JPH11340256A - 半導体素子の封止方法及びそれを用いた半導体装置 - Google Patents
半導体素子の封止方法及びそれを用いた半導体装置Info
- Publication number
- JPH11340256A JPH11340256A JP14616798A JP14616798A JPH11340256A JP H11340256 A JPH11340256 A JP H11340256A JP 14616798 A JP14616798 A JP 14616798A JP 14616798 A JP14616798 A JP 14616798A JP H11340256 A JPH11340256 A JP H11340256A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substrate
- sealing resin
- sealing
- chip
- relief
- Prior art date
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- Pending
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- Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 CSP形態の半導体装置を効率よく製造でき
る樹脂封止の方法を提供する。 【解決手段】 半導体装置を封止する工程において、封
止樹脂を凸版を用いて印刷する半導体素子の封止方法。
る樹脂封止の方法を提供する。 【解決手段】 半導体装置を封止する工程において、封
止樹脂を凸版を用いて印刷する半導体素子の封止方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置に関する
ものであり、さらに詳しくは半導体素子の樹脂封止方法
に関するものである。
ものであり、さらに詳しくは半導体素子の樹脂封止方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】樹脂封止された半導体装置は多数用いら
れており、その形態もさまざまである。近年、携帯用コ
ンピューターやビデオカメラレコーダー等の小型軽量が
求められる用途を中心に、チップサイズパッケージ(C
SP)と呼ばれる形態の半導体装置が用いられつつあ
る。CSPには各種の構造を持つものがあるが、半導体
素子(チップ)が外部の回路との接続部を有するチップ
とほとんど同じサイズの回路基板に搭載されておりチッ
プの周辺を樹脂封止した構造のものが、実装面積および
ハンドリングの点に優れるものとして提案されている。
さらに、チップの放熱性に優れるものとして、チップ裏
面には封止樹脂が無く、側面にのみ形成されている構造
のものが提案されている。
れており、その形態もさまざまである。近年、携帯用コ
ンピューターやビデオカメラレコーダー等の小型軽量が
求められる用途を中心に、チップサイズパッケージ(C
SP)と呼ばれる形態の半導体装置が用いられつつあ
る。CSPには各種の構造を持つものがあるが、半導体
素子(チップ)が外部の回路との接続部を有するチップ
とほとんど同じサイズの回路基板に搭載されておりチッ
プの周辺を樹脂封止した構造のものが、実装面積および
ハンドリングの点に優れるものとして提案されている。
さらに、チップの放熱性に優れるものとして、チップ裏
面には封止樹脂が無く、側面にのみ形成されている構造
のものが提案されている。
【0003】このような形状のCSPを製造するための
樹脂封止の方法として、次のようなものが提案されてい
る。まず、インターポーザーとなる切断前の基板上にチ
ップを搭載する。チップの間隔は、形成する封止樹脂の
幅の約2倍とする。次にスクリーン印刷法を用いて封止
樹脂をチップ間に印刷する。封止樹脂を硬化した後、切
断して半導体装置を得る。しかし、この方法は、材料の
歩留まりが低いことや、印刷時にはラインを流れてくる
基板を一旦静止して行わなければならない点等が問題と
なっている。
樹脂封止の方法として、次のようなものが提案されてい
る。まず、インターポーザーとなる切断前の基板上にチ
ップを搭載する。チップの間隔は、形成する封止樹脂の
幅の約2倍とする。次にスクリーン印刷法を用いて封止
樹脂をチップ間に印刷する。封止樹脂を硬化した後、切
断して半導体装置を得る。しかし、この方法は、材料の
歩留まりが低いことや、印刷時にはラインを流れてくる
基板を一旦静止して行わなければならない点等が問題と
なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な問題点を解決し、CSP形態の半導体装置を効率よく
製造できる樹脂封止の方法を提供するものである。
な問題点を解決し、CSP形態の半導体装置を効率よく
製造できる樹脂封止の方法を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、 1.半導体装置を封止する工程において、封止樹脂を凸
版を用いて印刷することを特徴とする半導体素子の封止
方法 2.半導体素子が、基板上に半導体素子の表面が基板に
向いて搭載されている前記の半導体素子の封止方法 3.半導体装置の側面だけに封止樹脂を形成する前記の
半導体素子の封止方法 4.前記の方法により製造された半導体装置 である。
版を用いて印刷することを特徴とする半導体素子の封止
方法 2.半導体素子が、基板上に半導体素子の表面が基板に
向いて搭載されている前記の半導体素子の封止方法 3.半導体装置の側面だけに封止樹脂を形成する前記の
半導体素子の封止方法 4.前記の方法により製造された半導体装置 である。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の半導体素子の封止方法で
は、封止樹脂を転写印刷により形成することを特徴とし
ている。本方法では、ロール状の印刷版を用いることに
よりインラインで連続的に封止樹脂を形成することがで
きる。さらに、スクリーン印刷法に比べて封止樹脂の歩
留まりが高く、コストの点および廃棄物が少ない点が優
れている。
は、封止樹脂を転写印刷により形成することを特徴とし
ている。本方法では、ロール状の印刷版を用いることに
よりインラインで連続的に封止樹脂を形成することがで
きる。さらに、スクリーン印刷法に比べて封止樹脂の歩
留まりが高く、コストの点および廃棄物が少ない点が優
れている。
【0007】本発明中の転写印刷の版としては、有る程
度の厚みを有する樹脂層を形成する点から、金属や樹脂
の凸版を用いることが好ましい。
度の厚みを有する樹脂層を形成する点から、金属や樹脂
の凸版を用いることが好ましい。
【0008】本発明の半導体素子の封止方法では、ペー
スト状の封止樹脂を使用するが、スクリーン印刷法に比
べてチキソ性の高い樹脂を使用することができるので、
無機フィラーの充填率が高い封止樹脂を使用することが
できる。
スト状の封止樹脂を使用するが、スクリーン印刷法に比
べてチキソ性の高い樹脂を使用することができるので、
無機フィラーの充填率が高い封止樹脂を使用することが
できる。
【0009】以下、図面により説明する。
【0010】図1は、本発明の封止樹脂の印刷に用いる
印刷機の構造の例である。封止樹脂はロール(1)上にデ
ィスペンサー等により投入されドクタープレート(2)で
所定の厚さに均一にされる。凸版(3)は、基板(4)上にチ
ップ(5)が搭載されている配置の間隔に合わせてパター
ンが形成されており、回転速度をチップを搭載した基板
の搬送速度と同期させ、凸版の封止樹脂を基板側へ転写
する。この際、ロール(1)とドクタープレート(2)の間
隔、凸版(4)とロール(1)の位置、凸版と基板との位置を
調整することにより封止樹脂がチップの高さと同じだけ
印刷されるように制御する。
印刷機の構造の例である。封止樹脂はロール(1)上にデ
ィスペンサー等により投入されドクタープレート(2)で
所定の厚さに均一にされる。凸版(3)は、基板(4)上にチ
ップ(5)が搭載されている配置の間隔に合わせてパター
ンが形成されており、回転速度をチップを搭載した基板
の搬送速度と同期させ、凸版の封止樹脂を基板側へ転写
する。この際、ロール(1)とドクタープレート(2)の間
隔、凸版(4)とロール(1)の位置、凸版と基板との位置を
調整することにより封止樹脂がチップの高さと同じだけ
印刷されるように制御する。
【0011】図2は印刷が終了した基板を上方から見た
ものである。封止樹脂を硬化した後に破線にて切断する
ことにより半導体装置が完成する。
ものである。封止樹脂を硬化した後に破線にて切断する
ことにより半導体装置が完成する。
【0012】図3は本発明の方法により作製した半導体
装置の断面図である。
装置の断面図である。
【0013】
【発明の効果】本発明の半導体装置の製造方法を用いる
ことにより、CSP形態の半導体装置を効率よく製造す
ることができるものである。
ことにより、CSP形態の半導体装置を効率よく製造す
ることができるものである。
【図1】 本発明の封止樹脂の印刷に用いる印刷機の構
造の例。
造の例。
【図2】 印刷が終了した基板を上方から見たもの。
【図3】 本発明の方法により作製した半導体装置の断
面図。
面図。
1 ロール 2 ドクタープレート 3 凸版 4 基板 5 チップ 6 チップ 7 封止樹脂 8 基板 9 チップ 10 封止樹脂 11 基板(インターポーザー)
Claims (4)
- 【請求項1】 半導体素子を封止する工程において、封
止樹脂を凸版を用いて印刷することを特徴とする半導体
素子の封止方法。 - 【請求項2】 半導体素子が、基板上に半導体素子の表
面が基板に向いて搭載されている請求項1に記載の半導
体素子の封止方法。 - 【請求項3】 半導体装置の側面だけに封止樹脂を形成
する請求項2に記載の半導体素子の封止方法。 - 【請求項4】 請求項1、2または3に記載の方法によ
り製造された半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14616798A JPH11340256A (ja) | 1998-05-27 | 1998-05-27 | 半導体素子の封止方法及びそれを用いた半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14616798A JPH11340256A (ja) | 1998-05-27 | 1998-05-27 | 半導体素子の封止方法及びそれを用いた半導体装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11340256A true JPH11340256A (ja) | 1999-12-10 |
Family
ID=15401655
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14616798A Pending JPH11340256A (ja) | 1998-05-27 | 1998-05-27 | 半導体素子の封止方法及びそれを用いた半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11340256A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100399145C (zh) * | 2003-12-18 | 2008-07-02 | Lg.菲利浦Lcd株式会社 | 滤色片阵列基板的制造方法 |
-
1998
- 1998-05-27 JP JP14616798A patent/JPH11340256A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100399145C (zh) * | 2003-12-18 | 2008-07-02 | Lg.菲利浦Lcd株式会社 | 滤色片阵列基板的制造方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040330 |