JPH11332880A - 穿刺治療装置 - Google Patents

穿刺治療装置

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JPH11332880A
JPH11332880A JP10141112A JP14111298A JPH11332880A JP H11332880 A JPH11332880 A JP H11332880A JP 10141112 A JP10141112 A JP 10141112A JP 14111298 A JP14111298 A JP 14111298A JP H11332880 A JPH11332880 A JP H11332880A
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JP
Japan
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electrode
needle
treatment
section
puncture
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Withdrawn
Application number
JP10141112A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoki Sekino
直己 関野
Koji Yamauchi
幸治 山内
Yasuhiko Kikuchi
康彦 菊地
Masatoshi Tonomura
正敏 外村
Hideto Yoshimine
英人 吉嶺
Masahide Oyama
雅英 大山
Takahiro Ogasaka
高宏 小賀坂
Kazuya Hijii
一也 肘井
Akio Nakada
明雄 中田
Takeaki Nakamura
剛明 中村
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、前立腺肥大の凝固治療を確実に行え
るようにした穿刺治療装置を提供することを目的とす
る。 【構成】本発明は、生体管腔に挿入可能な挿入部5と、
上記挿入部5に形成した挿通用チャンネル8に挿通可能
な第1電極11と、上記挿入部5の先端外周に配設され
た第2電極16とを備え、上記挿入部5の先端の第2電
極16近傍より上記挿入部5の軸中心に対して所定の角
度を有して上記第1電極16を進退自在に導出して、第
1電極11と第2電極16との間に通電し、前立腺肥大
の治療を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、肥大した前立腺組
織に電極を穿刺し、高周波電流を流すことによって該前
立腺組織を凝固して治療する穿刺治療装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置としては、特許第2
647557号公報に示されているように、絶縁スリー
ブに高周波電極を組み込んだプローブを前立腺に穿刺
し、前立腺組織のインピーダンス値によって高周波電力
の印加を停止するようにした装置や、米国特許第540
3311号に示されているように、カテーテルの先端に
設けられた凝固電極がカテーテル内腔に進退可能な針型
構成のものとした凝固治療装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】特許第2647557
号公報に示されている治療装置では、前立腺に穿刺する
処置電極と、高周波電流を回収する中性電極とで構成す
る、いわゆるモノポーラ方式のものであり、前立腺に穿
刺する電極の周囲に集中する電流により組織を凝固す
る。このようなモノポーラ方式によると、組織に意図し
ない熱傷を起こす危険性があり、また、前立腺に穿刺す
る電極から中性電極へ流れる電流経路が長くなるため、
凝固する組織部位のみのインピーダンスを正確に測定
し、印加する高周波電力を適正に制御することが困難で
あった。
【0004】一方、米国特許第5403311号に示す
治療装置では、穿刺型凝固電極とカテーテルの先端部と
の間に高周波を流す、いわゆるバイポーラ方式のものが
開示されている。この構成のものでは先端の凝固電極を
消化管のようなものの内壁には垂直に穿刺して凝固治療
は行えるが、前立腺のように尿道内ではカテーテル挿入
方向に対して前立腺方向に凝固電極を指向させる手段が
ないため、前立腺肥大症を凝固治療することはできな
い。本発明は以上のような事情に鑑みてなされたもので
あり、前立腺肥大等の治療を確実に行えるようにした穿
刺治療装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、生体管腔に挿入可能な挿入部と、上記挿
入部に形成した内腔に挿通可能な第1電極と、上記挿入
部の先端外周に配設された第2電極とを備えた穿刺治療
装置において、さらに上記挿入部の先端における第2電
極近傍より上記挿入部の軸中心に対して所定の角度を有
して上記第1電極を進退自在に導出する手段を設けたも
のである。上記挿入部の先端にある第2電極近傍より上
記挿入部の軸中心に対して所定の角度を有して上記第1
電極を導出して生体組織に穿刺し、第1電極と第2電極
との間の組織部位に通電して前立腺肥大等の治療を行
う。
【0006】
【発明の実施の形態】<第1実施形態>図1を参照して
本発明の第1実施形態を説明する。 (構成)図1中、1は生体の膀胱、2は尿道、3は前立
腺肥大部であり、4はこの実施形態に係る穿刺治療装置
の電極プローブである。電極プローブ4は尿道(生体管
腔)2内に挿入可能な挿入部5を有し、この挿入部5の
手元端には操作部6が設けられている。操作部6には指
掛け部7が形成されている。上記挿入部5にはその長手
方向に沿って中心部分を貫通する挿通用チャンネル(内
腔)8が形成されている。挿通用チャンネル8は第1電
極11の通電用ワイヤ(リード線)を被覆する電気的絶
縁性の材料によって形成された絶縁チューブ12を挿入
可能なものである。絶縁チューブ12は挿通用チャンネ
ル8に挿通したとき、少なくとも手元側端が操作部6か
ら外に出る長さで形成されている。絶縁チューブ12の
手元端には絶縁チューブ12を進退操作するための操作
部材13が連結されている。また、絶縁チューブ12の
先端には第1電極11が露出して設けられており、この
露出部分によって穿刺針電極部を形成する。
【0007】上記挿入部5の先端には挿通用チャンネル
8から突き出した絶縁チューブ12の先端部分の導出す
る向きを、上記尿道2への挿入方向、つまり挿入部5の
軸中心に対して所定の角度を有する側方への向きにガイ
ドする偏向部15が配設されている。ここでは僅かに斜
め側方へ絶縁チューブ12の先端部分を導出し、前立腺
肥大部3の組織内へと針状の第1電極11を穿刺するよ
うになっている。
【0008】上記挿入部5の先端部外周には上記第1電
極11よりも大きな表面積を有する第2電極16が設け
られている。第2電極16は挿入部5の先端部全周にわ
たり取着された薄膜筒状の導電性部材によって形成され
ている。
【0009】なお、上記第1電極11には第1リード線
17が接続され、また第2電極16には第2リード線1
8が接続されている。各リード線17,18は互いに絶
縁された状態で、高周波電源20に電気的に接続されて
いる。また、上記挿入部5の基端側周部には上記尿道2
への挿入長を確認できる指標21が設けられている。
【0010】(作用)まず、例えば肛門内に挿入した図
示しない超音波プローブ等により前立腺肥大部3の位置
を観測し、予め挿入部5を尿道2内へ挿入すべき長さを
測定する。次に、挿入部5を尿道2内へ挿入する。挿入
部5の挿入する長さは上記測定に基づく値に上記指標2
1を合わせて決める。続いて、操作部材13を操作する
ことによって、穿刺電極である第1電極11を備えた絶
縁チューブ12をスライドし、偏向部15により絶縁チ
ューブ12の先端部を側方へ向けて進め、第1電極11
を上記前立腺肥大部3の中心位置まで穿刺する(図1参
照)。この状態で、上記高周波電源20を出力させる
と、高周波電流は微小の第1電極11から近傍の尿道位
置にある比較的広い面積を有する第2電極16へと流れ
るため、面積の小さい方の第1電極11の極小先端部分
が局所的に発熱し、上記前立腺肥大部3を凝固する治療
を行う。また、上記第1電極11の穿刺位置を変更して
再び凝固治療を行う。これを何度か続けて行う。
【0011】(効果)第2電極16は挿入部5の先端外
周部分に比較的広い面積で設けられ、第1電極11及び
第2電極16の間に位置する部位に局所的に電流を流す
ため、第1電極11の先端部分で効率よく発熱させるこ
とができると共に、局所的に凝固治療を行うために安全
に実施することが可能である。
【0012】また、予め前立腺肥大部3の位置に第2電
極16を位置決めし、その前立腺肥大部3の部位に第1
電極11を穿刺することで、1度の穿刺でも前立腺肥大
部3を比較的広範囲に焼灼することができる。また、前
立腺肥大部3の部位に何回か第1電極11を穿刺し直す
ようにすれば、より広範囲に前立腺肥大部3を焼灼する
ことができる。また、第2電極16を挿入部5の外周に
配置することで、比較的範囲の広い面積とすることがで
き、その結果、第1電極11に電流が集中し、効率よく
前立腺肥大部3を焼灼することができる。
【0013】<第2実施形態>図2を参照して本発明の
第2実施形態を説明する。 (構成)本実施形態は上述した第1実施形態の変形例で
あり、第2電極16と、第1電極11を偏向させて導出
する偏向部15の構造に関する部分のみが異なる。その
他は上述した第1実施形態のものと同じ構成であるの
で、それらの説明は省略する。
【0014】すなわち、挿入部5の先端部外周には第2
電極16が配設されている。上記第2電極16の外周面
上の一部に位置する、挿入部5の先端周壁部には挿通用
チャンネル8に通じ、側方へ向いた側孔22が開いてい
る。この側孔22は、挿通用チャンネル8に導入された
絶縁チューブ12の先端部を誘導すると同時に、絶縁チ
ューブ12の先端部の導出する向きを上記尿道2への挿
入方向に対して所定の角度にガイドして側方へ偏向させ
る偏向部15を構成するものである。上記第2電極16
は第1実施形態のものよりも電極表面積が広い。そし
て、上記第1電極11を通す側孔22が、その第2電極
16の途中部位に設けられている。
【0015】(作用)挿入部5の位置決め方法や通電方
法等、前述した第1実施形態の場合と同様であるので、
その説明を省略する。
【0016】(効果)絶縁チューブ12の先端部が導出
する側孔22の位置が第2電極16の領域途中にあるた
め、第1実施形態のものに比べて、第2電極16の表面
積を広く、かつ第1電極11が第2電極16の領域の中
央寄りに位置できるので、高周波電源20の出力を上げ
ても安全に効率よく治療することが可能である。
【0017】<第3実施形態>図3を参照して本発明の
第3実施形態を説明する。 (構成)本実施形態は上述した第2実施形態の変形例で
あり、その挿入部5の挿入位置決め手段のみが異なり、
その他は上述した第2実施形態と同じ構成であるので、
それらの説明を省略する。
【0018】挿入部5の先端部分にはラテックス等のゴ
ムで作られたバルーン23が装着されている。上記挿入
部5の内部には上記バルーン23に連通する管路24が
設けられていて、管路24を通じて空気等の流体をバル
ーン23内に送り込み、バルーン23を伸展させること
ができるようになっている。また、管路24は挿入部5
の手元側操作部6に設けたコック25に連通する。コッ
ク25にはシリンジ等の流体供給手段26が接続されて
いる。 (作用)まず、上記バルーン23を伸展させずに、上記
挿入部5を尿道2内に挿入させる。そして、挿入部5の
先端部が上記膀胱1内に位置する状態まで挿入し、この
状態で、上記流体供給手段26を操作し、バルーン23
に送り込んでバルーン23を伸展させる。この状態で、
挿入部5を引き戻すと、図3で示す如く、バルーン23
が上記膀胱1の頸部に当接する。このため、上記前立腺
肥大部3に対しての挿入部5の位置決めがなされる。そ
の後は第2実施形態と同様に凝固治療を行う。
【0019】(効果)バルーン23を用いることによ
り、穿刺電極である第1電極11の前立腺肥大部3に対
する位置決めが容易に行えるようになる。その他は第2
実施形態と同様の効果が得られる。尚、上述した第1乃
至第3実施形態においては第1電極11は1本の場合に
ついて説明したが、複数本のもので構成するものでもよ
い。
【0020】<第4実施形態>図4を参照して本発明の
第4実施形態を説明する。 (構成)本実施形態は第1実施形態におけるものとは高
周波電源20の構成が異なり、その他は上述した第1実
施形態のものと同じ構成であるので、それらの説明は省
略する。
【0021】本実施形態における高周波電源20は出力
回路31を有し、出力回路31にはリード線17,18
を介して第1電極11及び第2電極16が接続される。
さらに高周波電源20には出力回路31の出力側の電圧
値及び電流値を測定する電圧センサ32及び電流センサ
33が設けられている。上記電圧センサ32及び電流セ
ンサ33はインピーダンス測定回路34に接続され、イ
ンピーダンス測定回路34は制御回路35に接続されて
いる。制御回路35は上記出力回路31に接続されると
共に、インピーダンスの測定値に基づく凝固状態を光や
音で知らせる表示器36とも接続されている。
【0022】(作用)本実施形態では、まず、尿道2に
挿入部5を所定位置まで挿入し、高周波による凝固治療
を行う段階で、高周波出力の電圧値及び電流値に基づく
第1電極11と上記第2電極16の間の組織インピーダ
ンスを、上記インピーダンス測定回路34で測定する。
測定値又はインピーダンスの変化量が所定の値に達した
場合、制御回路35が表示器36に凝固完了を示す信号
を送る。表示器36ではその信号に基づき、光や音で術
者に凝固が完了していることを知らせる。また、制御回
路35は上記所定のインピーダンス値またはインピーダ
ンス変化量に達した場合において、上記出力回路に信号
を送り、高周波出力を自動的に停止させたり出力を下げ
るようにしてもよい。
【0023】術者は上記凝固完了の知らせに基づき、上
記第1電極11を抜き、穿刺位置を変更して別の位置に
穿刺し、凝固を行う。これを何度か続けて行うことによ
り広範囲の凝固治療を行う。
【0024】(効果)インピーダンスを測定すること
で、より確実に広範囲の凝固治療を的確に行なうことが
可能である。なお、バイポーラによる局所的な組織のイ
ンピーダンスを測定するので、凝固状態を正確にモニタ
ーすることが可能である。
【0025】<第5実施形態>図5乃至図7を参照して
本発明の第5実施形態を説明する。 (構成)本実施形態は上述した第4実施形態の変形例で
ある。本実施形態では第4実施形態における第1電極1
1の構成と高周波電源20の構成が異なり、その他は第
4実施形態のものと同じ構成であるので、その他の構成
については説明を省略する。
【0026】穿刺電極としての第1電極11はその先端
部がスネアワイヤ状に形成され、操作部材13に設けた
電極形状操作部38の押引き操作によって前述した図4
に示したような針状の状態から図5で示すループ形状の
状態11aと変形させる操作が可能なものである。例え
ば、絶縁チューブ12内に進退自在に挿通した通電用ワ
イヤ39を介して絶縁チューブ12の先端から第1電極
11の根元の一部分を引き込むことによって上記第1電
極11は閉じ針状の状態となる。また、絶縁チューブ1
2の先端から第1電極11の根元の一部分を繰り出すこ
とによって、第1電極11はそれ自身の弾性力によって
展開し、ループ状に広がる。また、高周波電源20の制
御回路35にはフットスイッチ41が接続され、このフ
ットスイッチ41の操作により切開出力及び凝固出力が
選択可能となっている。
【0027】ここで、高周波電源20の切開及び凝固出
力の負荷特性について図6を用いて説明する。一般にバ
イポーラの凝固出力特性は同図中、実線42で示すよう
に凝固が進んで定格負荷を越えると出力が下がるような
出力特性になっている。ここで、破線43で示すよう
に、高インピーダンスの領域でも高出力を維持する出力
特性に設定すると、バイポーラにおいても組織を切開す
ることが可能になる。
【0028】(作用)第1電極11の先端形状が図4に
示すような一本の針状の状態において、フットスイッチ
41で凝固動作を選択する。すると、図7で示すよう
に、時間の経過と共に凝固が進み、インピーダンス値も
しくはインピーダンスの変化量が所定の値に達する凝固
完了時点44で、術者に凝固が完了したことを知らせ
る。又は凝固完了時点44で凝固出力が自動的に停止す
るか、出力を下げるようにしてもよい。
【0029】ここでは、術者は電極形状操作部38を操
作して第1電極11の先端をループ形状の状態11aに
変形させると同時に、上記フットスイッチ41の切開出
力を選択する操作を行うことにより、凝固した前立腺肥
大部3を出血させることなく切開することができる。こ
のような凝固及び切開の操作を何度か繰り返すことによ
り組織を切開して細片化する。細片化した組織は回収す
る。
【0030】(効果)本実施形態によれば、前立腺肥大
組織を凝固させるだけではなく、切開して組織を回収す
ることにより治療効果を高めることができる。
【0031】<第6実施形態>図8及び図9を参照して
本発明の第6実施形態を説明する。 (構成)本実施形態に係わる前立腺肥大症の治療装置は
図8に示す如く、高周波エネルギーを供給するための高
周波発振器51と、尿道2内に挿入可能な挿入プローブ
としてのカテーテル52と、このカテーテル52の内部
通路に挿通可能な刺入針プローブ53と、この刺入針プ
ローブ53を操作するカテーテル操作部54とを具備す
る。
【0032】上記刺入針プローブ53は図9で示す如
く、先端が針状に尖った切欠き部55とした電気的絶縁
性チューブの絶縁スリーブ56を有する。この絶縁スリ
ーブ56内には刺入針57が挿入されている。絶縁スリ
ーブ56の先端から突き出す刺入針57の先端部分は高
周波通電用電極部58となっており、この刺入針57の
最先端は鈍な形状の、例えば電極部58より径の大きき
球形の電気的絶縁部59となっている。
【0033】上記カテーテル操作部54には高周波通電
用電極部58に対する高周波発振器51からの通電のオ
ン、オフを制御するスイッチ60が設けられている。ま
た、上記高周波発振器51には対極板接続ケーブル61
を介して対極板62が接続されている。対極板62は生
体の外表面に密着した状態で設置され、高周波通電用電
極部58からの戻り電流を受けるようになっている。高
周波発振器51にはカテーテル操作部54のスイッチ6
0以外で、高周波通電のオン、オフ操作を行うことが可
能なフットスイッチ63が接続されている。
【0034】図9に示すように、カテーテル52の先端
周壁部にはそのカテーテル52の内部通路を通じ、側方
へ向いて開口した孔65が開いており、この孔65の部
分から刺入針カテーテル53の先端部を側方へ向けて導
出し、さらに刺入針カテーテル53の絶縁スリーブ56
の先端から上記刺入針57の先端部分を突き出したり引
き込んだりすることができる。つまり、カテーテル52
の軸中心に対して所定の角度を有して、上記刺入針57
を内挿して組み込んだ絶縁スリーブ56の先端部を進退
自在に導出できるようになっている。
【0035】また、図8に示すように、カテーテル操作
部54には刺入針57の高周波通電用電極部58を進退
操作可能な高周波通電部進退操作レバー66と、刺入針
57の絶縁スリーブ56を進退可能な絶縁スリーブ進退
操作レバー67、及び前述したスイッチ60が備えられ
ている。
【0036】(作用)本実施形態では尿道2を利用して
前立腺肥大部3にカテーテル52の先端部を接近させ
る。まず、図9(a)で示すように、破壊されるべき組
織または治療を行う目標組織方向へ、カテーテル操作部
54の絶縁スリーブ進退操作レバー67を押すことによ
り絶縁スリーブ56の切欠き部55を押し進め、図9
(b)で示すように、刺入針57の先端を前立腺肥大部
3内に刺入する。刺入針57が前立腺肥大部3に一度刺
入された後は、カテーテル操作部54の高周波通電部進
退レバー66を押し、図9(c)で示すように、絶縁ス
リーブ56の先端から高周波通電用電極部58を前立腺
肥大部3まで押し進め、通電範囲を決定する。
【0037】絶縁スリーブ56によって高周波通電用電
極部58は包囲されているため、治療範囲外の組織が高
周波電流に曝されるのを防止することができる。絶縁ス
リーブ進退レバー67を押すことにより長手方向への絶
縁スリーブ56の位置を調節ことにより電極部58の露
出量を設定できる。そして目標とする組織部分のみを選
択して通電することが可能となる。この設定後に、通電
を行うことにより凝固等の治療を行う。
【0038】ところで、カテーテル操作部54の高周波
通電部進退操作レバー66を押し、前立腺肥大部3の内
部で高周波通電用電極部58を押し進めることによりそ
の先端が鈍な形状の電気的絶縁部59が前立腺肥大部3
の端部に当たった場合、術者は手の感触によりその先端
が当った状態を知ることができ、術者はそれ以上に高周
波通電用電極部58を押し進めることをやめるので安全
である。
【0039】(効果)本実施形態では高周波通電用電極
部58の先端に鈍な形状の電気的絶縁部59があること
により絶縁スリーブ56を前立腺肥大部3に刺入後、高
周波通電用電極部58を安全に前進させることができ
る。また、絶縁スリーブ56と高周波通電用電極部58
をそれぞれ独立して進退させることができるため、高周
波通電用電極部58を前立腺肥大部3に刺入後に、高周
波通電用電極部58の通電部を制御することができる。
このため、目標組織のみ、或いは広範囲の通電治療を行
うことが可能となる。
【0040】<第7実施形態>図10乃至図12を参照
して本発明の第7実施形態を説明する。 (構成)本実施形態は穿刺凝固用鉗子の一例を示す。こ
の鉗子71は図10で示すように、細長く柔軟な挿入部
72の先端に処置部73を備えたものであり、挿入部7
2の手元側基端には上記処置部73を操作する操作部7
4が設けられている。
【0041】図11で示すように、挿入部72は電気的
絶縁材75にて被覆された柔軟なコイル76によりシー
ス状のものとして構成されている。処置部73はコイル
76の先端に取り付けられたカバー部材77を有する。
カバー部材77は挿入部72の縦方向に沿うと共に、先
端に突き抜けるスリット78が形成されている。カバー
部材77の左右両部分の先端部分には枢支ピン79が架
設され、この枢支ピン79には先端が鋭利な針電極80
の基端部分が枢支されている。針電極80はスリット7
8の幅内に位置して配置され、枢支ピン79に旋回可能
に取り付けられている。針電極80の中間部はコイル7
6内を通って手元側に延びた操作ワイヤ81の先端が接
続された接続部材82にリンク板83を介して接続され
ている。接続部材82には図11(a)で示すように、
針電極80を収納するためのスリット84が形成されて
いる。
【0042】また、操作部74は固定ハンドル86とス
ライダ87が設けられ、コイル76内を通って手元側に
延びてきた操作ワイヤ81の手元端がスライダ87に固
定されている。さらに、操作ワイヤ81はスライダ87
から導出するように設けたケーブル88によって高周波
電源(図示せず)に接続されている。
【0043】(作用)図10及び図11に示すように、
スライダ87によって操作ワイヤ81を介して、接続部
材82を前進させることによって針電極80はカバー部
材77の中心軸から離れる方向に開く。
【0044】使用する場合には、まず針電極80を閉じ
た収納状態で、経尿道的に処置部73を膀胱1内まで進
め、上述したようにして針電極80を開いてから鉗子7
1全体を後退させると、図12で示すように、前立腺肥
大部3に針電極80が穿刺する。この前立腺肥大部3に
針電極80を穿刺した状態で、高周波電源より針電極8
0を通して前立腺肥大部3に高周波電流を供給すると、
肥大した前立腺は凝固・切開される。
【0045】(効果)挿入部72が柔軟なために、挿入
部72を経尿道的に挿入しやすい。また、穿刺に関して
は挿入部72を引きながら剛性のある針電極80で穿刺
を行なうので、力が確実に伝わり、前立腺肥大部3に対
する凝固・切開治療を容易かつ確実に行なえる。
【0046】尚、本実施形態では針電極80を1つとし
たが、中心軸対称位置にもう1つの針電極80を追加す
ることも可能である。 <第8実施形態>図13を参照して本発明の第8実施形
態を説明する。 (構成)本実施形態に係わる前立腺肥大症治療装置は、
高周波エネルギーを供給するための高周波発振器91
と、先端に高周波通電用電極部92を有し、電気的絶縁
性チューブからなる絶縁スリーブ93に挿通され、先端
に刺入針94を有する刺入針プローブ95と、この刺入
針プローブ95が通る挿入部内腔96を有するカテーテ
ル97と、通電のオン、オフを制御するスイッチ98を
有するカテーテル操作部99を備える。上記刺入針プロ
ーブ95の絶縁スリーブ93の先端は針状に尖った切欠
き部100として刺入針94を形成する。絶縁スリーブ
93の先端から突き出す刺入針94の先端部分は高周波
通電用電極部92となっており、また、刺入針94の最
先端は前述したような鈍な形状の電気的絶縁部103と
なっている。
【0047】カテーテル操作部99には、刺入針プロー
ブ95の刺入針94を進退操作可能な高周波通電部進退
操作レバー105と、刺入針プローブ95の絶縁スリー
ブ93を進退操作可能な絶縁スリーブ進退操作レバー1
06とが備えられている。
【0048】上記高周波発振器91には対極板接続ケー
ブル111を介して対極板112が接続されている。対
極板112は生体の外表面に密着させられ、高周波通電
用電極部92からの戻り電流を受けるものである。高周
波発振器91にはカテーテル操作部99のスイッチ98
以外で、高周波通電のオン、オフ操作を行うことが可能
なフットスイッチ113が接続されている。
【0049】(作用)この前立腺肥大症治療装置では、
尿道2を利用して前立腺肥大部3にカテーテル97の先
端を接近させ、カテーテル操作部99の絶縁スリーブ進
退操作レバー106を押す操作により、破壊されるべき
組織または治療を行う目標組織方向へ、絶縁スリーブ9
3の切欠き部100を押し進め、その刺入針94を前立
腺肥大部3内に刺入する。刺入針94が前立腺肥大部3
に一度刺入された後は、カテーテル操作部99の高周波
通電部進退操作レバー105を押して、高周波通電用電
極部92を前立腺肥大部3まで押し進め、通電範囲を決
定する。そして、通電を行うことにより凝固等の治療を
行う。
【0050】(効果)本実施形態では高周波通電用電極
部92の先端に鈍な形状の電気的絶縁部103があるこ
とにより、絶縁スリーブ93を前立腺肥大部3に刺入
後、高周波通電用電極部92を安心して前進させること
ができる。また、絶縁スリーブ93と高周波通電用電極
部92をそれぞれ独立して進退させることができるた
め、高周波通電用電極部92を前立腺肥大部3に刺入後
に、高周波通電用電極部92の通電部を制御することが
できる。このため、目標組織のみ、或いは広範囲の通電
治療を行うことが可能となる。
【0051】[付記] (第1群) 1.生体管腔に挿入可能な挿入部と、上記挿入部に形成
した内腔に挿通可能な第1電極と、上記挿入部の先端外
周に配設された第2電極とを備えた穿刺治療装置におい
て、上記挿入部の先端における第2電極近傍より上記挿
入部の軸中心に対して所定の角度を有して上記第1電極
を進退自在に導出する手段を設けたことを特徴とする穿
刺治療装置。 2.第1項における穿刺治療装置において、挿入部先端
にバルーンを設け、上記挿入部には上記バルーンに流体
を送るチャンネルを設けたことを特徴とするもの。 3.第1項における穿刺治療用電極と接続される高周波
電源装置において、組織の凝固状態を検出する手段を備
えたことを特徴とするもの。 4.第3項における穿刺治療装置において、高周波電源
装置に切開出力および凝固出力手段を備えたことを特徴
とする穿刺治療装置。
【0052】(第2群) 1.膀胱及び尿道壁を取り巻く前立腺治療を行うための
装置であって、近端及び遠端と該近端から該遠端へと延
長する通路とを有して上記尿道内へと導入されるような
大きさの細長いプローブ部材と、該細長いプローブ部材
の上記近端から上記遠端へと延長する上記通路に配置さ
れる少なくとも1つ以上の針と、上記細長いプローブ部
材の上記近端に取り付けられた操作部と、該操作部によ
って上記前立腺の組織内へと針を進めるための手段とを
有しているような治療装置において、上記針は先端に絶
縁部を取り付けた高周波通電部と、該高周波通電部に対
して同軸的に配設された電気的絶縁スリーブを備えてお
り、上記操作部は上記高周波通電部及び電気的絶縁スリ
ーブをそれぞれ独立して進退させる手段と、上記高周波
通電部へと高周波エネルギーを付与するためのスイッチ
とを含むことを特徴とするもの。 2.高周波通電部の先端に形状が鈍な絶縁部を設けると
同時に、先端を針状にした絶縁スリーブからなる刺入針
で構成されており、上記高周波通電部と上記絶縁スリー
ブとをそれぞれ独立して進退させることができるため、
上記絶縁スリーブの針形状により前立腺内に電極先端が
刺入した後は、上記高周波通電部のみを前進させ、実際
に通電を行う部分の範囲を設定することが可能であるこ
とを特徴とする前立腺肥大症を治療するためのカテーテ
ル及び治療装置。
【0053】(2群の従来の技術と課題)前立腺肥大症
の治療は、増殖部である組織に制御された熱を与えて行
うが、従来、高周波通電部の先端形状が鋭利なため、前
立腺肥大部において電極部が前進する際に前立腺外へ押
し進められ、他組織を損傷、加熱する虞があった。その
ため、高周波通電部分を前立腺内で押し進めるには細心
の注意が必要であり、しかも、通電部分を大きく取るこ
とが難しく、効果的な治療ができなかった。従来、この
種の前立腺肥大症の治療装置としては、例えばUSP第
5549644号やUSP第5554110号等で知ら
れている。USP第5549644号はシース内を摺動
自在なガイドチューブと、ガイドチューブ内を摺動自在
な絶縁スリーブで覆われた針電極を備えている。また、
USP第5554110号は通路を有する案内ハウジン
グと鋭利な先端を持つ電極及び、絶縁スリーブからなる
スタイレットを備えている。USP第5549644号
やUSP第5554110号では高周波通電部の先端形
状が鋭利になっているため、前立腺内部で電極を押し進
める場合、誤った操作を行うと、前立腺から電極が突出
する可能性があり、他の組織を傷つけると同時に加熱通
電することが考えられ、電極を安全、容易に押し進める
ことができなかった。上述した第2群のものでは前立腺
内で高周波通電部を安全に押し進め通電範囲を大きく取
れ、かつ目標治療組織を効果的に加熱することが可能な
ものである。
【0054】(第3群) 1.管腔に挿通される挿入部と、挿入部先端に旋回可能
に配置された少なくとも1つの通電可能な鋭利な部分を
有する針電極と、この針電極を旋回運動させるための挿
入部手元端に設けられている操作部から成る高周波通電
可能な鉗子において、前記針電極は、鋭利な部分が手元
側に向けて取り付けられていることを特徴とするもの。 2.第1項に記載の鉗子において、前記針電極は、鋭利
部が挿入部に収納される第1の位置と、鋭利部が挿入部
に対して側方に突出する第2の位置との間を移動可能で
あることを特徴とするもの。 3.第1項または第2項に記載の鉗子で、挿入部は可撓
性を有することを特徴とするもの。
【0055】(第3群の従来の技術と課題)従来、内視
鏡下で組織を電気的に凝固、切開するものの1つに特開
平7−265329号公報やUSP第5,554,11
0号に示されているような穿刺電極を用いるものが知ら
れている。特開平7−265329号公報に示されてい
る処置具は、可撓性のあるチューブ内に進退可能なよう
に配置された導電性の針が組織に穿刺され、高周波電流
を流すことによって穿刺部近傍の組織を凝固、切開する
ものである。また、USP第5,554,110号に示
されている処置具は剛性のあるシースに先端部で側方に
開口するチャンネル(Fig2参照)に針電極が進退可
能に配置され、膀胱のように、管腔の側壁部の組織に対
して穿刺、切開を行なうよう意図されている。特開平7
−265329号に示されている処置具では電極が軸方
向にしか向かないため、前立腺のような狭い管腔の側面
に対しては電極を穿刺、処置することは困難である。U
SP第5,554,110号は電極の側方に突出するた
め、前立腺のような管腔の狭い側面へも容易にアプロー
チできる。しかし、Fig2に示されているように電極
は蛇行した管路を有するため、少なくとも一部には可撓
性が必要となる。さらに、このUSP第5,554,1
10号に示されている電極は針部を組織に押し付けるこ
とによって穿刺し、処置を行なうものとなっている。こ
のように可撓性のあるものを押しても、力が可撓部で吸
収されやすく、先端まで確実に伝わらない可能性があ
り、決して容易に穿刺、処置ができるものとはいえなか
った。第3群のものはこのような点に鑑みてなされたも
のであり、処置具先端の針電極に穿刺のための力を確実
に伝え、管腔の側方に容易にアプローチでき、かつ穿刺
が容易に行なえることによって処置(特に側方組織の)
が、容易かつ確実に行なえる処置具を提供することを目
的とする。
【0056】(第4群) 1.生体管腔に挿入可能な挿入部と、前記挿入部内腔に
挿入可能な高周波通電部と、前記高周波通電部に対して
同軸的に配置された絶縁スリーブを備え、前記高周波通
電部と絶縁スリーブは前記挿入軸先端より所定の角度で
各々進退することを特徴とする穿刺治療電極。 2.第1項における穿刺治療電極において、該高周波通
電部先端に絶縁部を取り付けたことを特徴とするもの。 3.第1項における穿刺治療電極において、挿入部の近
端に取り付けられた操作部に該高周波通電部及び該絶縁
スリーブを各々進退操作するための手段を有しているこ
とを特徴とするもの。 4.第3項における穿刺治療電極において、前記高周波
通電部へ高周波エネルギーを付与するためのスイッチを
有することを特徴とするもの。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、熱
傷などのダメージが少なく、かつ電極の穿刺方向を所定
の角度で進退するようにしたため、確実に前立腺肥大等
の凝固治療を確実かつ効率よく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係る穿刺治療装置の説明図。
【図2】第2実施形態に係る穿刺治療装置の説明図。
【図3】第3実施形態に係る穿刺治療装置の説明図。
【図4】第4実施形態に係る穿刺治療装置の説明図。
【図5】第5実施形態に係る穿刺治療装置の説明図。
【図6】凝固特性の説明図。
【図7】凝固特性の説明図。
【図8】第6実施形態に係る前立腺肥大症治療装置の説
明図。
【図9】第6実施形態に係る前立腺肥大症治療装置の作
用の説明図。
【図10】第7実施形態に係る穿刺凝固用鉗子の説明
図。
【図11】第7実施形態に係る穿刺凝固用鉗子の処置部
の縦断面図。
【図12】第7実施形態に係る穿刺凝固用鉗子の処置部
の作用の説明図。
【図13】第8実施形態に係わる前立腺肥大症治療装置
の説明図。
【符号の説明】
1…生体の膀胱、2…尿道、3…前立腺肥大部、4…電
極プローブ、5…挿入部、6…操作部、8…挿通用チャ
ンネル(内腔)、11…第1電極、12…絶縁チュー
ブ、15…偏向部、16…第2電極。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 外村 正敏 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 吉嶺 英人 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 大山 雅英 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 小賀坂 高宏 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 肘井 一也 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 中田 明雄 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 中村 剛明 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生体管腔に挿入可能な挿入部と、上記挿
    入部に形成した内腔に挿通可能な第1電極と、上記挿入
    部の先端外周に配設された第2電極とを備えた穿刺治療
    装置において、上記挿入部の先端における第2電極近傍
    より上記挿入部の軸中心に対して所定の角度を有して上
    記第1電極を進退自在に導出する手段を設けたことを特
    徴とする穿刺治療装置。
JP10141112A 1998-04-09 1998-05-22 穿刺治療装置 Withdrawn JPH11332880A (ja)

Priority Applications (2)

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US09/288,579 US6383183B1 (en) 1998-04-09 1999-04-07 High frequency treatment apparatus

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