JPH11335458A - 芳香族−脂肪族共重合ポリカーボネートおよびその製造方法 - Google Patents

芳香族−脂肪族共重合ポリカーボネートおよびその製造方法

Info

Publication number
JPH11335458A
JPH11335458A JP14758798A JP14758798A JPH11335458A JP H11335458 A JPH11335458 A JP H11335458A JP 14758798 A JP14758798 A JP 14758798A JP 14758798 A JP14758798 A JP 14758798A JP H11335458 A JPH11335458 A JP H11335458A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aromatic
aliphatic
filter
less
dihydroxy compound
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14758798A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayasu Fujimori
崇泰 藤森
Osamu Kondo
近藤  治
Sadanori Isahaya
禎則 伊佐早
Takashi Tsunoda
隆志 角田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
Original Assignee
Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Gas Chemical Co Inc filed Critical Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
Priority to JP14758798A priority Critical patent/JPH11335458A/ja
Publication of JPH11335458A publication Critical patent/JPH11335458A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】光学特性、耐衝撃性、UVカット能および色調
に優れ、滞留熱安定性に優れる芳香族−脂肪族共重合ポ
リカーボネートを提供する。 【解決手段】芳香族−脂肪族共重合ポリカーボネート中
のサイズ10μm以上の異物の数を100個以下、サイ
ズ1μm以上10μm未満の異物の数を5000個以
下、サイズ0.5μm以上1μm未満の異物の数を1×
105 個以下とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、異物が少なく、耐
衝撃性、高い屈折率および逆分散値、低い光弾性定数を
有し、色相に優れた透明な芳香族−脂肪族共重合ポリカ
ーボネート、およびその製造方法に関する。このポリカ
ーボネートは、各種レンズ、プリズム、光ディスク基
板、光ファイバー等の光学材料に好適に利用できるもの
である。
【0002】
【従来の技術】ビスフェノールA等の芳香族ジヒドロキ
シ化合物とホスゲンとを酸結合剤の存在下、界面重合さ
せて得られるポリカーボネートは、耐衝撃性等の機械的
特性に優れ、しかも耐熱性、透明性にも優れていること
から、光学材料として各種レンズ、プリズム、光ディス
ク基板などに利用されている。しかしながら、芳香族ジ
ヒドロキシ化合物としてビスフェノールAだけを用いて
なるポリカーボネートでは、光弾性定数が大きく、溶融
流動性が比較的悪いために成型品の複屈折が大きくな
り、また屈折率は1.58と高いもののアッベ数が30
と低いため、広く光記録材料や光学レンズ等の用途に用
いられるには十分な性能を有していないという欠点があ
る。このようなビスフェノールA−ポリカーボネートの
欠点を解決する目的で、本願発明者らは、先に芳香族−
脂肪族共重合ポリカーボネート(特願平8−27626
0)を提案した。この芳香族−脂肪族共重合ポリカーボ
ネートは、優れた耐衝撃性、耐熱性を有し、その上、光
弾性定数が小さく、アッベ数が高いことから、広く光学
材料として用いることが可能である。該芳香族−脂肪族
共重合ポリカーボネートは、通常のホスゲン法では製造
することが困難であり、エステル交換法として知られる
方法、すなわち芳香族ジヒドロキシ化合物と脂肪族ジヒ
ドロキシ化合物、およびジフェニルカーボネートなどの
炭酸ジエステルとを溶融状態でエステル交換反応によっ
て重縮合させる方法が好適に用いられる。
【0003】しかし、エステル交換反応を通常の環境
下、通常の手順で行うと、環境中に浮遊する異物あるい
は原料中に元から含有されている異物が反応系内に取り
込まれ、最終生成物であるポリカーボネートにそのまま
混入してくる。また、環境中に浮遊する異物は、添加剤
練り混み、ペレタイズ、乾燥、袋詰め、等あらゆる工程
で混入してくる。そのため、このような異物を多く含有
するポリカーボネートを成形してなるレンズ、プリズ
ム、ディスク等は光の透過率が低下し、また曇価が高く
なるためにクリア感が失われくすんで見えるばかりでな
く、外観的に不快な印象を与える異物が散見される場合
もあり改善が望まれていた。
【0004】また、エステル交換反応で該芳香族−脂肪
族共重合ポリカーボネートを製造する際には、200℃
〜300℃の温度に加熱しながら重縮合を行うために、
高温で長時間の熱履歴を受け、副反応による微細なゲル
状異物の生成を完全に避けるのは困難である。また、添
加剤練り混み時に、押し出し機型混練機の攪拌翼の樹脂
滞留時間が長い部分に生成する微細なゲル状異物の生成
を完全に避けるのは困難である。このようなゲル状異物
も最終生成物のポリマー中に混入してくるため、前述と
同様な成形体の光線の透過率不良、高曇価、外観不良の
原因となり、品質的に優れた成形体を得るのが困難であ
るという欠点を有していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な従来技術に伴う課題を解決しようとするものであり、
異物が少なく、優れた耐衝撃性、耐熱性と高いアッベ数
と低い光弾性定数を有し、かつ色調に優れた該芳香族−
脂肪族ポリカーボネート、およびその製造方法を提供す
ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、これらの
課題を解決すべく鋭意研究を行った結果、下記式(1)
で表される構成単位および下記(2)式で表される構成
単位よりなる芳香族−脂肪族共重合ポリカーボネートに
おいて、該ポリカーボネート1g中に含有されるサイズ
10μm以上の異物の数を100個以下、サイズ1μm
以上10μm未満の異物の数を5000個以下、サイズ
0.5μm以上1μm未満の異物の数を1×105 個以
下とすることにより、光線の透過率に優れ、曇価が低
く、外観的に優れた芳香族−脂肪族共重合ポリカーボネ
ート樹脂成形体を得られることを見出し本発明に到達し
た。
【化7】 (上記式(1)において、Xは
【化8】 であり、ここに、R3 およびR4 はそれぞれ水素原子、
炭素数1〜10のアルキル基またはフェニル基であり、
3 とR4 が結合して環を形成していても良い。R1
よびR2 は、水素原子、炭素数1〜10のアルキル基ま
たはハロゲンであり、R1 とR2 は同じでも異なってい
ても良い。また、mおよびnは置換基数を表し0〜4の
整数である。)
【化9】 (上式(2)においてR5 、R6 、R7 およびR8 はそ
れぞれ水素原子または炭素数1〜10のアルキル基であ
る。)
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係わる芳香族−脂
肪族共重合ポリカーボネートおよびその製造方法を具体
的に説明する。
【0008】本発明の芳香族−脂肪族共重合ポリカーボ
ネートは、光線の透過率に優れ、曇価が低く、クリア
感、外観に優れた成形体を与える、異物の少ないポリカ
ーボネートである。
【0009】成形体がレンズ、プリズム等、目視で観察
した場合の優れた外観、クリア感、低曇価が要求される
場合には、該芳香族−脂肪族共重合ポリカーボネート1
g中の異物の量は、サイズ10μm以上の異物の数で1
00個以下、より好ましくは50個以下、また、サイズ
1μm以上10μm未満の異物の数で5000個以下、
より好ましくは2000個以下とし、サイズ0.5μm
以上1μm未満の異物の数で1×105 個以下、より好
ましくは5×104 個以下とすることにより、該成形体
は実用上、不快感を覚えない外観、クリア感、低曇価を
与えるようになり好適に使用可能となる。
【0010】成形体がディスク基板や光ファーバー等の
場合には、異物が光線の透過を妨げ、情報の書き込みエ
ラーあるいは伝達エラーを直接引き起こすため、該芳香
族−脂肪族共重合ポリカーボネート1g中の異物の量
は、サイズ10μm以上の異物の数で0個とし、サイズ
1μm以上10μm未満の異物の数で1000個以下、
より好ましくは600個以下とし、サイズ0.5μm以
上1μm未満の異物の数で5×104 個以下、より好ま
しくは2×104 個以下とすることにより、該成形体の
書き込みエラーあるいは伝達エラーを実用上問題になら
ないレベルまで下げることができ、好適に使用可能とな
る。
【0011】該芳香族−脂肪族共重合ポリカーボネート
製造時には、環境からの異物の混入を極力避けるため
に、反応装置、添加剤混練機、水層、ペレタイザー等の
製造設備全体をクリーンブースに設置し、異物の発生源
となる回転機器および作業者はクリーンブース内部に異
物を拡散しないような防塵処置を施す。また、反応に使
用する窒素は、ガスフィルターで異物を除去して使用す
る。但し、粉体を仕込む原料溶解槽はクリーンブース外
に設置するのが好ましい。クリーンブースの清浄度は、
好ましくはクラス1000、更に好ましくはクラス10
0である。
【0012】本発明に関わる芳香族−脂肪族共重合ポリ
カーボネートは、上記式(1)で表される芳香族ジヒド
ロキシ化合物から誘導される構成単位(以下Iと称す
る)と、上記式(2)で表される脂肪族ジヒドロキシ化
合物から誘導される構成単位(以下IIと称する)から
なり、ランダム、ブロック、あるいは交互共重合体であ
り、耐衝撃性、耐熱性に優れ、屈折率とアッベ数の物性
バランスに優れた光学材料である。
【0013】本発明においては、このような芳香族ジヒ
ドロキシ化合物と脂肪族ジヒドロキシ化合物からそれぞ
れ誘導される構成単位のモル比(I/II)が、90/
10〜10/90であることが好ましく、さらに好まし
くは80/20〜20/80が好ましい。すなわち、芳
香族ジヒドロキシ化合物と脂肪族ジヒドロキシ化合物か
ら誘導される構成単位のモル比(I/II)が10/9
0より低いと耐熱性に劣るものとなり、90/10より
高いと光弾性定数、吸水率などが高くなり、さらに屈折
率とアッベ数のバランスが悪くなり光学材料としては好
ましくない。
【0014】本発明では、炭酸ジエステルとしては、ジ
フェニルカーボネート、ジトリールカーボネート、ビス
(クロロフェニル)カーボネート、m−クレジルカーボ
ネート、ジナフチルカーボネート、ジメチルカーボネー
ト、ジエチルカーボネート、ジブチルカーボネート、ジ
シクロヘキシルカーボネート等が用いられる。これらの
中でも特にジフェニルカーボネートが好ましい。ジフェ
ニルカーボネートは、芳香族ジヒドロキシ化合物と脂肪
族ジヒドロキシ化合物の合計1モルに対して0.97〜
1.2モルの量で用いられることが好ましく、特に好ま
しくは0.99〜1.10モルの量である。
【0015】本発明に関わる芳香族−脂肪族共重合ポリ
カーボネートの重量平均分子量は30,000〜20
0,000であることが好ましく、さらに好ましくは5
0,000〜120,000である。
【0016】該芳香族−脂肪族共重合ポリカーボネート
樹脂は、溶融重縮合法により製造される。すなわち、下
記式(3)で表される芳香族ジヒドロキシ化合物、下記
式(4)で表される脂肪族ジヒドロキシ化合物、炭酸ジ
エステル及び触媒を用いて、加熱下に常圧または減圧下
に副生物を除去しながら溶融重縮合を行うものである。
反応は一般には二段階以上の多段工程で実施される。
【0017】
【化10】 (上記式(3)において、Xは
【化11】 であり、ここに、R3 およびR4 はそれぞれ水素原子、
炭素数1〜10のアルキル基またはフェニル基であり、
3 とR4 が結合して環を形成していても良い。R1
2 は、それぞれ水素原子、炭素数1〜10のアルキル
基またはハロゲンであり、R1 とR2 は同じでも異なっ
ていても良い。また、mおよびnは置換基数を表し0〜
4の整数である。)
【化12】 (上式(4)において、R5 、R6 、R7 およびR8
それぞれ水素原子または炭素数1〜10の1価のアルキ
ル基である。)
【0018】具体的には、第一段目の反応を120〜260
℃、好ましくは180〜240℃の温度で0〜5時間、好ましく
は0.5〜3時間反応させる。次いで反応系の減圧度を上げ
ながら反応度を高めて、最終的には1mmHg以下の減圧
下、200〜300℃の温度で重縮合反応を行う。また、上記
の反応を行うに際して用いられる反応装置には、縦型反
応器、横型反応器あるいはそれらの適切な組み合わせが
用いられる。
【0019】重合触媒としては、塩基性化合物が用いら
れる。このような塩基性化合物としては、特にアルカリ
金属化合物、アルカリ土類金属化合物、含窒素化合物な
どが挙げられ、これらの化合物は単独或いは組み合わせ
て用いることができる。
【0020】このようなアルカリ金属化合物としては、
アルカリ金属の有機酸塩、無機酸塩、酸化物、水酸化
物、水素化物、アルコラート等が用いられ、具体的に
は、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化セシウ
ム、水酸化リチウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カ
リウム、炭酸水素リチウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリ
ウム、炭酸セシウム、炭酸リチウム、酢酸ナトリウム、
酢酸カリウム、酢酸セシウム、酢酸リチウム、ステアリ
ン酸ナトリウム、ステアリン酸カリウム、ステアリン酸
セシウム、ステアリン酸リチウム、水素化ホウ素ナトリ
ウム、水素化ホウ素リチウム、フェニル化ホウ素ナトリ
ウム、安息香酸ナトリウム、安息香酸カリウム、安息香
酸セシウム、安息香酸リチウム、リン酸水素2ナトリウ
ム、リン酸水素2カリウム、リン酸水素2リチウム、フェ
ニルリン酸2ナトリウム、フェニルリン酸2カリウム、フ
ェニルリン酸2リチウム、ビスフェノールAの2ナトリウ
ム塩、2カリウム塩、2セシウム塩、2リチウム塩、フェ
ノールのナトリウム塩、カリウム塩、セシウム塩、リチ
ウム塩等が用いられる。
【0021】また、アルカリ土類金属化合物としては、
アルカリ土類金属の有機酸塩、無機酸塩、酸化物、水酸
化物、水素化物、アルコラート等が用いられ、具体的に
は、水酸化カルシウム、水酸化バリウム、水酸化マグネ
シウム、水酸化ストロンチウム、炭酸水素カルシウム、
炭酸水素バリウム、炭酸水素マグネシウム、炭酸水素ス
トロンチウム、炭酸カルシウム、炭酸バリウム、炭酸マ
グネシウム、炭酸ストロンチウム、酢酸カルシウム、酢
酸バリウム、酢酸マグネシウム、酢酸ストロンチウム、
ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸バリウム、ステ
アリン酸マグネシウム、ステアリン酸ストロンチウム、
等が用いられる。
【0022】含窒素化合物としては、4級アンモニウム
ヒドロキシド、4級アンモニウム塩類、アミン等が用い
られ、具体的には、テトラメチルアンモニウムヒドロキ
シド、テトラエチルアンモニウムヒドロキシド、テトラ
プロピルアンモニウムヒドロキシド、テトラブチルアン
モニウムヒドロキシド、トリメチルベンジルアンモニウ
ムヒドロキシド、等のアルキル、アリール、アリルアリ
ール基などを有するアンモニウムヒドロキシド類、トリ
メチルアミン、トリエチルアミン、ジメチルベンジルア
ミン、トリフェニルアミン等の3級アミン類、ジメチル
アミン、ジエチルアミン、等の2級アミン、メチルアミ
ン、エチルアミン等の1級アミン類、2-メチルイミダゾ
ール、2-フェニルイミダゾール等のイミダゾール類、あ
るいはアンモニア、テトラメチルアンモニウムボロハイ
ドライド、テトラブチルアンモニウムボロハイドライ
ド、テトラブチルアンモニウムテトラフェニルボレー
ト、テトラメチルアンモニウムテトラフェニルボレート
等の塩基性塩等が用いられる。
【0023】これらの触媒は、上記式(3)で示される
芳香族ジヒドロキシ化合物と上記式(4)で示される脂
肪族ジヒドロキシ化合物との合計1モルに対し、10-9
10-3モルの量で、好ましくは10-7〜10-5モルの量を用い
る。
【0024】上記式(3)で示される芳香族ジヒドロキ
シ化合物として、具体的には、ビス(4-ヒドロキシフェ
ニル)メタン、1,1-ビス(4-ヒドロキシフェニル)エタ
ン、2,2-ビス(4-ヒドロキシフェニル)プロパン、2,2-
ビス(4-ヒドロキシフェニル)ブタン、2,2-ビス(4-ヒ
ドロキシフェニル)オクタン、ビス(4-ヒドロキシフェ
ニル)フェニルメタン、2,2-ビス(4-ヒドロキシ-3-メ
チルフェニル)プロパン、1,1-ビス(4-ヒドロキシ-3-
t-ブチルフェニル)プロパン、2,2-ビス(4-ヒドロキ
シ-3-ブロモフェニル)プロパン、1,1-ビス(4-ヒドロ
キシフェニル)シクロペンタン、1,1-ビス(4-ヒドロキ
シフェニル)シクロヘキサン、4,4'-ジヒドロキシジフ
ェニルエーテル、4,4'-ジヒドロキシ-3,3'-ジメチルフ
ェニルエーテル、4,4'-ジヒドロキシフェニルスルフィ
ド、4,4'-ジヒドロキシ-3,3'-ジメチルジフェニルスル
フィド、4,4'-ジヒドロキシジフェニルスルホキシド、
4,4'-ジヒドロキシ-3,3'-ジメチルジフェニルスルホキ
シド、4,4'-ジヒドロキシジフェニルスルホン、4,4'-ジ
ヒドロキシ-3,3'-ジメチルジフェニルスルホン等が挙げ
られる。こららの内で、特に2,2-ビス(4-ヒドロキシフ
ェニル)プロパン、すなわちビスフェノールAあるいは
1,1-ビス(4-ヒドロキシフェニル)シクロヘキサンが好
ましい。
【0025】また、上記式(4)で表される脂肪族ジヒ
ドロキシ化合物として、具体的には、(3,9-ビス(2-ヒ
ドロキシエチル)-2,4,8,10-テトラオキサスピロ(5.
5)ウンデカン)、(3,9-ビス(2-ヒドロキシ-1,1-ジメ
チルエチル)-2,4,8,10-テトラオキサスピロ(5.5)ウ
ンデカン)、(3,9-ビス(2-ヒドロキシ-1,1-ジエチル
エチル)-2,4,8,10-テトラオキサスピロ(5.5)ウンデ
カン)、(3,9-ビス(2-ヒドロキシ-1,1-ジプロピルエ
チル)-2,4,8,10-テトラオキサスピロ(5.5)ウンデカ
ン)などが用いられる。好ましくは、(3,9-ビス(2-ヒ
ドロキシ-1,1-ジメチルエチル)-2,4,8,10-テトラオキ
サスピロ(5.5)ウンデカン)が用いられる。好ましく
は、(3,9-ビス(2-ヒドロキシエチル)-2,4,8,10-テト
ラオキサスピロ(5.5)ウンデカン)が用いられる。
【0026】さらに、炭酸ジエステルとしては、ジフェ
ニルカーボネート、ジトリールカーボネート、ビス(ク
ロロフェニル)カーボネート、m-クレジルカーボネー
ト、ジナフチルカーボネート、ビス(ジフェニル)カー
ボネート、ジエチルカーボネート、ジメチルカーボネー
ト、ジブチルカーボネート、ジシクロヘキシルカーボネ
ートなどが用いられる。これらのうち、特にジフェニル
カーボネートが好ましい。炭酸ジエステルは、上記芳香
族ジヒドロキシ化合物(3)と脂肪族ジヒドロキシ化合
物(4)の合計1モルに対して、1.01〜1.30モルの量で
用いられることが好ましい。
【0027】本発明においては、原料である上記芳香族
ジヒドロキシ化合物および脂肪族ジヒドロキシ化合物お
よび炭酸ジエステルおよび触媒中の異物を除去するため
に、原料溶解槽と反応器とを結ぶ配管途中にフィルター
を連結し濾過を行うのが好ましい。また、重合反応装置
には、複数の反応器を連続させて用いても良く、少なく
とも1基以上の縦型反応器と少なくとも1基以上の横型
反応器の組み合わせが好適に用いられる。この場合は、
反応液の粘度が比較的低い最終反応器の手前であるなら
どの段階で濾過を行っても良い。フィルターの絶対濾過
精度は、0.5μm以上2μm以下が好ましい。絶対濾
過精度が2μmを越える場合には、原料、触媒中の異物
を充分に除去することができず、反応生成物中の異物が
多くなるため好ましくない。
【0028】フィルターは少なくとも1基が設けられ
る。フィルターが目詰まりを起こした場合には原料の供
給を止め、フィルターの交換を行うが、低粘度領域で
は、複数のフィルターを並列させた場合の配管部分での
反応液の滞留箇所が少ないので、フィルターを2基以上
並列に設置し、交互に切り替えて使用することも可能で
ある。
【0029】本発明においては、エステル交換反応中に
副反応として生じる微細なゲル状異物を除去するため
に、反応器出口にフィルターを設置するのが好ましい。
フィルターの絶対濾過精度は2μm以上30μm以下で
あることが好ましく、更に好ましくは2μm以上20μ
m以下である。
【0030】本発明のポリカーボネートには、熱安定
性、および加水分解安定性を保持するために、触媒を除
去または失活させることが好ましい。一般的には、公知
の酸性物質の添加によるアルカリ金属あるいはアルカリ
土類金属等のエステル交換触媒の失活を行う方法が好適
に実施される。これらの物質としては、具体的には、p
−トルエンスルホン酸のごとき芳香族スルホン酸、パラ
トルエンスルホン酸ブチル等の芳香族スルホン酸エステ
ル類、ステアリン酸クロライド、酪酸クロライド、塩化
ベンゾイル、トルエンスルホン酸クロライドのような有
機ハロゲン化物、ジメチル硫酸のごときアルキル硫酸
塩、塩化ベンジルのごとき有機ハロゲン化物等が好適に
用いられる。
【0031】触媒失活後、ポリマー中の低沸点化合物を
0.1〜1mmHgの圧力、200〜300℃の温度で脱揮除去する
工程を設けても良く、このためにはパドル翼、格子翼、
メガネ翼等を備えた横型混練器あるいは薄膜蒸発器が好
適に用いられる。
【0032】なお、本発明に於いて、上記熱安定化剤、
加水分解安定化剤の他に、酸化防止剤、顔料、染料、強
化剤や充填剤、紫外線吸収剤、滑剤、離型剤、結晶核
剤、可塑剤、流動性改良材、帯電防止剤等を添加するこ
とができる。また、さらに樹脂の特性を改良する目的で
他のポリカーボネート樹脂、或いは熱可塑性樹脂をブレ
ンドして用いることもできる。
【0033】これらの添加剤の混練は、重合して得た樹
脂を反応器からギアポンプで直接混練機に送り込み、ス
クリュー等の攪拌翼で練り込む方法が好適に実施される
が、ギアポンプで抜き出したポリマーをペレット化した
後に、添加剤混練を行っても構わない。混練時、混練機
に存在する滞留部分に存在する樹脂がゲル状異物を生
じ、樹脂を汚染するので、混練機の出口にフィルターを
設置するのが好ましい。フィルターの絶対濾過精度は、
好ましくは2μm以上50μm以下、さらに好ましくは
5μm以上30μm以下である。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、異物が少なく、耐衝撃
性、耐熱性、耐候性、透明性に優れ、高いアッベ数、低
い光弾性定数を有する色調の優れた芳香族−脂肪族共重
合ポリカーボネートを大量に製造することが可能とな
り、優れた色調と少ない異物量を要求される眼鏡レンズ
やプリズム、光学ディスク基板、光ファイバー等幅広い
光学透明材料分野に供給することが可能となる。
【0035】
【実施例】以下、本発明を実施例に従い具体的に説明す
るが、本発明は以下の実施例になんらの制限を受けるも
のではない。なお、反応装置は、原料溶解槽以外すべて
クラス1000のクリーンブース内に設置され、物性値
は、以下の方法により測定した。 (1)重量平均分子量Mw:クロロホルムを溶媒として
GPC(ShodexSystem−11、カラム温度
40℃)によりポリスチレン換算の分子量として測定し
た。 (2)YI(イエローインデックス):ポリマーを直径
45mm、厚さ3mmのディスクに射出成形し色差計
(東京電色TC−1800MK)により測定した。 (3)異物測定:0.5μm以上25μm以下の異物に
ついては、芳香族−脂肪族共重合ポリカーボネート1g
を100mlのメチレンクロライドに溶解し光散乱式粒
径センサーを用いて測定した。25μmを越える異物に
ついては、該ポリカーボネート1gを100mlに溶か
した後0.22μmのフィルターを用いて加圧濾過し、
フィルター上の異物を倍率200〜500倍の実体顕微
鏡で拡大しカウントした。
【0036】実施例1 2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン1
2.56kg(55モル)、3,9−ビス(2−ヒドロ
キシ−1,1−ジメチルエチル)−2,4,8,10−
テトラオキサスピロ(5.5)ウンデカン16.74k
g(55モル)、ジフェニルカーボネート23.8kg
(111モル)、炭酸水素ナトリウム3.3×10−4
モルを、50L原料溶解槽に仕込み、窒素雰囲気下18
0℃に加熱し溶解させた。この溶融原料を、0.5μm
フイルターを装備した配管を通過させながら50L反応
槽に加圧輸送し、0.45μmフィルターで濾過した
0.1モル/L炭酸水素ナトリウム水溶液3.3mlを
添加した。この溶融原料を窒素雰囲気下180℃に加熱
し、30分間撹拌した。その後、減圧度を150mmH
gに調整すると同時に、60℃/hrの速度で200℃
まで昇温を行いエステル交換反応を行った。さらに、フ
ェノールを留去しながら260℃まで昇温し、10分間
その温度で保持した後、1時間かけて減圧度を1mmH
g以下とした。合計6時間撹拌下で反応を行い、反応終
了後、反応器内に窒素を吹き込み常圧に戻した。反応器
下部に設置した20μmフィルターを通過させながらギ
アポンプにより生成ポリカーボネートを抜き取り、シリ
ンダーを250℃に加熱したベント付き混練機に送り込
んだ。樹脂中のパラトルエンスルホン酸n−ブチルが7
ppm、SH556(東レシリコーン社製)が3000
ppm、アデカスタブAO−50が200ppm、アデ
カスタブ2112が200ppm、Tinuvin32
9が1000ppmとなるように、0.45μmフィル
ター濾過済みのこれらの添加剤混合溶液を樹脂と同時に
混練機中にフィードし、混練機の出口に設置した30μ
mフィルターを通過させながらストランドに引きペレタ
イズした。この芳香族−脂肪族共重合ポリカーボネート
の物性を表1に示す。
【0037】実施例2 実施例1において、合計反応時間を5時間、反応器下部
のフィルターを10μm、混練機のシリンダー温度を2
60℃、混練機出口に設置したフィルターを10μmに
変えた以外は、実施例1と全く同様な操作を行った。こ
の芳香族−脂肪族共重合ポリカーボネートの物性を表1
に示す。
【0038】実施例3 実施例1において、樹脂を265℃まで昇温、反応器下
部のフィルターを10μm、混練機のシリンダー温度を
265℃、混練機出口に設置したフィルターを20μm
に変えた以外は、実施例1と全く同様な操作を行った。
この芳香族−脂肪族共重合ポリカーボネートの物性を表
1に示す。
【0039】比較例1 実施例1において、溶融原料を濾過せず、反応器下部に
フィルター設置せず、混練機出口にフィルターを設置し
ない以外は、実施例1と全く同様な操作を行った。この
芳香族−脂肪族共重合ポリカーボネートの物性を表1に
示す。
【0040】
【表1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 角田 隆志 茨城県つくば市和台22番地 三菱瓦斯化学 株式会社総合研究所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記式(1)で表される構成単位および下
    記式(2)で表される構成単位からなる芳香族−脂肪族
    共重合ポリカーボネート1g中のサイズ10μm以上の
    異物の数が100個以下であり、サイズ1μm以上10
    μm未満の異物の数が5000個以下であり、サイズ
    0.5μm以上1μm未満の異物の数が1×105 個以
    下であることを特徴とする芳香族−脂肪族共重合ポリカ
    ーボネート。 【化1】 (上記式(1)において、Xは 【化2】 であり、ここに、R3 およびR4 はそれぞれ水素原子、
    炭素数1〜10のアルキル基またはフェニル基であり、
    3 とR4 が結合して環を形成していても良い。R1
    2 は、水素原子、炭素数1〜10のアルキル基または
    ハロゲンであり、R1 とR2 は同じでも異なっていても
    良い。また、mおよびnは置換基数を表し0〜4の整数
    である。) 【化3】 (上式(2)においてR5 、R6 、R7 およびR8 はそ
    れぞれ水素原子または炭素数1〜10のアルキル基であ
    る。)
  2. 【請求項2】重合反応器において、下記式(3)で表さ
    れる芳香族ジヒドロキシ化合物と下記式(4)で表され
    る脂肪族ジヒドロキシ化合物と炭酸ジエステルとを塩基
    性触媒の存在下溶融重縮合させポリカーボネートを製造
    する方法において、重合反応器の前および/または後ろ
    に少なくとも1基のフィルターを設置することを特徴と
    する請求項1記載の芳香族−脂肪族共重合ポリカーボネ
    ートの製造方法。 【化4】 (上記式(3)において、Xは 【化5】 であり、ここに、R3 およびR4 はそれぞれ水素原子、
    炭素数1〜10のアルキル基またはフェニル基であり、
    3 とR4 が結合して環を形成していても良い。R1
    2 は、それぞれ水素原子、炭素数1〜10のアルキル
    基またはハロゲンであり、R1 とR2 は同じでも異なっ
    ていても良い。また、mおよびnは置換基数を表し0〜
    4の整数である。) 【化6】 (上式(4)において、R5 、R6 、R7 およびR8
    それぞれ水素原子または炭素数1〜10の1価のアルキ
    ル基である。)
  3. 【請求項3】重合反応器において、請求項2記載の式
    (3)で表される芳香族ジヒドロキシ化合物と式(4)
    で表される脂肪族ジヒドロキシ化合物と炭酸ジエステル
    とを塩基性触媒の存在下溶融重縮合させた後、添加剤を
    混練してポリカーボネートを製造する方法において、重
    合反応器の前および/または後ろに少なくとも1基のフ
    ィルターを設置し、添加剤混練器の後ろに少なくとも1
    基のフィルターを設けることを特徴とする請求項1記載
    の芳香族−脂肪族共重合ポリカーボネートの製造方法。
  4. 【請求項4】反応器の前に設置するフィルターの絶対濾
    過精度が0.5μm以上2μm以下であり、反応器の後
    ろに設置するフィルターの絶対濾過精度が2μm以上3
    0μm以下であり、添加剤混練機の後ろに設置するフィ
    ルターの絶対濾過精度が2μm以上50μm以下である
    ことを特徴とする請求項2または3記載の芳香族−脂肪
    族共重合ポリカーボネートの製造方法。
  5. 【請求項5】請求項1記載の芳香族−脂肪族共重合ポリ
    カーボネートよりなることを特徴とする耐衝撃プラスチ
    ックレンズ。
JP14758798A 1998-05-28 1998-05-28 芳香族−脂肪族共重合ポリカーボネートおよびその製造方法 Pending JPH11335458A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14758798A JPH11335458A (ja) 1998-05-28 1998-05-28 芳香族−脂肪族共重合ポリカーボネートおよびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14758798A JPH11335458A (ja) 1998-05-28 1998-05-28 芳香族−脂肪族共重合ポリカーボネートおよびその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11335458A true JPH11335458A (ja) 1999-12-07

Family

ID=15433730

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14758798A Pending JPH11335458A (ja) 1998-05-28 1998-05-28 芳香族−脂肪族共重合ポリカーボネートおよびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11335458A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001310935A (ja) * 2000-02-25 2001-11-06 Mitsubishi Chemicals Corp 芳香族ポリカーボネート樹脂組成物及びその製造方法
JP2008169401A (ja) * 1999-12-21 2008-07-24 Mitsubishi Chemicals Corp 芳香族ポリカーボネートの製造方法
JP2011026499A (ja) * 2009-07-28 2011-02-10 Teijin Chem Ltd 光弾性定数が低いポリカーボネート樹脂を用いたフィルム状物
CN103476558A (zh) * 2011-03-31 2013-12-25 三菱化学株式会社 聚碳酸酯树脂的制造方法
JP2014009332A (ja) * 2012-07-02 2014-01-20 Mitsubishi Chemicals Corp ポリカーボネートの製造方法
JP2014080603A (ja) * 2012-09-26 2014-05-08 Mitsubishi Chemicals Corp ポリカーボネート樹脂の製造方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008169401A (ja) * 1999-12-21 2008-07-24 Mitsubishi Chemicals Corp 芳香族ポリカーボネートの製造方法
JP2001310935A (ja) * 2000-02-25 2001-11-06 Mitsubishi Chemicals Corp 芳香族ポリカーボネート樹脂組成物及びその製造方法
JP2011026499A (ja) * 2009-07-28 2011-02-10 Teijin Chem Ltd 光弾性定数が低いポリカーボネート樹脂を用いたフィルム状物
CN103476558A (zh) * 2011-03-31 2013-12-25 三菱化学株式会社 聚碳酸酯树脂的制造方法
JP2014009332A (ja) * 2012-07-02 2014-01-20 Mitsubishi Chemicals Corp ポリカーボネートの製造方法
JP2014080603A (ja) * 2012-09-26 2014-05-08 Mitsubishi Chemicals Corp ポリカーボネート樹脂の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6680286B2 (ja) ポリカーボネート樹脂、その製造方法および光学成形体
EP3141570B1 (en) Resin produced by polycondensation, and resin composition
EP3138876B1 (en) Polycarbonate resin composition, and optical material and optical lens each manufactured using same
JP5808959B2 (ja) 高屈折率ポリカーボネート共重合体及び光学レンズ
EP3744791B1 (en) Polycarbonate resin composition, production method therefor, and optical lens
JP2007070392A (ja) 芳香族−脂肪族ポリカーボネート樹脂共重合体
JP2008163194A (ja) 光学フィルム用ポリカーボネート樹脂
JP7219291B2 (ja) ポリカーボネート系樹脂組成物または共重合体、および光学フィルム
CN108884307B (zh) 使用冲击性能改进的熔融聚碳酸酯的制造制品
WO2010010703A1 (ja) ポリカーボネート樹脂組成物、及びそれを用いた光学材料
JP4088762B2 (ja) 芳香族―脂肪族共重合ポリカーボネート樹脂組成物の製造方法
JP2013001868A (ja) 高屈折率かつ耐熱性に優れたポリカーボネート共重合体及び光学レンズ
JPH11335458A (ja) 芳香族−脂肪族共重合ポリカーボネートおよびその製造方法
JPH10120777A (ja) 新規なポリカーボネート樹脂
EP1018528B1 (en) Polycarbonate resin and process for producing the same
JPH11228683A (ja) 新規な共重合ポリカーボネート樹脂及びこの製造法
JP3841120B2 (ja) ポリカーボネート樹脂組成物
JP5287704B2 (ja) ポリカーボネート樹脂組成物
JP2001151883A (ja) 芳香族−脂肪族共重合ポリカーボネートの製造方法
JP2003055543A (ja) 芳香族−脂肪族共重合ポリカーボネート樹脂組成物
JP3978592B2 (ja) 芳香族−脂肪族共重合ポリカーボネートの製造方法
JP2004175947A (ja) 芳香族―脂肪族共重合ポリカーボネート樹脂組成物の製造方法
JPH11335454A (ja) 芳香族−脂肪族共重合ポリカーボネートの製造方法
JP2002265583A (ja) 芳香族−脂肪族共重合ポリカーボネートの製造方法
JP2000001537A (ja) 芳香族−脂肪族共重合ポリカーボネートの製造方法