため、清掃が面倒であり、且つ、清掃時の洗
浄水が基台109の上壁面に残留することもあって、拭
き取りなどに手間がかかるという問題がある。
【0007】また、特に、図9に示すように、コンベア
101が秤量コンベア101Aと助走コンベア101B
とで構成されている場合、これら秤量コンベア101A
と助走コンベア101Bとの間の間隙から食品のカスな
どの汚れが落ちることが多い。このため、前記間隙の下
側にある基台109の上壁面に、食品のカスなどの汚れ
が積層付着してしまい、容易に清掃することができなく
なるという問題もある。
【0008】そこで本発明は、上記課題を解消するため
に、コンベアから落ちる汚れが溜まることなく、且つ清
掃を容易に行うことができる計量装置を提供することを
目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明による請求項1に記載の計量装置では、物品を搬
送させるため、一対のローラ11A,11B間に無端状
のベルト12が張設されたコンベア1と、該コンベア1
を下側から支持して前記コンベア1を以て搬送される前
記物品の質量を計量する計量部8とを有した計量装置に
おいて、複数の骨材20(20A,20B,20C)を
枠状に組んでなり、その上部に前記計量部8を固定する
基台9を備えたことを特徴としている。
【0010】請求項2に記載の計量装置では、請求項1
の記載において、前記基台9の上部をなす骨材20(2
0A)の間には梁材21が架設されていることを特徴と
している。
【0011】請求項3に記載の計量装置では、請求項1
の記載において、前記コンベア1は、一連の搬送経路を
なす秤量コンベア1Aと助走コンベア1Bとに分割さ
れ、該秤量コンベア1Aの下側に前記計量部8が配設さ
れており、前記基台9の上部には、前記秤量コンベア1
Aと助走コンベア1Bとを同高さとするように、前記助
走コンベア1Bおよび前記計量部8が固定されているこ
とを特徴としている。
【0012】請求項4に記載の計量装置では、請求項3
の記載において、前記基台9の上部をなす骨材20(2
0A)の間には、少なくとも前記秤量コンベア1Aと助
走コンベア1Bとの間にある間隙の直下に張り出すこと
なく梁材21が架設されていることを特徴としている。
【0013】請求項5に記載の計量装置では、請求項1
〜請求項4の何れかに記載において、前記基台9をなす
骨材20の上部および前記梁材21の上部には、上方か
ら下方に傾く斜面50が設けられていることを特徴とし
ている
【0014】請求項6に記載の計量装置では、請求項1
〜請求項5の何れかに記載において、前記基台9の上部
には、前記梁材21および骨材20の上部に加え、ある
いは前記梁材21に代えて、前記コンベア1の下側に隠
蔽される如く配設され、前記計量部8および/または前
記助走コンベア1Bを固定する載置面55を形成したこ
とを特徴としている。
【0015】請求項7に記載の計量装置では、請求項1
あるいは請求項3に記載において、前記基台9の外側部
には、前記コンベア1および前記計量部8の稼働・制御
に係る電子部品を収納する制御盤45が配されているこ
とを特徴としている。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して具体的に説明する。図1は本発明による計量
装置を示す一部裁断正面図、図2は同計量装置の一部裁
断側面図、図3は同計量装置の平面図である。図示の計
量装置は、上部位置にコンベア1を配し、その下側に計
量部8があり、計量部8は基台9に固定されてる。
【0017】最初にコンベア1について説明する。コン
ベア1は、秤量コンベア1Aと助走コンベア1Bとがあ
る。これら秤量コンベア1Aおよび助走コンベア1B
は、同様に構成されており、支持ユニット2と、搬送ユ
ニット3と、モータユニット4で大略構成される。
【0018】まず、支持ユニット2は、略直立する左右
一対の側板6と、該側板6間を連結する架台7とで構成
される。秤量コンベア1A側の架台7は、計量部8に連
結固定されており、計量部8は、秤量コンベア1A全体
と物品の質量を計量する。計量部8は、例えばロードセ
ルや、電子平衡秤などからなる。また、計量部8は、後
述する基台9上に固定されている。また、助走コンベア
1B側の支持ユニット2の架台7は、直接基台9上に固
定される。
【0019】次に、搬送ユニット3は、支持ユニット2
と略同様の左右幅及び長さを有し、支持ユニット2に対
し上方から取り付けられる受台10と、受台10の両端
に設けられた駆動ローラ11A,従動ローラ11Bと、
各ローラ11A,11B間に張設される無端状のベルト
12とで構成される。また、搬送ユニット3は、支持ユ
ニット2上に載置され、キャッチクリップなどの固定具
13によって着脱自在となるように固定される。
【0020】次に、モータユニット4は、駆動ローラ1
1Aの一端部側であって、支持ユニット2の側板6に設
けられる。モータユニット4は、駆動モータと、減速機
で構成され、これらが防水ケース4a内に収容されてな
る。モータユニット4の出力軸4bは、駆動ローラ11
Aの回転軸11Aaと同軸位置に配置され、駆動ローラ
11Aの一端側にある軸受部14を介してこれらが着脱
自在に連結される。
【0021】上記構成のコンベア1は、モータユニット
4の駆動モータの回転力が減速機を介して減速され出力
軸4bが回転する。これにより、出力軸4bに連結され
た回転軸11Aaを介して駆動ローラ11Aが回転し、
従動ローラ11Bとの間に張設されているベルト12が
一方向に移動する。
【0022】ベルト12上に物品が移載されると、助走
コンベア1B側では秤量コンベア1A側に物品を搬送す
る。秤量コンベア1A側では、計量部8がコンベア1及
び物品の質量を計量し、演算部に計量信号を出力する。
演算部では、計量信号に基づく演算処理でコンベア1の
重量を差し引きし、物品の質量を求める。演算部は、物
品の質量に応じて物品の良否を判断したり、質量別に物
品を選別する等の制御を行う。
【0023】続いて、基台9について説明する。基台9
は、上述の如く、その上部に計量部8および助走コンベ
ア1Bを固定支持している。この基台9は、図1乃至図
3に示すように、複数の骨材20を枠状に組んで構成さ
れている。具体的には、基台9の上部をなし、計量部8
および助走コンベア1Bを固定するように、水平配置さ
れて略ロ字形状に組まれる断面略矩形状の四本の骨材2
0Aと、基台9の高さをなす如く、骨材20Aがなす前
記略ロ字形状の各角部から下方に垂下して組まれる断面
略矩形状の四本の骨材20Bと、該骨材20Bの下端部
近傍で、各骨材20Bを接続する如く組まれる断面略円
形状の四本の骨材20Cとで、直方形の枠状を構成して
いる。
【0024】また、略ロ字形状に組まれた骨材20Aに
関し、対向する一対の骨材20A間には梁材21が架設
されている。この梁材21は、本実施の形態では、図3
に示すように、上記対向する一対の骨材20Aと直交
し、且つ、その他の一対の骨材20Aと平行するように
架設され、コンベア1の搬送方向に直交している。
【0025】そして、上記計量部8および助走コンベア
1Bは、梁材21および梁材21と平行する骨材20A
に固定されている。計量部8は、図1で右側にある骨材
20Aと、この骨材20Aに近接して平行する梁材21
との上部に対し、脚部30を介して掛け渡される如く固
定されている。そして、計量部8の上部には、上述した
ように支持ユニット2の架台7を介して秤量コンベア1
Aが固定されている。
【0026】助走コンベア1Bは、図1で左側にある骨
材20Aと、この骨材20Aに近接して平行する梁材2
1との上部に対し、支持部40を介して固定されてい
る。この支持部40は、骨材20Aと梁材21との上部
の間に長手状の一対の固定部材41を架設し、この固定
部材41と支持ユニット2の架台7との間を接続する四
本の支柱部材42を介し、秤量コンベア1Aと同高さと
なるように固定されている。また、固定部材41は、骨
材20Aおよび梁材21に対し、助走コンベア1Bを秤
量コンベア1Aに接離する方向に移動可能に固定され、
助走コンベア1Bと秤量コンベア1Aとの間隔を調整で
きるように構成されている。
【0027】また、基台9の梁材21は、上述の如く基
台9の上部に秤量コンベア1Aおよび助走コンベア1B
が固定された状態では、図3に示すように、秤量コンベ
ア1Aと助走コンベア1Bとの間隙の直下に張り出さな
いように配され、さらに計量部8や固定部材41も前記
間隙の直下に張り出さないように固定されている。
【0028】なお、基台9を構成する骨材20Bの下端
部には、基台9の高さを調整できる脚部22が配設され
ている。
【0029】また、上記構成の基台9の外側部には、計
量部8の計量信号を入力する演算部などを含め、計量装
置にかかる稼働・制御・表示を行う電子部品を収納する
制御盤45が配設されている。
【0030】したがって、このように構成された計量装
置では、コンベア1(秤量コンベア1A,助走コンベア
1B)および計量部8など、物品を搬送・計量する各部
を、枠状に構成された基台9上に配したことにより、コ
ンベア1に物品を搬送させ、コンベア1から物品にかか
る汚れが落ちた場合、これらの汚れが基台9上に溜まる
ことなく床に落とすことが可能となる。特に搬送する物
品が食品である場合には、食品のカスなどが基台9上に
溜まらないので、雑菌などの繁殖を低減させることがで
き、衛生面での効果を得ることが可能となる。
【0031】また、定期的な清掃時には、上記の如く基
台9上に汚れが溜まらないので、清掃を容易に行うこと
が可能となり、且つ、基台9の骨材20Aの上部が多く
の面積を有しないために清掃が容易であり、清掃時の洗
浄水などが基台9の上部に残留せず、拭き取りなどの作
業を省くことが可能となる。
【0032】さらに、本実施の形態のように、コンベア
1が秤量コンベア1Aと助走コンベア1Bとで構成され
ている場合、これら秤量コンベア1Aと助走コンベア1
Bとの間隙の直下に存在する構成部品を有しないので、
間隙から汚れが落ちても、直接床に落とすことが可能と
なる。
【0033】また、骨材20Aの間に梁材21を架設し
たことにより、計量部8や助走コンベア1Bの固定を容
易且つ確実にすることができ、さらには、基台9の強度
を向上することが可能となる。
【0034】また、基台9の外側部に制御盤45が配設
したことにより、基台9の枠状内部に構成部品がなくな
るので、汚れの付着をなくし、且つ、清掃作業を容易に
行うことが可能となる。
【0035】ところで、上述した実施の形態では、梁材
21をコンベア1の搬送方向に直交して配設している
が、この限りではなく、例えば、図4に示すように、コ
ンベア1の搬送方向に平行するように配してもよい。こ
の場合の梁材21は、図4に示す如くコンベア1の下側
に隠蔽されるように設けられていることが好ましく、こ
のように配置することによって、コンベア1から落ちる
汚れを避けることができる。なお、梁材21をコンベア
1の搬送方向と平行に配した場合、秤量コンベア1Aと
助走コンベア1Bとの間隙の直下に梁材21が存在する
ことになるが、梁材21をコンベア1の両側部近傍に配
しておけば、少なくとも各コンベア1A,1Bの間隙の
中央部の直下に存在する構成部品を無くすこととなる。
【0036】また、梁材21の配置に関し、図示しない
がコンベア1の搬送方向に斜行するように配してもよ
い。さらに、上述した梁材21の各配置を複合するよう
にしてもよい。
【0037】また、骨材20および梁材21の形状に関
し、図5(a)に示す如く、その上部に上方から下方に
傾く斜面50を形成するとよい。この斜面50は、図5
(a)では湾曲面として示しているが、直線的に形成さ
れていてもよい。また、その形状も、図5(a)に示す
ような山なりに限らず一方にだけ傾斜する形状であって
もよい。このように斜面50を設ければ、コンベア1か
ら落ちる汚れの付着や、清掃時の洗浄水のはけを良くす
ることが可能となる。
【0038】さらに、斜面50に関し、上述のように、
骨材20および梁材21自身の形状を変えるばかりでな
く、図5(b)に示すように、骨材20および梁材21
の上部に斜面50をなす別の構成を取り付けてもよい。
【0039】また、上述した実施の形態では、コンベア
1として、秤量コンベア1Aと助走コンベア1Bとを備
えた計量装置を図示して説明したが、図6に示すよう
に、秤量コンベア1Aのみをコンベア1として構成する
計量装置であっても、基台9を枠状に構成することで、
上述の効果を得ることができる。なお、コンベア1を秤
量コンベア1Aのみで構成した場合、梁材21を備えな
くとも、骨材20Aのみで計量部8を固定することが可
能である。
【0040】さらに、上述した全ての構成に関し、図7
に例示すように、コンベア1の下側に隠蔽されるよう
に、計量部8および/または助走コンベア1Bを固定す
る載置面55を形成してもよい。この載置面55は、例
えば板材など配設することによって得られる。このよう
に、載置面55をなすことにより、計量部8や助走コン
ベア1Bの固定位置の自由度を向上することが可能とな
る。また、この載置面55はコンベア1の下側に隠蔽さ
れるように設けられていることが好ましく、上述の如く
コンベア1から落ちる汚れの溜まりを回避することが可
能である。さらに、載置面55は、梁材21および骨材
20の上部に加えるか、あるいは梁材21に代えて設け
ることが考えられる。
【0041】また、上述の実施の形態では、複数の骨材
20を枠状に組んで構成された基台9の形状を直方形と
説明しているが、これに限ることはなく、どのような形
状であっても、枠状の構成を以て計量部8や助走コンベ
ア1Bを適宜に固定できればよい。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明による請求項
1に記載の計量装置は、複数の骨材を枠状に組んだ基台
を備え、その上部に前記計量部およびコンベアを固定し
たことにより、搬送されている物品の汚れがコンベアか
ら落ちても、この汚れを基台上に溜めることなく枠状か
ら床に落とし、基台への汚れの付着を防止することがで
きる。特に搬送する物品が食品の場合には、食品のカス
などが基台上に溜まらないので、雑菌などの繁殖を低減
させることができる。
【0043】また、計量装置の定期的な清掃時には、上
記の如く基台上に汚れが溜まらないので、清掃を容易に
行うことが可能となり、且つ、基台の骨材の上部が多く
の面積を有しないために清掃が容易であり、清掃時の洗
浄水などが基台の上部に残留せず、拭き取りなどの作業
を省くことができる。
【0044】請求項2に記載の計量装置は、基台の上部
をなす骨材の間に梁材を架設したことにより、基台の強
度を向上することができ、さらに、梁材を用いて計量部
を固定すれば、計量部の固定位置の自由度を増すことが
できる。
【0045】請求項3に記載の計量装置は、コンベアが
一連の搬送経路をなす秤量コンベアと助走コンベアとに
分割され、秤量コンベアの下側に計量部が配設されてい
る構成で、枠状の基台の上部に秤量コンベアと助走コン
ベアとを同高さとするように、助走コンベアおよび計量
部を固定すれば、上記請求項1と同様の効果を得ること
ができる。
【0046】また、請求項4に記載の計量装置では、秤
量コンベアと助走コンベアとの間にある間隙の直下に張
り出すことなく梁材を架設したことにより、上記請求項
2と同様の効果を得られるとともに、秤量コンベアと助
走コンベアとの間隙の直下に構成部品を有しないので、
この間隙から汚れが落ちても、基台に付着させずに直接
床に落とすことができる。
【0047】請求項5に記載の計量装置では、骨材の上
部および梁材の上部に、上方から下方に傾く斜面を設け
たことにより、コンベアから落ちる汚れの付着や、清掃
時の洗浄水のはけを良くすることができる。
【0048】請求項6に記載の計量装置では、基台の上
部に対し、コンベアの下側に隠蔽される如く配設され
て、計量部および/または助走コンベアを固定する載置
面を形成したことにより、計量部や助走コンベアの固定
位置の自由度をさらに向上することができる。
【0049】請求項7に記載の計量装置では、基台の外
側部に、コンベアおよび計量部の稼働・制御に係る電子
部品を収納する制御盤を配したことにより、基台の枠状
内部に構成部品がなくなるので、汚れの付着をなくし、
且つ、清掃作業を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による計量装置を示す一部裁断正面図。
【図2】同計量装置の一部裁断側面図。
【図3】同計量装置の平面図。
【図4】同計量装置の要部に関する別の構成を示す平面
図。
【図5】(a)(b)要部の形状の変形例を示す断面
図。
【図6】計量装置の別の構成を示す正面図。
【図7】要部に関するさらに別の構成を示す平面図。
【図8】従来の計量装置を示す一部裁断正面図。
【図9】従来の他の計量装置を示す一部裁断正面図。
【符号の説明】
1…コンベア、1A…秤量コンベア、1B…助走コンベ
ア、8…計量部、9…基台、11A…駆動ローラ、11
B…従動ローラ、12…ベルト、20(20A,20
B,20C)…骨材、21…梁材、45…制御盤、50
…斜面、55…載置面。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品を搬送させるため、一対のローラ
    (11A,11B)間に無端状のベルト(12)が張設
    されたコンベア(1)と、該コンベアを下側から支持し
    て前記コンベアを以て搬送される前記物品の質量を計量
    する計量部(8)とを有した計量装置において、 複数の骨材(20)を枠状に組んでなり、その上部に前
    記計量部を固定する基台(9)を備えたことを特徴とす
    る計量装置。
  2. 【請求項2】 前記基台(9)の上部をなす骨材(2
    0)の間には梁材(21)が架設されていることを特徴
    とする請求項1に記載の計量装置。
  3. 【請求項3】 前記コンベア(1)は、一連の搬送経路
    をなす秤量コンベア(1A)と助走コンベア(1B)と
    に分割され、該秤量コンベアの下側に前記計量部(8)
    が配設されており、 前記基台(9)の上部には、前記秤量コンベアと助走コ
    ンベアとを同高さとするように、前記助走コンベアおよ
    び前記計量部が固定されていることを特徴とする請求項
    1に記載の計量装置。
  4. 【請求項4】 前記基台(9)の上部をなす骨材(2
    0)の間には、少なくとも前記秤量コンベア(1A)と
    助走コンベア(1B)との間にある間隙の直下に張り出
    すことなく梁材(21)が架設されていることを特徴と
    する請求項3に記載の計量装置。
  5. 【請求項5】 前記基台(9)をなす骨材(20)の上
    部および前記梁材(21)の上部には、上方から下方に
    傾く斜面(50)が設けられていることを特徴とする請
    求項1〜請求項4の何れかに記載の計量装置。
  6. 【請求項6】 前記基台(9)の上部には、前記梁材
    (21)および骨材(20)の上部に加え、あるいは前
    記梁材(21)に代えて、前記コンベア(1)の下側に
    隠蔽される如く配設され、前記計量部(8)および/ま
    たは前記助走コンベア(1B)を固定する載置面(5
    5)を形成したことを特徴とする請求項1〜請求項5の
    何れかに記載の計量装置。
  7. 【請求項7】 前記基台(9)の外側部には、前記コン
    ベア(1)および前記計量部(8)の稼働・制御に係る
    電子部品を収納する制御盤(45)が配されていること
    を特徴とする請求項1あるいは請求項3に記載の計量装
    置。
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