JPH11337841A - 細管用の撮像装置 - Google Patents

細管用の撮像装置

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JPH11337841A
JPH11337841A JP10142923A JP14292398A JPH11337841A JP H11337841 A JPH11337841 A JP H11337841A JP 10142923 A JP10142923 A JP 10142923A JP 14292398 A JP14292398 A JP 14292398A JP H11337841 A JPH11337841 A JP H11337841A
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JP
Japan
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distal end
end portion
displacement
unit
tube
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JP10142923A
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Tomoo Minowa
智夫 箕輪
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、細径な形状を維持して簡便な構造で
焦点の調整やズーム機能を実現する。 【解決手段】CCDユニット5を摺動自在に設けた先端
部1に対して操作部13における操作レバー15の変位
を伝達して、CCDユニット5を先端部1内で摺動させ
て焦点又はズームの調整を行う場合、先端部1内でのC
CDユニット5の摺動位置を先端部1内の近焦点側に保
持するための磁石10、11と、操作レバー15の変位
をCCDユニット5の先端部1内での遠焦点側で保持す
るための磁石16、19を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば配管内や人
体内などの外部より観察が不可能な部位を観察すること
を目的として屈曲した狭路に挿入して観察を行う細管用
の撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この細管用の撮像装置は、例えば屈曲自
在なチューブの一端側にCCDから成る撮像ユニットを
摺動自在に設けた先端部を形成し、かつチューブの他端
側に撮像ユニットの摺動位置を変えて焦点やズームの調
整を行うための操作部を設けたものとなっている。
【0003】この場合、撮像ユニットの駆動機構につい
ては、これまでに種々のものが提案されており大別する
と、先端部にアクチュエータを備えて撮像ユニットを摺
動するものと、操作部における操作レバー等の押し引き
操作による線方向の変位又は回転ハンドル等の回転操作
による回転方向の変位を先端部に伝達して撮像ユニット
を摺動するものとに分けられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、先端部
にアクチュエータを備える撮像装置では、細管内などの
狭路に挿入するために先端部も細径化した形状となり、
これに伴ってアクチュエータとしても微小なものが要求
されるが、このような微小なアクチュエータを製作する
ことは容易でない。たとえ微小なアクチュエータを製作
したとしても、このアクチュエータでは、撮像ユニット
を摺動するに十分なアクチュエータ出力が得られなかっ
たり、十分なアクチュエータ出力を得るために高電圧を
印加しなければならないなどの問題がある。
【0005】一方、操作レバー等の押し引き操作による
変位を先端部に伝達する撮像装置では、例えば屈曲した
狭路への挿入したときの経路長の変化による撮像ユニッ
トのレンズの移動を防止するために、先端部にレンズ移
動のロック機構を設ける必要があり、このために複雑な
構造となりがちである。
【0006】又、回転ハンドル等の回転操作による回転
方向の変位を先端部に伝達する撮像装置では、先端部に
回転変位を線方向の変位に変換する機構が必要となり、
この機構のために構造が複雑になるとともに先端部の微
細化が困難となる。そこで本発明は、細径な形状を維持
して簡便な構造で焦点の調整やズーム機能を実現できる
細管用の撮像装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1によれば、撮像
ユニットを摺動自在に設けた先端部に対して操作部にお
ける操作端の線方向の変位を伝達して、撮像ユニットを
先端部内で線方向に摺動させて焦点又はズームの調整を
行う細管用の撮像装置において、先端部内での撮像ユニ
ットの摺動位置を先端部内の近焦点側又は遠円焦点側に
固定する第1の磁気素子と、操作端の変位を撮像ユニッ
トの先端部内での遠焦点側又は近円焦点側で固定する第
2の磁気素子と、を備えた細管用の撮像装置である。
【0008】請求項2によれば、撮像ユニットを摺動自
在に設けた先端部に対して操作部における操作端の線方
向の変位を伝達して、撮像ユニットを先端部内で線方向
に摺動させて焦点又はズームの調整を行う細管用の撮像
装置において、先端部内での撮像ユニットの摺動位置を
先端部内の近焦点側又は遠円焦点側に固定する弾性部材
と、操作端の変位を撮像ユニットの先端部内での遠焦点
側又は近円焦点側で固定する磁気素子と、を備えた細管
用の撮像装置である。
【0009】請求項3によれば、撮像ユニットを摺動自
在に設けた先端部に対して操作部における操作端の回転
方向の変位を伝達して、撮像ユニットを先端部内で線方
向に摺動させて焦点又はズームの調整を行う細管用の撮
像装置において、操作端の回転方向の変位を先端部に伝
達するチューブと、このチューブの回転方向の変位を線
方向の変位に変換して撮像ユニットに伝達する螺合部
と、を備えた細管用の撮像装置である。
【0010】請求項4によれば、撮像ユニットを摺動自
在に設けた先端部に対して操作部における操作端の回転
方向の変位を伝達して、撮像ユニットを先端部内で線方
向に摺動させて焦点又はズームの調整を行う細管用の撮
像装置において、操作端の回転方向の変位を先端部に伝
達するチューブと、このチューブの回転方向の変位を磁
気の反発力又は吸引力により線方向の変位に変換して撮
像ユニットに伝達する磁気素子群と、を備えた細管用の
撮像装置である。
【0011】
【発明の実施の形態】(1) 以下、本発明の第1の実施の
形態について図面を参照して説明する。図1は細管用の
撮像装置の構成図であって、近焦点の状態を示す。先端
部1には、先端部筐体2が設けられ、この先端部筐体2
内にレンズ鏡筒3が固定されている。このレンズ鏡筒3
は、先端側にレンズ保持用の開口部が形成され、この開
口部に固定レンズ4が保持されている。又、レンズ鏡筒
3内には、筒状のCCD(固体撮像素子)ユニット5が
回転を禁止された状態でレンズ鏡筒3の長手方向つまり
固定レンズ4の光軸方向に摺動自在に取り付けられてい
る。このCCDユニット5は、先端部に移動レンズ6が
設けられるとともにこの移動レンズ6の光軸上にCCD
素子7が設けられ、かつCCD素子7から出力される画
像データを処理して画像信号として出力する画像処理回
路8が内蔵されている。又、レンズ鏡筒3の後方側に
は、ストッパ9が固定されている。このストッパ9は、
CCDユニット5の移動量を規制するものとなってい
る。
【0012】この先端部1におけるレンズ鏡筒3とCC
Dユニット5との互いに対向する各面でかつ固定レンズ
4及び移動レンズ6の外周側には、それぞれ各磁石1
0、11が設けられている。これら磁石10、11は、
CCDユニット5の摺動位置をレンズ鏡筒3内で近焦点
側に保持するためのもので、互いに吸引力を発生する磁
極(N極、S極)のものが用いられている。これら磁石
10、11は、固定レンズ4及び移動レンズ6の外周側
にそれぞれ複数個設けてもよいし、環状の磁石を設けて
もよい。
【0013】上記先端部1には、例えば屈曲自在な案内
管12を介して操作部13が連結されている。この操作
部13は、操作部筐体14が設けられ、この操作部筐体
14内に操作レバー15が摺動自在に設けられている。
この操作レバー15には、磁石16が設けられ、この磁
石16に対して引張りバネ17を介してワイヤ18が連
結され、さらにこのワイヤ18が案内管12内に内包さ
れて先端部1に至り、この先端部1のCCDユニット5
に連結されている。
【0014】又、操作レバー15に設けられた磁石16
と対向する位置には、磁石19がバネ20を介して操作
部筐体14に設けられている。これら磁石16、19
は、操作レバー15の操作されたときの線方向の変位を
CDDユニット5の先端部1内での遠焦点側で保持する
ためのもので、互いに吸引力を発生する磁極(N極、S
極)のものが用いられている。
【0015】なお、CDDユニット5における画像処理
回路8の出力端子に接続された信号線21は、案内管1
2に内包され、操作部13から外部に取り出されてモニ
タテレビジョンなどに接続されている。
【0016】次に上記の如く構成された装置の作用につ
いて説明する。近焦点の状態にある場合、先端部1で
は、各磁石10、11の吸引力によりCCDユニット5
がレンズ鏡筒3の先端側に摺動されている。このとき操
作部13における操作レバー15は、ワイヤ18を介し
て先端部1側に直線的に引かれ、この操作レバー15設
けられた磁石16と磁石19とは離れた状態になってい
る。
【0017】この近焦点から遠焦点の状態への切換え
は、図2に示すように操作レバー15を先端部1側から
操作部13側の方向(矢印イ方向)にスライドさせるこ
とにより行われる。この操作レバー15をスライドさせ
たとき、引張りバネ17が引っ張り力の限界となり、ワ
イヤ18に作用する張力が先端部1における各磁石1
0、11間の吸引力を超えると、CCDユニット5は操
作部13側に光軸方向で摺動する。そして、操作レバー
15のスライドにより磁石16と磁石19とが吸引され
てその状態が保持されると、引張りバネ17に連結され
たワイヤ18の張力によってCCDユニット5はストッ
パ9に当接して摺動が停止し、その位置が固定される。
これにより遠焦点の状態として保持される。
【0018】このように上記第1の実施の形態において
は、先端部1内でのCCDユニット5の摺動位置を先端
部1内の近焦点側に保持するための磁石10、11と、
操作レバー15の変位をCCDユニット5の先端部1内
での遠焦点側で保持するための磁石16、19を設けた
ので、細径な形状を維持して簡便な構造により近焦点と
遠焦点との切換えができ、かつ簡便な構造により部品点
数を削減でき、コストを低減できる。
【0019】なお、上記第1の実施の形態では近焦点と
遠焦点との切換えに適用した場合について説明したが、
例えば固定レンズ4と移動レンズ6とによりズーム機能
を構成する場合にはズーム機能の調整にも適用できる。 (2) 次に、本発明の第2の実施の形態について図面を参
照して説明する。なお、図1と同一部分には同一符号を
付してその詳しい説明は省略する。
【0020】図3は細管用の撮像装置の先端部の構成図
であって、操作部13及び案内管12は上記第1の実施
の形態と同様の構成でありここでは省略する。この先端
部21には、CCDユニット5とストッパ9との間に焦
点位置固定用のバネ30が設けられている。このバネ3
0は、その付勢力によりCCDユニット5を近焦点の位
置に固定保持するためのものである。
【0021】次に上記の如く構成された装置の作用につ
いて説明する。近焦点の状態にある場合、先端部1で
は、バネ30のに付勢力によりCCDユニット5がレン
ズ鏡筒3の先端側に摺動されている。このとき操作部1
3における操作レバー15は、ワイヤ18を介して先端
部1側に直線的に引かれ、この操作レバー15設けられ
た磁石16と磁石19とは離れた状態になっている。
【0022】この近焦点から遠焦点の状態への切換え
は、操作レバー15を矢印イ方向にスライドさせること
により、引張りバネ17が引っ張り力の限界となり、ワ
イヤ18に作用する張力が先端部1におけるバネ30の
に付勢力を超えると、CCDユニット5は操作部13側
に光軸方向で摺動する。そして、操作レバー15のスラ
イドにより磁石16と磁石19とが吸引されてその状態
が保持されると、引張りバネ17に連結されたワイヤ1
8の張力によってCCDユニット5はバネ30を介して
ストッパ9で位置が固定される。これにより遠焦点の状
態として保持される。
【0023】このように上記第2の実施の形態によれ
ば、上記第1の実施の形態と同様に、細径な形状を維持
して簡便な構造により近焦点と遠焦点との切換えがで
き、かつ簡便な構造により部品点数を削減でき、コスト
を低減できる。 (3) 次に、本発明の第3の実施の形態について図面を参
照して説明する。なお、図1と同一部分には同一符号を
付してその詳しい説明は省略する。
【0024】図4は細管用の撮像装置の構成図である。
先端部40には、レンズ鏡筒41が固定されている。こ
のレンズ鏡筒41は、先端側にレンズ保持用の開口部が
形成され、この開口部に固定レンズ4が保持されてい
る。又、レンズ鏡筒41内側には、案内筒42が形成さ
れ、この案内筒42内にCCDユニット43が回転を禁
止された状態で摺動自在に設けられている。このCCD
ユニット43は、先端部に移動レンズ6が設けられると
ともにこの移動レンズ6の光軸上にCCD素子7が設け
られ、かつCCD素子7から出力される画像データを処
理して画像信号として出力する画像処理回路8が内蔵さ
れている。そして、このCCDユニット43の外周に
は、ネジ切りされた螺合部44が形成されている。
【0025】一方、操作部45には、回転ハンドル46
が設けられ、この回転ハンドル46にトルクチューブ4
7が連結されている。このトルクチューブ47は、先端
部40のレンズ鏡筒41内に導入され、このレンズ鏡筒
41内で回転自在に取り付けられている。そして、この
トルクチューブ47の先端部の内側には、ネジ切りされ
た螺合部48が形成され、上記CCDユニット43の螺
合部44と螺合している。
【0026】なお、CDDユニット5における画像処理
回路8の出力端子に接続された信号線21は、トルクチ
ューブ47に内包され、操作部45から外部に取り出さ
れてモニタテレビジョンなどに接続されている。
【0027】次に上記の如く構成された装置の作用につ
いて説明する。回転ハンドル46を回転させると、この
回転ハンドル46と共にトルクチューブ47も回転し、
この回転がトルクチューブ47の螺合部48まで伝達さ
れる。この螺合部48は、CCDユニット43の螺合部
44と螺合しかつCCDユニット43の回転が禁止され
ていることから、トルクチューブ47の回転は、各螺合
部48、44により光軸方向(矢印ロ方向)の移動に変
換されてCCDユニット43に伝達される。
【0028】従って、CCDユニット43は、回転ハン
ドル46の回転量に応じて光軸方向への移動量が決ま
り、かつ回転ハンドル46の回転方向により近焦点側又
は遠焦点側への移動方向が決まる。
【0029】ここで、固定レンズ4と移動レンズ6とが
ズーム機能を構成する場合には、CCDユニット43の
移動によりズーム機能の調整にも適用できる。このよう
に上記第3の実施の形態においては、操作ハンドル46
の回転方向の変位をトルクチューブ47により伝達し、
このトルクチューブ47の回転方向の変位を各螺合部4
8、44により光軸方向の変位に変換してCCDユニッ
ト43を移動させるようにしたので、上記第1の実施の
形態と同様に、細径な形状を維持して簡便な構造により
近焦点と遠焦点との切換えができ、かつ簡便な構造によ
り部品点数を削減でき、コストを低減できる。 (4) 次に、本発明の第4の実施の形態について図面を参
照して説明する。なお、図4と同一部分には同一符号を
付してその詳しい説明は省略する。
【0030】図5は細管用の撮像装置の先端部の構成図
であって、操作部45及びトルクチューブ47は上記第
3の実施の形態と同様の構成でありここでは省略する。
先端部50には、レンズ鏡筒51が設けられている。こ
のレンズ鏡筒51は、先端側にレンズ保持用の開口部が
形成され、この開口部に固定レンズ4が保持されてい
る。又、レンズ鏡筒51内側には、CCDユニット43
が光軸方向である矢印ロ方向に摺動自在に設けられてい
る。
【0031】一方、レンズ鏡筒51の開口側には、トル
クチューブ47が挿入されている。このトルクチューブ
47は、その端部がL字形状に形成されてその先端に磁
石52が固定され、この磁石52からベアリング53を
介してレンズ鏡筒51内側に回転自在に設けられてい
る。
【0032】上記磁石52の両側で、かつCCDユニッ
ト43の内側には磁石54が固定されるとともにレンズ
鏡筒51内側でトルクチューブ47のL字形状に対応す
る部分には磁石55が固定されている。
【0033】これら磁石52,54,55は、トルクチ
ューブ47の回転方向の変位を磁気の反発力又は吸引力
により光軸方向の変位に変換してCCDユニット43に
伝達し、焦点位置の切換えを行う磁気素子群を構成する
ものである。
【0034】図6はかかる磁気素子群の磁極構成を示す
図である。これら磁石52,54,55は、それぞれ環
状に形成され、このうち磁石52,54はそれぞれ90
度ピッチでS極とN極とが交互に着磁され、磁石55は
30度ピッチでS極とN極とが交互に着磁されている。
【0035】次に上記の如く構成された装置の作用につ
いて説明する。先ず、回転ハンドル46の回転により各
磁石52,54,55の磁極が図6に示す配置関係であ
れば、磁石52のS極の領域が磁石55のN極−S極−
N極の領域とオーバラップするとともに、磁石52のN
極の領域が磁石55のS極−N極−S極の領域とオーバ
ラップするので、各磁石52,54,55は回転運動せ
ずに安定した状態となっている。さらに、磁石54のN
極が磁石52のS極にオーバラップするとともに、磁石
54のS極が磁石52のN極にオーバラップするので、
磁石54は磁石52に引付けられ、遠焦点の状態となっ
ている。
【0036】この状態から回転ハンドル46の回転操作
によりトルクチューブ47が例えば45度以上回転する
と、このトルクチューブ47の回転とともに磁石52が
45度以上回転することで、磁石54との間の磁極の配
置がずれ、N極とN極、S極とS極とがそれぞれオーバ
ラップし、磁石52と磁石54との間には反発力が生
じ、このうちの磁石54は矢印ハ方向に並進移動し、近
焦点の状態となる。そして、磁石52は60度回転した
ところで磁石55と回転的に安定となるので、磁石52
と磁石54との間で反発力が生じた状態で近焦点の状態
が保持される。
【0037】このように上記第4の実施の形態において
は、トルクチューブ47の回転方向の変位を各磁石5
2,54,55間の反発力又は吸引力により線方向の変
位に変換してCCDユニット43を移動させるので、上
記第1の実施の形態と同様に、細径な形状を維持して簡
便な構造により近焦点と遠焦点との切換えができ、かつ
簡便な構造により部品点数を削減でき、コストを低減で
きる。
【0038】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、細
径な形状を維持して簡便な構造で焦点の調整やズーム機
能を実現できる細管用の撮像装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる細管用の撮像装置の第1の実施
の形態を示す構成図。
【図2】同装置の近焦点から遠焦点への切換えを示す
図。
【図3】本発明に係わる細管用の撮像装置の第2の実施
の形態を示す構成図。
【図4】本発明に係わる細管用の撮像装置の第3の実施
の形態を示す構成図。
【図5】本発明に係わる細管用の撮像装置の第4の実施
の形態を示す構成図。
【図6】同装置における磁気素子群の磁極構成を示す
図。
【符号の説明】
1,40,50:先端部、 3,41,51:レンズ鏡筒、 4:固定レンズ、 5,43:CCDユニット、 6:移動レンズ、 7:CCD素子、 10,11:磁石、 12:案内管、 13,45:操作部、 15:操作レバー、 16,19:磁石、 18:ワイヤ、 30:バネ、 44,48:螺合部、 46:回転ハンドル、 47:トルクチューブ、 52,54,55:磁石、 53:ベアリング。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像ユニットを摺動自在に設けた先端部
    に対して操作部における操作端の線方向の変位を伝達し
    て、前記撮像ユニットを前記先端部内で線方向に摺動さ
    せて焦点又はズームの調整を行う細管用の撮像装置にお
    いて、 前記先端部内での前記撮像ユニットの摺動位置を前記先
    端部内の近焦点側又は遠円焦点側に固定する第1の磁気
    素子と、 前記操作端の変位を前記撮像ユニットの前記先端部内で
    の遠焦点側又は近円焦点側で固定する第2の磁気素子
    と、を具備したことを特徴とする細管用の撮像装置。
  2. 【請求項2】 撮像ユニットを摺動自在に設けた先端部
    に対して操作部における操作端の線方向の変位を伝達し
    て、前記撮像ユニットを前記先端部内で線方向に摺動さ
    せて焦点又はズームの調整を行う細管用の撮像装置にお
    いて、 前記先端部内での前記撮像ユニットの摺動位置を前記先
    端部内の近焦点側又は遠円焦点側に固定する弾性部材
    と、 前記操作端の変位を前記撮像ユニットの前記先端部内で
    の遠焦点側又は近円焦点側で固定する磁気素子と、を具
    備したことを特徴とする細管用の撮像装置。
  3. 【請求項3】 撮像ユニットを摺動自在に設けた先端部
    に対して操作部における操作端の回転方向の変位を伝達
    して、前記撮像ユニットを前記先端部内で線方向に摺動
    させて焦点又はズームの調整を行う細管用の撮像装置に
    おいて、 前記操作端の回転方向の変位を前記先端部に伝達するチ
    ューブと、 このチューブの回転方向の変位を線方向の変位に変換し
    て前記撮像ユニットに伝達する螺合部と、を具備したこ
    とを特徴とする細管用の撮像装置。
  4. 【請求項4】 撮像ユニットを摺動自在に設けた先端部
    に対して操作部における操作端の回転方向の変位を伝達
    して、前記撮像ユニットを前記先端部内で線方向に摺動
    させて焦点又はズームの調整を行う細管用の撮像装置に
    おいて、 前記操作端の回転方向の変位を前記先端部に伝達するチ
    ューブと、 このチューブの回転方向の変位を磁気の反発力又は吸引
    力により線方向の変位に変換して前記撮像ユニットに伝
    達する磁気素子群と、を具備したことを特徴とする細管
    用の撮像装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6506890B1 (ja) * 2017-07-17 2019-04-24 オリンパス株式会社 内視鏡の操作ユニット

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