JPH11348328A - 画像形成方法、画像形成装置及び画像形成物 - Google Patents

画像形成方法、画像形成装置及び画像形成物

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JPH11348328A
JPH11348328A JP16258398A JP16258398A JPH11348328A JP H11348328 A JPH11348328 A JP H11348328A JP 16258398 A JP16258398 A JP 16258398A JP 16258398 A JP16258398 A JP 16258398A JP H11348328 A JPH11348328 A JP H11348328A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像の形成された記録媒体の改ざんもしくは
偽造を防止する。 【解決手段】 中間転写媒体11にインクリボン30の
着色層を画像情報に基づき溶融転写することによって、
中間転写媒体に感熱転写記録画像を書き込み、感熱転写
記録画像が書き込まれた、中間転写媒体を被転写体1に
加熱加圧する画像形成方法である。中間転写媒体に感熱
転写記録画像を書き込む前に、中間転写媒体のインクリ
ボンと接触する側の表面に版型61を押し付け、これに
より、中間転写媒体に予め凹凸パター部を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感熱転写によって
画像を形成する画像形成方法、画像形成装置及び画像形
成物に関し、特に形成された画像内にシルエット的な模
様画像を形成する画像形成方法、画像形成装置及び画像
形成物に関する。
【0002】
【従来の技術】最終記録媒体(最終製品)に画像を付与
する場合、感熱転写法や電子写真法等の公知の画像形成
法を用いても画像形成が困難であるとか、量産性が悪
い、あるいは高コストになってしまう等々の何等かの問
題を伴うことがあるが、このような場合には、接着層を
有するフィルム状の中間転写媒体にひとまず画像を形成
しておき、しかる後に転写によってその画像を接着層と
ともに最終製品へ付与する方法(間接転写法)が採用さ
れる。そして、中間転写媒体に画像情報に基づいて画像
を書き込む方法として、印刷法の他に、感熱転写法、電
子写真法、インクジェット法、熱破壊法、光重合記録材
料を用いた各種転写記録法がある。
【0003】ところで、中間転写媒体に画像情報に基づ
いて画像を書き込む方法である、電子写真法、インクジ
ェット法、熱破壊法、印刷法は、いずれも次に示すよう
な欠点があった。
【0004】すなわち、電子写真法の場合、フルカラー
で画像を形成するには、感光体への帯電、帯電された感
光体上の露光による潜像形成、感光体上の潜像に対する
トナー画像の現像、転写ドラム等の各色のトナー画像を
一時的に保存する転写部材への画像転写、感光体上の不
要な帯電体の消去、感光体上のクリーニング等といっ
た、電子写真プロセスを3回(3色カラー)もしくは4
回(4色カラー)以上繰り返す必要があり、非常に時間
がかかる割に、静電気という不安定なもののを利用する
関係上、画像形成上安定性が得られない。また、画像を
形成するトナー画像のドットはあまり大きさを可変出来
ないため、基本的には2値化画像となり、ベイヤータイ
プ等のディザマトリックスによる疑似面積階調の手法を
用いないと、画像の濃度変化表現ができず、画像そのも
のが粗いという大きな問題があった。
【0005】また、インクジェット法の場合、液体状の
インクを用いて中間転写媒体上に画像を形成するため、
乾燥する必要があり、ノズルの詰まりという問題が発生
していた。さらに、インクジェット法においても、ドッ
トの大きさをあまり変化させることができないため、デ
ィザマトリックスや誤差拡散法といった疑似面積階調の
手法を用いることになるので、上述と同様に画像の解像
度が粗くなってしまう傾向にあった。
【0006】また、熱破壊法の場合には、今のところ、
フルカラー表現を行うのは不可能であり、印刷法の場
合、例えば人間一人一人の顔等を記録するような時に、
多大なコストや手間・時間を要してしまい、大変不経済
になるという欠点があった。
【0007】これらの方法に対し、例えば昇華性染料を
使用した感熱転写法による画像形成は、上述の欠点がな
く、シンプルでかつ低コスト、高画質、高解像度を実現
することができ、間接転写法における画像形成法として
優れている。
【0008】しかしながら、昇華性染料を使用した感熱
転写記録法にも、次のような欠点がある。つまり、耐熱
性や耐光性、耐溶剤性等のいわゆる耐性の大変低い昇華
型染料を用いるため、最終的な製品となる被転写体上の
画像耐久性が劣ってしまうという問題がある。このた
め、被転写体に例えば耐熱温度約120℃のICカード
を用いる場合でも、昇華染料の熱分解による画像濃度低
下が80℃程度で発生するので、とても被転写体のもつ
耐熱温度120℃をクリアすることは不可能である。
【0009】また、被転写体にパスポート等の紙を用い
た場合、画像を転写した紙面の裏側から例えば防虫剤と
してもよく使用されるパラジクロールベンゼンやナフタ
リン等の溶剤雰囲気によって画像が「にじむ」という問
題や、温度が高いときに紙の繊維からの昇華性染料の再
昇華による画像濃度低下といった様々な問題が生じる。
こういった昇華性染料独自の問題を解決し、かつ、感熱
転写法によるシンプルかつ低コスト、高画質、高解像度
を実現するには、感熱転写に用いるサーマルヘッド発熱
量の大小によって転写するドットの大きさを変化させて
濃度階調を行う面積階調方式の溶融型転写印画方式が大
変有効である。
【0010】これは、例えば、ポリメチルメタアクリレ
ートやポリブチラール、塩化ビニルー酢酸ビニルー共重
合体等のバインダー樹脂に有機染料や有機顔料、無機顔
料等の着色材を内添させ、また、必要によってはワック
ス成分やフィラー等を内添させたインクをポリエチレン
テレフタレート(PETと略す)やポリエチレンナフタ
レート(PENと略す)等の支持体上に印刷法などで予
め形成させたインクリボンをサーマルヘッドからのコン
トロールされた熱量によってインクを軟化させ、その熱
量の大きさにより軟化させる領域を変化させて面積階調
が可能となる溶融転写方式である。
【0011】この方式は、色材に昇華性染料以外の染料
もしくは顔料が使用できるので、特に、耐熱性・耐溶剤
性・耐光性等の耐久性を大幅に向上させることが可能と
なり、パスポートや査証、運転免許証等の高耐性が要求
される分野に、非常に高い要求合致性を持つ。
【0012】また、本来、面積階調型溶融転写方式は、
転写すべき記録媒体の凹凸に非常に敏感で少しでも凹凸
があると直接画像を転写・形成することができないこと
から、間接転写法との相性が良く、逆に言い換えれば、
面積階調溶融型転写方式で高品位画像を得るには、間接
転写方式以外では不可能に近い。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところが、サーマルヘ
ッド等で感熱転写した画像は、所詮ドットの集まりによ
って形成されるいわゆるラスター画像であり、有限の解
像度を持つ画像と言える。従って、例えば、本画像形成
手段をパスポートや査証等といったID分野に使用した
場合にはどうしても他の印画手段、例えば、同じサーマ
ルヘッドを用いた感熱転写やインクジェット方式、レー
ザによって静電潜像を形成するレーザプリンター方式
(LEDやLCD等の光スイッチを書込走査手段に使用
したものを含む)等、やはり有限の解像度で画像を形成
するいわゆるラスター走査方式の画像形成手段によっ
て、改ざん、もしくは偽造がなされる可能性を完全にな
くすることはできない。
【0014】本発明は、かかる従来の技術が有する問題
点に鑑みてなされたものであり、感熱転写による画像内
に予め用意したパターンを陰影として重ね合わすことに
よって、画像の形成された記録媒体の改ざんもしくは偽
造を防止することを目的とし、高セキュリィーな画像形
成方法、画像形成装置及び画像形成物を提供するもので
ある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1にかかる発明では、中間転写媒体に、色材
となる顔料もしくは染料の少なくとも一つを用いた着色
層が支持体上に設けられてなる感熱転写記録媒体の前記
着色層を画像情報に基づき溶融転写するか、または前記
色材となる染料が昇華性染料の場合には、前記着色層を
画像情報に基づき加熱することにより色材を熱昇華させ
ることによって、前記中間転写媒体に感熱転写記録画像
を書き込み、該感熱転写記録画像が書き込まれた中間転
写媒体を被転写体に加熱加圧することにより、前記感熱
転写記録画像を被転写体に転写して画像を形成する画像
形成方法において、前記中間転写媒体に感熱転写記録画
像を書き込む前に、該中間転写媒体の前記感熱転写記録
媒体と接触する側の表面に版型を押し付けることを特徴
とする。
【0016】この発明によれば、画像を受像する中間転
写媒体上に版型を押し付けることによって、予め、中間
転写媒体の表面に版型が押し付けられてなる、表面性状
が変化した凹凸パターン部と、そうでない通常部分が形
成される。これら凹凸パターン部と通常部を有する中間
転写媒体に、感熱転写記録媒体の着色層を溶融転写する
と、通常部では一般的な転写が行われるが、凹凸パター
ン部では薄い濃淡のパターン部分が顕像化され、これら
一般的な転写が行われた通常転写部分と薄い濃淡のパタ
ーン部分を有する転写後の中間転写媒体を加熱加圧し転
写することにより、被転写体に所望の画像を形成する。
ここで、前記中間転写媒体に形成される凹凸パターン部
を、例えば、細紋等のベクターパターンで形成すれば、
有限なラスター画像である例えば人物画像の背面に細紋
パターンが薄くシルエットとして出現することとなり、
非常にセキュリティー性が高い画像が得られる。
【0017】請求項2にかかる発明では、中間転写媒体
に、色材となる顔料もしくは染料の少なくとも一つを用
いた着色層が支持体上に設けられてなる感熱転写記録媒
体を重ね合わせ、該感熱転写機録媒体の前記着色層を画
像情報に基づき加熱手段により溶融転写するか、または
前記色材となる染料が昇華性染料の場合には、前記着色
層を画像情報に基づき加熱手段により加熱することによ
り色材を熱昇華させることによって、前記中間転写媒体
に感熱転写記録画像を書き込む感熱転写記録画像書込手
段と、前記感熱転写記録画像が書き込まれた中間転写媒
体を被転写体に加熱加圧することによって、前記感熱転
写記録画像を被転写体に転写して画像を形成する画像転
写手段とを備える画像形成装置において、前記中間転写
媒体を感熱転写記録画像書込手段へ供給する中間転写媒
体供給手段の、前記中間転写媒体と前記感熱転写記録媒
体との接触部分の前段に、版型を前記中間転写媒体の前
記感熱転写記録媒体と接触する側の表面に押し付ける版
型押付手段を設けたことを特徴とする。この発明によれ
ば、上記請求項1にかかる方法を好適に実施できる。
【0018】請求項3にかかる発明では、請求項2にか
かる発明において、前記感熱転写記録画像書込手段が、
剛体芯金上に弾性層を設けたプラテンローラ上に、前記
中間転写媒体と前記感熱転写機録媒体とが重ね合わさ
れ、その外側から前記加熱手段により加熱されて前記中
間転写媒体に感熱転写記録画像が書き込まれる構成であ
り、前記版型押付手段が、前記プラテンローラに配され
る前記中間転写媒体に対して前記版型を押し付けるよう
に構成されていることを特徴とする。
【0019】この発明によれば、中間転写媒体に感熱転
写記録画像を書き込むことと、中間転写媒体に版型を押
し付けることを、同じプラテンローラ上で行うこととな
り、スピーディーに一連の動作を行うことができるとと
もに、スペースの有効利用が図れ、無理なく小型化が図
れることとなる。
【0020】請求項4にかかる発明は、請求項2または
3記載にかかる発明において、前記加熱手段が、サーマ
ルヘッドによる印加加熱量によって、溶融する前記着色
層の面積を変化させて階調表現を行う構成であることを
特徴とする。
【0021】ここで、サーマルヘッドによる印加加熱量
の変化によって面積階調を行う画像形成方式について説
明すると、この方式の場合、中間転写媒体と感熱転写記
録記録媒体とサーマルヘッドとの間は密着されているこ
とが前提であり、密着されていないと、サーマルヘッド
からの伝熱が熱伝導という最も効率の良い伝熱モードに
て、感熱転写記録媒体や中間転写媒体にまで伝熱され
ず、結果として溶融すべき着色層が溶融しなかったりあ
るいは溶融しても中間転写媒体まで移動しないこととな
り、結果的に、シルエット画像が形成されてしまう。
【0022】したがって、請求項4にかかる発明では、
これを逆に利用し、サーマルヘッドによる印加加熱量の
変化によって面積階調を行う画像形成方式を採用しなが
ら、中間転写媒体に予め凹凸パターン部を形成し、これ
に人物画像等の画像形成を感熱転写記録媒体によって行
うが、予め形成された凹凸パターン部には感熱転写機録
媒体を十分に密着させることができず、その部分は薄い
濃淡パターン部分が形成され、この部分がシルエット画
像となる。
【0023】請求項5にかかる発明は、請求項3または
4にかかる発明において、前記プラテンローラが、前記
弾性層のさらに外側の外殻層として剛性層が形成されて
いることを特徴とする。
【0024】ここで、プラテンローラ上で、予め中間転
写媒体表面に版押しにより微細な凹凸パターン部を形成
すること、及び人物画像等の画像形成を感熱サーマルヘ
ッドによって溶融転写による感熱転写記録にて形成させ
ることの両立について考察してみる。プラテンローラと
しては、先の凹凸パターン部を版押しにより形成するに
はある程度の弾性が必要である。一方、一つのプラテン
ローラ上で版押しと画像形成を行うためには、スペース
確保上十分に大きな外形をもつプラテンローラが必要で
あるので、プラテンローラにゴム層等の弾性層(エラス
トマ層)を持たせただけでは、サーマルヘッドの発熱体
がプラテンローラに潜り込んでしまう。これは、プラテ
ンローラの曲率とサーマルヘッドの発熱体の寸法による
のであるが、中間転写媒体が薄いと特に発熱体の潜り込
みが顕著になる。そして、サーマルヘッドの発熱体がプ
ラテンローラに潜り込んでしまうと、発熱体から感熱転
写記録媒体(インクリボン)を介して中間転写媒体側に
熱が伝わるときに発熱体近傍にプラテンローラの弾性体
を介して広く熱接触されていることから伝熱が拡散して
しまい、結果として良好な溶融転写による面積階調を行
うことができなくなってしまう。
【0025】つまり、良好な面積階調による溶融転写を
行うにはサーマルヘッドからの伝熱は「熱集中」してい
ることが必要で、そのためには発熱体と感熱転写記録媒
体(インクリボン)と被転写媒体とは点状で接触し、小
さな面積に熱を集中させなくてはならない。請求項5に
かかる発明は、プラテンローラの弾性層のさらに外側に
剛性層を形成しているので、サーマルヘッドの発熱体が
プラテンローラに潜り込んでしまうのを防止することが
でき、プラテンローラ上で、予め中間転写媒体表面に凹
凸パターン部を形成すること及び人物画像等の画像形成
を感熱サーマルヘッドによる溶融転写で感熱転写記録に
て形成させることの両立という、上述の要求に良好に応
えることができる。
【0026】請求項6にかかる発明は、請求項5にかか
る発明において、前記プラテンローラの前記剛性層が、
フッ素系高分子化合物で構成されていることを特徴とす
る。
【0027】この発明によれば、プラテンローラ表面に
形成する外殻層である剛性層に、フッ素系高分子化合物
を用いており、耐熱性と適度な保温性(金属等ではなく
樹脂である)及び潤滑性・離型性を有しているので、サ
ーマルヘッドからの伝熱によって剛性層が熱破壊される
ことがなく、サーマルヘッドからの伝熱の熱集中性を阻
害することもない。さらに、中間転写媒体の円滑なる搬
送・保持ができるだけでなく、プラテンローラ表面が汚
れることもないという様々なメリットがある。
【0028】請求項7にかかる発明は、請求項1の画像
形成方法によって得られる画像形成物であって、前記中
間転写媒体の前記版型が押し付けられた被押付部分に前
記着色層が転写されるか、または色材が昇華性染料の場
合なら、着色層中の昇華性染料が昇華されて該中間転写
媒体の側へ移行されて形成される薄い濃淡パターン部分
が、前記被転写体に転写されて形成される陰転写部と、
前記中間転写媒体の前記版型が押し付けられることなく
前記着色層が転写されて形成される通常転写部分が、前
記被転写体に転写されて形成される陽転写部とを備える
ことを特徴とする。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を図面に
基づき説明する。図1は、本発明にかかる画像形成装置
の概略構成を示す側面図である。1は被転写体、2は被
転写体1が載置されるトレイである。トレイ2の上面に
は、フッ素系高分子化学物を表面に被覆したシリコンゴ
ム製のベースラバーシート(図示略)が貼着されてい
る。なお、図中実線で示してある被転写体1及びトレイ
2の位置は、中間転写媒体10上の画像を被転写体1に
ヒートローラ50にて加熱加圧するときの位置である。
また、被転写体1の搬送は、図示していないアクチュエ
ータと駆動系によって、トレイ2ごとレール3上を車輪
4、5にて移動する。
【0030】中間転写媒体10は、供給リール11から
繰り出され、搬送ローラ12a、12b、クリーニング
ローラ13、ガイドローラ14aを経てプラテンローラ
15まで搬送され、ここでクランプローラ16a、16
bを介してクランプ保持され、そこからさらに、ガイド
ローラ14b、14c、14d、14e、並びに、搬送
ローラ17a、17bを経て巻き取りリール18に巻き
取られる。ここで、供給リール、ガイドローラ14a,
…、搬送ローラ17、巻き取りリール18等は、中間転
写媒体10を供給する中間転写媒体供給手段80を構成
する。
【0031】プラテンローラ15は、剛体芯金上に弾性
層が設けられた基本構成のもので、外側の外殻層には、
シリコン系エラストマ層上にフッ素系高分子化合物にて
被覆された剛性層が設けられている。
【0032】なお、本実施の形態では、中間転写媒体1
0の内部に2光束干渉によるホログラム画像あるいは電
子線描画による回折格子画像などに代表されるセキュリ
ティ用画像を形成した層を有しており、これらのセキュ
リティ用画像の位置合わせをするためのレジマークセン
サー9を介して、中間転写媒体10はプラテンローラ1
5上で位置あわせすることも可能である。また、20は
プラテンローラ15上のゴミを除去するクリーニングロ
ーラである。
【0033】一方、中間転写媒体10への画像書き込み
は、本実施の形態では、好ましくは、色材に有機顔料も
しくは無機顔料、場合によっては染料を用いた着色層に
よる感熱転写を行い、熱集中型のサーマルヘッド25に
印加する画像データによって形成されるドットの大きさ
を任意に変化させることにより階調性を持たせてるよう
にしている。また、他の例として、特に昇華転写により
画像を記録する場合は、色材として特に昇華性染料を使
用し、受像層としては昇華性染料で染色可能は材料から
なる層を中間転写媒体上に設けておく。
【0034】顔料を主に用いた着色層を支持体上に有し
てなるインクリボン(感熱転写記録媒体)30は、供給
リール31から繰り出され、ガイドローラを兼ねたクリ
ーニングローラ33a、33bを経て前記プラテンロー
ラ15に巻回された前記中間転写媒体10に接触するよ
うに供給され、そこからさらに、ガイドローラ34、搬
送ローラ35a、35bを経て巻き取りロール36に巻
き取られる。そして、プラテンローラ15上で、前述し
たように中間転写媒体10とインクリボン30が重ね合
わされ、インクリボン30に外側から当接される、熱集
中型のサーマルヘッド25にて、インクリボン30から
画像情報に基づき中間転写媒体10への画像書き込みが
行なわれる。なお、本明細書でいう顔料等を色材に用い
た着色層を加熱により溶融転写させるインクリボンは、
昔から公知のいわゆる熱溶融型のインクリボンの他に、
好ましくは、樹脂型のインクリボン、特に好ましくは特
開平7−117359号公報で言う熱接着薄膜剥離方式
のインクリボンを指す。
【0035】すなわち、前記サーマルヘッド25、プラ
テンローラ15等は、中間転写媒体10にインクリボン
30からなる感熱転写記録媒体を重ね合わせ、感熱転写
機録媒体の前記着色層を画像情報に基づき溶融転写する
ことによって、中間転写媒体に感熱転写記録画像を書き
込む感熱転写記録画像書込手段100を構成する。な
お、38はインクリボン30と中間転写媒体10とをは
がすためのビールバー、39は熱集中型のサーマルヘッ
ド25へ電力及び信号を伝達するケーブルである。
【0036】なお、インクリボン30には各色の区別を
するため、予めインクリボン30上に形成されているセ
ンサーマークをセンサー40、41で読み取ることによ
って区別と位置合わせを行っている。例えば、センサ4
0がマークを検出すれば、各色の頭出し、センサ40、
41が両方のマークを検出すれば、インクリボン30の
スタート原点の頭出しという具合である。
【0037】また、50は内部に例えばハロゲンランプ
による熱源51をもったヒートローラであり、このヒー
トローラ50は図中B方向に降下され、画像を転写され
た前記中間転写媒体10を、前記被転写体1上に加熱加
圧することによって、中間転写媒体10の画像(受像層
を兼ねた熱接着層)ホログラム層、図示していない保護
層等、いわゆる画像層を転写するものである。なお、受
像層と熱接着層とは別個のものとして、受像層に画像を
形成し、熱接着層は受像層上か、または被転写体上に設
け、受像層等を転写する際には、この熱接着層を利用す
ることも好ましい。
【0038】すなわち、ヒートローラ50は、前記感熱
転写記録画像が書き込まれた中間転写媒体10を被転写
体1に加熱加圧することによって、感熱転写記録画像を
被転写体1に転写して画像を形成する画像転写手段を構
成する。
【0039】ただし、ヒートローラ50の被転写体1に
面する間には安全のためのシャッタ52、53が設けて
あり、このシャッタ52、53は、ヒートローラ50が
図中B方向に下降するときのみC方向に開く。また、こ
のシャッタ52、53は、通常時には閉じられ、人間の
手などがヒートローラ50にふれないようになってい
る。
【0040】ところで、ヒートローラ50は、内部にハ
ロゲンランプからなる熱源51を持ち、該熱源51から
の熱放射を吸収すべく内部を黒化処理された中空円筒状
のものであって、その表面に加熱加硫型のシリコンゴム
を有するとともに、最表面に通電性のフッ素高分子化合
物を有する逆クラウン形状のものである。そして、その
周速(回転方向R)を中間転写媒体10や被転写体1の
搬送速度よりもごくわずか速く回転されるように設定さ
れており、これにより、加熱加圧中の中間転写媒体10
の中央より外側にテンションを故意に発生させ、中間転
写媒体10のしわの発生を防止するようになっている。
【0041】また、ヒートローラ50は、温度センサ5
5にて表面温度を検出されながら、図示しない温度コン
トーラにより表面温度を一定に保持されている。56
は、ヒートローラ50の表面を常に綺麗に保っておくた
めのクリーニングローラである。
【0042】前記プラテンローラ15の上方には、該プ
ラテンローラ15の外周に巻回される前記中間転写媒体
10の外表面、つまり中間転写媒体10のインクリボン
30と接触する側の表面に版型61を押し付ける版型押
付手段60が設けられている。版型押付手段60は、図
示せぬ駆動手段によって揺動されるアーム62と、アー
ムの先端に設けられて、その先端に前記版型61を有す
るプッシュロッド63と、プッシュロッド63の後退を
許容するスプリング64から構成されている。前記版型
の表面には微細な凹凸が形成されている。
【0043】次に、上記構成の画像形成装置を用いた画
像形成方法について説明する。供給リール11から繰り
出される中間転写媒体10は、プラテンローラ15に巻
回された後、そこから巻回を解かれて、被転写媒体1の
上面にまで搬送され、そこからさらに、搬送されて巻き
取りリール18に巻き取られるが、プラテンローラ15
上に至ったときに、版型押付手段60によって版型61
を押し付けられ、該中間転写媒体10の表面に版型61
が押し付けらレルことにより形成される表面性状が変化
した凹凸パターン部と、そうでない通常部分が形成され
る。
【0044】これら凹凸パターン部と通常部分を有する
中間転写媒体10は、プラテンローラ15の高さ方向中
央部分まで至ったところで、その外側に、供給リール3
1から供給されるインクリボン30が当接され、さらに
その外側からサーマルヘッド25が当接される。そし
て、サーマルヘッド25からの発熱による画像情報に基
づき、インクリボン30から中間転写媒体10へ画像書
き込みが行われる。
【0045】このとき、中間転写媒体10の表面には、
前述したとおり表面性状が変化した凹凸パターン部と、
そうでない通常部分が形成されており、通常部分では一
般的な転写が行われるが、凹凸パターン部では薄い濃淡
のパターン部分が顕像化される。このように凹凸パター
ン部に対応する部分に薄い濃淡のパターン部分が形成さ
れるのは、中間転写媒体10の表面の性状が他の部分と
異なること、及び、中間転写媒体10の凹凸パターン部
がインクリボン30に対して密着できず該凹凸パターン
部を十分に加熱することができないことから、溶融イン
クが中間転写媒体10までうまく移動できないためであ
ると考えられる。
【0046】これら一般的な転写が行われた通常転写部
分と薄い濃淡のパターン部分を有する転写後の中間転写
媒体10は、プラテンローラ15から解かれて被転写体
1上まで搬送され、該被転写体1に接触された状態で、
上方からヒータローラ40が押し付けられる。これによ
り、中間転写媒体10に形成された画像は被転写体1に
加熱転写される。図2は画像が転写された被転写体の一
例を示す。この図に示すように、被転写体1には、前記
中間転写媒体10に形成される薄い濃淡パターン部分
が、前記被転写体に転写されて形成される陰転写部(シ
ルエット部)70と、中間転写媒体の通常転写部分が転
写されて形成される陽転写部71とを備える。
【0047】なお、上記実施の形態では、感熱転写機録
媒体として、顔料を色材とする着色層を用いたインクリ
ボン30にものを利用しているが、これに限られること
なく、染料を色材とする着色層を利用したもの、特に
は、昇華性染料を色材として昇華転写を可能ならしめる
インクリボンを利用しても良い。
【0048】
【実施例】発明者等は、上記の画像形成装置にて、以下
の諸条件によって非常に良好なシルエット画像を得てお
り、ドット面積可変型感熱転写画像形成が実現できるこ
とを確認した。
【0049】 中間転写媒体特性 : 25μmPETベース上に多層
コートされている。最表面部の受像層兼熱接着層にはウ
レタン系樹脂、エポキシ系樹脂、等を主とした混合樹
脂、 インクリボン特性 : 有機顔料系色材を使用。着色層
の厚さは0.2〜0.5μm、 ベースラバーシート: シリコンゴム(ゴム硬度JIS
(A)にて50°)表面に300μm〜450μmのテ
トラフルオロエチレンとパーフルオロアルキルビニルエ
ーテルとの共重合体の被覆を行っている。また、この被
覆層の表面は研磨加工することによって表面粗さを1μ
m以下に押さえ込んである。 被転写体 : 厚さ200〜500μmの紙基
【0050】 ヒートローラ 熱源 ; ハロゲンランプヒータ 温度コントロール ; ローラ表面温度検出による温調 芯金 ; 高張アルミ内面黒化処理 エラストマ層 ; 加熱加硫型シリコンゴム 厚さ0.5mm ローラ表面材質 ; 導電性を付与した4沸化エチレンとパーフ ルオロアルキルビニルエーテルとの共重合 体 ローラ表面形状 ; 逆クラウン型 周速が媒体搬送速より若干速い ローラ表面温度 ; 180℃ 加熱加圧速度 ; 15mm/sec 加熱加圧線荷重 ; 3.0kgf/cm以上 サーマルヘッド 発熱部特性 ; 熱集中型 発熱部密度 ; 300ドット/インチ 発熱部形状 ; ほぼ正方形 版型 : 表面に微細な凹凸を有する合成ゴムで形成されたもの
【0051】
【発明の効果】本発明は、下記の優れた効果を奏する。
【0052】請求項1にかかる発明によれば、被転写媒
体には、一般的な転写が行われた陽転写部と、予め中間
転写媒体に版押がなされることにより形成される陰転写
部(シルエット部)とが形成され、中間転写媒体に形成
される凹凸パターン部を、例えば、細紋等のベクターパ
ターンで形成すれば、有限なラスター画像である例えば
人物画像の背面に細紋パターンが薄くシルエットとして
出現することとなり、非常にセキュリティー性が高い画
像が得られる。
【0053】請求項2にかかる発明によれば、中間転写
媒体を感熱転写記録画像書込手段へ供給する中間転写媒
体供給手段の、中間転写媒体と感熱転写記録媒体との接
触部分の前段に、版型を中間転写媒体の感熱転写記録媒
体と接触する側の表面に押し付ける版型押付手段を設け
たから、上記請求項1にかかる方法を好適に実施でき
る。
【0054】請求項3にかかる発明によれば、中間転写
媒体に感熱転写記録画像を書き込むことと、中間転写媒
体に版型を押し付けることを、同じプラテンローラ上で
行うこととなり、スピーディーに一連の動作を行うこと
ができるとともに、スペースの有効利用が図れ、無理な
く小型化が図れる。
【0055】請求項4にかかる発明によれば、サーマル
ヘッドによる印加加熱量の変化によって面積階調を行う
画像形成方式を採用しながら、中間転写媒体に予め凹凸
パターン部を形成し、これに人物画像等の画像形成を感
熱転写記録媒体によって行うが、予め形成された凹凸パ
ターン部には感熱転写機録媒体を十分に密着させること
ができず、その部分は薄い濃淡パターン部分が形成さ
れ、この部分がシルエット画像となる。つまり、良好な
高精度のシルエットが得られる。
【0056】請求項5にかかる発明によれば、プラテン
ローラの弾性層のさらに外側に剛性層を形成しているの
で、サーマルヘッドの発熱体がプラテンローラに潜り込
んでしまうのを防止することができ、プラテンローラ上
で、予め中間転写媒体表面に凹凸パターン部を形成する
こと及び人物画像等の画像形成を感熱サーマルヘッドに
よる溶融転写で感熱転写記録にて形成させることの両立
という、要求に良好に応えることができる。
【0057】請求項6にかかる発明によれば、プラテン
ローラ表面に形成する外殻層である剛性層に、フッ素系
高分子化合物を用いているので、耐熱性と適度な保温性
(金属等ではなく樹脂である)及び潤滑性・離型性を有
しているので、サーマルヘッドからの伝熱によって剛性
層が熱破壊されることがなく、サーマルヘッドからの伝
熱の熱集中性を阻害することもない。さらに、中間転写
媒体の円滑なる搬送・保持ができるだけでなく、プラテ
ンローラ表面が汚れることもないという様々なメリット
がある。
【0058】請求項7にかかる発明によれば、セキュリ
ティー性が高い画像が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明装置の実施の形態の概略構成を示す側
面図である。
【図2】 本発明方法で形成した画像形成物を示す平面
図である。
【符号の説明】
1 被転写体 2 トレイ 10 中間転写媒体 11 供給リール(中間
転写媒体供給手段) 15 プラテンローラ 18 巻き取りリール 25 サーマルヘッド(加熱手段) 30 インクリボン(感熱転写記録媒体) 31 供給リール 36 巻き取りリール 50 ヒートローラ(画像転写手段) 51 熱源 60 版型押付手段 61 版型 70 陰転写部(シルエ
ット部) 71 陽転写部 80 中間転写媒体供給手段 100 感熱転写記録画像書込手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中間転写媒体に、色材となる顔料もしく
    は染料の少なくとも一つを用いた着色層が支持体上に設
    けられてなる感熱転写記録媒体の前記着色層を画像情報
    に基づき溶融転写するか、または前記色材となる染料が
    昇華性染料の場合には、前記着色層を画像情報に基づき
    加熱することにより色材を熱昇華させることによって、
    前記中間転写媒体に感熱転写記録画像を書き込み、該感
    熱転写記録画像が書き込まれた中間転写媒体を被転写体
    に加熱加圧することにより、前記感熱転写記録画像を被
    転写体に転写して画像を形成する画像形成方法におい
    て、 前記中間転写媒体に感熱転写記録画像を書き込む前に、
    該中間転写媒体の前記感熱転写記録媒体と接触する側の
    表面に版型を押し付けることを特徴とする画像形成方
    法。
  2. 【請求項2】 中間転写媒体に、色材となる顔料もしく
    は染料の少なくとも一つを用いた着色層が支持体上に設
    けられてなる感熱転写記録媒体を重ね合わせ、該感熱転
    写機録媒体の前記着色層を画像情報に基づき加熱手段に
    より溶融転写するか、または前記色材となる染料が昇華
    性染料の場合には、前記着色層を画像情報に基づき加熱
    手段により加熱することにより色材を熱昇華させること
    によって、前記中間転写媒体に感熱転写記録画像を書き
    込む感熱転写記録画像書込手段と、 前記感熱転写記録画像が書き込まれた中間転写媒体を被
    転写体に加熱加圧することによって、前記感熱転写記録
    画像を被転写体に転写して画像を形成する画像転写手段
    とを備える画像形成装置において、 前記中間転写媒体を感熱転写記録画像書込手段へ供給す
    る中間転写媒体供給手段の、前記中間転写媒体と前記感
    熱転写記録媒体との接触部分の前段に、版型を前記中間
    転写媒体の前記感熱転写記録媒体と接触する側の表面に
    押し付ける版型押付手段を設けたことを特徴とする画像
    形成装置。
  3. 【請求項3】 前記感熱転写記録画像書込手段は、剛体
    芯金上に弾性層を設けたプラテンローラ上に、前記中間
    転写媒体と前記感熱転写機録媒体とが重ね合わされ、そ
    の外側から前記加熱手段により加熱されて前記中間転写
    媒体に感熱転写記録画像が書き込まれる構成であり、 前記版型押付手段は、前記プラテンローラ上に配される
    前記中間転写媒体に対して前記版型を押し付けるように
    構成されていることを特徴とする請求項2記載の画像形
    成装置。
  4. 【請求項4】 前記加熱手段は、サーマルヘッドによる
    印加加熱量によって、溶融する前記着色層の面積を変化
    させて階調表現を行う構成であることを特徴とする請求
    項2または3記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記プラテンローラは、前記弾性層のさ
    らに外側の外殻層として剛性層が形成されていることを
    特徴とする請求項3または4記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記プラテンローラの前記剛性層は、フ
    ッ素系高分子化合物で構成されていることを特徴とする
    請求項5記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 請求項1の画像形成方法によって得られ
    る画像形成物であって、 前記中間転写媒体の前記版型が押し付けられた被押付部
    分に前記着色層が転写されるか、または色材が昇華性染
    料の場合なら、着色層中の昇華性染料が昇華されて該中
    間転写媒体の側へ移行されて形成される薄い濃淡パター
    ン部分が、前記被転写体に転写されて形成される陰転写
    部と、 前記中間転写媒体の前記版型が押し付けられることなく
    前記着色層が転写されて形成される通常転写部分が、前
    記被転写体に転写されて形成される陽転写部とを備える
    ことを特徴とする画像形成物。
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US6587135B1 (en) * 1998-10-16 2003-07-01 Jvc Victor Company Of Japan, Ltd. Card recording apparatus
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