JPH1133425A - 破砕装置 - Google Patents

破砕装置

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Publication number
JPH1133425A
JPH1133425A JP19855097A JP19855097A JPH1133425A JP H1133425 A JPH1133425 A JP H1133425A JP 19855097 A JP19855097 A JP 19855097A JP 19855097 A JP19855097 A JP 19855097A JP H1133425 A JPH1133425 A JP H1133425A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
casing
rotating shaft
plate
particle size
rotating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19855097A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Sakurai
潔 桜井
Hidefumi Tsuboi
秀文 坪井
Takeshi Ishikawa
▲たけ▼志 石川
Tetsuya Yoshizawa
哲也 吉沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Chemical Techno Plant Ltd
Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
Hitachi Chemical Techno Plant Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Chemical Co Ltd, Hitachi Chemical Techno Plant Ltd filed Critical Hitachi Chemical Co Ltd
Priority to JP19855097A priority Critical patent/JPH1133425A/ja
Publication of JPH1133425A publication Critical patent/JPH1133425A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 破砕物の粒径を任意の値にて効率良く揃える
ことが可能な破砕装置を提供する。 【解決手段】 上方側面に投入口11を設け、且つ、下
方側面に排出口12を設けた筒状縦形のケーシング1内
部に、回転軸2を鉛直方向に立設し、該回転軸2の上方
より、可撓性を有する複数本の打撃部材3と、貫通孔を
有した回転板5と、羽根板10とをこの順番に回転軸2
に接続し、前記ケーシング1の内周面には、前記打撃部
材3が回転軸2の回転により回動した際に、衝突しない
ように***させた突条4を複数周設した破砕装置におい
て、前記回転板5と羽根板10との間に位置するよう
に、外周部に所定幅の貫通溝を有する粒径調整板7を前
記ケーシング1内周面に設置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、廃プラスチック製
品及び廃ガラス製品等をリサイクルするために、任意の
粒径にまで前記製品を破砕する破砕装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から使用されている破砕装置につい
て図面を用いて説明すると、図5は、破砕装置の縦断面
図であり、筒状縦形のケーシング1内部に回転軸2を垂
設し、該回転軸2に可撓性を有する打撃部材3を複数
本、放射状に接続している。前記打撃部材3を接続した
箇所より下方の回転軸2には、回転板5が取り付けら
れ、該回転板5には、図7に示すように貫通孔6を設け
ている。そして、回転板5よりも更に下方の回転軸2に
は、可撓性を有する羽根板10を放射状に設置してい
る。一方、ケーシング1の内周壁には、打撃部材3の回
転時に描く先端軌跡近傍にまで***した突条4を複数周
設し、ケーシング1の側壁上方には投入口11を、側壁
下方には排出口12をそれぞれ設けている。前述した回
転板5には、図6に示すように隙間調整板9が取り付け
られおり、該隙間調整板9の取付位置は、隙間16の幅
を任意に設定できるように移動可能としている。
【0003】破砕装置の動作説明を行なうと、投入口1
1より投入された製品は、回転する打撃部材3によって
破砕され、隙間16の幅よりも小さくなったもののみ、
回転板5よりも下方に通過させている。図7に示す貫通
孔6及び図5に示す羽根板10は、ケーシング1内の空
気流をスムーズにするために使用されるものであり、突
条4は、遠心力によりケーシング1内壁に偏る破砕物を
固定し、打撃部材3により破砕しやすくしている。排出
口12より排出された破砕物は、バケット14へと排出
され、その際に発生する粉塵はバグフィルタ15により
回収される。隙間16の幅よりも大きなものは、引き続
き打撃部材3により破砕され続け、最終的には隙間16
より小さくなり、排出口12より排出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た破砕装置では、単に隙間16よりも小さい破砕物を製
造するのみであり、ある程度大きさの揃った破砕物を効
率良く製造することができないとの課題がある。
【0005】破砕の目的には、廃棄物の減量化以外に、
リサイクルを可能成らしめるとの目的があり、特に後述
したリサイクルの為には、破砕物(リサイクル材)の粒
径を揃えることが重要となっている。
【0006】リサイクル材を使用したプラスチックの成
形は、バージン材に破砕処理を行なったリサイクル材を
混合して行なうが、バージン材とリサイクル材の粒径が
異なると、均一な混合が行なわれずに成形不良を出して
しまう。具体的には、リサイクル材の粒径が、バージン
材の粒径よりも小さいと、リサイクル材がバージン材間
の隙間を落下し、下方に集中するために、下方から材料
を取り出して成形する成形方法では、初期製品はリサイ
クル材の比率が高くなり、成形不良を起こしやすくな
る。
【0007】スチレン樹脂製の廃プラスチック製品をリ
サイクルするための破砕装置を例に上げて説明すると、
バージン材の粒径が通常市販されているものでは5mm
であるために、混合するリサイクル材粒径を3〜7mm
の間に調整する必要がある。しかし、図6に示す破砕装
置で隙間16の幅を中間値である5mmに設定して運転
しても、ケーシング1の真円度の関係で粒径3〜7mm
の破砕物回収率は、66パーセント程の低い値となって
いる。
【0008】本発明では、前記課題に鑑み成されたもの
であり、ケーシング1の真円度には無関係に、破砕物の
粒径を任意の値にて効率良く揃えることが可能な破砕装
置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、図1、図2及
び図3に示すように、上方側面に投入口11を設け、且
つ、下方側面に排出口12を設けた筒状縦形のケーシン
グ1内部に、回転軸2を鉛直方向に立設し、該回転軸2
の上方より、可撓性を有する複数本の打撃部材3と、貫
通孔を有した回転板5と、羽根板10とをこの順番に回
転軸2に接続し、前記ケーシング1の内周面には、前記
打撃部材3が回転軸2の回転により回動した際に、衝突
しないように***させた突条4を複数周設した破砕装置
において、前記回転板5と羽根板10との間に位置する
ように、外周部に所定幅の貫通溝8を有する粒径調整板
7を前記ケーシング1内周面に設置したことを特徴とす
る。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明に用いる打撃部材3は、回
転軸2に対して放射状に均等間隔で接続されることが好
ましく、その接続本数は、3本以上であることが破砕効
率の点からは好ましい。
【0011】本発明に用いる粒径調整板7は、その上方
に位置する回転板5と略平行になるように、ケーシング
1内周面に設置するものであり、粒径調整板7の外周部
(回転軸2と反対側であり、ケーシング1との接続部近
傍)に設ける貫通溝8は、機械加工することにより常に
一定の幅を保つようにすることが好ましい。
【0012】
【実施例】本発明の実施例を図面を用いて説明すると、
図1は、本発明の実施例を示す破砕装置の縦断面図であ
り、モータ13により回転軸2を回転させ、打撃部材
3、回転板5及び羽根板10を回転させるようにしてい
る。粒径調整板7は、図2に示すように回転板5と平行
になるようにケーシング1内周面に設置してあり、回転
板5と粒径調整板7の間隔及び外周部に設けた貫通溝8
(図3参照)の幅を5mmとしている。
【0013】被破砕物を投入口11からケーシング1内
に投入すると、被破砕物は、高速回転している打撃部材
3により繰返し打撃され破砕される。破砕された細片の
うち、粒径調整板7に設けた貫通溝8の幅よりも小さい
ものは、排出口12から排出され、貫通溝8より大きな
ものは繰返し打撃される。
【0014】排出された破砕処理品の粒度分布を調べた
ところ、目標粒径である3〜7mmの範囲内にある破砕
物の割合が、全回収率の83パーセントになり、従来使
用していた破砕装置の66パーセントを大きく上回るも
のとなった。図4は、図5に示す従来の破砕装置にて破
砕した際の粒度分布、及び、図1に示す本発明における
破砕装置にて破砕した際の粒度分布を示すグラフである
が、このグラフからも明らかなように、本発明の破砕装
置は、任意に設定した粒径値付近のピークが極めて突出
しており、効率良く任意の粒径の破砕物を回収できるこ
と理解できる。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、ケーシングの真円度に
よらずにに、随時機械加工可能な貫通溝により粒度が決
定されるため、効率良く目的の粒径に破砕することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す、破砕装置の縦断面図で
ある。
【図2】本発明に使用する粒径調整板部分の拡大側面図
を示す。
【図3】本発明に使用する回転板部分の上面図を示す。
【図4】本発明の破砕装置を使用した際と、従来の破砕
装置を使用した際の破砕物粒度分布を示すグラフであ
る。
【図5】従来例を示す、破砕装置の縦断面図である。
【図6】従来例に使用する回転板部分の拡大側面図を示
す。
【図7】従来例に使用する回転板部分の上面図を示す。
【符号の説明】
1.ケーシング 2.回転軸 3.打撃部材 4.突条
5.回転板 6.貫通孔 7.粒径調整板 8.貫通
溝 9.隙間調整板 10.羽根板 11.投入口 1
2.排出口 13.モータ 14.バケット 15.バ
グフィルタ 16.隙間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石川 ▲たけ▼志 茨城県下館市大字小川1425番地 日立化成 テクノプラント株式会社内 (72)発明者 吉沢 哲也 東京都千代田区神田駿河台3丁目3番 伊 藤ビル 日立化成テクノプラント株式会社 内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上方側面に投入口を設け、且つ、下方側
    面に排出口を設けた筒状縦形のケーシング内部に、回転
    軸を鉛直方向に立設し、該回転軸の上方より、可撓性を
    有する複数本の打撃部材と、貫通孔を有した回転板と、
    羽根板とをこの順番に回転軸に接続し、前記ケーシング
    の内周面には、前記打撃部材が回転軸の回転により回動
    した際に、衝突しないように***させた突条を複数周設
    した破砕装置において、前記回転板と羽根板との間に位
    置するように、外周部に所定幅の貫通溝を有する粒径調
    整板を前記ケーシング内周面に設置したことを特徴とす
    る破砕装置。
JP19855097A 1997-07-24 1997-07-24 破砕装置 Pending JPH1133425A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19855097A JPH1133425A (ja) 1997-07-24 1997-07-24 破砕装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19855097A JPH1133425A (ja) 1997-07-24 1997-07-24 破砕装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1133425A true JPH1133425A (ja) 1999-02-09

Family

ID=16393043

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19855097A Pending JPH1133425A (ja) 1997-07-24 1997-07-24 破砕装置

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JP (1) JPH1133425A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016087501A (ja) * 2014-10-30 2016-05-23 スカイミルネードジャパン株式会社 微粉砕装置
WO2018232539A1 (es) * 2017-06-21 2018-12-27 Biodryingtech Spa Turbina deshidratadora y pulverizadora de alta velocidad

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016087501A (ja) * 2014-10-30 2016-05-23 スカイミルネードジャパン株式会社 微粉砕装置
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