JPH11336A - 体内挿入具 - Google Patents

体内挿入具

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Publication number
JPH11336A
JPH11336A JP9153491A JP15349197A JPH11336A JP H11336 A JPH11336 A JP H11336A JP 9153491 A JP9153491 A JP 9153491A JP 15349197 A JP15349197 A JP 15349197A JP H11336 A JPH11336 A JP H11336A
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JP
Japan
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sheath
distal end
light
insertion portion
light guide
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JP9153491A
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Shuichi Kimura
修一 木村
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Publication of JPH11336A publication Critical patent/JPH11336A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は腹腔鏡補助下経膣的子宮全摘出術にお
いて子宮の切開ラインを簡便・確実に確認することがで
きる体内挿入具を提供することを最も主要な特徴とす
る。 【解決手段】体腔内組織に押し当てられる先端部材18
が略環状であるとともに少なくとも先端部材18の一部
を照明するライトガイドファイバー20を設けたもので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば腹腔鏡補助
下経膣的子宮全摘出術を行う際に使用される体内挿入具
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、腹腔鏡補助下経膣的子宮全摘出
術を行う場合には子宮頸部の切開ラインを確認するため
に、従来から術者が手指を経膣的に体内に挿入して目的
の体内組織に押し当て、腹腔内の腹腔鏡で切開位置を確
認するようにしている。
【0003】さらに、他の方法としては光源と接続した
硬性鏡を経膣的に体内に挿入した状態で、硬性鏡の先端
部を発光させ、硬性鏡先端を膣円蓋に沿って円周状に移
動させる。これを腹腔内の腹腔鏡で観察し、切開ライン
を確認してから電気メスで切開を行っている。
【0004】また、例えば、特開平5−220111号
公報には耳の内部を観察する際に使用される耳鏡が示さ
れている。この耳鏡には先細りの筒状で透明材質の鏡筒
が設けられている。さらに、この鏡筒の手元側には光フ
ァイバーの接続部が設けられている。そして、この鏡筒
の光ファイバー接続部に光ファイバーが着脱自在に接続
されている。
【0005】また、DE3717607A1には体腔内
を観察するための検査鏡が示されている。この検査鏡の
手元側には先細りの透明体からなる光導入部が配設され
ている。
【0006】さらに、上記特開平5−220111号公
報や、DE3717607A1の先行技術では、シース
の光ファイバー接続部が体外に配置されている。そし
て、シースの体外の光ファイバー接続部に接続された光
ファイバーを通して導光される光を透明材質であるシー
スの壁面内を通してシースの先端まで導光することによ
り、シースの先端部を発光させて耳内や、膣内を観察で
きるようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の腹腔
鏡補助下経膣的子宮全摘出術の場合には、術者が子宮の
切開ラインを手指、もしくは硬性鏡で確認する操作が煩
雑であり、手術時間が長くかかる問題がある。
【0008】また、実際の子宮頸部の切開作業時には、
手指、もしくは硬性鏡で確認した切開位置を術者が覚え
ておいて、その術者の記憶に従って体内の目的部位を切
開するようにしている。そのため、場合によっては切開
作業時に切開し過ぎるおそれがあり、確実性に欠ける問
題がある。
【0009】また、上記特開平5−220111号公報
や、DE3717607A1の先行技術では、シースの
壁面内で光量のロスがあるので、光ファイバーがシース
の先端まで延設される状態に組み合わされている場合に
比べて照明光の光量が比較的暗くなる問題がある。その
ため、上記先行技術の照明光の光量では、本シースを挿
入した耳や、膣の器官内膣を観察することはできるが、
上述の経膣的子宮全摘出術のように生体組織に照明光を
透過させて、生体組織の裏側から発光部を確認するとい
う特殊な使い方をすることは困難である。
【0010】さらに、従来技術では先細りのシースが使
用されているので、子宮頸部の形状に合っていない。そ
のため、たとえ大きな光量で発光させても実際に切開し
たい位置を光らせることはできない問題がある。
【0011】本発明は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的は、腹腔鏡補助下経膣的子宮全摘出術にお
いて子宮の切開ラインを簡便・確実に確認することがで
きる体内挿入具を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は体腔内組織に押
し当てられる当接部を有する体内挿入具において、前記
当接部が略環状であるとともに少なくとも前記当接部の
一部を照明する照明手段を設けたことを特徴とする体内
挿入具である。そして、体内への挿入時に略環状の当接
部の一部を照明手段によって照明して腹腔鏡補助下経膣
的子宮全摘出術において子宮の切開ラインを確認するよ
うにしたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
を図1乃至図5を参照して説明する。図1は例えば腹腔
鏡補助下経膣的子宮全摘出術で使用される本実施の形態
の体内挿入具のシース1全体の概略構成を示すものであ
る。
【0014】このシース1には体内に挿入される挿入部
2と、この挿入部2の基端部に連結された手元側の把持
部3とが設けられている。ここで、挿入部2の本体は図
2および図3に示すようにステンレス等の剛性のある内
パイプ4と外パイプ5との2重管によって形成されてい
る。
【0015】さらに、挿入部2の外パイプ5の内径寸法
は内パイプ4の外径寸法より大きくなるように設定さ
れ、外パイプ5と内パイプ4との間には円周状に均等な
クリアランスCが形成されている。
【0016】また、手元側の把持部3には内パイプ4の
基端部に接続固定された第1のリング状部材6と、外パ
イプ5の基端部に接続固定された第2のリング状部材7
とが設けられている。ここで、第1のリング状部材6の
前端部には第2のリング状部材7の取付け部8が形成さ
れている。
【0017】さらに、第1のリング状部材6の後端部に
はシース1の内腔を閉塞するキャップ9を取付けるフラ
ンジ状の取付け部10が形成されている。キャップ9は
シリコンゴム等の弾性素材によって形成されている。こ
のキャップ9の外周部位には第1のリング状部材6の取
付け部10に外嵌される外嵌部11が形成されている。
この外嵌部11の内周面には第1のリング状部材6の取
付け部10と対応する形状の係合凹部12が形成されて
いる。そして、このキャップ9の係合凹部12が第1の
リング状部材6の取付け部10に係脱可能に係合するこ
とにより、キャップ9を第1のリング状部材6に装着す
ることができるようになっている。
【0018】また、キャップ9の中央部位には開口部1
3が形成されている。この開口部13の大きさはシース
1内へ挿通される処置具等の挿入部の外径寸法よりも若
干小さく設定されている。そして、処置具等の挿入部を
開口部13からシース1内へ挿通した際に、開口部13
の周縁部位を処置具等の挿入部の外周面に圧接させるこ
とにより、処置具の挿入部とシース1との間の気密を保
持できるようになっている。
【0019】さらに、キャップ9の外周面の一端から半
径方向に舌片状のツマミ14が伸びている。そして、キ
ャップ9の装着時にこのツマミ14を手元側へ引っ張る
ことにより、キャップ9を第1のリング状部材6の取付
け部10から容易に取り外すことができるようになって
いる。
【0020】また、第2のリング状部材7の前端部外周
面にはフランジ部15が突設されている。さらに、第2
のリング状部材7の後端部には第1のリング状部材6の
取付け部8に外嵌される嵌合部16が形成されている。
【0021】また、第2のリング状部材7の外周面には
半径方向に突設されたライトガイド口金17の基端部が
接続固定されている。このライトガイド口金17には図
4に示すように光源装置26から伸びるライトガイドケ
ーブル27の先端部が着脱可能に連結されるようになっ
ている。なお、光源装置26はハロゲンランプ、キセノ
ンランプ、半導体レーザー等、光を発するものであれば
何でもよい。
【0022】また、挿入部2の先端側には先端部材(当
接部)18が装着されている。この先端部材18はアク
リルや、ポリカーボネイト等の電気的絶縁性を有する透
明な絶縁材料によって形成されている。
【0023】さらに、先端部材18の後端部外周面には
雄ねじ部18aが形成されている。ここで、挿入部2の
内パイプ4の先端部内周面には先端部材18の取付け用
のねじ穴部4aが形成されている。そして、内パイプ4
のねじ穴部4aに先端部材18の雄ねじ部18aを螺着
することにより、先端部材18が挿入部2の先端側に着
脱可能に連結されている。
【0024】なお、先端部材18が挿入部2の先端側に
連結される場合には通常は挿入部2の先端面と先端部材
18の後ろ側の接触面18bとが突き当たるまで先端部
材18が挿入部2に対してねじ込まれるようになってい
る。さらに、先端部材18の先端部には1に示すように
一対の溝部19が対称位置に形成されている。
【0025】また、挿入部2の外パイプ5と内パイプ4
との間のクリアランスC内には図3(C)に示すように
挿入部2の中心軸Oの方向に伸びる多数のライトガイド
ファイバー(照明手段)20が図3(B)に示すように
円周状に充填されている。ここで、ライトガイドファイ
バー20の先端面の位置は内パイプ4および外パイプ5
の各先端面の位置と一致されている。
【0026】さらに、ライトガイドファイバー20の後
端部は把持部3の第1のリング状部材6と第2のリング
状部材7との間の隙間21内で円周上の1箇所に集めら
れてライトガイド口金17の中に収容されている。これ
により、ライトガイドファイバー20から透光性の先端
部材18に照明光を伝達し、先端部材18から照明光を
発光させることができるようになっている。
【0027】また、挿入部2の外周面には挿入部2の中
心軸Oの方向に伸びるシリコンや、ラテックス等の弾性
素材からなる筒状の膨張部材22が装着固定されてい
る。この膨張部材22の先端側および手元側の両端部2
3は外パイプ5の外周面に対して円周上に接着固定され
ている。
【0028】さらに、膨張部材22の後端部には送気チ
ューブ24の一端部が連結されている。この送気チュー
ブ24の他端部は手元側に伸び、送気口金25に接続さ
れている。そして、この送気口金25から送気チューブ
24を介して、膨張部材22と外パイプ5との間に送気
することにより、膨張部材22を図2に示すように拡張
させることができるとともに、膨張部材22と外パイプ
5との間から脱気することにより、膨張部材22を図1
に示すように収縮させることができるようになってい
る。
【0029】また、図4は腹腔鏡補助下膣式子宮全摘出
術での本実施の形態の体内挿入具のシース1の使用状態
を示すものである。ここでは本実施の形態の体内挿入具
のシース1と組み合わせて子宮マニピュレーター31が
使用される。
【0030】この子宮マニピュレーター31には図4に
示すように細長い軸状の挿入部32と、この挿入部32
の基端部に連結された手元側の把持部33とが設けられ
ている。
【0031】さらに、挿入部32には細長い管体34
と、この管体34の先端部に連結された屈曲部35とが
設けられている。ここで、屈曲部35の基端部は管体3
4の先端部に回動ピン36を中心に回動可能に接続され
ている。
【0032】また、挿入部32の管体34の内部には操
作ロッド37が挿入部32の中心軸Oの方向に進退動作
可能に挿入されている。この操作ロッド37の先端部は
屈曲部35に係合されている。さらに、この操作ロッド
37の基端部は手元側の操作部38と連結されている。
そして、操作部38を手元側へ引っ張ると操作ロッド3
7を介して屈曲部35が挿入部32の先端のピン36を
中心に図4中で下方へ回動するようになっている。ここ
で、操作部38を先端側へ押圧すると操作ロッド37を
介して屈曲部35がピン36を中心に図4中で上方へ回
動するようになっている。
【0033】また、屈曲部35の外周面には膨張部材3
9が装着されている。この膨張部材39には送気チュー
ブ40の一端部が連結されている。この送気チューブ4
0の他端部側は屈曲部35および管体34の内部を通
り、把持部33から外部に延出されている。さらに、こ
の送気チューブ40の外部延出部の先端部には手元側の
送気口金41が連結されている。そして、この送気口金
41から送気チューブ40を介して膨張部材39に送気
することにより、膨張部材39を拡張可能になっている
とともに、膨張部材39内を送気チューブ40を介して
排気することにより、膨張部材39を収縮可能になって
いる。
【0034】なお、膨張部材39の中心軸は屈曲部35
の中心軸に対して図4中で上方へ偏心させた偏心位置に
配置されている。そして、膨張部材39を拡張させた場
合にはこの膨張部材39が上方へ大きく膨らむようにな
っている。
【0035】次に、上記構成の作用について説明する。
ここでは、本実施の形態の体内挿入具のシース1を使用
する腹腔鏡補助下経膣的子宮全摘出術について図4およ
び図5を参照して説明する。なお、腹腔鏡補助下膣式子
宮全摘出術において図4は子宮頸部上方の切開状態、図
5は子宮頸部下方の切開状態をそれぞれ示すものであ
る。
【0036】上記術式においては、通常、患者の腹腔4
2a内の処置を行うため、腹壁42に予め複数のトラカ
ール、例えば外套管43、外套管44が穿刺され、留置
される。そして、一方の外套管43を通じて処置用の電
極45が腹腔42a内へ導入され、他方の外套管44を
通じて腹腔鏡46が腹腔42a内へ導入される。
【0037】また、本実施の形態では腹腔鏡46で腹腔
42a内を観察しつつ、処置具で卵管切除等の処理を行
った後、次のように子宮47を膣壁48より切離する。
まず、シース1のライトガイド口金17をライトガイド
ケーブル27を介して光源装置26と接続する。
【0038】続いて、シース1の膨張部材22を収縮状
態にした状態で、シース1の挿入部2を膣内に挿入す
る。ここで、膣内に挿入されるシース1の挿入部2は膣
内を通って先端部材18が膣円蓋49に押し当たるまで
挿入される。このとき、先端部材18の溝部19が真上
にくるように配置される。
【0039】その後、送気口金25より送気チューブ2
4を介して膨張部材22内に送気することにより、膨張
部材22内を拡張させる。これにより、膨張部材22が
膣壁48を押圧してシース1が膣壁48に対して固定さ
れる。
【0040】この状態で、シース1の手元側キャップ9
の開口部13から子宮マニピュレーター31をシース1
の内腔を通って子宮47内へ挿入する。続いて、図4に
示すように操作部38を手元側へ引っ張り、屈曲部35
を下方へ回動させることにより、子宮47を下方へ押圧
する。このとき、シース1の先端部材18を発光させる
と先端部材18の光が膣円蓋49の部分から生体組織を
透過する。そのため、腹腔42a内から腹腔鏡46で先
端部材18の発光部分を確認できる。
【0041】続いて、先端部材18の発光部分を目印と
して処置用の電極45で膣円蓋49の部分の生体組織を
切開する。このとき、膣円蓋49の切開部を左右へ円周
状に広げていく。
【0042】次に、子宮マニピュレーター31の操作部
38を先端側へ押圧し、操作ロッド37を介して屈曲部
35を図5に示すように上方へ回動させる。このとき、
屈曲部35はシース1の先端部材18の溝部19内に入
り込むまで回動される。
【0043】その後、送気口金41から送気チューブ4
0を介して膨張部材39に送気して膨張部材39を拡張
させる。このとき、膨張部材39からの押圧力によって
子宮47をより上方へ屈曲させることができる。
【0044】そして、この状態で、上方の場合(図4参
照)と同様にシース1の先端部材18を発光させること
により、先端部材18の光が膣円蓋49の部分から生体
組織を透過し、腹腔42a内から腹腔鏡46で先端部材
18の発光部分を確認できる。これにより、子宮47の
下方の先端部材18の発光部分を腹腔鏡46で観察しな
がら、処置用の電極45により膣円蓋49の部分の生体
組織の切開を行う。この後、経膣操作により子宮動脈等
の処理を行い、子宮47を摘出してから膣壁48を縫合
閉鎖する。
【0045】そこで、上記構成のものにあっては次の効
果を奏する。すなわち、シース1の挿入部2の先端部位
に電気的絶縁性を有する透光性の先端部材18を配設
し、挿入部2内に配設されたライトガイドファイバー2
0の先端部をシース1の先端部材18の近傍まで延出さ
せたので、ライトガイドファイバー20から出射された
照明光が透過する透明材質の部分(先端部材18)の光
透過距離を比較的短くすることができる。そのため、先
端部材18の部分を透過する照明光の光のロスを小さく
することができるので、先端部材18から放射される照
明光の光量が落ちることはほとんどない。
【0046】従って、従来と同じ光源装置26を使用し
た場合でも本実施の形態の体内挿入具のシース1では先
端部材18の部分を従来よりも明るく発光させることが
できるので、腹腔鏡補助下経膣的子宮全摘出術において
子宮47の切開ラインを簡便・確実に確認することがで
きる。これにより、シース1の挿入部2に配設されたラ
イトガイドファイバー20から透光性の先端部材18に
光量のロスなく照明光を伝達し、先端部材18から十分
な光量の照明光を発光させることができるので、腹腔鏡
補助下経膣的子宮全摘出術等の手術がより安全確実なも
のとなる。
【0047】また、シース1の挿入部2を膣内へ挿入し
て発光させるだけで切開部(膣円蓋49)を確認できる
ため、患者の体内の切開部の確認操作が簡便となり、手
術時間の短縮となる。
【0048】さらに、手術中はシース1の挿入部2の先
端部材18を膣円蓋49に押し当てているため、処置用
の電極45で膣円蓋49を切開する際のカウンタートラ
クションとなる。そのため、膣円蓋49を切開する作業
時に通常なら必要となる処置用の電極45による切開作
業をアシストする鉗子の使用を不要にすることができる
ので、膣円蓋49を容易に切開することができ、より手
術が簡単になる。
【0049】また、シース1の挿入部2の先端部材18
は絶縁材質であるため、膣円蓋49の切開時に処置用の
電極45から高周波電流を通電しても不要な生体組織ま
で焼灼することがなく、安全である。さらに、膣円蓋4
9の切開時にシース1の挿入部2の先端部材18を損傷
しても交換可能なため、トータルで安価である。
【0050】また、シース1の挿入部2の手元側にキャ
ップ9を設けて、子宮マニピュレーター31との間を気
密にしているため、子宮頸部切開時に気腹ガスが膣から
漏れることがない。従って、腹腔鏡46による術野は常
に確保されているので、スムーズに手術を行える。
【0051】特に、子宮47を上方へ前屈させる際、子
宮マニピュレーター31の屈曲部35をシース1の挿入
部2の先端部材18の溝部19で受けることができるの
で、子宮47をより一層大きく前屈させることができ
る。そのため、下方切開時の腹腔鏡46による術野を大
きく確保できる。
【0052】また、シース1の挿入部2の膨張部材22
を拡張することにより、シース1と膣壁48との間を固
定できるため、術中、シース1がずれたり、膣内から抜
けたりすることがなく、よりスムーズに手術を行える。
【0053】さらに、子宮マニピュレーター31に設け
た膨張部材39により、より大きく子宮47を操作でき
るため、腹腔鏡46による術野を常に十分に確保でき、
手術をスムーズに行える効果がある。
【0054】また、図6(A),(B)は本発明の第2
の実施の形態を示すものである。本実施の形態は第1の
実施の形態のシース1の挿入部2の先端部材18を次の
ように変更したものである。
【0055】すなわち、本実施の形態の先端部材51に
は図6(A)に示すように挿入部2の中心軸Oの方向に
対して上向きに曲率半径Rでカーブさせた湾曲部52が
形成されている。この先端部材51の先端面53は挿入
部2の中心軸Oの方向に対して角度Xで傾斜している。
そのため、この先端部材51の湾曲部52には上方に長
さの短い短辺部54、下方に長さの長い長辺部55がそ
れぞれ形成されている。
【0056】さらに、先端部材51の先端面53には図
6(B)に示すように上,下の両端部に溝部56がそれ
ぞれ形成されている。なお、これ以外の部分は第1の実
施の形態と同一構成になっている。
【0057】そこで、上記構成のものにあってはシース
1の挿入部2の先端部材51に挿入部2の中心軸Oの方
向に対して上向きにカーブさせた湾曲部52を形成した
ので、人体の膣内に本実施の形態のシース1の挿入部2
を挿入した際に、人体の膣円蓋49と子宮頸部との間の
形状に合い易くなっている。そのため、腹腔鏡補助下経
膣的子宮全摘出術において切開すべき膣円蓋49の位置
を正確に光らせることができ、より安全に手術を行える
効果がある。
【0058】また、図7は本発明の第3の実施の形態を
示すものである。本実施の形態は第1の実施の形態のシ
ース1の挿入部2の2重管の部分の構成を次のように変
更したものである。
【0059】すなわち、本実施の形態では挿入部2の内
パイプ61の上下の両側部に円形断面の円弧を圧潰させ
た平面部62がそれぞれ形成されている。そして、内パ
イプ61の上下の平面部62の部分には挿入部2の外パ
イプ5と内パイプ61との間のクリアランスCが他の部
分に比べて大きくなる幅広のライトガイドファイバー2
0の収容空間63が形成されている。そのため、この内
パイプ61の上下の平面部62の部分に形成される収容
空間63内には他の部分に比べて多数のライトガイドフ
ァイバー20が充填されている。
【0060】さらに、先端部材18の後端部には内パイ
プ61の上下の平面部62と対応する形状の上下の平面
部64が形成されている。そして、先端部材18の後端
部の平面部64の部分が内パイプ61の上下の平面部6
2の部分と接合される状態で、先端部材18が挿入部2
の内パイプ61に接続固定されている。なお、これ以外
の部分は第1の実施の形態と同一構成になっている。
【0061】次に、上記構成の作用について説明する。
本実施の形態のシース1の使用時には先端部材18の平
面部64の部分を子宮47の膣円蓋49の上下方向に合
わせた状態でシース1を膣内に挿入する。そして、ま
ず、膣円蓋49の真上・真下の部分の切開を行い、その
後、シース1を挿入部2の中心軸Oの軸回り方向に回転
させつつ、つまり明るく発光する先端部材18の平面部
64の部分を挿入部2の中心軸Oの軸回り方向に移動さ
せつつ膣円蓋49の切開を加えていく。他は、第1の実
施の形態と同様である。
【0062】そこで、上記構成のものにあっては次の効
果を奏する。すなわち、本実施の形態では内パイプ61
の上下の平面部62の部分で外パイプ5との間に形成さ
れる収容空間63内には他の部分に比べて多数のライト
ガイドファイバー20が充填されているので、ライトガ
イドファイバー20を通して先端部材18に照明光を伝
達させた際に収容空間63の部分では他の部分に比べて
先端部材18を広く明るく発光させることができる。そ
のため、太った患者のように生体組織の厚さが厚い患者
に対しても本実施の形態のシース1を使用することがで
き、適応を拡大できる。
【0063】また、図8および図9は本発明の第4の実
施の形態を示すものである。本実施の形態は第1の実施
の形態(図1〜図5参照)のシース1の挿入部2の構成
を次のように変更したものである。
【0064】すなわち、本実施の形態ではシース1の挿
入部2の外パイプ5の先端部に図8および図9に示すよ
うに挿入部2の中心軸Oの方向に対して上向きにカーブ
させた湾曲部71が形成されている。この湾曲部71の
上方には長さの短い短辺部72、下方には長さの長い長
辺部73がそれぞれ形成されている。
【0065】また、内パイプ4は略直線状のパイプによ
って形成されている。そして、この直線状の内パイプ4
の先端部は図9に示すように外パイプ5の湾曲部71の
近傍部位まで延設されている。
【0066】さらに、挿入部2の外パイプ5と内パイプ
4との間のクリアランスC内に円周状に充填されている
多数のライトガイドファイバー20の先端部は外パイプ
5の湾曲部71の最先端まで延設されている。そして、
この湾曲部71の内周面全体に亙りライトガイドファイ
バー20が配設されている。
【0067】なお、挿入部2の外パイプ5と内パイプ4
との間のクリアランスC内に円周状に充填されている多
数のライトガイドファイバー20は外パイプ5と内パイ
プ4との間で挟み込まれた状態で接着固定されている。
また、外パイプ5と内パイプ4はステンレスや、ポリサ
ルフォン、ABS等の硬性プラスチック材料によって形
成されている。なお、手元側の把持部3の部分は第1の
実施の形態と同一構成になっている。
【0068】そこで、上記構成のものにあってはシース
1の挿入部2の外パイプ5の先端部に上向きにカーブさ
せた湾曲部71を形成したので、人体の膣内に本実施の
形態のシース1の挿入部2を挿入した際に、第2の実施
の形態(図6(A),(B)参照)と同様に人体の膣円
蓋49と子宮頸部との間の形状に合い易くなっている。
そのため、腹腔鏡補助下経膣的子宮全摘出術において切
開すべき膣円蓋49の位置を正確に光らせることがで
き、より安全に手術を行える効果がある。
【0069】さらに、本実施の形態では特にライトガイ
ドファイバー20をシース1の挿入部2の外パイプ5の
最先端まで延設したので、ライトガイドファイバー20
を通して伝送される照明光の光量のロスを一層小さくす
ることができる。したがって、シース1の挿入部2の先
端から出射される照明光の光量が不足することがなく、
従来と同じ光源装置26を使用した場合でも従来よりも
明るく発光させることができる。その結果、腹腔鏡補助
下経膣的子宮全摘出術等の手術を行う際、子宮の切開ラ
インを簡便・確実に確認することができる。これによ
り、腹腔鏡補助下経膣的子宮全摘出術等の手術がより安
全確実なものとなる。
【0070】また、ライトガイドファイバー20がシー
ス1の挿入部2の先端まで設けられているため、先端透
明部材を取付ける必要がない。通常、先端透明部材は傷
つきやすく、破損しやすいために透明度が落ちてくると
先端透明部材を交換していた。しかし、本実施の形態に
よれば、先端透明部材の交換の必要がないため、より安
価な器具を提供できる。
【0071】また、図10は腹腔鏡補助下大腸部分切除
で腸管周囲の剥離や、切除を行う際に使用される体内挿
入具のシース81を示すものである。このシース81の
先端部は閉塞され、閉端部82が形成されている。な
お、シース81は電気的絶縁性を有する透明な絶縁材料
によって形成されている。
【0072】さらに、先端部を閉じたシース81内には
ライトガイドファイバー83が挿抜可能に挿入されてい
る。このライトガイドファイバー83の基端部は手元側
で光源装置84と接続されている。このライトガイドフ
ァイバー83の先端部には発光する発光部85が設けら
れている。
【0073】また、ライトガイドファイバー83の中途
部は駆動装置86の中を通っている。この駆動装置86
内には2つのローター87が並設されている。そして、
2つのローター87間にライトガイドファイバー83が
挟まれている。
【0074】さらに、駆動装置86にはフットスイッチ
88が接続されている。そして、このフットスイッチ8
8のON、OFFによりローター87が右回転、左回転
にそれぞれ切換え運転可能になっている。また、ロータ
ー87が回動するとライトガイドファイバー83との接
触部89を介して回転力がライトガイドファイバー83
に伝わり、ライトガイドファイバー83を前進動作およ
び後退動作させることができるようになっている。
【0075】次に、上記構成の作用について説明する。
一般に、腹腔鏡補助下大腸部分切除で腸管周囲の剥離
や、切除を行う際、尿管90を確認する操作が行われ
る。この操作を行う場合には予めシース81内に手元側
からライトガイドファイバー83を通した状態にセット
されたシース81を尿管90内の所望の位置まで挿通す
る。
【0076】そして、フットスイッチ88をONにして
ライトガイドファイバー83を前進させることにより発
光部85が図8中に実線で示す後方位置から同図中に仮
想線で示す前進位置まで先端側に移動する。その後、ラ
イトガイドファイバー83を後退させることにより、発
光部85を後方に移動させて、腹腔鏡下で尿管90の位
置を確認して、尿管90を損傷しないように手術を行
う。
【0077】そこで、上記構成のものにあっては次の効
果を奏する。すなわち、発光部85がライトガイドファ
イバー83の先端部の1ケ所で済み、光量が落ちること
がないため、より確実に尿管90を腹腔内から確認でき
る。そのため、従来のように尿管90の位置確認のた
め、ライトガイドファイバー83を数カ所で切断して発
光させている場合のように光量が小さくなり腹腔内から
確認しづらかくなることを防止することができる。
【0078】また、フットスイッチ88の操作により発
光部85の位置を移動させることができるので、発光部
85の移動範囲、つまり腹腔内からの確認範囲を広くす
ることができる。
【0079】さらに、駆動装置86内には2つのロータ
ー87の動作を制御することにより、発光部85の移動
スピードを自由に変えることができる。そのため、より
早く発光部85を移動させることができ、手術時間の短
縮となる。
【0080】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々
変形実施できることは勿論である。次に、本出願の他の
特徴的な技術事項を下記の通り付記する。
【0081】記 (付記項1) 体内に挿入する挿入部を有するシースに
おいて、光を伝達すると共に電気的絶縁性を有する光伝
達手段を、前記挿入部の先端近傍に設けたことを特徴と
するシース。
【0082】(付記項1の従来技術) 従来、腹腔鏡補
助下経膣的子宮全摘出術を行う際、子宮頸部の切開ライ
ンを確認するため、術者が指を経膣的に挿入して組織に
押し当て、腹腔内の腹腔鏡で切開位置を確認する。もし
くは、光源と接続した硬性鏡を経膣的に挿入し、先端部
を発光させ、硬性鏡先端を膣円蓋に沿って円周状に移動
させる。これを腹腔内の腹腔鏡で観察し、切開ラインを
確認してから電気メスで切開を行っていた。
【0083】ところで、例えば、特開平5−22011
1号公報には耳鏡として手元側で光ファイバーと着脱自
在に接続する鏡筒が示されている。鏡筒は先細りの筒状
で透明材質である。また、DE3717607A1には
体腔内を観察するため、手元側に光導入部を有する先細
りの透明体からなる検査鏡が示されている。
【0084】(付記項1が解決しようとする課題) 従
来の腹腔鏡補助下経膣的子宮全摘出術の場合、子宮の切
開ラインを確認する操作が煩雑であり、手術時間が長く
かかった。また、実際の切開では、指もしくは硬性鏡で
確認した位置を術者が覚えておいて、それに従って切開
するため、場合によっては切開し過ぎたりすることがあ
り、確実性に欠けていた。
【0085】また、先行技術では、体外で光ファイバー
と透明材質であるシースを接続して、シース先端を発光
させて耳内や膣内を観察できるようになっている。しか
し、これらの先行技術では光ファイバーがシースの先端
まで組み合わされている場合に比べると、どうしてもシ
ース内で光量のロスがあり、暗かった。この光量では、
本シースを挿入した耳や膣の器官内腔を観察することは
できるが、上述の経膣的子宮全摘出術のように生体組織
を透過して、組織の裏側から発光部を確認することは困
難であった。更に、従来技術は先細りのシースであり子
宮頸部の形状に合っていないため、たとえ大きな光量で
発光させても実際に切開したい位置を光らせることはで
きなかった。
【0086】本発明は上記問題点を鑑みてなされたもの
で、腹腔鏡補助下経膣的子宮全摘出術において子宮の切
開ラインを簡便・確実に確認することを目的とする。 (付記項1の課題を解決するための手段) 体腔内へ挿
入する挿入部と前記挿入部の先端に設けられた発光手段
と前記挿入部の先端側に接続する絶縁材質である先端部
とからなるシース。
【0087】(付記項1の効果) シース先端部近傍ま
で光ファイバーを設けており、透明材質の部分が先端部
のみで透過距離が短いため、光量がほとんど落ちない。
従って、同じ光源でもより明るく発光でき、切開部をよ
り確実に確認できる。これにより、手術がより安全確実
なものとなる。
【0088】(付記項2) 付記項1記載のシースであ
って、前記光伝達手段は、少なくとも一カ所の溝部を有
することを特徴とするシース。 (付記項3) 付記項1記載のシースであって、前記光
伝達手段は、前記挿入部と着脱自在であることを特徴と
するシース。
【0089】(付記項4) 付記項1記載のシースであ
って、前記光伝達手段の外径は、前記挿入部の外径と略
同径であることを特徴とするシース。 (付記項5) 付記項1記載のシースであって、前記光
伝達手段の内径は、前記挿入部の内径と略同径であるこ
とを特徴とするシース。
【0090】(付記項6) 付記項1記載のシースであ
って、前記光伝達手段は、透明部材からなることを特徴
とするシース。 (付記項7) 付記項1記載のシースであって、前記光
伝達手段は、先端面または側面の少なくとも一方に、光
を伝達することを特徴とするシース。
【0091】(付記項8) 体腔内へ挿入する挿入部と
前記挿入部の先端に設けられた発光手段と前記挿入部の
先端側に接続する絶縁材質である先端部とからなるシー
ス。 (付記項9) 前記発光手段は円周状に配設さた光ファ
イバーである付記項8のシース。
【0092】(付記項10) 前記発光手段は円周状に
不均一に配設された光ファイバーである付記項9のシー
ス。 (付記項11) 前記先端部は透明材質である付記項8
のシース。
【0093】(付記項12) 前記透明材質はアクリ
ル、ポリカーボネイトである付記項11のシース。 (付記項13) 前記先端部に軸方向に溝部を設けた付
記項8のシース。
【0094】(付記項14) 前記先端部を軸方向に対
してカーブさせた付記項8のシース。 (付記項15) 前記挿入部に膨張手段を設けた付記項
8のシース。
【0095】(付記項16) 前記膨張手段はバルーン
である付記項15のシース。 (付記項17) 前記シースの手元側に気密手段を有す
る付記項8のシース。 (付記項18) 前記気密手段はゴムキャップである付
記項17のシース。
【0096】(付記項19) 管路へ挿入するための挿
入部と前記挿入部上に設けられた少なくとも1点から光
を照射する照射手段と前記照射手段を前後移動させるた
めの移動手段を設けたシース。
【0097】(付記項20) 前記移動手段がフットス
イッチでコントロールできる付記項19のシース。 (付記項21) 体内に挿入される挿入部を有する体内
挿入具において、前記挿入部の先端部位に電気的絶縁性
を有する透光性の先端部材を配設し、前記先端部材に照
明光を伝達する光伝達手段を前記挿入部に配設したこと
を特徴とする体内挿入具。
【0098】(付記項22) 体内に挿入される挿入部
を有する体内挿入具において、前記挿入部の先端部位に
体腔内組織に押し当てられる略環状の当接部を配設する
とともに、少なくとも前記当接部の一部を照明する照明
手段を前記挿入部に配設したことを特徴とする体内挿入
具。
【0099】
【発明の効果】本発明によれば、体腔内組織に押し当て
られる当接部が略環状であるとともに少なくとも当接部
の一部を照明する照明手段を設けたので、腹腔鏡補助下
経膣的子宮全摘出術において子宮の切開ラインを簡便・
確実に確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態の体内挿入具のシ
ース全体の概略構成を示す斜視図。
【図2】 第1の実施の形態の体内挿入具のシースの縦
断面図。
【図3】 第1の実施の形態の体内挿入具のシースの要
部構成を示すもので、(A)は図2の3A−3A線断面
図、(B)はライトガイドファイバーの配設状態を示す
横断面図、(C)は図3(B)の3C−3C線断面図。
【図4】 第1の実施の形態の体内挿入具のシースを使
用して子宮頸部上方の切開を行う状態を示す縦断面図。
【図5】 第1の実施の形態の体内挿入具のシースを使
用して子宮頸部下方の切開を行う状態を示す縦断面図。
【図6】 本発明の第2の実施の形態を示すもので、
(A)はシースの先端側の側面図、(B)は図6(A)
のB矢視図。
【図7】 本発明の第3の実施の形態を示すシースの横
断面図。
【図8】 本発明の第4の実施の形態の体内挿入具のシ
ース全体の概略構成を示す斜視図。
【図9】 第4の実施の形態の体内挿入具のシースの縦
断面図。
【図10】 腹腔鏡補助下大腸部分切除で腸管周囲の剥
離や切除を行う体内挿入具の使用状態を示す概略構成
図。
【符号の説明】
2 挿入部 18、51 先端部材(当接部) 20 ライトガイドファイバー(照明手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 体腔内組織に押し当てられる当接部を有
    する体内挿入具において、 前記当接部が略環状であるとともに少なくとも前記当接
    部の一部を照明する照明手段を設けたことを特徴とする
    体内挿入具。
JP9153491A 1997-06-11 1997-06-11 体内挿入具 Withdrawn JPH11336A (ja)

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