JPH11325197A - 可撓式継手 - Google Patents
可撓式継手Info
- Publication number
- JPH11325197A JPH11325197A JP15220098A JP15220098A JPH11325197A JP H11325197 A JPH11325197 A JP H11325197A JP 15220098 A JP15220098 A JP 15220098A JP 15220098 A JP15220098 A JP 15220098A JP H11325197 A JPH11325197 A JP H11325197A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- joint
- gear
- drive shaft
- shaft side
- driven
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】駆動軸側入力回転数と被駆動軸側出力回転数が
異なった場合でも変速装置を必要としない可撓式継手を
提供することにある。 【解決手段】駆動軸と被駆動軸を結合する方式の可撓式
継手において、前記駆動軸側入力継手または被駆動軸側
出力継手の一方、又は両方に、遊星歯車を内装して変速
機構を構成したものである。
異なった場合でも変速装置を必要としない可撓式継手を
提供することにある。 【解決手段】駆動軸と被駆動軸を結合する方式の可撓式
継手において、前記駆動軸側入力継手または被駆動軸側
出力継手の一方、又は両方に、遊星歯車を内装して変速
機構を構成したものである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動機を動力とし
て駆動する鉄道車両あるいは一般産業用回転機に使用す
る可撓式継手に関するものである。
て駆動する鉄道車両あるいは一般産業用回転機に使用す
る可撓式継手に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、使用されている可撓式継手におい
ては、その動力伝達時の回転数は常に入力側と出力側で
等速となっている。図３はその一例を示す断面図であ
り、駆動軸側入力継手１１および被駆動軸側出力継手４
１はともにクラウニング歯車Ａを外周に持つ形状であ
り、これに内筒に歯車を持つ該外筒３１を組合わせるこ
とで可撓式の等速継手を構成している。
ては、その動力伝達時の回転数は常に入力側と出力側で
等速となっている。図３はその一例を示す断面図であ
り、駆動軸側入力継手１１および被駆動軸側出力継手４
１はともにクラウニング歯車Ａを外周に持つ形状であ
り、これに内筒に歯車を持つ該外筒３１を組合わせるこ
とで可撓式の等速継手を構成している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術において、
駆動軸側入力回転数と被駆動軸側出力回転数を異なるも
のとする場合は、別途変速装置を設ける必要があった。
このため、変速装置を設ける機構の分、装置が複雑とな
ったり、変速装置を設けるための空間が余計に必要とな
るなどの欠点があった。本発明は上述した点に鑑みて創
案されたもので、その目的とするところは、これらの欠
点を解決し、駆動軸側入力回転数と被駆動軸側出力回転
数が異なった場合でも変速装置を必要としない可撓式継
手を提供することにある。
駆動軸側入力回転数と被駆動軸側出力回転数を異なるも
のとする場合は、別途変速装置を設ける必要があった。
このため、変速装置を設ける機構の分、装置が複雑とな
ったり、変速装置を設けるための空間が余計に必要とな
るなどの欠点があった。本発明は上述した点に鑑みて創
案されたもので、その目的とするところは、これらの欠
点を解決し、駆動軸側入力回転数と被駆動軸側出力回転
数が異なった場合でも変速装置を必要としない可撓式継
手を提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】つまり、その目的を達成
するための手段は、 １）駆動軸と被駆動軸を結合する方式の可撓式継手にお
いて、前記駆動軸側入力継手または被駆動軸側出力継手
の一方に、遊星歯車を内装して変速機構を構成したこと
を特徴とする可撓式継手である。 ２）駆動軸と被駆動軸を結合する方式の可撓式継手にお
いて、前記駆動軸側入力継手および被駆動軸側出力継手
の両方に、遊星歯車を内装して変速機構を構成したこと
を特徴とする可撓式継手である。
するための手段は、 １）駆動軸と被駆動軸を結合する方式の可撓式継手にお
いて、前記駆動軸側入力継手または被駆動軸側出力継手
の一方に、遊星歯車を内装して変速機構を構成したこと
を特徴とする可撓式継手である。 ２）駆動軸と被駆動軸を結合する方式の可撓式継手にお
いて、前記駆動軸側入力継手および被駆動軸側出力継手
の両方に、遊星歯車を内装して変速機構を構成したこと
を特徴とする可撓式継手である。
【０００５】本発明においては、動力伝達は継手に設け
られた歯車などの機構によって行い、歯車式の場合は、
図１および図２において、駆動軸側継手リング部１およ
び被駆動側出力継手４または被駆動側継手リング部４ｂ
と、外筒３の接触部に構成しているクラウニング歯車Ａ
を用いることにより入出力軸中心のずれを吸収する。ま
た、駆動軸側入力継手部と被駆動軸側出力継手部の一方
または両方に遊星歯車を内装することにより変速機構を
有することが可能となり、動力伝達と変速を同時に行う
ことができる。以下、本発明の一実施例を図面に基づい
て詳述する。
られた歯車などの機構によって行い、歯車式の場合は、
図１および図２において、駆動軸側継手リング部１およ
び被駆動側出力継手４または被駆動側継手リング部４ｂ
と、外筒３の接触部に構成しているクラウニング歯車Ａ
を用いることにより入出力軸中心のずれを吸収する。ま
た、駆動軸側入力継手部と被駆動軸側出力継手部の一方
または両方に遊星歯車を内装することにより変速機構を
有することが可能となり、動力伝達と変速を同時に行う
ことができる。以下、本発明の一実施例を図面に基づい
て詳述する。
【０００６】
【発明の実施の形態】図１は本発明の一実施例を示す断
面図、図２は他の実施例を示す断面図、図４は遊星歯車
の構成を示す説明図である。図１において、可撓式の継
手は、クラウニング歯車Ａを外周に持ち内周にも歯車Ｂ
を持つ駆動軸側継手リング部１と、外周に歯車Ｃを持つ
駆動軸側入力軸１ａと、さらに駆動軸側継手リング部１
と駆動軸側入力軸１ａを接続しかつ駆動用動力の外枠な
どの非回転部に支持されて駆動軸側継手リング部１及び
駆動軸側入力軸１ａに対して公転しないように固定され
ながら変速する遊星歯車２とから構成されている。５は
遊星歯車を自転のみ行うように固定するリングである。
面図、図２は他の実施例を示す断面図、図４は遊星歯車
の構成を示す説明図である。図１において、可撓式の継
手は、クラウニング歯車Ａを外周に持ち内周にも歯車Ｂ
を持つ駆動軸側継手リング部１と、外周に歯車Ｃを持つ
駆動軸側入力軸１ａと、さらに駆動軸側継手リング部１
と駆動軸側入力軸１ａを接続しかつ駆動用動力の外枠な
どの非回転部に支持されて駆動軸側継手リング部１及び
駆動軸側入力軸１ａに対して公転しないように固定され
ながら変速する遊星歯車２とから構成されている。５は
遊星歯車を自転のみ行うように固定するリングである。
【０００７】かような可撓式継手において、入力側駆動
回転数に対して外筒３は減速される機構とし、入力に対
して減速された回転数となる外筒３の図面右側の部分で
クラウニング歯車Ａを外周に持つ被駆動軸側出力継手４
に外筒３と等速で接続される。入出力軸中心のずれは、
外周にクラウニング歯車Ａを持つ駆動軸側継手リング部
１と内側にクラウニング歯車Ａを持つ外筒３、および外
筒３と外周にクラウニング歯車を持つ被駆動側出力継手
４で吸収される。
回転数に対して外筒３は減速される機構とし、入力に対
して減速された回転数となる外筒３の図面右側の部分で
クラウニング歯車Ａを外周に持つ被駆動軸側出力継手４
に外筒３と等速で接続される。入出力軸中心のずれは、
外周にクラウニング歯車Ａを持つ駆動軸側継手リング部
１と内側にクラウニング歯車Ａを持つ外筒３、および外
筒３と外周にクラウニング歯車を持つ被駆動側出力継手
４で吸収される。
【０００８】次に、他の実施例を図２に示すように、図
１に対して、出力軸をクラウニング歯車を外周に持ち、
内周にも歯車を持つ被駆動側継手リング部４ｂと外周に
歯車を持つ被駆動側出力軸４ａ、さらに被駆動側継手リ
ング部４ｂと被駆動側出力軸４ａを接続し、かつ非回転
部に支持されて４ｂに対して公転しないように固定され
ながら変速する遊星歯車２により構成することにより、
外筒３に対して出力軸を増速させる機構としている。遊
星歯車の詳細な構成は、図４に図１の左半分が示されて
いる。
１に対して、出力軸をクラウニング歯車を外周に持ち、
内周にも歯車を持つ被駆動側継手リング部４ｂと外周に
歯車を持つ被駆動側出力軸４ａ、さらに被駆動側継手リ
ング部４ｂと被駆動側出力軸４ａを接続し、かつ非回転
部に支持されて４ｂに対して公転しないように固定され
ながら変速する遊星歯車２により構成することにより、
外筒３に対して出力軸を増速させる機構としている。遊
星歯車の詳細な構成は、図４に図１の左半分が示されて
いる。
【０００９】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、同
一軸上において変速機能を有することができるため、変
速機構を新たに設けることなく、適切な回転数とする変
速が可能となる．特に、従来はその構成可能空間の問題
などから変速比に限界のあった鉄道車両用減速装置にお
いては、本発明を実施した可撓式継手を付加することで
従来より大きな減速比を設定することが可能となるた
め、高速回転数を定格とする電動機を用いて低速度から
高引張力を持つ性能の車両を製作することが可能とな
る。また、減速比または増速比に細かい設定が必要な場
合は、図２のように２箇所にある遊星歯車機構の変速比
を任意に設定することで多様な変速比の設定が可能とな
る。更に、駆動側入力軸部は変速機構を廃して被駆動側
出力軸部のみに遊星歯車機構を設けた場合は、増速装置
として用いることが可能となる。
一軸上において変速機能を有することができるため、変
速機構を新たに設けることなく、適切な回転数とする変
速が可能となる．特に、従来はその構成可能空間の問題
などから変速比に限界のあった鉄道車両用減速装置にお
いては、本発明を実施した可撓式継手を付加することで
従来より大きな減速比を設定することが可能となるた
め、高速回転数を定格とする電動機を用いて低速度から
高引張力を持つ性能の車両を製作することが可能とな
る。また、減速比または増速比に細かい設定が必要な場
合は、図２のように２箇所にある遊星歯車機構の変速比
を任意に設定することで多様な変速比の設定が可能とな
る。更に、駆動側入力軸部は変速機構を廃して被駆動側
出力軸部のみに遊星歯車機構を設けた場合は、増速装置
として用いることが可能となる。
【図１】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図２】他の実施例を示す断面図である。
【図３】従来の一例を示す断面図である。
【図４】遊星歯車の詳細な構成を示す説明図である。
１ 駆動軸側継手リング部 １ａ 駆動軸側入力軸 ２ 遊星歯車 ３ 外筒 ４ 被駆動側出力継手 ４ａ 被駆動側出力軸手 ４ｂ 被駆動側継手リング部 ５ リング １１ 駆動軸側入力継手 ３１ 外筒 ４１ 被駆動軸側出力継手 Ａ クラウニング歯車 Ｂ 歯車 Ｃ 歯車
Claims (1)
- 【請求項１】 駆動軸と被駆動軸を結合する方式の可撓
式継手において、前記駆動軸側入力継手または被駆動軸
側出力継手の一方、又は両方に、遊星歯車を内装して変
速機構を構成したことを特徴とする可撓式継手。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15220098A JPH11325197A (ja) | 1998-05-15 | 1998-05-15 | 可撓式継手 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15220098A JPH11325197A (ja) | 1998-05-15 | 1998-05-15 | 可撓式継手 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11325197A true JPH11325197A (ja) | 1999-11-26 |
Family
ID=15535256
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15220098A Pending JPH11325197A (ja) | 1998-05-15 | 1998-05-15 | 可撓式継手 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11325197A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009524764A (ja) * | 2006-01-28 | 2009-07-02 | ローマン ウント シュトルターフォート ゲーエムベーハー | 風力発電装置のロータ及び歯車装置間ドライブトレーン |
| EP2630371B1 (en) | 2010-10-18 | 2018-12-12 | Vestas Wind Systems A/S | Wind turbine power transmission system |
-
1998
- 1998-05-15 JP JP15220098A patent/JPH11325197A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009524764A (ja) * | 2006-01-28 | 2009-07-02 | ローマン ウント シュトルターフォート ゲーエムベーハー | 風力発電装置のロータ及び歯車装置間ドライブトレーン |
| EP2630371B1 (en) | 2010-10-18 | 2018-12-12 | Vestas Wind Systems A/S | Wind turbine power transmission system |
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