JPH1134625A - 自動車用サスペンション及び補助スプリング - Google Patents

自動車用サスペンション及び補助スプリング

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JPH1134625A
JPH1134625A JP20974397A JP20974397A JPH1134625A JP H1134625 A JPH1134625 A JP H1134625A JP 20974397 A JP20974397 A JP 20974397A JP 20974397 A JP20974397 A JP 20974397A JP H1134625 A JPH1134625 A JP H1134625A
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JP
Japan
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suspension
spring
force
vehicle body
weight
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JP20974397A
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English (en)
Inventor
Harumitsu Matsushita
晴光 松下
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Original Assignee
Individual
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車体の重量を支えているスプリングを縮める
ように力を加える補助スプリングを付加することによ
り、スプリングの上方からかかる荷重の変化に対してス
プリングが伸び縮みする量を減少させて車体の姿勢変化
を減少させるとともに、車体の重量を支えるスプリング
を縮める動きを助け、更にスプリングの反力によって伸
びようとするサスペンションの動きを抑えて路面の凹凸
による衝撃を吸収しやすくし車体の上下の揺れを抑えた
サスペンションを提供する。 【解決手段】 サスペンションが縮んだ状態ではサスペ
ンションを縮めようとする力が弱くサスペンションが伸
びていくにしたがいサスペンションを縮めようとする力
が増大していく補助スプリングをサスペンションを構成
する部品であるダンパー、スプリング、リンク、スタビ
ライザー等に付加することにより車体の重量を支えるス
プリングを縮めるように力を加える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車用サスペンシ
ョンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
【0003】サスペンションにはサスペンションが伸び
た状態ではサスペンションを伸ばそうとする力が弱くサ
スペンションが縮んでいくにしたがいサスペンションを
伸ばそうとする力が増大していくスプリングが取り付け
られ車体の重量を支えるとともに路面の凹凸を通過する
ときの衝撃を吸収する役目をはたしている。
【0004】サスペンションはスプリングの力によって
常に伸びる方向に力がかかっておりスプリングにかかる
荷重とスプリングが伸びようとする反力がバランスする
位置まで縮められた状態で車体の姿勢を保持している。
従来のサスペンションは車体の重量によってスプリング
が縮められた時に予め設定された車体の高さと姿勢を保
持するようにスプリングのバネレートと自由長が決めら
れていた。しかしサスペンションにかかる荷重が増大す
るとスプリングは縮められ、荷重が減少するとスプリン
グは伸びて車体の姿勢を変化させていた。従来は荷重の
変化に対して車体の姿勢変化が少なくなるようにするた
めにスプリングのバネレートを高く設定したりダンパー
を硬く設定していた。
【0005】車が路面の凸部を通過する時はサスペンシ
ョンのスプリングは車輪が押し上げられることにより縮
められ、凸部を通過した直後や凹部を通過する時は縮め
られていたスプリングの反力によってサスペンションは
伸ばされる。凹凸による衝撃を吸収するには路面の凹凸
に合わせてスプリングがスムーズに伸び縮みする必要が
あり、従来はスプリングがスムーズに伸び縮みできるよ
うにするためにスプリングを柔らかく設定したりダンパ
ーを柔らかく設定していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のサスペンション
は車体にかかる荷重の変化に対して車体の姿勢変化を少
なくしたい場合にはサスペンションを硬く設定し、路面
の凹凸によるの衝撃を吸収しやすくしたい場合にはサス
ペンションを柔らかく設定していた。従来はサスペンシ
ョンが重視する性能に合わせてサスペンションの硬さを
設定していたが、サスペンションを硬く設定すると路面
の凹凸による衝撃を吸収しにくくなり、サスペンション
を柔らかく設定すると荷重の変化に対して車体の姿勢変
化が大きくなってしまう欠点があった。
【0007】本発明はサスペンションが縮んだ状態では
サスペンションを縮めようとする力が弱くサスペンショ
ンが伸びていくにしたがいサスペンションを縮めようと
する力が増大していく補助スプリングを付加することに
より車体の重量を支えるスプリングを縮めるように力を
加え、車体の重量を支えるスプリングの上方からかかる
荷重の変化に対してスプリングが伸び縮みする量を減少
させて車体の姿勢変化を少なくすることができるサスペ
ンションを提供することを目的としている。
【0008】また、車体の重量を支えているスプリング
を縮めるように力を加えることにより、車体の重量を支
えているスプリングを縮める動きを助けるとともに縮め
られたスプリングの反力によって伸びようとするサスペ
ンションの動きを抑えて路面の凹凸による衝撃を吸収し
やすくし車体の上下の揺れを抑えることができるサスペ
ンションを提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】従来は車体の重量を支え
るスプリングのバネレートを高くすることにより荷重の
変化に対してサスペンションが伸び縮みする量を少なく
するかダンパーを硬くすることによりサスペンションの
動きを制限して車体の姿勢変化を抑えていたがバネレー
トを高くしなくても車体の重量を支えるスプリングに力
を加えて予め縮めておくことにより荷重の変化に対して
サスペンションが伸び縮みする量を減少させることがで
きる。
【0010】スプリングの長さはスプリングの自由長と
スプリングが縮められる量によって決まる。スプリング
に荷重がかかった時に縮められる量はスプリングのバネ
レートと加えられた荷重の大きさによって決まる。予め
スプリングに力を加えてある程度縮ませておいたスプリ
ングに更に荷重を加えた場合は、予め加えておいた力と
更に加えられた荷重を合計したものがスプリングを縮め
る荷重として作用し、スプリングはその荷重に対応する
長さまで縮められる。
【0011】スプリングが縮められる量はスプリングに
かかる荷重によって決まってくるがスプリングをある長
さまで縮めるには逆にバネレートに応じた荷重をかける
必要がある。荷重がかかっていない状態のスプリングを
予め何らかの方法で力を加えて縮めておくと、スプリン
グを更に縮めるには予め縮ておいた長さまで縮めるのに
必要な荷重よりも更に大きな荷重をかける必要がある。
【0012】予め縮ておいた長さまで縮めるのに必要な
荷重よりも更に大きな荷重がかかるとスプリングは増大
した荷重に対応する長さまで縮められる。荷重が増大し
たことによってスプリングの長さが変化する量は、スプ
リングを予め縮めておいた場合は、予め縮めておいたス
プリングの長さから荷重が増大したことによって縮めら
れたスプリングの長さを差し引いたものである。予め力
を加えていない長いままのスプリングの場合は、長いま
まのスプリングの長さから荷重が増大したことによって
縮められたスプリングの長さを差し引いたものである。
もし増大した荷重によって縮められたスプリングの長さ
が同じであれば、予め力を加えて縮めておいた分だけ長
さが変化する量を少なくすることができる。予めスプリ
ングを縮めておく量を多くするほどスプリングの長さが
変化する量は少なくなる。
【0013】この原理を利用してサスペンションのスプ
リングに予め力を加えて縮めておくことによりサスペン
ションにかかる荷重の変化に対してスプリングの長さが
変化する量を少なくすることができる。荷重の変化に対
してスプリングの長さが変化する量が少なくなれば荷重
の変化に対する車体の姿勢変化も少なくなる。
【0014】従来のサスペンションに取り付く車体の重
量を支えるスプリングは車体の重量によって予めある程
度縮められている。スプリングを更に縮めておくには何
らかの方法でスプリングを縮めるように力を加えておけ
ばよい。車体の重量を支えるスプリングを縮めるように
作用する補助スプリングを付加することにより車体の重
量によって縮められているスプリングを更に縮めておく
ことができる。
【0015】サスペンションが縮んだ状態ではサスペン
ションを縮めようとする力が弱くサスペンションが伸び
ていくにしたがいサスペンションを縮めようとする力が
増大していく補助スプリングをサスペンションを構成し
ている何れかの部品に付加することにより車体の重量を
支えているスプリングを縮めるように力を加えることが
できる。
【0016】車体の重量を支えるスプリングを縮めるよ
うに作用する補助スプリングの強さを強くすると車体の
重量を支えるスプリングが縮められる量が増加し荷重が
増加したときにスプリングの長さが変化する量を減少さ
せることができる。また車体の重量を支えるスプリング
が縮められる量が増加することにより、サスペンション
は補助スプリングを付加しない場合よりも縮められ車高
は下がる。
【0017】サスペンションが縮んだ状態ではサスペン
ションを縮めようとする力が弱くサスペンションが伸び
ていくにしたがいサスペンションを縮めようとする力が
増大していくように補助スプリングを取り付けると、サ
スペンションにかかる荷重が増大してサスペンションが
縮められると補助スプリングが車体の重量を支えるスプ
リングを縮めようとする力は減少する。逆にサスペンシ
ョンにかかる荷重が減少して車体の重量を支えるスプリ
ングが伸びると補助スプリングが車体の重量を支えるス
プリングを縮めようとする力は増大する。
【0018】サスペンションにかかる荷重が増加してス
プリングが縮み始めると補助スプリングがサスペンショ
ンを縮める力は減少していき、サスペンションにかかる
荷重が減少してスプリングが伸び始めると補助スプリン
グがサスペンションを縮める力が増大していくことによ
りサスペンションにかかる荷重の増減は補助スプリング
の力の増減により相殺され、サスペンションにかかる荷
重と補助スプリングの力を合わせた荷重の変化は少なく
なる。車体の重量を支えるスプリングにかかる荷重の変
化が少なくなればスプリングが伸び縮みする量も少なく
なる。
【0019】サスペンションにかかる荷重と補助スプリ
ングの力を合わせた荷重の変化量を減少させるには補助
スプリングのバネレートを高くして車体の重量を支えて
いるスプリングのバネレートに近づけたほうがよい。
【0020】スプリングに荷重がかかって縮められる
と、縮められたスプリングはもとの長さに戻ろうする反
力を発生する。スプリングが伸びようとする反力はスプ
リングが縮められるほど大きくなり、スプリングにかか
る荷重とスプリングの反力がつりあうところまで縮めら
れる。
【0021】従来のサスペンションは車体の重量によっ
て縮められたスプリングの長さを基準として車体の姿勢
を水平に保持していた。サスペンションはそのスプリン
グの長さを基準として伸び縮みして車体の姿勢を水平に
保ちながら路面の凹凸による衝撃を吸収していた。
【0022】路面の凸部を通過するとき車輪は押し上げ
られサスペンションのスプリングは縮められる。しか
し、スプリングのバネレートが高かったりダンパーが硬
くてスプリングが素早く縮むことができないと車体は持
ち上げられ上下の揺れを発生させる。従来はスプリング
を縮みやすくするためにバネレートが低いスプリングを
取り付けたりダンパーを柔らかく設定していた。
【0023】路面の凸部を通過するときにサスペンショ
ンのスプリングが縮みやすくするためにスプリングのバ
ネレートを低く設定するかわりに車体の重量を支えてい
るスプリングを縮めるように力を加える補助スプリング
を付加することにより、スプリングが縮もうとする動き
を助けサスペンションのスプリングを縮みやすくするこ
とができる。
【0024】路面の凸部を通過した後は、サスペンショ
ンは縮められたスプリングの反力によって伸ばされる。
路面の凸部が大きくスプリングが縮められる量が多いと
スプリングが伸びようとする反力も大きくなる。スプリ
ングが伸びようとする反力が大きいとスプリングは車体
の重量によって縮められていた基準となる長さを超えて
伸びようとする。基準の長さを超えて伸びようとするス
プリングの力が大きいと車体は持ち上げられ上下の揺れ
を発生させる。
【0025】従来のサスペンションではダンパーが伸び
る方向を硬く設定することによってスプリングが伸びよ
うとする動きを抑え車体の上下の揺れを抑えていた。ス
プリングが大きく縮められた時にスプリングが伸びよう
とする動きを抑えられるようにダンパーが伸びる方向を
硬く設定してしまうと縮められたスプリングの反力によ
る動きは抑えられるが、凹部を通過するときにスプリン
グが伸びようとする動きがダンパーによって妨げられて
しまいサスペンションがスムーズに伸びることができず
車輪の接地性が低下する。
【0026】ダンパーを硬く設定するかわりに車体の重
量を支えているスプリングを縮めるように力を加えるこ
とによってスプリングが伸びようとする反力を減少さ
せ、車体の重量を支えるスプリングが反力によって伸び
ようとする動きを抑えることができる。スプリングが伸
びようとする動きが抑えられればその分ダンパーを柔ら
かく設定することができる。
【0027】車が路面の凹部を通過するときサスペンシ
ョンは車体の重量によって縮められたスプリングの反力
によって伸ばされる。車体の重量を支えるスプリングの
反力は車体の重量による荷重とつりあう力をもっており
車体の重量を支えるスプリングの下部に取り付く車輪や
リンク等を押し下げる力としては大き過ぎる。従来のよ
うにスプリングの反力によって急激に伸びようとするサ
スペンションの動きをダンパーを硬くすることによって
抑えるかわりに、補助スプリングを取り付けることによ
って車体の重量を支えるスプリングが伸びようとする反
力を減少させ、反力を減少させた分だけダンパーを柔ら
かく設定することにより、車が路面の凹部を通過すると
きにサスペンションが伸びようとする動きをスムーズに
することができる。
【0028】サスペンションが縮んだ状態ではサスペン
ションを縮めようとする力が弱くサスペンションが伸び
ていくにしたがいサスペンションを縮めようとする力が
増大していくスプリングを補助スプリングとして付加す
ることにより車体の重量を支えるスプリングを縮めるよ
うに力を加えることができる。
【0029】補助スプリングをサスペンションが縮んだ
状態ではサスペンションを縮めようとする力が弱くサス
ペンションが伸びていくにしたがいサスペンションを縮
めようとする力が増大するようにするには、サスペンシ
ョンが縮んだ状態では補助スプリングの長さがそのスプ
リングのもつ自由長または自由長に近い長さになるよう
にし、サスペンションが伸びていくにしたがい補助スプ
リングが伸ばされるか縮められるように取付ければよ
い。
【0030】補助スプリングが伸ばされるように取り付
ける場合は、補助スプリングがサスペンションに取り付
けられたときに引き伸ばされる量を多くすれば車体の重
量を支えるスプリングを縮める力を増すことができる。
補助スプリングの自由長と車体の重量を支えるスプリン
グの自由長の差を大きくすると補助スプリングが引き伸
ばされる量が増す。補助スプリングが縮められるように
取り付ける場合はサスペンションが伸ばされたときに補
助スプリングが縮められる量が多くなるように取り付け
れば車体の重量を支えるスプリングを縮める力を増すこ
とができる。また、補助スプリングのバネレートを高く
することにより車体の重量を支えるスプリングを縮める
力を増すことができる。
【0031】補助スプリングが車体の重量を支えるスプ
リングを縮める力を増していくと車体の重量を支えるス
プリングが縮められる量が増し車高は下がる。車高をも
との高さに維持するには車体の重量を支えるスプリング
の自由長を長くすればよい。車体の重量を支えるスプリ
ングの自由長を長くするとサスペンションのストローク
を長くすることができる。
【0032】車体の重量を支えるスプリングを縮めるよ
うに力を加えるには、サスペンションを縮めるように力
を加える補助スプリングをサスペンションを構成するい
ずれかの部品に取付ければよい。車体の重量を支えるス
プリングを縮めるように力を加える補助スプリングのバ
ネレートや自由長の設定により車体の重量を支えるスプ
リングと組み合わせたサスペンションのスプリング特性
を変化させることができる。
【0033】サスペンションを構成する主な部品にはダ
ンパー、スプリング、リンク、スタビライザー等がある
がこれらの何れの部品にも補助スプリングを取り付ける
ことが可能である。サスペンションのタイプに合わせて
これらのいずれかの部品に補助スプリングを取り付ける
ことが可能である。
【0034】サスペンションが縮んだ状態ではサスペン
ションを縮めようとする力が弱くサスペンションが伸び
ていくにしたがいサスペンションを縮めようとする力が
増大していく補助スプリングをダンパーに内蔵させる場
合は、車体に装着したときに補助スプリングが縮められ
るようにシリンダーとピストンの間に補助スプリングを
内蔵させる。
【0035】サスペンションが縮んだ状態ではサスペン
ションを縮めようとする力が弱くサスペンションが伸び
ていくにしたがいサスペンションを縮めようとする力が
増大していく補助スプリングをダンパーの外側に取り付
ける場合は、車体に装着したときに補助スプリングが引
き伸ばされるように車体の重量を支えるスプリングより
も自由長を短くした補助スプリングの片側をシリンダー
の外側に結合し反対側をピストンの端部に結合する。
【0036】サスペンションが縮んだ状態ではサスペン
ションを縮めようとする力が弱くサスペンションが伸び
ていくにしたがいサスペンションを縮めようとする力が
増大していく補助スプリングを車体の重量を支えるスプ
リングに直接取り付ける場合は、車体の重量を支えるス
プリングよりも自由長を短くした補助スプリングを引き
伸ばした状態にして車体の重量を支えているスプリング
に組み込む。自由長を短くした補助スプリングのかわり
にラバー等の弾力性のある素材を引き伸ばしてして車体
の重量を支えるスプリングに組み込んでもよい。
【0037】サスペンションが縮んだ状態ではサスペン
ションを縮めようとする力が弱くサスペンションが伸び
ていくにしたがいサスペンションを縮めようとする力が
増大していく補助スプリングをスプリングやダンパーと
は別にサスペンションのリンクに取り付ける場合は、車
体に装着したときに補助スプリングが引き伸ばされるよ
うに車体の重量を支えるスプリングよりも自由長を短く
した補助スプリングの片側を車体に結合し反対側をリン
クに結合する。
【0038】サスペンションが縮んだ状態ではサスペン
ションを縮めようとする力が弱くサスペンションが伸び
ていくにしたがいサスペンションを縮めようとする力が
増大していく補助スプリングをサスペンションのリンク
に取り付ける場合は、リンクをヒンジの内側に延ばした
形状にして補助スプリングを車体とヒンジの内側に延ば
したリンクの間に取付け、ヒンジの内側のリンクを押し
下げる力がかかるように取り付けてもよい。
【0039】スタビライザーをサスペンションが縮んだ
状態ではサスペンションを縮めようとする力が弱くサス
ペンションが伸びていくにしたがいサスペンションを縮
めようとする力が増大していく補助スプリングとして機
能させる場合は、スタビライザーをリンクに結合してい
ない単体の状態ではスタビライザーと左右のリンクを結
合する部分の位置が車体の重量によってサスペンション
が縮められたときのリンクの位置よりも高くなるように
スタビライザーを持ち上げた状態にして車体に固定す
る。スタビライザーとリンクを結合するとスタビライザ
ーは車体の重量を支えるスプリングの力でリンクととも
に下側に押し下げられる。スタビライザーはリンクとと
もに押し下げられることによって捩られ、捩られたスタ
ビライザーがもとに戻ろうとする力によって車体の重量
を支えるスプリングを縮めるように力を加えることがで
きる。スタビライザーと車体を固定する部分に補助スプ
リングを取り付けスタビライザーの左右のリンクとの結
合部を持ち上げるように力を加えてもよい。
【0040】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を実施例にもと
づき図面を参照して説明する。
【0041】
【実施例】図1にサスペンションが縮んだ状態ではサス
ペンションを縮めようとする力が弱くサスペンションが
伸びていくにしたがいサスペンションを縮めようとする
力が増大していく補助スプリングを付加して取り付ける
ことができるサスペンションの部品を示し、ダンパー
1、車体の重量を支えるスプリング2、リンク3または
スタビライザー4に補助スプリングを取り付けることが
できる。また、スタビライザー4を利用して車体の重量
を支えるスプリング2を縮めるように力を加えることが
できる。以下にそれぞれの部品に補助スプリングを取り
付けた具体的な実施例を示す。
【0042】図2にサスペンションが縮んだ状態ではサ
スペンションを縮めようとする力が弱くサスペンション
が伸びていくにしたがいサスペンションを縮めようとす
る力が増大していく補助スプリング5を図1に示したダ
ンパー1に内蔵させた実施例を示し、車体に装着したと
きに補助スプリング5が縮められるようにシリンダー6
とピストン7の間に補助スプリング5を内蔵さたもので
ある。
【0043】図3にサスペンションが縮んだ状態ではサ
スペンションを縮めようとする力が弱くサスペンション
が伸びていくにしたがいサスペンションを縮めようとす
る力が増大していく補助スプリングを図1に示したダン
パー1の外側に取り付けた実施例を示し、車体に装着し
たときに補助スプリング8が引き伸ばされるように車体
の重量を支えるスプリングよりも自由長を短くした補助
スプリング8の片側の端をシリンダー9の外側部分に結
合し補助スプリング8の反対側の端をピストンの端部1
0に結合したものである。
【0044】図4にサスペンションが縮んだ状態ではサ
スペンションを縮めようとする力が弱くサスペンション
が伸びていくにしたがいサスペンションを縮めようとす
る力が増大していく補助スプリング11を図1に示した
車体の重量を支えるスプリング2に直接取り付けた実施
例を示し、車体の重量を支えるスプリング2よりも自由
長を短くした補助スプリング11を引き伸ばした状態に
してフック12を用いて車体の重量を支えるスプリング
2に組み込んだものである。
【0045】図5にサスペンションが縮んだ状態ではサ
スペンションを縮めようとする力が弱くサスペンション
が伸びていくにしたがいサスペンションを縮めようとす
る力が増大していく補助スプリング13を図1に示した
車体の重量を支えるスプリング2に直接取り付けた実施
例を示し、コイルスプリングの代わりにラバー等の弾力
性のある素材14を引き伸ばした状態にしてフック15
を用いて車体の重量を支えるスプリング2に組み込んだ
ものである。
【0046】図6にサスペンションが縮んだ状態ではサ
スペンションを縮めようとする力が弱くサスペンション
が伸びていくにしたがいサスペンションを縮めようとす
る力が増大していく補助スプリング16を図1に示した
サスペンションのリンク3に取り付けた実施例を示し、
車体に装着したときに補助スプリング16が引き伸ばさ
れリンク3を持ち上げる力がかかるように車体の重量を
支えるスプリング2よりも自由長を短くした補助スプリ
ング16の上側を車体17に、下側をリンク3に結合し
たものである。
【0047】図7にサスペンションが縮んだ状態ではサ
スペンションを縮めようとする力が弱くサスペンション
が伸びていくにしたがいサスペンションを縮めようとす
る力が増大していく補助スプリング18をサスペンショ
ンのリンク3のヒンジの内側に取り付けた実施例を示
し、図1に示したリンク3をヒンジ19の内側に延ばし
た形状にして補助スプリング18を車体20とヒンジ1
9の内側に延ばしたリンク21の間に取付け、車体に装
着したときに補助スプリング18が縮められヒンジの内
側のリンク21を押し下げる力がかかるように取り付け
たものである。
【0048】図8に図1に示したスタビライザー4をサ
スペンションが縮んだ状態ではサスペンションを縮めよ
うとする力が弱くサスペンションが伸びていくにしたが
いサスペンションを縮めようとする力が増大していく補
助スプリングとして機能させた実施例を示し、スタビラ
イザー22をリンクに結合していない単体の状態ではス
タビライザー22と左右のリンクを結合する部分23が
車体の重量によってサスペンションが縮められている定
常走行時のリンクの位置24よりも高い位置になるよう
に、スタビライザー22を車体25に取り付けたもので
ある。
【0049】図9に図1に示したスタビライザー4をサ
スペンションが縮んだ状態ではサスペンションを縮めよ
うとする力が弱くサスペンションが伸びていくにしたが
いサスペンションを縮めようとする力が増大していく補
助スプリングとして機能させた実施例を示し、スタビラ
イザー26をリンクに結合していない単体の状態ではス
タビライザー26と左右のリンクを結合する部分27が
車体の重量によってサスペンションが縮められている定
常走行時のリンクの位置28よりも高い位置になるよう
に、スタビライザーとリンクの結合部分27を持ち上げ
るように力を加える補助スプリング30をスタビライザ
ー26と車体29を固定する部分に取り付けたものであ
る。
【0050】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
おり以下に記載するような効果が得られる。
【0051】サスペンションが縮んだ状態ではサスペン
ションを縮めようとする力が弱くサスペンションが伸び
ていくにしたがいサスペンションを縮めようとする力が
増大していく補助スプリングを付加して車体の重量を支
えるスプリングを縮めるように力を加えることによりス
プリングの上方からかかる荷重の変化に対してスプリン
グが伸び縮みする量を減少させ車体の姿勢変化を少なく
することができる。
【0052】車体の重量を支えるスプリングを縮める補
助スプリングの力を強くすると予め車体の重量を支える
スプリングが縮められる量が増加し、車体の重量を支え
るスプリングにかかる荷重が増加してスプリングが更に
縮められたときにスプリングの長さが変化する量を減少
させることができる。
【0053】サスペンションが縮んだ状態ではサスペン
ションを縮めようとする力が弱くサスペンションが伸び
ていくにしたがいサスペンションを縮めようとする力が
増大していく補助スプリングを付加することにより、サ
スペンションにかかる荷重が増加して車体の重量を支え
るスプリングが縮み始めると補助スプリングがサスペン
ションを縮ようとする力は減少し、サスペンションにか
かる荷重が減少してスプリングが伸び始めると補助スプ
リングがサスペンションを縮めようとする力は増大して
いく。補助スプリングがサスペンションを縮めようとす
る力が変化することによりサスペンションにかかる荷重
と補助スプリングの力を合わせた荷重の変化が少なくな
り車体の重量を支えるスプリングが伸び縮みする量を少
なくすることができる。
【0054】また、補助スプリングを付加して車体の重
量を支えているスプリングを縮めるように力を加えるこ
とにより、車体の重量を支えているスプリングを縮める
動きを助けるとともに縮められたスプリングの反力によ
って伸びようとするサスペンションの動きを抑えて路面
の凹凸を通過するときに衝撃を吸収しやすくし、車体の
上下の揺れを抑えることができる。
【0055】車体の重量を支えているスプリングを縮め
るように力を加える補助スプリングは、路面の凸部を通
過する時に車輪が押し上げられサスペンションを縮めよ
うとする動きを助けるように作用しサスペンションのス
プリングを縮みやすくすることができる。車体の重量を
支えるスプリングを縮みやすくすることにより路面の凸
部に車輪が乗り上げたときの衝撃を吸収しやすくなる。
補助スプリングを強くするほどサスペンションを縮みや
すくすることができる。
【0056】車体の重量を支えるスプリングは縮められ
る量が多くなるほどスプリングを伸ばそうとする反力も
大きくなりサスペンションは強い力で急激に伸びようと
するが、サスペンションが縮んだ状態ではサスペンショ
ンを縮めようとする力が弱くサスペンションが伸びてい
くにしたがいサスペンションを縮めようとする力が増大
していく補助スプリングを付加することで、サスペンシ
ョンが縮んだ状態ではサスペンションが伸びようする動
きをあまり抑えずサスペンションが伸びていくにしたが
いサスペンションが伸びようとする動きを抑える力を徐
々に増大させることができる。
【0057】補助スプリングを付加することによりサス
ペンションは大きく縮められた状態では急激に伸びて基
の長さに戻ろうとし、伸ばされていくにしたがい徐々に
伸びようとする動きが抑えられることによりサスペンシ
ョンのスプリングを基の長さに素早く戻しやすくすると
ともに、基の長さを超えて伸びようとするスプリングの
動きを抑えることができる。
【0058】補助スプリングがサスペンションを縮めよ
うとする力を増大させることにより車体の重量を支える
スプリングの反力を抑える力を増大させることができ
る。補助スプリングにより車体の重量を支えるスプリン
グが伸びようとする動きを抑えることができる分ダンパ
ーを柔らかく設定することができる。ダンパーを柔らか
く設定することによりサスペンションの動きはスムーズ
になり乗り心地と車輪の接地性を向上させることができ
る。
【0059】車体の重量を支えるスプリングを縮めるよ
うに力を加える補助スプリングを付加することにより、
車高を下げることができる。補助スプリングはサスペン
ションの伸び縮みの動きに合わせて伸び縮みするので車
高を下げてもサスペンションのストロークは減少しな
い。
【0060】補助スプリングを付加すると車高は下がる
が、車体の重量を支えるスプリングの自由長を長くする
ことにより補助スプリングを付加する前の車高を維持す
ることができる。補助スプリングを付加することにより
車高を変化させないで車体の重量を支えるスプリングの
自由長を長くすることができるため、車高を変化させな
いでサスペンションのストロークを長くすることも可能
である。
【0061】補助スプリングを取付ける部品や位置は限
定されるものではなくサスペンションのタイプとスペー
スの余裕に合わせて自由に選択することができる。補助
スプリングは従来のどのタイプのサスペンションにも取
付けることが可能であり、補助スプリングのバネレート
や自由長の選択によりサスペンションのスプリング特性
を大きく変化させることができる。
【0062】補助スプリングを付加してサスペンション
のスプリング特性を変化させた場合は、変化したスプリ
ング特性に合わせてダンパーの特性を変更することによ
りサスペンションの動きを更にスムーズにすることがで
きる。
【0063】スタビライザーをリンクに結合していない
単体の状態ではスタビライザーと左右のリンクを結合す
る部分が車体の重量によってサスペンションが縮められ
ているときの位置よりも高い位置になるようにスタビラ
イザーを車体に固定することにより、補助スプリングを
取り付けるかわりにスタビライザーの捩り力を利用して
車体の重量を支えるスプリングを縮める力を加えること
ができる。
【0064】
【図面の簡単な説明】
【図1】サスペンションを示す断面図である。
【図2】サスペンションのダンパーを示す断面図であ
る。
【図3】サスペンションのダンパーを示す断面図であ
る。
【図4】サスペンションのスプリングを示す断面図であ
る。
【図5】サスペンションのスプリングを示す断面図であ
る。
【図6】サスペンションを示す断面図である。
【図7】サスペンションを示す断面図である。
【図8】サスペンションのスタビライザーの取付方を示
す側面図である。
【図9】サスペンションのスタビライザーの取付方を示
す側面図である。
【符号の説明】
1、 ダンパー 2、 車体の重量を支
えるスプリング 3、 リンク 4、22、26、 スタビライザー 5、8、11、13、16、18、30 補助スプリン
グ 6、9、 シリンダー 7、 ピストン 10、 ピストンの端部 12、15、 フック 14、 ラバー等の弾力
性のある素材 17、20、25、29 車体 19、 ヒンジ 21、 ヒンジの内側に
延ばしたリンク 23、27 スタビライザー
とリンクの結合部分 24、28 定常走行時のリ
ンクの位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F16F 7/00 F16F 7/00 G

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サスペンションが縮んだ状態ではサスペ
    ンションを縮めようとする力が弱くサスペンションが伸
    びていくにしたがいサスペンションを縮めようとする力
    が増大していく補助スプリングを付加することにより車
    体の重量を支えるスプリングを縮めるように力を加えた
    自動車用サスペンション
  2. 【請求項2】 サスペンションが縮んだ状態ではサスペ
    ンションを縮めようとする力が弱くサスペンションが伸
    びていくにしたがいサスペンションを縮めようとする力
    が増大していく補助スプリングをダンパーに組み込むこ
    とにより車体の重量を支えるスプリングを縮めるように
    力を加えた請求項1記載の自動車用サスペンション
  3. 【請求項3】 サスペンションが縮んだ状態ではサスペ
    ンションを縮めようとする力が弱くサスペンションが伸
    びていくにしたがいサスペンションを縮めようとする力
    が増大していく補助スプリングを車体の重量を支えるス
    プリングに組み込むことにより車体の重量を支えるスプ
    リングを縮めるように力を加えた請求項1記載の自動車
    用サスペンション
  4. 【請求項4】 サスペンションが縮んだ状態ではサスペ
    ンションを縮めようとする力が弱くサスペンションが伸
    びていくにしたがいサスペンションを縮めようとする力
    が増大していく補助スプリングを車体とリンクの間に付
    加することにより車体の重量を支えるスプリングを縮め
    るように力を加えた請求項1記載の自動車用サスペンシ
    ョン
  5. 【請求項5】 スタビライザーをリンクに結合していな
    い単体の状態ではスタビライザーと左右のリンクを結合
    する部分の位置が車体の重量によってサスペンションが
    縮められたときのリンクの位置よりも高くなるようにス
    タビライザーを車体に固定するか補助スプリングをスタ
    ビライザーと車体の間に取り付けることにより車体の重
    量を支えるスプリングを縮めるように力を加えた請求項
    1記載の自動車用サスペンション
  6. 【請求項6】 サスペンションが縮んだ状態ではサスペ
    ンションを縮めようとする力が弱くサスペンションが伸
    びていくにしたがいサスペンションを縮めようとする力
    が増大していくように取り付けられた請求項1、請求項
    2、請求項3、請求項4及び請求項5記載の補助スプリ
    ング
JP20974397A 1997-07-18 1997-07-18 自動車用サスペンション及び補助スプリング Pending JPH1134625A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007531653A (ja) * 2004-03-22 2007-11-08 ティッセンクルップ オートモーティヴ アクチエンゲゼルシャフト 車両走行機構
US7562888B2 (en) 2003-01-08 2009-07-21 Honda Motor Co., Ltd. Vehicular suspension system
JP2011230586A (ja) * 2010-04-26 2011-11-17 Kyb Co Ltd サスペンション装置
CN113103835A (zh) * 2021-05-26 2021-07-13 郑州精通汽车零部件有限公司 独立气囊悬架及车辆

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