JPH1132374A - 情報提供システム及びその処理装置 - Google Patents

情報提供システム及びその処理装置

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JPH1132374A
JPH1132374A JP9183995A JP18399597A JPH1132374A JP H1132374 A JPH1132374 A JP H1132374A JP 9183995 A JP9183995 A JP 9183995A JP 18399597 A JP18399597 A JP 18399597A JP H1132374 A JPH1132374 A JP H1132374A
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JP
Japan
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vehicle
center
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JP9183995A
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Inventor
Koichi Takeuchi
公一 竹内
Masaki Kusada
正樹 草田
Yoshiaki Minami
義明 南
Atsushi Kosaka
敦志 匂坂
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両からセンタに情報を収集し、他の車両に
情報を提供するシステムにおいて、回線接続の効率化を
図る。 【解決手段】 センタ300の許可情報生成部300a
が衛星100の回線使用率を監視し、所定値以上に達し
た場合には、回線使用率の高いエリアの接続を禁止した
り接続時期を調整する許可情報を作成して衛星100に
送信する。衛星100の送信器100bはこの許可情報
を車両200に対して同報送信する。この許可情報を受
信した車両200では、自車の送信が禁止されているか
否かを判定し、送信が許可されていればセンサ200d
で収集した情報を衛星100を介してセンタ300に送
る。センタ300ではその情報を加工して他の車両に送
信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報提供システム及
びその処理装置に関し、特に車両からセンタ側に情報を
送信し、センタ側でその情報を適宜処理して情報を必要
とする他の車両に提供するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、地上の車両で収集した情報を
センタ側に送信し、センタ側で適宜その情報を処理して
各車両に提供するシステムが提案されている。
【0003】例えば、特開平7−225895号公報に
は、移動体とセンタ局とが移動体無線通信により情報の
通信を行うシステムにおいて、移動体側に地図情報記憶
部、位置特定部、通信部、出力部、入力部及び制御部を
設け、センタ局に関連情報記憶部、通信部、制御部及び
提供情報処理部を設け、移動体の保有する情報がセンタ
局に提供されこの情報を他の移動体が利用できるととも
に、多数の移動体からセンタ局に提供された情報を最新
の情報に更新する等してその信頼性を向上させる技術が
記載されている。なお、車両とセンタ局との通信に衛星
を用いる技術も提案されている(例えば電子通信情報学
会誌Vol79,No4,p392−398参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このシ
ステムは多数の車両と通信を行うため、例えば一度に多
数の車両からセンタ側への送信要求、あるいは多数の車
両からセンタ側に対する受信要求がなされると、互いの
接続要求が衝突してセンタ側で要求内容を識別できず、
結局各車両から送信されてくる情報を処理できない、あ
るいは各車両に対して所望の情報を提供できないという
問題が生じる。
【0005】また、車両とセンタ側間で接続できたとし
ても、車両から同一種別の情報のみが送信されてセンタ
側が真に必要とする情報が収集できず、結局各車両への
提供情報の信頼性が低下する問題も生じる。
【0006】本発明は、上記従来技術の有する課題に鑑
みなされたものであり、その目的は、無条件に車両とセ
ンタ側間の接続を許容するのではなく、接続条件を制限
することによりセンタ側での処理を確実に実行でき、各
車両に対して信頼性ある情報を提供することができる情
報提供システム及びその処理装置を得ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明は、移動体で収集した情報をセンタ側に
送信し、該センタ側では該情報から提供用情報を作成し
て移動体に提供する情報提供システムであって、前記セ
ンタ側には、許可情報を移動体に同報送信する許可情報
送信手段が設けられ、前記移動体側には、前記許可情報
に基づいて前記センタ側に情報を送信する情報送信手段
が設けられることを特徴とする。なお、「センタ側」に
は、衛星を介して移動体とセンタ間で情報を送受するシ
ステムでは衛星及びセンタがともに含まれる。また、
「同報送信」とは、特定の相手に個別送信するのではな
く、不特定の相手に同時に送信することをいう。また、
「移動体」には車両の他、飛行機や船、携帯端末装置等
も含まれる。
【0008】また、第2の発明は、移動体で収集した情
報をセンタ側に送信し、該センタ側では該情報から提供
用情報を作成して移動体に提供する情報提供システム用
の処理装置であって、各移動体に対して許可情報を同報
送信する許可情報送信手段を有することを特徴とする。
【0009】また、第3の発明は、移動体で収集した情
報をセンタ側に送信し、該センタ側では該情報から提供
用情報を作成して移動体に提供する情報提供システム用
の処理装置であって、前記センタ側から送信された許可
情報に基づいて前記センタ側に情報を送信する車載の情
報送信手段を有することを特徴とする。
【0010】また、第4の発明は、第1〜第3の発明に
おいて、前記許可情報には、送受信すべき情報種別が含
まれることを特徴とする。なお、「情報種別」とは、情
報内容の種類を意味する。
【0011】また、第5の発明は、第1〜第3の発明に
おいて、前記許可情報には、接続すべき移動体を特定す
る情報が含まれることを特徴とする。なお、移動体の特
定とは、個別の移動体の特定の他、同一種類(普通車や
トラック等)ないし同一走行状態(幹線道路走行)の移
動体の特定も含まれる。
【0012】また、第6の発明は、第1〜第3の発明に
おいて、前記許可情報には、接続すべき地域の情報が含
まれることを特徴とする。
【0013】また、第7の発明は、第1〜第3の発明に
おいて、前記許可情報には、接続すべき時期の情報が含
まれることを特徴とする。
【0014】また、第8の発明は、第1、第2の発明に
おいて、さらに回線使用率を検出する検出手段と、検出
された前記回線使用率が所定値を越えたか否かを判定す
る判定手段を有し、前記回線使用率が前記所定値を越え
た場合に前記許可情報を同報送信することを特徴とす
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
形態について説明する。
【0016】図1には、本発明の基本的なシステム構成
例が示されている。本発明では、センタ側から車両に対
して許可情報を同報送信するが、同報送信の方法は図1
に示されるように(A)、(B)、(C)の3種類に大
別される。(A)は衛星100を介して車両200とセ
ンタ300間で通信を行う場合において、センタ300
から許可情報を衛星100に対して送信し、これを受信
した衛星100が許可情報を車両200に対して同報送
信する例である。また、(B)は(A)と同様に衛星1
00を介して車両200とセンタ300間で通信を行う
場合において、衛星100から許可情報を車両200に
対して同報送信する例である。また、(C)は車両20
0とセンタ300間で直接通信を行う場合において、セ
ンタ300から車両200に対して許可情報を同報送信
する場合である。本発明はいずれの場合にも適用可能で
あるが、本実施形態では(A)の場合について、情報を
送信する送信車を例にとり説明する。
【0017】図2には、本実施形態における衛星10
0、車両(送信車)200及びセンタ300の構成ブロ
ック図が示されている。この構成において、システムの
基本動作、すなわち送信車200で個別に収集した情報
を衛星100に送信し、衛星100で中継した情報をセ
ンタ300に送り、センタ300で受信した情報を適宜
処理して再び衛星100に送り、衛星100から情報を
必要とする車両にその情報を提供する動作は以下の通り
である。
【0018】まず、送信車200の各種センサ200d
で情報を収集する。収集する情報としては、例えば車両
周囲の画像、車速、温度、湿度、エンジン運転状態(空
燃比等)、NOxやCO2などの大気環境、路面μ、加
速度、ヨーレート、大気圧、照度、車両事故、エアバッ
グ作動情報、ワイパー作動情報、雨量、ヘッドライト作
動情報、エアコンの外気切替情報、環境騒音等がある。
これらの検出信号はCPU200cに供給され、CPU
200cはさらに送信器200eに出力する。送信器2
00eでは、衛星100に対して接続要求を出して回線
を接続し、情報を送信する。衛星100では、車両20
0からの情報を受信器100aで受信して送信器100
bに出力し、送信器100bはセンタ300に対してこ
の受信情報を送信する。センタ300では、衛星100
からの情報を受信器300cで受信し、さらに情報処理
部300dに供給する。情報処理部300dはコンピュ
ータで構成され、受信情報を各車両に提供するための提
供情報に加工(例えば各車両から受信した情報を平均化
処理する)して送信器300bに出力する。送信器30
0bは提供情報を衛星100に対して送信する。衛星1
00では提供情報を受信器100aで受信し、送信器1
00bに出力する。送信器100bは、情報受信の要求
があった車両(受信車両)に対して個別に提供情報を送
信し、あるいは各車両に対してこの提供情報を同報送信
する。
【0019】以上が本システムの基本動作であり、本実
施形態ではこのような基本動作を実行するに際し、セン
タ側(つまり衛星100及びセンタ300)から許可情
報を各車両に対して同報送信し、この許可情報に合致し
た接続要求を出すことができ、さらにこの接続要求が受
理された車両のみが収集した情報をセンタ側(衛星10
0及びセンタ300)に送信する点に特徴がある。具体
的には、センタ300にコンピュータで構成される許可
情報生成部300aが設けられ、許可情報を送信器30
0bに出力する。送信器300bは、この許可情報を衛
星100に対して送信し、衛星100の送信器100b
が各送信車200にこの許可情報を同報送信する。各送
信車200では、受信器200aでこの許可情報を受信
し、マイクロコンピュータで構成される許可情報解析部
200bで接続許可の条件等を解析する。接続許可条件
の具体的内容については後述する。そして、解析結果を
CPU200cに供給する。CPU200cでは、自車
が接続許可条件に合致するか否かを判定し、合致する場
合には接続要求を送信器200eを介して衛星100に
送信する。
【0020】以下、センタ300での処理及び送信車2
00での処理につきフローチャートを用いてより詳細に
説明する。
【0021】図3には、センタ300のメイン処理が示
されている。まず、センタ300の許可情報生成部30
0aで、衛星100の送受信器の回線使用率や送信車2
00から衛星100に対して送信された接続要求の量等
を監視し、回線接続状態に余裕があるか否かを判定する
(S101)。回線に全く余裕が無い場合には送信車2
00からの接続要求を拒否し(S109)、回線に余裕
がある場合には接続要求を出した送信車200との回線
を接続し(S102)、情報を受信する(S103)。
受信した情報は情報処理部300dに送られ、受信情報
の種別が確認される。情報の種別とは、その情報が画像
情報か車速データか、路面μデータか等の情報の種類で
あり、情報処理部300dは受信情報をその種別毎にメ
モリに記憶する(S105)。そして、情報の種別毎
に、その種別に応じた加工処理が施される(S10
6)。種別に応じた加工処理とは、例えば情報種別が路
面μデータであれば、一定時間毎かつ一定エリア毎に平
均化する等である。情報を加工して提供情報を生成した
後、この提供情報が更新されるタイミング(例えば15
分毎)か否かを判定し(S107)、更新時期であれば
送信器300bから衛星100に向けて提供情報を送信
する(S108)。そして、衛星100では、上述した
ようにこの情報提供を希望する車両あるいは各車両に送
信する。
【0022】一方、図4には、このメイン処理と並行し
て実行される回線状態の確認処理が示されている。まず
許可情報生成部300aは回線状態を読み込み(S20
1)、回線使用率が適切かを判定する(S202)。こ
の判定は、例えば回線使用率が80〜90%の中にある
か否かで判定することができる。回線使用率が所定値を
外れたと判定された場合には、許可情報を更新する(S
203)。許可情報は常時、衛星100を介して送信車
200に送信される(S204)。
【0023】図5、図6、図7、図8には、S203で
行われる許可情報作成の処理フローチャートの例が示さ
れている。図5では、許可情報生成部300aはエリア
毎の情報量を算出して(S301)、情報量が多いエリ
アを特定し(S302)、この情報量が多いエリアに対
してその情報量に基づく許可情報を生成して同報送信す
る(S303)。具体的な許可情報としては、 (1)情報量が多いエリアの送信を一律に禁止する (2)情報量が多いエリアに対して所定の情報のみを優
先的に送信させる 等がある。(1)に関しては、単に送信を禁止する他、
各送信車200で収集した情報量が所定のしきい値以上
に達した場合にセンタ側に対して接続要求を出す構成と
なっている場合にあっては、そのしきい値を一律に増大
させて結果的に接続要求を禁止する等がある。また、
(2)に関しては、より具体的には例えば冬季の凍結道
路がある可能性のある場合にはスリップに関する情報の
送信を許可して他の情報の送信を禁止する、あるいは交
通渋滞が予想される時間帯には車速、加速度情報の送信
を許可して他の情報の送信を禁止する、あるいは夏期に
雷の発生し易い場合にはワイパー作動情報の送信を許可
して他の情報の送信を禁止する等、重要度の高い情報あ
るいは緊急度の高い情報の送信を許可する。もちろん、
これらの情報を情報量が多いエリアのみに同報送信する
のではなく、許可情報が有効なエリアを特定する情報を
付加して全てのエリアに同報送信することもできる。ま
た、逆に情報量が少ないエリアの送信車に多くの情報を
送信させるよう許可情報を生成してもよい。このように
情報量が多いエリアの送信を制限するだけでなく、少な
いエリアに積極的に送信させることでエリア毎の情報量
のバランスを保つよう制御して、信頼性のある情報を確
保することが可能となる。なお、エリア毎の情報量の代
わりに回線使用率等を用いても良い。
【0024】また、図6では、許可情報生成部300a
はエリア毎の情報量を算出して(S401)、情報量が
多いエリアを特定し(S402)、この情報量が多いエ
リアに対してその情報量に基づく接続時期情報を生成し
て同報送信する(S403)。具体的には、そのエリア
の送信車200が送信できるタイミングを一律に規定す
る他、エリア内の各送信車200に対してその送信タイ
ミングをずらして規定する等がある。前者のようにタイ
ミングを一律に規定する場合、例えば情報量が多いエリ
アの送信車にはセンタが受信する情報量が適切な情報量
になる時間まで送信を延期させる接続時期情報を生成す
る。送信車の次回の接続時期は現在の情報量あるいは情
報量の変化等から算出する。図9には、後者の場合の例
が示されている。収集した情報量がしきい値を越えた場
合に各送信車200が接続要求を出す構成となっている
場合、例えばエリア内のA車に対しては実線のように時
間的に変化するしきい値を設定し、B車に対しては破線
のように時間変化の位相が所定時間(例えば10分)ず
れたしきい値を設定する。これにより、A車とB車の送
信タイミング(接続要求タイミング)は所定時間ずれる
ことになり、センタが処理する情報量を最適な範囲に保
つことができる。
【0025】また、図7では、許可情報生成部300a
はエリア毎の情報量を算出して(S501)、情報量の
多いエリアを特定し(S502)、この高いエリアに対
してその情報量に基づく接続許可車両の特定情報を作成
する(S503)。具体的には、事故が発生した車両
(事故車両)の接続のみを許可する、あるいはトラック
の接続のみを許可する、主要幹線道路を走行している車
両の接続のみを許可する等である。一般的には、緊急度
ないし重要度の高い情報を有する車両の接続を許可する
ことが望ましい。
【0026】また、図8では、許可情報生成部300a
は各種情報の処理状況を確認し(S701)、処理不足
の情報の種別(種類)を特定する(S702)。具体的
には、情報処理部300dのメモリに種別毎に情報が記
憶されているので、許可情報生成部300aはこのメモ
リにアクセスすることでどの情報種別が不足しているか
を特定できる。そして、不足している種別の情報を収集
すべく、その種別の情報送信を許可する許可情報を作成
して同報送信する(S703)。例えば、気温データは
充分収集されているものの雨量データや路面μデータが
不足している場合には、雨量データ及び路面μデータの
送信のみを許可する許可情報を同報送信する等である。
もちろん、不足している情報の送信周期を短くし、他の
情報の送信周期を長くするように指示する許可情報を同
報送信して、結果的に不足している情報を優先的に収集
するように構成することも可能である。
【0027】このように、センタ側では接続の禁止や時
期の調整、接続車両の限定、接続情報種別の限定等を指
示する接続許可要求を同報送信することで接続要求の衝
突や情報の錯綜を防止する。
【0028】一方、図10及び図11には、センタ側か
らこのような許可情報が同報送信された場合の送信車2
00側の処理フローチャートが示されている。図10は
送信車200のメイン処理であり、各種センサ200d
で検出した情報をCPU200cが読み込み(S80
1)、衛星100に送信するための送信用データを作成
する(S802)。次に、送信用データの準備が完了し
たか否かを判定し(S803)、さらに衛星から同報送
信された許可情報の中に自車が収集した情報の送信許可
情報があるか否かを判定する(S804)。具体的に
は、衛星100から同報送信された許可情報は受信器2
00aで受信され、許可情報解析部200bで解析され
てCPU200cに供給されるので、CPU200cは
この許可情報に送信禁止情報があるか否か(例えば、送
信禁止フラグがOnになっているか否か)を判定する。
送信許可されている場合には、センタ側に対して接続要
求を出し、収集した情報をセンタ側に送信する(S80
5)。なお、許可情報の内容が接続時期の調整である場
合には、その時期まで送信を見合わせ、特定種別の情報
の送信を許可する内容である場合には、収集したデータ
のうち送信が許可されている種別の情報があれば接続要
求を出してその情報のみをセンタ側に送信する。
【0029】また、図11は上記のメイン処理と並行し
て行われる許可情報解析処理であり、許可情報解析部2
00bは受信器200aで受信した許可情報に許可情報
が存在するか否かを確認し(S901)、許可情報があ
ればその許可情報を抽出しデコード処理する(S90
2)。そして、この許可情報の内容を解析して自車(ま
たは自車の持つ情報)は送信が禁止されているか否かを
判定し(S903)、禁止されていれば送信禁止フラグ
をOFFからONにして(S904)、CPU200c
に出力する。自車の送信が禁止されていなければ送信禁
止フラグはOFFのままであり、従ってCPU200c
は自車が収集した情報を衛星100に送信することにな
る。
【0030】以上、本発明の実施形態を図1(A)の場
合について説明したが、図1(B)のように衛星100
から直接に許可情報を同報送信する場合には、衛星10
0にセンタ300が有しているような許可情報生成部3
00aを設ける必要がある。
【0031】図12には、図1(B)に対応する各部の
構成ブロック図が示されている。図2と異なる点は、衛
星100内に許可情報生成部100cが設けられている
点である。この許可情報生成部100cの機能は許可情
報生成部300aと同様であり、衛星100の情報量や
接続要求量を監視して回線使用率が適切な範囲を超えた
場合に送信要求を制限し、あるいは回線使用率が適切な
範囲より少ない場合に送信の増加を制御する許可情報を
同報送信すればよい。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によればセ
ンタ側への回線接続を制御ないし制限することができる
ので、常に最適な回線使用が可能となり、センタ側(衛
星を含む)の通信負荷や処理負荷を適切に設定して信頼
性ある情報を確実に提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態のシステム概念図である。
【図2】 実施形態のシステム構成ブロック図である。
【図3】 センタの処理フローチャート(その1)であ
る。
【図4】 センタの処理フローチャート(その2)であ
る。
【図5】 センタの許可情報生成処理フローチャート
(その1)である。
【図6】 センタの許可情報生成処理フローチャート
(その2)である。
【図7】 センタの許可情報生成処理フローチャート
(その3)である。
【図8】 センタの許可情報生成処理フローチャート
(その4)である。
【図9】 許可情報としてのしきい値設定を示すグラフ
図である。
【図10】 車両の処理フローチャート(その1)であ
る。
【図11】 車両の処理フローチャート(その2)であ
る。
【図12】 他の実施形態のシステム構成ブロック図で
ある。
【符号の説明】
100 衛星、200 車両(送信車)、300 セン
タ。
フロントページの続き (72)発明者 匂坂 敦志 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動体で収集した情報をセンタ側に送信
    し、該センタ側では該情報から提供用情報を作成して移
    動体に提供する情報提供システムであって、 前記センタ側には、許可情報を移動体に同報送信する許
    可情報送信手段が設けられ、 前記移動体側には、前記許可情報に基づいて前記センタ
    側に情報を送信する情報送信手段が設けられることを特
    徴とする情報提供システム。
  2. 【請求項2】 移動体で収集した情報をセンタ側に送信
    し、該センタ側では該情報から提供用情報を作成して移
    動体に提供する情報提供システム用の処理装置であっ
    て、 各移動体に対して許可情報を同報送信する許可情報送信
    手段を有することを特徴とする情報提供システムの処理
    装置。
  3. 【請求項3】 移動体で収集した情報をセンタ側に送信
    し、該センタ側では該情報から提供用情報を作成して移
    動体に提供する情報提供システム用の処理装置であっ
    て、 前記センタ側から送信された許可情報に基づいて前記セ
    ンタ側に情報を送信する車載の情報送信手段を有するこ
    とを特徴とする情報提供システムの処理装置。
  4. 【請求項4】 前記許可情報には、送受信すべき情報種
    別が含まれることを特徴とする請求項1、2、3のいず
    れかに記載の情報提供システム又は情報提供システムの
    処理装置。
  5. 【請求項5】 前記許可情報には、接続すべき移動体を
    特定する情報が含まれることを特徴とする請求項1、
    2、3のいずれかに記載の情報提供システム又は情報提
    供システムの処理装置。
  6. 【請求項6】 前記許可情報には、接続すべき地域の情
    報が含まれることを特徴とする請求項1、2、3のいず
    れかに記載の情報提供システム又は情報提供システムの
    処理装置。
  7. 【請求項7】 前記許可情報には、接続すべき時期の情
    報が含まれることを特徴とする請求項1、2、3のいず
    れかに記載の情報提供システム及び情報提供システムの
    処理装置。
  8. 【請求項8】 回線使用率を検出する検出手段と、 検出された前記回線使用率が所定値を越えたか否かを判
    定する判定手段をさらに有し、前記回線使用率が前記所
    定値を越えた場合に前記許可情報を同報送信することを
    特徴とする請求項1、2のいずれかに記載の情報提供シ
    ステム又は情報提供システムの処理装置。
JP9183995A 1997-07-09 1997-07-09 情報提供システム及びその処理装置 Pending JPH1132374A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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