JPH11345051A - コンピュータシステム - Google Patents

コンピュータシステム

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JPH11345051A
JPH11345051A JP10154631A JP15463198A JPH11345051A JP H11345051 A JPH11345051 A JP H11345051A JP 10154631 A JP10154631 A JP 10154631A JP 15463198 A JP15463198 A JP 15463198A JP H11345051 A JPH11345051 A JP H11345051A
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JP
Japan
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circuit
power
power supply
function
control signal
Prior art date
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Application number
JP10154631A
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English (en)
Inventor
Makoto Kosaka
誠 小坂
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、拡張ユニットを用いたコンピュータ
システムに於いて、WOL機能及びAOL機能を備えた
ネットワークシステムが容易に構築できる拡張ユニット
を用いたコンピュータシステムを提供することを課題と
する。 【解決手段】制御回路21は、LAN回路22に動作用
電源(LAN−PS)が供給されている状態下で、PC
本体10をパワーオフする際、またはPC本体10がア
ンドックされる際の終了処理時に於いて、第2の電源制
御信号(WOREN)がアクティブ状態にあるとき、L
AN回路22への動作用電源(LAN−PS)の供給状
態を継続する。これにより拡張ユニットを用いたコンピ
ュータシステムに於いてWOL機能及びAOL機能を備
えたネットワークシステムが容易に構築できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ処理機能を
もつ第1の装置と、当該装置の機能を拡張する機能拡張
回路が実装され、第1の装置が取り外し自在に装着され
る第2の装置とでなる電子機器、機能拡張装置に装着可
能なコンピュータ、コンピュータの機能を拡張する回路
を内蔵する機能拡張装置に関する。
【0002】また本発明は、コンピュータ本体と、コン
ピュータ本体の特定機能を拡張する機能回路を内蔵し前
記コンピュータ本体を任意に装着し取外すことのできる
ドック/アンドック機構を備えてなる拡張装置とでなる
コンピュータシステムに関する。
【0003】また本発明は、コンピュータ本体と、コン
ピュータ本体が取り外し自在に装着可能な拡張ユニット
とでなり、拡張ユニット内に、ネットワークからの特定
のパケット受信時にコンピュータ本体を停止状態または
スリープ状態から動作状態に復帰するウェイクアップ機
能、ネットワークを介してサーバ側に異常、状態変化等
を自動通知するアラート機能のいずれか又は上記各機能
を有するネットワーク制御装置を有してなるコンピュー
タシステムに関する。
【0004】
【従来の技術】近年、ノートサイズ、ポケットサイズ等
の小型パーソナルコンピュータは、小型軽量化が進む一
方、高速化並びに多機能化が著しい。この種パーソナル
コンピュータは狭い筐体空間に多くの機能回路を組み込
むため種々の工夫がなされる一方、主要な機能回路を標
準装備し、応用機能を含めた残る多くの機能を必要に応
じ選択的に実装可能にした所謂オプション実装構成を採
っている。その一つの代表的な機能拡張手段として、可
搬型のコンピュータ本体を任意に装着し取外すことので
きるドック/アンドック機構を備えた、ドッキング装
置、ドッカー、またはポートリプリケータと称される各
種の拡張ユニットを用意して、可搬型のコンピュータ本
体をデスク上で使用する際に機能拡張を図るシステム構
成が広く用いられている。
【0005】この種、可搬型コンピュータ本体と、当該
コンピュータ本体を任意に装着し取外すことのできるコ
ンピュータ本体のドック/アンドック機構を備えてなる
拡張ユニットとでなるコンピュータシステムに於いて
は、コンピュータ本体を拡張ユニットに装着すること
で、コンピュータ本体の性能及び機能を十分に発揮した
所望する任意のシステムを容易に構築できる。この拡張
ユニットを用いたシステム構成に於いては、多機能化を
図る上で、その機能に応じ、ドックされた(装着され
た)コンピュータ本体のパワーオン/オフ状態に関係な
く、又はコンピュータ本体がアンドックされた(取外さ
れた)状態下に於いても、必要に応じ任意に所望の機能
モジュールを継続動作させたい場合が生じ得る。しかし
ながら、従来のこの種システムに於いては、このような
要求に応えることのできる機能を実現することができな
かった。
【0006】この具体例として、例えば企業内等に於い
て散在する複数のパーソナルコンピュータ端末をLAN
により共通のサーバに接続し、サーバ側から任意にリモ
ート制御でLAN接続されたパーソナルコンピュータ端
末各々を起動し情報を提供することのできるネットワー
クシステムを構築することが考えられる。
【0007】この種ネットワークシステムを構築する際
は、各拡張ユニット内にLAN回路を設け、このLAN
回路に、ネットワークからの特定のパケット受信時に、
ウェイクアップ信号をコンピュータ本体に送出してコン
ピュータ本体を停止状態またはスリープ状態から動作状
態に復帰させるウェイクアップ機能と、ネットワークを
介してサーバ側に異常、状態変化等を自動通知するアラ
ート機能とをもたせることによって実現される。
【0008】しかしながらこのようなウェイクアップ機
能及びアラート機能をもつネットワークコンピュータを
従来の拡張ユニット上では実現することができなかっ
た。この際の従来技術による問題点を図3及び図4を参
照して説明する。
【0009】図3に示すシステムは、拡張ユニット(Do
cker)の内部回路を動作させる動作用電源(INT-PS)
が、拡張ユニット(Docker)に供給される外部電源(EX
−PW)により生成されるもので、コンピュータ本体(PC
本体)より送出された拡張ユニット電源オン/オフ制御
信号(DOCPWON )に従い、拡張ユニット(Docker)内の
電源回路に動作用電源(INT-PS)が供給される。
【0010】図4に示すシステムは、拡張ユニット(Do
cker)に装着されたコンピュータ本体(PC本体)の電源
回路(PS回路)から拡張ユニット(Docker)の内部回路
に動作用電源(INT-PS)が供給される。
【0011】これらのいずれのシステム構成に於いて
も、コンピュータ本体(PC本体)が拡張ユニット(Dock
er)から取外された(アンドック)状態では、拡張ユニ
ット(Docker)の内部回路に動作用電源(INT-PS)を供
給できない。また、拡張ユニット(Docker)に装着(ド
ック)されたコンピュータ本体(PC本体)の電源がオフ
している際も拡張ユニット(Docker)の内部回路には動
作用電源(INT-PS)を供給できない。従って、従来の拡
張ユニットを用いたシステムでは上述したようなウェイ
クアップ機能及びアラート機能をもつネットワークシス
テムを実現することができない。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
では、拡張ユニットを用いたコンピュータシステムに於
いて、ドックされた(装着された)コンピュータ本体の
パワーオン/オフ状態に関係なく、又はコンピュータ本
体がアンドックされた(取外された)状態下に於いて
も、必要に応じて拡張ユニット内の任意の機能モジュー
ルを継続動作させたい場合に、その機能を実現できなか
った。具体例を挙げると、拡張ユニットを用いたシステ
ム上で、例えばウェイクアップ機能及びアラート機能を
もつネットワークシステムを実現することができなかっ
た。
【0013】本発明は上記実情に鑑みなされたもので、
拡張ユニットを用いたコンピュータシステムに於いて、
拡張ユニットに装着されたコンピュータ本体のパワーオ
ン/オフ状態に関係なく、又はコンピュータ本体が拡張
ユニットより取外された状態下に於いても、必要に応じ
て拡張ユニット内の任意の機能モジュールを継続動作さ
せることができ、これにより例えば拡張ユニットを用い
たシステム上でウェイクアップ機能及びアラート機能を
もつネットワークシステムを容易に実現することができ
る拡張ユニットを用いたコンピュータシステムを提供す
ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、データ処理機
能をもつ第1の装置と、上記第1の装置の機能を拡張す
る機能拡張回路が実装され上記第1の装置が取り外し自
在に装着される第2の装置とでなる電子機器に於いて、
上記第2の装置に、上記第1の装置より第1、第2の電
源制御信号を受け、上記第1の電源制御信号により上記
機能拡張回路に対して動作用電源を供給/遮断制御し、
上記第2の電源制御信号が特定状態にあるとき上記第1
の電源制御信号による動作用電源の遮断制御に拘らず上
記機能拡張回路に動作用電源を継続して供給する制御回
路を設けてなることを特徴とする。
【0015】また、本発明は、データ処理機能をもつ第
1の装置と、上記第1の装置の機能を拡張する機能拡張
回路が実装され上記第1の装置が取り外し自在に装着さ
れる第2の装置とでなる電子機器に於いて、上記第2の
装置に、上記第1の装置より第1、第2の電源制御信号
を受け、上記第1の電源制御信号により上記機能拡張回
路に対して動作用電源を供給/遮断制御し、上記第2の
電源制御信号が特定状態にあるとき上記機能拡張回路に
動作用電源が供給されている状態で上記第1の装置が取
り外された際に上記機能拡張回路に動作用電源を継続し
て供給する制御回路を設けてなることを特徴とする。
【0016】また、本発明は、機能拡張装置に装着可能
なコンピュータであって、機能拡張装置に設けられた機
能拡張回路に対して動作用電源を供給/遮断制御する第
1の電源制御信号と、上記第1の電源制御信号による動
作用電源の遮断制御に拘らず上記機能拡張回路に動作用
電源を継続して供給するか否かを指示する第2の電源制
御信号とを機能拡張装置に送出する信号出力回路を設け
てなることを特徴とする。
【0017】また、本発明は、機能拡張装置に装着可能
なコンピュータであって、機能拡張装置に設けられた機
能拡張回路に対して動作用電源を供給/遮断制御する第
1の電源制御信号と、上記機能拡張回路に動作用電源が
供給されている状態で機能拡張装置から取り外した際に
上記機能拡張回路に動作用電源を継続して供給するか否
かを指示する第2の電源制御信号とを機能拡張装置に送
出する信号出力回路を設けてなることを特徴とする。
【0018】また、本発明は、コンピュータの機能を拡
張する回路を内蔵する機能拡張装置であって、第1、第
2の制御信号入力端子を有し、上記第1の制御信号入力
端子の信号レベルにより上記内蔵回路の動作用電源をオ
ン/オフ制御し、上記第2の制御信号入力端子が特定の
信号レベルにあるとき、上記第1の制御信号入力端子の
信号レベルに拘らず、上記内蔵回路に動作用電源を継続
して供給する制御回路を有してなることを特徴とする。
【0019】また、本発明は、コンピュータ本体と、上
記コンピュータ本体の特定機能を拡張する機能回路を内
蔵し上記コンピュータ本体を任意に装着し取外すことの
できる拡張装置とでなるコンピュータシステムに於い
て、上記コンピュータ本体から拡張装置に第1の電源制
御信号及び第2の電源制御信号を供給する回路接続手段
と、上記拡張装置に設けられ、上記第1の電源制御信号
により上記機能回路の動作用電源を供給/遮断制御し、
上記第2の電源制御信号により、上記第1の電源制御信
号による動作用電源の遮断制御、または上記コンピュー
タ本体の取外しに拘らず上記機能回路に動作用電源を継
続して供給するか否かを判断し、当該判断に従い上記機
能回路に動作用電源を供給制御する制御手段とを具備し
てなることを特徴とする。
【0020】また、本発明は、コンピュータ本体と、コ
ンピュータ本体が取り外し自在に装着可能な拡張ユニッ
トとでなるコンピュータシステムに於いて、上記拡張ユ
ニット内に、ネットワークからの特定のパケット受信時
にコンピュータ本体を停止状態またはスリープ状態から
動作状態に復帰するウェイクアップ機能、ネットワーク
を介してサーバ側に異常、状態変化等を自動通知するア
ラート機能のいずれか又は各機能を有するネットワーク
制御装置と、上記コンピュータ本体からの指示に従い、
上記ネットワーク制御装置の動作用電源をオン/オフ制
御する第1の電源制御手段と、上記コンピュータ本体か
らの指示に従い、上記ネットワーク制御装置に供給され
ている電源を上記第1の電源制御手段によりオフした
際、又は上記コンピュータ本体が取外された際に、上記
ネットワーク制御装置へ動作用電源を継続して供給する
第2の電源制御手段とを具備してなることを特徴とす
る。
【0021】
【作用】データ処理機能をもつ第1の装置と、当該装置
の機能を拡張する機能拡張回路が実装され上記第1の装
置が取り外し自在に装着される第2の装置とでなる電子
機器に於いて、第2の装置に設けられた制御回路は、第
1の装置より受けた第1の電源制御信号により、内部の
機能拡張回路に対して動作用電源を供給/遮断制御す
る。また、第1の装置より受けた第2の電源制御信号が
特定の信号レベル状態にあるとき、第1の電源制御信号
による動作用電源の遮断制御に拘らず内部の機能拡張回
路に動作用電源を継続して供給する。
【0022】また、本発明は、データ処理機能をもつ第
1の装置と、上記第1の装置の機能を拡張する機能拡張
回路が実装され上記第1の装置が取り外し自在に装着さ
れる第2の装置とでなる電子機器に於いて、第2の装置
に設けられた制御回路は、第1の装置より受けた第1の
電源制御信号により内部の機能拡張回路に動作用電源を
供給/遮断制御する。また、第1の装置より受けた第2
の電源制御信号が特定状態にあるとき、内部の機能拡張
回路に動作用電源が供給されている状態で第1の装置が
取り外された際に於いても上記機能拡張回路に動作用電
源を継続して供給する。
【0023】また、第1、第2の電源制御信号を機能拡
張装置に送出する信号出力回路を備えたコンピュータ
は、機能拡張装置に装着されている際、機能拡張装置内
に設けられた機能拡張回路に対して動作用電源を供給/
遮断制御する第1の電源制御信号と、この第1の電源制
御信号による動作用電源の遮断制御に拘らず上記機能拡
張回路に動作用電源を継続して供給するか否かを指示す
る第2の電源制御信号とを機能拡張装置に送出して、第
1の電源制御信号により上記動作用電源を遮断制御した
際に於いても任意に機能拡張回路に継続して動作用電源
を供給できる。
【0024】また、第1、第2の電源制御信号を機能拡
張装置に送出する信号出力回路を備えたコンピュータ
は、機能拡張装置に装着されている際に、機能拡張装置
に設けられた機能拡張回路に対して動作用電源を供給/
遮断制御する第1の電源制御信号と、上記機能拡張回路
に動作用電源が供給されている状態で機能拡張装置から
取り外した際に上記機能拡張回路に動作用電源を継続し
て供給するか否かを指示する第2の電源制御信号とを機
能拡張装置に送出することにより、機能拡張装置への装
着を解除した際した際に於いても任意に機能拡張回路に
継続して動作用電源を供給できる。
【0025】また、コンピュータの機能を拡張する回路
を内蔵した、第1、第2の制御信号入力端子を有してな
る機能拡張装置は、第1の制御信号入力端子の信号レベ
ルにより上記内蔵回路の動作用電源をオン/オフ制御
し、第2の制御信号入力端子が特定の信号レベルにある
とき、第1の制御信号入力端子の信号レベルに拘らず、
内蔵回路に動作用電源を継続して供給する。
【0026】また、コンピュータ本体と、このコンピュ
ータ本体を任意に装着し取外すことのできる拡張装置と
でなるコンピュータシステムに於いて、拡張装置はコン
ピュータ本体より受けた第1の電源制御信号により上記
機能回路の動作用電源を供給/遮断制御し、同じくコン
ピュータ本体より受けた第2の電源制御信号が特定の状
態にあるとき、第1の電源制御信号による動作用電源の
遮断制御の際、コンピュータ本体が取外された際のいず
れに於いても機能回路に動作用電源を継続して供給す
る。
【0027】また、コンピュータ本体と、コンピュータ
本体が取り外し自在に装着可能な拡張ユニットとでな
り、拡張ユニット内に、ネットワークからの特定のパケ
ット受信時にコンピュータ本体を停止状態またはスリー
プ状態から動作状態に復帰するウェイクアップ機能、ネ
ットワークを介してサーバ側に異常、状態変化等を自動
通知するアラート機能のいずれか又は各機能を有するネ
ットワーク制御装置を設けてなるコンピュータシステム
に於いて、拡張ユニットの第1の電源制御手段は、コン
ピュータ本体からの指示に従い、ネットワーク制御装置
の動作用電源をオン/オフ制御する。また、拡張ユニッ
トの第2の電源制御手段は、コンピュータ本体からの指
示に従い、ネットワーク制御装置に供給されている電源
を第1の電源制御手段によりオフした際、又は上記コン
ピュータ本体が取外された際に、ネットワーク制御装置
へ動作用電源を継続して供給する。
【0028】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
形態を説明する。図1は本発明の実施形態に係るコンピ
ュータシステムの構成を示すブロック図である。
【0029】このコンピュータシステムは、バッテリ駆
動可能なノートブックタイプのパーソナルコンピュータ
本体(PC本体と称す)10と、このPC本体10が任
意に脱着自在なドック/アンドック機構を備えた拡張ユ
ニット(Docker)20とにより構成される。
【0030】PC本体10は、携行が容易であり、バッ
テリ駆動可能であることから、使用場所が特定されず携
行先でデータ入出力、データ送受信等が可能である。拡
張ユニット20は、例えば事務机等の机上に電源ケーブ
ルを含む所定の配線を施して配置され、必要に応じて上
記PC本体10が定位置に固定されコネクタ接続される
ことによって拡張ユニット内の機能回路を用いた機能拡
張が可能となる。ここでは、拡張ユニット20に内蔵さ
れる機能回路として、LAN回路22を例に示してい
る。
【0031】この拡張ユニット20内のLAN回路22
は、LANを介して他のPC(パーソナルコンピュー
タ)やサーバとの通信を行なうもので、ここでは、ネッ
トワークからの特定のパケット受信時にコンピュータ本
体を停止状態またはスリープ状態から動作状態に復帰す
るWake_on_LAN(WOL)機能、及びネット
ワークを介してサーバ側に異常、状態変化等を自動通知
するAlert_on_LAN(AOL)機能をもつ。
【0032】PC本体10と拡張ユニット20との間の
コネクタ接続機構には、PC本体10から拡張ユニット
20に送出される2種の電源制御信号が含まれる。その
一つは拡張ユニット20内の機能回路、即ちここではL
AN回路22の動作用電源をオン/オフ制御するための
第1の電源制御信号(DOCPWON)であり、他の一
つはLAN回路22の動作用電源が供給されている状態
下で、上記第1の電源制御信号(DOCPWON)によ
り上記動作用電源がオフ制御される際、またはPC本体
10がアンドックされる際に、LAN回路22に継続し
て動作用電源を供給するか否かを指示する第2の電源制
御信号(WOREN)である。
【0033】これら2種の電源制御信号(DOCPWO
N/WOREN)は、拡張ユニット20内の制御回路2
1に入力される。制御回路21は、この2種の電源制御
信号(DOCPWON/WOREN)に従い、電源回路
23にパワーオン/オフ指示信号を送出する。
【0034】ここでは、第1の電源制御信号(DOCP
WON)がパワーオンを指示した際にパワーオン指示信
号(PW−ON)を電源回路23に出力し、第1の電源
制御信号(DOCPWON)がパワーオフを指示した際
に、第2の電源制御信号(WOREN)がインアクティ
ブ状態にあるとき、パワーオフ指示信号(PW−OF
F)を電源回路23に出力する。また、第1の電源制御
信号(DOCPWON)がパワーオフを指示した際に、
第2の電源制御信号(WOREN)がアクティブ状態で
あるときは、第1の電源制御信号(DOCPWON)の
パワーオフ指示を無効にして、パワーオン指示状態を継
続する。
【0035】このように、制御回路21は、LAN回路
22に動作用電源(LAN−PS)が供給されている状
態下で、PC本体10をパワーオフする際、またはPC
本体10がアンドックされる際の終了処理時に於いて、
第2の電源制御信号(WOREN)がアクティブ状態に
あるとき、LAN回路22への動作用電源(LAN−P
S)の供給状態を継続する。
【0036】電源回路23は、上記制御回路21から出
力されるパワーオン/オフの指示信号に従いLAN回路
22に動作用電源(LAN−PS)を供給制御する。即
ち、電源回路23は、LAN回路22に動作用電源(L
AN−PS)が供給されている状態下で、PC本体10
からパワーオフの指示があった際、またはPC本体10
がアンドックされる際の終了処理時に於いて、第2の電
源制御信号(WOREN)がアクティブ状態にあると
き、LAN回路22へ動作用電源(LAN−PS)を継
続して供給する。この際、上記LAN回路22に供給さ
れる動作用電源(LAN−PS)は、外部のACアダプ
タ電源(EX−PW)をもとに生成される。尚、PC本
体10がアンドックされる際は、拡張ユニット20にド
ックされたPC本体10のロック機構をロック解除する
ユーザ操作が介在する。制御回路21はこのロック解除
の信号入力タイミングで第2の電源制御信号(WORE
N)の状態を判断し、当該第2の電源制御信号(WOR
EN)がアクティブ状態にあるとき、パワーオン指示状
態を保持して、LAN回路22へ動作用電源(LAN−
PS)を継続して供給する。
【0037】ここで、上記図1を参照して本発明の一実
施形態に於ける動作を説明する。拡張ユニット20に設
けられたLAN回路22は、LANを介して図示しない
サーバに回線接続される。また、拡張ユニット20内の
電源回路23には外部のACアダプタ電源(EX−P
W)が供給されている。
【0038】この拡張ユニット20にPC本体10がド
ックされて、図示しないロック機構により固定されるこ
とにより、PC本体10と拡張ユニット20とがコネク
タ結合し回路接続される。このPC本体10がドックさ
れた状態で、PC本体10から拡張ユニット20内の制
御回路21に、パワーオンを指示する第1の電源制御信
号(DOCPWON)が供給されると、制御回路21は
パワーオン指示信号(PW−ON)を電源回路23に送
出する。電源回路23はこのパワーオン指示信号(PW
−ON)に従い、外部のACアダプタ電源(EX−P
W)をもとに生成した動作用電源(LAN−PS)をL
AN回路22に供給する。
【0039】LAN回路22は電源回路23より動作用
電源(LAN−PS)を受けることにより動作を開始
し、LANを介してドックされたPC本体10と、他の
PC(パーソナルコンピュータ)またはサーバとの間で
の通信を可能にする。
【0040】また、PC本体10がドックされた状態
で、PC本体10から拡張ユニット20内の制御回路2
1に、パワーオフを指示する第1の電源制御信号(DO
CPWON)が供給された際、その時点で第2の電源制
御信号(WOREN)がインアクティブ状態にあれば、
制御回路21は、パワーオフの指示信号(PW−OF
F)を電源回路23に送出する。電源回路23はこのパ
ワーオフの指示信号(PW−OFF)に従い、LAN回
路22への動作用電源(LAN−PS)の供給を断つ
(遮断する)。
【0041】また、PC本体10がドックされた状態
で、PC本体10から拡張ユニット20内の制御回路2
1に、パワーオフを指示する第1の電源制御信号(DO
CPWON)が供給された際、その時点で第2の電源制
御信号(WOREN)がアクティブ状態にあれば、制御
回路21は、第1の電源制御信号(DOCPWON)の
パワーオフ指示を無効にし、パワーオフの指示信号(P
W−OFF)を出力せずパワーオン指示状態を保持す
る。従って電源回路23は、LAN回路22へ継続して
動作用電源(LAN−PS)を供給する。
【0042】この際は、PC本体10がドックされた状
態で、LAN回路22が継続して動作状態を維持するこ
とから、ネットワークからの特定のパケット受信時にP
C本体10を停止状態またはスリープ状態から動作状態
に復帰するWOL機能が有効となる。
【0043】また、LAN回路22に動作用電源(LA
N−PS)が供給されている状態で、PC本体10がア
ンドックされると、制御回路21は、その際のロック解
除の信号入力タイミングで第2の電源制御信号(WOR
EN)の状態を判断し、当該第2の電源制御信号(WO
REN)がアクティブ状態にあるとき、上記同様にパワ
ーオン指示状態を保持する。従って電源回路23は、L
AN回路22へ継続して動作用電源(LAN−PS)を
供給する。
【0044】この際は、PC本体10がアンドックされ
た状態で、LAN回路22が継続して動作状態を維持す
ることから、ネットワークを介してサーバ側に異常、状
態変化等を自動通知するAOL機能が有効となる。
【0045】または、拡張ユニット20のLAN回路2
2に、ネットワークを介してサーバ側に一定周期で接続
状態を知らせるHeart_beat機能をもたせるこ
とにより、その機能が有効となる。
【0046】または、拡張ユニット20のLAN回路2
2に付随して受信データ蓄積機能を実現する受信データ
保存機構を設け、この受信データ保存機構に、拡張ユニ
ット20に同期した電源供給を行なうことで、メールボ
ックスタイプのデータ蓄積機能を実現できる。
【0047】このように、制御回路21は、LAN回路
22に動作用電源(LAN−PS)が供給されている状
態下で、PC本体10をパワーオフする際、またはPC
本体10がアンドックされる際の終了処理時に於いて、
第2の電源制御信号(WOREN)がアクティブ状態に
あるとき、LAN回路22への動作用電源(LAN−P
S)の供給状態を継続する。これにより拡張ユニットを
用いたコンピュータシステムに於いてWOL機能及びA
OL機能を備えたネットワークシステムが容易に構築で
きる。
【0048】上記図1に示すコンピュータシステムをよ
り具現化した構成を図2に示す。このコンピュータシス
テムに於けるPC本体100は、その機能拡張のための
拡張ユニットであるLANドッカー(LAN_Dock
er)200に着脱自在に装着できるよう構成されてい
る。PC本体100及びLANドッカー200は、それ
ぞれに設けられたドッキングコネクタ300によって接
続される。
【0049】LANドッカー200には、LANを介し
て他のPCやサーバと通信するためのLANコントロー
ラ31が搭載されている。LANコントローラ31は、
前述のWake_on_LAN機能(WOL)、および
Alert_on_LAN(AOL)機能に対応してい
る。WOL機能が有効な状態に設定されている場合に
は、LANコントローラ31は、LANを介してサーバ
から特定のパケットを受信したときにPC本体100を
自動的に電源オンするためのウェイクアップ信号Wak
e_upを発生する。また、AOL機能が有効に設定さ
れている場合には、LANコントローラ31は、PC本
体100の異常やPC本体100とLANドッカー20
0との間のドッキング/アンドッキングなどの状態変化
を、LANを介してサーバに自動通知する。
【0050】LANコントローラ31を搭載したLAN
ドッカー200は、例えばオフィス内では、各従業員の
机上に置かれ、オフィス内に配設されているLANケー
ブルに固定的に接続された状態で使用される。LANコ
ントローラ31は電力消費量が比較的大きいため、その
動作電源としてはACアダプタ電源が用いられる。
【0051】PC本体100は、オフィス内では通常は
LANドッカー200に接続された状態で使用され、ま
た外出時等にはPC本体100はLANドッカー200
から取り外して使用される。LANドッカー200から
取り外された状態では、PC本体100は、PC本体1
00内蔵のバッテリ、またはACアダプタを介して供給
される外部電源によって動作する。一方、LANドッカ
ー200に接続された状態に於いて、PC本体100
は、内蔵のバッテリ、あるいはLANドッカー200か
ら供給されるACアダプタ電源によって動作する。
【0052】PC本体100内には、図示のように、P
CIバス1、ISAバス2、二つのI2Cバス3,4、
CPUモジュール11、主メモリ13、VGAコントロ
ーラ13、DVDデコーダ14、I/Oコントローラ1
5、Qスイッチ(Q−SW)16、PCIインターフェ
イスブリッジ(PCI I/F)17、HDD18、フ
ラッシュBIOS−ROM19、I/Oコントロールゲ
ートアレイ(I/OGA)50、組み込みコントローラ
(EC;Embedded Controller )51、電源コントロー
ラ(PSC)52、キーボードコントローラ(KBC)
53、およびキーボード(KB)54などが設けられて
いる。
【0053】CPUモジュール11は、このシステム全
体の動作制御およびデータ処理を実行するものであり、
ここにはCPU、キャッシュ、さらには主メモリ12を
制御するためのメモリコントローラなどが搭載されてい
る。
【0054】主メモリ12はこのシステムの主記憶とし
て使用されるものであり、オペレーティングシステム、
処理対象のアプリケーションプログラム、およびアプリ
ケーションプログラムによって作成されたユーザデータ
等が格納される。
【0055】VGAコントローラ13は、このシステム
のディスプレイモニタとして使用されるLCDや外部C
RTを制御する。I/Oコントローラ15は、PC本体
100内の各種I/Oデバイスを制御するためのゲート
アレイであり、PC本体100背面に設けられたシリア
ルポート、パラレルポート、USBポートなどの各種I
/Oコネクタに接続されるデバイスの制御を行なう。P
C本体100とLANドッカー200が接続されている
場合には、I/Oコントローラ15からPC本体100
背面のI/Oコネクタへ供給される信号は、LANドッ
カー200背面のコネクタにパススルーされる。これに
より、PC本体100背面のI/OコネクタはLANド
ッカー200によって覆い隠されるため使用できなくな
るが、その代わりに、LANドッカー200背面のI/
Oコネクタの使用が可能となる。
【0056】Qスイッチ(Q−SW)16は、内部PC
Iバス1とLANドッカー200の外部PCIバスとを
間を接続/分離するためのスイッチ回路であり、I/O
コントロールゲートアレイ(I/O GA)50からの
スイッチ制御信号Q_SWONによってオン/オフ制御
される。Qスイッチ(Q−SW)16をオンすることに
より、PC本体100によるLANコントローラ31の
使用が可能となる。
【0057】PCIインターフェイスブリッジ(PCI
I/F)17は1チップLSIによって実現されたゲ
ートアレイであり、ここには、PCIバス1とISAバ
ス2との間を双方向で接続するブリッジ機能が内蔵され
ているほか、HDD18を制御するためのIDEコント
ローラが設けられている。このIDEコントローラから
の制御線はドッキングコネクタ300にも導出されてお
り、LANドッカー200に図示破線で示すDVDドラ
イブ40が搭載されている場合には、その制御を行なう
ことができる。
【0058】フラッシュBIOS−ROM19は、シス
テムBIOSを記憶するためのものであり、プログラム
書き替えが可能なようにフラッシュメモリによって構成
されている。システムBIOSは、このシステム内の各
種ハードウェアをアクセスするファンクション実行ルー
チンを体系化したものであり、ここには、システムステ
ータスを動作状態(電源オン状態)、停止状態(電源オ
フ状態)、その中間のスリープ状態(サスペンド/ハイ
バネーション状態)に設定するためのパワーマネージメ
ント機能や、システムのハードウェア環境の変化を自動
認識するための機能、さらにはLANドッカー200と
の間のドッキング条件を管理する機能などが設けられて
いる。
【0059】LANドッカー200との間のドッキング
条件の管理機能は、ある特定のPC本体100とLAN
ドッカー200との組み合わせでのみ前述のWOL/A
OL機能を使用できるようにするために行なわれる。
【0060】すなわち、本実施形態では、LANコント
ローラ31のWOL機能を有効設定する時には、固有I
D登録処理が行われ、LANドッカー200の固有のI
D(Doc_ID)がフラッシュBIOS−ROM19
に登録される。そして、LANコントローラ31からウ
ェイクアップ信号Wake_upが発生されたときに、
フラッシュBIOS−ROM19に登録されているDo
c_IDとLANドッカー200のDoc_IDとが照
合され、その照合結果に基づいてPC本体100を動作
状態に設定するか否かの制御が行われる。
【0061】I/Oコントロールゲートアレイ50は、
内部ISAバス2とI2Cバス3とを繋ぐブリッジLS
Iであり、CPUモジュール11によってリード/ライ
ト可能な複数のレジスタ群を内蔵している。これらレジ
スタ群を使用することにより、CPUモジュール11
と、I2Cバス4上の電源コントローラ(PSC)52
および組み込みコントローラ(EC)51との通信が可
能となる。
【0062】組み込みコントローラ(EC)51は、電
源コントローラ(PSC)52と共同してPC本体10
0の電源状態の管理を行なうものであり、電源オン/オ
フの要因の発生の検出に応答して電源コントローラ(P
SC)52を制御したり、発生した電源オン/オフ要因
を電力管理イベントとしてシステムBIOSに通知する
機能などを有する。また、この組み込みコントローラ
(EC)51には、LANドッカー200を制御するた
めの機能として、PC本体100とLANドッカー20
0とのドッキング/アンドッキングの検出、LANドッ
カー200の電源制御、LANコントローラ31からの
ウェイクアップ信号の監視、I2Cバス4を介したLA
Nコントローラ31との通信などの機能が設けられてい
る。
【0063】PC本体100とLANドッカー200と
のドッキング/アンドッキングの検出は、ドックディテ
クト信号DOCDETを利用して行われる。ドックディ
テクト信号DOCDETは、ドッキングコネクタ300
の所定ピンの電圧値であり、LANドッカー200にP
C本体100が接続されたときにLowとなる。
【0064】LANドッカー200の電源制御は、ドッ
クパワーオン信号DOCPWONと、ウェイクオンLA
Nイネーブル信号WOLENとを用いて行われる。ドッ
クパワーオン信号DOCPWONは、PC本体100の
EC51からLANドッカー200側へ送られる電源オ
ン信号である。このドックパワーオン信号DOCPWO
Nがアクティブになると、LANドッカー200が電源
オン状態となる。
【0065】ドックパワーオン信号DOCPWONがア
クティブになるのは、 1)ドックディテクト信号DOCDETによってLAN
ドッカー200へのPC本体100のドッキングが検出
されたとき、 2)ドッキング状態でPC本体100が電源オンされた
とき(電源スイッチの操作による電源オン、ウェイクア
ップ信号Wake_upによる電源オン等)である。
【0066】また、ドックパワーオン信号DOCPWO
Nがインアクティブになるのは、 1)ドックディテクト信号DOCDETによってPC本
体100のアンドッキングが検出されたとき、 2)ドッキング状態でPC本体100が電源オフされた
とき、 3)システムBIOSによってドックパワーオン信号D
OCPWONのオフが指示されたときである。
【0067】このドックパワーオン信号DOCPWON
を用いることにより、PC本体100のドッキング/ア
ンドッキングおよび電源オン/オフに連動して、LAN
ドッカー200の電源オン/オフを制御することができ
る。
【0068】ウェイクオンLANイネーブル信号WOL
ENは、PC本体100の電源オフあるいはPC本体1
00のアンドッキングによってドックパワーオン信号D
OCPWONがインアクティブされたときでも、LAN
ドッカー200を電源オン状態に維持するか否かを決定
するための信号であり、PC本体100のI/Oコント
ロールゲートアレイ50からLANドッカー200側へ
送られる。
【0069】前述のLANコントローラ31のWOL/
AOL機能を有効に設定する場合には、システムBIO
SによってウェイクオンLANイネーブル信号WOLE
Nはイネーブル状態に設定される。これにより、LAN
コントローラ31に常時電源を供給しておくことが可能
となり、PC本体100がスリープまたは電源オフの状
態でも、LANコントローラ31はサーバと通信するこ
とが可能となる。
【0070】スイッチ回路34は、ウェイクオンLAN
イネーブル信号WOLENによって通電状態を保持した
後は、ウェイクオンLANイネーブル信号WOLENが
無くなっても通電状態を保つので、LANコントローラ
31のWOL機能を有効にした後に、PC本体100を
電源オフし、LANドッカー200から取外しても、L
ANコントローラ31への電源供給は継続する。
【0071】尚、LANドッカー200から組み込みコ
ントローラ(EC)51に供給される信号PCONF
は、LANコントローラ31が電源オンされているか否
かを確認するために用いられる信号である。
【0072】LANドッカー200には、DVDドライ
ブ40が搭載された第1のタイプのものと、DVDドラ
イブ40が搭載されてない第2のタイプのものとがあ
る。どちらのタイプのLANドッカー200において
も、前述のLANコントローラ31に加え、EEPRO
M32、電源回路33、スイッチ回路34、電磁ロック
方式によるロック機構35、ドライブ回路36が設けら
れている。
【0073】EEPROM32には、LANドッカー2
00の属性情報やLANドッカー200に搭載されてい
るLANコントローラ31の属性情報などのプラグ・ア
ンド・プレイに必要なPnP情報が格納されている。L
ANドッカー200の属性情報の中には、そのLANド
ッカー200の固有IDも含まれている。LANドッカ
ー200の固有IDは、WOL/AOLを有効設定する
際に、システムBIOSによってEEPROM32から
読み出され、そしてフラッシュBIOS−ROM19に
保存される。
【0074】電源回路33は、ACアダプタ電源からL
ANドッカー200の内部電源を生成する。LANコン
トローラ31用の電源は、スイッチ回路34を介して電
源回路33からLANコントローラ31に供給される。
スイッチ回路34は、PC本体100側からの電源制御
信号DOCPWONによって制御される。DOCPWO
Nがアクティブであれば、スイッチ回路34はオン状態
となり、これによりLANコントローラ31に電源が供
給され、電源制御信号DOCPWONがインアクティブ
であれば、スイッチ回路34はオフ状態となり、これに
よりLANコントローラ31への電源供給は遮断され
る。
【0075】但しスイッチ回路34は、内部に状態保持
回路を有し、電源制御信号DOCPWONがアクティブ
からインアクティブに変化する際に、ウェイクオンLA
Nイネーブル信号WOLENがアクティブであれば、次
に電源制御信号DOCPWONがアクティブになるまで
通電状態を保持するように構成されている。
【0076】ロック機構35は、LANドッカー200
にドッキングされたPC本体100がLANドッカー2
00からイジェクトされないようにロックするためのも
のであり、ドライブ回路36によってソレノイドに給電
されている間、PC本体100をロックする。ドライブ
回路36によるソレノイドへの給電は、PC本体100
がLANコントローラ31を使用可能な動作期間中、つ
まり、電源制御信号DOCPWONがアクティブに維持
されている期間中にのみ行なわれる。これは、LANコ
ントローラ31の使用中にPC本体100がイジェクト
されることによる誤動作の発生を防止するためである。
【0077】上記したようなLANドッカー200の電
源制御機能を備えることによって、前述したように、L
ANコントローラ31に動作用電源(Vcc)が供給さ
れている状態下で、PC本体100をパワーオフする
際、またはPC本体100がアンドックされる際の終了
処理時に於いて、ウェイクオンLANイネーブル信号W
OLENがアクティブ状態にあるとき、LANコントロ
ーラ31への動作用電源(Vcc)の供給状態を継続す
る。これにより拡張ユニットを用いたコンピュータシス
テムに於いてWOL機能及びAOL機能を備えたネット
ワークシステムが容易に構築できる。
【0078】尚、上記した実施形態に於いては、バッテ
リ駆動可能なノートブックタイプのパーソナルコンピュ
ータ本体(PC本体)と、このPC本体が任意に脱着自
在なドック/アンドック機構を備えた拡張ユニット(Do
cker)とにより構成されるコンピュータシステムを例に
採ったが、これに限らず、例えばデータ処理機能をもつ
ゲーム機本体と、その機能を拡張する機能回路を内蔵し
た機能拡張装置とからなるドック/アンドック機構を備
えた電子機器等に於いて、ゲーム機本体が機能拡張装置
からアンドックされた際に、機能拡張装置内の機能回路
に継続して電源を供給しておくか否かをゲーム機本体が
アンドックされる以前に指示しておくことのできる機能
構成を実現する際等、複数筐体を組み合わせ、任意に結
合して、所望の機能を実現する種々のシステム構成に適
用できる。
【0079】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、拡
張ユニットを用いたコンピュータシステムに於いて、拡
張ユニットに装着されたコンピュータ本体のパワーオン
/オフ状態に関係なく、又はコンピュータ本体が拡張ユ
ニットより取外された状態下に於いても、必要に応じて
拡張ユニット内の任意の機能モジュールを継続動作させ
ることができ、これにより例えば拡張ユニットを用いた
システム上でウェイクアップ機能及びアラート機能をも
つネットワークシステムを容易に実現することができる
拡張ユニットを用いたコンピュータシステムが提供でき
る。
【0080】即ち、本発明によれば、データ処理機能を
もつ第1の装置と、上記第1の装置の機能を拡張する機
能拡張回路が実装され上記第1の装置が取り外し自在に
装着される第2の装置とでなる電子機器に於いて、上記
第2の装置に、上記第1の装置より第1、第2の電源制
御信号を受け、上記第1の電源制御信号により上記機能
拡張回路に対して動作用電源を供給/遮断制御し、上記
第2の電源制御信号が特定状態にあるとき上記第1の電
源制御信号による動作用電源の遮断制御に拘らず上記機
能拡張回路に動作用電源を継続して供給する制御回路を
設けてなる構成としたことにより、第2の装置に装着さ
れた第1の装置のパワーオン/オフ状態に関係なく、必
要に応じて第2の装置内の任意の機能拡張回路を継続動
作させることができる。
【0081】また、本発明によれば、データ処理機能を
もつ第1の装置と、上記第1の装置の機能を拡張する機
能拡張回路が実装され上記第1の装置が取り外し自在に
装着される第2の装置とでなる電子機器に於いて、上記
第2の装置に、上記第1の装置より第1、第2の電源制
御信号を受け、上記第1の電源制御信号により上記機能
拡張回路に対して動作用電源を供給/遮断制御し、上記
第2の電源制御信号が特定状態にあるとき上記機能拡張
回路に動作用電源が供給されている状態で上記第1の装
置が取り外された際に上記機能拡張回路に動作用電源を
継続して供給する制御回路を設けてなる構成としたこと
により、第1の装置が第2の装置より取外された状態下
に於いても、必要に応じて第2の装置内の任意の機能拡
張回路を継続動作させることができる。
【0082】また、本発明によれば、機能拡張装置に装
着可能なコンピュータに於いて、機能拡張装置に設けら
れた機能拡張回路に対して動作用電源を供給/遮断制御
する第1の電源制御信号と、上記第1の電源制御信号に
よる動作用電源の遮断制御に拘らず上記機能拡張回路に
動作用電源を継続して供給するか否かを指示する第2の
電源制御信号とを機能拡張装置に送出する信号出力回路
を設けてなる構成としたことにより、コンピュータが機
能拡張装置に装着された状態に於いて、コンピュータの
動作用電源遮断制御に拘らず、機能拡張装置内の機能拡
張回路に動作用電源を継続して供給するか否かを指示す
ることができる。
【0083】また、本発明によれば、機能拡張装置に装
着可能なコンピュータに於いて、機能拡張装置に設けら
れた機能拡張回路に対して動作用電源を供給/遮断制御
する第1の電源制御信号と、上記機能拡張回路に動作用
電源が供給されている状態で機能拡張装置から取り外し
た際に上記機能拡張回路に動作用電源を継続して供給す
るか否かを指示する第2の電源制御信号とを機能拡張装
置に送出する信号出力回路を設けてなる構成としたこと
により、コンピュータが機能拡張装置に装着された状態
に於いて、コンピュータを機能拡張装置から取外した際
に機能拡張装置内の機能拡張回路に動作用電源を継続し
て供給するか否かを指示することができる。
【0084】また、本発明によれば、コンピュータの機
能を拡張する回路を内蔵する機能拡張装置に於いて、第
1、第2の制御信号入力端子を有し、上記第1の制御信
号入力端子の信号レベルにより上記内蔵回路の動作用電
源をオン/オフ制御し、上記第2の制御信号入力端子が
特定の信号レベルにあるとき、上記第1の制御信号入力
端子の信号レベルに拘らず、上記内蔵回路に動作用電源
を継続して供給する制御回路を有してなる構成としたこ
とにより、装着されたコンピュータのパワーオン/オフ
状態に関係なく、又はコンピュータが取外された際に於
いても、必要に応じて拡張装置内の任意の機能モジュー
ルを継続動作させることができる。
【0085】また、本発明によれば、コンピュータ本体
と、上記コンピュータ本体の特定機能を拡張する機能回
路を内蔵し上記コンピュータ本体を任意に装着し取外す
ことのできる拡張装置とでなるコンピュータシステムに
於いて、上記コンピュータ本体から拡張装置に第1の電
源制御信号及び第2の電源制御信号を供給する回路接続
手段と、上記拡張装置に設けられ、上記第1の電源制御
信号により上記機能回路の動作用電源を供給/遮断制御
し、上記第2の電源制御信号により、上記第1の電源制
御信号による動作用電源の遮断制御、または上記コンピ
ュータ本体の取外しに拘らず上記機能回路に動作用電源
を継続して供給するか否かを判断し、当該判断に従い上
記機能回路に動作用電源を供給制御する制御手段とを具
備してなる構成としたことにより、拡張装置に装着され
たコンピュータ本体のパワーオン/オフ状態に関係な
く、又はコンピュータ本体が拡張装置より取外された状
態下に於いても、必要に応じて拡張装置内の任意の機能
モジュールを継続動作させることができる。
【0086】また、本発明によれば、コンピュータ本体
と、コンピュータ本体が取り外し自在に装着可能な拡張
ユニットとでなるコンピュータシステムに於いて、上記
拡張ユニット内に、ネットワークからの特定のパケット
受信時にコンピュータ本体を停止状態またはスリープ状
態から動作状態に復帰するウェイクアップ機能、ネット
ワークを介してサーバ側に異常、状態変化等を自動通知
するアラート機能のいずれか又は各機能を有するネット
ワーク制御装置と、上記コンピュータ本体からの指示に
従い、上記ネットワーク制御装置の動作用電源をオン/
オフ制御する第1の電源制御手段と、上記コンピュータ
本体からの指示に従い、上記ネットワーク制御装置に供
給されている電源を上記第1の電源制御手段によりオフ
した際、又は上記コンピュータ本体が取外された際に、
上記ネットワーク制御装置へ動作用電源を継続して供給
する第2の電源制御手段とを具備してなる構成としたこ
とにより、拡張ユニットを用いたシステム上でウェイク
アップ機能及びアラート機能をもつネットワークシステ
ムを容易に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に於けるコンピュータシス
テムの構成を示すブロック図。
【図2】本発明の一実施形態に於けるコンピュータシス
テムの構成をより具現化して示すブロック図。
【図3】従来のシステム構成を示すブロック図。
【図4】従来のシステム構成を示すブロック図。
【符号の説明】 10…パーソナルコンピュータ本体(PC本体)、 20…拡張ユニット(Docker)、 21…制御回路、 22…LAN回路、 23…電源回路、 31…LANコントローラ、 33…電源回路、 34…スイッチ回路、 100…PC本体、 200…LANドッカー(LAN_Docker)、 300…ドッキングコネクタ。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ処理機能をもつ第1の装置と、前
    記第1の装置の機能を拡張する機能拡張回路が実装され
    前記第1の装置が取り外し自在に装着される第2の装置
    とでなり、前記第2の装置に、前記第1の装置より第
    1、第2の電源制御信号を受け、前記第1の電源制御信
    号により前記機能拡張回路に対して動作用電源を供給/
    遮断制御し、前記第2の電源制御信号が特定状態にある
    とき前記第1の電源制御信号による動作用電源の遮断制
    御に拘らず前記機能拡張回路に動作用電源を継続して供
    給する制御回路を設けてなることを特徴とする電子機
    器。
  2. 【請求項2】 データ処理機能をもつ第1の装置と、前
    記第1の装置の機能を拡張する機能拡張回路が実装され
    前記第1の装置が取り外し自在に装着される第2の装置
    とでなり、前記第2の装置に、前記第1の装置より第
    1、第2の電源制御信号を受け、前記第1の電源制御信
    号により前記機能拡張回路に対して動作用電源を供給/
    遮断制御し、前記第2の電源制御信号が特定状態にある
    とき前記機能拡張回路に動作用電源が供給されている状
    態で前記第1の装置が取り外された際に前記機能拡張回
    路に動作用電源を継続して供給する制御回路を設けてな
    ることを特徴とする電子機器。
  3. 【請求項3】 機能拡張装置に装着可能なコンピュータ
    であって、機能拡張装置に設けられた機能拡張回路に対
    して動作用電源を供給/遮断制御する第1の電源制御信
    号と、前記第1の電源制御信号による動作用電源の遮断
    制御に拘らず前記機能拡張回路に動作用電源を継続して
    供給するか否かを指示する第2の電源制御信号とを機能
    拡張装置に送出する信号出力回路を設けてなることを特
    徴とするコンピュータ。
  4. 【請求項4】 機能拡張装置に装着可能なコンピュータ
    であって、機能拡張装置に設けられた機能拡張回路に対
    して動作用電源を供給/遮断制御する第1の電源制御信
    号と、前記機能拡張回路に動作用電源が供給されている
    状態で機能拡張装置から取り外した際に前記機能拡張回
    路に動作用電源を継続して供給するか否かを指示する第
    2の電源制御信号とを機能拡張装置に送出する信号出力
    回路を設けてなることを特徴とするコンピュータ。
  5. 【請求項5】 コンピュータの機能を拡張する回路を内
    蔵する機能拡張装置であって、第1、第2の制御信号入
    力端子を有し、前記第1の制御信号入力端子の信号レベ
    ルにより前記内蔵回路の動作用電源をオン/オフ制御
    し、前記第2の制御信号入力端子が特定の信号レベルに
    あるとき、前記第1の制御信号入力端子の信号レベルに
    拘らず、前記内蔵回路に動作用電源を継続して供給する
    制御回路を有してなることを特徴とする機能拡張装置。
  6. 【請求項6】 コンピュータ本体と、前記コンピュータ
    本体の特定機能を拡張する機能回路を内蔵し前記コンピ
    ュータ本体を任意に装着し取外すことのできる拡張装置
    とでなるコンピュータシステムに於いて、 前記コンピュータ本体から拡張装置に第1の電源制御信
    号及び第2の電源制御信号を供給する回路接続手段と、 前記拡張装置に設けられ、前記第1の電源制御信号によ
    り前記機能回路の動作用電源を供給/遮断制御し、前記
    第2の電源制御信号により、前記第1の電源制御信号に
    よる動作用電源の遮断制御、または前記コンピュータ本
    体の取外しに拘らず前記機能回路に動作用電源を継続し
    て供給するか否かを判断し、当該判断に従い前記機能回
    路に動作用電源を供給制御する制御手段とを具備してな
    ることを特徴とするコンピュータシステム。
  7. 【請求項7】 コンピュータ本体と、コンピュータ本体
    が取り外し自在に装着可能な拡張ユニットとでなるコン
    ピュータシステムに於いて、 前記拡張ユニット内に、 ネットワークからの特定のパケット受信時にコンピュー
    タ本体を停止状態またはスリープ状態から動作状態に復
    帰するウェイクアップ機能、ネットワークを介してサー
    バ側に異常、状態変化等を自動通知するアラート機能の
    いずれか又は各機能を有するネットワーク制御装置と、 前記コンピュータ本体からの指示に従い、前記ネットワ
    ーク制御装置の動作用電源をオン/オフ制御する第1の
    電源制御手段と、 前記コンピュータ本体からの指示に従い、前記ネットワ
    ーク制御装置に供給されている電源を前記第1の電源制
    御手段によりオフした際、又は前記コンピュータ本体が
    取外された際に、前記ネットワーク制御装置へ動作用電
    源を継続して供給する第2の電源制御手段とを具備して
    なることを特徴とするコンピュータシステム。
JP10154631A 1998-06-03 1998-06-03 コンピュータシステム Pending JPH11345051A (ja)

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