JPH11340846A - Dect通信装置 - Google Patents

Dect通信装置

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Publication number
JPH11340846A
JPH11340846A JP10144790A JP14479098A JPH11340846A JP H11340846 A JPH11340846 A JP H11340846A JP 10144790 A JP10144790 A JP 10144790A JP 14479098 A JP14479098 A JP 14479098A JP H11340846 A JPH11340846 A JP H11340846A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency
signal
pll
slot
transmission
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10144790A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Izumi
英男 泉
Yoshinori Miura
佳則 三浦
Takeshi Tanemura
武 種村
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Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
Priority to JP10144790A priority Critical patent/JPH11340846A/ja
Publication of JPH11340846A publication Critical patent/JPH11340846A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
  • Bidirectional Digital Transmission (AREA)
  • Superheterodyne Receivers (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Transmitters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スプリアス波の発生を抑止することができる
DECT通信装置の周波数シンセサイザ制御方式を提供
する。 【解決手段】 送信または受信の開始準備スロット(ブ
ラインドスロット)で基準周波数信号を入力してPLL
を動作させ、送信または受信を行うスロット(アクティ
ブスロット)で前記基準周波数信号の入力を停止してP
LLを不動作とする。また、前記基準周波数信号の前記
PLLへの入力は、前記PLLのON信号と同期して行
われる方式と、送信可信号と受信可信号の論理和信号に
よって行われる方式とから選択することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、時分割マルチプ
ルアクセス方式(TDMA)による移動体通信のうち、
DECTデータ通信の周波数シンセサイザ制御方式に関
する。
【0002】
【従来の技術】複数のユーザが無線伝送路をシェアリン
グして同時に通信を行うマルチプルアクセスの方式に
は、周波数分割マルチプルアクセス方式(FDMA、Fr
equencyDivision Multiple Access )、時分割マルチプ
ルアクセス方式(TDMA、Time Division Multiple A
ccess )、符号分割マルチプルアクセス方式(CDM
A、Code Division Multiple Access )等がある。
【0003】このうちTDMAは、日本ではPHS( P
ersonal Handyphone System )等が実用化されている。
このPHSに対抗する方式として、旧ソビエトを含む欧
州、アフリカ、中近東、南アメリカ、オセアニア、中
国、インド、台湾、シンガポール、マレーシアなどで共
通仕様として採用され、広く使用されているDECT
(Digital Enhanced Cordless Telecommunication )が
ある。
【0004】このDECT方式は欧州のETSI( Eur
opean Telecommunication StandardInstitute )で制定
された欧州共通の無線通信スタンダードであり、音声伝
送だけでなく、データ伝送も可能とすることを前提とし
て開発された。DECT方式で使われる周波数帯は、欧
州では1.88〜1.89GHz、南アメリカでは1.
91〜1.93GHz、中国では1.90〜1.92G
Hzの周波数帯を使用し、物理チャンネルが10チャン
ネルで12多重の時分割を使用している。
【0005】このDECTによるデータ通信では、イン
ターフェースとしてRS−232C/UART(IEE
E準拠)シリアルインターフェースを使用する。シリア
ルデータを一旦DECTで定めるコードに変換してデー
タ伝送を行い、受信後に復調してシリアルデータに戻す
という手順をとっている。図4に日本で使用されている
PHSと前記DECTの主要仕様の一例を示す。
【0006】また、DECT通信方式によるデータ通信
装置の機能構成ブロック図を図1に示す。この図では符
号27を従来技術の周波数制御部とし、本発明の一実施
形態では周波数制御部7とするが、その他の構成は同一
である。従来技術による送信周波数または受信周波数を
規定する周波数制御部27の内部機能構成を示すブロッ
ク図を図5に示す。
【0007】図5はPLL( Phase Locked Loop 、位
相固定ループ制御方式)による周波数シンセサイザであ
る。この図において、電圧制御発振器11の出力信号f
0が送信周波数または受信周波数に相当する周波数信号
として図1の送信部または受信部のキャリア周波数を規
定する。この出力信号f0はプログラマブル分周器12
において分周制御回路13の指示による所定の分周数に
よって分周され、分周された周波数信号f3が位相比較
器14に入力される。
【0008】この位相比較器14のもう1つの入力は、
基準発振器15の発振周波数f1(通常13.824M
Hz)を固定分周器16の分周数(通常8分周)によっ
て分周した周波数信号f2(通常1.728MHz)で
ある。また、前記発振周波数f1を10.368MHz
とし、分周数を12として864kHzのf2信号を得
る方式もある。これら2つの周波数信号f2およびf3
は、前記位相比較器14において比較され、誤差出力が
ループフィルタ17において平滑され、前記電圧制御発
振器11の制御信号として入力されて発振周波数が制御
され、前記出力信号f0を出力する。
【0009】このような周波数シンセサイザの周波数標
準となる周波数信号の精度と安定度は、基準発振器15
の発振周波数信号f1の精度と安定度によって決まり、
出力信号周波数f0は前記基準発振器15の発振周波数
f1を前記固定分周器16によって分周した周波数信号
f2の整数倍となる。また、キャリア周波数間隔はf2
(通常1.728MHz)となる。
【0010】従来、この周波数シンセサイザの制御は、
送信または受信の開始準備スロット(ブラインドスロッ
ト)で図5の周波数シンセサイザのPLLの動作を開始
し、周波数が決定するとPLLの動作を停止してループ
フィルタ17の出力を一定値に保って周波数を固定し、
送信または受信スロットに移行する。そして、このPL
Lの動作を停止して周波数を固定することになり、送信
または受信を行っているスロットでも基準発振器15の
発振周波数f1を分周した周波数信号f2は継続して位
相比較器14に加えられていた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところが上述の方法で
はPLLが動作を停止し、周波数が固定された状態でも
基準周波数信号f2は位相比較器に加えられているの
で、集積度の高いデータモジュールなどでは(搬送周波
数+f2の周波数)の周波数のスプリアス波が発生して
感度抑圧の原因となったり、隣のチャンネルに混入して
しまうことがあるという問題点があり、その解決策が課
題となっていた。
【0012】本発明はこのような背景の下になされたも
ので、スプリアス波の発生を抑止することができるDE
CT通信装置の周波数シンセサイザ制御方式を提供する
ことを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明は、送信または
受信の開始準備スロット(ブラインドスロット)で基準
周波数信号を入力してPLLを動作させ、送信または受
信を行うスロット(アクティブスロット)で前記基準周
波数信号の入力を停止し、PLLを不動作とすることに
よりスプリアス波を抑止し、低消費電力化することを特
徴とするDECT通信装置の周波数シンセサイザ制御方
式を提供する。
【0014】また、前記基準周波数信号を生成する周波
数信号を発生する基準発振器に外部基準発振器による周
波数調整のための基準信号入力端を設けて、前記基準発
振器の精密な調整を行うことを特徴とする。
【0015】また、前記基準周波数信号の前記PLLへ
の入力は、前記PLLのON信号と同期して行われる方
式と、送信可信号と受信可信号の論理和信号によって行
われる方式とから選択することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態につ
いて図を参照しながら説明する。図1はDECT通信方
式のデータ通信装置の機能構成ブロック図である。ま
た、この図における送信周波数または受信周波数を規定
する周波数制御部7の内部機能構成を示すブロック図を
図2に示す。
【0017】図2はPLLによる周波数シンセサイザで
ある。この図において、電圧制御発振器11の出力信号
f0が送信周波数または受信周波数に相当する周波数信
号として図1の送信部または受信部のキャリア周波数を
規定する。この出力信号f0はプログラマブル分周器1
2において分周制御回路13の指示による所定の分周数
によって分周され、分周された周波数信号f3が位相比
較器14に入力される。
【0018】この位相比較器14のもう1つの入力は、
基準発振器15の発振周波数f1(通常13.824M
Hz)を固定分周器16の分周数(通常8分周)によっ
て分周した周波数信号f2(通常1.728MHz)を
スイッチ18を介したf2信号として与えられる。ま
た、前記発振周波数f1を10.368MHzとし、分
周数を12として864kHzのf2信号を得る方式も
ある。これら2つの周波数信号f2およびf3は、前記
位相比較器14において比較され、誤差出力がループフ
ィルタ17において平滑され、前記電圧制御発振器11
の制御信号として入力されて発振周波数が制御され、前
記出力信号f0を出力する。
【0019】このような周波数シンセサイザの周波数標
準となる周波数信号の精度と安定度は、基準発振器15
の発振周波数f1の精度と安定度によって決まり、出力
信号周波数f0は前記基準発振器15の発振周波数信号
f1を前記固定分周器16によって分周した周波数信号
f2の整数倍となる。また、キャリア周波数間隔はf2
の周波数(通常1.728MHz)となる。
【0020】次に、図2の周波数シンセサイザが動作す
るタイミングについて図3に示すタイミングチャートを
参照して説明する。図3の時刻t1からt2の区間(ブ
ラインドスロット)において、送信準備の動作を行う。
すなわち、図1の送信部3を起動し、前記PLLを動作
させ、同時にスイッチ18をONさせて分周された基準
発振信号f2を図1の位相比較器14に入力する。
【0021】このブラインドスロットにおいて、送信の
ためのキャリア周波数を決定し、PLLをロックして前
記キャリア周波数を固定し、t2からt3の区間(アク
ティブスロット)において、送信スロット(TX)を生
成してデータ送信を行う。ここで基準発振信号f2はス
イッチ18の制御によって前記t1からt2の区間のみ
前記位相比較器14に入力する。このスイッチ18は前
記PLLの動作タイミングと同期してON/OFFさせ
る方法と、送信部3の動作開始によってONし、送信ス
ロット(TX)の生成によってOFFとする方法とがあ
る。
【0022】次に、図3の時刻t4からt5の区間(ブ
ラインドスロット)において、受信準備の動作を行う。
すなわち、図1の受信部4を起動し、前記PLLを動作
させ、同時にスイッチ18をONさせて分周された基準
発振信号f2を図1の位相比較器14に入力する。この
ブラインドスロットにおいて、送信のためのキャリア周
波数を決定し、PLLをロックして前記キャリア周波数
を固定し、t5からt6の区間(アクティブスロット)
において、受信スロット(RX)を生成してデータ受信
を行う。
【0023】ここで基準発振信号f2はスイッチ18の
制御によって前記t4からt5の区間のみ前記位相比較
器14に入力する。このスイッチ18は前記PLLの動
作タイミングと同期してON/OFFさせる方法と、受
信部4の動作開始によってONし、受信スロット(R
X)の生成によってOFFとする方法とがある。
【0024】以上、本発明の一実施形態の動作を図面を
参照して詳述してきたが、本発明はこの実施形態に限ら
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設
計変更等があっても本発明に含まれる。
【0025】
【発明の効果】これまでに説明したように、この発明に
よれば、周波数シンセサイザのPLLの動作するときの
み、基準発振信号を位相比較器に入力するようにしたの
で、消費電力を低減でき、キャリア信号中のスプリアス
波を抑止することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 DECT通信装置の機能構成を示すブロック
図である。
【図2】 本発明の一実施形態によるDECT通信装置
の周波数制御部の内部機能構成を示すブロック図であ
る。
【図3】 本発明の一実施形態によるDECT通信装置
の周波数制御部の各部の動作タイミングを示すタイミン
グチャートである。
【図4】 PHSとDECTの主要仕様の一例を示す図
である。
【図5】 従来の技術によるDECT通信装置の周波数
制御部の内部機能構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 送受切換部 3 送信部 4 受信部 5 送受信スロット制御部 6 DECT符号化部 7 周波数制御部 8 復調部 9 制御部 10 記憶部 11 電圧制御発振器 12 プログラマブル分周器 13 分周制御回路 14 位相比較器 15 基準発振器 16 固定分周器 17 ループフィルタ 18 スイッチ 27 周波数制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04L 5/16 H03L 7/18 Z

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信または受信の開始準備スロット(ブ
    ラインドスロット)で基準周波数信号を入力してPLL
    を動作させ、 送信または受信を行うスロット(アクティブスロット)
    で前記基準周波数信号の入力を停止し、PLLを不動作
    とすることを特徴とするDECT通信装置の周波数シン
    セサイザ制御方式。
  2. 【請求項2】 前記基準周波数信号を生成する周波数信
    号を発生する基準発振器に外部基準発振器による周波数
    調整のための基準信号入力端を設けたことを特徴とする
    請求項1に記載のDECT通信装置の周波数シンセサイ
    ザ制御方式。
  3. 【請求項3】 前記基準周波数信号の前記PLLへの入
    力/入力停止の切り換えは、 前記PLLのON/OFF信号と同期して行われること
    を特徴とする請求項1または2に記載のDECT通信装
    置の周波数シンセサイザ制御方式。
  4. 【請求項4】 前記基準周波数信号の前記PLLへの入
    力は、送信可信号と受信可信号の論理和信号によって行
    われることを特徴とする請求項1または2に記載のDE
    CT通信装置の周波数シンセサイザ制御方式。
JP10144790A 1998-05-26 1998-05-26 Dect通信装置 Withdrawn JPH11340846A (ja)

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JP10144790A JPH11340846A (ja) 1998-05-26 1998-05-26 Dect通信装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9551943B2 (en) 2003-06-19 2017-01-24 Nikon Corporation Exposure apparatus and device manufacturing method

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9551943B2 (en) 2003-06-19 2017-01-24 Nikon Corporation Exposure apparatus and device manufacturing method

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A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050802