JPH11337187A - 光熱ハイブリッドパネル製造用治具及び該冶具を用いる光熱ハイブリッドパネルの製造方法 - Google Patents

光熱ハイブリッドパネル製造用治具及び該冶具を用いる光熱ハイブリッドパネルの製造方法

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JPH11337187A
JPH11337187A JP11066555A JP6655599A JPH11337187A JP H11337187 A JPH11337187 A JP H11337187A JP 11066555 A JP11066555 A JP 11066555A JP 6655599 A JP6655599 A JP 6655599A JP H11337187 A JPH11337187 A JP H11337187A
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light
water pipe
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hybrid panel
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JP11066555A
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Yasuhiro Nakahara
康博 中原
Masashi Kano
正史 加納
Kimihiko Miyagawa
公彦 宮川
Tomoaki Murata
智昭 村田
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 太陽電池セルや集熱パネルの横ずれを防止す
る。 【解決手段】 光熱ハイブリッドパネル1を製造するに
は、まず、下側加圧板3の上に白板強化ガラスを載せ、
この上にEVAシートを敷き、この上に、リード線で直
列に配線した多数の単結晶シリコン太陽電池セルを並
べ、さらに、この上にEVAシートを重ね、突出を上方
向に向けて集熱パネルを載せた後に、この集熱パネルの
外側に枠体(光熱ハイブリッドパネル製造用治具)4を
取り付け、さらに、集熱パネルの通水管22と隣の通水
管22の間にブロック5を載せ、真空にして脱泡しなが
ら、この上から上側加圧板で加圧・加熱すると、上下の
EVAが溶融し、全体が接着されて一体になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光熱ハイブリッ
ドパネル製造用治具及び該冶具を用いる光熱ハイブリッ
ドパネルの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、化石燃料の消費拡大等に起因する
地球環境問題・エネルギ枯渇問題の深刻化に伴い、住宅
の屋根の上に、太陽電池モジュールや集熱パネルを設置
し、太陽光線から電力や熱エネルギを取り出して各種宅
内電気機器や暖房システムに供給する住宅用ソーラシス
テムが普及している。
【0003】例えば、実開平4−125163号公報に
は、太陽電池パネルと集熱パネルとを接着剤で接着して
一体化することにより、太陽光エネルギ及び熱エネルギ
の両面から有効に利用できるようにした光熱ハイブリッ
ドパネルが知られている。
【0004】太陽電池パネルは、透光性ガラスの上にホ
ットメルト型透光性フィルムを重ね、この上にリード線
で接続された太陽電池セルを並べ、この上にホットメル
ト型フィルムを重ね、この上にバックフィルムを重ね、
これを上側加圧板と下側加圧板とからなる一対の金型間
に挟んで加圧・加熱して、ホットメルト型透光性フィル
ムとホットメルト型フィルムを溶融させ、一体にしたも
ので、この透光性ガラス側を上面にして取り付けて使用
する。
【0005】同公報に記載の光熱ハイブリッドパネル
は、この太陽電池パネルの裏面に接着剤で集熱パネルを
貼り合わせたものである。
【0006】ここで使用する集熱パネルは、集熱板に多
数の通水管を取り付けたもので、集熱板で集熱した熱
を、熱交換により、通水管の中の熱媒に移すことで、加
熱した熱媒を取り出して給湯や暖房に利用するものであ
る。
【0007】この太陽電池パネルの裏面に接着剤で集熱
パネルを貼り合わせた構造の光熱ハイブリッドパネル
は、太陽電池パネルと集熱パネルとの間に、接着剤とバ
ックフィルムとが介在することになる。したがって、接
着剤とバックフィルムの厚み分だけ、全体の厚みが大き
くなる上、集熱パネルに対する熱伝導が悪くなり、集熱
量が減るという問題がある。
【0008】そこで、集熱パネルと太陽電池パネルとを
接着剤で貼り合わすことなく、太陽電池パネルを製造す
る際に使用するホットメルト型透光性フィルムやホット
メルト型フィルムの溶着作用を利用して、集熱パネルと
太陽電池パネルを直接ラミネートすることが考えられ
る。
【0009】すなわち、透光性ガラスの上にホットメル
ト型透光性フィルムを重ね、この上にリード線で接続さ
れた太陽電池セルを並べ、この上にホットメルト型フィ
ルムを重ね、この上に集熱パネルを重ねた積層体を、上
側加圧板と下側加圧板とからなる一対の加圧板の間に挟
んで加圧・加熱してホットメルト型透光性フィルムやホ
ットメルト型フィルムを溶融して一体にした光熱ハイブ
リッドパネルを製造しようとするものである。このよう
にすると、接着剤とバックフィルムが省略できる分、全
体の厚さを小さくでき、しかも、集熱パネルの集熱量を
増加できる、という利点がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報記載の従来方法で、光熱ハイブリッドパネルを製造し
ようとすると、次のような不都合が発生する。
【0011】すなわち、集熱パネルは、上記したよう
に、集熱板に複数本の通水管を取り付けることで構成さ
れているので、この集熱パネルを太陽電池セル等と共
に、上側加圧板と下側加圧板とからなる一対の加圧板の
間に挟んで加熱・加圧すると、通水管が破損し、潰され
てしまう。
【0012】通水管が潰れるという不都合を解消するた
めには、通水管部分に対峙する加圧面に凹部を設ける
か、あるいは、通水管と隣の通水管との間にブロックを
挿入することが考えられる。しかしながら、加圧面に凹
部を設けた加圧板を使用したり、通水管の間にブロック
を挿入して加熱・加圧すると、図8に示すように、凹部
と凹部との間に形成された凸部やブロック10が通水管
20と隣の通水管20の間の集熱パネル30を押圧する
ため、この押圧力によって、凸部やブロック10の下方
の太陽電池セル40が溶融したホットメルト型フィルム
50の中を横方向(矢印方向)にずれ移動して、溶融し
たホットメルト型フィルム50の外側に出たり、最悪の
場合には、リード線が切断される、という不都合が生ず
る。また、図9に示すように、集熱パネル30がずれる
こともある。
【0013】この発明は、上述の事情に鑑みてなされた
もので、太陽電池セルや集熱パネルの横ずれを防止でき
る光熱ハイブリッドパネル製造用治具及び該冶具を用い
る光熱ハイブリッドパネルの製造方法を提供することを
目的としている。
【0014】また、光熱ハイブリッドパネルの製造時に
は、一対の加圧板やブロック10を用いた積層体の加圧
・加熱時に、ホットメルト型フィルム50の溶融物が積
層体の周囲からはみ出てそれら加圧板やブロック10に
接着する。この接着溶融物はその後固化して突起状付着
物となり、これが付着した加圧板やブロック10の繰返
し使用時には、それら加圧板やブロック10により積層
体を面状に加圧できず、太陽電池セル40が割れ損する
等の不都合がある。このため、加圧板やブロック10か
ら接着溶融物を除去する作業が必要となるが、剥離容易
でなく作業負荷は大きい。
【0015】この発明は、上述の事情に鑑みてなされた
もので、ホットメルト型フィルムの溶融物の接着を防止
できる光熱ハイブリッドパネル製造用治具及び該冶具を
用いる光熱ハイブリッドパネルの製造方法を提供するこ
とを目的としている。
【0016】また、光熱ハイブリッドパネルの製造時に
は、積層体に接する加圧板やブロック10も加熱され
る。このとき、加圧板やブロック10の積層体に接する
面は平面であることが要求され、かつ加熱によってもそ
の平面度を維持していることが必要であり、材質的には
金属もしくは硬度の高い高密度材料が選択され、重量物
になると考えられる。このため、大重量の加圧板やブロ
ック10をハンドリングする従来技術では、作業性が悪
く、製品品質の均質を維持することに困難がある。特
に、光熱ハイブリッドパネルのモジュールサイズ(約1
m角、又は約1m×2m)に対応する1枚ものの加圧板
等を用いる場合には、加圧板等は大型大重量となり、高
温(約70〜180℃)にもなり、作業性は一層悪化する。
【0017】この発明は、上述の事情に鑑みてなされた
もので、ハンドリング容易で作業性を向上可能とする光
熱ハイブリッドパネル製造用治具及び該冶具を用いる光
熱ハイブリッドパネルの製造方法を提供することを目的
としている。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、透光性基板の上にホットメ
ルト型の第1のフィルムを重ね、該第1の透光性フィル
ムの上に複数の太陽電池セルを並べ、これらの太陽電池
セルの上にホットメルト型の第2のフィルムを重ね、該
第2のフィルムの上に複数本の通水管を備えた集熱パネ
ルを重ねることで構成された積層体を、上側加圧板と下
側加圧板とからなる一対の加圧板の間に挟んで加圧・加
熱して、一体にした光熱ハイブリッドパネルを製造する
際に用いる光熱ハイブリッドパネル製造用治具に係り、
該冶具が、上記光熱ハイブリッドパネルの両側縁を挟む
枠体となっていることを特徴としている。
【0019】また、請求項2記載の発明は、透光性基板
の上にホットメルト型の第1のフィルムを重ね、該第1
の透光性フィルムの上に複数の太陽電池セルを並べ、こ
れらの太陽電池セルの上にホットメルト型の第2のフィ
ルムを重ね、該第2のフィルムの上に複数本の通水管を
備えた集熱パネルを重ねることで構成された積層体を、
上側加圧板と下側加圧板とからなる一対の加圧板の間に
挟んで加圧・加熱して、一体にした光熱ハイブリッドパ
ネルを製造する際に用いる光熱ハイブリッドパネル製造
用治具に係り、該冶具が、上記光熱ハイブリッドパネル
の両側縁を挟む枠体と、上記通水管と隣の通水管との間
を押さえるための内側加圧板とからなり、該内側加圧板
は、上記通水管より高く、通水管と隣の通水管との間に
挿入可能な幅を有するものであることを特徴としてい
る。
【0020】ここで、冶具としては、ヘッダ管を潰さな
いように、ヘッダ管部分を圧迫しないような構造、すな
わち、ヘッダ管部分を回避するか、あるいは、ヘッダ管
に対応して凹部を有する構造のものが好ましい。
【0021】また、請求項3記載の発明は、透光性基板
の上にホットメルト型の第1のフィルムを重ね、該第1
の透光性フィルムの上に複数の太陽電池セルを並べ、こ
れらの太陽電池セルの上にホットメルト型の第2のフィ
ルムを重ね、該第2のフィルムの上に複数本の通水管を
備えた集熱パネルを重ねることで構成された積層体を、
上側加圧板と下側加圧板とからなる一対の加圧板の間に
挟んで加圧・加熱して一体にした光熱ハイブリッドパネ
ルを製造する際に用いる光熱ハイブリッドパネル製造用
治具に係り、該冶具が、通水管の外側の集熱パネルを押
さえるための外側加圧板となっていて、該外側加圧板の
加圧面には、太陽電池セルより外側の集熱パネルを押圧
する位置に凹状の溝が設けられていることを特徴として
いる。
【0022】また、請求項4記載の発明は、透光性基板
の上にホットメルト型の第1のフィルムを重ね、該第1
の透光性フィルムの上に複数の太陽電池セルを並べ、こ
れらの太陽電池セルの上にホットメルト型の第2のフィ
ルムを重ね、該第2のフィルムの上に複数本の通水管を
備えた集熱パネルを重ねることで構成された積層体を、
上側加圧板と下側加圧板とからなる一対の加圧板の間に
挟んで加圧・加熱して、一体にした光熱ハイブリッドパ
ネルを製造する際に用いる光熱ハイブリッドパネル製造
用治具に係り、該冶具が、上記通水管と隣の通水管との
間を押さえる内側加圧板と、上記通水管の外側の集熱パ
ネルを押さえる外側加圧板とからなると共に、内側加圧
板は、上記通水管より高く、通水管と隣の通水管との間
に挿入可能な幅を有し、かつ、外側加圧板の加圧面に
は、太陽電池セルの外側の集熱パネルを押圧する位置に
凹状の溝が設けられていることを特徴としている。
【0023】また、請求項5記載の発明は、透光性基板
の上にホットメルト型の第1のフィルムを重ね、該第1
の透光性フィルムの上に複数の太陽電池セルを並べ、こ
れらの太陽電池セルの上にホットメルト型の第2のフィ
ルムを重ね、該第2のフィルムの上に複数本の通水管を
備えた集熱パネルを重ねることで構成された積層体を、
上側加圧板と下側加圧板とからなる一対の加圧板の間に
挟んで加圧・加熱して、一体にした光熱ハイブリッドパ
ネルを製造する際に用いる光熱ハイブリッドパネル製造
用治具であって、該治具が、前記積層体に接する表面
に、前記ホットメルト型の第1及び/又は第2のフィル
ムの溶融物が接着しない不接着処理層を備えてなること
を特徴としている。
【0024】また、請求項6記載の発明は、透光性基板
の上にホットメルト型の第1のフィルムを重ね、該第1
の透光性フィルムの上に複数の太陽電池セルを並べ、こ
れらの太陽電池セルの上にホットメルト型の第2のフィ
ルムを重ね、該第2のフィルムの上に複数本の通水管を
備えた集熱パネルを重ねることで構成された積層体を、
上側加圧板と下側加圧板とからなる一対の加圧板の間に
挟んで加圧・加熱して、一体にした光熱ハイブリッドパ
ネルを製造する際に用いる光熱ハイブリッドパネル製造
用治具であって、該治具がハンドリング部を備えてなる
ことを特徴としている。
【0025】また、請求項7記載の発明に係る光熱ハイ
ブリッドパネルの製造方法は、下側加圧板の上に透光性
基板を載せ、該透光性基板の上にホットメルト型の第1
のフィルムを重ね、該第1のフィルムの上に複数の太陽
電池セルを並べ、これらの太陽電池の上にホットメルト
型の第2のフィルムを重ね、該第2のフィルムの上に、
複数本の通水管を備えてなる集熱パネルを、これらの通
水管を上方に向けて載せ、これらの通水管の上に請求項
1乃至6のいずれか1に記載の光熱ハイブリッドパネル
製造用治具を載せ、該冶具の上から上側加圧板で加圧す
ると同時に加熱して、上記第1及び第2のフィルムを溶
融させて全体を一体にすることを特徴としている。
【0026】
【作用】請求項1記載の構成の光熱ハイブリッドパネル
製造用治具(以下、単に、治具ともいう)は、光熱ハイ
ブリッドパネルの両側縁を挟む枠体となっているので、
透光性基板の上にホットメルト型の第1のフィルムを重
ね、この上に複数の太陽電池セルを並べ、この上にホッ
トメルト型の第2のフィルムを重ね、この上に集熱板と
該集熱板に取り付けられた複数本の通水管とを備えた集
熱パネルを重ねることで構成された積層体に、上記構成
の治具を取り付けると、両側縁が、枠体(治具)で挟ま
れる。
【0027】このため、通水管に対峙する加圧面に凹部
を設けるか、あるいは、通水管と隣の通水管との間にブ
ロックを挿入して、全体を上側加圧板と下側加圧板とか
らなる一対の加圧板の間に挟んで積層体を加圧・加熱し
たとき、加圧面の凹部と凹部との間に形成された凸部や
ブロックの押圧力によって太陽電池セルや集熱パネルが
押されて横方向に移動しようとしても、両側縁には枠体
(治具)があるので、太陽電池セルや集熱パネルはずれ
移動できない。
【0028】それゆえ、太陽電池セルや集熱パネルの移
動のない状態で全体が一体になった良好な光熱ハイブリ
ッドパネルが製造できる。
【0029】請求項2記載の構成の治具は、光熱ハイブ
リッドパネルの両側縁を挟む枠体と、通水管と隣の通水
管との間を押さえる内側加圧板とからなるので、透光性
基板の上にホットメルト型の第1のフィルムを重ね、こ
の上に複数の太陽電池セルを並べ、この上にホットメル
ト型の第2のフィルムを重ね、この上に、集熱板とこの
集熱板に取り付けられた複数本の通水管とを備えた集熱
パネルを重ね、この上に、上記構成の治具を(その内側
加圧板を通水管と隣の通水管との間に挿入し、枠体で両
側縁を挟む状態にして)取り付けたものを、上側加圧板
と下側加圧板とからなる一対の加圧板の間に挟んで加圧
・加熱したとき、内側加圧板の押圧力によって太陽電池
セルや集熱パネルが押されて横方向に移動しようとして
も、両側縁には治具の枠体があるので、請求項1記載の
ときと略同様に、太陽電池セルも集熱パネルも移動でき
ない。
【0030】しかも、この内側加圧板は、通水管よりも
高く、通水管と隣の通水管との間に挿入可能な幅を有す
るものであるので、この内側加圧板が通水管と隣の通水
管との間を通水管に邪魔されることなく良好に押すこと
ができる。したがって、太陽電池セルが破損すること
も、通水管が破損することもない。この結果、太陽電池
セルの移動のない状態で全体が一体になった良好な光熱
ハイブリッドパネルが製造できる。加えて、内側加圧板
があるので、通水管に対峙する加圧面に凹部を設けた特
殊な加圧板を使用したり、通水管と隣の通水管との間に
ブロックを挿入する必要もない。
【0031】また、請求項3記載の構成の治具は、通水
管の外側の集熱パネルを押さえる外側加圧板となってい
るので、透光性基板の上にホットメルト型の第1のフィ
ルムを重ね、この上に複数の太陽電池セルを並べ、この
上にホットメルト型の第2のフィルムを重ね、この上に
集熱板とこの集熱板に取り付けられた複数本の通水管と
を備えた集熱パネルを重ね、この上に、上記構成の冶具
(外側加圧板)で通水管の外側の集熱パネルを押さえ付
けた後に、通水管に対峙する加圧面に凹部を設けるか、
あるいは、通水管と隣の通水管との間にブロックを挿入
して、全体を上側加圧板と下側加圧板とからなる一対の
加圧板の間に挟んで加圧・加熱したとき、加圧板の凹部
と凹部との間に形成された凸部やブロックの押圧力によ
って太陽電池セルや集熱パネルが押されて横方向にずれ
移動しようとしても、最外側の太陽電池セルのさらに外
側の集熱パネルを押圧する位置に設けられた凹状の溝の
外側の突出面に、押圧力が集まるため、内側よりも大き
な力で最外側の太陽電池セルのさらに外側の集熱パネル
を強く押圧する。それゆえ、太陽電池セルや集熱パネル
は外側に移動できない。
【0032】また、請求項4記載の構成の治具は、通水
管と隣の通水管との間を押さえる内側加圧板と、通水管
の外側の集熱パネルを押さえる外側加圧板からなるもの
なので、透光性基板の上にホットメルト型の第1のフィ
ルムを重ね、この上に複数の太陽電池セルを並べ、この
上にホットメルト型の第2のフィルムを重ね、この上に
集熱板とこの集熱板に取り付けられた複数本の通水管と
を備えた集熱パネルを重ね、この上に、上記構成の冶具
を(外側加圧板が最外側の通水管のさらに外側の集熱パ
ネルを押圧可能で、かつ、内側加圧板が通水管と隣の通
水管との間に挿入可能な位置になる状態に)取り付けた
後に、上側加圧板と下側加圧板とからなる一対の加圧板
の間に挟んで加圧・加熱したとき、内側加圧板の押圧力
によって太陽電池セルが押されて横方向にずれ移動しよ
うとしても、外側加圧板の作用によって、太陽電池セル
や集熱パネルが移動しない。
【0033】しかも、この内側加圧板は、通水管より高
く、通水管と隣の通水管との間に挿入可能な幅であるの
で、この内側加圧板で通水管と隣の通水管との間を通水
管に邪魔されることなく良好に押すことができる。した
がって、太陽電池セルが破損することも、通水管が破損
することもない。
【0034】この結果、太陽電池セルの移動のない状態
で全体が一体になった良好な光熱ハイブリッドパネルが
製造できる。加えて、内側加圧板があるので、通水管に
対峙する加圧面に凹部を設けた特殊な加圧板を使用した
り、通水管と隣の通水管との間にブロックを挿入する必
要がない。
【0035】また、請求項5記載の構成の治具は、積層
体に接する表面にフッ素樹脂コーティング等の不接着処
理層を施したから、積層体の加圧・加熱時に、積層体の
周囲からホットメルト型フィルムの溶融物がはみ出てて
も、この溶融物が治具の表面に接着せず、或いは接着し
ても容易に剥離できる。このため、治具の表面から接着
溶融物を除去する作業が必要なく、治具は表面に突起状
付着物の如くをともなうことがなく、積層体を常に安定
的に面状に加圧でき、光熱ハイブリッドパネルの生産性
を向上できる。
【0036】また、請求項6記載の構成の治具は、ハン
ドリング部を備えた。従って、治具が加熱状態でも積層
体に接する面の平面度を維持し得るように、材質的に金
属や高密度材料からなる重量物であったり、光熱ハイブ
リッドパネルのモジュールサイズに対応する大型大重量
物であっても、ハンドリング部を用いてハンドリングを
容易とし、作業性を向上し、光熱ハイブリッドパネルの
生産性を向上できる。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について説明する。説明は、実施例を用い
て具体的に行う。 ◇第1実施例 図1は、この発明の第1実施例に係る光熱ハイブリッド
パネルの構成を分解して示す分解斜視図、図2は、下側
加圧板の上に同光熱ハイブリッドパネルの構成部材を重
ね、この上に、この発明の第1実施例である光熱ハイブ
リッドパネル製造用治具を載せた状態を示す斜視図、ま
た、図3は、図2のA−A線に沿う断面図、また、図4
は、同光熱ハイブリッドパネルの概略構成を部分的に示
す断面図である。
【0038】この例に係る光熱ハイブリッドパネル1
は、図1及び図4に示すように、表面側から順に、白板
強化ガラス(透光性ガラス)11−EVA(エチレンビ
ニルアセテート)シートのホットメルト型透光性フィル
ム12−リード線で接続されたを順に積層してなる積層
体を加熱・加圧して、上下のEVAを溶融して全体を一
体にしたものである。上記太陽電池セル13は、Si、
CdTe等の単結晶、多結晶、アモルファス等で、光に
よって発電能力を有するものならば特に限定されない。
【0039】集熱パネル2は、太陽熱を配管内を流れる
熱媒に伝える役割を担うもので、太陽からの熱を受ける
集熱板21と、この集熱板21と伝熱的に接触している
複数本の通水管22,22,…と、この複数本の通水管
22,22,…の中の熱媒を集めたり通水管22,2
2,…に熱媒を供給するヘッダ管23,23とからなっ
ている。上記集熱板21は、機能的には金属製のものが
望ましく、特に軽量、防錆の点からアルミニウム製のも
のが望ましい。また、受光面に選択吸収膜や黒色塗装を
施すと、集熱性能が向上する。また、通水管22の材質
としては、機能的には金属が望ましく、内部を流れる熱
媒による腐食を考慮すると、一般的には銅やアルミニウ
ムが理想的である。
【0040】集熱板21には、一方の面が断面円弧状に
突出し、この突出の背後に形成された溝の中に通水管2
2が挿入されていて、集熱板21の他方の面と通水管2
2とは略平面を形成している。また、通水管22の両端
方向にヘッダ管23が横たわっていて、このヘッダ管2
3の側壁と通水管22の端面とが連結管25で連結され
ている。
【0041】この集熱パネル2で太陽熱を利用する方法
について述べると、この集熱パネル2を屋根等の太陽の
良く当たる傾斜面に、一方のヘッダ管23を上側にし、
他方のヘッダ管23を下側にして取り付け、この両方の
ヘッダ管23を貯水槽(図示せず)に連結する。する
と、太陽の熱によって集熱パネル2が加熱され、この加
熱された熱が通水管22の中の熱媒に伝達されて熱媒が
温められる。温められた熱媒は軽くなり、上方のヘッダ
管23に移動し貯水槽に蓄えられる。
【0042】一方、通水管22の中の熱媒が上方のヘッ
ダ管23に移動すると、下方のヘッダ管23から冷たい
熱媒が供給され、このヘッダ管23には貯水槽の中の冷
たい水が供給される。このように、集熱パネル2と貯水
槽との間を熱媒が循環している間に貯水槽の中の熱媒が
高温になる。この熱媒の熱を利用して給湯や床暖房等に
利用するのである。なお、集熱板21の一方の面は通水
管22が挿入できるように、円弧状に突出しているが、
他方の面が平面となっている。これは、太陽電池セル1
3を貼り付けるために有利であるからである。また、通
水管22に流す熱媒としては、エチレングリコール水溶
液やプロピレングリコール水溶液等の不凍液を好適に用
いることができる。
【0043】この例の光熱ハイブリッドパネル1を製造
するには、まず、下側加圧板3の上に白板強化ガラス1
1を載せ、この上にEVAシート(ホットメルト型透光
性フィルム)12を敷き、この上に、リード線で直列に
配線した多数の単結晶シリコン太陽電池セル13を並
べ、さらに、この上にEVAシート(ホットメルト型フ
ィルム)14を重ね、突出を上方向に向けて集熱パネル
2を載せた後に、図2に示すように、この集熱パネル2
の外側に光熱ハイブリッドパネル製造用治具4を取り付
け、さらに、集熱パネル2の通水管22と隣の通水管2
2の間にブロック5を載せ、真空にして脱泡しながら、
この上から上側加圧板で加圧・加熱すると、両方のEV
Aシート12、14が溶融し、全体が接着されて一体に
なる。
【0044】この際使用する治具4は、図3に示すよう
に、光熱ハイブリッドパネルの両側縁を挟む枠体となっ
ている(なお、図3には、光熱ハイブリッドパネルの右
側縁が示されていて、左側縁は省略されている)。ま
た、ブロック5は、通水管22と隣の通水管22との間
を押さえるものであって、通水管22よりも一段と高く
設定されていて、通水管22と隣の通水管22との間に
挿入可能な幅を有するものである。
【0045】このように、この例の光熱ハイブリッドパ
ネル1の製造では、加熱・加圧したとき、通水管22と
隣の通水管22の間に挿入したブロック5に押されて、
太陽電池セル13や集熱パネル2が外方向に移動しよう
としても、図3に示すように、光熱ハイブリッドパネル
の両側縁には治具4があるので、移動することができ
ず、したがって、図4に示すように、良好な光熱ハイブ
リッドパネルが製造できる。なお、ヘッダ管23がある
場所まで加圧板で加圧する場合には、ヘッダ管23が潰
れないように、図2に示すように、ヘッダ管23の外側
にもブロック59を取り付けるようにすれば良い。
【0046】◇第2実施例 図5は、この発明の第2実施例を示し、具体的には、下
側加圧板の上に光熱ハイブリッドパネルの構成部材を重
ね、この上に光熱ハイブリッドパネルの製造用治具6を
載せた状態を示す断面図である。
【0047】この第2実施例の冶具6は、枠体61と内
側加圧板62と本体63とが一体になって構成されてい
る点で、上述の第1実施例の冶具4(図4)と大きく相
違している。
【0048】すなわち、この例の冶具6において、枠体
61は、光熱ハイブリッドパネル1の両側を挟む役割を
担い、内側加圧板62は、通水管22よりも高く、通水
管22と隣の通水管22との間に挿入可能な幅を有する
突起であり、この枠体61と内側加圧板62が本体63
で連結されて一体になっている。
【0049】この治具6を使用して光熱ハイブリッドパ
ネル1を製造するには、まず、下側加圧板3の上に白板
強化ガラス11を載せ、この上にEVAシート12を敷
き、この上に、リード線で直列に配線した多数の単結晶
シリコン太陽電池セル13を並べ、さらに、この上にE
VAシート14を重ね、突起を上方向に向けて集熱パネ
ル2を載せ、この上に治具6を、その内側加圧板62が
通水管22と隣の通水管22の間に挿入でき、しかも、
枠体61が光熱ハイブリッドパネル1の両側縁に位置す
る状態にして載せ、真空にして脱泡しながら、この上か
ら上側加圧板で加圧・加熱すると、両方のEVAシート
12、14を溶融して、全体が接着されて一体になる。
【0050】このように、この例の光熱ハイブリッドパ
ネル1の製造では、加熱・加圧したとき、通水管22と
隣の通水管22の間に挿入した内側加圧板62に押され
て、太陽電池セル13や集熱パネル2が外方向に移動し
ようとしても、光熱ハイブリッドパネル1の両側縁に
は、この例の治具6の枠体61があるので、太陽電池セ
ル13や集熱パネル2が移動しない。
【0051】しかも、通水管22と隣の通水管22との
間にある内側加圧板62は、通水管22より高く、通水
管22と隣の通水管22との間に挿入可能な幅を有する
ので、この内側加圧板62が通水管22と隣の通水管2
2との中に入り、この通水管22と隣の通水管22との
間を通水管22に邪魔されることなく良好に押すことが
できる。したがって、太陽電池セル13が破損すること
も、通水管22が破損することもない。
【0052】この結果、太陽電池セル13の移動のない
状態で全体が一体になった良好な光熱ハイブリッドパネ
ル1が製造できる。
【0053】また、内側加圧板62があるので、通水管
22に対峙する加圧面に凹部を設けた特殊な加圧板を使
用したり、第1実施例で用いた通水管22と隣の通水管
22との間に挿入するブロック5(第1実施例の図2,
図3)等を必要としない。
【0054】◇第3実施例 図6は、この発明の第3実施例を示し、具体的には、下
側加圧板の上に光熱ハイブリッドパネルの構成部材を重
ね、この上に光熱ハイブリッドパネルの製造用治具7を
載せて加圧した状態を示す断面図である。
【0055】この例の治具7は、外側加圧板71となっ
ていて、この外側加圧板71の加圧面には、太陽電池セ
ル13より外側の集熱パネル22を押圧する位置に凹状
の溝72が設けられている。
【0056】この例の治具7を用いて光熱ハイブリッド
パネル1を製造するには、まず、下側加圧板3の上に白
板強化ガラス11を載せ、この上にEVAシート12を
敷き、この上に、リード線で直列に配線した多数の単結
晶シリコン太陽電池セル13を並べ、さらに、この上に
EVAシート14を重ね、突起を上方向に向けて集熱パ
ネル2を載せ、外側加圧板71が通水管22の外側の集
熱パネル22を押圧可能な状態にして治具7を取り付け
ると共に、通水管22と隣の通水管22の間にブロック
5を取り付けた後、真空にして脱泡しながら、この上か
ら上側加圧板で加圧・加熱すると、両方のEVAシート
12、14が溶融して、全体が接着されて一体になる。
【0057】このように、この例の光熱ハイブリッドパ
ネル1の製造では、加熱・加圧したとき、通水管22と
隣の通水管22の間に挿入したブロック5に押されて、
太陽電池セルル13や集熱パネル2が外方向に移動しよ
うとしても、外側加圧板71には、最外側の太陽電池セ
ル13よりも、さらに外側の集熱パネルを押圧する位置
に凹状の溝72が設けられているので、凹状の溝72の
外側の突出面には、押圧力が集中する。この結果、内部
よりも一段と大きな力で最外側の太陽電池セル13のさ
らに外側の集熱パネルを強く押圧する。なお、しばし
ば、図6に示すように、集熱板21が折曲することもあ
る。
【0058】このように、最外側の太陽電池セル13の
さらに外側が強く押圧されるので、太陽電池セル13や
集熱パネル2の移動のない状態で全体が一体になった良
好な光熱ハイブリッドパネルが製造できる。
【0059】◇第4実施例 図7は、この発明の第4実施例を示し、具体的には、下
側加圧板の上に光熱ハイブリッドパネルの構成部材を重
ね、この上に光熱ハイブリッドパネルの製造用治具を載
せて加圧した状態を示す断面図である。
【0060】この例の治具8は、外側加圧板81と内側
加圧板82と本体83とから構成されている。
【0061】すなわち、この例の冶具8において、外側
加圧板81には、太陽電池セル13より外側の集熱パネ
ル2を押圧する位置に凹状の溝82Aが設けられ、内側
加圧板82は通水管22よりも一段と高く、通水管22
と隣の通水管22との間に挿入可能な幅を有する突起で
あり、この外側加圧板81と内側加圧板82が本体83
で連結されて一体になっている。
【0062】この例の治具8を用いて光熱ハイブリッド
パネル1を製造するには、まず、下側加圧板3の上に白
板強化ガラス11を載せ、この上にEVAシート(ホッ
トメルト型透光性フィルム)12を敷き、この上に、リ
ード線で直列に配線した多数の単結晶シリコン太陽電池
セル13を並べ、さらに、この上にEVAシート(ホッ
トメルト型フィルム)14を重ね、突起を上方向に向け
て集熱パネル2を載せ、この上に治具8を、外側加圧板
81が、最外側の通水管22のさらに外側の集熱パネル
2を押さえることができ、かつ、内側加圧板82が通水
管22と隣の通水管22との間に挿入された状態にして
載せ、真空にして脱泡しながら、この上から上側加圧板
で加圧・加熱すると、両方のEVA12、14を溶融し
て、全体が接着されて一体になる。
【0063】このように、この例の光熱ハイブリッドパ
ネル1の製造では、加熱・加圧したとき、通水管22と
隣の通水管22の間に挿入した内側加圧板81に押され
て、太陽電池セルル13や集熱パネル2が外方向に移動
しようとしても、外側加圧板81には、最外側の太陽電
池セル13のさらに外側の集熱パネル2を押圧する位置
に凹状の溝82が設けられているので、凹状の溝82の
外側の突出面には、押圧力が集中する。このため、内部
よりも大きな力で最外側の太陽電池セル13のさらに外
側の集熱パネルを強く押圧する。ときには、図7に示す
ように、集熱板21が折曲することもある。それゆえ、
太陽電池セル13や集熱パネル2が移動しない。
【0064】しかも、内側加圧板82は、通水管22よ
りも一段と高く、通水管22と隣の通水管22との間に
挿入可能な幅を有するので、この内側加圧板82で通水
管22と隣の通水管22との間を通水管22に邪魔され
ることなく良好に押すことができる。したがって、太陽
電池セル13が破損することも、通水管22が破損する
こともない。
【0065】◇第5実施例 図10は、光熱ハイブリッドパネル製造用治具の使用状
態を示し、(A)は治具による加圧・加熱状態を示す断
面図、(B)は治具への溶融物接着状態を示す断面図、
(C)は治具の再使用状態を示す断面図、図11は、こ
の発明の第5実施例を示す断面図である。
【0066】即ち、図10は前述の第1実施例の治具
4、ブロック5を用いた光熱ハイブリッドパネル1の製
造過程を示すものであり、加熱・加圧時には,図10
(A)に示す如く、EVAシート12、14の溶融物9
0Aが周囲にはみ出し、この溶融物90Aが治具4の光
熱ハイブリッドパネル1に接する表面と接触している。
この治具4、ブロック5による加圧・加熱が完了した
後、治具4、ブロック5を取外すと、図10(B)に示
す如く、治具4に接着した溶融物90Aは固化して突起
状付着物90Bに変質する。この突起状付着物90Bを
剥離しないで、この治具4を新たな光熱ハイブリッドパ
ネル1の製造のために繰返し使用すると、図10(C)
に示す如く、付着物90Bが集熱パネル2の表面に当た
り、治具4と集熱パネル2が面状に加圧できず、集中荷
重を生じ、ひいてはこの集中荷重が太陽電池セル13を
割損するものとなる。
【0067】これに対し、第5実施例の治具9は、図1
1に示す如く、前述の治具4において光熱ハイブリッド
パネル1と接する表面に、EVAシート12、14の溶
融物90Aが接着しない不接着処理層91を備えるよう
にしたものである。不接着処理層91としては、例えば
フッ素樹脂コーティングを採用できる。尚、第5実施例
では、治具9とともに用いるブロック5についても、光
熱ハイブリッドパネル1と接する表面に、EVA12、
14の溶融物90Aが接触しない不接着処理層5Aを備
えることができる。
【0068】従って、第5実施例の治具9によれば、光
熱ハイブリッドパネル1に接する表面にフッ素樹脂コー
ティング等の不接着処理層91を施したから、光熱ハイ
ブリッドパネル1の加圧・加熱時に、光熱ハイブリッド
パネル1の周囲からEVAシート12、14の溶融物9
0Aがはみ出てても、この溶融物90Aが治具9の表面
に接着せず、或いは接着しても容易に剥離できる。この
ため、治具9の表面から接着溶融物90Aを除去する作
業が必要なく、治具9は表面に突起状付着物90Bの如
くをともなうことがなく、光熱ハイブリッドパネル1を
常に安定的に面状に加圧でき、光熱ハイブリッドパネル
1の生産性を向上できる。
【0069】◇第6実施例 図12は、この発明の第6実施例を示し、(A)は光熱
ハイブリッドパネル製造用治具を示す斜視図、(B)は
その断面図、図13は第6実施例の変形例を示す斜視
図、図14は第6実施例の他の変形例を示す斜視図、図
15は第6実施例の他の変形例を示し、(A)は全体斜
視図、(B)は単体端面図である。
【0070】図12の治具100は、図5の治具6の枠
体61、内側加圧板62、本体63のそれぞれと同様の
枠体101、加圧板102、本体103を一体化したも
のであり、更に、加圧板102、本体103の光熱ハイ
ブリッドパネル1に接することのない背面に、サクショ
ンリフタ200が吸着できるハンドリング用平面104
と、肉抜き凹部105とを備えたものである。肉抜き凹
部105は、枠体101、加圧板102、本体103の
光熱ハイブリッドパネル1に接する表面の平面度を損な
うことのない程度に肉抜きし、治具100の軽量化を図
ったものである。この治具100にあっては、図12に
示す如く、サクションリフタ200によりハンドリング
用平面104を吸着することにより、光熱ハイブリッド
パネル1への移載作業を簡易かつ安定に行うことができ
る。
【0071】従って、第6実施例の治具100によれ
ば、治具100が加熱状態でも光熱ハイブリッドパネル
1に接する面の平面度を維持し得るように、材質的に金
属や高密度材料からなる重量物であったり、光熱ハイブ
リッドパネル1のモジュールサイズに対応する大型大重
量物であっても、サクションリフタ200によりハンド
リング用平面104を吸着してハンドリングを容易と
し、作業性を向上し、光熱ハイブリッドパネル1の生産
性を向上できる。
【0072】図13の治具110は、図5の治具6、図
7の治具8等の如くに光熱ハイブリッドパネル1のモジ
ュールサイズに対応する全体一体型の本体111の光熱
ハイブリッドパネル1に接することのない背面にハンド
ル着脱部112を設け、ハンドル113を着脱自在とし
たものである。ハンドル113を用いて、光熱ハイブリ
ッドパネル1への移載作業を簡易かつ安定に行うことが
できる。
【0073】図14の治具120は、図5の治具6、図
7の治具8等の如くに光熱ハイブリッドパネル1のモジ
ュールサイズに対応する全体一体型の本体121の光熱
ハイブリッドパネル1に接することのない両側面(端
面)にハンドル122を設けたものである。ハンドル1
22は着脱自在としても良い。ハンドル122を用い
て、光熱ハイブリッドパネル1への移載作業を簡易かつ
安定に行うことができる。
【0074】図15の治具130は、光熱ハイブリッド
パネル1において集熱パネル2の相隣る通水管22、2
2の間に挿入可能な幅を有するブロック131を単体と
する組合体であり、各ブロック131の光熱ハイブリッ
ドパネル1に接することのない両側面にハンドリング用
指かけ部132を設け、このハンドリング用指かけ部1
32をハンドリング時の指かけ部として用いるものであ
る。
【0075】以上、この発明の実施例を図面により詳述
してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更
などがあっても、この発明に含まれる。例えば、上述の
実施例では、ホットメルト型フィルム14にホットメル
ト型透光性フィルム12と同じEVAを使用したが、こ
のホットメルト型フィルム14は、透明でなくとも良い
ので、この中に顔料等が混入されていても良い。
【0076】また、上述の第2実施例では、枠体61と
内側加圧板62とが、本体63で連結される構成の冶具
6について述べたが、本体63がなく、それぞれ独立し
ていても良い。同様に、上述の第4実施例では、外側加
圧板81と内側加圧板82とが本体83で連結される冶
具8について述べたが、本体83がなく、それぞれ独立
していても良い。
【0077】
【発明の効果】以上のように、請求項1〜4、7の本発
明によれば、太陽電池セルや集熱パネルの横ずれを防止
できる光熱ハイブリッドパネル製造用治具及び該治具を
用いる光熱ハイブリッドパネルの製造方法を得ることが
できる。
【0078】また、請求項5の本発明によれば、ホット
メルト型フィルムの溶融物の接着を防止できる光熱ハイ
ブリッドパネル製造用治具を得ることができる。
【0079】また、請求項6の本発明によれば、ハンド
リング容易で作業性を向上可能とする光熱ハイブリッド
パネル製造用治具を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例に係る光熱ハイブリッド
パネルの構成を分解して示す分解斜視図である。
【図2】下側加圧板の上に同光熱ハイブリッドパネルの
構成部材を重ね、この上に、この発明の第1実施例であ
る光熱ハイブリッドパネル製造用治具を載せた状態を示
す斜視図である。
【図3】図2のA−A線に沿う断面図である。
【図4】同光熱ハイブリッドパネルの概略構成を部分的
に示す断面図である。
【図5】この発明の第2実施例を示し、具体的には、下
側加圧板の上に光熱ハイブリッドパネルの構成部材を重
ね、この上に光熱ハイブリッドパネルの製造用治具を載
せた状態を示す断面図である。
【図6】この発明の第3実施例を示し、具体的には、下
側加圧板の上に光熱ハイブリッドパネルの構成部材を重
ね、この上に光熱ハイブリッドパネルの製造用治具を載
せた状態を示す断面図である。
【図7】この発明の第4実施例を示し、具体的には、下
側加圧板の上に光熱ハイブリッドパネルの構成部材を重
ね、この上に光熱ハイブリッドパネルの製造用治具を載
せた状態を示す断面図である。
【図8】従来技術の不都合を説明するための図で、具体
的には、下側加圧板の上に光熱ハイブリッドパネルの構
成部材を重ね、この上に光熱ハイブリッドパネルの製造
用治具を載せて加圧した場合に発生した不都合を示す断
面図である。
【図9】従来技術の別の不都合を説明するための図で、
具体的には、下側加圧板の上に光熱ハイブリッドパネル
の構成部材を重ね、この上に光熱ハイブリッドパネルの
製造用治具を載せて加圧した場合に発生した別の不都合
を示す断面図である。
【図10】図10は、光熱ハイブリッドパネル製造用治
具の使用状態を示し、(A)は治具による加熱・加圧状
態を示す断面図、(B)は治具への溶融物接着状態を示
す断面図、(C)は治具の再使用状態を示す断面図であ
る。
【図11】図11は、この発明の第5実施例を示す断面
図である。
【図12】図12は、この発明の第6実施例を示し、
(A)は光熱ハイブリッドパネル製造用治具を示す斜視
図、(B)はその断面図である。
【図13】図13は第6実施例の変形例を示す斜視図で
ある。
【図14】図14は第6実施例の他の変形例を示す斜視
図である。
【図15】図15は第6実施例の他の変形例を示し、
(A)は全体斜視図、(B)は単体端面図である。
【符号の説明】
1 光熱ハイブリッドパネル 11 白板強化ガラス(透光性基板) 12 EVA(第1のフィルム) 13 太陽電池セル 14 EVA(第2のフィルム) 2 集熱パネル 21 集熱板 22 通水管 23 ヘッダ管 4、6、7、8、9、100、110、120、130
光熱ハイブリッドパネル製造用治具 61 枠体 62、82 内側加圧板 71、81 外側加圧板 91 不接着処理層 104 ハンドリング用平面(ハンドリング部) 112 ハンドル着脱部(ハンドリング部) 113 ハンドル 122 ハンドル 132 ハンドリング用指かけ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村田 智昭 大阪市北区西天満2−4−4 積水化学工 業株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透光性基板の上にホットメルト型の第1
    のフィルムを重ね、該第1の透光性フィルムの上に複数
    の太陽電池セルを並べ、これらの太陽電池セルの上にホ
    ットメルト型の第2のフィルムを重ね、該第2のフィル
    ムの上に複数本の通水管を備えた集熱パネルを重ねるこ
    とで構成された積層体を、上側加圧板と下側加圧板とか
    らなる一対の加圧板の間に挟んで加圧・加熱して、一体
    にした光熱ハイブリッドパネルを製造する際に用いる光
    熱ハイブリッドパネル製造用治具であって、 該冶具は、前記光熱ハイブリッドパネルの両側縁を挟む
    枠体となっていることを特徴とする光熱ハイブリッドパ
    ネル製造用治具。
  2. 【請求項2】 透光性基板の上にホットメルト型の第1
    のフィルムを重ね、該第1の透光性フィルムの上に複数
    の太陽電池セルを並べ、これらの太陽電池セルの上にホ
    ットメルト型の第2のフィルムを重ね、該第2のフィル
    ムの上に複数本の通水管を備えた集熱パネルを重ねるこ
    とで構成された積層体を、上側加圧板と下側加圧板とか
    らなる一対の加圧板の間に挟んで加圧・加熱して、一体
    にした光熱ハイブリッドパネルを製造する際に用いる光
    熱ハイブリッドパネル製造用治具であって、 該冶具が、前記光熱ハイブリッドパネルの両側縁を挟む
    枠体と、前記通水管と隣の通水管との間を押さえるため
    の内側加圧板とからなり、該内側加圧板は、前記通水管
    より高く、通水管と隣の通水管との間に挿入可能な幅を
    有するものであることを特徴とする光熱ハイブリッドパ
    ネル製造用治具。
  3. 【請求項3】 透光性基板の上にホットメルト型の第1
    のフィルムを重ね、該第1の透光性フィルムの上に複数
    の太陽電池セルを並べ、これらの太陽電池セルの上にホ
    ットメルト型の第2のフィルムを重ね、該第2のフィル
    ムの上に複数本の通水管を備えた集熱パネルを重ねるこ
    とで構成された積層体を、上側加圧板と下側加圧板とか
    らなる一対の加圧板の間に挟んで加圧・加熱して、一体
    にした光熱ハイブリッドパネルを製造する際に用いる光
    熱ハイブリッドパネル製造用治具であって、 該冶具が、前記通水管の外側の集熱パネルを押さえるた
    めの外側加圧板となっていて、該外側加圧板の加圧面に
    は、太陽電池セルより外側の集熱パネルを押圧する位置
    に凹状の溝が設けられていることを特徴とする光熱ハイ
    ブリッドパネル製造用治具。
  4. 【請求項4】 透光性基板の上にホットメルト型の第1
    のフィルムを重ね、該第1の透光性フィルムの上に複数
    の太陽電池セルを並べ、これらの太陽電池セルの上にホ
    ットメルト型の第2のフィルムを重ね、該第2のフィル
    ムの上に複数本の通水管を備えた集熱パネルを重ねるこ
    とで構成された積層体を、上側加圧板と下側加圧板とか
    らなる一対の加圧板の間に挟んで加圧・加熱して、一体
    にした光熱ハイブリッドパネルを製造する際に用いる光
    熱ハイブリッドパネル製造用治具であって、 該冶具が、前記通水管と隣の通水管との間を押さえるた
    めの内側加圧板と、前記通水管の外側の集熱パネルを押
    さえるための外側加圧板とからなると共に、内側加圧板
    は、前記通水管より高く、通水管と隣の通水管との間に
    挿入可能な幅を有し、かつ、外側加圧板の加圧面には、
    太陽電池セルの外側の集熱パネルを押圧する位置に凹状
    の溝が設けられていることを特徴とする光熱ハイブリッ
    ドパネル製造用治具。
  5. 【請求項5】 透光性基板の上にホットメルト型の第1
    のフィルムを重ね、該第1の透光性フィルムの上に複数
    の太陽電池セルを並べ、これらの太陽電池セルの上にホ
    ットメルト型の第2のフィルムを重ね、該第2のフィル
    ムの上に複数本の通水管を備えた集熱パネルを重ねるこ
    とで構成された積層体を、上側加圧板と下側加圧板とか
    らなる一対の加圧板の間に挟んで加圧・加熱して、一体
    にした光熱ハイブリッドパネルを製造する際に用いる光
    熱ハイブリッドパネル製造用治具であって、 該治具が、前記積層体に接する表面に、前記ホットメル
    ト型の第1及び/又は第2のフィルムの溶融物が接着し
    ない不接着処理層を備えてなることを特徴とする光熱ハ
    イブリッドパネル製造用治具。
  6. 【請求項6】 透光性基板の上にホットメルト型の第1
    のフィルムを重ね、該第1の透光性フィルムの上に複数
    の太陽電池セルを並べ、これらの太陽電池セルの上にホ
    ットメルト型の第2のフィルムを重ね、該第2のフィル
    ムの上に複数本の通水管を備えた集熱パネルを重ねるこ
    とで構成された積層体を、上側加圧板と下側加圧板とか
    らなる一対の加圧板の間に挟んで加圧・加熱して、一体
    にした光熱ハイブリッドパネルを製造する際に用いる光
    熱ハイブリッドパネル製造用治具であって、 該治具がハンドリング部を備えてなることを特徴とする
    光熱ハイブリッドパネル製造用治具。
  7. 【請求項7】 下側加圧板の上に透光性基板を載せ、該
    透光性基板の上にホットメルト型の第1のフィルムを重
    ね、該第1のフィルムの上に複数の太陽電池セルを並
    べ、これらの太陽電池の上にホットメルト型の第2のフ
    ィルムを重ね、該第2のフィルムの上に、複数本の通水
    管を備えてなる集熱パネルを、これらの通水管を上方に
    向けて載せ、これらの通水管の上に請求項1乃至6のい
    ずれか1に記載の光熱ハイブリッドパネル製造用治具を
    載せ、該冶具の上から上側加圧板で加圧すると同時に加
    熱して、前記第1及び第2のフィルムを溶融させて全体
    を一体にすることを特徴とする光熱ハイブリッドパネル
    の製造方法。
JP11066555A 1998-03-27 1999-03-12 光熱ハイブリッドパネル製造用治具及び該冶具を用いる光熱ハイブリッドパネルの製造方法 Withdrawn JPH11337187A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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