JPH11341206A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH11341206A
JPH11341206A JP10143082A JP14308298A JPH11341206A JP H11341206 A JPH11341206 A JP H11341206A JP 10143082 A JP10143082 A JP 10143082A JP 14308298 A JP14308298 A JP 14308298A JP H11341206 A JPH11341206 A JP H11341206A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ファクシミリ装置のメイン下ケース内に収納
するNCU基板14が熱により劣化しないようにする。 【解決手段】 ファクシミリ装置のメイン下ケースにお
ける後面壁1cと上面壁1eと底カバー10とで囲まれ
た収納空間78内で、金属板製の支持板14aが、底カ
バー10の後端寄り部位の左側にビス79を介して電気
的に接続されて立設し、且つ上端が上面壁1eにビス8
0にて固定されている。支持板14aの片面に縦状に固
定されたNCU基板14の部品側が後面壁1cと対面す
るように配置される一方、その近傍の底カバー10上面
側に低圧電源基板12がビス等により固定配置されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装置
に係り、より詳しくは、電話回線のためのNCU(ネッ
トワーク コントロール ユニット)基板の配置構造に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、ファクシミリ装置には、原稿
読取部と、他のファクシミリ装置から送られてきたファ
クシミリデータを用紙に記録するための記録部と、前記
記録部に用紙を供給する給紙部と、他のファクシミリ装
置と電話回線を介して通信するためのNCU基板とを備
えているのが通常である。そして、特開平10−207
38号公報等に開示されているように、本体ケースの底
側に、制御基板、低圧電源基板、NCU基板等を配置す
ることが開示されている。この場合、全ての基板を本体
ケースの底面を覆うための底カバーとほぼ平行状に寝か
せて配置すると、必要面積が大きくなり、ファクシミリ
装置の小型化が図れないという不都合や、モジュラージ
ャックとの接続のためのコネクタの配置関係等から、N
CU基板を立てた状態にして固定するものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、低圧電
源基板では他の回路基板に比べて発熱量が大きいから、
その近くの上側にNCU基板を配置すると、前記の熱に
より、NCU基板上の電子部品が劣化し易くなるので、
その対策として、耐熱性を有する高価な電子部品を使用
することになり、製造コストが高くなるという問題があ
った。
【0004】また、前記底カバーの端部を上方向に折り
曲げて本体ケースの内面に沿わせるようにした上向き片
に前記NCU基板をその部品面が本体ケースの内側に向
くように固定した場合には、本体ケースの縦壁面に通気
孔を穿設しても、前記上向き片が邪魔になり、NCU基
板の部品部分の冷却効果がきわめて悪いという問題があ
った。
【0005】本発明は、これらの問題を解決するために
なされたものであり、NCU基板の部品に対する冷却効
果が高いファクシミリ装置を提供することを目的とする
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、請求項1に記載した発明のファクシミリ装置は、原
稿読取部と、記録部と、前記記録部に用紙を供給する給
紙部と、電話回線のためのNCU基板とを備えてなるフ
ァクシミリ装置において、その本体ケース内にて底カバ
ー上に電源基板を寝かせて配置する一方、本体ケースの
縦方向の壁面に穿設された通気孔に部品面を対面させて
立設すべきNCU基板を、前記電源基板からの放熱を遮
断するように配置した支持板に取付けたものである。
【0007】また、請求項2に記載の発明のファクシミ
リ装置は、請求項1に記載のファクシミリ装置におい
て、前記支持板を金属板にて形成し、該支持板の少なく
とも一部を同じく金属製の底カバーに連結させて立設さ
せたものである。そして、請求項3に記載の発明のファ
クシミリ装置は、請求項1または請求項2に記載のファ
クシミリ装置において、本体ケースの後面の一部に窓孔
を穿設し、該窓孔をサブカバーにて開閉可能に構成する
一方、前記底カバーの上面には、前記窓孔に近い部位に
制御基板を固定し、前記窓孔の側方の本体ケースの後面
とほぼ平行状に前記NCU基板を前記支持板を介して立
設させたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明を具体化した実施形
態を図面に基づいて説明する。図1は本発明を適用する
電子機器の一例としてのファクシミリ装置の主要構成部
品の斜視図、図2はファクシミリ装置の概略側断面図、
図3はファクシミリ装置の一部切欠き平面図、図4は本
体ケース内の制御基板、NCU基板、冷却用フアン、ス
ピーカ等の配置を示す平面図、図7はNCU基板の装着
状態を示す側断面図である。
【0009】ファクシミリ装置1の本体ケースは、図1
に示すように、スキャナユニット2、プロセスユニット
3及び定着ユニット4からなる記録部としての記録ユニ
ットと、画像を形成するための用紙Pを供給するための
給紙部としての給紙ユニット5とを上側から装着する合
成樹脂製のメイン下ケース1aと、該メイン下ケース1
aの上側を覆い、前方を大きく上下回動できるように、
メイン下ケース1aの側部後部位に枢着された合成樹脂
製の上ケース1bとからなり、該上ケース1bの上面に
は、原稿読取部としての原稿読取ユニット6及び原稿送
り台7を載置でき、原稿読取りユニット6の上側を、操
作パネル8にて着脱自在に覆うように構成されている。
【0010】そして、プロセスユニット3、定着ユニッ
ト4及び、給紙ユニット5に動力伝達するための駆動モ
ータとギヤ列とを含む駆動系ユニット9は、メイン下ケ
ース1aの左側の収納凹所(図示せず)内に装着固定さ
れる。そして、メイン下ケース1aの後面部の一側(実
施例では右寄り部位)には、図2、図4、図6(a)、
図6(b)及び図8に示すように、当該メイン下ケース
1aの後面壁1c下端縁から適宜上下寸法の下連設片部
1dより上側にて後面と上面にわたって窓孔59が穿設
されている。この窓孔59を側面視逆L字状のサブカバ
ー62にて着脱自在に開口できるように構成されてい
る。
【0011】さらに、前記メイン下ケース1aの下面を
覆う金属板製の底カバー10の上側には、制御基板1
1、低圧電源基板12、高圧電源基板13、電話回線を
介して他の電話装置やファクシミリ装置との間で会話や
ファクシミリデータの送受信を可能にするためのNCU
(ネットワークコントロールユニット)基板14等が配
置されている。即ち、図4に示すように、平面視におい
て、底カバー10の上面には、その前側右寄り部位にプ
ロセスユニット3の帯電器28等に対する高圧電源基板
13が配置されている。
【0012】そして、図2、図7及び図8に示すよう
に、前記給紙ユニット5の下端部が載置されるメイン下
ケース1aの上面壁1eと後面壁1cとプロセスユニッ
ト3の後端に対面する仕切り壁面1fと前記底カバー1
0とで囲まれる空間を、前記制御基板11、低圧電源基
板12、NCU基板14及び、増設用の電子部品として
の増設RAM(随時読み書き可能メモリ)ボード60や
LAN(ローカル エリア ネットワーク)ボード61
等のオプショナルボード収納できる収納空間78とす
る。なお、底カバー10の上面のうち、前記窓孔59に
近い部位(実施例では後部右端寄り部位)に、制御基板
11がビス等にて固定配置されている。また、この制御
基板11とパーソナルコンピュータ等の外部装置(図示
せず)とを接続するケーブル75のためのコネクタ76
の支持部(基部)が前記底カバー10の後端から立ち上
がった上向き片10aと前記メイン下ケース1aの下連
設片部1cとにビス77にて共締めされている(図6
(a)、図6(b)及び図8参照)。
【0013】図7に示すように、前記メイン下ケース1
aの窓孔59より左側の収納空間78内において、底カ
バー10の後端寄り部位の左側にビス79を介して電気
的に接続されて立設し、且つ上端が上面壁1eにビス8
0にて磁界遮蔽のための仕切り板兼用の金属板製の支持
板14aが固定されている。そして、前記支持板14a
の片面に固定されるNCU基板14の部品側がメイン下
ケース1aの後面壁1cと対面するように縦状に配置さ
れる。NCU基板14の近傍の底カバー10上面側に低
圧電源基板12がビス等により固定配置されている。従
って、低圧電源基板12側から発生した熱は前記支持板
14aに遮られ、直接NCU基板14の部品面に当たら
ないようになっている。
【0014】また、前記メイン下ケース1aの後面壁1
c及び上面壁1eに多数穿設された通気孔50a,50
bを通る空気により、前記低圧電源基板12からの放熱
を効率良く機外に排出できると共に、NCU基板14の
部品面を効率良く冷却することができる。さらに、前記
金属板製の底カバー10に対して金属板製の支持板14
aを介してNCU基板14のグラウンド部が電気的に接
続されているから、グラウンド(接地)することと、N
CU基板14を強固に取付けることとを同時に達成する
ことができるのである。
【0015】なお、窓孔59の左端側の内側に立設した
仕切り板81のため、窓孔59から収納空間78内に作
業者が手を入れるとき、不用意にNCU基板14と低圧
電源基板12と接触しないように構成されている。NC
U基板14に設けたモジュラーコネクタ82は、メイン
下ケース1aの側面に露出させ、電話回線用のモジュラ
ージャック(図示せず)が接続されるようになってい
る。
【0016】この構成において、前記増設RAMボード
60やLANボード61等のオプショナルボードを増設
するときには、前記窓孔59を塞いでいるサブカバー6
2を取り外し(図6(b)参照)、収納空間78内に入
れる。大きい形状のLANボード61を取付けするため
には、上向き片10a等に予めビス止めされて前記窓孔
59の下縁近傍を塞いだ金属板製のコネクタ部用予備カ
バー84を除去した後、LANボード61の下面に突出
する雄コネクタ83aを制御基板11の上面に突設した
雌コネクタ83bに差し込み固定する一方、LANボー
ド61の後面に突設したコネクタ85の基部は、前述と
同様にして前記底カバー10の後端から立ち上がった上
向き片10aと前記メイン下ケース1aの下連設片部1
cとにビス(図示せず)にて共締めするのである(図2
及び図8参照)。これにより、金属板製の底カバー10
に対してLANボード61のグラウンド部が電気的に接
続されてグラウンド(接地)することと、LANボード
61を強固に取付けることとを同時に達成することがで
きるのである。
【0017】小さい形状の増設RAMボード60は、図
4に示すように、前記制御基板11の上面に突設したコ
ネクタ86を介して取付ければ良いのである。次に、記
録ユニット等の構成について説明する。給紙ユニット5
のフィダー部ケース5a内に積層された状態でセットさ
れた用紙Pの先端側は、フィダー部ケース5a内の付勢
ばね15a付き支持板15にて給紙ローラ16に向かっ
て押圧され、上記駆動系ユニット9から動力伝達されて
回転する給紙ローラ16と分離パッド17とによって1
枚ずつ分離される。分離された用紙Pは、上下一対のレ
ジストローラ18,19にてプロセスユニット3の上部
側に給送され、このプロセスユニット3で表面にトナー
により画像を形成された用紙Pは、定着ユニット4の加
熱ローラ21と押圧ローラ22とにて画像を固定された
後、排紙口20から外に排出され、図示しない排紙トレ
イの上に排出される。
【0018】上面開放箱体状のメイン下ケース1aの平
面視ほぼ中央部に配置するプロセスユニット3の下方の
部位には、スキャナユニット2が前記メイン下ケース1
aの底板部の上面側に一体的に形成したステー部にビス
等にて固定される。露光ユニットとしてのスキャナユニ
ット2には、図2に示すように、合成樹脂製の上支持板
2aの下面側に、レーザ発光部、ポリゴンミラー23、
レンズ24、反射鏡25等を配置し、前記上支持板2a
に感光体ドラム26の軸線に沿って延びるように穿設さ
れた横長スキャナ孔を覆う硝子板を通過してプロセスユ
ニット3における感光体ドラム26の外周面にレーザー
ビームを照射して露光するように構成されている。
【0019】前記プロセスユニット3は、前記感光体ド
ラム26とその上面に当接して回転する転写ローラ2
7、感光体ドラム26の下方に配置したスコロトロン型
等の帯電器28、給紙方向において感光体ドラム26よ
りも上流側に配置した現像ローラ29及び供給ローラ3
0を有する現像装置、さらにその上流側に配置した現像
剤(トナー)供給部すなわち着脱可能なトナーカートリ
ッジ31、また感光体ドラム26よりも下流側に配置し
たクリーニング装置32等から成っている。感光体ドラ
ム26の外周面は、帯電器28にて形成された帯電層に
前記スキャナユニット2からレーザービームを走査する
ことによって静電潜像が形成される。前記トナーカート
リッジ31内の現像剤(トナー)は、攪拌体(図示せ
ず)にて攪拌されて放出されたのち、供給ローラ30を
介して現像ローラ29の外周面に担持され、ブレードに
よってトナー層厚さが規制される。感光体ドラム26の
静電潜像は、現像ローラ29から現像剤が付着すること
によって顕像化され、転写ローラ27と感光体ドラム2
6の間を通る用紙Pに転写される。そして感光体ドラム
26上に残った現像剤はクリーニング装置32で回収さ
れる。
【0020】このプロセスユニット3は、合成樹脂製の
ケースに組み込むことにてカートリッジ化されており、
このカートリッジ化したプロセスユニット3は、前記メ
イン下ケース1aに着脱可能に装着される。前記上ケー
ス1b上に配置される原稿読取ユニット6は、図1及び
図2に示すように、ユニットケース42内に配置される
横長の密着型イメージセンサ(CIS)34と、原稿送
り台7の近傍に配置される原稿分離送りローラ35と、
前記密着型イメージセンサ34を挟んで搬送上流側及び
下流側にそれぞれ配置される搬送ローラ対36,37
と、前記各ローラ35,36,37を駆動するための駆
動モータと歯車列とがフレーム内に収納された駆動モー
タユニットとが備えられ、前記原稿分離送りローラ35
を介して1枚ずつ送られる原稿(図示せず)は下面が白
色の下向き凸湾曲状に配置された押圧板38とCIS3
4の上面との間を通過するとき、原稿の画像が読み取ら
れるように構成されている。
【0021】また、メイン下ケース1aにおける前側右
部位には、ケースの外側へ空気を吹出す冷却用フアン4
3を収納するための収納部44と、用紙Pの通過方向と
直交する方向に延びる通風ダクト45とが連通して形成
される。この場合、図2に示すように、通風ダクト45
の上面板部45aを断面下向きの略V字状に形成し、こ
の上面板部45aがメイン下ケース1aの上面側に配置
するプロセスユニット3と定着ユニット4との間に位置
して定着ユニット4おける加熱ローラ21の熱がプロセ
スユニット3側に伝達されないようになっている。な
お、断面下向き略V字状の上面板部45aの下端間を合
成樹脂板製等の仕切り板46にて連設し、これらの部材
で囲まれた部位が通風ダクト43となるように構成され
ている。
【0022】また、図5、図6(a)、図6(b)及び
図7に示すように、メイン下ケース1aの後面壁1c
(前記NCU基板14と対面する箇所)及び上面壁1e
と、サブカバー62とにはそれぞれ多数個の通気孔50
a,50bが穿設され、同様に、前記冷却用フアン43
が配置されるメイン下ケース1aの右側面に吹出孔52
が多数個穿設されている一方、底カバー10の後部左寄
り部位と前部左寄り部位とにも空気吸い込み孔53a,
53bが多数個穿設されている。
【0023】また、図2、図5及び図8に示すように、
メイン下ケース1aの内側には、給紙ユニット5の載置
部の下方に通気孔54と、プロセスユニット3の後面と
対峙する箇所に通気孔55a、55bと、前記上面板部
45aの箇所に通気孔56と、前記冷却用フアン43の
収納部44を仕切る壁面等に通気孔57とがそれぞれ穿
設されている。
【0024】そして、他の電話装置との会話を行うため
の送受話器(ハンドセット)64は、メイン下ケース1
aの左側面から外向きに突設した受け台65上に載置さ
れ、発呼用のスピーカ66は、メイン下ケース1a内の
右側面の後部側に固定されている。図9は、本発明が適
用されたファクシミリ装置1の制御系統を示すブロック
図である。ファクシミリ装置1は、操作パネル8を介し
て入力される使用者からの各種指令に応じて、各種処理
動作の設定、原稿読取ユニット6による原稿画像の読み
取り、原稿画像の送信データ化、送信データの符号化、
ファクシミリデータの送受信、受信データの復号化、復
号化したファクシミリデータの記録ユニットでの用紙P
への記録を実行する他、原稿読取ユニット6のCIS
(密着型イメージセンサ)34による原稿読取りと記録
ユニットによる用紙Pへの画像形成というコピー(複
写)処理機能、図示しないパーソナルコンピュータ等の
外部装置からのデータ伝送に基づき、その伝送されたデ
ータを用紙Pに印字するプリンタ処理機能、前記原稿読
取ユニット6を使って読み取った画像データを前記外部
装置へ送信するというスキャナ処理機能をも備えてい
る。
【0025】これらの動作を行うために、ファクシミリ
装置1は、操作パネル8、原稿読取ユニット6、レーザ
光のスキャナユニット2、プロセスユニット3、定着ユ
ニット4等からなる記録ユニット、制御基板11に搭載
されて、各種制御・演算を実行するCPU67、制御プ
ログラムを記憶したROM68、一部が受信バッファメ
モリ69aとして用いられているRAM69、NCU基
板14、該NCU基板14を介して他のファクシミリ装
置との間でファクシミリデータを送受信するためのモデ
ム70、他の電話装置との会話を行うための送受話器
(ハンドセット)64、発呼用のスピーカ66、前記記
録ユニットの各駆動部に動力を付与するためのステッピ
ングモータを備えた駆動系ユニット9、前記制御基板1
1等に低圧の電力を供給するための低圧電源基板12、
前記プロセスユニット3の帯電器28に高圧電力を供給
するための高圧電源基板13、冷却空気を機外に排出す
るための冷却用フアン43、およびこれらを接続するバ
スライン71等を備えている。
【0026】なお、使用者の要望にて付加できる前述し
たメモリ量を増加するための増設RAMボード60、及
び複数のコンピュータ等の外部装置とデータを伝送する
ようにネットワークを構築するためのLANボード61
も図9に示すごとく接続できる。上述の構成において、
電源を投入すると、前記各基板11,12、13、14
に電力が供給され、各種制御実行可能となる一方、冷却
用フアン43が回転駆動する。すると、メイン下ケース
1aの後端面等の通気孔50a,50bから吸い込まれ
た冷却空気は、NCU基板14、制御基板11、低圧電
源基板12の表面箇所を通過し、次いで、スキャナユニ
ット2の下面側と底カバー10との間を通ってメイン下
ケース1aの前方に至る一方、給紙ユニット5の載置部
の下方の通気孔54や、プロセスユニット3の後面と対
峙する箇所の通気孔55a、55bを介してプロセスユ
ニット3の上面と上ケース1bとの間を通過した冷却空
気は、前記上面板部45aの箇所の通気孔56や通気孔
57を介して収納部44に集まり、冷却用フアン43に
て本体ケースの外に放出されるのである。これにより、
定着ユニット4の加熱ローラ21の熱がプロセスユニッ
ト3に悪影響を及ぼすことがない。
【0027】本発明が適用されるファクシミリ装置の記
録部は、前記レーザ光による静電写真式画像形成による
ものばかりでなく、インクジェット式プリンタ、サーマ
ルヘッドによるプリンタであっても良い。
【0028】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1に記載
した発明のファクシミリ装置は、原稿読取部と、記録部
と、記録部に用紙を供給する給紙部と、電話回線のため
のNCU基板とを備えてなるファクシミリ装置であっ
て、その本体ケース内にて底カバー上に電源基板を寝か
せて配置する一方、本体ケースの縦方向の壁面に穿設さ
れた通気孔に部品面を対面させて立設すべきNCU基板
を、電源基板からの放熱を遮断するように配置した支持
板に取付けたものである。
【0029】従って、底カバー上面側に配置された電源
基板からの熱が支持板に遮断されて、NCU基板の部品
の箇所に放射熱が直接当たらないし、NCU基板の部品
面が本体ケースの縦方向の壁面に穿設された通気孔を介
して通過する冷却空気に触れて冷却効果が向上する。し
かして、NCU基板に使用する部品は耐熱性の高い高価
なものでなくても良く、製造コストを低減できるという
効果を奏するのである。
【0030】また、請求項2に記載の発明のファクシミ
リ装置は、請求項1に記載のファクシミリ装置におい
て、前記支持板を金属板にて形成し、該支持板の少なく
とも一部を同じく金属製の底カバーに連結させて立設さ
せたものであるから、金属板製の底カバーに対して金属
板製の支持板を介してNCU基板のグラウンド部が電気
的に接続されることになり、グラウンド(接地)するこ
とと、NCU基板を強固に取付けることとを同時に達成
することができるという効果を奏するのである。
【0031】そして、請求項3に記載の発明のファクシ
ミリ装置は、請求項1または請求項2に記載のファクシ
ミリ装置において、本体ケースの後面の一部に窓孔を穿
設し、該窓孔をサブカバーにて開閉可能に構成する一
方、前記底カバーの上面には、前記窓孔に近い部位に制
御基板を固定し、前記窓孔の側方の本体ケースの後面と
ほぼ平行状に前記NCU基板を前記支持板を介して立設
させたものである。
【0032】前記サブカバーを外して、窓孔の部分から
増設すべき電子部品を装着する等、作業者の手が内部に
入るので、この場合に、前記窓孔の側方の本体ケースの
後面とほぼ平行状に前記NCU基板を前記支持板を介し
て立設させてあれば、当該NCU基板には作業者の手が
不用意に触れ難くなり、故障の原因を無くし、安全性が
高くなるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】ファクシミリ装置の主要部品の斜視図である。
【図2】ファクシミリ装置の概略側断面図である。
【図3】ファクシミリ装置の一部切欠き平面図である。
【図4】メイン下ケースの下面を覆う底カバー及び制御
基板等の配置を示す平面図である。
【図5】メイン下ケースの平面図である。
【図6】(a)はファクシミリ装置の後部の斜視図、
(b)はカバー体を外した状態のファクシミリ装置の後
部の斜視図である。
【図7】図6(b)のVII −VII 線矢視断面図である。
【図8】図6(b)の VIII −VIII線矢視断面図であ
る。
【図9】制御手段のブロック図である。
【符号の説明】
P 用紙 1 ファクシミリ装置 1a メイン下ケース 1b 上ケース 1c 後面壁 1e 上面壁 10 底カバー 11 制御基板 12 低圧電源基板 14 NCU基板 14a 支持板 50a,50b 通気孔 59 窓孔 60 RAMボード 61 LANボード 62 サブカバー 78 収納空間 82 モジュラーコネクタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿読取部と、記録部と、前記記録部に
    用紙を供給する給紙部と、電話回線のためのNCU基板
    とを備えてなるファクシミリ装置において、その本体ケ
    ース内にて底カバー上に電源基板を寝かせて配置する一
    方、本体ケースの縦方向の壁面に穿設された通気孔に部
    品面を対面させて立設すべきNCU基板を、前記電源基
    板からの放熱を遮断するように配置した支持板に取付け
    たことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 前記支持板を金属板にて形成し、該支持
    板の少なくとも一部を同じく金属製の底カバーに連結さ
    せて立設させたことを特徴とする請求項1に記載のファ
    クシミリ装置。
  3. 【請求項3】 本体ケースの後面の一部に窓孔を穿設
    し、該窓孔をサブカバーにて開閉可能に構成する一方、
    前記底カバーの上面には、前記窓孔に近い部位に制御基
    板を固定し、前記窓孔の側方の本体ケースの後面とほぼ
    平行状に前記NCU基板を前記支持板を介して立設させ
    たことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のフ
    ァクシミリ装置。
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JP2020106623A (ja) * 2018-12-26 2020-07-09 キヤノン株式会社 画像形成装置

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