JPH11340437A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JPH11340437A
JPH11340437A JP10146345A JP14634598A JPH11340437A JP H11340437 A JPH11340437 A JP H11340437A JP 10146345 A JP10146345 A JP 10146345A JP 14634598 A JP14634598 A JP 14634598A JP H11340437 A JPH11340437 A JP H11340437A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造工程を増加させず、かつ、ホットキャリ
ア耐性を劣化させない半導体装置およびその製造方法を
提供する。 【解決手段】 P型シリコン基板1の表面の該領域にシ
リコン酸化膜からなる素子分離絶縁膜2によって素子領
域Sが画定され、素子領域SのP型シリコン基板1表面
には、膜厚8nmのシリコン酸化膜からなるゲート酸化
膜3が形成されている。メモリセル領域のゲート酸化膜
3表面の該領域には、メモリセルトランジスタのゲート
電極4が形成され、周辺回路領域のゲート酸化膜3表面
の該領域には、周辺ゲート電極10が形成されている。
セルゲート電極4および周辺ゲート電極10の表面に
は、第1のシリコン窒化膜31が形成され、セルゲート
電極4の側面には、セルゲート側面シリコン酸化膜6が
形成されている。周辺ゲート電極10の側面には、周辺
ゲート側面シリコン窒化膜12が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ等に
用いられる半導体装置およびその製造方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、ULSI(超大規模集積回路)の
高性能化・高機能化を目的として、ロジック集積回路と
DRAM(ダイナミック・ランダムアクセスメモリ)と
を一つのチップに同時に形成するDRAM混載ロジック
LSIが多用されている。このDRAM混載ロジックL
SIは、性能を低下させることなく大容量のDRAMを
搭載し、低コストで製造できることが期待されている。
【0003】このため、前述したDRAM混載ロジック
LSIにおいては、高性能化を達成するために、MOS
FETのソース・ドレインとなる高不純物濃度拡散層表
面にシリサイド層を形成した構造が用いられている。こ
のシリサイド層を自己整合的に形成するためには、ゲー
ト電極の側面を被覆するスペーサとしてシリコン窒化膜
がしばしば用いられている。
【0004】一方、汎用のDRAMにおいては、コスト
の面から拡散層表面にシリサイド層が形成されていな
い。しかし、ロジックLSIにDRAMを混載する場
合、コストを上昇させずにDRAMを構成するMOSF
ET(金属酸化物半導体/電解効果トランジスタ)の拡
散層表面にシリサイド層を形成することができる。
【0005】しかし、DRAMメモリセルのMOSFE
Tのソース・ドレインとして用いられる拡散層は、短チ
ャネル効果の抑制、接合リーク電流の抑制、およびホッ
トキャリア耐性の向上を目的とした接合深さの浅い低不
純物濃度拡散層である。また、MOSFETのゲート電
極の側面絶縁膜スペーサとしては、シリコン酸化膜が用
いられている。
【0006】しかしながら、上述した浅い低不純物濃度
拡散層表面にシリサイド層を形成した場合、以下に示す
問題点が生じる。低不純物濃度拡散層とシリサイド層と
の間の接触抵抗が高くなり、シリサイド層を形成したこ
とにより、逆にソース・ドレインの領域における外部抵
抗が高くなる場合がある。
【0007】また、ソース・ドレインの拡散層の深さが
浅いために、接合リーク電流が増加する。ゲート電極の
側面絶縁膜スペーサとしてシリコン窒化膜を用いると、
MOSFETのホットキャリア耐性が劣化する。このよ
うな問題の一部を回避する方法としては、拡散層表面に
シリサイド層を形成するMOSFETと、しないMOS
FETとを形成する方法が特開平3−205865に示
されている。
【0008】この従来例を図19から図23に製造工程
の順に示されるPチャネルMOSFETの断面模式図を
参照して説明する。まず、図19において、半導体基板
101表面にNウェル102、フィールド酸化膜10
3、ゲート酸化膜104、多結晶シリコン等からなるゲ
ート電極105、P型低不純物濃度領域107、サイド
ウォール106を形成する。
【0009】次に、図20において、ソースおよびドレ
インをシリサイド化する領域としない領域とに分割する
ためのマスクとして、第1の絶縁膜であるところのシリ
コン窒化膜112を例えば約30nmの厚さで全面に成
長させる。そして、第2の絶縁膜であるところのシリコ
ン酸化膜113を約100nmの厚さにおいて全面に堆
積させる。
【0010】次に、図21において、フォトリソグラフ
ィー技術を用いて、シリサイド化を図る領域表面のシリ
コン酸化膜113をエッチングした後、同領域表面のシ
リコン窒化膜112をエッチングする。
【0011】次に、図22において、高融点金属、例え
ばTiを80nm程度全面にスパッタし、アニールによ
り、シリコン酸化膜112を除去した領域においてTi
とSiとを反応させ、Tiシリサイド109を例えば約
100nmの厚さで形成する。
【0012】次に、図23において、シリコン酸化膜1
12が除去されていない領域表面にあり、シリサイド化
されていないTiをエッチングにより除去する。そし
て、25nm程度の厚さのシリコン酸化膜114を全面
に形成し、例えばボロンをイオン注入により、P型高濃
度不純物領域11、11Aを形成する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来例を用いることによって、Tiシリサイド109
を形成する領域としない領域を形成するリソグラフィー
工程を1回増加させる必要があり、このため製造工程が
増加する欠点がある。
【0014】また、MOSFETのゲート電極のサイド
ウォールは、シリサイドを形成する領域としない領域に
おいて、同一の材料が用いられており、この方法を単純
にDRAM混載ロジックデバイスに応用する場合は、M
OSFETのホットキャリア耐性が劣化する問題点が生
じる。
【0015】さらに、Tiシリサイド109を形成する
領域のサイドウォールの材料を変更するために、一旦形
成したサイドウォール106に対してリソグラフィー工
程を用いて除去した後、再度形成することも可能である
が、この処理を行うためにリソグラフィー工程が1回以
上増加させる必要があり、このため製造工程が増加する
欠点がある。
【0016】本発明はこのような背景の下になされたも
ので、製造工程を増加させず、かつ、ホットキャリア耐
性を劣化させない半導体装置およびその製造方法を提供
することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
半導体装置において、半導体基板と、前記半導体基板表
面の第1の半導体素子領域に形成された第1のMOSト
ランジスタのゲート電極の側面に形成される第1の絶縁
膜スペーサと、前記半導体基板表面の前記第1の半導体
素子領域と絶縁膜パターンによって分離された第2の半
導体素子領域に形成された第2のMOSトランジスタの
ゲート電極の側面に形成される第2の絶縁膜スペーサと
を具備し、前記第1の絶縁膜スペーサと第2の絶縁膜ス
ペーサとの材質が異なることを特徴とする。
【0018】請求項2記載の発明は、半導体装置の製造
方法において、半導体基板表面に形成された絶縁膜パタ
ーンによって分離された第1の半導体素子領域と第2の
半導体素子領域とを形成する第1の工程と、前記第1の
半導体素子領域に第1のMOSトランジスタを形成する
第2の工程と、前記第1のMOSトランジスタのゲート
電極の側面に第1の絶縁膜スペーサを形成する第3の工
程と、前記第2の半導体素子領域に第2のMOSトラン
ジスタを形成する第4の工程と、前記第2のMOSトラ
ンジスタのゲート電極の側面に前記第1の絶縁膜スペー
サと材質の異なる第2の絶縁膜スペーサを形成する第5
の工程とを有することを特徴とする半導体装置の製造方
法。
【0019】請求項3記載の発明は、請求項1記載の半
導体装置において、前記第1の領域と前記第2の領域と
の間に、この第1の領域側の電極の側面に前記第1の絶
縁膜スペーサが形成され、この第2の領域側の電極の側
面に前記第2の絶縁膜スペーサが形成された、MOSト
ランジスタの電極構造を有するダミーゲート電極を具備
することを特徴とする。
【0020】請求項4記載の発明は、請求項3記載の半
導体装置において、前記ダミーゲート電極が前記第1ト
ランジスタのゲート電極形成するための第1のマスク
と、前記第2のトランジスタのゲート電極を形成する第
2のマスクとの重ね合わせによって形成されることを特
徴とする。
【0021】本発明は、DRAMとロジック回路とを1
チップに混載した半導体集積回路を形成する場合、DR
AMメモリセルのトランジスタの側面に形成される絶縁
膜スペーサの材質(例えばシリコン酸化膜)と、メモリ
セル以外のトランジスタの側面に形成される絶縁膜スペ
ーサの材質を異なる材質(例えばシリコン窒化膜)を形
成した半導体装置とその製造方法を提供するものであ
る。図2から図8に示した断面図に示した製造方法にお
いて、メモリセルのMOSFETのゲート電極と周辺回
路領域のMOSFETのゲート電極形成を別々のマスク
を用いて順次形成することによって、総マスク枚数を増
加させることなく、ゲート電極の側面絶縁膜スペーサの
材質を異なるものとする。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。図1は本発明の一実施形態に
よる半導体装置の構造を示す断面図である。この図にお
いて、例えばP型シリコン基板1の表面の該領域にシリ
コン酸化膜からなる素子分離絶縁膜2によって素子領域
Sが画定されている。
【0023】素子領域SのP型シリコン基板1表面に
は、膜厚8nmのシリコン酸化膜からなるゲート酸化膜
3が形成されている。メモリセル領域のゲート酸化膜3
表面の該領域には、膜厚100nmのN型多結晶シリコ
ン膜と膜厚150nmのタングステンシリサイド膜との
積層膜からなるメモリセルトランジスタのゲート電極4
が形成されている。
【0024】周辺回路領域のゲート酸化膜3表面の該領
域には、膜厚100nmのN型多結晶シリコン膜と膜厚
150nmのタングステンシリサイド膜との積層膜から
なる周辺ゲート電極10が形成されている。セルゲート
電極4および周辺ゲート電極10の表面には、第1のシ
リコン窒化膜32が形成されている。セルゲート電極4
の側面には、セルゲート側面シリコン酸化膜6が形成さ
れている。
【0025】周辺ゲート電極10の側面には、周辺ゲー
ト側面シリコン窒化膜12が形成されている。メモリセ
ル領域において、セルゲート電極4の形成されていない
P型半導体基板1表面には、セルMOSFETのソース
・ドレインとなる低不純物濃度セルN型拡散層5が形成
されている。周辺回路領域において、周辺ゲート電極1
0の形成されていないP型半導体基板1表面には、周辺
MOSFETのソース・ドレインとなる低不純物濃度周
辺N型拡散層11および高不純物濃度周辺N型拡散層1
4が形成されている。
【0026】高不純物濃度周辺N型拡散層14の表面に
は、膜厚50nmのチタンシリサイド層15が形成され
ている。P型半導体基板1表面に堆積された膜厚300
nmのシリコン酸化膜からなる第1層間絶縁膜16の該
領域には、低不純物濃度セルN型拡散層5あるいはチタ
ンシリサイド層15と、第1層間絶縁膜16の表面に形
成された膜厚150nmのタングステンシリサイド膜か
らなるビット線18とを接続するN型多結晶シリコン膜
からなる第1コンタクトプラグ17が形成されている。
【0027】第1層間絶縁膜16表面に堆積された膜厚
200nmのシリコン酸化膜からなる第2層間絶縁膜1
9、および第1層間絶縁膜16の該領域には、低不純物
濃度周辺N型拡散層11と第2層間絶縁膜19の表面に
形成された膜厚500nmのN型多結晶シリコン膜から
なる容量下部電極21とを接続するN型多結晶シリコン
膜からなる第2コンタクトプラグ20が形成されてい
る。
【0028】容量下部電極21表面には、容量下部電極
21を被覆するように容量絶縁膜22を介して容量上部
電極24が形成されている。第2層間絶縁膜19表面に
堆積された膜厚200nmのシリコン酸化膜からなる第
3層間絶縁膜23、第2層間絶縁膜19および第1層間
絶縁膜16の該領域には、チタンシリサイド層15と第
3層間絶縁膜23の表面に形成された膜厚300nmの
アルミニウム合金からなる金属配線26とを接続するタ
ングステンからなる第3コンタクトプラグ25が形成さ
れている。
【0029】次に、図2から図9までを用いて、図1に
示す半導体装置の製造工程の説明を行う。図2から図9
は、本発明の第1の実施例である半導体装置の断面図を
製造方法順に示す図である。例えば図2において、P型
シリコン基板1の表面の該領域に形成された溝にシリコ
ン酸化膜を埋め込むトレンチ分離構造からなる素子分離
絶縁膜2によって素子領域Sが画定される。
【0030】そして、素子領域のP型シリコン基板1表
面には、熱酸化によって形成された膜厚8nmのシリコ
ン酸化膜からなるゲート酸化膜3が形成される。次に、
全表面にCVD(化学的気相成長)法により堆積された
膜厚100nmのN型多結晶シリコン膜とスパッタ法に
より堆積された膜厚150nmのタングステンシリサイ
ド膜とからなるタングステンポリサイド膜およびCVD
法によって堆積された膜厚200nmの第1のシリコン
窒化膜32からなる積層膜が形成される。
【0031】そして、リソグラフィー技術により形成さ
れたレジスト33をマスクとして、第1のシリコン窒化
膜32、およびタングステンシリサイド膜とN型多結晶
シリコン膜とから形成されるタングステンポリサイド膜
31をエッチングすることで、セルゲート電極4が形成
される。このとき、周辺回路領域は、全てレジスト33
によって被覆されているために、周辺回路領域の各積層
膜は残る。
【0032】次に、図3において、レジスト33を除去
した後、周辺回路領域およびメモリセル領域における第
1のシリコン窒化膜32およびタングステンポリサイド
膜31からなる積層膜をマスクとしてイオン注入法を用
い、注入エネルギー15keVによりリンイオンを2E
13cm−2の注入量で注入することで低不純物濃度セ
ルN型拡散層5が形成される。
【0033】そして、CVD法により膜厚50nmのシ
リコン酸化膜を堆積し、エッチバックすることによって
メモリセルトランジスタのゲート電極4の側面にのみセ
ルゲート側面シリコン酸化膜6が形成される。
【0034】次に、図4において、リソグラフィー技術
により形成されたレジスト34をマスクとして、第1の
シリコン窒化膜32とタングステンシリサイド膜とN型
多結晶シリコン膜とからなるタングステンポリサイド膜
31をエッチングすることにより、周辺回路領域のトラ
ンジスタのゲート電極10が形成される。
【0035】このとき、メモリセル領域と周辺回路領域
の境界にシリコン酸化膜残り27が発生する場合があ
る。レジスト34をマスクにしたイオン注入法により、
注入エネルギー30keVでヒ素イオンを1E13cm
−2の注入量で注入することで低不純物濃度周辺N型拡
散層11が形成される。
【0036】次に、図5において、レジスト34を除去
した後、CVD法により膜厚150nmの第2のシリコ
ン窒化膜12aが堆積される。そして、リソグラフィー
技術により形成されたレジスト35をマスクとして、第
2シリコン窒化膜12aをエッチバックすることによっ
て周辺ゲート電極4の側面に周辺ゲート側面シリコン窒
化膜12が形成される。
【0037】イオン注入法によりエネルギー30keV
で砒素を3E15cm−2注入おこなうことで高不純物
濃度周辺N型拡散層14が形成される。
【0038】次に、図6において、レジスト35を除去
した後、スパッタ法により膜厚30nmのチタンを堆積
させ、650℃の雰囲気で1分間のアニールをおこな
う。これにより、露出した高不純物濃度周辺N型拡散層
14のシリコンとチタンとを反応させ、アンモニアと過
酸化水素水との混合液により未反応のチタンを除去す
る。そして、800℃の雰囲気において1分間のアニー
ルをおこなうことで安定な膜厚50nmのチタンシリサ
イド15を形成する。
【0039】次に、図7において、表面にCVD法によ
って膜厚300nmのシリコン酸化膜からなる第1層間
絶縁膜16が堆積される。そして、第1層間絶縁膜16
に低不純物濃度セルN型拡散層5あるいはチタンシリサ
イド層15に対するコンタクト孔C1が開口される。こ
の開口されたコンタクト孔C1にCVD法により膜厚3
00nmのN型多結晶シリコン膜が堆積される。
【0040】そして、この堆積された膜厚300nmの
N型多結晶シリコン膜をエッチバックすることにより、
コンタクト孔C1にのみN型多結晶シリコン膜が埋め込
まれた第1コンタクトプラグ17が形成される。次に、
第1層間絶縁膜16の表面には、第1コンタクトプラグ
17表面を被覆した膜厚100nmのタングステンシリ
サイド膜からなるビット線18が形成される。
【0041】次に、図8において、第1層間絶縁膜16
表面にCVD法により膜厚200nmのシリコン酸化膜
からなる第2層間絶縁膜19が堆積される。そして、第
2層間絶縁膜19に低不純物濃度セルN型拡散層5に達
するコンタクト孔C2がエッチングにより開口される。
この開口されたコンタクト孔C2にCVD法により、膜
厚300nmのN型多結晶シリコン膜が堆積される。
【0042】そして、このN型多結晶シリコン膜をエッ
チバックすることにより、コンタクト孔にのみN型多結
晶シリコン膜が埋め込まれた第2コンタクトプラグ20
が形成される。次に、第2層間絶縁膜19表面に第2コ
ンタクトプラグ20が被覆されるように、膜厚500n
mのN型多結晶シリコン膜からなる容量下部電極21が
形成される。
【0043】そして、この容量下部電極21の表面に
は、シリコン酸化膜に換算した場合の換算膜厚5nmの
窒化酸化シリコン膜からなる容量絶縁膜22が形成され
る。さらに、容量絶縁膜22を介して容量下部電極21
を被覆するようにCVD法により堆積された膜厚150
nmのN型多結晶シリコン膜からなる容量上部電極23
が形成される。
【0044】次に、図9において、第2層間絶縁膜19
および容量下部電極23の表面には、CVD法により膜
厚200nmのシリコン酸化膜からなる第3層間絶縁膜
24が形成される。そして、第3層間絶縁膜23、第2
層間絶縁膜19および第1層間絶縁膜16には、チタン
シリサイド層15に達する第3コンタクト孔C3が開口
される。
【0045】次に、第3層間絶縁膜24表面には、スパ
ッタ法により膜厚50nmのチタン膜と膜厚100nm
の窒化チタン膜とを堆積させる。続いてこの窒化チタン
膜表面には、CVD法により、膜厚400nmのタング
ステン膜が堆積される。そして、このタングステン膜を
エッチバックすることにより、第3コンタクトC3内に
のみタングステン等が埋め込まれた第3コンタクトプラ
グ25が形される。
【0046】次に、第3コンタクトプラグ25の表面が
被覆されるように、第3層間絶縁膜24表面には、膜厚
300nmのアルミニウム合金が堆積される。そして、
必要な配線部分である金属配線31を残し、他の領域の
アルミニウム合金は、エッチングにより除去される。
【0047】また、本実施例において、セルトランジス
タのゲート電極の側面と周辺ゲート電極との側面に形成
された絶縁膜スペーサの材質は、それぞれシリコン酸化
膜とシリコン窒化膜との例を示した。しかしながら、こ
の2種類のシリコン酸化膜とシリコン窒化膜との材料の
組み合わせに限定するものではなく、組み合わせを変え
たり、材質を変えることも可能である。
【0048】さらに、本発明では、セルトランジスタの
ゲート電極が形成された後に、周辺ゲート電極が形成さ
れたが、この製造工程の順序を逆にしてもかまわない。
【0049】上述したように、本発明においては、メモ
リセル領域のゲート電極の形成と、周辺回路領域のゲー
ト電極の形成とを別々のリソグラフィー工程によりエッ
チング工程を用いて形成した。その結果、自己整合的に
ゲート電極の側面に材料を変え、順序よく絶縁膜スペー
サの形成をおこなうことができ、一旦堆積したスペーサ
となる絶縁膜を除去する必要がない。
【0050】また、ゲート電極の形成するリソグラフィ
ーにより形成したレジスト33またはレジスト34をソ
ース・ドレインとなる拡散層を形成するイオン注入工程
におけるマスクとして用いることも可能である。
【0051】以上、本発明の一実施形態を図面を参照し
て詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限ら
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設
計変更等があっても本発明に含まれる。例えば、図10
は、本発明の第二の実施形態の半導体装置の構造を示す
断面図である。第一の実施形態と異なる点のみ説明す
る。
【0052】メモリセル領域と周辺回路領域との境界の
素子分離絶縁膜2表面には、ダミーゲート電極9が形成
される。また、ダミーゲート電極9のメモリセル領域側
の側面には、ダミーゲート側面シリコン酸化膜8が形成
される。さらに、ダミーゲート電極9のメモリ周辺回路
領域側の側面には、ダミーゲート側面シリコン窒化膜1
3が形成されている。
【0053】図11から図18には、本発明の第2の実
施形態である図10に示す半導体装置の製造方法を順を
追って示す断面図である。例えば図11において、P型
シリコン基板1の表面の該領域に形成された溝にシリコ
ン酸化膜を埋め込むトレンチ分離構造からなる素子分離
絶縁膜2によって素子領域Sが画定される。
【0054】そして、素子領域のP型シリコン基板1表
面には、熱酸化によって形成された膜厚8nmのシリコ
ン酸化膜からなるゲート酸化膜3が形成される。次に、
全表面にCVD(化学的気相成長)法により堆積された
膜厚100nmのN型多結晶シリコン膜とスパッタ法に
より堆積された膜厚150nmのタングステンシリサイ
ド膜とからなるタングステンポリサイド膜およびCVD
法によって堆積された膜厚200nmの第1のシリコン
窒化膜32からなる積層膜が形成される。
【0055】そして、リソグラフィー技術により形成さ
れたレジスト33をマスクとして、第1のシリコン窒化
膜32、およびタングステンシリサイド膜とN型多結晶
シリコン膜とから形成されるタングステンポリサイド膜
31をエッチングすることで、セルゲート電極4と、後
述されるダミーゲート電極10のメモリセル領域側の側
面とが形成される。このとき、周辺回路領域は、全てレ
ジスト33によって被覆されているために、周辺回路領
域の各積層膜は残る。
【0056】次に、図12において、レジスト33を除
去した後、周辺回路領域およびメモリセル領域における
第1のシリコン窒化膜32およびタングステンポリサイ
ド膜31からなる積層膜をマスクとしてイオン注入法を
用い、注入エネルギー15keVによりリンイオンを2
E13cm−2の注入量で注入することで低不純物濃度
セルN型拡散層5が形成される。
【0057】そして、CVD法により膜厚50nmのシ
リコン酸化膜を堆積し、エッチバックすることにより、
メモリセルトランジスタのゲート電極4の側面にセルゲ
ート側面シリコン酸化膜6が、また後述されるダミーゲ
ート電極9のメモリセル領域側の側面にダミーゲート側
面シリコン酸化膜8が形成される。
【0058】次に、図13において、リソグラフィー技
術により形成されたレジスト34をマスクとして、第1
のシリコン窒化膜32とタングステンシリサイド膜とN
型多結晶シリコン膜とからなるタングステンポリサイド
膜31をエッチングすることにより、周辺回路領域のト
ランジスタのゲート電極10よびダミーゲート電極9の
周辺回路領域側の側面が形成される。
【0059】そして、レジスト34をマスクにしたイオ
ン注入法により、注入エネルギー30keVでヒ素イオ
ンを1E13cm−2の注入量で注入することで低不純
物濃度周辺N型拡散層11が形成される。
【0060】次に、図14において、レジスト34が除
去された後、CVD法により膜厚150nmの第2のシ
リコン窒化膜12aが堆積される。そして、リソグラフ
ィー技術により形成されたレジスト35をマスクとし
て、第2シリコン窒化膜12aをエッチバックすること
によって周辺ゲート電極4の側面に周辺ゲート側面シリ
コン窒化膜12が、またダミーゲート電極10の周辺回
路領域側の側面にダミーゲート側面シリコン窒化膜13
が形成される。
【0061】このとき、周辺ゲート側面シリコン窒化膜
12を形成するさいに、リソグラフィー工程を用いずに
全面エッチバックをおこなう。これにより、メモリセル
領域のゲート電極の間隔は狭いために、シリコン窒化膜
によって埋め込まれるように残る。イオン注入法により
エネルギー30keVで砒素を3E15cm−2注入お
こなうことで高不純物濃度周辺N型拡散層14が形成さ
れる。メモリセル領域の一番外側は、ダミーゲート電極
9が存在するために、同様に低不純物濃度セルN型拡散
層が露出することがない。
【0062】次に、図15において、レジスト35を除
去した後、スパッタ法により膜厚30nmのチタンを堆
積させ、650℃の雰囲気で1分間のアニールをおこな
う。これにより、露出した高不純物濃度周辺N型拡散層
14のシリコンとチタンとを反応させ、アンモニアと過
酸化水素水との混合液により未反応のチタンを除去す
る。そして、800℃の雰囲気において1分間のアニー
ルをおこなうことで安定な膜厚50nmのチタンシリサ
イド15を形成する。
【0063】次に、図16において、表面にCVD法に
よって膜厚300nmのシリコン酸化膜からなる第1層
間絶縁膜16が堆積される。そして、第1層間絶縁膜1
6に低不純物濃度セルN型拡散層5あるいはチタンシリ
サイド層15に対するコンタクト孔C1が開口される。
この開口されたコンタクト孔C1にCVD法により膜厚
300nmのN型多結晶シリコン膜が堆積される。
【0064】そして、この堆積された膜厚300nmの
N型多結晶シリコン膜をエッチバックすることにより、
コンタクト孔C1にのみN型多結晶シリコン膜が埋め込
まれた第1コンタクトプラグ17が形成される。次に、
第1層間絶縁膜16の表面には、第1コンタクトプラグ
17表面を被覆した膜厚100nmのタングステンシリ
サイド膜からなるビット線18が形成される。
【0065】次に、図17において、第1層間絶縁膜1
6表面にCVD法により膜厚200nmのシリコン酸化
膜からなる第2層間絶縁膜19が堆積される。そして、
第2層間絶縁膜19に低不純物濃度セルN型拡散層5に
達するコンタクト孔C2がエッチングにより開口され
る。この開口されたコンタクト孔C2にCVD法によ
り、膜厚300nmのN型多結晶シリコン膜が堆積され
る。
【0066】そして、このN型多結晶シリコン膜をエッ
チバックすることにより、コンタクト孔にのみN型多結
晶シリコン膜が埋め込まれた第2コンタクトプラグ20
が形成される。次に、第2層間絶縁膜19表面に第2コ
ンタクトプラグ20が被覆されるように、膜厚500n
mのN型多結晶シリコン膜からなる容量下部電極21が
形成される。
【0067】そして、この容量下部電極21の表面に
は、シリコン酸化膜に換算した場合の換算膜厚5nmの
窒化酸化シリコン膜からなる容量絶縁膜22が形成され
る。さらに、容量絶縁膜22を介して容量下部電極21
を被覆するようにCVD法により堆積された膜厚150
nmのN型多結晶シリコン膜からなる容量上部電極23
が形成される。
【0068】次に、図18において、第2層間絶縁膜1
9および容量下部電極23の表面には、CVD法により
膜厚200nmのシリコン酸化膜からなる第3層間絶縁
膜24が形成される。そして、第3層間絶縁膜23、第
2層間絶縁膜19および第1層間絶縁膜16には、チタ
ンシリサイド層15に達する第3コンタクト孔C3が開
口される。
【0069】次に、第3層間絶縁膜24表面には、スパ
ッタ法により膜厚50nmのチタン膜と膜厚100nm
の窒化チタン膜とを堆積させる。続いてこの窒化チタン
膜表面には、CVD法により、膜厚400nmのタング
ステン膜が堆積される。そして、このタングステン膜を
エッチバックすることにより、第3コンタクトC3内に
のみタングステン等が埋め込まれた第3コンタクトプラ
グ25が形される。
【0070】次に、第3コンタクトプラグ25の表面が
被覆されるように、第3層間絶縁膜24表面には、膜厚
300nmのアルミニウム合金が堆積される。そして、
必要な配線部分である金属配線31を残し、他の領域の
アルミニウム合金は、エッチングにより除去される。
【0071】また、本実施例において、セルトランジス
タのゲート電極の側面と周辺ゲート電極との側面に形成
された絶縁膜スペーサの材質は、それぞれシリコン酸化
膜とシリコン窒化膜との例を示した。しかしながら、こ
の2種類のシリコン酸化膜とシリコン窒化膜との材料の
組み合わせに限定するものではなく、組み合わせを変え
たり、材質を変えることも可能である。
【0072】さらに、上述したように、第二の実施形態
は、第一の実施形態におけるレジスト35を形成する必
要がなくなる。この結果、半導体装置の製造工程が簡略
化できる。
【0073】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、半導体基
板と、前記半導体基板表面の第1の半導体素子領域に形
成された第1のMOSトランジスタのゲート電極の側面
に形成される第1の絶縁膜スペーサと、前記半導体基板
表面の前記第1の半導体素子領域と絶縁膜パターンによ
って分離された第2の半導体素子領域に形成された第2
のMOSトランジスタのゲート電極の側面に形成される
第2の絶縁膜スペーサとを具備し、前記第1の絶縁膜ス
ペーサと第2の絶縁膜スペーサとの材質が異なるため、
例えば第1のMOSトランジスタであるメモリセルのM
OSFETのゲート電極側面をシリコン酸化膜からなる
第1の絶縁膜スペーサで被覆できるので、MOSFET
のホットキャリア耐性を向上させ、かつ周辺回路に用い
られる第2のMOSトランジスタのソース・ドレインと
なる拡散層表面に自己整合的にシリサイドを形成する際
に、ゲート電極を保護する第2の絶縁膜スペーサとして
シリコン窒化膜を用いることが可能となり、拡散層表面
の自己整合シリサイド形成が高い信頼性をもって再現性
よくおこなうことができる効果がある。
【0074】請求項2記載の発明によれば、半導体基板
表面に形成された絶縁膜パターンによって分離された第
1の半導体素子領域と第2の半導体素子領域とを形成す
る第1の工程と、前記第1の半導体素子領域に第1のM
OSトランジスタを形成する第2の工程と、前記第1の
MOSトランジスタのゲート電極の側面に第1の絶縁膜
スペーサを形成する第3の工程と、前記第2の半導体素
子領域に第2のMOSトランジスタを形成する第4の工
程と、前記第2のMOSトランジスタのゲート電極の側
面に前記第1の絶縁膜スペーサと材質の異なる第2の絶
縁膜スペーサを形成する第5の工程とを有するため、例
えば第1のMOSトランジスタであるメモリセルのMO
SFETのゲート電極側面をシリコン酸化膜からなる第
1の絶縁膜スペーサで被覆できるので、MOSFETの
ホットキャリア耐性を向上させ、かつ周辺回路に用いら
れる第2のMOSトランジスタのソース・ドレインとな
る拡散層表面に自己整合的にシリサイドを形成する際
に、ゲート電極を保護する第2の絶縁膜スペーサとして
シリコン窒化膜を用いることが可能となり、拡散層表面
の自己整合シリサイド形成が高い信頼性をもって再現性
よくおこなうことができる効果がある。
【0075】請求項3記載の発明によれば、前記第1の
領域と前記第2の領域との間に、この第1の領域側の電
極の側面に前記第1の絶縁膜スペーサが形成され、この
第2の領域側の電極の側面に前記第2の絶縁膜スペーサ
が形成された、MOSトランジスタの電極構造を有する
ダミーゲート電極を具備するため、例えば第1のMOS
トランジスタであるメモリセルのMOSFETの低不純
物濃度で形成されたソースもしくはドレインが露出され
ることが無いため、周辺トランジスタのソース・ドレイ
ン領域にシリサイド層をマスクなしで形成することがで
きる。
【0076】請求項4記載の発明によれば、前記ダミー
ゲート電極が前記第1トランジスタのゲート電極形成す
るための第1のマスクと、前記第2のトランジスタのゲ
ート電極を形成する第2のマスクとの重ね合わせによっ
て形成されるため、製造工程におけるリソグラフィー工
程を増加させることなく、ゲート電極側面の絶縁膜材質
を2種類用いることができ、コスト上昇を抑制できる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態による半導体装置の
断面構造を示す断面図である。
【図2】 図1に示す半導体装置の製造工程を説明する
半導体装置の断面構造を示す断面図である。
【図3】 図1に示す半導体装置の製造工程を説明する
半導体装置の断面構造を示す断面図である。
【図4】 図1に示す半導体装置の製造工程を説明する
半導体装置の断面構造を示す断面図である。
【図5】 図1に示す半導体装置の製造工程を説明する
半導体装置の断面構造を示す断面図である。
【図6】 図1に示す半導体装置の製造工程を説明する
半導体装置の断面構造を示す断面図である。
【図7】 図1に示す半導体装置の製造工程を説明する
半導体装置の断面構造を示す断面図である。
【図8】 図1に示す半導体装置の製造工程を説明する
半導体装置の断面構造を示す断面図である。
【図9】 図1に示す半導体装置の製造工程を説明する
半導体装置の断面構造を示す断面図である。
【図10】 本発明の第2の実施形態による半導体装置
の断面構造を示す断面図である。
【図11】 図2に示す半導体装置の製造工程を説明す
る半導体装置の断面構造を示す断面図である。
【図12】 図2に示す半導体装置の製造工程を説明す
る半導体装置の断面構造を示す断面図である。
【図13】 図2に示す半導体装置の製造工程を説明す
る半導体装置の断面構造を示す断面図である。
【図14】 図2に示す半導体装置の製造工程を説明す
る半導体装置の断面構造を示す断面図である。
【図15】 図2に示す半導体装置の製造工程を説明す
る半導体装置の断面構造を示す断面図である。
【図16】 図2に示す半導体装置の製造工程を説明す
る半導体装置の断面構造を示す断面図である。
【図17】 図2に示す半導体装置の製造工程を説明す
る半導体装置の断面構造を示す断面図である。
【図18】 図2に示す半導体装置の製造工程を説明す
る半導体装置の断面構造を示す断面図である。
【図19】 従来例による半導体装置の製造工程を説明
する半導体装置の断面構造を示す断面図である。
【図20】 従来例による半導体装置の製造工程を説明
する半導体装置の断面構造を示す断面図である。
【図21】 従来例による半導体装置の製造工程を説明
する半導体装置の断面構造を示す断面図である。
【図22】 従来例による半導体装置の製造工程を説明
する半導体装置の断面構造を示す断面図である。
【図23】 従来例による半導体装置の製造工程を説明
する半導体装置の断面構造を示す断面図である。
【符号の説明】
1 P型シリコン基板 2 素子分離膜 3 ゲート酸化膜 4 セルゲート電極 5 低不純物濃度セルN型拡散層 6 セルゲート側面シリコン酸化膜 10 周辺ゲート電極 11 低不純物濃度周辺N型拡散層 12 周辺ゲート側面シリコン窒化膜 14 高不純物濃度周辺N型拡散層 15 チタンシリサイド層 16 第1層間絶縁膜 17 第1コンタクトプラグ 18 ビット線 19 第2層間絶縁膜 20 第2コンタクトプラグ 21 容量下部電極 22 容量絶縁膜 23 容量上部電極 24 第3層間絶縁膜 25 第3コンタクトプラグ 26 金属配線

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板と、 前記半導体基板表面の第1の半導体素子領域に形成され
    た第1のMOSトランジスタのゲート電極の側面に形成
    される第1の絶縁膜スペーサと、 前記半導体基板表面の前記第1の半導体素子領域と絶縁
    膜パターンによって分離された第2の半導体素子領域に
    形成された第2のMOSトランジスタのゲート電極の側
    面に形成される第2の絶縁膜スペーサとを具備し、 前記第1の絶縁膜スペーサと第2の絶縁膜スペーサとの
    材質が異なることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 半導体基板表面に形成された絶縁膜パタ
    ーンによって分離された第1の半導体素子領域と第2の
    半導体素子領域とを形成する第1の工程と、 前記第1の半導体素子領域に第1のMOSトランジスタ
    を形成する第2の工程と、 前記第1のMOSトランジスタのゲート電極の側面に第
    1の絶縁膜スペーサを形成する第3の工程と、 前記第2の半導体素子領域に第2のMOSトランジスタ
    を形成する第4の工程と、 前記第2のMOSトランジスタのゲート電極の側面に前
    記第1の絶縁膜スペーサと材質の異なる第2の絶縁膜ス
    ペーサを形成する第5の工程とを有することを特徴とす
    る半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記第1の領域と前記第2の領域との間
    に、この第1の領域側の電極の側面に前記第1の絶縁膜
    スペーサが形成され、この第2の領域側の電極の側面に
    前記第2の絶縁膜スペーサが形成された、MOSトラン
    ジスタの電極構造を有するダミーゲート電極を具備する
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記ダミーゲート電極が前記第1トラン
    ジスタのゲート電極形成するための第1のマスクと、前
    記第2のトランジスタのゲート電極を形成する第2のマ
    スクとの重ね合わせによって形成されることを特徴とす
    る請求項3記載の半導体装置。
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