JPH11351643A - 空調システムにおけるバルブ制御装置 - Google Patents

空調システムにおけるバルブ制御装置

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JPH11351643A
JPH11351643A JP10164857A JP16485798A JPH11351643A JP H11351643 A JPH11351643 A JP H11351643A JP 10164857 A JP10164857 A JP 10164857A JP 16485798 A JP16485798 A JP 16485798A JP H11351643 A JPH11351643 A JP H11351643A
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hot water
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Tetsuo Koyanagi
徹郎 小柳
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Kitz Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、メンテナンス性が悪く冷温水制御
用バルブの動作を確認しなければ冷温水制御用バルブの
不具合を特定することができないという課題を解決しよ
うとするものである。 【解決手段】 この発明は、コントローラ12に設けら
れ通常は隠れていて特別の操作により露呈する、メンテ
ナンスモードの設定が可能なモード切替スイッチ33を
備え、コントローラ12は、前記モード切替スイッチ3
3によるメンテナンスモード設定時に操作手段21から
の信号に基づいて冷温水制御用バルブ4に開閉動作を行
わせるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はホテル、病院などで
ファンコイルユニットを用いて空調を行う空調システム
におけるバルブ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ホテル、病院などでは、室内の空調が不
可欠であり、ファン及びコイルを有するファンコイルユ
ニットを用いて各室内の空調を行う空調システムが採用
されている。この空調システムは、室外に設置されてい
る冷熱源機器にて発生した冷水又は温水が複数のファン
コイルユニットのコイルへ配管により配水され、一室毎
にファンコイルユニット、冷温水制御用バルブなどが一
セットとして備えられる。ファンコイルユニットのコイ
ルは、冷熱源機器から配水された冷水又は温水が冷温水
制御用バルブを介して通され、この冷水又は温水と空気
との熱交換を行ってその冷風又は温風をファンコイルユ
ニットのファンで室内に循環させることで、室内の冷房
又は暖房を行う。室内の冷房は冷熱源機器から冷水が配
水された時に行われ、室内の暖房は冷熱源機器から温水
が配水された時に行われる。
【0003】コントローラは、ユーザにより操作されて
室温、ファンコイルユニットのファンの風量、運転モー
ドなどの条件を設定し、自動モードでは室内の温度を検
知する室温センサからの入力信号に基づいて冷温水制御
用バルブの開度を制御して室内の温度を自動的に設定温
度に調節する。また、コントローラは、弱風、中風、強
風の各モードではそれぞれファンコイルユニットのファ
ンを低速、中速、高速で回転させる。
【0004】ファンコイルユニット、配管、冷温水制御
用バルブなどは各室の天井や壁などに設置されている。
特開平4ー373005号公報には、バルブの遠隔操作
を行う弁開度遠隔制御装置が記載されている。特開平8
ー84649号公報には、バルブの開度を表示する流量
制御ユニットが記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記空調システムで
は、冷温水制御用バルブが各室の天井や壁などに設置さ
れているので、冷温水制御用バルブの動作を確認する場
合には各室の天井や壁などに設置されている冷温水制御
用バルブそのものを目視して確認するしかなく、メンテ
ナンス性が悪い。また、冷温水制御用バルブの動作を確
認する場合、コントローラで設定温度を変更したり、室
温センサを温めたり冷したりして冷温水制御用バルブの
動作を確認するしかなく、メンテナンス性が悪い。更
に、通常運転中に冷温水制御用バルブの不具合が発生し
た場合には上述のように冷温水制御用バルブの動作を確
認しなければ冷温水制御用バルブの不具合を特定するこ
とができない。
【0006】請求項1に係る発明は、メンテナンスモー
ドで冷温水制御用バルブの動作を簡単に確認することが
でき、メンテナンス性を向上させることができる空調シ
ステムにおけるバルブ制御装置を提供することを目的と
する。
【0007】請求項2に係る発明は、通常はユーザが冷
温水制御用バルブの開閉操作を空調に関係なく行うこと
は難しく、メンテナンスモードで冷温水制御用バルブの
動作を簡単に確認することができ、メンテナンス性を向
上させることができる空調システムにおけるバルブ制御
装置を提供することを目的とする。
【0008】請求項3に係る発明は、メンテナンスモー
ドで冷温水制御用バルブの動作を簡単に確認することが
でき、メンテナンス性を向上させることができる空調シ
ステムにおけるバルブ制御装置を提供することを目的と
する。
【0009】請求項4に係る発明は、メンテナンスモー
ドで冷温水制御用バルブの動作を簡単に確認することが
できてメンテナンス性を向上させることができ、通常運
転中に冷温水制御用バルブの不具合の発生を容易に特定
することができる空調システムにおけるバルブ制御装置
を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、冷熱源機器から配水される
冷水又は温水と空気との熱交換を行って冷風又は温風を
室内に循環させるファンコイルユニットと、前記冷熱源
機器から前記ファンコイルユニットへの配水を制御する
冷温水制御用バルブと、少なくとも該冷温水制御用バル
ブを制御するコントローラとを有し、該コントローラか
らの信号に基づいて動作する空調システムにおいて、前
記コントローラに設けられ通常は隠れていて特別の操作
により露呈する、メンテナンスモードの設定が可能なモ
ード切替スイッチを備え、前記コントローラは、前記モ
ード切替スイッチによるメンテナンスモード設定時に操
作手段からの信号に基づいて前記冷温水制御用バルブに
開閉動作を行わせるものである。
【0011】請求項2に係る発明は、請求項1記載の空
調システムにおけるバルブ制御装置において、前記コン
トローラは、前記モード切替スイッチを通常は隠してい
て特別の操作により外されて前記モード切替スイッチを
露呈させるカバーを備えたものである。
【0012】請求項3に係る発明は、請求項1又は2記
載の空調システムにおけるバルブ制御装置において、前
記モード切替スイッチによるメンテナンスモード設定時
に前記冷温水制御用バルブの開閉状態を表示する表示手
段を設けたものである。
【0013】請求項4に係る発明は、請求項1、2又は
3記載の空調システムにおけるバルブ制御装置におい
て、前記コントローラは、メンテナンスモード以外の通
常モードで前記冷温水制御用バルブの動作確認を行い異
常時には異常表示を行うものである。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施形態の回路
構成を示し、図2はこの実施形態における各部品の配置
を示す。この実施形態は、ホテル、病院などでファンコ
イルユニットを用いて空調を行う空調システムにおける
バルブ制御装置の一実施形態であり、ホテル、病院など
の各室1毎に設けられ、配管方式が2管式の場合の実施
形態である。ホテル、病院などの中央部には冷熱源機器
及びホストが配置され、各室1のバルブ制御装置におけ
るファンコイルユニット2のコイル3はそれぞれ冷温水
制御用バルブとしての全開/全閉リミットスイッチ付き
2方弁4を介して配管5、6に接続されて配管5、6が
上記冷熱源機器に接続される。
【0015】ファンコイルユニット2はコイル3とファ
ン7を有し、全開/全閉リミットスイッチ付き2方弁4
は、2方弁4の全開状態を検知する全開リミットスイッ
チと、2方弁4の全閉状態を検知する全閉リミットスイ
ッチとが付いている。このバルブ制御装置は、ファンコ
イルユニット2、冷温水制御用バルブ4、パワーユニッ
ト9が室1の天井8に設置され、室温コントローラ12
が室1内に設置される。10は開閉バルブでメンテナン
ス時に手動で閉じるように設けてある。
【0016】パワーユニット9は、電源13、コントロ
ーラインターフェース(I/F)14、バルブ駆動出力
部15、バルブステータス入力部16、ファン駆動出力
部17を有し、電源13からコントローラI/F14、
バルブ駆動出力部15、バルブステータス入力部16、
ファン駆動出力部17に給電される。室温コントローラ
12は、制御手段としてのマイクロコンピュータ(CP
U)18、パワーユニットI/F19、表示手段として
の液晶表示器20、操作部としてのキースイッチ21、
室1内の温度を検知する温度センサ22、外部の上記ホ
ストと通信を行うための通信I/F23を有する。
【0017】図3は室温コントローラ12を示す。液晶
表示器20は、ファン7の風量(弱風、中風、強風)や
本実施形態の運転状態(冷房、暖房、送風)を表示する
表示部24や、冷温水制御用バルブ4の開閉動作を表示
する表示部25、設定室温を表示する表示部26、室温
を表示する表示部27、室1内の温度を自動的に制御す
る自動モードを表示する表示部28を有し、表示部2
6、27は冷温水制御用バルブ4の開閉状態の表示にも
用いられる。
【0018】キースイッチ21は、本実施形態の運転モ
ードと停止モードを切り替える運転/停止キー29、自
動モード、送風弱モード、送風中モード、送風強モード
をサイクリックに切り替えてファン7の送風量を切り替
える送風切替キー30、室温を上昇させるためのアップ
キー31、室温を下降させるためのダウンキー32、メ
ンテナンスモードの設定及び解除を行うモード切替スイ
ッチ33を有し、アップキー31は冷温水制御用バルブ
4を開方向に動かすためのバルブ開スイッチを兼ね、ダ
ウンキー32は冷温水制御用バルブ4を閉方向に動かす
ためのバルブ閉スイッチを兼ねる。液晶表示器20は、
液晶表示器20の本体に対して開閉可能に設けられたカ
バー34を有し、通常はカバー34がネジ35により閉
じられている。
【0019】モード切替スイッチ33は、カバー34が
閉じられることにより外部からは隠れて見えなくなり、
サービスマン等がネジ35を外してカバー34を開くと
いう特別の操作を行うことにより露呈してオン/オフさ
せることが可能となる。液晶表示器20はカバー34の
開閉に拘らず表示を行うように構成され、キースイッチ
30〜32はカバー34の開閉に拘らず操作できるよう
に構成されている。なお、カバー34のスイッチ33上
部分に小孔をあけ、この小孔より棒を差し込んでスイッ
チ33を操作するようにしてもよく、こうすればカバー
34を外す必要が無い。この場合、スイッチ33は、通
常は隠れており、カバー34の小孔より特定の棒を差し
込むという特別の操作により棒による操作が可能になる
ことで、操作可能なスイッチとして露呈することにな
り、本発明に含まれるものである。
【0020】冷温水制御用バルブ4はバルブ駆動出力部
15により駆動され、ファン7はファン駆動出力部17
により駆動される。CPU18は、キースイッチ21、
室温センサ22からの入力信号を取り込むと共に、冷温
水制御用バルブとしての全開/全閉リミットスイッチ付
き2方弁4における全開リミットスイッチ、全閉リミッ
トスイッチからの入力信号を開ステータス、閉ステータ
スとしてバルブステータス入力部16、コントローラI
/F14、パワーユニットI/F19を介して取り込
み、パワーユニットI/F19及びコントローラI/F
14を介してバルブ駆動出力部15及びファン駆動出力
部17を制御し、かつ、液晶表示器20を制御する。
【0021】ユーザが運転/停止キー29を押下する毎
に本実施形態の運転モードと停止モードが交互に切り替
えられて設定される。CPU18は、運転/停止キー2
9からの入力信号が入力される毎に運転モードと停止モ
ードを交互に切り替えて設定し、運転モード設定時には
パワーユニットI/F19及びコントローラI/F14
を介してバルブ駆動出力部15及びファン駆動出力部1
7を制御して本実施形態の運転を行う。また、CPU1
8は、停止モード設定時にはパワーユニットI/F19
及びコントローラI/F14を介してバルブ駆動出力部
15及びファン駆動出力部17を制御し、冷温水制御用
バルブ4を全閉としてファン7を停止させる。
【0022】また、ユーザが送風切替キー30を押す毎
に自動モード、送風弱モード、送風中モード、送風強モ
ードがサイクリックに切り替えられて設定される。CP
U18は、送風切替キー30からの入力信号により自動
モード、送風弱モード、送風中モード、送風強モードを
サイクリックに切り替えて設定し、送風強モード設定時
にはパワーユニットI/F19及びコントローラI/F
14を介してファン駆動出力部17を制御してファン7
を高速で回転させることにより、ファン7の送風を強く
する。
【0023】CPU18は、送風中モード設定時にはパ
ワーユニットI/F19及びコントローラI/F14を
介してファン駆動出力部17を制御してファン7を中速
で回転させることにより、ファン7の送風を中位とし、
送風弱モード設定時にはパワーユニットI/F19及び
コントローラI/F14を介してファン駆動出力部17
を制御してファン7を低速で回転させることにより、フ
ァン7の送風を弱くする。CPU18は、自動モード設
定時には、室温センサ22からの入力信号により室温セ
ンサ22の検知した現在の室温と設定室温とを比較し、
その比較結果によりパワーユニットI/F19及びコン
トローラI/F14を介してバルブ駆動出力部15を制
御して冷温水制御用バルブ4の開度を現在温度が設定室
温になるように制御することで室1内の温度を設定室温
に制御する。
【0024】CPU18は、運転モード時には、室温セ
ンサ22からの入力信号により液晶表示器20の表示部
27に現在の室温を表示させ、ファン7の風量(弱風、
中風、強風)や運転状態(冷房、暖房、送風)を表示部
24に表示させる。また、CPU18は、運転モード時
には、設定室温を表示部26に表示させ、自動モード設
定時に自動モードを表示部28に表示させる。CPU1
8は、運転モード時には、アップスイッチ31からの入
力信号により設定室温を例えば0.5℃単位で上昇さ
せ、ダウンスイッチ32からの入力信号により設定室温
を例えば0.5℃単位で下降させることで設定室温を変
更する。
【0025】CPU18は、運転モードでは、設定室温
などを格納するメモリの異常や室温センサ22の異常、
冷温水制御用バルブ4の異常が発生したか否かをチェツ
クし、上記メモリの異常や室温センサ22の異常、冷温
水制御用バルブ4の異常が発生した場合には直ちにパワ
ーユニットI/F19及びコントローラI/F14を介
してバルブ駆動出力部15及びファン駆動出力部17を
制御し、冷温水制御用バルブ4を全閉としてファン7を
停止させると同時に、液晶表示器20にその異常に該当
するエラーコードを表示させることで異常表示を行う。
この場合、CPU18は、電源投入時にメモリの初期書
き込みでサムチェックエラーが生じたことによりメモリ
の異常発生とみなし、室温センサ22の出力が正常な範
囲を越えたときに室温センサ22の異常発生とみなし、
冷温水制御用バルブ4が所定の動作時間を越えても全開
リミットスイッチ、全閉リミットスイッチから全開信
号、全閉信号が入力されない場合に冷温水制御用バルブ
4の異常発生とみなす。
【0026】また、中央で空調システムの一括管理をす
るホストを設ける場合には、ホストは、通信I/F23
を介してCPU18へ運転/停止信号を送信してCPU
18に本実施形態の運転/停止を行わせ、自動モード、
送風弱モード、送風中モード、送風強モードを選択的に
設定する信号を通信I/F23を介してCPU18へ送
信してCPU18に自動モード、送風弱モード、送風中
モード、送風強モードを選択的に設定させる。さらに、
ホストは、通信I/F23を介してCPU18へ設定室
温を変更させる信号を送信してCPU18に設定室温を
変更させ、CPU18から通信I/F23を介して現在
の室温や設定室温等を読み込む。
【0027】図4は本実施形態の動作フローを示す。C
PU18は、運転モードでなければ上述のように冷温水
制御用バルブ4を全閉としてファン7を停止させる等の
停止モード処理を行い、運転モードであれば上述のよう
に冷温水制御用バルブ4、ファン7、液晶表示器20を
制御して本実施形態を運転する等の通常運転モード処理
を行う。
【0028】また、CPU18は、モード切替スイッチ
33から入力信号が入力される毎にメンテナンスモード
の設定及び解除を交互に行う。CPU18は、メンテナ
ンスモードの設定時には、バルブ開スイッチとしてのア
ップキー31からの入力信号によりバルブ開スイッチが
押されてオンしたか否かをチェックし、バルブ開スイッ
チが押されてオンした時はパワーユニットI/F19及
びコントローラI/F14を介してバルブ駆動出力部1
5を制御して冷温水制御用バルブ4を開方向に動かし、
液晶表示器20の表示部25にバルブ動作中の表示出力
を出して冷温水制御用バルブ4が全開になると表示部2
6にOPを表示させる(図5参照)。
【0029】また、CPU18は、メンテナンスモード
の設定時に、バルブ閉スイッチとしてのダウンキー32
からの入力信号によりバルブ閉スイッチが押されてオン
したか否かをチェックし、バルブ閉スイッチが押されて
オンした時はパワーユニットI/F19及びコントロー
ラI/F14を介してバルブ駆動出力部15を制御して
冷温水制御用バルブ4を閉方向に動かし、液晶表示器2
0の表示部27にバルブ動作中の表示出力を出して冷温
水制御用バルブ4が全閉となると表示部25にCLを表
示させる(図5参照)。また、CPU18は、メンテナ
ンスモードの設定時に、アップキー31、ダウンキー3
2が押されなければ、液晶表示器20の表示部26に冷
温水制御用バルブ4の現在状態を表示させる。
【0030】図6は本発明の他の実施形態の一部を示
す。この実施形態は、配管方式が2管切替方式であり、
上記実施形態において、冷温水制御用バルブとして2方
弁4の代わりに3方弁38、39が用いられる。ファン
コイルユニット(FCU)2のコイル3の両端はそれぞ
れ3方弁38、39を介して冷水用配管40及び温水用
配管41に接続されてこの配管40、41が上記冷熱源
機器に接続される。3方弁38、39はバルブ駆動出力
部15により駆動されてファンコイルユニット(FC
U)2のコイル3を冷水用配管40と温水用配管41と
に切り替え接続する。
【0031】冷房運転時には、CPU18が温度センサ
22の出力値と設定値とを比較してその結果によりパワ
ーユニットI/F19及びコントローラI/F14を介
してバルブ駆動出力部15を制御してファンコイルユニ
ット(FCU)2のコイル3を冷水用配管40に接続さ
せ、上記冷熱源機器で発生した冷水が冷水用配管40、
3方弁38、39を介してファンコイルユニット(FC
U)2のコイル3に通されて上述のように室1内の冷房
が行われる。
【0032】暖房運転時には、CPU18が温度センサ
22の出力値と設定値とを比較してその結果によりパワ
ーユニットI/F19及びコントローラI/F14を介
してバルブ駆動出力部15を制御してファンコイルユニ
ット(FCU)2のコイル3を暖房用配管41に接続さ
せ、上記冷熱源機器で発生した温水が温水用配管41、
3方弁38、39を介してファンコイルユニット(FC
U)2のコイル3に通されて上述のように室1内の暖房
が行われる。そして、CPU18は、温度センサ22の
出力値と設定値が一致している場合、3方弁38、39
を閉の位置に制御する。
【0033】図7は本発明の別の実施形態の一部を示
す。この実施形態は、配管方式が4管方式であり、上記
最初の実施形態において、冷温水制御用バルブとして2
つの全開/全閉リミットスイッチ付き2方弁4a、4b
が用いられる。ファンコイルユニット(FCU)2のコ
イル3の両端は、2方弁4aを介して冷水用配管40に
接続され、かつ、2方弁4bを介して温水用配管41に
接続されてこの配管40、41が上記冷熱源機器に接続
される。全開/全閉リミットスイッチ付き2方弁4a、
4bはバルブ駆動出力部15により駆動され、CPU1
8は全開/全閉リミットスイッチ付き2方弁4a、4b
における全開リミットスイッチ、全閉リミットスイッチ
からの入力信号を開ステータス、閉ステータスとしてバ
ルブステータス入力部16、コントローラI/F14、
パワーユニットI/F19を介して取り込む。
【0034】冷房モード設定時には、CPU18がパワ
ーユニットI/F19及びコントローラI/F14を介
してバルブ駆動出力部15を制御してファンコイルユニ
ット(FCU)2のコイル3を冷水用配管40に接続さ
せ、上記冷熱源機器で発生した冷水が冷水用配管40、
2方弁4aを介してファンコイルユニット(FCU)2
のコイル3に通されて上述のように室1内の冷房が行わ
れる。
【0035】暖房モード設定時には、CPU18がパワ
ーユニットI/F19及びコントローラI/F14を介
してバルブ駆動出力部15を制御してファンコイルユニ
ット(FCU)2のコイル3を暖房用配管41に接続さ
せ、上記冷熱源機器で発生した温水が温水用配管41、
2方弁4bを介してファンコイルユニット(FCU)2
のコイル3に通されて上述のように室1内の暖房が行わ
れる。
【0036】上記各実施形態は、請求項1に係る発明の
一実施形態であり、冷熱源機器から配水される冷水又は
温水と空気との熱交換を行って冷風又は温風を室内に循
環させるファンコイルユニット2と、前記冷熱源機器か
ら前記ファンコイルユニット2への配水を制御する冷温
水制御用バルブ4、4a、4b、38、39と、少なく
とも該冷温水制御用バルブ4、4a、4b、38、39
を制御するコントローラ12とを有し、該コントローラ
12からの信号に基づいて動作する空調システムにおい
て、前記コントローラ12に設けられ通常は隠れていて
特別の操作により露呈する、メンテナンスモードの設定
が可能なモード切替スイッチ33を備え、前記コントロ
ーラ12は、前記モード切替スイッチ33によるメンテ
ナンスモード設定時に操作手段としてのアップキー3
1、ダウンキー32からの信号に基づいて前記冷温水制
御用バルブ4、4a、4b、38、39に開閉動作を行
わせるので、冷温水制御用バルブの動作を確認する場合
には各室の天井や壁などに設置されている冷温水制御用
バルブそのものを目視して確認する必要が無くなり、メ
ンテナンス性を向上させることができる。また、冷温水
制御用バルブの動作を確認する場合、コントローラで設
定温度を変更したり、室温センサを温めたり冷したりし
て冷温水制御用バルブの動作を確認する必要はなく、操
作手段31、32で冷温水制御用バルブ4、4a、4
b、38、39に強制的に開閉動作を行わせて冷温水制
御用バルブの動作を確認することができてメンテナンス
性を向上させることができる。
【0037】また、上記各実施形態は、請求項2に係る
発明の一実施形態であり、請求項1記載の空調システム
におけるバルブ制御装置において、前記コントローラ1
2は、前記モード切替スイッチ33を通常は隠していて
特別の操作により外されて前記モード切替スイッチ33
を露呈させるカバー34を備えたので、通常はユーザが
冷温水制御用バルブの開閉操作を空調に関係なく行うこ
とは難しく、請求項1記載の空調システムにおけるバル
ブ制御装置と同様にメンテナンスモードで冷温水制御用
バルブの動作を簡単に確認することができ、メンテナン
ス性を向上させることができる。
【0038】また、上記各実施形態は、請求項3に係る
発明の一実施形態であり、請求項1又は2記載の空調シ
ステムにおけるバルブ制御装置において、前記モード切
替スイッチ33によるメンテナンスモード設定時に前記
冷温水制御用バルブ4、4a、4b、38、39の開閉
状態を表示する表示手段としての液晶表示器20の表示
部26、27を設けたので、メンテナンスモードで冷温
水制御用バルブの動作を室内で簡単に確認することがで
き、メンテナンス性を向上させることができる。
【0039】また、上記各実施形態は、請求項4に係る
発明の一実施形態であり、請求項1、2又は3記載の空
調システムにおけるバルブ制御装置において、前記コン
トローラ12は、メンテナンスモード以外の通常モード
で前記冷温水制御用バルブ4、4a、4b、38、39
の動作確認を行い異常時には異常表示を行うので、メン
テナンスモードで冷温水制御用バルブの動作を簡単に確
認することができてメンテナンス性を向上させることが
でき、通常運転中に冷温水制御用バルブの不具合の発生
を容易に特定することができる。
【0040】
【発明の効果】以上のように請求項1に係る発明によれ
ば、上記構成により、メンテナンスモードで冷温水制御
用バルブの動作を簡単に確認することができ、メンテナ
ンス性を向上させることができる。
【0041】請求項2に係る発明によれば、上記構成に
より、通常はユーザが冷温水制御用バルブの開閉操作を
空調に関係なく行うことは難しく、メンテナンスモード
で冷温水制御用バルブの動作を簡単に確認することがで
き、メンテナンス性を向上させることができる。
【0042】請求項3に係る発明によれば、上記構成に
より、メンテナンスモードで冷温水制御用バルブの動作
を簡単に確認することができ、メンテナンス性を向上さ
せることができる。
【0043】請求項4に係る発明によれば、上記構成に
より、メンテナンスモードで冷温水制御用バルブの動作
を簡単に確認することができてメンテナンス性を向上さ
せることができ、通常運転中に冷温水制御用バルブの不
具合の発生を容易に特定することができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の回路構成を示すブロック
図である。
【図2】同実施形態における各部品の配置を示す断面図
である。
【図3】同実施形態のコントローラを示す平面図、側面
図及び正面図である。
【図4】同実施形態の動作フローを示すフローチャート
である。
【図5】同実施形態における冷温水制御用バルブの動作
状態表示を説明するための図である。
【図6】本発明の他の実施形態の一部を示す配管図であ
る。
【図7】本発明の別の実施形態の一部を示す配管図であ
る。
【符号の説明】
2 ファンコイルユニット 4、4a、4b、38、39 冷温水制御用バルブ 12 コントローラ 33 モード切替スイッチ 36 バルブ開スイッチ 37 バルブ閉スイッチ 34 カバー 20 液晶表示器 26、27 表示部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷熱源機器から配水される冷水又は温水と
    空気との熱交換を行って冷風又は温風を室内に循環させ
    るファンコイルユニットと、前記冷熱源機器から前記フ
    ァンコイルユニットへの配水を制御する冷温水制御用バ
    ルブと、少なくとも該冷温水制御用バルブを制御するコ
    ントローラとを有し、該コントローラからの信号に基づ
    いて動作する空調システムにおいて、前記コントローラ
    に設けられ通常は隠れていて特別の操作により露呈す
    る、メンテナンスモードの設定が可能なモード切替スイ
    ッチを備え、前記コントローラは、前記モード切替スイ
    ッチによるメンテナンスモード設定時に操作手段からの
    信号に基づいて前記冷温水制御用バルブに開閉動作を行
    わせることを特徴とする空調システムにおけるバルブ制
    御装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の空調システムにおけるバル
    ブ制御装置において、前記コントローラは、前記モード
    切替スイッチを通常は隠していて特別の操作により外さ
    れて前記モード切替スイッチを露呈させるカバーを備え
    たことを特徴とする空調システムにおけるバルブ制御装
    置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載の空調システムにおけ
    るバルブ制御装置において、前記モード切替スイッチに
    よるメンテナンスモード設定時に前記冷温水制御用バル
    ブの開閉状態を表示する表示手段を設けたことを特徴と
    する空調システムにおけるバルブ制御装置。
  4. 【請求項4】請求項1、2又は3記載の空調システムに
    おけるバルブ制御装置において、前記コントローラは、
    メンテナンスモード以外の通常モードで前記冷温水制御
    用バルブの動作確認を行い異常時には異常表示を行うこ
    とを特徴とする空調システムにおけるバルブ制御装置。
JP16485798A 1997-06-13 1998-06-12 空調システムにおけるバルブ制御装置及び空調システムにおけるバルブ制御方法 Expired - Lifetime JP3318260B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015112612A (ja) * 2013-12-10 2015-06-22 村田機械株式会社 板材加工装置
KR20210001353U (ko) * 2019-12-06 2021-06-17 에버맥스(주) 가변복합 정유량 밸브용 제어장치와 변압기가 내장된 팬 코일 유닛 제어장치
WO2022259441A1 (ja) * 2021-06-10 2022-12-15 三菱電機株式会社 表示制御装置、表示制御システム、及び、表示制御方法

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