JPH11338363A - 薄形表示装置の画面縦横切替え機構 - Google Patents
薄形表示装置の画面縦横切替え機構Info
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- JPH11338363A JPH11338363A JP14592698A JP14592698A JPH11338363A JP H11338363 A JPH11338363 A JP H11338363A JP 14592698 A JP14592698 A JP 14592698A JP 14592698 A JP14592698 A JP 14592698A JP H11338363 A JPH11338363 A JP H11338363A
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Abstract
略化する。 【解決手段】 表示部１１とスタンド１２との間にリン
ク１４を配する。リンク１４の上端（回転軸部Ａ）をス
タンド１２に回転可能にかつその回転角を維持可能（バ
ネを利用した摩擦力等で）に取り付け、リンク１４の下
端（回転軸部Ｂ）を、表示部１１の画面中心Ｏから偏心
した位置に、回転可能にかつその回転角を維持可能に取
り付ける。図５（イ）の横長状態で、表示部１１を回転
軸部Ｂを中心として角度αだけ回転させると、（ロ）の
状態となる。次いで、回転軸部Ａを中心として角度β
（α＋β＝９０°）だけ回転させると、（ハ）のように
表示部１１が縦長状態となる。横長状態での表示部１１
の画面中心Ｏは、縦長状態での表示部１１の画面中心Ｏ
よりｓだけ低くなる。横長状態で表示部１１の下方に必
要以上のスペースは生じない。このように、表示部１１
を回転させる回転動作と表示部１１を上下に移動させる
上下移動の動作とが１つになり、構造が著しく簡略化さ
れる。
Description
の薄形表示装置において、画面の縦横を切り替えるため
の薄形表示装置の画面縦横切替え機構に関する。
て、画面を横長に用いたり縦長に用いたりできるものが
あるが、この種の従来の薄形表示装置では、図６に示す
ように、表示部１の中心Ｏの部分をスタンド２に、中心
Ｏ回りに回転可能に取り付ける構造を採用している。す
なわち、表示部１１の中心部を支持してこれを回転させ
る回転機構を設けている。そして、横長状態で画面の下
方に必要以上のスペースが生じないようにする場合は、
表示部１を回転機構とともに上下にスライドさせる上下
動機構（図示略）を別に設けている。すなわち、図６に
おいて、（イ）は表示部１の画面が縦長状態であり、こ
の縦長状態の表示部１を矢印のように９０°回転させる
と、（ロ）のように表示部１は横長状態となる。このま
までは、表示部１の下方のスペースが縦長状態と比べて
hだけ大きくなるので、上下動機構により表示部１を
（ハ）のように下方にスライドさせる。
画面縦横切替え機構は、表示部１の中心部Ｏを回転可能
に支持する回転機構と、表示部を上下にスライドさせる
上下動機構とを別に設けた構造なので、構造が複雑であ
り、コストも高くなるという問題がある。
で、表示部を回転させる動作と上下に移動させる動作と
を組み合わせた動作を行う機構とすることにより、表示
部の回転機構と上下動機構とを別個に持たない、簡単な
構造の画面縦横切替え機構を提供することを目的とす
る。
明は、表示部をスタンドに画面の縦横切替え可能に取り
付ける薄形表示装置における画面縦横切替え機構であっ
て、表示部とスタンドとの間に配したリンクの上端をス
タンドに回転可能にかつその回転角を維持可能に支持す
るとともに、前記リンクの下端を、表示部の、画面中心
から画面縦長状態での下方に偏心した位置に、回転可能
にかつその回転角を維持可能に支持したことを特徴とす
る。
〜図５に示した一実施例の薄形表示装置の画面縦横切替
え機構を参照して説明する。図１は本発明の一実施例の
画面縦横切替え機構１３を備えた液晶モニタ等の薄形表
示装置１０の正面図、図２は図１の右側面図、図３は図
１の平面図である。これらの図において、１１は薄形表
示装置の表示部、１２はスタンドである。表示部１１
は、図示のように、長さｃの１本のリンク１４を介して
スタンド１２に取り付けられている。
幅方向中央の上部に回転可能に、かつその回転角を維持
可能に取り付けられ（その回転軸部分をＡで示す）さ
れ、下端は表示部１１の画面中心Ｏから縦長状態での下
方（図１の横長状態では左方）へ適宜の距離ｂだけ偏心
した位置に回転可能にかつその回転角を維持可能に取り
付けられている（その回転軸部分をＢで示す）。また、
この実施例では、表示部１１の裏面の例えば画面中心位
置にピン１７を固定し、リンク１４側に前記ピン１７が
係合可能できる切り欠き１８を設けている。なお、前記
リンク１３のスタンド１２側の連結軸部Ａの、表示部１
１の画面面中心Ｏからの距離をａとする。前記リンク１
４の上端側の回転軸部Ａおよび下端側の回転軸部Ｂは、
いずれも、例えば図５に示すように、それぞれの回転軸
２０、２１にそれぞれ皿ばね２２、２３を圧接状態で装
着して、皿ばね２１の摩擦力によりリンク１４の回転角
を維持する構成としている。この場合、リンク１４の上
端の回転軸部Ａの摩擦力を下端の回転軸部Ｂの摩擦力よ
り明確に強く設定する。すなわち、バネ力の大小異なる
２つの皿ばねを用いるなどして、両回転軸部Ａ、Ｂにお
ける摩擦力を異ならせ、これにより、表示部１１をリン
ク１４に対して回転させても、リンク１４はスタンド１
２との間の摩擦力で回転せず、それ以上の大きなトルク
が作用した時に、リンク１４がスタンド１２に対して回
転するように設定している。なお、図５に示した構造
は、２つの回転軸部Ａ、Ｂにおける回転トルクに差をつ
ける手段を模式的に説明するために単純化したものであ
る。
横の切替え動作を説明する。図５は表示部１１の画面が
横長状態にあり、リンク１３の表示部１１側の回転軸部
Ｂは、画面中心Ｏの左方にある。リンク１３のスタンド
１２側の回転軸部Ａおよび表示部１１側の回転軸部Ｂ
は、いずれも皿ばね２２、２３による摩擦力で回転を拘
束されており、その拘束力で表示部１１が横長状態に保
持されている。
下端部の回転軸部Ｂを中心として矢印のように反時計回
り方向にαだけ回転させる。この場合、前記の通り、リ
ンク１３はスタンド１２側との間の摩擦力（回転軸部Ｂ
での摩擦力より大きい）で拘束されて、回転しない。し
たがって、表示部１１の裏面のピン１７がリンク１３の
切り欠き１８に係合する。この時、図５（ロ）のよう
に、表示部１１の縦長状態での幅方向中心線ｎがリンク
１３の中心線と一致する。
４の上端部の回転軸部Ａを中心として、表示部１１を、
さらにβ（α＋β＝９０°）だけ回転させる。この回転
の際には、表示部１１のピン１７がリンク１４と係合し
ているので、表示部１１とピン１７とは一体に回転す
る。これにより、図５（ハ）のように、表示部１１の画
面が縦長状態となる。
態での高さ位置と横長状態での高さ位置との差ｓは、幾
何学的関係から明らかな通り、ｓ＝ｂ−（ｃ−ａ）＝ａ
＋ｂ−ｃ（ただし、ｃはリンク１４の長さ）となる。こ
こで必ず、ａ＋ｂ＞ｃが成りたつので、必ずｓ＞０であ
る。すなわち、（ハ）の縦長状態では表示部１１の画面
中心位置が距離ｓだけ上昇する。逆に、（ハ）の縦長状
態から（イ）の横長状態に切り替える時は、表示部１１
の画面中心Ｏが高さｓだけ下降する。したがって、横長
状態において、表示部１１の下方に必要以上のスペース
が生じない。
角を維持する手段としては、上記の実施例に限らず、種
々考えられる。
表示部を回転させる回転動作と表示部を上下に移動させ
る上下移動の動作とを組み合わせた１つの動作で、画面
の縦横の切替えを行う構造であり、これを１つのリンク
を用いた簡単な機構により行うものであるから、従来の
ように回転機構と上下動機構とを別に設ける構造と比べ
て、構造が大幅に簡略化され、かつ部品点数も大幅にさ
れるという効果が得られた。
た薄形表示装置の正面図である。
転軸部分の詳細を説明する図である。
の動作の説明図であり、（イ）の縦長状態から（ロ）の
途中状態を経て（ハ）の縦長状態にする場合のものであ
る。
置の正面図であり、（イ）の縦長状態から（ロ）の途中
状態を経て（ハ）の縦長状態にする場合のものである。
Claims (1)
- 【請求項１】 表示部をスタンドに画面の縦横切替え可
能に取り付ける薄形表示装置における画面縦横切替え機
構であって、 表示部とスタンドとの間に配したリンクの上端をスタン
ドに回転可能にかつその回転角を維持可能に支持すると
ともに、前記リンクの下端を、表示部の、画面中心から
画面縦長状態での下方に偏心した位置に、回転可能にか
つその回転角を維持可能に支持したことを特徴とする薄
形表示装置の画面縦横切替え機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14592698A JP3973758B2 (ja) | 1998-05-27 | 1998-05-27 | 薄形表示装置の画面縦横切替え機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14592698A JP3973758B2 (ja) | 1998-05-27 | 1998-05-27 | 薄形表示装置の画面縦横切替え機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11338363A true JPH11338363A (ja) | 1999-12-10 |
| JP3973758B2 JP3973758B2 (ja) | 2007-09-12 |
Family
ID=15396282
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14592698A Expired - Fee Related JP3973758B2 (ja) | 1998-05-27 | 1998-05-27 | 薄形表示装置の画面縦横切替え機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3973758B2 (ja) |
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-
1998
- 1998-05-27 JP JP14592698A patent/JP3973758B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|
| JP3973758B2 (ja) | 2007-09-12 |
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