JPH11322232A - エレベータの乗かご - Google Patents

エレベータの乗かご

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JPH11322232A
JPH11322232A JP12767098A JP12767098A JPH11322232A JP H11322232 A JPH11322232 A JP H11322232A JP 12767098 A JP12767098 A JP 12767098A JP 12767098 A JP12767098 A JP 12767098A JP H11322232 A JPH11322232 A JP H11322232A
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car
elevator car
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electric appliances
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JP12767098A
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Takashi Sasaki
隆 佐々木
Kazuo Kunito
和夫 国藤
Hiroshi Okawa
博 大川
Masamitsu Saito
正光 斉藤
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Hitachi Ltd
Hitachi Building Systems Co Ltd
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Hitachi Ltd
Hitachi Building Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 配線に邪魔をされることなく乗かご上部の作
業を行なうことができるエレベータの乗かごの提供。 【解決手段】 エレベータの乗かご1の両側に設けられ
た縦枠8に支持され、図示していないドアマシンを載置
される保持台11と、エレベータの乗かご1の側板や上
部に設けられる運転盤2、換気用ファン3、照明器具4
等の複数の電気器具と、乗かご1上部に設けられる接続
箱7と、この接続箱7とこれら複数の電気器具を接続す
る電気力線5及び信号線6を備えるとともに、上述の保
持台11を断面形状がC字形状の長尺体に構成し、電力
線5及び信号線6のそれぞれを屈曲させて保持台11の
内部に収納させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配線に邪魔される
ことなく乗かご上部の作業を行なうことができるエレベ
ータの乗かごに関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来の一般的なエレベータの乗
かごの斜視図である。
【0003】この図4に示すように、保持台9は、断面
形状がL字形状の長尺体から成り、乗かご1の両側に設
けられる1対の縦枠8の上部に支持され、図示しないド
アマシンがこの保持台9の上に載置されるようになって
いる。乗かご1の側板や上部には、運転盤2、換気用フ
ァン3、照明器具4等の複数の電気器具が設けられる。
これらの電気器具は、それぞれ電力線5及び信号線6か
ら成る配線により接続箱7に接続される。この接続箱7
は、図示しない機械室の電源装置及び制御盤に接続さ
れ、この接続箱7とこれら機械室内の電源装置及び制御
盤の間では、電力と信号の送受信が行われる。また、同
図4に示すように乗かご1の上部では、これらの電力線
5及び信号線6の直線状の部分は、保持台9の内部に収
納され、この保持台9の長手方向に沿うように伸長し、
この保持台9にバインド線10により固定されている。
【0004】上述した電力線5及び信号線6は、複数本
あり、また通常、必要分よりも長めに設定されるため、
上述のようにこれらの電力線5及び信号線6の直線状の
部分を保持台9に沿わせて固定した場合に、これらの電
力線5及び信号線6が、この保持台9には収まりきら
ず、電力線5が余った部分は余長部分5a、信号線6が
余った部分は余長部分6aとなって同図4に示すように
乗かご1の上部に放置されたままになりやすい。
【0005】このように、余長部分5a,6aが放置さ
れていると、作業者が乗かご1の上部で作業をする際、
足を取られたり、足を引掛けて断線する事態を生じやす
く、このような事態が生じると作業能率が低下してしま
う。なお、乗かご1の上部に放置される余長部分5a,
6aは、美観という点からも好ましいとは言えない。
【0006】また、この種の関連出願として、実開昭5
2−70878号公報等に記載のものがある。この従来
技術では、乗かご1の上部に配線ダクトを設け、この配
線ダクトの中にこれらの電力線5及び信号線6を収納す
るようにしてある。これによって、図4に示すような余
長部分5a,6aを生じないようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した図4に示すよ
うに、配線の余長部分5a,6aを放置しておくと、乗
かご1の上部での作業に支障を来しやすい。また、上記
関連出願のように、配線ダクトを設ける場合には余長部
分5a,6aを乗かご1の上部に露出させないことがで
きるものの、新たに配線ダクトとこの取付けに関連した
部品が必要となる。そのため、部品点数が増え、それに
伴う材料費、運搬費、作業費などが増加し、エレベータ
全体の製作原価が高くなってしまうという別の問題を生
じる。
【0008】本発明の目的は、乗かご1の上部での作業
を支障なく実施させることができるとともに、部品点数
の増加を抑えることができるエレベータの乗かごを提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の請求項1に係る発明は、乗かごの両側に設け
られる一対の縦枠の上部に支持され、ドアマシンを載置
する保持台と、前記乗かごに設けられる複数の電気器具
と、前記乗かご上部に設けられる接続箱と、前記複数の
電気器具と前記接続箱を接続する配線を有するエレベー
タの乗かごにおいて、前記保持台を断面がC字形状の長
尺体に形成し、前記配線を前記保持台の内部に屈曲させ
て収納させた構成にしてある。
【0010】このように構成した請求項1に係る発明で
は、配線を適宜屈曲させて保持台の内部に収納させる
際、この保持台の断面形状がC字形状を形成しているの
で、保持台の内部に収納した配線がこのC字形状を形成
する上下のフック状部分に係止され、保持台の前面の開
口部分から乗かご上部方向に飛び出すことがなく、した
がって、乗かご上部に配線の余長部分を存在させること
なく、これにより乗かご上部での作業を支障なく実施さ
せることができる。また、保持台の形状を変えただけで
あるので、部品点数の増加を抑えることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基ついて説明する。
【0012】図1は、本発明のエレベータの乗かごの一
実施形態を示す斜視図、図2は、図1に示す一実施形態
の平面図、図3は、図1に示す一実施形態の正面図であ
る。なお、図1から図3において前述した図4に示すも
のと同等のものには、同一符号を用いている。
【0013】すなわち、本実施形態にあっても、乗かご
1の側板や上部には、運転盤2、換気用ファン3、照明
器具4等の複数の電気器具を設けてあり、これら電気器
具は、それぞれ電力線5及び信号線6から成る配線によ
り接続箱7に接続される。この接続箱7は、図示しない
機械室内の電源装置及び制御盤に接続され、この接続箱
7とこれら機械室内の電源装置及び制御盤の間では、電
力と信号の送受信が行なわれる。これらの構成について
は、前述した図4に示すものと同様である。
【0014】そして特に本実施形態にあっては、乗かご
1の両側に設けられる一対の縦枠8の上部に支持され、
図示しないドアマシンが載置される保持台11を、断面
形状がC字形状の長尺体に形成してある。また、上述し
た複数本の電力線5及び信号線6を屈曲部分5c,6c
にそれぞれ形成させた状態で、保持台11の内部に収納
させてある。
【0015】このように構成した実施形態では、上述の
ように電力線5及び信号線6の一部に屈曲部分5c,6
cを形成して、この屈曲部分5c,6cを保持台11の
内部に収納させてあり、保持台11の断面形状がC字形
状を形成しているので、保持台11の内部の配線がこの
C字形状を形成する上下のフック状部分11b,11c
に係止され、保持台11の前面の開口部分11aから乗
かごの上部方向に、すなわち図1の矢印15a方向ある
いは図2,3の矢印15b,15c方向に飛び出すこと
はなく、したがって、乗かご1上部に配線の余長部分を
存在させることはない。
【0016】このように構成した実施形態によれば、乗
かご1の上部に電力線5及び信号線6の余長部分などが
露出されることがなく、したがって、これらの電話線5
及び信号線6が作業の邪魔になることがなく、その作業
能率を向上させることができる。また、保持台11の形
状を変えただけであるので部品点数が増加することがな
く、製作原価の高騰化を抑えることができる。
【0017】
【発明の効果】上述したように、本発明の請求項1に係
る発明は、断面がC字形状の長尺体から成る保持台の中
に配線を屈曲させて収納させたことから、乗かご上部に
配線が露出せず、したがって、乗かご上部での作業に支
障を生じることがなく、該当する作業の能率を向上さ
せ、また、優れた美観を確保できる。さらに、部品点数
の増加を抑えることができるので、製作原価の高騰化を
抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエレベータの乗かごの一実施形態の主
要部分を示す斜視図である。
【図2】図1に示す一実施形態の平面図である。
【図3】図1に示す一実施形態の正面図である。
【図4】従来の一般的なエレベータの乗かごを示す斜視
図である。
【符号の説明】
1 乗かご 2 運転盤 3 換気用ファン 4 照明器具 5 電力線 5c 屈曲部分 6 信号線 6c 屈曲部分 7 接続箱 8 縦枠 11 保持台 11a 開口部分 11b フック状部分 11c フック状部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大川 博 茨城県ひたちなか市市毛1070番地 株式会 社日立製作所水戸工場内 (72)発明者 斉藤 正光 茨城県ひたちなか市市毛1070番地 株式会 社日立製作所水戸工場内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗かごの両側に設けられる一対の縦枠の
    上部に支持され、ドアマシンを載置する保持台と、前記
    乗かごに設けられる複数の電気器具と、前記乗かご上部
    に設けられる接続箱と、前記複数の電気器具と前記接続
    箱を接続する配線を有するエレベータの乗かごにおい
    て、前記保持台を断面形状がC字形状の長尺体に形成
    し、前記配線を前記保持台の内部に屈曲させて収納させ
    たことを特徴とするエレベータの乗かご。
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