JPH11324611A - タービン自動制御装置 - Google Patents

タービン自動制御装置

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JPH11324611A
JPH11324611A JP12695898A JP12695898A JPH11324611A JP H11324611 A JPH11324611 A JP H11324611A JP 12695898 A JP12695898 A JP 12695898A JP 12695898 A JP12695898 A JP 12695898A JP H11324611 A JPH11324611 A JP H11324611A
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JP
Japan
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simulation
signal
turbine
control
unit
Prior art date
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Application number
JP12695898A
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English (en)
Inventor
Koji Nagahisa
宏司 長久
Kumiko Nakano
久美子 中野
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Toshiba Corp
Toshiba System Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba System Technology Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba System Technology Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH11324611A publication Critical patent/JPH11324611A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シミュレーションの効率化と信頼性を大幅に
向上させる。 【解決手段】 切替部4aは、主蒸気止め弁バイパス弁
開度入力信号a1を入力してタービン制御演算部2へ出
力する一方、シミュレーション信号によって主蒸気止め
弁バイパス弁開度模擬演算部3aの主蒸気止め弁バイパ
ス弁開度模擬信号b1を入力してタービン制御演算部2
へ切替え出力する。切替部4bは、タービン回転数入力
信号a2を入力してタービン制御演算部2へ出力する一
方、シミュレーション信号によってタービン回転数模擬
演算部3bのタービン回転数模擬信号b2を入力してタ
ービン制御演算部2へ切替え出力する。切替部4fは、
シミュレーション信号によってタービン制御演算部2の
主蒸気止め弁バイパス弁駆動信号d1の外部への出力を
阻止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タービン起動制御
あるいは発電機出力制御を行うタービン自動制御装置の
試験に好適なタービン自動制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図9は、従来のタービン自動制御装置を
示す構成図である。
【0003】図9において、タービン自動制御装置1
は、タービン制御演算部2と外部入出力接続部5とを有
し、また、タービン自動制御装置1と模擬演算装置3と
の間は外部入出力接続部5によって、各種信号線で接続
されている。さらに、模擬演算装置3は、主蒸気止め弁
バイパス弁開度模擬演算部3aとタービン回転数模擬演
算部3bと発電機出力模擬演算部3cと加減弁開度模擬
演算部3dと加減弁開度指令模擬演算部3eとを有して
いる。
【0004】タービン自動制御装置1の外部入出力接続
部5には、次の(1)〜(4)の各種タービンプラント
の信号線が接続されている。
【0005】(1)外部入出力接続部5は、タービン2
1へ蒸気を供給するラインに備える主蒸気止め弁バイパ
ス弁25を駆動する主蒸気止め弁バイパス弁駆動装置2
6へ接続し、さらに、主蒸気止め弁バイパス弁開度検出
器27へ接続している。
【0006】(2)また、外部入出力接続部5は、蒸気
加減弁28を駆動する加減弁駆動装置29と加減弁開度
検出器30とに接続している。
【0007】(3)また、外部入出力接続部5は、加減
弁開度指令信号出力装置32に接続している。また、外
部入出力接続部5はタービン回転数検出器23に接続し
ている。
【0008】(4)また、外部入出力接続部5は、ター
ビン21に連結する発電機22と発電機出力検出器24
とに接続している。
【0009】タービン自動制御装置1は、設計、製造後
に工場にて動作確認試験を行い出荷し、その後発電所に
据え付け工事後、現地調整試験を行い運転開始となる。
【0010】タービン自動制御装置1を製造後に工場に
て動作確認試験を行う際は、いくつかの試験項目が必要
であるが、その中で特に重要な試験項目としてシミュレ
−ンョン試験がある。工場のシミュレーション試験で
は、実際のタービン21や発電機22等を用意できない
ので、その代わりとして模擬演算装置3を製作して、タ
ービン自動制御装置1と接続し、模擬演算装置3の主蒸
気止め弁バイパス弁開度模擬演算部3a、加減弁開度模
擬演算部3d,加減弁開度指令模擬演算部3e,タービ
ン回転数模擬演算部3b,発電機出力模擬演算部3cよ
り出力される模擬信号によってタービン自動制御装置1
内のタービン制御演算部2が正しく動作しているかを確
認している。
【0011】その後、現地に出荷し、据え付け工事を行
いケーブル布設後に調整試験を行うが、その試験の中で
もシミュレーション試験を行う。現地でのシミュレーシ
ョン試験はプラント運転前に行うので、シミュレーショ
ン試験の最中に実際にタービン21や発電機22等を動
かすことができない。そこで、シミュレーション試験を
行うために工場試験に用いた模擬演算装置3をタービン
自動制御装置1と同様に現地に持ち込んで行う。
【0012】すなわち、現地に模擬演算装置3を現地の
タービン自動制御装置1の近傍に設置した後に、タービ
ン自動制御装置1内の外部入出力接続部5とハ−ドワイ
ヤリングにて接続されている検出器や駆動装置等のハー
ドワイヤリングを外し、外部入出力接続部5と模擬演算
装置3とを接続する。これによって、模擬演算装置3の
主蒸気止め弁バイパス弁模擬演算部3a、加減弁開度模
擬演算部3d,加減弁開度指令模擬演算部3e,タービ
ン回転数模擬演算部3b,発電機出力模擬演算部3cよ
り出力される模擬信号によってタービン自動制御装置1
内のタービン制御演算部2が正しく動作しているかを確
認する。
【0013】シミュレーション試験後は外部入出力接続
部5と模擬演算装置3の接続を外し、外部入出力接続部
5と検出器や駆動装置等と接続し、間違い無く復元が完
了しているかどうかの確認試験を行う必要がある。
【0014】タービン制御について、図9に基づいて説
明すると、現地設置後にタービン21の起動に際して、
タービンメタルの部分過熱を防止するため蒸気加減弁2
8を全開にして主蒸気止め弁バイパス弁25の絞り調節
によってタービン21の全周に蒸気を供給し、主蒸気止
め弁バイパス弁25を調節することによってタービン起
動制御が行われている。このタービン起動制御において
主蒸気止め介バイパス弁25の開度調節の割合がタービ
ン自動制御装置1のタービン制御演算部2によって算出
されるが、その演算にタービン回転数検出器23(遮断
機投入後は発電機出力検出器24)、主蒸気止め弁バイ
パス弁開度検出器27、加減弁開度検出器30からのデ
ータを入力する必要がある。あるいは、起動制御完了後
は蒸気加減弁28、あるいは、主蒸気止め弁バイパス弁
の開度制御へ移行し、蒸気加減弁28にて発電機出力制
御を行う。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】このように従来、シミ
ュレ−ション試験を行うための準備に多大の時間と労力
が必要であり、特に現地のシミュレーション試験につい
ては納入時のみならず、定期点検時や改造工事等にも必
要であり、その都度、模擬演算装置3を工場から送り、
ハードワイヤリングの接続作業、復元等の作業が必要な
くなるので、その付帯作業は膨大であった。
【0016】また、シミュレーション試験の度毎に模擬
演算装置3を移動して試験を行い、現地試験においては
試験完了後には復元作業があり、また、接続、復元作業
ミスのおそれも考えられることから品質管理上問題があ
った。
【0017】また、模擬演算装置3はタービン自動制御
装置1毎に製作するのではなく、複数のタービン自動制
御装置と共用することが多く、シミュレーション試験の
前にプラントデータに基づいて模擬演算装置3自身の調
整を行う必要もあった。
【0018】そこで、本発明はシミュレーション試験を
行う場合に、模擬演算装置とタービン自動制御装置の接
続や復元等に費やす時間や作業ミス等を削減し、工場試
験および現地試験でのシミュレーション試験を容易に行
うことができるタービン自動制御装置を提供することを
目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ター
ビンプラント状態信号に基づき主蒸気止め弁バイパス弁
の開度制御を行うためのタービン起動制御演算をする一
方、タービンプラント状態信号に基づき主蒸気止め弁バ
イパス弁、あるいは、蒸気加減弁との開度制御を行うた
めの発電機出力制御演算をするタービン制御演算部と、
タービン制御演算部を模擬するための各種タービンプラ
ント模擬信号を生成出力する模擬演算部と、タービンプ
ラント状態信号をタービン制御演算部へ入力して制御演
算を実行させ得られた制御信号をタービンプラントへ出
力させる一方、シミュレーション時に、タービンプラン
ト状態信号に代えて模擬演算部からのタービンプラント
模擬信号をタービン制御演算部へ入力して模擬制御演算
を実行させ得られた模擬制御信号を出力させるように切
替える切替部とを設けるようにしたものである。この手
段によれば、タービン起動制御演算、主蒸気止め弁バイ
パス弁あるいは蒸気加減弁による発電機出力制御演算を
行うタービン制御演算部を模擬するための模擬信号を生
成する模擬演算部をタービン自動制御装置に設けて、タ
ービンプラント状態信号と模擬信号とを適宜切替え可能
としたので、従来のように、必要時に別に模擬演算装置
を設置して作業する必要がなくなった。従って、シミュ
レーションの効率化と信頼性を大幅に向上させることが
できる。
【0020】請求項2の発明は、タービンプラント状態
信号に基づき主蒸気止め弁バイパス弁、あるいは、蒸気
加減弁との開度制御を行うための発電機出力制御演算を
するタービン制御演算部と、タービン制御演算部の発電
機出力制御演算を模擬するために必要な各種タービンプ
ラント模擬信号を生成出力する模擬演算部と、タービン
プラント状態信号をタービン制御演算部へ入力して発電
機出力制御演算を実行させ得られた制御信号をタービン
プラントへ出力させる一方、シミュレーション時に、タ
ービンプラント状態信号に代えて模擬演算部からのター
ビンプラント模擬信号をタービン制御演算部へ入力して
発電機出力制御模擬演算を実行させ得られた模擬制御信
号を出力させるように切替える切替部とを設けるように
したものである。この手段によれば、主蒸気止め弁バイ
パス弁あるいは蒸気加減弁による発電機出力制御演算を
行うタービン制御演算部を模擬するための模擬信号を生
成する模擬演算部をタービン自動制御装置に設けて、タ
ービンプラント状態信号と模擬信号とを適宜切替え可能
としたので、従来のように、必要時に別に模擬演算装置
を設置して作業する必要がなくなった。従って、シミュ
レーションの効率化と信頼性を大幅に向上させることが
できる。
【0021】請求項3の発明は、タービンプラント状態
信号に基づき主蒸気止め弁バイパス弁の開度制御を行う
ためのタービン起動制御演算をするタービン制御演算部
と、タービン制御演算部のタービン起動制御演算を模擬
するために必要な各種タービンプラント模擬信号を生成
出力する模擬演算部と、タービンプラント状態信号をタ
ービン制御演算部へ入力してタービン起動制御演算を実
行させ得られた制御信号をタービンプラントへ出力させ
る一方、シミュレーション時に、タービンプラント状態
信号に代えて模擬演算部からのタービンプラント模擬信
号をタービン制御演算部へ入力してタービン起動制御模
擬演算を実行させ得られた模擬制御信号を出力させるよ
うに切替える切替部とを設けるようにしたものである。
この手段によれば、タービン起動制御演算を行うタービ
ン制御演算部を模擬するための模擬信号を生成する模擬
演算部をタービン自動制御装置に設けて、タービンプラ
ント状態信号と模擬信号とを適宜切替え可能としたの
で、従来のように、必要時に別に模擬演算装置を設置し
て作業する必要がなくなった。従って、シミュレーショ
ンの効率化と信頼性を大幅に向上させることができる。
【0022】請求項4の発明は、主蒸気止め弁バイパス
弁開度入力信号とタービン回転数入力信号とに基づいて
主蒸気止め弁バイパス弁の開度制御のためのタービン起
動制御演算を実行し主蒸気止め弁バイパス弁駆動信号を
生成出力する手段と、発電機出力入力信号と発電機出力
指令信号とに基づいて主蒸気止め弁バイパス弁、また
は、加減弁の開度制御のための発電機出力制御演算を実
行し、主蒸気止め弁バイパス弁駆動信号または加減弁駆
動信号を生成出力する手段、あるいは、加減弁開度指令
入力信号と加減弁開度入力信号とに基づいて加減弁の開
度制御のための発電機出力制御演算を実行して加減弁駆
動信号を生成出力する手段を有するタービン制御演算部
と、主蒸気止め弁バイパス弁開度入力信号を模擬する主
蒸気止め弁バイパス弁開度模擬信号を生成出力する主蒸
気止め弁バイパス弁開度模擬演算部と、タービン回転数
入力信号を模擬するタービン回転数模擬信号を生成出力
するタービン回転数模擬演算部、発電機出力入力信号を
模擬する発電機出力模擬信号を生成出力する発電機出力
模擬演算部と、加減弁開度入力信号を模擬する加減弁開
度模擬信号を生成出力する加減弁開度模擬演算部と、加
減弁開度指令信号を模擬する加減弁開度指令模擬信号を
生成出力する加減弁開度指令模擬演算部とからなる模擬
演算部と、タービン制御演算部へ主蒸気止め弁バイパス
弁開度入力信号を入力して制御演算を実行させる一方、
第1シミュレーション信号によって主蒸気止め弁バイパ
ス弁開度模擬信号を入力して模擬制御演算を実行させる
ように切替える第1切替部と、タービン制御演算部へタ
ービン回転数入力信号を入力して制御演算を実行させる
一方、第2シミュレーション信号によってタービン回転
数模擬信号を入力して模擬制御演算を実行させるように
切替える第2切替部と、タービン制御演算部へ発電機出
力入力信号を入力して制御演算を実行させる一方、第3
シミュレーション信号によって発電機出力模擬信号を入
力して模擬制御演算を実行させるように切替える第3切
替部と、タービン制御演算部へ加減弁開度入力信号を入
力して制御演算を実行させる一方、第4シミュレーショ
ン信号によって加減弁開度模擬信号を入力して模擬制御
演算を実行させるように切替える第4切替部と、タービ
ン制御演算部へ加減弁開度入力信号を入力して制御演算
を実行させる一方、第5シミュレーション信号によって
加減弁開度模擬信号を入力して模擬制御演算を実行させ
るように切替える第5切替部とからなる切替部と、ター
ビン制御演算部により生成出力される主蒸気止め弁バイ
パス弁駆動信号を主蒸気止め弁バイパス弁へ出力する一
方、第1シミュレーション信号によつて、主蒸気止め弁
バイパス弁駆動信号の主蒸気止め弁バイパス弁への出力
を阻止する第1信号出力阻止部と、タービン制御演算部
により生成出力される加減弁駆動信号を加減弁へ出力す
る一方、第4シミュレーション信号によって、加減弁駆
動信号の加減弁への出力を阻止する第2信号出力阻止部
とからなる信号出力阻止部と、第1シミュレーション信
号乃至第5シミュレーション信号を個別に入切可能にし
て第1切替部乃至第5切替部のそれぞれを目的に応じて
個別に切替えると共に、第1信号出力阻止部と第2信号
出力阻止部とを目的に応じて個別に動作させる手段とを
設けるようにしたものである。この手段によれば、シミ
ュレーションの目的に応じてタービン制御演算部の一部
分のみや各部分を組み合わせた模擬ができるので、より
的確な信頼性のあるシミュレーションが実行できる。
【0023】請求項5の発明は、請求項1乃至請求項4
記載のいずれかのタービン自動制御装置において、シミ
ュレーション時にタービントリップ信号が入力されたと
きのみ切替部及び信号出力阻止部へシミュレーション信
号を出力しシミュレーションを行うようにしたものであ
る。この手段によれば、タービントリップ信号が入力し
ているときのみ、シミュレーションが可能としたので、
安全な作業が確保できプラントに悪影響を与えることを
回避することができる。
【0024】請求項6の発明は、請求項1乃至請求項4
記載のいずれかのタービン自動制御装置において、切替
部及び信号出力阻止部の切替状態を表示する手段、ある
いは、タービン制御演算部による制御演算内容または模
擬演算内容を表示する手段を設けるようにしたものであ
る。この手段によれば、シミュレーション中かどうかを
表示するので、試験作業が短期に効率的にでき、また、
制御演算内容あるいは模擬演算内容を表示するので、試
験作業が容易で効率的にでき、信頼性のあるシミュレー
ションができる。また、メーカのみならず、ユーザ自身
でもシミュレーションができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0026】図1は、本発明の第1実施の形態を示すタ
ービン自動制御装置の構成図である。
【0027】図1において、従来技術を示す図9と同一
符号は、同一部分または相当部分を示し、図1に示す第
1実施の形態は、図9の模擬演算装置3の代わりに主蒸
気止め弁バイパス弁開度模擬演算部3aとタービン回転
数模擬演算部3bとを有する模擬演算部3Aと切替部4
aと切替部4bとをタービン自動制御装置1A内に設
け、主蒸気止め弁バイパス弁開度とタービン回転数のシ
ミュレーションを実行するようにした点に特徴を有して
いる。
【0028】タービン自動制御装置1Aは、タービン制
御演算部2と模擬演算部3Aと切替部4a,4b,4f
とを備えている。タービン制御演算部2は、各種のター
ビン21に関するタービンプラント状態信号を入力して
制御演算を行い得られた主蒸気止め弁バイパス弁駆動信
号d1を出力するものである。模擬演算部3Aは、主蒸
気止め弁バイパス弁開度模擬演算部3aとタービン回転
数模擬演算部3bとを備えている。主蒸気止め弁バイパ
ス弁開度模擬演算部3aは、主蒸気止め弁バイパス弁開
度を模擬する信号を出力する。タービン回転数模擬演算
部3bは、タービン回転数を模擬する信号を出力する。
【0029】切替部4aは、主蒸気止め弁バイパス弁開
度入力信号a1を入力して主蒸気止め弁バイパス弁開度
制御信号c1としてタービン制御演算部2へ出力する一
方、シミュレーション信号によって主蒸気止め弁バイパ
ス弁開度模擬演算部3aの主蒸気止め弁バイパス弁開度
模擬信号b1を入力してタービン制御演算部2へ主蒸気
止め弁バイパス弁開度制御信号c1として切替え出力す
る。
【0030】切替部4bは、タービン回転数入力信号a
2を入力してタービン回転数制御信号c2としてタービ
ン制御演算部2へ出力する一方、シミュレーション信号
によってタービン回転数模擬演算部3bのタービン回転
数模擬信号b2を入力してタービン制御演算部2へター
ビン回転数制御信号c2として切替え出力する。
【0031】信号出力阻止部としての切替部4fは、シ
ミュレーション信号によってシミュレーション中、ター
ビン制御演算部2の主蒸気止め弁バイパス弁駆動信号d
1の外部への出力を阻止する。
【0032】第1実施の形態によれば、模擬演算部3A
の主蒸気止め弁バイパス弁開度模擬演算部3aとタービ
ン回転数模擬演算部3bとによって主蒸気止め弁バイパ
ス弁開度模擬信号b1とタービン回転数模擬信号b2と
が作成され、シミュレーション信号が入力すると切替部
4aにより主蒸気止め弁バイパス弁開度入力信号a1か
ら主蒸気止め弁バイパス弁開度模擬信号b1へ切替えら
れる一方、切替部4bによってタービン回転数入力信号
a2からタービン回転数模擬信号b2への切替えが行わ
れる。
【0033】そして、切替部4aからの主蒸気止め弁バ
イパス弁開度制御信号c1と切替部4bからのタービン
回転数制御信号c2とがタービン制御演算部2に入力さ
れ、タービン制御演算部2で演算された結果が主蒸気止
め弁バイパス弁駆動信号d1として出力される。主蒸気
止め弁バイパス弁駆動信号d1がシミュレーション中に
外部へ出力されると、外部取合い先に影響を与える可能
性があるので、シミュレーション中は外部出力しないよ
うに信号出力阻止部としての信号切替部4fにて切離し
が行われる。
【0034】図2は、本発明の第2実施の形態を示すタ
ービン自動制御装置の構成図である。
【0035】図2において、従来技術を示す図9と同一
符号は、同一部分または相当部分を示し、図2に示す第
2実施の形態は、図9の模擬演算装置3の代わりに主蒸
気止め弁バイパス弁開度模擬演算部3aとタービン回転
数模擬演算部3bと発電機出力模擬演算部3cとを有す
る模擬演算部3Bと、切替部4aと切替部4bと切替部
4cと切替部4fとをタービン自動制御装置1A内に設
け、主蒸気止め弁バイパス弁開度とタービン回転数と発
電機出力信号とのシミュレーションを実行可能とするよ
うにした点に特徴を有している。
【0036】タービン自動制御装置1Bは、タービン制
御演算部2と模擬演算部3Bと切替部4a,4b,4
c,4fとを備えている。タービン制御演算部2は、各
種タービン21に関するタービンプラント状態信号を入
力して制御演算して主蒸気止め弁バイパス弁駆動信号d
1を出力するものである。模擬演算部3Bは、主蒸気止
め弁バイパス弁開度模擬演算部3aとタービン回転数模
擬演算部3bと発電機出力模擬演算部3cとを備えてい
る。主蒸気止め弁バイパス弁開度模擬演算部3aは、主
蒸気止め弁バイパス弁開度を模擬する信号を出力する。
タービン回転数模擬演算部3bは、タービン回転数を模
擬する信号を出力する。発電機出力模擬演算部3cは、
発電機出力信号を模擬する信号を出力する。
【0037】切替部4aは、主蒸気止め弁バイパス弁開
度入力信号a1を入力して主蒸気止め弁バイパス弁開度
制御信号c1としてタービン制御演算部2へ出力する一
方、シミュレーション信号によって主蒸気止め弁バイパ
ス弁開度模擬演算部3aの主蒸気止め弁バイパス弁開度
模擬信号b1を入力してタービン制御演算部2へ主蒸気
止め弁バイパス弁開度制御信号c1として切替え出力す
る。
【0038】切替部4bは、タービン回転数入力信号a
2を入力してタービン回転数制御信号c2としてタービ
ン制御演算部2へ出力する一方、シミュレーション信号
によってタービン回転数模擬演算部3bのタービン回転
数模擬信号b2を入力してタービン制御演算部2へター
ビン回転数制御信号c2として切替え出力する。切替部
4cは、発電機出力入力信号a3を入力して発電機出力
制御信号c3としてタービン制御演算部2へ出力する一
方、シミュレーション信号によって発電機出力模擬信号
b3を入力して発電機出力制御信号c3として切替え出
力する。
【0039】信号出力阻止部としての切替部4fは、シ
ミュレーション信号によって、タービン制御演算部2の
主蒸気止め弁バイパス弁駆動信号d1の外部への出力を
阻止する。
【0040】この構成で、主蒸気止め弁バイパス弁開度
模擬演算部3aとタービン回転数模擬演算部3bと発電
機出力模擬演算部3cとにより主蒸気止め弁バイパス弁
開度模擬信号b1とタービン回転数模擬信号b2と発電
機出力模擬信号b3とが作成される。
【0041】主蒸気止め弁バイパス弁開度入力信号a1
と主蒸気止め弁バイパス弁開度模擬信号b1とが切替部
4aへ入力されてシミュレーション信号によって主蒸気
止め弁バイパス弁開度模擬信号b1が主蒸気止め弁バイ
パス弁開度制御信号c1として出力される。また、ター
ビン回転数入力信号a2とタービン回転数模擬信号b2
とが切替部4bへ入力されてシミュレーション信号によ
って、タービン回転数模擬信号b2がタービン回転数制
御信号c2として出力される。さらに、発電機出力入力
信号a3と発電機出力模擬信号b3とが切替部4cに入
力され、シミュレーション信号によって発電機出力模擬
信号b3が発電機出力制御信号c3として出力される。
【0042】タービン制御演算部2では、演算された結
果を主蒸気止め弁バイパス弁駆動信号d1として出力す
る。主蒸気止め弁バイパス弁駆動信号d1が外部へ出力
されると、シミュレーション中に外部取合い先に影響を
与える可能性があるので、シミュレーション中は外部出
力しないように信号出力阻止部としての切替部4fにて
切離しが行われる。
【0043】図3は、本発明の第3実施の形態を示すタ
ービン自動制御装置の構成図である。
【0044】図3において、従来技術を示す図9と同一
符号は、同一部分または相当部分を示し、図3に示す第
3実施の形態は、図9の模擬演算装置3の代わりに加減
弁開度模擬演算部3dと発電機出力模擬演算部3cとを
有する模擬演算部3Cと切替部4cと切替部4gとをタ
ービン自動制御装置1C内に設け、発電機出力信号のシ
ミュレーションを実行可能とするようにした点に特徴を
有している。
【0045】タービン自動制御装置1Cは、タービン制
御演算部2と模擬演算部3Cと切替部4c,4gとを備
えている。タービン制御演算部2は、各種タービン21
に関するタービンプラント状態信号を入力して制御演算
して加減弁駆動信号d4を出力するものである。模擬演
算部3Cは、発電機出力模擬演算部3cと加減弁開度模
擬演算部3dとを備えている。発電機出力模擬演算部3
cは、発電機出力信号を模擬する信号を出力する。加減
弁開度模擬演算部3dは、加減弁開度信号を模擬する信
号を出力する。
【0046】切替部4cは、発電機出力入力信号a3を
入力して発電機出力制御信号c3としてタービン制御演
算部2へ出力する一方、シミュレーション信号によって
発電機出力模擬演算部3cの発電機出力模擬信号b3を
入力し、タービン制御演算部2へ発電機出力制御信号c
3として切替え出力する。
【0047】切替部4gは、シミュレーションのとき、
タービン制御演算部2の加減弁駆動信号d4の外部への
出力を阻止する。
【0048】以上の構成で、加減弁開度模擬演算部3d
と発電機出力模擬演算部3cにて加減弁開度模擬信号b
4と発電機出力模擬信号b3とが作成される。発電機出
力入力信号a3と発電機出力模擬信号b3とが切替部4
cへ入力され、シミュレーション信号によって発電機出
力模擬信号b3が発電機出力制御信号c3としてタービ
ン制御演算部2へ出力される。タービン制御演算部2で
演算された結果が加減弁駆動信号d4として出力され
る。加減弁駆動信号d4がシミュレーション中に外部へ
出力されると外部取合い先に影響を与える可能性がある
ので、シミュレーション中は外部出力しないように信号
出力阻止部としての切替部4gにて切離しが行われる。
【0049】図4は、本発明の第4実施の形態を示すタ
ービン自動制御装置の構成図である。
【0050】図4において、従来技術を示す図9と同一
符号は、同一部分または相当部分を示し、図4に示す第
4実施の形態は、図9の模擬演算装置3の代わりに加減
弁開度模擬演算部3dと加減弁開度指令模擬演算部3e
とを有する模擬演算部3Dと切替部4dと切替部4eと
切替部4fとをタービン自動制御装置1D内に設け、加
減弁開度信号と加減弁開度指令信号によるシミュレーシ
ョンを実行可能とするようにした点に特徴を有してい
る。
【0051】タービン自動制御装置1Dは、タービン制
御演算部2と模擬演算部3Dと切替部4d,4e,4f
とを備えている。タービン制御演算部2は、各種タービ
ン21に関するタービンプラント状態信号を入力して制
御演算して主蒸気止め弁バイパス弁駆動信号d1を出力
するものである。模擬演算部3Dは、加減弁開度模擬演
算部3dと加減弁開度指令模擬演算部3eとを備えてい
る。加減弁開度模擬演算部3dは加減弁開度信号を模擬
する信号を出力する。加減弁開度指令模擬演算部3eは
加減弁開度指令信号を模擬する信号を出力する。
【0052】切替部4fは、シミュレーションのとき、
タービン制御演算部2の主蒸気止め弁バイパス弁駆動信
号d1の外部への出力を阻止する。
【0053】この構成で、加減弁開度模擬演算部3dと
加減弁開度指令模擬演算部3eとにて加減弁開度模擬信
号b4と加減弁開度指令模擬信号b5とが作成される。
加減弁開度入力信号a4と加減弁開度模擬信号b4とが
切替部4dへ入力され、シミュレーション信号によって
加減弁開度模擬信号b4が加減弁開度制御信号c4とし
てタービン制御演算部2に出力される。また、加減弁開
度指令入力信号a5と加減弁開度指令模擬信号b5とが
切替部4eへ入力されてシミュレーション信号により、
加減弁開度指令模擬信号b5が加減弁開度指令制御信号
c5としてタービン制御演算部2へ出力される。そし
て、タービン制御演算部2で演算された結果が加減弁駆
動信号d4として出力される。この場合、加減弁駆動信
号d4がシミュレーション中に出力されると、外部取合
い先に影響を与える可能性があるので、シミュレーショ
ン中は外部出力しないように信号出力阻止部としての切
替部4fにより切離が行われる。
【0054】図5は、本発明の第5実施の形態を示すタ
ービン自動制御装置の構成図である。
【0055】図5において、従来技術を示す図9と同一
符号は、同一部分または相当部分を示し、図5に示す第
5実施の形態は、図9の模擬演算装置3の代わりに主蒸
気止め弁バイパス弁開度模擬演算部3aとタービン回転
数模擬演算部3bと発電機出力模擬演算部3cと加減弁
開度模擬演算部3dと加減弁開度指令模擬演算部3eと
を有する模擬演算部3Eと切替部4aと切替部4bと切
替部4cと切替部4dと切替部4eと切替部4fと切替
部4gとをタービン自動制御装置1E内に設け、目的に
応じた各種シミュレーションを実行可能とするようにし
た点に特徴を有している。
【0056】タービン自動制御装置1Eは、タービン制
御演算部2と模擬演算部3Eと切替部4a〜4gとを備
えている。タービン制御演算部2は、各種タービン21
に関するタービンプラント状態信号を入力して制御演算
して主蒸気止め弁バイパス弁駆動信号d1あるいは加減
弁駆動信号d4を出力するものである。模擬演算部3E
は、主蒸気止め弁バイパス弁開度模擬演算部3aとター
ビン回転数模擬演算部3bと発電機出力模擬演算部3c
と加減弁開度模擬演算部3dと加減弁開度指令模擬演算
部3eとを備えている。
【0057】主蒸気止め弁バイパス弁開度模擬演算部3
aは、主蒸気止め弁バイパス弁開度を模擬する信号を出
力する。タービン回転数模擬演算部3bは、タービン回
転数を模擬する信号を出力する。発電機出力模擬演算部
3cは、発電機出力信号を模擬する信号を出力する。加
減弁開度模擬演算部3dは、加減弁開度信号を模擬する
信号を出力する。加減弁開度指令模擬演算部3eは、加
減弁開度指令信号を模擬する信号を出力する。
【0058】切替部4aは、主蒸気止め弁バイパス弁開
度入力信号a1を入力して主蒸気止め弁バイパス弁開度
制御信号c1としてタービン制御演算部2へ出力する一
方、シミュレーション信号1によって主蒸気止め弁バイ
パス弁開度模擬演算部3aの主蒸気止め弁バイパス弁開
度模擬信号b1を入力してタービン制御演算部2へ主蒸
気止め弁バイパス弁開度制御信号c1として切替え出力
する。
【0059】切替部4bは、タービン回転数入力信号a
2を入力してタービン回転数制御信号c2としてタービ
ン制御演算部2へ出力する一方、シミュレーション信号
2によってタービン回転数模擬演算部3bのタービン回
転数模擬信号b2を入力してタービン制御演算部2へタ
ービン回転数制御信号c2として切替え出力する。
【0060】切替部4cは、発電機出力入力信号a3を
入力して発電機出力制御信号c3としてタービン制御演
算部2へ出力する一方、シミュレーション信号3によっ
て発電機出力模擬演算部3cの発電機出力模擬信号b3
を入力してタービン制御演算部2へ発電機出力制御信号
c3として切替え出力する。
【0061】切替部4dは、加減弁開度入力信号a4を
入力して加減弁開度制御信号c4としてタービン制御演
算部2へ出力する一方、シミュレーション信号4によっ
て加減弁開度模擬演算部3dの加減弁開度模擬信号b4
を加減弁開度制御信号c4として切替え出力する。
【0062】切替部4eは、加減弁開度指令入力信号a
5を入力して、加減弁開度指令制御信号c5としてター
ビン制御演算部2へ出力する一方、シミュレーション信
号5によって加減弁開度模擬演算部3dの加減弁開度指
令制御信号c5を切替え出力する。
【0063】切替部4fは、シミュレーション信号1に
よって、タービン制御演算部2の主蒸気止め弁バイパス
弁駆動信号d1の外部への出力を阻止する。
【0064】切替部4gは、シミュレーション信号4に
よってタービン制御演算部2の加減弁駆動信号d4の外
部への出力を阻止する。
【0065】模擬演算部3Eに設ける切替部3fは、主
蒸気止め弁バイパス弁開度制御信号c1を入力してター
ビン回転数模擬演算部3b及び発電機出力模擬演算部3
cへ出力する一方、シミュレーション信号1によって主
蒸気止め弁バイパス弁開度模擬信号b1を入力してター
ビン回転数模擬演算部3b及び発電機出力模擬演算部3
cへ出力するように切替え出力する。また、切替部3g
は加減弁開度制御信号c4を入力して発電機出力模擬演
算部3cへ出力する一方、シミュレーション信号4によ
って、加減弁開度模擬信号b4を入力して発電機出力模
擬演算部3cへ出力するように切替え出力する。
【0066】この構成で、例えば、主蒸気止め弁バイパ
ス弁開度入力信号a1の入力が正常で主蒸気止め弁バイ
パス弁駆動信号d1によって主蒸気止め弁バイパス弁2
5が動作でき、その他の入力が異常状態のとき、のシミ
ュレーションについて説明する。
【0067】この場合には、シミュレーション信号1を
“0”にSetする。これにより、切替部4aにより主
蒸気止め弁バイパス弁開度入力信号a1が主蒸気止め弁
バイパス弁開度制御信号c1として出力され、タービン
制御演算部2へ出力される。この結果、タービン制御演
算部2により得られた主蒸気止め弁バイパス弁駆動信号
d1が切替部4fを介して出力され、主蒸気止め弁バイ
パス弁25が駆動される。
【0068】また、主蒸気止め弁バイパス弁開度制御信
号c1が切替部3fを介してタービン回転数模擬演算部
3b及び発電機出力模擬演算部3cに入力される。これ
によって、主蒸気止め弁バイパス弁開度制御信号c1に
基づいてタービン回転数模擬信号b2及び発電機出力模
擬信号b3が作成でき、主蒸気バイパス止め弁との組み
合わせ試験ができる。
【0069】すなわち、主蒸気止め弁バイパス弁開度入
力信号a1の入力が正常で、他のタービン回転数入力信
号a2に異常があるとき、主蒸気止め弁バイパス弁開度
入力信号a1はそのまま用いてシミュレーション信号2
をON”1”とすれば、タービン回転数入力信号a2に
代えてタービン回転数模擬信号b2によってタービン制
御演算部2の模擬ができる。また、主蒸気止め弁バイパ
ス弁開度入力信号a1の入力が正常で、他の発電機出力
入力信号a3に異常があるとき、主蒸気止め弁バイパス
弁開度入力信号a1はそのまま用いてシミュレーション
3をON”1”とすれば、発電機出力入力信号a3に代
えて発電機出力模擬信号b3によりタービン制御演算部
2の模擬ができる。
【0070】また、例えば、加減弁開度入力信号a4の
入力が正常で他の発電機出力入力信号a3に異常がある
とき、シミュレーション4をOFF”0”とする。これ
によって、加減弁開度入力信号a4が加減弁駆動信号d
4を介して加減弁開度制御信号c4としてタービン制御
演算部2へ入力すると共に、加減弁開度制御信号c4が
切替部3gから発電機出力模擬演算部3cへ入力され
る。そして、シミュレーション信号3をON”1”とす
れば、発電機出力模擬演算部3cから発電機出力模擬信
号b3が切替部4cを介して発電機出力制御信号c3と
してタービン制御演算部2へ入力され、タービン制御演
算部2の模擬ができる。
【0071】このように主蒸気止め弁バイパス弁開度入
力信号a1、あるいは、加減弁開度入力信号a4が正常
で、他の入力信号に異常があるとき各シミュレーション
信号のON,OFFによって他の異常信号に代えて模擬
信号を用いてタービン制御演算部2の健全性の確認がで
きる。
【0072】また、例えば、シミュレーション信号1及
びシミュレーション信号2をONとすれば、図1に示す
第1実施の形態と同様のタービン起動制御模擬が実行で
きる。また、例えば、シミュレーション信号1とシミュ
レーション信号2とシミュレーション信号3とをONと
すれば、図2に示す第2実施の形態と同様の主蒸気止め
弁開度制御による発電機出力制御の模擬が実行できる。
【0073】また、例えば、シミュレーション信号3と
シミュレーション4とをONとすれば、図3に示す第3
実施の形態と同様の加減弁開度制御による発電機出力制
御と同様の模擬ができる。さらに、例えば、シミュレー
ション信号4とシミュレーション信号5とをONとすれ
ば、図4に示す第1実施の形態の加減弁制御による発電
出力制御と同様の模擬ができる。
【0074】図6は、本発明の第6実施の形態を示すタ
ービン自動制御装置の構成図である。
【0075】図6において、第1実施の形態を示す図1
と同一符号は、同一部分または相当部分を示し、図6に
示す第6実施の形態は、図1に示す第1実施の形態にシ
ミュレーション信号出力部6を追設し、タービントリッ
プ信号が入力しているときのみシミュレーションの実行
を可能とした点に特徴を有している。
【0076】シミュレーション信号出力部6は、シミュ
レーション信号とタービントリップ信号a6との論理積
の演算を行い”1”のときシミュレーション信号を出力
する。
【0077】以上の構成で、タービントリップ信号a6
とシミュレーション信号の論理積演算の出力が“1”の
とき、切替部4aにより主蒸気止め弁バイパス弁開度模
擬信号b1が主蒸気止め弁バイパス弁開度制御信号c1
としてタービン制御演算部2へ出力されると共に、ター
ビン回転数模擬信号b2がタービン回転数制御信号c2
としてタービン制御演算部2へ出力される。
【0078】図7は、本発明の第7実施の形態を示すタ
ービン自動制御装置の構成図である。
【0079】図7において、図1に示す第1実施の形態
と同一符号は、同一部分または相当部分を示し、図7の
第7実施の形態は、第1実施の形態に表示器10を付加
し、タービン制御演算部2へ実際の入力信号が入力して
いるのか模擬信号が入力しているのか、現在の状態を試
験員に伝達可能とした点に特徴を有している。
【0080】この構成によれば、試験員は、表示器10
の表示によって制御中か模擬中かが判るので試験作業が
効率的にできる。
【0081】図8は、本発明の第8実施の形態を示すタ
ービン自動制御装置の構成図である。
【0082】図8において、図1に示す第1実施の形態
と同一符号は、同一部分または相当部分を示し、第8実
施の形態は、第1実施の形態にCRT11を付加し、C
RTと模擬演算部3Aとタービン制御演算部2との間を
接続し、模擬演算部3Gの演算内容とタービン制御演算
部2の演算内容をCRT11に表示させ、シミュレーシ
ョンの試験時にデバックを行い易くしたものである。
【0083】このように本発明の実施の形態によれば、
従来では、シミュレーション試験を行う場合、タービン
自動制御装置とは別に模擬演算装置を必要としたため
に、模擬演算装置の運搬や制御装置に接続されるハード
ワイアリングを外し模擬演算装置との接続等の人的作業
を実施しなければならなかった。
【0084】本発明によりタービン制御演算部のデバッ
ク作業が容易に行え、工場及び現地試験時の信頼性確保
とシミュレーション時間の大幅な短縮を実現でき、ま
た、ユーザによるシミュレーション試験も容易にでき、
ユーザによる安定した定期点検の実現が可能となる。
【0085】タービン自動制御装置がディジタル式の場
合、装置内に模擬演算部を内蔵することにより、外部に
特別にスペースの確保が必要無く、演算部を共用するこ
とにより模擬演算部はソフトの供給のみとなり経済的な
シミュレーション機能付きタービン自動制御装置を提供
することができる。
【0086】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、タービン起動制御演算、主蒸気止め弁バイパス
弁あるいは蒸気加減弁による発電機出力制御演算を行う
タービン制御演算部を模擬するための模擬信号を生成す
る模擬演算部をタービン自動制御装置に設けて、タービ
ンプラント状態信号と模擬信号とを適宜切替え可能とし
たので、従来のように、必要時に別に模擬演算装置を設
置して作業する必要がなくなった。従って、シミュレー
ションの効率化と信頼性を大幅に向上させることができ
る。
【0087】また、請求項2の発明によれば、主蒸気止
め弁バイパス弁あるいは蒸気加減弁による発電機出力制
御演算を行うタービン制御演算部を模擬するための模擬
信号を生成する模擬演算部をタービン自動制御装置に設
けて、タービンプラント状態信号と模擬信号とを適宜切
替え可能としたので、従来のように、必要時に別に模擬
演算装置を設置して作業する必要がなく、シミュレーシ
ョンの効率化と信頼性を大幅に向上させることができ
る。
【0088】また、請求項3の発明によれば、タービン
起動制御演算を行うタービン制御演算部を模擬するため
の模擬信号を生成する模擬演算部をタービン自動制御装
置に設けて、タービンプラント状態信号と模擬信号とを
適宜切替え可能としたので、従来のように、必要時に別
に模擬演算装置を設置して作業する必要がなく、シミュ
レーションの効率化と信頼性を大幅に向上させることが
できる。
【0089】また、請求項4の発明によれば、シミュレ
ーションの目的に応じてタービン制御演算部の一部分の
みや各部分を組み合わせた模擬ができるので、より的確
な信頼性のあるシミュレーションが実行できる。
【0090】また、請求項5の発明によれば、タービン
トリップ信号が入力しているときのみ、シミュレーショ
ンが可能としたので、安全な作業が確保できプラントに
悪影響を与えることを回避することができる。
【0091】また、請求項6の発明によれば、シミュレ
ーション中かどうかを表示するので、試験作業が短期に
効率的にでき、また、制御演算内容あるいは模擬演算内
容を表示するので、試験作業が容易で効率的にでき、信
頼性のあるシミュレーションができる。また、メーカの
みならず、ユーザ自身でもシミュレーションができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態を示すタービン自動制
御装置の構成図である。
【図2】本発明の第2実施の形態を示すタービン自動制
御装置の構成図である。
【図3】本発明の第3実施の形態を示すタービン自動制
御装置の構成図である。
【図4】本発明の第4実施の形態を示すタービン自動制
御装置の構成図である。
【図5】本発明の第5実施の形態を示すタービン自動制
御装置の構成図である。
【図6】本発明の第6実施の形態を示すタービン自動制
御装置の構成図である。
【図7】本発明の第7実施の形態を示すタービン自動制
御装置の構成図である。
【図8】本発明の第8実施の形態を示すタービン自動制
御装置の構成図である。
【図9】従来のタービン自動制御装置の構成図である。
【符号の説明】
1 タービン自動制御装置 2 タービン制御演算部 3 模擬演算装置 3a 主蒸気止め弁バイパス弁開度模擬演算部 3b タービン回転数模擬演算部 3c 発電機出力模擬演算部 3d 加減弁開度模擬演算部 3e 加減弁開度指令模擬演算部 4a,4b,4c,4d,4e,4f,4g 切替部 5 外部入出力接続部 6 シミュレーション信号出力部 10 表示器 11 CRT 21 タービン 22 発電機 23 タービン回転数検出器 24 発電機出力検出器 25 主蒸気止め弁バイパス弁 26 主蒸気止め弁バイパス弁駆動装置 27 主蒸気止め弁バイパス弁開度検出器 28 蒸気加減弁 29 加減弁駆動装置 30 加減弁開度検出器 32 加減弁開度指令信号出力装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タービンプラント状態信号に基づき主蒸
    気止め弁バイパス弁の開度制御を行うためのタービン起
    動制御演算をする一方、タービンプラント状態信号に基
    づき主蒸気止め弁バイパス弁、あるいは、蒸気加減弁と
    の開度制御を行うための発電機出力制御演算をするター
    ビン制御演算部と、 前記タービン制御演算部を模擬するために必要な各種タ
    ービンプラント模擬信号を生成出力する模擬演算部と、 前記タービンプラント状態信号を前記タービン制御演算
    部へ入力して制御演算を実行させ得られた制御信号をタ
    ービンプラントへ出力させる一方、シミュレーション時
    に、前記タービンプラント状態信号に代えて前記模擬演
    算部からのタービンプラント模擬信号を前記タービン制
    御演算部へ入力して模擬制御演算を実行させ得られた模
    擬制御信号を出力させるように切替える切替部とを備え
    ることを特徴とするタービン自動制御装置。
  2. 【請求項2】 タービンプラント状態信号に基づき主蒸
    気止め弁バイパス弁、あるいは、蒸気加減弁との開度制
    御を行うための発電機出力制御演算をするタービン制御
    演算部と、 前記タービン制御演算部の発電機出力制御演算を模擬す
    るために必要な各種タービンプラント模擬信号を生成出
    力する模擬演算部と、 前記タービンプラント状態信号を前記タービン制御演算
    部へ入力して発電機出力制御演算を実行させ得られた制
    御信号をタービンプラントへ出力させる一方、シミュレ
    ーション時に、前記タービンプラント状態信号に代えて
    前記模擬演算部からのタービンプラント模擬信号を前記
    タービン制御演算部へ入力して発電機出力制御模擬演算
    を実行させ得られた模擬制御信号を出力させるように切
    替える切替部とを備えることを特徴とするタービン自動
    制御装置。
  3. 【請求項3】 タービンプラント状態信号に基づき主蒸
    気止め弁バイパス弁の開度制御を行うためのタービン起
    動制御演算をするタービン制御演算部と、 前記タービン制御演算部の前記タービン起動制御演算を
    模擬するために必要な各種タービンプラント模擬信号を
    生成出力する模擬演算部と、 前記タービンプラント状態信号を前記タービン制御演算
    部へ入力して前記タービン起動制御演算を実行させ得ら
    れた制御信号をタービンプラントへ出力させる一方、シ
    ミュレーション時に、前記タービンプラント状態信号に
    代えて前記模擬演算部からのタービンプラント模擬信号
    を前記タービン制御演算部へ入力してタービン起動制御
    模擬演算を実行させ得られた模擬制御信号を出力させる
    ように切替える切替部とを備えることを特徴とするター
    ビン自動制御装置。
  4. 【請求項4】 主蒸気止め弁バイパス弁開度入力信号と
    タービン回転数入力信号とに基づいて主蒸気止め弁バイ
    パス弁の開度制御のためのタービン起動制御演算を実行
    し主蒸気止め弁バイパス弁駆動信号を生成出力する手段
    と、発電機出力入力信号と発電機出力指令信号とに基づ
    いて前記主蒸気止め弁バイパス弁、または、加減弁の開
    度制御のための発電機出力制御演算を実行し、主蒸気止
    め弁バイパス弁駆動信号または加減弁駆動信号を生成出
    力する手段、あるいは、加減弁開度指令入力信号と加減
    弁開度入力信号とに基づいて加減弁の開度制御のための
    発電機出力制御演算を実行して加減弁駆動信号を生成出
    力する手段を有するタービン制御演算部と、 前記主蒸気止め弁バイパス弁開度入力信号を模擬する主
    蒸気止め弁バイパス弁開度模擬信号を生成出力する主蒸
    気止め弁バイパス弁開度模擬演算部と、前記タービン回
    転数入力信号を模擬するタービン回転数模擬信号を生成
    出力するタービン回転数模擬演算部、前記発電機出力入
    力信号を模擬する発電機出力模擬信号を生成出力する発
    電機出力模擬演算部と、前記加減弁開度入力信号を模擬
    する加減弁開度模擬信号を生成出力する加減弁開度模擬
    演算部と、前記加減弁開度指令信号を模擬する加減弁開
    度指令模擬信号を生成出力する加減弁開度指令模擬演算
    部とからなる模擬演算部と、 前記タービン制御演算部へ前記主蒸気止め弁バイパス弁
    開度入力信号を入力して制御演算を実行させる一方、第
    1シミュレーション信号によって前記主蒸気止め弁バイ
    パス弁開度模擬信号を入力して模擬制御演算を実行させ
    るように切替える第1切替部と、前記タービン制御演算
    部へ前記タービン回転数入力信号を入力して制御演算を
    実行させる一方、第2シミュレーション信号によって前
    記タービン回転数模擬信号を入力して模擬制御演算を実
    行させるように切替える第2切替部と、前記タービン制
    御演算部へ前記発電機出力入力信号を入力して制御演算
    を実行させる一方、第3シミュレーション信号によって
    前記発電機出力模擬信号を入力して模擬制御演算を実行
    させるように切替える第3切替部と、前記タービン制御
    演算部へ前記加減弁開度入力信号を入力して制御演算を
    実行させる一方、第4シミュレーション信号によって前
    記加減弁開度模擬信号を入力して模擬制御演算を実行さ
    せるように切替える第4切替部と、前記タービン制御演
    算部へ前記加減弁開度入力信号を入力して制御演算を実
    行させる一方、第5シミュレーション信号によって前記
    加減弁開度模擬信号を入力して模擬制御演算を実行させ
    るように切替える第5切替部とからなる切替部と、 前記タービン制御演算部により生成出力される主蒸気止
    め弁バイパス弁駆動信号を主蒸気止め弁バイパス弁へ出
    力する一方、前記第1シミュレーション信号によつて、
    前記主蒸気止め弁バイパス弁駆動信号の前記主蒸気止め
    弁バイパス弁への出力を阻止する第1信号出力阻止部
    と、前記タービン制御演算部により生成出力される加減
    弁駆動信号を加減弁へ出力する一方、前記第4シミュレ
    ーション信号によって、前記加減弁駆動信号の前記加減
    弁への出力を阻止する第2信号出力阻止部とからなる信
    号出力阻止部と、 前記第1シミュレーション信号乃至第5シミュレーショ
    ン信号を個別に入切可能にして前記第1切替部乃至第5
    切替部のそれぞれを目的に応じて個別に切替えると共
    に、前記第1信号出力阻止部と前記第2信号出力阻止部
    とを目的に応じて個別に動作させる手段とを備えること
    を特徴とするタービン自動制御装置。
  5. 【請求項5】 シミュレーション時にタービントリップ
    信号が入力されたときのみ前記切替部及び前記信号出力
    阻止部へシミュレーション信号を出力しシミュレーショ
    ンを行うことを特徴とする請求項1乃至請求項4記載の
    いずれかのタービン自動制御装置。
  6. 【請求項6】 前記切替部及び前記信号出力阻止部の切
    替状態を表示する手段、あるいは、前記タービン制御演
    算部による制御演算内容または模擬演算内容を表示する
    手段を設けることを特徴とする請求項1乃至請求項4記
    載のいずれかのタービン自動制御装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010037999A (ja) * 2008-08-01 2010-02-18 Hitachi Ltd コンバインド制御装置
JP2010178106A (ja) * 2009-01-30 2010-08-12 Toshiba Corp デジタル制御システムおよびデジタル制御装置並びにデジタル制御システムの伝送試験方法
CN104049539A (zh) * 2014-05-29 2014-09-17 华中科技大学 一种汽轮机回热***的全工况仿真***

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