JPH11346891A - 敷布団用中綿 - Google Patents

敷布団用中綿

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JPH11346891A JP10156216A JP15621698A JPH11346891A JP H11346891 A JPH11346891 A JP H11346891A JP 10156216 A JP10156216 A JP 10156216A JP 15621698 A JP15621698 A JP 15621698A JP H11346891 A JPH11346891 A JP H11346891A
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D27/00Envelopes or like essentially-rectangular containers for postal or other purposes having no structural provision for thickness of contents
    • B65D27/32Opening devices incorporated during envelope manufacture
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  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 繰り返し使用してもへたりが少なく、風合い
が柔らかく、さらに敷布団のどの部分でも折り曲げるこ
とができ、収納性、物干し竿への干しやすさ、持ち運び
性に優れた敷布団用中綿を得る。 【解決手段】 繊維表面がシリコーン系高分子で覆わ
れ、繊維/繊維間静摩擦係数(μs0)を0.18以下
としたポリエステル繊維を含有し、ニードルパンチによ
り機械交絡され、厚みが20〜100mm、密度が0.
02〜0.08g/cm3 であり、折れ曲がり性が50
cm以下である敷布団用中綿。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、繰り返し使用して
もへたりが少なく、風合いが柔らかく、さらに敷布団の
どの部分でも折り曲げることができ、収納性、物干し竿
への干しやすさ持ち運び性に優れた敷布団用の中綿に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、敷布団に用いられている中綿は母
材となる繊維の他に熱接着性の繊維として低融点の熱可
塑性樹脂の繊維あるいは芯部に高融点の熱可塑性樹脂、
鞘部に低融点を持つ芯/鞘構造の繊維を含有させ、熱接
着により形成される硬綿と呼ばれる中芯と、ウールある
いはポリエステルなどの巻き綿で構成されている。
【0003】しかし、中芯として使用されている硬綿は
繰り返し使用することにより接着点が外れ、当初の嵩よ
り低くなるという、へたりの問題があった。また、熱に
よりセットすることで、硬くなるため、風合の改善が求
められている。さらに中芯に用いられる硬綿は熱処理に
より硬化させるため、収納や物干し竿などに干す場合、
折れ曲がりにくく収納スペースを多くとる、物干し竿に
かけにくいなどの問題がある。また持ち運びに関して
も、敷布団のサイズがセミダブルやダブルあるいはそれ
以上となると幅が大きくなり、持ち上げたとき両手が伸
びきり力が入りにくく非常に持ち運びにくい。
【0004】へたりを解消する方法として、硬綿の密度
を下げる方法、折れ曲がり性を付与する方法として硬綿
の幅方向に熱セットあるいは超音波などで溝をつける方
法や、従来から用いられている綿敷布団などを使用する
方法がある。へたりを解決する方法として、硬綿構造体
の密度を下げる方法では風合いも若干改善され、折れ曲
げに関してもある程度曲げやすくなる。しかし、風合い
に関しては十分でなく、繰り返し畳んだり物干し竿など
に干したりするとその部分だけが極端にへたる問題が発
生する。
【0005】また、折れ曲がり性、収納性を改善するた
めに硬綿にあらかじめ折れ目を入れるため熱や超音波な
どで硬綿に溝をつける方法があり、幅方向に3等分に2
カ所溝をつける方法では敷布団を収納するとき簡単に3
分の1に折り畳むことができる。しかし、敷布団を干す
場合、中央部分で曲がりにくいため干しにくい。また4
等分あるいはそれ以上とすると収納性が向上でき、物干
し竿など干しやすくなるが、溝が多くなり溝の部分が硬
くなり、嵩を出しにくいなどの問題がある。さらにこれ
らの方法では敷布団の縦方向への折り畳みは簡単となる
が幅の広いセミダブルやダブルあるいはそれ以上となる
と持ち運びにくい問題は解消されない。さらに綿敷布団
を用いる方法では、どこでも折り曲げることができ収納
性は良く、物干し竿などに干しやすい。しかし、もとも
と嵩がでにくく、使用により綿切れが起こりやすいなど
その他の問題を数多く持っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、繰り
返し使用してもへたりが少なく、風合いが柔らかく、さ
らに敷布団のどの部分でも折り曲げることができ、収納
性、物干し竿への干しやすさ、持ち運び性に優れた敷布
団を得ることができる敷布団用の中綿を提供することで
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記の課題を解
決するために、次の構成を有する。すなわち繊維表面の
少なくとも一部がシリコーン系高分子で覆われ、繊維/
繊維間静摩擦係数(μs0)を0.18以下としたポリ
エステル繊維を含有し、ニードルパンチにより機械交絡
され、厚みが20〜100mm、密度が0.02〜0.
08g/cm3 であり、以下の本文記載の方法で測定し
た折れ曲がり性評価結果が50cm以下である敷布団用
中綿であり、さらには、前記ポリエステル繊維の含有量
が30重量%以上である敷布団用中綿である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に本発明の敷布団用中綿につ
いて詳細に説明する。本発明に用いる敷布団用中綿を構
成するポリエステル繊維としては、適度な嵩高性と軟ら
かい風合いを出すために繊度1.5〜100デニール、
好ましくは5〜20デニール、繊維長は10〜100m
m、好ましくは50〜80mmのポリエステル短繊維が
好適である。繊度が1.5デニール未満では嵩が出にく
く、使用時の床付き感等の問題が発生しやすく、100
デニール以上では風合いが硬くなる。また繊維長が10
mmより短いと繊維間の交絡が悪く、構造体とし難く、
100mmより長いと開繊性や製綿性が悪くなる傾向が
ある。
【0009】ポリエステル繊維は、嵩高性、風合い、圧
縮に対する反発性あるいは製綿性をよくするために、機
械捲縮を与えることが好ましく、繊維の製糸時に非対称
冷却処理を施し、3次元捲縮化したものがより好まし
い。捲縮数は5〜30個/インチ、好ましくは10〜2
0個/インチ、捲縮度が5〜40%、好ましくは10〜
35%であることが好ましい。捲縮数が5個/インチ以
下、捲縮度が5%以下では開繊加工時に均一な開繊が行
われず開繊ウエッブに斑が生じる。捲縮数が30個/イ
ンチ以上、捲縮度が40%以上ではカード開繊後の製品
の風合いが悪くなってしまう。
【0010】繊維の断面は、中実のほかに保温性を持た
せるために中空繊維を用いても、触感を変えるために異
形断面を用いてもよい。
【0011】次に上記繊維を用いて厚みが20mm以上
の集合体を得るための方法について説明する。解繊機
(カード)により繊維をウエッブとし、ニードルパンチ
により繊維を交絡させる。この時、目的とする厚みが得
られない場合には、該ウエッブを複数枚重ね合わせるこ
とにより得ることができる。この際ウエッブの形態を保
持するために重ね合わせた後、更にニードルパンチによ
り交絡させる方法、ウエッブを縫製する方法、あるいは
側地に入れた後、キルトする方法などがある。またカー
ドウエッブを複数枚重ねあわせた後、ニードルパンチに
より交絡させても良い。
【0012】敷布団用の中綿の厚みは巻き綿を使用する
か使用しないかで適宜変更すれば良いが、巻き綿を使用
しない場合は20mm以上、好ましくは40mm以上で
あり、巻き綿を使用する場合は20mm以上、好ましく
は30mm以上である。20mm未満では使用時に床付
き感が発生する。100mmより厚くすることは可能で
はあるが、コストと最終製品のメリットから考えると好
ましくない。
【0013】また密度は0.02〜0.08g/c
3 、好ましくは0.03〜0.05g/cm3 であ
る。0.02g/cm3 未満では反発性が弱く、使用時
の床付き感が問題となり、0.08g/cm3 以上では
構造体が硬く、また交絡させることが困難で、針折れな
どの問題にもなる。
【0014】中綿の目付としては、500g/m2 以上
が好ましく、より好ましくは700g/m2 以上、特に
好ましくは1000g/m2 以上である。500g/m
2 未満では反発弾性が弱く、使用時の床付き感が問題に
なる傾向がある。
【0015】次に本発明に用いる繊維表面の少なくとも
一部がシリコーン系高分子で覆われ、繊維/繊維間静摩
擦係数(μs0)が0.18以下としたポリエステル繊
維を得る方法について説明する。使用されるシリコーン
系高分子については特に限定されるものではないが、例
えばアミノ変性オルガノポリシロキサンやエポキシ変性
オルガノポリシロキサンなどの変性シリコーンやこれら
と反応性の硬化剤などを主体としたものなどがある。付
与する方法としては、特に限定されず、例えば油剤を付
与する紡糸工程、延伸工程または綿の段階でシャワー方
式やディップ方式などで付与し、乾燥、熱処理する方法
などがある。該シリコーン系高分子の付き方や膜厚は、
特に限定されるものではなく、以下の摩擦係数(μs
0)を示せればよい。
【0016】上記の繊維表面がシリコーン系高分子で覆
われたポリエステル繊維は、繊維/繊維間静摩擦係数
(μs0)が0.18以下、好ましくは0.15以下で
ある。このμs0が0.18より高い繊維ではへたり耐
久性を十分確保することができず、かつ風合いを柔らか
くすることができない。
【0017】また該繊維の中綿中の含有量は、へたり耐
久性が高く、風合が柔らかければ制限されないが、好ま
しくは20重量%、より好ましくは30重量%以上であ
る。20重量%未満の場合にへたり耐久性や風合いの点
で不十分になる場合がある。また該繊維の繊維/繊維間
静摩擦係数(μs0)が0.18より高くなったり、該
繊維の含有量が20重量%未満の場合、機械交絡時に針
折れの問題が発生する可能性が高くなる。
【0018】本発明に適用される敷布団用中綿で繊維表
面にシリコーン系高分子で覆われたポリエステル繊維以
外の繊維としては、天然繊維、無機繊維、再生繊維また
は合成繊維からなるものであるが、リサイクルの観点か
らポリエステル繊維を主体とすることが好ましい。さら
に本発明に用いられる繊維は酸化チタンや抗菌剤、抗カ
ビ剤などを練り込んだ繊維あるいは後加工により各種機
能を付与した繊維を使用することもできる。
【0019】以上により得られた敷布団用中綿は収納
性、物干し竿への干しやすさを考慮して、以下の本文記
載の方法により測定した折れ曲がり性評価結果が50c
m以下、好ましくは40cm以下のものである。50c
mを超えると硬すぎて収納性、物干し竿への干しやすさ
に関して良好な結果が得られない。
【0020】中綿の耐へたり性はJIS K6401の
方法に準じた繰り返し圧縮残留ひずみの測定により評価
することができるが、この圧縮残留ひずみは、好ましく
は11%以下、より好ましくは10%以下、さらに好ま
しくは8%以下である。また本発明により得られた敷布
団の中綿に巻き綿をして使用することもできる。
【0021】
【作用】本発明の敷布団用中綿は、低融点繊維の熱セッ
トによる熱接着でなく、機械交絡により構造体を作成す
ることに加え、本発明の中綿を構成する繊維として繊維
/繊維間静摩擦係数(μs0)が0.18以下のポリエ
ステル繊維を使用することにより繰り返し使用によるへ
たりを少なくすることができる。
【0022】これは、繰り返し圧縮しても物理的に外れ
る接着点がないことに加え、繊維/繊維間静摩擦係数が
低いため、圧縮後の無荷重下で嵩が戻ることに必要な力
を少なくすることができるためと考えられる。さらに繊
維と繊維がルーズであり、繊維/繊維間静摩擦係数が低
いため軟らかく、いままでにない新規な風合となり、か
つ折り曲げ易い構造体が得られる。
【0023】
【実施例】次に本発明を実施例によりさらに詳細に説明
する。本発明に記載した諸特性の測定法は次の通りであ
る。 [繊維/繊維間静摩擦係数]JIS L 1074(1
977)の6−12の方法に準じて測定した。 [繰り返し圧縮残留ひずみ]JIS K 6401の方
法に準じて測定した。この値が小さい程、へたりが少な
いことを示す。 [折れ曲がり性]中綿評価用に製作した45度の斜面を
持つカンチレバー型剛軟度試験装置(JIS L 10
79に準じた形状)を用い、幅100cmの試験中綿を
斜面方向へずらし、試験中綿の一端が斜面に接した時の
斜面の長さを求めた。
【0024】[実施例1]6デニール、カット長76m
m、捲縮数10個/インチ、捲縮度23%、中空率35
%のポリエステル繊維に市販のジメチルポリシロキサン
を主成分とするシリコーン樹脂液を噴霧器で均一に付着
させ、熱処理により固着させた繊維を50%、15デニ
ール、カット長76mm、捲縮数10個/インチ、捲縮
度29%、中空率35%のポリエステル繊維を50%混
綿し、目付け400g/m2 のカードウエッブを作成
し、ペネ数80本にてニードルパンチによりプレニーパ
ンを行った。このウエッブを5枚重ねて3.5インチの
ニードルによりペネ数80本にてニードルパンチを行
い、交絡させ厚み55mmの敷布団の中綿を得た。この
時シリコーン系高分子を付与したポリエステル繊維の摩
擦係数は0.12であり、上記の中空ポリエステル繊維
の摩擦係数は0.28であった。
【0025】[実施例2]6デニール、カット長76m
m、捲縮数10個/インチ、捲縮度23%、中空率35
%のポリエステル繊維に市販のジメチルポリシロキサン
を主成分とするシリコーン樹脂液を噴霧器で均一に付着
させ、熱処理により固着させた繊維を40%、15デニ
ール、カット長76mm、捲縮数10個/インチ、捲縮
度29%、中空率35%のポリエステル繊維を60%混
綿し、目付け400g/m2 のカードウエッブを作成
し、ペネ数80本にてニードルパンチによりプレニーパ
ンを行った。このウエッブを2枚重ねて3.5インチの
ニードル、ペネ数80本にてニードルパンチを行った。
このウエッブに上記ウエッブを1枚重ね同様に3.5イ
ンチのニードル、ペネ数80本にてニードルパンチを行
った。さらにもう1枚重ねて3.5インチのニードル、
ペネ数80本にてニードルパンチを行い、交絡させ厚み
44mmの敷布団の中綿を得た。この時シリコーン系高
分子を付与したポリエステル繊維の摩擦係数は0.12
であり、上記の中空ポリエステル繊維の摩擦係数は0.
28であった。
【0026】[実施例3]6デニール、カット長76m
m、捲縮数10個/インチ、捲縮度23%、中空率35
%のポリエステル繊維に市販のジメチルポリシロキサン
を主成分とするシリコーン樹脂液を噴霧器で均一に付着
させ、熱処理により固着させた繊維を20%、15デニ
ール、カット長76mm、捲縮数10個/インチ、捲縮
度29%、中空率35%のポリエステル繊維を80%混
綿し、目付け500g/m2 のカードウエッブを作成
し、ペネ数80本にてニードルパンチによりプレニーパ
ンを行った。このウエッブを2枚重ねて3.5インチの
ニードル、ペネ数80本にてニードルパンチを行った。
このウエッブに上記ウエッブを1枚重ね同様に3.5イ
ンチのニードル、ペネ数80本にてニードルパンチを行
った。さらにもう1枚重ねて3.5インチのニードル、
ペネ数80本にてニードルパンチを行い、交絡させ厚み
35mmの敷布団の中綿を得た。この時シリコーン系高
分子を付与したポリエステル繊維の摩擦係数は0.12
であり、上記の中空ポリエステル繊維の摩擦係数は0.
28であった。
【0027】[比較例1]6デニール、カット長76m
m、捲縮数10個/インチ、捲縮度23%、中空率35
%のポリエステル繊維を50%、15デニール、カット
長76mm、捲縮数10個/インチ、捲縮度29%、中
空率35%のポリエステル繊維を50%混綿し、目付け
400g/m2 のカードウエッブを作成し、ペネ数80
本にてニードルパンチによりプレニーパンを行った。こ
のウエッブをさらに3枚重ねて3.5インチのニードル
によりペネ数80本にてニードルパンチを行い、交絡さ
せ厚み20mmの敷布団の中綿を得た。ポリエステル繊
維の摩擦係数はそれぞれ0.28と0.32であった。
【0028】[比較例2]15デニール、カット長76
mm、捲縮数10個/インチ、捲縮度29%、中空率3
5%のポリエステル繊維を70%と4デニール、カット
長51mm、鞘部が130℃で溶融する芯/鞘繊維(芯
/鞘比=50/50)を30%均一に混合し、クロスレ
イヤーにて1000g/m2 のウエッブを作成した。さ
らに160℃で5分間の熱セットを行い、厚み30mm
の敷布団の中綿を得た。本比較例で用いた繊維の摩擦係
数はそれぞれ0.28と0.34であった。表1に実施
例1〜3及び比較例1〜2の中綿の評価結果を示す。
【0029】
【表1】
【0030】
【発明の効果】本発明により、繰り返し使用してもへた
りが少なく、風合いが柔らかく、さらに敷布団のどの部
分でも折り曲げることができ、収納性、持ち運び性に優
れた敷布団が得られる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 繊維表面の少なくとも一部がシリコーン
    系高分子で覆われ、繊維/繊維間静摩擦係数(μs0)
    が0.18以下であるポリエステル繊維を含有し、ニー
    ドルパンチにより機械交絡され、厚みが20〜100m
    m、密度が0.02〜0.08g/cm3 であり、折れ
    曲がり性が50cm以下であることを特徴とする敷布団
    用中綿。
  2. 【請求項2】 前記のポリエステル繊維の含有量が少な
    くとも20重量%である請求項1に記載の敷布団用中
    綿。
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