JPH11348318A - 液体吐出装置 - Google Patents

液体吐出装置

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JPH11348318A
JPH11348318A JP11083363A JP8336399A JPH11348318A JP H11348318 A JPH11348318 A JP H11348318A JP 11083363 A JP11083363 A JP 11083363A JP 8336399 A JP8336399 A JP 8336399A JP H11348318 A JPH11348318 A JP H11348318A
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JP
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liquid
ink
pressure
pump
liquid discharging
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JP11083363A
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English (en)
Inventor
Etsuichi Maekawa
悦一 前川
Takao Nishikawa
卓男 西川
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液体に含まれる異物や気泡を適切に除去する
液体吐出装置を実現する。 【解決手段】 液体吐出部51〜54から液体を吐出し
て記録媒体に液体の吐出痕跡を記録する液体吐出装置に
おいて、液体排出手段300により、圧力を多段階に変
化させた吸引または加圧により液体吐出部から液体を排
出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液体吐出装置に関
し、特に、例えばインクジェットプリンタ等のように、
液体吐出部から液体を吐出して紙、布、不織布、プラス
チックフィルム等の記録媒体に液体の吐出痕跡を記録す
る液体吐出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば布用のインクジェットプリンタで
は、液体吐出部すなわちプリントヘッドのノズルから布
帛(記録媒体)にインク滴(液体)を吐出して、絵柄を
プリントするようになっている。カラープリントの場
合、プリントヘッドは、例えばシアン、マゼンタ、イエ
ロー、クロの4原色の各々についてのインクヘッドを有
し、各インクヘッドから吹きつけるインクドットの組合
せによって、多様な色彩および絵柄を表現している。イ
ンクドットの色の組合せおよびそれらが形成する絵柄
は、制御装置(コンピュータ)から供給される作画デー
タによって指定される。絵柄を構成するインクドットの
密度は、通常、数十〜千数百dpiとなっている。
【0003】プリントヘッドには、インクタンクから直
接にまたはインクチューブを通じてインクが供給され
る。インクタンクからプリントヘッドまで初期インク通
しを行なうときは、インクタンク側がプリントヘッド先
端側より相対的に高圧になる圧力差をインクタンクとプ
リントヘッド先端の間にかけて圧送する。圧力はポンプ
による吸引または加圧により生成される。プリントヘッ
ドのノズルがゴミや気泡等の異物により目詰まりを起こ
したときも、圧送によりインクと一緒に異物をノズルか
ら排出するようにしている。このような異物排出のため
のインク圧送も、インクの初期通しと同じ圧力で行なわ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】初期インク通しと同じ
圧力を異物排出のためのインク圧送に用いた場合、例え
ば気泡等は、その大きさおよび所在箇所によっては十分
に排出できないという問題があった。
【0005】具体的には、インクチューブ内に生じた比
較的大きな気泡は大きい圧力によって圧送され易いが、
小さな気泡に***すると移動しにくくなる。そのような
気泡がインクヘッドのインクマニホールド内に停まると
インク吐出動作に影響を及ぼし、また、さらに細かい気
泡がインクヘッドの吐出チャネル(ノズル)の内壁に付
着するとインクの吐出方向が不正確になる。
【0006】本発明は上記の問題点を解決するためにな
されたもので、その目的は、液体に含まれる異物や気泡
を適切に除去する液体吐出装置を実現することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】(1)課題を解決するた
めの請求項1の発明は、液体吐出部から液体を吐出して
記録媒体に液体の吐出痕跡を記録する液体吐出装置であ
って、圧力を複数段階に変化させて前記液体を前記液体
吐出部から排出する液体排出手段、を具備することを特
徴とする液体吐出装置である。
【0008】請求項1の発明では、液体排出手段によ
り、圧力を複数段階に変化させて異物の性状に適合した
液体排出を行なうことができる。なお、本明細書では、
異物の範疇には気泡を含むものとする。
【0009】(2)課題を解決するための請求項2の発
明は、前記液体排出手段は圧力逃がし手段を備える、こ
とを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置である。
【0010】請求項2の発明では、圧力逃がし手段によ
り、圧力の増減に時定数を付与する。
【0011】(3)課題を解決するための請求項3の発
明は、前記圧力逃がし手段は圧力逃がし口が開閉可能で
ある、ことを特徴とする請求項2に記載の液体吐出装置
である。
【0012】請求項3の発明では、前記圧力逃がし手段
が圧力逃がし口を開閉して時定数を調節する。
【0013】(4)課題を解決するための請求項4の発
明は、前記液体排出手段は圧力を少なくとも2段階に変
化させるものである、ことを特徴とする請求項1乃至請
求項3のいずれか1つに記載の液体吐出装置である。
【0014】請求項4の発明では、液体排出手段によ
り、圧力を2段階に変化させて異物の性状に適合した液
体排出を行なう。
【0015】(5)課題を解決するための請求項5の発
明は、前記液体排出手段は圧力を3段階に変化させるも
のである、ことを特徴とする請求項4に記載の液体吐出
装置である。
【0016】請求項5の発明では、液体排出手段によ
り、圧力を3段階に変化させて異物の性状に適合した液
体排出を行なう。
【0017】(6)課題を解決するための請求項6の発
明は、前記液体排出手段は、前記液体吐出部に前記液体
の初期通しおよび/または前記液体吐出部の目詰まり通
しを行なうとき相対的に大きい圧力を用い、前記液体吐
出部の液体マニホールド中の気泡を除去するときに相対
的に小さい圧力を用い、前記液体吐出部の吐出チャネル
中の気泡を除去するときに相対的にさらに小さい圧力を
用いるものである、ことを特徴とする請求項5に記載の
液体吐出装置である。
【0018】請求項6の発明では、液体排出手段が、3
段階の圧力を、液体の初期通しおよび/または液体吐出
部の目詰まり通し、液体マニホールド中の気泡除去およ
び吐出チャネル中の気泡除去に使い分ける。
【0019】(7)課題を解決するための請求項7の発
明は、前記液体排出手段は前記複数段階の圧力をポンプ
の断続作動により発生するものである、ことを特徴とす
る請求項1乃至請求項6のいずれか1つに記載の液体吐
出装置である。
【0020】請求項7の発明では、液体排出手段が、ポ
ンプの断続作動のパルス幅によって圧力を調節する。
【0021】(8)課題を解決するための請求項8の発
明は、前記液体排出手段は前記複数段階の圧力をポンプ
の連続作動により発生するものである、ことを特徴とす
る請求項1乃至請求項6のいずれか1つに記載の液体吐
出装置である。
【0022】請求項8の発明では、液体排出手段が、ポ
ンプの連続作動の速度によって圧力を調節する。
【0023】(9)課題を解決するための請求項9の発
明は、前記液体排出手段は、ポンプの断続作動により相
対的に大きい圧力を発生し、ポンプの連続作動により相
対的に小さい圧力を発生するものである、ことを特徴と
する請求項1乃至請求項6のいずれか1つに記載の液体
吐出装置である。
【0024】請求項9の発明では、液体排出手段が、ポ
ンプの断続作動のパルス幅によって相対的に大きい圧力
を調節し、ポンプの連続作動の速度によって相対的に小
さい圧力を調節する。
【0025】(10)課題を解決するための請求項10
の発明は、前記液体排出手段は、ポンプの連続作動によ
り相対的に大きい圧力発生し、ポンプの断続作動により
相対的に小さい圧力を発生するものである、ことを特徴
とする請求項1乃至請求項6のいずれか1つに記載の液
体吐出装置である。
【0026】請求項10の発明では、液体排出手段が、
ポンプの連続作動の速度によって相対的に大きい圧力を
調節し、ポンプの断続作動のパルス幅によって相対的に
小さい圧力を調節する。
【0027】(11)課題を解決するための請求項11
の発明は、前記液体排出手段は吸引により前記複数段階
の圧力を発生するものである、ことを特徴とする請求項
1乃至請求項10のいずれか1つに記載の液体吐出装置
である。
【0028】請求項11の発明では、液体排出手段が吸
引によって液体に複数段階の圧力をかける。
【0029】(12)課題を解決するための請求項12
の発明は、前記液体排出手段は加圧により前記複数段階
の圧力を発生するものである、ことを特徴とする請求項
1乃至請求項10のいずれか1つに記載の液体吐出装置
である。
【0030】請求項12の発明では、液体排出手段が加
圧によって液体に複数段階の圧力をかける。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について詳細に説明する。なお、本発明は実施
の形態に限定されるものではない。また、記録媒体が布
である例について説明するが、記録媒体は布に限るもの
ではなく、不織布、紙、プラスチックフィルム、その他
液体の吐出痕跡を担持可能な全ての媒体を含むものであ
る。
【0032】図1〜図3にインクジェットプリンタの外
観図を示す。図1は正面図、図2は平面図、図3は右側
面図である。本装置は本発明の液体吐出装置の実施の形
態の一例である。
【0033】先ず、全体構成を説明する。図1〜図3に
示すように、本装置はフレーム001、カバー002お
よびインク排出部003を有する。以下に述べる各コン
ポーネントがこのフレーム001ないしインク排出部0
03の中に組み込まれている。
【0034】布帛の元巻きロール10が軸11を水平に
して元巻きロール装填部20に装填されている。布帛は
本発明における記録媒体の実施の形態の一例である。元
巻きロール10の上側にはプラテンローラ30が元巻き
ロール10と平行に設置されている。プラテンローラ3
0は元巻きロール10の幅より広い幅を有する。
【0035】プラテンローラ30の軸31は両端でプラ
テンローラ支持部32によって支持されている。プラテ
ンローラ支持部32にはプラテンローラ30を回転させ
るための図示しない駆動部が設けられている。
【0036】プラテンローラ30にはニップローラ40
が接触している。ニップローラ40は、プラテンローラ
30との間に布帛を挟圧して、プラテンローラ30によ
る布帛の搬送が確実に行われるようにするものである。
ニップローラ40の軸は回転自在に支持されている。ニ
ップローラ40の幅はプラテンローラ30の幅に等しく
なっている。
【0037】プラテンローラ30の近くにはヘッドキャ
リッジ50が設けられている。ヘッドキャリッジ50に
は、後述するように、例えばカラープリントのための4
原色に対応した複数のインクヘッドおよびそれらの駆動
回路がそれぞれ搭載されている。インクヘッドは、本発
明における液体吐出部の実施の形態の一例である。イン
クヘッドのインク吐出面(ノズル面)は布帛に対面して
いる。なお、プリントヘッドについては後にあらためて
説明する。
【0038】複数のインクヘッドには、後述するよう
に、インク供給系を通じて、インクカートリッジ60か
らそれぞれインクが供給されるようになっている。イン
クは、本発明における液体の実施の形態の一例である。
インクカートリッジ60はカバー002に着脱可能に搭
載されている。インク供給系は切換機構を備えている。
この切換機構によってインクの種類の切り換えが行われ
る。また、切換機構によって洗浄液への切換も行われる
ようになっている。インク供給系については後にあらた
めて説明する。
【0039】ヘッドキャリッジ50は図示しないレール
上に装架され、図示しない駆動部によって駆動されてプ
ラテンローラ30の軸に平行に往復運動(走査)しなが
らインクヘッドからインクを吐出して布帛にプリント
(捺染)を行うようになっている。
【0040】ヘッドキャリッジ50は、インクカートリ
ッジ60が搭載されているカバー002の内部空間にホ
ームポジションを有する。ヘッドキャリッジ50はプリ
ントを行わないときはそこで待機するようになってい
る。後述するインク切換およびインク排出は、このホー
ムポジション付近において行われる。
【0041】インク切換時およびインク排出時にインク
や洗浄液を排出するため、後述するように、インク排出
装置がホームポジション付近におけるヘッドキャリッジ
50に関連付けて配設されている。インク排出装置は、
本発明における液体排出手段の実施の形態の一例であ
る。インク排出装置はカバー002ないしインク排出部
003の内部空間に設けられている。インク排出装置に
ついては、後にあらためて説明する。
【0042】プラテンローラ30には、例えば図3に2
点鎖線で示すように、布帛が後側から前側に向けて掛け
回される。プラテンローラ30の前下方にはガイド70
が設けられ、前側に排出された布帛をこのガイドに沿っ
て垂下させるようにしている。
【0043】フレーム001の背後には制御部80が設
けられている。制御部80によってプラテンローラ30
の回転、ヘッドキャリッジ50の走査およびインクヘッ
ドのインク吐出等が制御される。また、後述するインク
供給系の切換機構およびインク排出装置も制御部80に
よって制御される。制御部80は例えばマイクロプロセ
ッサ等を用いて構成される。
【0044】制御部80には操作部90を通じて操作者
から各種の指令が与えられるようになっている。操作部
90には図示しない適宜の操作キーや表示器等が設けら
れている。操作者の指令の基づく制御部80の制御の下
で、本装置の動作が進行する。
【0045】次に、プリントヘッド、インク供給系およ
びインク排出装置について説明する。図4に、プリント
ヘッド、インク供給系およびインク排出装置の模式的構
成を示す。同図に示すように、例えば4個のインクヘッ
ド51〜54が、ヘッドキャリッジ50に1列に搭載さ
れてプリントヘッド500を構成している。
【0046】インクヘッド51〜54に対応して、図示
しない駆動回路がヘッドキャリッジ50に搭載されてい
る。なお、本図はヘッドキャリッジ50がホームポジシ
ョン付近にある状態を示す。
【0047】インクヘッド51〜54の配列方向は、ヘ
ッドキャリッジ50の走査方向(図における左右方向)
に一致している。4個のインクヘッド51〜54はイン
クの4原色、例えば、シアン、マゼンタ、イエローおよ
びクロにそれぞれ対応している。
【0048】インクヘッド51〜54はいずれも複数
(例えば64個)のノズルを有する。これらノズルは、
インクヘッド51〜54のノズル面上で、へッドキャリ
ッジ50の走査方向と直交する方向に配列されている。
配列のピッチは例えば360dpiのドット分解能を可
能にするピッチとなっている。
【0049】インクヘッド51〜54には、管路71〜
74を通じてそれぞれ給液が行われるようになってい
る。管路71〜74の上流には、切換弁81〜84がそ
れぞれ設けられている。また、図示していないが、プリ
ントヘッド500の上部には、ヘッドキャリッジ50の
移動によるインク圧力の変化を緩和するためのダンパな
いしバッファが設けられることがある。
【0050】切換弁8x(x:1〜4)には4本の管路
9x1〜9x4の一端が接続されている。管路9x1の
他端はインクカートリッジ6xに接続されている。管路
9x2の他端はインクカートリッジ6x’に接続されて
いる。xの値はインクの色に対応し、例えば、1がシア
ン、2がマゼンタ、3がイエロー、4がクロである。イ
ンクカートリッジ6xと6x’は共に同色ではあるが、
種類の異なるインクのカートリッジである。
【0051】具体的には、例えば、インクカートリッジ
6xにはポリエステル用の分散性染料インクが入ってお
り、インクカートリッジ6x’には木綿用の反応性染料
インクが入っている。これらのインクがそれぞれ管路9
x1,9x2を通じて切換弁8xに供給されるようにな
っている。
【0052】管路9x3の他端は洗浄液容器100に接
続されている。管路9x4の他端は洗浄液容器100’
に接続されている。洗浄液容器100には例えば水を主
体とする洗浄液が入っている。洗浄液容器100’には
例えば染料を溶解する有機溶剤を主体とする洗浄液が入
っている。これらの洗浄液がそれぞれ管路9x3,9x
4を通じて切換弁8xに供給されるようになっている。
【0053】なお、インクカートリッジ61〜64,6
1’〜64’および洗浄液容器100,100’は作図
の都合で上下に並べて示したが、実際は、インクヘッド
5xのノズル面より所定距離だけ下がった、共通の水平
位置に並列配置されている。これによって、インクヘッ
ド5xに所定の負の静圧が印加されるようになってい
る。
【0054】切換弁8xは、制御部80による制御の下
で、管路9x1〜9x4を切り換えてそのうちの1つを
管路7xに接続する。これによって、所望の液が選択的
にインクヘッド5xに供給されるようになる。管路7
x、切換弁8xおよび管路9x1〜9x4がインク(お
よび洗浄液)供給系を構成する。
【0055】インクヘッド51〜54に対応して廃液受
け101〜104がそれぞれ設けられている。廃液受け
101〜104は例えばゴム等によってカップ状に構成
される。すなわち、廃液受け101〜104は上部が開
口になっており、下部が底になっている。廃液受け10
1〜104の開口はインクヘッド51〜54のノズル面
に対向している。開口の形状および寸法は、ノズル面の
形状および寸法に適合している。なお、廃液受け101
〜104は、ノズルから液を吸い出すための、もしく
は、ノズル先端の乾燥を防止するためのキャップをも兼
ねている。
【0056】廃液受け101〜104は支持部材110
によって支持されている。支持部材110は、例えばエ
アシリンダー、リンク機構またはバネ機構等のような1
対の駆動機構111,111’で駆動されて上下に移動
するようになっている。駆動機構111,111’の不
動側はフレーム001に固定されている。駆動機構11
1,111’の動作は制御部80によって制御される。
【0057】図では、支持部材110を最上位置に移動
させた状態が示されている。この状態では、廃液受け1
01〜104がインクヘッド51〜54のノズル面にそ
れぞれ被さるようになっている。最下位置に移動した状
態では、廃液受け101〜104がそれぞれインクヘッ
ド51〜54のノズル面から離れるようになっている。
廃液受け101〜104は底に穴を有し、この穴に管路
121〜124がそれぞれ接続されている。管路121
〜124はそれぞれポンプ131〜134を経由して廃
液溜140に導かれている。廃液受け101〜104乃
至ポンプ131〜134は、インク排出装置300を構
成する。ポンプ131〜134は、制御部80によって
制御される。
【0058】廃液溜140は、上側が開口した有底の容
器となっている。廃液溜140は、インク排出部003
の内部に配設されている。廃液溜140は、外容器14
1と内容器142との二重構造になっている。外容器1
41は把手143を有する。外容器141と内容器14
2は分離可能な構造になっている。内容器142は、デ
ィスポーザブルタイプのものである。内容器142には
吸収剤144が入っている。
【0059】次に、インク切換動作について説明する。
以下に述べる動作は制御部80による制御の下で行われ
る。インク切換は、図4に示すように、プリントヘッド
500がホームポジション付近にあるときに行われる。
【0060】先ず、駆動機構111,111’によって
支持部材110が上に押し上げられ、廃液受け101〜
104がそれぞれ対応するインクヘッド51〜54のノ
ズル面に被せられる。
【0061】次いで、切換弁81〜84の切換が行われ
る。いま、例えば、インクヘッド51〜54にそれぞれ
インクカートリッジ61〜64からインク供給が行われ
ているとし、これをインクカートリッジ61’〜64’
からのインク供給状態に切り換えるものとする。
【0062】最初に、切換弁81〜84はそれぞれ管路
913〜943を選択するように切り換えられる。管路
913〜943は洗浄液容器100に入っている洗浄
液、すなわち水を主体とする洗浄液を供給する管であ
る。したがって、インクヘッド51〜54には水を主体
とする洗浄液の供給経路が形成される。
【0063】この状態でポンプ131〜134を駆動
し、その吸引作用によりインク排出を行わせる。この排
出に伴ってインクヘッド51〜54およびその上流の管
路71〜74(およびダンパ等)に残留していた前のイ
ンクが排出され、水を主体とする洗浄液に置き換る。
【0064】置換の過程で残留インクと洗浄液との接触
が生じるが、洗浄液が水を主体とする洗浄液であること
により、インクの凝集等は発生しない。この洗浄液の排
出を暫く続けることにより、インクヘッド51〜54と
管路71〜74等の中が洗浄される。
【0065】インクヘッド51〜54から排出される排
出液(廃液)は、それぞれ廃液受け101〜104によ
って受けられる。廃液溜140においては廃液が吸収剤
144に吸収される。廃液を吸収した吸収剤144は、
廃液量とほぼ同じ体積の寒天状固形物となる。これによ
って、廃液は流動性を持たない固形物となって廃液溜1
40に溜められる。
【0066】所定時間の洗浄液通しが終わると、次に、
切換弁81〜84はそれぞれ管路914〜944を選択
するように切り換えられる。管路914〜944は洗浄
液容器100’に入っている洗浄液、すなわち有機溶剤
を主体とする洗浄液を供給する管である。したがって、
インクヘッド51〜54には有機溶剤を主体とする洗浄
液の供給経路が形成される。
【0067】この状態でポンプ131〜134を駆動し
て液体の排出を行わせ、有機溶剤を主体とする洗浄液を
インクヘッド51〜54のノズルの先まで行き渡らせ
る。これによって、切換弁8xの下流の液体が有機溶剤
を主体とする洗浄液に置換される。その後、排出を停止
して例えば5分間ないし30分間程度静置する。
【0068】排出期間および静置期間中に、有機溶剤を
主体とする洗浄液により、インクヘッド51〜54のノ
ズルの内壁やノズル先端および管路71〜74中に、稼
働の長期化等により付着固化していた分散性染料の溶解
が行われる。静置時間が長いほど付着染料の溶解度が向
上する。
【0069】次に、切換弁81〜84はそれぞれ管路9
13〜943を選択するように切り換えられる。管路9
13〜943は洗浄液容器100に入っている洗浄液、
すなわち水を主体とする洗浄液を供給する管である。し
たがって、インクヘッド51〜54には、再び水を主体
とする洗浄液の供給経路が形成される。
【0070】この状態でポンプ131〜134を駆動し
て液体排出を所定時間行わせる。この排出に伴って、イ
ンクヘッド51〜54およびその上流の管路71〜74
(およびダンパ等)に残留していた有機溶剤を主体とす
る洗浄液が排出される。このとき、洗浄液に溶解した染
料も一緒に排出される。これによって、インクヘッド5
1〜54の目詰まり等の原因物質が除去される。
【0071】この洗浄液の排出を所定時間続けることに
より、インクヘッド51〜54と管路71〜74等の中
から有機溶剤を主体とする洗浄液が完全に除去され、水
を主体とする洗浄液に置き換る。
【0072】次に、切換弁81〜84は、それぞれ管路
912〜942を選択するように切り換えられる。管路
912〜942は、インクカートリッジ61’〜64’
に入っているインクすなわち反応性染料インクを供給す
る管である。したがって、インクヘッド51〜54には
反応性染料インクを供給する経路が形成される。
【0073】この状態でポンプ131〜134を駆動し
て液排出を所定時間行わせる。この排出に伴ってインク
ヘッド51〜54およびその上流の管路71〜74に残
留していた洗浄液が排出され、新たなインクに置き換
る。置換の過程で残留洗浄液とインクとの接触が生じる
が、洗浄液が水を主体とする洗浄液であることにより、
新たに注入されたインクの凝集等は発生しない。この洗
浄液の排出を所定時間続けて新たなインクへの置換を完
璧なものにする。
【0074】以上によって分散性染料のインクから反応
性染料のインクへの切換が完了する。上記は、分散性染
料インクから反応性染料インクへ切り換える場合の動作
例であるが、反応性染料インクから分散性染料インクへ
の切換は、上記のシーケンスを逆に辿って行われる。例
えば、元巻きロール10の布種の変更等のつど、上記に
準じたインク切換が行われる。
【0075】次に、インクや洗浄液に含まれる異物の除
去について説明する。ポンプ13xによるサッキング
(吸引)には、上記のようなインク切換時の吸引に加え
て、下記を目的としても行なわれる。
【0076】(1)本装置の据え付け時におけるインク
カートリッジからインクヘッドまでのインク供給系への
インク充填、およびインクカートリッジ交換時にインク
供給系に混入した気泡の排出 (2)インクヘッドのノズルの目詰まり通し (3)インクヘッドのインクマニホールド中の気泡除去 (4)インクマニホールドの先の吐出チャネル(ノズ
ル)中の微小気泡除去本発明者らは、鋭意研究の結果、
上記の目的を達成するためには、吸引による圧力を目的
に応じて変更するのが効果的であることを見出した。す
なわち、(1)の目的では、できるだけ短時間にインク
供給系をインクで満たすために大きい圧力で強く吸引す
る必要があり、特にインク供給系の管路が長い大型のイ
ンクジェットプリンタではこれが肝要である。また、
(2)の目的でも大きい圧力で強く吸引して目詰まりを
通す必要がある。
【0077】このように(1)または(2)の目的で強
く吸引したとき、インク供給系に残っている気泡もイン
クと一緒に移動し、インクヘッドのインクマニホールド
には、気泡の***によって生じた小気泡が入り込むこと
になる。本発明者らは、インクマニホールドに入り込ん
だ小気泡は、上記のような大きい圧力では効果的に吸引
できず、より小さい圧力を用いたほうが効果的に吸引で
きることを見出した。さらに、インクマニホールドから
吸引された気泡が吐出チャネル内で微小気泡化した場合
は、さらに小さい微小な圧力を用いると効果的な吸引が
行なえることを見出した。そこで、(3)の目的では、
(1)または(2)の場合よりも小さい圧力で吸引を行
ない、(4)の目的ではさらに小さい微小圧力で吸引を
行なう。図5〜図9に、上記のような各吸引を行なう場
合のポンプ13xの制御の一例のタイムチャート示す。
図5は、(1)の目的での吸引を行なう場合、すなわ
ち、インクの初期通し等を行なう場合であり、ポンプ1
3xを30sec連続的に作動させてインクヘッド5x
の吸引を行なう。これによって、例えば図10の(a)
に示すような大きい圧力で強い吸引が行なわれる。この
ような吸引が、ポンプ131〜134により順次行なわ
れ、インクヘッド51〜54へのインク充填が行なわれ
る。
【0078】なお、ポンプ13xは、大気圧に通じる図
示しない圧力逃がし手段を備えており、インクヘッド5
xの吸引圧力はポンプ13xの停止後、ある時定数で大
気圧に復帰する。圧力逃がし手段の圧力逃がし口は開閉
可能ないし調節可能になっており、圧力の増減の時定数
が調節可能になっている。
【0079】図6は、(2)の目的での吸引を行なう場
合、すなわち、ノズルの目詰まり通しを行なう場合であ
り、ポンプ13xを10secずつ20sec間隔で作
動させてインクヘッド5xの吸引を行なう。これによっ
て、(1)の場合と同様に大きい圧力で強い吸引が行な
われる。このような吸引が、ポンプ131〜134によ
り順次行なわれ、インクヘッド51〜54の目詰まり通
しが行なわれる。
【0080】図7は、(3)の目的での吸引を行なう場
合、すなわち、インクマニホールド中の小気泡の除去を
行なう場合であり、ポンプ13xを0.5secずつ4
sec間隔で作動させてインクヘッド5xの吸引を行な
う。これによって、例えば図10の(b)に示すように
小さい圧力で弱い吸引が行なわれる。このような吸引
が、ポンプ131〜134により順次行なわれ、インク
ヘッド51〜54のインクマニホールド中の小気泡の除
去が行なわれる。
【0081】図8は、(4)の目的での吸引を行なう場
合、すなわち、吐出チャネル中の微小気泡の除去を行な
う場合であり、ポンプ13xを1回だけ0.5sec作
動させてインクヘッド5xの吸引を行なう。これによっ
て、例えば図10の(c)に示すように小さい圧力が1
回だけ加えられる。小さい圧力で1回だけ吸引されるこ
とにより微弱な吸引が行なわれる。このような微弱吸引
が、ポンプ131〜134により順次行なわれ、インク
ヘッド51〜54の吐出チャネル中の微小気泡の除去が
行なわれる。
【0082】図9は、上記の吸引を組み合わせて行なう
場合であり、例えば、7secの吸引を行なった後に4
sec間隔で0.5secの吸引を数回繰り返し、強弱
混合の吸引を行うようにしたものである。インクヘッド
51〜54の交換を行ったとき等は、このような強弱混
合の吸引を、図5に示した強吸引の20sec後に行う
のが効果的な気泡除去を行う点で好ましい。
【0083】また、(1)や(2)の目的で大きい圧力
で強い吸引を行った場合にも、小さい圧力で弱い吸引を
行うことにより、大きい圧力で強い吸引を行うことによ
り生じる小気泡や微小気泡も除去することができ、好ま
しい。
【0084】このように、ポンプ13xの作動時間を断
続制御(PWM制御:pulsewidth modu
lation control)することにより圧力を
調節するのは、吸引力の一定なポンプで可変の圧力を得
る点で好ましい。なお、作動時間の制御に代えて、ある
いはそれに加えて、連続的に作動するポンプ13xの例
えば回転速度等、動作速度を制御することにより吸引力
を調節するようにしても良いのは勿論である。
【0085】また、強い吸引をポンプ13xの連続作動
で行ない、弱い(微弱を含む)吸引をポンプ13xの断
続作動によって行うようにしても良く、あるいは、逆に
強い吸引をポンプ13xの断続作動で行ない、弱い吸引
をポンプ13xの連続作動によって行うようにしても良
い。
【0086】以上は吸引によって圧力を発生させる例で
あるが、それに限らず、圧力は加圧によって発生するよ
うにしても良い。その際、ポンプ等の加圧手段はインク
供給系の最上流部に設けることはいうまでもない。
【0087】また、以上は、インクの種類やインクヘッ
ドを含む装置の構造等を考慮し、最適なポンプ作動のタ
イミングを装置の記憶手段に記憶、設定しておいても良
いが、ポンプ13xとインクヘッドとの間に圧力センサ
を設け、この圧力センサにより検知された圧力を表す信
号に応じて、ポンプ13xをフィードバック制御しても
良い。
【0088】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、請求項1の
発明では、液体排出手段により、圧力を複数段階に変化
させて異物の性状に適合した液体排出を行なうようにし
たので、液体に含まれる異物を適切に除去する液体吐出
装置を実現することができる。また、請求項2の発明で
は、圧力逃がし手段により、圧力の増減に時定数を付与
することができる。
【0089】また、請求項3の発明では、圧力逃がし口
を開閉して時定数を調節することができる。
【0090】また、請求項4の発明では、液体排出手段
により、圧力を2段階に変化させて異物の性状に適合し
た液体排出を行なうことができる。
【0091】また、請求項5の発明では、液体排出手段
により、圧力を3段階に変化させて異物の性状に適合し
た液体排出を行なうことができる。
【0092】また、請求項6の発明では、液体排出手段
が、3段階の圧力を、液体の初期通しおよび/または液
体吐出部の目詰まり通し、液体マニホールド中の気泡除
去および吐出チャネル中の気泡除去に使い分けることが
できる。
【0093】また、請求項7の発明では、液体排出手段
が、ポンプの断続作動のパルス幅によって圧力を調節す
ることができる。
【0094】また、請求項8の発明では、液体排出手段
が、ポンプの連続作動の速度によって圧力を調節するこ
とができる。
【0095】また、請求項9の発明では、液体排出手段
が、ポンプの断続作動のパルス幅によって相対的に大き
い圧力を調節し、ポンプの連続作動の速度によって相対
的に小さい圧力を調節することができる。
【0096】また、請求項10の発明では、液体排出手
段が、ポンプの連続作動の速度によって相対的に大きい
圧力を調節し、ポンプの断続作動のパルス幅によって相
対的に小さい圧力を調節することができる。
【0097】また、請求項11の発明では、液体排出手
段が吸引によって液体に複数段階の圧力をかけ、異物を
適切に排出することができる。
【0098】また、請求項12の発明では、液体排出手
段が加圧によって液体に複数段階の圧力をかけ、異物を
適切に排出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の装置の正面図であ
る。
【図2】本発明の実施の形態の一例の装置の平面図であ
る。
【図3】本発明の実施の形態の一例の装置の側面図であ
る。
【図4】本発明の実施の形態の一例の装置におけるイン
ク排出装置の模式的構成図である。
【図5】本発明の実施の形態の一例の装置におけるイン
ク排出時のポンプの作動のタイムチャートである。
【図6】本発明の実施の形態の一例の装置におけるイン
ク排出時のポンプの作動のタイムチャートである。
【図7】本発明の実施の形態の一例の装置におけるイン
ク排出時のポンプの作動のタイムチャートである。
【図8】本発明の実施の形態の一例の装置におけるイン
ク排出時のポンプの作動のタイムチャートである。
【図9】本発明の実施の形態の一例の装置におけるイン
ク排出時のポンプの作動のタイムチャートである。
【図10】本発明の実施の形態の一例の装置におけるイ
ンク排出時の圧力変化を示すグラフである。
【符号の説明】
001 フレーム 002 カバー 003 インク排出部 10 元巻きロール 20 元巻きロール装填部 30 プラテンローラ 40 ニップローラ 50 ヘッドキャリッジ 60 インクカートリッジ 80 制御部 90 操作部 500 プリントヘッド 51〜54 インクヘッド 71〜74 管路 81〜84 切換弁 911〜944 管路 61〜64,61’〜64’ インクカートリッジ 100,100’ 洗浄液容器 300 インク排出装置 101〜104 廃液受け 110 支持部材 111,111’ 駆動機構 121〜124 管路 131〜134 ポンプ 140 廃液溜

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体吐出部から液体を吐出して記録媒体
    に液体の吐出痕跡を記録する液体吐出装置であって、 圧力を複数段階に変化させて前記液体を前記液体吐出部
    から排出する液体排出手段、を具備することを特徴とす
    る液体吐出装置。
  2. 【請求項2】 前記液体排出手段は圧力逃がし手段を備
    える、ことを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装
    置。
  3. 【請求項3】 前記圧力逃がし手段は圧力逃がし口が開
    閉可能である、ことを特徴とする請求項2に記載の液体
    吐出装置。
  4. 【請求項4】 前記液体排出手段は圧力を少なくとも2
    段階に変化させるものである、ことを特徴とする請求項
    1乃至請求項3のいずれか1つに記載の液体吐出装置。
  5. 【請求項5】 前記液体排出手段は圧力を3段階に変化
    させるものである、ことを特徴とする請求項4に記載の
    液体吐出装置。
  6. 【請求項6】 前記液体排出手段は、前記液体吐出部に
    前記液体の初期通しおよび/または前記液体吐出部の目
    詰まり通しを行なうとき相対的に大きい圧力を用い、前
    記液体吐出部の液体マニホールド中の気泡を除去すると
    きに相対的に小さい圧力を用い、前記液体吐出部の吐出
    チャネル中の気泡を除去するときに相対的にさらに小さ
    い圧力を用いるものである、ことを特徴とする請求項5
    に記載の液体吐出装置。
  7. 【請求項7】 前記液体排出手段は前記複数段階の圧力
    をポンプの断続作動により発生するものである、ことを
    特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1つに記載
    の液体吐出装置。
  8. 【請求項8】 前記液体排出手段は前記複数段階の圧力
    をポンプの連続作動により発生するものである、ことを
    特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1つに記載
    の液体吐出装置。
  9. 【請求項9】 前記液体排出手段は、ポンプの断続作動
    により相対的に大きい圧力を発生し、ポンプの連続作動
    により相対的に小さい圧力を発生するものである、こと
    を特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1つに記
    載の液体吐出装置。
  10. 【請求項10】 前記液体排出手段は、ポンプの連続作
    動により相対的に大きい圧力発生し、ポンプの断続作動
    により相対的に小さい圧力を発生するものである、こと
    を特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1つに記
    載の液体吐出装置。
  11. 【請求項11】 前記液体排出手段は吸引により前記複
    数段階の圧力を発生するものである、ことを特徴とする
    請求項1乃至請求項10のいずれか1つに記載の液体吐
    出装置。
  12. 【請求項12】 前記液体排出手段は加圧により前記複
    数段階の圧力を発生するものである、ことを特徴とする
    請求項1乃至請求項10のいずれか1つに記載の液体吐
    出装置。
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