JPH11343944A - 内燃機関用燃料噴射ポンプ - Google Patents

内燃機関用燃料噴射ポンプ

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JPH11343944A
JPH11343944A JP15434098A JP15434098A JPH11343944A JP H11343944 A JPH11343944 A JP H11343944A JP 15434098 A JP15434098 A JP 15434098A JP 15434098 A JP15434098 A JP 15434098A JP H11343944 A JPH11343944 A JP H11343944A
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JP
Japan
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tappet
pump housing
barrel
sheet
plunger
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JP15434098A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Tabuchi
哲也 田渕
Tatsuya Komoda
達也 菰田
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 体格を大きくすることなくプランジャ径を大
径にすることが可能なエンジン用燃料噴射ポンプを提供
する。 【解決手段】 フランジ形状のホルダ部21と円筒形状
のバレル部22とを一体化してエレメントバレル20を
構成することにより、体格を大きくしたりバレル部22
の肉厚を薄くしたりすることなく、プランジャ径を比較
的大径にすることができる。したがって、燃料の圧送効
率を向上させて燃料の高圧噴射を可能とし、噴射燃料の
微粒化を促進して排気エミッションを向上することがで
きる。さらに、エレメントバレル20の下方のポンプハ
ウジング11に抜け止めピン70が圧入されているの
で、内孔11bにアッパシート41を支持するための段
部を形成しなくてよい。したがって、ポンプハウジング
11の内孔11bの形状を単純形状にすることができる
ので、ポンプハウジング11の加工が容易となり、製造
工数を低減することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関(以下、
「内燃機関」をエンジンという)に用いられる燃料噴射
ポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば農業機械や建築産業機
械のディーゼルエンジンに用いられる燃料噴射ポンプと
して、実公昭61−28050号公報に開示される燃料
噴射ポンプが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなエンジン用
燃料噴射ポンプでは、排気エミッションを向上させる手
段の一つとして、燃料の燃え残りによるすすの排出を低
減させるため、燃料の高圧噴射が知られており、燃料の
高圧噴射による噴射燃料の微粒化が排気エミッション向
上の重要な要素の一つである。
【0004】燃料を高圧で噴射させるためには、例えば
圧送機構部のプランジャ径を大径にし、燃料の送油率を
向上させる必要がある。しかしながら、実公昭61−2
8050号公報に開示される燃料噴射ポンプでは、体格
を一定にしたままでプランジャ径を大径にした場合、エ
レメントバレルの肉厚が薄くなり、製造時の熱処理にお
いて、エレメントバレルが割れたり、エレメントバレル
に歪みが発生したりする恐れがある。また、エレメント
バレルに歪みが発生した場合、燃料噴射ポンプの噴射量
調整部材の動きが悪くなり、エンジン側ガバナとの応答
性が悪化したり、プランジャが固着したりするという問
題がある。さらに、エレメントバレルの肉厚を一定にし
たままでプランジャ径を大径にした場合、燃料噴射ポン
プの各気筒間のピッチを大きくする必要があるため、体
格が大きくなるとともに、部品を共通化することができ
なくなるという問題があった。
【0005】本発明は、このような問題を解決するため
になされたものであり、体格を大きくすることなくプラ
ンジャ径を大径にすることが可能なエンジン用燃料噴射
ポンプを提供することを目的とする。
【0006】本発明の他の目的は、組付工数および製造
工数を低減することが可能なエンジン用燃料噴射ポンプ
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
エンジン用燃料噴射ポンプによると、エレメントバレル
は、ポンプハウジング内に設けられる筒状のバレル部
と、ポンプハウジングに固定部材により固定されるフラ
ンジ状のホルダ部とを有しており、ポンプハウジングと
バレル部との間はシール部材により液密に保持される。
このため、バレル部とホルダ部とを一体とすることによ
り、体格を大きくしたりバレル部の肉厚を薄くしたりす
ることなく、プランジャ径を比較的大径にすることがで
きる。したがって、燃料の圧送効率を向上させて燃料の
高圧噴射を可能とし、噴射燃料の微粒化を促進して排気
エミッションを向上することができる。さらに、バレル
部の肉厚を比較的厚くすることにより、エレメントバレ
ル製造時の熱処理におけるバレル部の割れや歪みの発生
を防止し、燃料噴射ポンプの噴射量調節機構部の動きの
悪化、エンジン側ガバナとの応答性の悪化やプランジャ
の固着を防止するとができる。さらにまた、体格を比較
的小さくすることにより、搭載スペースを容易に確保す
ることができるともに、部品を共通化することが可能と
なる。
【0008】本発明の請求項2または4記載のエンジン
用燃料噴射ポンプによると、移動規制手段は、エレメン
トバレルの下方のポンプハウジング内に設けられる第1
のシートがエレメントバレル方向に移動するのを規制す
ることが可能である。このため、エレメントバレルの下
方のポンプハウジングの内孔に第1のシートを支持する
ための段部を形成しなくてよいので、ポンプハウジング
の内孔の形状を単純形状にすることができる。したがっ
て、ポンプハウジングの加工が容易となり、製造工数を
低減することが可能となる。
【0009】本発明の請求項3、5または6記載のエン
ジン用燃料噴射ポンプによると、エンジンの駆動軸と同
期して回転されるカム軸のカムの回転によりタペットロ
ーラが回動し、このタペットローラの回動によりポンプ
ハウジングの内を往復動するタペット本体は下端に貫通
する切欠き部を有している。このため、ポンプハウジン
グの下部にピンを嵌入し、このピンに上記の切欠き部の
上端が係止されるようにポンプハウジングの上部からタ
ペットを組付けることができる。したがって、ポンプハ
ウジングの上部からすべての部材を組付けることができ
るので、組付けが容易になり、組付工数を低減すること
ができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を示す
実施例を図面に基づいて説明する。
【0011】カムシャフト別体型(PFR型)のエンジ
ン用燃料噴射ポンプに本発明を適用した一実施例を図1
〜図3に示す。
【0012】この燃料噴射ポンプ10は、エンジン側に
駆動側のカムシャフト、燃料噴射時期を調節するタイマ
ならびに調速機としてのガバナが備えられており、噴射
ポンプ自体は、圧送機構部を4個直列に備えた4気筒型
の構成をもっている。
【0013】図1に示すように、ポンプハウジング11
の内部には、プランジャ15およびエレメントバレル2
0から構成され、燃料を吸入し圧送する圧送機構部と、
コントールラック37およびコントロールスリーブ38
から構成され、燃料の噴射量を調節する噴射量調節機構
部とが設けられている。
【0014】ポンプハウジング11内には、上部に大径
の内孔11aが形成され、下部に内孔11aよりもやや
小径の内孔11bが形成されている。また、ポンプハウ
ジング11には燃料室36が形成されており、この燃料
室36は、ポンプハウジング11内の燃料供給路35を
介してホロスクリュ34により固定される図示しない燃
料配管と連通している。燃料室36の内壁には、燃料噴
射ポンプ10の燃料噴射終了時に発生する溢流を受け止
めて高圧燃料による衝撃力を減衰するための硬質材料か
らなるスピル受け43が設けられている。
【0015】エレメントバレル20は、フランジ形状の
ホルダ部21と円筒形状のバレル部22とからなり、各
気筒この場合4気筒の各気筒ごとに、ポンプハウジング
11の内孔11aおよび11bにシール部材としての0
リング51および52を介して液密にしかも回動自在に
嵌挿されている。エレメントバレル20は、ホルダ部2
1が固定部材としてのボルト50によりポンプハウジン
グ11の上部に固定されてポンプハウジング11に取付
けられている。バレル部22は、内周面23内にプラン
ジャ15を摺動自在に保持している。バレル部22に
は、燃料室36に連通するポート26が形成されてお
り、このポート26は、燃料室36より燃料を吸入し、
燃料室36へ燃料を排出するための吸排用孔を構成して
いる。またバレル部22には、プランジャ15の上端面
25とバレル部22の内周面23と後述するデリバリバ
ルブ14の下端面14aとでプランジャ室24が形成さ
れている。
【0016】バレル部22のプランジャ室24の上部に
形成される内孔22aにはバルブホルダ12が嵌挿され
ており、バルブホルダ12には、バレル部22と当接す
ることにより閉弁し、バレル部22と離間することによ
り開弁するデリバリバルブ14と、このデリバリバルブ
14の反プランジャ側にデリバリバルブ14を閉弁方向
に付勢するバルブスプリング13とが設けられている。
またバルブホルダ12には、図示しない燃料噴射パイプ
を介して燃料噴射ノズルに連通する出口部12aが形成
されている。
【0017】プランジャ15の足部17は後述するロア
シート42に当接しており、プランジャ15の2面部1
6は後述するコントロールスリーブ38と嵌合してい
る。プランジャ15の上端面25の下部から軸方向斜め
にリード28が形成されている。
【0018】タペット30は、図示しないエンジンの駆
動軸と同期して回転されるカム軸のカムに押接し、この
カムの回転により回動するタペットローラ32と、この
タペットローラ32の回動によりポンプハウジング11
の内孔11bを往復動するタペット本体31とから構成
される。図3に示すように、タペット本体31は、タペ
ット本体31の下端31aに貫通する切欠き部33を有
している。図1に示すように、ポンプハウジング11の
下部にピン60が嵌入されており、このピン60が切欠
き部33の上端33aに係止することにより、タペット
30の最下位置が位置決めされる。
【0019】図2に示すように、エレメントバレル20
の下方には抜け止めピン70が圧入されており、抜け止
めピン70の下端には第1のシートとしてのアッパシー
ト41の上端が当接している。第2のシートとしてのロ
アシート42は、一端がプランジャ15の足部17に当
接し、他端がタペット30に当接しており、プランジャ
15が図1の上方向に上り放しになるのを規制してい
る。アッパシート41とロアシート42との間には、一
端がアッパシート41に当接し、他端がロアシート42
に当接する付勢手段としての圧縮コイルスプリング40
が設けられている。圧縮コイルスプリング40は、タペ
ット30およびロアシート42を反エレメントバレル方
向に付勢している。これにより、カムの回転によってタ
ペット30、ロアシート42およびプランジャ15が一
体的に上下動する。ここで、抜け止めピン70は、アッ
パシート41がエレメントバレル20方向に移動するの
を規制可能な移動規制手段を構成している。
【0020】コントールラック37は、燃料噴射ポンプ
10のエンジンへの搭載時、図示しないエンジン側のガ
バナに連結されて制御される。コントロールスリーブ3
8は、コントロールラック37の駆動力を受けて回動可
能であり、プランジャ15の2面部16と嵌合してい
る。噴射量調節は、コントールラック37によりコント
ロールスリーブ38を回動し、プランジャ15の圧送ス
トロークを変えて行なわれる。例えば図1において、コ
ントールラック37を図面の手前または奥に移動する
と、コントロールラック37に噛み合うコントロールス
リーブ38と一体で動く2面部16を介してプランジャ
15が回動し、ポート26とリード28とが連通するま
でに圧送ストロークが得られ、圧送ストロークに相当す
る燃料量が圧送される。したがって、プランジャ15に
回転運動を伝えることにより噴射量の調節が実施され
る。また、図1に示すポンプハウジング11の左側に
は、ガバナに連結されるコントールラックピン39が設
けられている。
【0021】次に、上記のように構成された燃料噴射ポ
ンプ10の組付け手順について説明する。
【0022】(1) ポンプハウジング11の下部にピン6
0を嵌入し、このピン60にタペット本体31の切欠き
部33の上端33aが係止されるように、ポンプハウジ
ング11の上部からタペット本体31にタペットローラ
32を組込んだタペット30をポンプハウジング11の
内孔11bに挿入する。
【0023】(2) ポンプハウジング11の上部からロア
シート42、圧縮コイルスプリング40、アッパシート
41を上記の順でポンプハウジング11の内孔11bに
挿入し、ロアシート42の下端をタペット30の上端に
当接させる。
【0024】(3) 圧縮コイルスプリング40の付勢力に
抗してアッパシート41を下方に押しながら抜け止めピ
ン70をポンプハウジング11に圧入し、アッパシート
41の上端を抜け止めピン70の下端に当接させ、アッ
パシート41が上方に移動するのを規制する。
【0025】(4) Oリング51および52を嵌入したエ
レメントバレル20のバレル部22内にプランジャ15
を挿入し、コントロールスリーブ38をプランジャ15
の2面部16に嵌合させ、プランジャ15の足部17を
下にしてポンプハウジング11の上部からバレル部2
2、コントロールスリーブ38およびプランジャ15を
ポンプハウジング11の内孔11aおよび11bに挿入
し、コントロールスリーブ38およびプランジャ15を
アッパシート41および圧縮コイルスプリング40内に
挿入し、足部17をロアシート42の上端に当接させ
る。このとき、ポンプハウジング11の上部に大径の内
孔11aを形成し、下部に内孔11aよりもやや小径の
内孔11bを形成することにより、Oリング52がポン
プハウジング11の内壁で擦れて傷つくのを防止するこ
とができる。
【0026】(5) エレメントバレル20のホルダ部22
をボルト50によりポンプハウジング11の上部に固定
する。
【0027】(6) デリバリバルブ14とバルブスプリン
グ13とを組込んだバルブホルダ12をエレメントバレ
ル20の内孔22aに嵌挿し、最後に、コントールラッ
ク37およびコントールラックピン39をポンプハウジ
ング11に取付けて燃料噴射ポンプ10の組付けが終了
する。そして、燃料噴射開始時期の調整および燃料噴射
量の調整を行う。
【0028】以上にように、タペット本体31の下端3
1aに貫通する切欠き部33をタペット本体31に形成
しているので、ポンプハウジング11の上部からすべて
の部材を組付けることができる。したがって、組付けが
容易になり、組付工数を低減することができる。
【0029】次に、上記の(1) 〜(6) の手順で組付けら
れた燃料噴射ポンプ10の作動について説明する。
【0030】燃料は、ホロスクリュ34により固定され
た燃料配管を通り、燃料供給路35を通って燃料室36
に充満され、プランジャ室24に燃料を充満させる。プ
ランジャ15が図1の上方向に動き、プランジャ上端面
25がポート26の上端面を塞ぐとき、プランジャ室2
4の燃料圧力は高められる。燃料圧力がバルブスプリン
グ13のバネ力に抗してバルブ14が開弁されると、燃
料の圧送が開始する。圧送された燃料は、バルブホルダ
12の出口12aより噴射パイプを通って噴射ノズルに
圧送され、噴射ノズルよりエンジンの燃料室に噴射され
る。プランジャ15がさらに上昇し、リード28の上端
面がポート26の下端面より高くなると、プランジャ室
24の燃料はリード28およびポート26を経由して燃
料室36に排出され、燃料の圧送は終了する。
【0031】本発明の上記実施例においては、フランジ
形状のホルダ部21と円筒形状のバレル部22とを一体
化してエレメントバレル20を構成することにより、体
格を大きくしたりバレル部22の肉厚を薄くしたりする
ことなく、プランジャ径を比較的大径にすることができ
る。したがって、燃料の圧送効率を向上させて燃料の高
圧噴射を可能とし、噴射燃料の微粒化を促進して排気エ
ミッションを向上することができる。さらに、バレル部
22の肉厚を比較的厚くすることにより、エレメントバ
レル20の製造時の熱処理におけるバレル部22の割れ
や歪みの発生を防止し、燃料噴射ポンプ10の噴射量調
節機構部の動きの悪化、エンジン側ガバナとの応答性の
悪化やプランジャ15の固着を防止するとができる。さ
らにまた、体格を比較的小さくすることにより、搭載ス
ペースを容易に確保することができるともに、部品を共
通化することが可能となる。
【0032】また、本発明の実施例においては、エレメ
ントバレル20の下方のポンプハウジング11に抜け止
めピン70を圧入し、抜け止めピン70の下端にアッパ
シート41の上端が当接しているので、ポンプハウジン
グ11の内孔11bにアッパシート41を支持するため
の段部を形成しなくてよい。したがって、ポンプハウジ
ング11の内孔11bの形状を単純形状にすることがで
きるので、ポンプハウジング11の加工が容易となり、
製造工数を低減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるエンジン用燃料噴射ポ
ンプを示す縦断面図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】本発明の一実施例のタペット本体を示すもので
あって、図1のIII 方向矢視図である。
【符号の説明】
10 燃料噴射ポンプ 11 ポンプハウジング 12 バルブホルダ 14 デリバリバルブ 15 プランジャ 20 エレメントバレル 21 ホルダ部 22 バレル部 24 プランジャ室 26 ポート 28 リード 30 タペット 31 タペット本体 32 タペットローラ 33 切欠き部 36 燃料室 37 コントロールラック 38 コントロールスリーブ 40 圧縮コイルスプリング(付勢手段) 41 アッパシート(第1のシート) 42 ロアシート(第2のシート) 43 スピル受け 50 ボルト(固定部材) 51、52 Oリング(シール部材) 70 抜け止めピン(移動規制手段)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポンプハウジングと、 前記ポンプハウジング内に設けられる筒状のバレル部、
    および前記ポンプハウジングに固定されるフランジ状の
    ホルダ部を有するエレメントバレルと、 前記バレル部内を摺動自在に保持されるプランジャと、 前記ホルダ部を前記ポンプハウジングに固定する固定部
    材と、 前記ポンプハウジングと前記バレル部との間を液密に保
    持するシール部材と、 内燃機関の駆動軸と同期して回転されるカム軸のカムの
    回転により回動するタペットローラ、および前記タペッ
    トローラの回動により前記ポンプハウジング内を往復動
    するタペット本体を有するタペットと、 を備えることを特徴とする内燃機関用燃料噴射ポンプ。
  2. 【請求項2】 前記エレメントバレルの下方の前記ポン
    プハウジング内に設けられる第1のシートと、 一端が前記プランジャに当接し、他端が前記タペットに
    当接する第2のシートと、 一端が前記第1のシートに当接し、他端が前記第2のシ
    ートに当接するとともに前記タペットおよび前記第2の
    シートを反エレメントバレル方向に付勢する付勢手段
    と、 前記第1のシートが前記エレメントバレル方向に移動す
    るのを規制可能な移動規制手段と、 を備えることを特徴とする請求項1記載の内燃機関用燃
    料噴射ポンプ。
  3. 【請求項3】 前記タペット本体は、下端に貫通する切
    欠き部を有することを特徴とする1または2記載の内燃
    機関用燃料噴射ポンプ。
  4. 【請求項4】 ポンプハウジングと、 前記ポンプハウジング内に設けられるエレメントバレル
    と、 前記エレメントバレル内を摺動自在に保持されるプラン
    ジャと、 内燃機関の駆動軸と同期して回転されるカム軸のカムの
    回転により回動するタペットローラ、および前記タペッ
    トローラの回動により前記ポンプハウジング内を往復動
    するタペット本体を有するタペットと、 前記エレメントバレルの下方の前記ポンプハウジング内
    に設けられる第1のシートと、 一端が前記プランジャに当接し、他端が前記タペットに
    当接する第2のシートと、 一端が前記第1のシートに当接し、他端が前記第2のシ
    ートに当接するとともに前記タペットおよび前記第2の
    シートを反エレメントバレル方向に付勢する付勢手段
    と、 前記第1のシートが前記エレメントバレル方向に移動す
    るのを規制可能な移動規制手段と、 を備えることを特徴とする内燃機関用燃料噴射ポンプ。
  5. 【請求項5】 前記タペット本体は、下端に貫通する切
    欠き部を有することを特徴とする4記載の内燃機関用燃
    料噴射ポンプ。
  6. 【請求項6】 ポンプハウジングと、 前記ポンプハウジング内に設けられるエレメントバレル
    と、 前記エレメントバレル内を摺動自在に保持されるプラン
    ジャと、 内燃機関の駆動軸と同期して回転されるカム軸のカムの
    回転により回動するタペットローラ、および前記タペッ
    トローラの回動により前記ポンプハウジング内を往復動
    するタペット本体を有するタペットとを備え、 前記タペット本体は、下端に貫通する切欠き部を有する
    ことを特徴とする内燃機関用燃料噴射ポンプ。
JP15434098A 1998-06-03 1998-06-03 内燃機関用燃料噴射ポンプ Pending JPH11343944A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6773240B2 (en) 2002-01-28 2004-08-10 Visteon Global Technologies, Inc. Single piston dual chamber fuel pump
WO2007083404A1 (ja) * 2006-01-20 2007-07-26 Bosch Corporation 内燃機関の燃料噴射システム
KR20160049175A (ko) * 2014-10-24 2016-05-09 현대중공업 주식회사 압력 변화용 딜리버리 밸브를 이용한 연료분사펌프
KR20160052862A (ko) * 2014-10-29 2016-05-13 현대중공업 주식회사 복수의 가변압력실을 구비하는 연료분사펌프

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