JPH11342735A - 車両用空調装置 - Google Patents

車両用空調装置

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JPH11342735A
JPH11342735A JP15452398A JP15452398A JPH11342735A JP H11342735 A JPH11342735 A JP H11342735A JP 15452398 A JP15452398 A JP 15452398A JP 15452398 A JP15452398 A JP 15452398A JP H11342735 A JPH11342735 A JP H11342735A
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JP
Japan
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evaporator
air
frost
air temperature
condenser
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JP15452398A
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Inventor
Yasutaka Negishi
康隆 根岸
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Bosch Corp
Original Assignee
Zexel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空調通路外にメインコンデンサを配置し、空
調通路内にエバポレータ、サブコンデンサ及び補助加熱
用熱交換器を配置し、上流側から送られる空気をエバポ
レータとサブコンデンサとに常に通過させるようにした
車両用空調装置において、エバポレータのフロスト判定
及び対処を適切に行う。 【解決手段】 エバポレータの上流側の空気温度(TEV
AIN )が所定の温度よりも低い場合にエバポレータのフ
ロスト判定を可能とする。エバポレータ上流側の空気温
度(TEVAIN )の単位変化当たりに対するエバポレータ
直後の空気温度(TEVAOUT)の変化量又は冷媒サイクル
の高圧ライン圧力(Pd)の変化量からエバポレータの
フロスト状態を判定する。この変化率が所定値よりも小
さい場合には、コンプレッサを断続運転させ、所定値以
上であれば、コンプレッサを停止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、空調通路外にメ
インコンデンサを配置し、空調通路内にエバポレータと
サブコンデンサとを配置し、上流側より送られる空気を
常にエバポレータとサブコンデンサとに通過させるよう
にしたヒートポンプ式の車両用空調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ハイブリッド車や直接噴射式エンジンを
搭載した車などのようにエンジン廃熱を利用しても充分
な暖房能力が得られない場合、又は、電気自動車のよう
にエンジン廃熱をそもそも利用することができない場合
においては、如何に暖房能力を確保するかが課題とな
る。このため、従来においては、特開平5−22933
3号公報(以下、第1従来技術という)、特開平8−2
95117号公報(以下、第2従来技術という)、特開
平8−99526号公報(以下、第3従来技術という)
などに示されるヒートポンプ式の冷媒サイクルが考えら
れている。
【0003】これらは、いずれも、車室外にメインコン
デンサを配し、車室内にサブコンデンサとエバポレータ
とを配置し、冷房運転時にはメインコンデンサ、サブコ
ンデンサ、膨張弁、エバポレータ、コンプレッサの順で
冷媒を循環させ、除湿暖房運転時にはメインコンデンサ
をバイパスして、サブコンデンサ、膨張弁、エバポレー
タ、コンプレッサの順で冷媒を循環させる構成を備えて
おり、空調モードに拘わらず、高圧冷媒がサブコンデン
サを必ず流れることから、サブコンデンサが従来のヒー
タコアの代用として用いられ、サブコンデンサの上流側
にエアミックスドアを設け、サブコンデンサを通過する
空気量とこれをバイパスする空気量との割合をこのエア
ミックスドアで調節し、所望の空気温度を得るようにし
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
システムは、コンプレッサの仕事量が暖房能力を左右す
ることから、従来のエンジン廃熱を利用したヒータコア
に比べて十分な暖房能力を得にくく、暖房能力を確保す
るためには補助加熱用熱交換器を空調通路にさらに配置
する必要がある。
【0005】この補助加熱用熱交換器は、エンジンを搭
載している車両であれば、エンジン廃熱を用いるヒータ
コアであっても、エンジンを搭載していない車両であれ
ば、電気ヒータによって加熱された温水を循環させるヒ
ータであってもよいが、ユニットケースは、従来の車両
で用いられたものがそのまま流用されることから、上述
した従来技術のようにヒータユニットにサブコンデンサ
を配置すると、補助加熱用熱交換器の収納スペースをヒ
ータユニットに確保できなくなる不都合がある。
【0006】この不都合を解消するために本発明者は、
サブコンデンサをエアミックスダンパよりも上流側、即
ち、クーリングユニット内にエバポレータと前後して配
置し、これに伴い、サブコンデンサに常時冷媒が流れる
構成を改め、冷房運転時には冷媒をメインコンデンサか
ら膨張装置を介してエバポレータに導き、除湿暖房運転
時には冷媒をサブコンデンサから膨張装置を介してエバ
ポレータに導くようにしたシステムの開発に着手してい
る。
【0007】このようなシステムでは、上流から送られ
てくる空気が常にエバポレータのみならずサブコンデン
サをも通過し、車室内を暖房する除湿暖房運転時におい
てもエバポレータに冷媒が流れる構成となっている。こ
のため、エバポレータがフロストすると、エバポレータ
を通過する空気量が少なくなるので、サブコンデンサの
通過風量も少なくなり、車室内を暖房できなくなる不都
合がある。
【0008】そこで、この発明においては、空調通路外
にメインコンデンサを配置し、空調通路内にエバポレー
タとサブコンデンサとを配置し、しかも、上流からの空
気をエバポレータのみならずサブコンデンサに対しても
常に通過させるようなレイアウトとした新たな車両用空
調装置においても、エバポレータのフロスト判定及び対
処を適切に行えるようにすることを課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、この発明にかかる車両用空調装置は、次のシステム
構成と知見とを前提としている。
【0010】先ず、システム構成としては、冷媒を圧縮
するコンプレッサと、空調通路外に配されたメインコン
デンサと、空調通路内に配されたエバポレータ及びサブ
コンデンサとを有し、冷房運転時には、前記コンプレッ
サによって圧縮された冷媒を前記メインコンデンサから
膨張装置を介して前記エバポレータに導き、除湿暖房運
転時には、前記コンプレッサによって圧縮された冷媒を
前記サブコンデンサから膨張装置を介して前記エバポレ
ータに導くようにした冷媒サイクルを備え、上流から送
られてくる空気を常に前記エバポレータとサブコンデン
サとに通過させるようにした構成が前提となる。
【0011】次に、このようなシステム構成では、エバ
ポレータがフロストすると風が後方へ流れなくなるた
め、エバポレータ直後の温度(TEVAOUT)が上昇すると
共に、サブコンデンサが放熱しなくなって冷媒サイクル
の高圧側圧力(Pd) が著しく高まってしまうことが判
っている。このようなTEVAOUTやPdが高まる現象は、
エバポレータがフロストした場合だけに生じる現象では
なく、エバポレータがフロストしていない場合でも、サ
ブコンデンサの放熱量が不足すれば生じ得る(図2参
照)。したがって、単純にTEVAOUTやPdが高まった状
態を何らかの方法で知得し、その場合をエバポレータの
フロストした場合であると判定することはできない。ま
た、エバポレータのフロストの発生をTEVAOUTやPdが
高まった状態をもって判定できるとしても、フロストの
程度を推測できなければエバポレータのフロストを予防
する等の制御を行うことはできない。
【0012】本発明者の研究によれば、エバポレータが
フロストしてTEVAOUTやPdが高まる現象と、サブコン
デンサの放熱量が不足してTEVAOUTやPdが高まる現象
とでは、エバポレータにかかる負荷が異なることが判っ
ている。即ち、エバポレータを通過しようとする上流側
の空気温度(TEVAIN )が高い場合、即ち、エバポレー
タの負荷が大きい場合にTEVAOUTやPdが高まるのであ
れば、サブコンデンサを通過する空気の温度が高いため
に、サブコンデンサによる放熱が十分に行われない場合
といえる。これに対して、エバポレータを通過しようと
する空気の温度が低い場合、即ち、エバポレータの負荷
が小さい場合にTEVAOUTやPdが大きくなるのは、エバ
ポレータが冷え過ぎて凍結してしまう場合といえる。よ
って、エバポレータの負荷、即ち、TEVAIN の大きさか
らエバポレータのフロスト判定を行っていい環境である
かどうかを判別することができる。
【0013】また、エバポレータ直後の温度(TEVAOU
T)や冷媒サイクルの高圧側圧力(Pd)は、エバポレ
ータがフロストし始める初期の段階では、緩やかに上昇
し、凍結が進むにつれて急速に上昇してくる。このこと
から、エバポレータの上流側空気温度(TEVAIN )に対
するTEVAOUT値やPd値の上昇率をモニタリングすれ
ば、エバポレータのフロスト状況を知ることができ、こ
の上昇率の大きさに応じて冷媒サイクルを制御すれば、
エバポレータのフロストを未然に防ぐことができ、また
は、既にフロストした状態を解除することができる。
【0014】以上のシステム構成と知見から、エバポレ
ータのフロストに関する適切な制御を行なうために、請
求項1に係る発明は、冷媒を圧縮するコンプレッサと、
空調通路外に配されたメインコンデンサと、空調通路内
に配されたエバポレータ及びサブコンデンサとを有し、
冷房運転時には、前記コンプレッサによって圧縮された
冷媒を前記メインコンデンサから膨張装置を介して前記
エバポレータに導き、除湿暖房運転時には、前記コンプ
レッサによって圧縮された冷媒を前記サブコンデンサか
ら膨張装置を介して前記エバポレータに導くようにした
冷媒サイクルを備え、上流から送られてくる空気を常に
前記エバポレータとサブコンデンサとに通過させるよう
にした車両用空調装置において、前記エバポレータの上
流側の空気温度を知得する吸込み空気温度知得手段と、
前記吸込み空気温度知得手段によって知得された空気温
度が所定の温度よりも低いか否かを判定する判定手段と
を設け、前記空気温度が前記所定の温度よりも低い場合
に前記エバポレータのフロスト判定を可能とすることを
特徴としている。
【0015】ここで、フロスト判定の手法としては、エ
バポレータの直後の空気温度を知得するエバ直後空気温
度知得手段と、吸込み空気温度知得手段によって知得さ
れた空気温度の単位変化当たりに対するエバ直後空気温
度知得手段によって知得された空気温度の変化量を演算
する変化率演算手段とを設け、この変化率の大きさによ
ってエバポレータのフロスト状態を推定するものであっ
ても(請求項2)、冷媒サイクルの高圧ラインの圧力を
知得する高圧圧力知得手段と、吸込み空気温度知得手段
によって知得された空気温度の単位変化当たりに対する
高圧圧力知得手段によって知得された圧力の変化量を演
算する変化率演算手段とを設け、この変化率の大きさに
よってエバポレータのフロスト状態を推定するものであ
ってもよい(請求項3)。
【0016】いずれの手法を用いるにせよ、変化率が所
定値よりも小さい場合には、エバポレータのフロスト初
期の段階であるため、冷媒サイクルをエバポレータのフ
ロストの進行を防止する制御モードとし、変化率が所定
値以上である場合には、完全にフロストした状態又はそ
の直前の状態であるため、冷媒サイクルをエバポレータ
のフロストした状態を解除する制御モードとしてフロス
トの程度に応じて個々に対応することが望ましい(請求
項4)。
【0017】例えば、エバポレータのフロストの進行を
防止するための制御は、コンプレッサを断続運転するこ
とでフロストの進行を抑え、或いは、フロストの初期段
階を解除するとよい(請求項5)。また、エバポレータ
のフロストした状態を解除するための制御は、コンプレ
ッサを停止することで対処するとよい(請求項6)。
【0018】さらに、エバポレータのフロストに対して
この進行を防止する制御モード又はフロストした状態を
解除する制御モードが実行されている場合に、変化率が
小さくなれば冷媒サイクルを元の状態に復帰させるよう
にしてもよい(請求項7)。
【0019】したがって、空調通路外にメインコンデン
サを配置し、空調通路内にエバポレータとサブコンデン
サとを配置し、しかも、上流からの空気をエバポレータ
のみならずサブコンデンサに対しても常に通過させるよ
うな本システム独自の構成においても、このシステムに
合ったエバポレータのフロスト判定と対処が可能とな
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面により説明する。図1において、車両用空調装置は、
車室の前席側領域を空調するフロント側空調ユニット1
と、後席側領域を空調するリア側空調ユニット2とを車
室内に備えている。
【0021】フロント側空調ユニット1は、空調通路3
を構成する空調ダクト4が、例えば、ブロワユニット4
a、クーリングユニット4b、ヒータユニット4cをこ
の順で接続して構成されている。
【0022】最上流側のブロワユニット4aには、イン
テーク装置5が設けられ、内気入口6と外気入口7との
開口割合がインテークドア8によって調整されるように
なっている。また、ブロワユニット4aには、内気入口
6と外気入口7とに臨む例えばシロッコファンからなる
送風機9が収納されており、この送風機9の回転により
吸引された空気は、空調ダクト4の下流側へ圧送される
ようになっている。
【0023】送風機9の下流側には、第1のエバポレー
タ10、サブコンデンサ11、第1の温水式ヒータ12
が配置されており、第1のエバポレータ10及びサブコ
ンデンサ11は、通風方向で相前後してクーリングユニ
ット4bに収納され、サブコンデンサ11は、第1のエ
バポレータ10の下流側に並設されている。また、第1
のエバポレータ10とサブコンデンサ11とのそれぞれ
は、通路断面全体を遮るように設けられ、送風機9から
送られてくる空気を全て通過するようになっている。
【0024】第1の温水式ヒータ12は、補助加熱用熱
交換器として用いられるもので、クーリングユニット4
bに続いて接続されたヒータユニット4cに収納されて
おり、この第1の温水式ヒータ12は、ユニット内の一
部を2分してなる一方の通路上を遮るように設けられて
いる。第1の温水式ヒータ12より上流側には、この温
水式ヒータ12が配された一方の通路上を流れる空気
と、他方の通路上を流れる空気との割合を調節するエア
ミックスドア13が設けられている。ここで、エアミッ
クスドア13の開度は、第1の温水式ヒータ12の通風
割合を最小とする開度を0%(図中の実線で示す位
置)、最大とする開度を100%(図中の一点鎖線で示
す位置)とし、通常の構成においては、開度0%で第1
の温水式ヒータ12への通風量がなくなり、上流から送
られる空気のすべてが第1の温水式ヒータ12をバイパ
スし、開度100%で上流から送られる空気の全てが第
1の温水式ヒータ12を通過する構成となっている。
【0025】そして、空調ダクト4の最下流側は、デフ
ロスト吹出口14、ベント吹出口15、およびヒート吹
出口16に分かれて車室の前席側空間に開口し、その分
かれた部分にモードドア17a,17b,17cが設け
られ、このモードドアを操作することにより吹出モード
が切り換えられるようになっている。
【0026】また、リア側空調ユニット2は、図示しな
いリア側の送風機によって内気のみを空調ダクト内20
に吸引し、下流側へ圧送するようになっている。この送
風機の下流側には、第2のエバポレータ21と第2の温
水式ヒータ22とが配置されており、これら第2のエバ
ポレータ21と第2の温水式ヒータ22とは、空調ダク
ト20内の通路断面全体を遮るように設けられ、第2の
温水式ヒータ22は、第2のエバポレータ21の下流側
に並設されている。したがって、リア側空調ユニット2
にあっては、導入された空気の全てが第2のエバポレー
タ21を通過し、その後第2の後温水式ヒータ22を通
過して後席側空間へ供給される。
【0027】前記第1のエバポレータ10の冷媒流出側
はコンプレッサ23の吸入側に配管接続され、このコン
プレッサ23の吐出側は2系統に分岐し、一方が第1の
電磁弁24を介して車室外に設けられたメインコンデン
サ25の冷媒流入側に接続され、このメインコンデンサ
25の冷媒流出側は、リキッドタンク26、順方向への
冷媒の流れのみを許す逆止弁27、及び第1の膨張弁2
8を介して第1のエバポレータ10の冷媒流入側に接続
されている。
【0028】また、分岐された他方は、第2の電磁弁2
9を介してサブコンデンサ11の冷媒流入側に接続さ
れ、このサブコンデンサ11の冷媒流出側は、オリフィ
ス30を介して第1のエバポレータ10の冷媒流入側、
即ち、第1のエバポレータ10と第1の膨張弁28との
間に接続されている。前記オリフィス30は、配管途中
の流路面積を絞って形成されるものであっても、オリフ
ィス板を管路内に挿入して形成するものであっても、オ
リフィスが形成されたブロックを配管途中に介在させる
ものであってもよい。本発明にかかる膨張装置は、この
オリフィス30と前記第1の膨張弁28とによって構成
されている。
【0029】尚、リキッドタンク26は、車室外(エン
ジンルーム)に配置され、第1の膨張弁28及びオリフ
ィス30は、クーリングユニット4b内に配置されてい
る。
【0030】さらに、メインコンデンサ25の冷媒流出
側とコンプレッサ23の吸入側との間には、リキッドタ
ンク26、逆止弁27、第1の膨張弁28、及び第1の
エバポレータ10をバイパスする迂回通路31が設けら
れ、この迂回通路31が第3の電磁弁32によって開閉
されるようになっている。
【0031】前記リキッドタンク26の冷媒流出側、即
ち、リキッドタンク26と逆止弁27との間は、第4の
電磁弁33を介してリア側空調ユニット2内に配された
第2の膨張弁34に接続され、この第2の膨張弁34を
介して同リア側空調ユニット内に配された第2のエバポ
レータ21に接続されている。この第2のエバポレータ
21の冷媒流出側は、コンプレッサ23の吸入側に接続
されている。
【0032】温水式ヒータ12,22は、温水を熱源と
して通過空気を加熱する熱交換器で、車室内外を仕切る
ダッシュパネル35を介して温水を流通する配管が引き
出され、車室外に配された温水加熱装置36に接続され
ている。この温水加熱装置36は、シーズ型ヒータなど
の電気ヒータ37によって加熱された温水をポンプ38
により温水式ヒータ12,22に循環させるもので、電
気ヒータ37とポンプ38への通電が行われると、温水
式ヒータ12,22に温水を供給するようになってお
り、電気ヒータ37とポンプ38への通電が停止される
と、温水式ヒータ12,22への温水の供給が停止され
る。
【0033】尚、温水加熱装置36は、エンジンを搭載
した車両であれば、エンジンの冷却水を温水式ヒータ1
2,22に循環させる構成で代用してもよい。また、温
水加熱装置36に蓄熱タンクを接続し、温水加熱装置3
6によって加熱された温水の熱を蓄熱タンクに蓄積して
おき、空調装置が一旦止められて再起動するような場合
に、初期の段階から温度の高い温水を利用できるように
し、もって即暖性の向上を図るようにしてもよい。
【0034】40は、第1のエバポレータ10の上流側
近傍に設けられてこのエバポレータ10を通過しようと
する空気温度を測定する吸込み空気温度センサであり、
41は、第1のエバポレータ10の下流側近傍に設けら
れてこのエバポレータ10を通過した直後の空気温度を
測定するエバ直後温度センサであり、これらセンサから
の信号は、他のセンサや設定器からの信号と共に制御部
45に入力される。
【0035】制御部45は、図示しない中央演算処理装
置(CPU)、読出専用メモリ(ROM)、ランダムア
クセスメモリ(RAM)、入出力ポート(I/O)等を
備えると共に、送風機9の回転制御、インテーク装置5
の駆動制御、コンプレッサ23の駆動制御、第1乃至第
4の電磁弁24,29,32,33や、温水加熱装置3
6、エアミックスドア13を制御する駆動回路等を有し
て構成され、ROMに与えられた所定のプログラムにし
たがって各種入力信号を処理し、送風能力の切り替え、
吸入モードの切り替え、コンプレッサ23の稼動・停止
(ON/OFF)、第1乃至第4の電磁弁24,29,
32,33の開閉、電気ヒータ37やポンプ38への通
電の有無、ファン速度、インテークドア8の開度、エア
ミックスドア13の開度等が制御されるようになってい
る。
【0036】上記構成において、冷房運転時において
は、表1に示すように、第1の電磁弁24を開、第2の
電磁弁29を閉、第3の電磁弁32を閉、第4の電磁弁
33を開とする。この際、電気ヒータ37とポンプ38
への通電は停止され、エアミックスドア13の開度は0
%となって第1の温水式ヒータ12への通風はなくな
る。
【0037】
【表1】
【0038】すると、コンプレッサ23から吐出した冷
媒は、サブコンデンサ11には供給されず、直接メイン
コンデンサ25に入る。その後、リキッドタンク26に
入って気液分離され、しかる後に逆止弁27を介して第
1の膨張弁28に入り、ここで減圧されて第1のエバポ
レータ10に入る。そして、第1のエバポレータ10に
流入された冷媒は、空調ダクト4内の空気から吸熱し、
しかる後にコンプレッサ23に戻される。この際、第1
のエバポレータ10の冷媒流入側は、オリフィス30を
介してサブコンデンサ11に接続されているが、第2の
電磁弁29は閉じられているので、オリフィス30を介
してサブコンデンサ11へ流入する冷媒は殆どなく、第
1のエバポレータ10による冷房能力に影響はない。
【0039】よって、第1のエバポレータ10を通過し
た空気はすべてサブコンデンサ11を通過する構成にな
ってはいるが、サブコンデンサ11による熱交換はな
く、送風機9の駆動によって空調ダクト2内に吸引され
る空気は、第1のエバポレータ10で冷却され、サブコ
ンデンサ11で熱交換されることなく車室へ供給され、
車室の前席側空間を冷却する。
【0040】それと同時に、リキッドタンク26で気液
分離された高圧冷媒は、第2の膨張弁34に入り、ここ
で減圧されて第2のエバポレータ21に入り、ここを通
過する空気を冷却する。よって、図示しないリア側の送
風機の駆動によって空調ダクト20内に吸引される空気
は、第2のエバポレータ21で冷却され、第2の温水式
ヒータ22で熱交換されることなく車室へ供給され、車
室の後席側空間を冷却する。
【0041】これに対して、除湿暖房運転時において
は、表1に示されるように、第1の電磁弁24を閉、第
2の電磁弁29を開、第3の電磁弁32を閉、第4の電
磁弁33を閉とし、エアミックスドア13を、第1の温
水式ヒータ12への通風量が大きくなる位置、特に、車
室内温度が非常に低い場合や即暖性を要する場合には、
第1の温水式ヒータ12への通風量が最大(100%)
となる位置に設定する。また、電気ヒータ37とポンプ
38への通電を開始し、フロント側空調ユニット1とリ
ア側空調ユニット2のそれぞれの温水式ヒータ12,2
2に温水を供給する。
【0042】すると、コンプレッサ23から吐出した冷
媒は、今度はメインコンデンサ25には供給されず、サ
ブコンデンサ11に供給されて空調ダクト4内の空気と
熱交換し、この空気を加熱する。その後、冷媒は、オリ
フィス30で減圧され、しかる後に第1のエバポレータ
10に入ってここを通過する空気から吸熱し、しかる後
にコンプレッサ23に戻される。
【0043】第1のエバポレータ10での吸熱量とサブ
コンデンサ11での放熱量とのバランスは、コンプレッ
サ23の仕事分だけ放熱量が多いことから、空調ダクト
4内に吸引される空気は、第1のエバポレータ10で冷
却除湿されるものの、サブコンデンサ11によってエバ
ポレータ10で冷却された以上に加熱され、全体として
除湿された温かい空気となる。その後、サブコンデンサ
11で暖められた空気は、第1の温水式ヒータ12を通
過することによってさらに加熱され、車室の前席側空間
に供給される。
【0044】また、リア側空調ユニット2にあっては、
メインコンデンサ25に冷媒が流れないことから、第2
のエバポレータ21にも冷媒は流れず、ここを通過する
空気は冷却されず、第2の温水式ヒータ22によって加
熱された後に車室の後席側空間に供給される。
【0045】尚、除湿暖房運転が行われている場合に
は、メインコンデンサ25への冷媒の流通がなくなるた
め、このメインコンデンサ25に冷媒が寝込むことが予
想される。第3の電磁弁32は、このような寝込み冷媒
を回収する際に開かれるようになっている。また、本構
成例では、メインコンデンサ25からエバポレータ10
に至る経路上の膨張装置を第1の膨張弁28によって構
成し、サブコンデンサ11からエバポレータ10に至る
経路上の膨張装置を第1の膨張弁28とは異なるオリフ
ィス30によって構成しているが、共通の膨張装置を通
すようにしてもよい。
【0046】上述したシステムにおいては、クーリング
ユニット内にエバポレータ10とサブコンデンサ11と
が前後して配置され、インテーク装置を介して導入され
る空気がエバポレータ10とサブコンデンサ11との両
方を通過することから、冷媒サイクルの圧力バランスは
エバポレータ10とサブコンデンサ11との両方からの
影響を同時に受ける。特に、この冷媒サイクルでは、エ
バポレータ10がフロストした場合には、空気がエバポ
レータ10を通過しにくくなるため、サブコンデンサ1
1が放熱しにくくなってPd値が上昇する。また、エバ
ポレータ10が凍結していない場合でも、エバポレータ
10の吸込み空気温度(TEVAIN )が高い場合にはサブ
コンデンサ11の放熱量が不足してPd値が大きくな
る。
【0047】さらに、エバポレータ直後の空気温度(T
EVAOUT)も、エバポレータ10がフロストした場合に
は、TEVAIN が低くい場合でも空気がエバポレータを通
過しにくくなるので上昇し、また、エバポレータの吸込
み空気温度(TEVAIN )が高くなるほどTEVAOUTも上昇
してくる。
【0048】そこで、本構成例においては、図2に示さ
れるように、エバポレータの吸込み空気温度(TEVAIN
)が予め設定された所定の温度(A)を境にしてそれ
よりも低くなる場合をフロスト判定の対象領域としてお
くことで、Pd値やTEVAOUT値の上昇がフロスト以外の
原因による場合を排除するようにしている。
【0049】ところで、エバポレータ10がフロストの
初期においては、TEVAIN の単位変化当たりのPdやT
EVAOUTの変化量、即ち、図2の特性線の傾きは小さく、
フロストが進むにつれてこの傾きは大きくなる傾向にあ
る。このことから、図2の特性線の傾きに応じて個々に
対応した制御を行なえば、フロストを防止でき、又は、
除去することが可能となる。
【0050】即ち、傾きが十分に小さい場合には、冷媒
サイクルのコンプレッサを連続運転してもエバポレータ
のフロストの恐れはないが、ある程度傾きが大きい場合
には、エバポレータの全面凍結の恐れもあることからコ
ンプレッサを断続してフロストの進行を抑え、或いは、
進行していたフロスト状態を回避する。傾きが十分に大
きくなった場合には、エバポレータが全面凍結したよう
な状態とみることができるので、この場合には、コンプ
レッサを停止して、凍結状態をいち早く解除する。
【0051】図3において、これを実現する具体的な制
御動作例がフローチャートとして示されており、以下、
このフローチャートに基づいて説明すると、先ず、ステ
ップ50において、吸込み空気温度センサ40によって
検出された吸込み空気温度(TEVAIN )、エバ直後温度
センサ41によって検出されたエバポレータ直後の空気
温度(TEVAIN )等の各種センサからの信号を制御部4
5に取り込む。冷媒サイクルのPd値も圧力センサによ
って検出することで知得してもよいが、演算によって知
得してもよい。
【0052】次のステップ52においては、吸込み空気
温度(TEVAIN )が所定温度(A)よりも小さいかどう
か、即ち、エバポレータ10のフロストを判定する対象
領域であるか否かを判定する。
【0053】もし、吸込み空気温度(TEVAIN )がA以
上の領域である場合には、Pd値やTEVAOUT値が上昇し
たとしても、エバポレータのフロストに起因するもので
はないと言えるため、ステップ54以下のフロスト制御
を行なわない。この場合には、サブコンデンサの放熱量
不足に起因しているため、例えば、インテーク開度を外
気導入割合が大きくなるように変更したり、ファン速度
を大きくしたり、コンプレッサを停止することで対処す
る。
【0054】これに対して、TEVAIN がAよりも低い場
合には、エバポレータ10のフロスト判定を行うことが
できる対象領域であるため、Pd値やTEVAOUT値が上昇
した場合は、エバポレータのフロストに起因していると
みなすことができる。そこで、ステップ54において、
TEVAIN の単位変化当たりのTEVAOUTの変化量又はPd
の変化量をKとして求め、この変化率(K)の大きさか
らフロスト状況に見合った制御を行なう。
【0055】即ち、変化率(K)がフロストしていない
と判断できる判定値B1よりも小さい場合であれば、フ
ロストの防止や解除に必要な制御は不要であることか
ら、コンプレッサを連続運転させる(ステップ56,5
8)。
【0056】また、変化率(K)が判定値B1以上であ
るが、フロストの初期の段階であると判断できる判定値
B2よりも小さい場合には、フロスト状態の進行を避
け、或いは、フロストの初期状態を回避するためにコン
プレッサを断続運転させる(ステップ56,60)。こ
の断続運転は、コンプレッサの稼動時間(t1)と停止
時間(t2)とを予め決められた固定値としても、Kの
大きさに応じて可変させるようにしてもよい。
【0057】さらに、変化率(K)が判定値B2以上で
あれば、もはやフロストの進行が大幅に進んでいるた
め、緊急避難的にコンプレッサを停止し、エバポレータ
10のフロストした状態を持続しないようにする(ステ
ップ56,62)。
【0058】以上の制御は繰り返し実行されるため、フ
ロストが初期の段階でコンプレッサが断続運転されてい
る場合や、フロストの末期の段階でコンプレッサが停止
している場合に、フロスト状態が改善され、ステップ5
4で示される変化率(K)が小さくなれば、その時点で
のKの値に応じたコンプレッサ制御に移行する。例え
ば、コンプレッサが停止してエバポレータ10のフロス
トが解消され、KがB1よりも小さくなったとすれば、
コンプレッサが再び連続運転を開始し、冷媒サイクルが
復帰される。
【0059】従って、上述の制御によれば、エバポレー
タ10のフロスト状態をサブコンデンサ11の放熱量不
足による現象と区別することができ、しかも、フロスト
の程度に応じてコンプレッサを制御することで、全面凍
結状態を予防したり、仮に全面凍結した場合において
も、これを速やかに解除することができる。
【0060】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
空調通路外にメインコンデンサを配し、空調通路内にエ
バポレータ及びサブコンデンサを配し、冷房運転時に
は、冷媒をメインコンデンサから膨張装置を介してエバ
ポレータに導き、除湿暖房運転時には、冷媒をサブコン
デンサから膨張装置を介してエバポレータに導き、上流
側から送られる空気をエバポレータとサブコンデンサと
に常に通過させるようにしたシステム構成において、エ
バポレータの上流側の空気温度が所定の温度よりも低い
場合にのみエバポレータのフロスト判定を行なうように
したので、エバポレータ直後の温度や冷媒サイクルの高
圧側圧力の上昇する場合が、サブコンデンサの放熱量不
足に起因するものであるのか、エバポレータのフロスト
に起因するものであるのかを区別することができる。
【0061】また、エバポレータ上流側の空気温度の単
位変化当たりのエバポレータ直後の空気温度変化量、又
は、エバポレータ上流側の空気温度の単位変化当たりの
冷媒サイクルの高圧圧力変化量からエバポレータのフロ
スト状態を判定するようにしたので、エバポレータのフ
ロストが初期段階であるのか完全にフロストした状態で
あるのかを判別することができる。
【0062】どちらの変化率を用いてフロスト状態を判
別するにせよ、変化率が所定値よりも小さい場合にエバ
ポレータのフロストの進行を防止するための制御モード
とし、変化率が所定値以上である場合にエバポレータの
フロスト状態を解除するための制御モードとすること
で、フロストの程度に応じた対応が可能になる。例え
ば、エバポレータのフロストの進行を防止する制御とし
ては、コンプレッサを断続運転させることでフロストの
進行を抑え、或いは、フロストの初期段階を解除するこ
とができる。また、エバポレータのフロストした状態を
解除する制御としてコンプレッサを停止させることで、
それ以上の事態の悪化を抑えると共に、フロストした状
態の継続を避けることができる。
【0063】さらに、エバポレータのフロストに対処す
る制御モードが実行されていても、変化率が小さくなっ
た場合に冷媒サイクルを元の状態に復帰させるようにす
れば、フロスト制御を解除して他の制御へ移行させるこ
とも可能となり、システムの連続自動運転が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る車両用空調装置の全体の
構成例を示す図である。
【図2】図2は、本発明に係る車両用空調装置の冷媒サ
イクルの高圧側圧力(Pd)又はエバポレータ直後の温
度(TEVAOUT)と、エバポレータの上流側空気温度(T
EVAIN )との関係を示す特性線図である。
【図3】図3は、本発明に係る車両用空調装置のフロス
ト制御を示すフローチャートである。
【符号の説明】
3 空調通路 10 第1のエバポレータ 11 サブコンデンサ 12 第1の温水式ヒータ 21 第2のエバポレータ 22 第2の温水式ヒータ 23 コンプレッサ 25 メインコンデンサ 28 第1の膨張弁 30 オリフィス 34 第2の膨張弁 40 吸込み空気温度センサ 41 エバ直後温度センサ 45 制御部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷媒を圧縮するコンプレッサと、空調通
    路外に配されたメインコンデンサと、空調通路内に配さ
    れたエバポレータ及びサブコンデンサとを有し、冷房運
    転時には、前記コンプレッサによって圧縮された冷媒を
    前記メインコンデンサから膨張装置を介して前記エバポ
    レータに導き、除湿暖房運転時には、前記コンプレッサ
    によって圧縮された冷媒を前記サブコンデンサから膨張
    装置を介して前記エバポレータに導くようにした冷媒サ
    イクルを備え、上流から送られてくる空気を常に前記エ
    バポレータとサブコンデンサとに通過させるようにした
    車両用空調装置において、 前記エバポレータの上流側の空気温度を知得する吸込み
    空気温度知得手段と、 前記吸込み空気温度知得手段によって知得された空気温
    度が所定の温度よりも低いか否かを判定する判定手段と
    を設け、 前記空気温度が前記所定の温度よりも低い場合に前記エ
    バポレータのフロスト判定を可能とすることを特徴とす
    る車両用空調装置。
  2. 【請求項2】 前記エバポレータの直後の空気温度を知
    得するエバ直後空気温度知得手段と、 前記吸込み空気温度知得手段によって知得された空気温
    度の単位変化当たりに対する前記エバ直後空気温度知得
    手段によって知得された空気温度の変化量を演算する変
    化率演算手段とを設け、 この変化率演算手段によって演算された変化率の大きさ
    によって前記エバポレータのフロスト状態を推定するこ
    とを特徴とする請求項1記載の車両用空調装置。
  3. 【請求項3】 前記冷媒サイクルの高圧ラインの圧力を
    知得する高圧圧力知得手段と、 前記吸込み空気温度知得手段によって知得された空気温
    度の単位変化当たりに対する前記高圧圧力知得手段によ
    って知得された圧力の変化量を演算する変化率演算手段
    とを設け、 この変化率演算手段によって演算された変化率の大きさ
    によって前記エバポレータのフロスト状態を推定するこ
    とを特徴とする請求項1記載の車両用空調装置。
  4. 【請求項4】 前記変化率が所定値よりも小さい場合に
    は、前記冷媒サイクルを前記エバポレータのフロストの
    進行を防止する制御モードとし、前記変化率が所定値以
    上である場合には、前記冷媒サイクルを前記エバポレー
    タのフロストした状態を解除する制御モードとする請求
    項2又は3記載の車両用空調装置。
  5. 【請求項5】 前記エバポレータのフロストの進行を防
    止する制御は、前記コンプレッサを断続運転する制御で
    ある請求項4記載の車両用空調装置。
  6. 【請求項6】 前記エバポレータのフロストした状態を
    解除する制御は、前記コンプレッサを停止する制御であ
    る請求項4記載の車両用空調装置。
  7. 【請求項7】 前記エバポレータのフロストに対する前
    記制御モードが実行されている場合に、前記変化率が小
    さくなった場合に前記冷媒サイクルを復帰させる請求項
    4記載の車両用空調装置。
JP15452398A 1998-06-03 1998-06-03 車両用空調装置 Pending JPH11342735A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001015922A1 (fr) * 1999-08-27 2001-03-08 Zexel Valeo Climate Control Corporation Climatiseur pour vehicule
JP2003291635A (ja) * 2002-04-02 2003-10-15 Denso Corp 空調装置

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WO2001015922A1 (fr) * 1999-08-27 2001-03-08 Zexel Valeo Climate Control Corporation Climatiseur pour vehicule
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