JPH11333983A - 木質化粧材およびその製造方法 - Google Patents

木質化粧材およびその製造方法

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JPH11333983A
JPH11333983A JP16299298A JP16299298A JPH11333983A JP H11333983 A JPH11333983 A JP H11333983A JP 16299298 A JP16299298 A JP 16299298A JP 16299298 A JP16299298 A JP 16299298A JP H11333983 A JPH11333983 A JP H11333983A
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JP
Japan
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nonwoven fabric
decorative
decorative material
veneer
mounting hole
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JP16299298A
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Riichi Kitajima
理一 北島
Hidetaka Hanashima
秀隆 花島
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Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
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Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基材が取付用の脚部などを有する場合であっ
ても、化粧単板を静電塗装により高品質で塗装できると
ともに、低コストで製造することができる木質化粧材、
およびその製造方法を提供する。 【解決手段】 本発明の木質化粧材の製造方法は、所定
の形状の金型8を有する射出成形機を準備し、化粧単板
2とその裏面側の導電性を有する不織布4とを積層した
状態で金型8内にセットし、金型8内の不織布4の裏面
側に合成樹脂を射出し、合板樹脂にその表裏方向に貫通
する取付孔18aを形成し、アース電極14をその先端
部が不織布4に接触するように取付孔18aに取り付
け、木質化粧材1の化粧単板2を静電塗装によって塗装
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の内装部品
などに用いられる、表面に化粧単板を配置した複合構成
の木質化粧材およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来のこの種の木質化粧材の一
例を示している。同図に示すように、従来の木質化粧材
51は一般に、表面側の薄い化粧単板(無垢板)52
と、その裏面側に一体成形された厚い基材53で構成さ
れている。化粧単板52の表面は、ポリエステル塗料な
どによって比較的厚い塗膜厚で塗装され、鏡面に仕上げ
られるのが一般的である。また、基材53には、必要に
応じて取付用の脚部54などが設けられる。この構成に
より、木質化粧材51は、例えば自動車内部の所定の部
位に脚部54を介して取り付けられ、塗装した化粧単板
52によって高級な外観を確保する一方、裏面側の見え
ない基材53によって、必要な強度や剛性などを確保す
るとともに、高価な化粧単板52の使用量を最小限とす
ることで、材料コストを抑えるようにしている。
【0003】また、基材53としては、木材合板ある
いはフェノール含浸クラフト紙や、ABSなどの合成
樹脂が一般に用いられている。の場合には、化粧単板
52と基材53を熱圧プレス成形によって最終寸法より
も若干大きな寸法に一体成形し、次いで、この成形品に
対し、NC加工によって、最終寸法および形状になるよ
う切削加工や必要な孔明け加工を行うとともに、脚部5
4を取り付けるための取付穴を裏面に形成し、さらに化
粧単板52の表面を静電塗装などで塗装した後、取付穴
に金具などから成る脚部54を取り付けることによっ
て、木質化粧材51が完成される。
【0004】また、の場合には、化粧単板52および
基材53の一体成形と脚部54の形成を、射出成形によ
って、すなわち所定形状の金型内に化粧単板52をセッ
トした後に合成樹脂を射出することによって、同時に行
うとともに、化粧単板52の表面が塗装されるようにな
っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の木質化
粧材51のうち、の基材53として木材合板などを用
いたものは、上述したように、化粧単板52を静電塗装
で塗装することが可能である。これは、木材合板など
は、通常の平衡含水率(6%)程度では、電気体積抵抗
率が109 〜1010Ω・cmと、静電塗装を行う上では
導電性とみなされる抵抗値を有するからである。しか
し、実際の木材合板では、その抵抗値が乾燥状態に応じ
て変動するとともに、含水率の分布がバラついているこ
とがあるので、静電塗装を施したときの帯電状態にバラ
つきが生じることによって、塗装厚にバラつきやムラが
生じやすいという欠点がある。また、この構成の木質化
粧材51では、化粧単板52と基材53を一体成形した
後に、この成形品に対して、外形切削加工や脚部54の
取付穴の加工などをNC加工によって行うとともに、脚
部54を個々に取り付けなければならず、このことが、
NC加工機の設備や工数の増加などにつながり、コスト
削減の障害になる。
【0006】一方、の基材53としてABSなどの合
成樹脂を用いた木質化粧材51は、射出成形によって脚
部54を基材53と同時に成形できるため、上記の欠点
はないものの、静電塗装を適正に行えないという欠点が
ある。これは、の木質化粧材51は、の場合と異な
り、基材53を構成するABSなどが導電性を持たない
ため、基材53からアースがとれず、化粧単板52を帯
電させられないことから、静電気による塗料の吸引を行
えないとともに、付着した静電気を放電することができ
ないことから、化粧単板52上で静電反発が生じてしま
うためである。このため、の木質化粧材51では、静
電塗装を適用できず、通常のスプレー塗装などによる塗
装作業を何度も繰り返して行わなければならないため、
このことがコスト増の原因になってしまう。
【0007】本発明は、このような課題を解決するため
になされたものであり、基材が取付用の脚部などを有す
る場合であっても、化粧単板を静電塗装により高品質で
塗装できるとともに、低コストで製造することができる
木質化粧材、およびその製造方法を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明の木質化粧材は、表面の化粧単板と、導電性
を有し、化粧単板の裏面に積層一体化された不織布層
と、合成樹脂で構成され、不織布層の裏面に積層一体化
された基材と、を備えていることを特徴としている。
【0009】この木質化粧材は、合成樹脂製の基材の表
面側に不織布層および化粧単板を順に積層一体化したも
のであるので、例えば、射出成形機の金型内に、化粧単
板および不織布層を積層した状態でセットし、この不織
布側に合成樹脂を射出することによって、簡単に一体成
形することができる。
【0010】この場合、不織布層が、熱可塑性樹脂を含
浸した導電性の不織布、および導電性の熱可塑性樹脂を
含浸した不織布の一方で構成されていることが好まし
い。
【0011】この構成によれば、木質化粧材の射出成形
時に、溶融した合成樹脂が保有する熱によって、不織布
層に含浸した熱可塑性樹脂が溶融し、合成樹脂と混じり
合いながら固化するので、不織布層を合成樹脂で構成さ
れる基材に、剥がれなどを生じることがないよう、強固
に付着させることができる。この場合、不織布層の導電
性は、不織布が本来的にもつ導電性、または含浸した熱
可塑性樹脂がもつ導電性によって、確保される。
【0012】これらの場合、基材に、静電塗装用のアー
ス電極を取り付けるための取付孔が、表裏方向に貫通し
て形成されていることが好ましい。
【0013】この構成では、基材の取付孔にアース電極
をその先端部が不織布層に接触するように取り付けるこ
とによって、木質化粧材の化粧単板を静電塗装によって
塗装することが可能になる。すなわち、アース電極を取
付孔に挿入して不織布層と接触させた状態で静電塗装を
適用することにより、導電性の不織布層を介して、これ
に積層された化粧単板を一様に帯電させることで、負に
帯電した塗料を静電気によって化粧単板上に均一に吸引
できるとともに、化粧単板上に付着した塗料の電荷を、
化粧単板および導電性の不織布層を介してアース電極で
放電できる。したがって、化粧単板の塗装を静電塗装に
よりムラなく一定の厚さで適正に行うことができる。
【0014】また、前記目的を達成するため、本発明の
木質化粧材の製造方法は、所定の形状の金型を有する射
出成形機を準備し、化粧単板とその裏面側の導電性を有
する不織布とを積層した状態で金型内にセットし、金型
内の不織布の裏面側に合成樹脂を射出することによっ
て、木質化粧材を射出成形することを特徴としている。
【0015】この製造方法によれば、上述した請求項1
に係る木質化粧材を、射出成形によって容易に成形する
ことができる。また、基材に取付用の脚部などを設ける
場合には、金型にそれに対応した凹部をあらかじめ形成
しておくことによって、射出時に、任意の形状の脚部を
同時に一体に形成することができる。
【0016】この場合、不織布が、熱可塑性樹脂を含浸
した導電性の不織布、および導電性の熱可塑性樹脂を含
浸した不織布の一方で構成されていることが好ましい。
【0017】この方法では、上述した請求項2に係る木
質化粧材を、射出成形によって容易に成形することがで
きる。すなわち、射出成形時に、不織布層に含浸した熱
可塑性樹脂が溶融した合成樹脂の熱で溶融し、合成樹脂
と混じり合いながら固化することによって、不織布層を
基材に強固に付着させることができる。
【0018】これらの場合、射出された合板樹脂にその
表裏方向に貫通する取付孔を形成し、アース電極をその
先端部が不織布に接触するように取付孔に取り付け、木
質化粧材の化粧単板を静電塗装によって塗装することが
好ましい。
【0019】この方法では、請求項3に係る木質化粧材
に関して述べた作用によって、化粧単板の塗装を静電塗
装によりムラなく一定の厚さで適正に行うことができ
る。
【0020】さらにこの場合、金型に取付孔に対応する
凸部をあらかじめ形成し、取付孔を射出成形と同時に形
成することが好ましい。
【0021】この方法では、アース電極の取付孔を、射
出成形と同時に容易に形成することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
を、図面を参照しながら、詳細に説明する。図1〜図5
は、本発明を適用した木質化粧材およびその製造方法を
示している。図5に示すように、木質化粧材1は、表面
の化粧単板2と、その裏面に積層一体化された不織布層
4と、その裏面に積層一体化された基材3とを備えてお
り、これらは、後述するように、射出成形によって一体
成形されている。また、化粧単板2の表面および木質化
粧材1の木口面1aは、静電塗装によって塗装され、塗
膜5が形成されている。
【0023】さらに、木質化粧材1には、図示しないス
イッチを取り付けるための複数のスイッチ取付孔18
が、表裏方向に貫通して形成されている。なお、後述す
るように、このスイッチ取付孔18のうち、基材3を貫
通する部分は、射出成形時と同時に形成され、静電塗装
時に受け治具14(アース電極)を取り付ける受け治具
取付孔部18aとして利用される一方、スイッチ取付孔
18の残りの部分は、静電塗装の後にNC加工機などに
よって明けられる。
【0024】化粧単板2は、厚さ0.2mm程度のウォ
ルナットなどから成る薄い無垢板で構成されており、そ
の縁部には全周にわたってR部6が形成されている。
【0025】不織布層4は、熱可塑性樹脂を含浸した導
電性の不織布、または導電性の熱可塑性樹脂を含浸した
非導電性の不織布などによって、導電性を有するように
構成されている。例えば、前者としては、カーボン繊維
の不織布や、導電性ポリマー、金属粒子やカーボンを被
覆した高分子繊維の不織布などから成る導電性の不織布
に、導電性または非導電性の熱可塑性樹脂を含浸したも
のが挙げられ、また、後者としては、非導電性の不織布
(例えばポリエステル樹脂)に導電性の熱可塑性樹脂
(例えばカーボン入りABS樹脂)を含浸したものなど
が挙げられる。
【0026】基材3は、化粧単板2や不織布層4よりも
厚く、射出成形に適し、かつ強度、耐熱性や寸法安定性
などに優れた合成樹脂、例えば、ABSやポリカーボネ
ートなどで構成されている。基材3の裏面には、木質化
粧材1を取り付けるための複数の脚部7が、下方に突出
して形成されている。
【0027】次に、上記構成の木質化粧材1の製造方法
を、図1〜図4を参照しながら説明する。図1の符号8
は、射出成形機の金型を示しており、この金型8は、木
質化粧材1に対応する形状にあらかじめ作製され、その
キャビティ9には、化粧単板2のR部6に対応するR部
10が形成され、コア11には、基材3の脚部7に対応
する凹部12、およびスイッチ取付孔18の受け治具取
付孔部18aに対応する凸部17が形成されている。そ
して、同図(a)に示すように、キャビティ9内に、前
述した構成の不織布層4を裏面に貼り付けた化粧単板2
をセットした後、不織布層4の裏面側に、射出孔13を
介して、基材3を構成する合成樹脂Pを射出する。
【0028】これにより、図2に示すような塗装前の木
質化粧材1が一体成形される。このとき、図1(b)と
の対比から明らかなように、キャビティ9のR部10に
対応する部分に化粧単板2のR部6が形成されるととも
に、コア11の凹部12および凸部17にそれぞれ対応
する部分に、複数の脚7および受け治具取付孔部18a
が同時に形成される。この受け治具取付孔部18aは、
基材3を表裏方向に貫通して、不織布層4に臨んでい
る。また、この射出成形時に、不織布層4に含浸した熱
可塑性樹脂が、溶融した合成樹脂Pが保有する熱によっ
て溶融し、合成樹脂9と混じり合いながら冷却時に固化
するので、不織布層4を基材3に、剥がれなどを生じる
ことがないよう、強固に付着させることができる。
【0029】次いで、図3に示すように、図2の木質化
粧材1の受け治具取付孔部18aに、アースされたアル
ミニウム製の受け治具14(アース電極)を挿入し、そ
の先端部が不織布層4に接触するようにしてセットし、
静電塗装機15を同図の矢印A方向に往復させながら、
静電塗装を行う。この静電塗装では、静電塗装機15の
ベル16から、高電圧をかけて負に帯電させたポリエス
テル塗料などの塗料Fが、化粧単板2の表面および木口
面1aに向かって噴霧される。そして、塗料Fが化粧単
板2の表面に付着すると、この塗料Fの電荷は、化粧単
板2および導電性の不織布層4を介して、受け治具14
により放電される。その後、塗料Fの噴霧を継続するこ
とによって、化粧単板2および木口面1aが静電塗装で
厚塗りされることで、塗料Fによる塗膜5が形成され
る。
【0030】この静電塗装の後、塗料Fの乾燥を待っ
て、化粧単板2および不織布層4に、受け治具取付孔部
18aに通じる孔をNC加工機などで明けることによっ
て、スイッチ取付孔18を形成し、図5に示す木質化粧
材1の製造を完了する。
【0031】以上のように、本実施形態の製造方法によ
れば、基材3が脚部7を有する場合であっても、木質化
粧材1を射出成形によって容易に一体成形することがで
きる。また、化粧単板2の裏面の導電性を有する不織布
層4に、基材3に形成した受け治具取付孔部18aを介
して取り付けた受け治具14を接触させた状態で、静電
塗装を行うので、導電性の不織布層4を介して化粧単板
2を一様に帯電させることで、負に帯電した塗料Fを静
電気によって化粧単板2上に均一に吸引できるととも
に、化粧単板2上に付着した塗料Fの電荷を、化粧単板
2および不織布層4を介して受け治具14で放電するこ
とができる。したがって、化粧単板2の塗装を静電塗装
によりムラなく一定の厚さで適正に行うことができる。
【0032】また、本実施形態では、静電塗装を行うの
に基材3自体が導電性を有する必要はなく、例えば、基
材3を構成する合成樹脂に導電材料を含有させた場合の
ような特注品は不要となる。以上の結果、木質化粧材1
を高い塗装品質で且つ低コストで製造することができ
る。さらに、不織布層4に含浸した熱可塑性樹脂が射出
成形時に溶融して、射出した合成樹脂と混じり合いなが
ら固化することで、不織布層4を基材3に強固に付着で
きるなどの利点をも有するものである。
【0033】なお、本発明は、説明した実施形態に限定
されることなく、種々の態様で実施することができる。
例えば、実施形態では、本発明の木質化粧材を自動車の
内装部品に適用する場合について説明したが、本発明の
木質化粧材は、楽器や家具などの他の分野に広く適用で
きることはもちろんである。その他、本発明の趣旨を逸
脱しない範囲で、細部の構成等を適宜、変更することが
可能である。
【0034】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の木質化粧
材およびその製造方法は、基材が取付用の脚部などを有
する場合であっても、化粧単板を静電塗装により高品質
で塗装できるとともに、低コストで製造することができ
るなどの効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による木質化粧材の成形方
法を示す図である。
【図2】図1の成形方法により成形された後の木質化粧
材を示す断面図である。
【図3】木質床材の塗装方法を示す図である。
【図4】図3の塗装時における木口面への塗料の付着状
況を示す図である。
【図5】完成した木質化粧材の断面図である。
【図6】従来の木質化粧材の塗装前の断面図である。
【符号の説明】
1 木質化粧材 2 化粧単板 3 基材 4 不織布層 5 塗膜 8 金型 14 受け治具 15 静電塗装機 17 金型の凸部 18a 受け治具取付孔部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面の化粧単板と、 導電性を有し、前記化粧単板の裏面に積層一体化された
    不織布層と、 合成樹脂で構成され、前記不織布層の裏面に積層一体化
    された基材と、を備えていることを特徴とする木質化粧
    材。
  2. 【請求項2】 前記不織布層が、熱可塑性樹脂を含浸し
    た導電性の不織布、および導電性の熱可塑性樹脂を含浸
    した不織布の一方で構成されていることを特徴とする、
    請求項1に記載の木質化粧材。
  3. 【請求項3】 前記基材に、静電塗装用のアース電極を
    取り付けるための取付孔が、表裏方向に貫通して形成さ
    れていることを特徴とする、請求項1または2に記載の
    木質化粧材。
  4. 【請求項4】 所定の形状の金型を有する射出成形機を
    準備し、 化粧単板とその裏面側の導電性を有する不織布とを積層
    した状態で前記金型内にセットし、 前記金型内の前記不織布の裏面側に合成樹脂を射出する
    ことによって、木質化粧材を射出成形することを特徴と
    する木質化粧材の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記不織布が、熱可塑性樹脂を含浸した
    導電性の不織布、および導電性の熱可塑性樹脂を含浸し
    た不織布の一方で構成されていることを特徴とする、請
    求項4に記載の木質化粧材の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記射出された合板樹脂にその表裏方向
    に貫通する取付孔を形成し、アース電極をその先端部が
    前記不織布に接触するように前記取付孔に取り付け、前
    記木質化粧材の前記化粧単板を静電塗装によって塗装す
    ることを特徴とする、請求項4または5に記載の木質化
    粧材の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記金型に前記取付孔に対応する凸部を
    あらかじめ形成し、前記取付孔を前記射出成形と同時に
    形成することを特徴とする、請求項6に記載の木質化粧
    材の製造方法。
JP16299298A 1998-05-27 1998-05-27 木質化粧材およびその製造方法 Pending JPH11333983A (ja)

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