JPH11320474A - 爪の位置検出機能付き把持装置 - Google Patents

爪の位置検出機能付き把持装置

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JPH11320474A
JPH11320474A JP14832198A JP14832198A JPH11320474A JP H11320474 A JPH11320474 A JP H11320474A JP 14832198 A JP14832198 A JP 14832198A JP 14832198 A JP14832198 A JP 14832198A JP H11320474 A JPH11320474 A JP H11320474A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
cpu
gripping device
piston
reciprocating
Prior art date
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Pending
Application number
JP14832198A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirotsugu Tejima
洋次 手島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kondo Seisakusho KK
Original Assignee
Kondo Seisakusho KK
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Publication date
Application filed by Kondo Seisakusho KK filed Critical Kondo Seisakusho KK
Priority to JP14832198A priority Critical patent/JPH11320474A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】ロボットや搬送装置に使用される把持装置にお
いて、全ストロークにおいて高精度な爪の位置検出が可
能な機能を有し、段取り換え時などにセンサーの位置調
整の必要を無くし、調整不良が原因によるトラブル防止
や、段取り換え時間の短縮をはかること。 【解決手段】流体圧により往復運動するピストンを有す
る駆動部と、開閉動作するマスタージョウを有するスラ
イドユニットからなる把持装置において、シリンダー内
部に組み込んだ差動トランスより出力されるリニアなア
ナログデータをA/D変換器を通しデジタルデータと
し、CPU内に取り込み取り込んで演算機能により長さ
の単位に変換を行い、当出力を全ストロークにおいて可
能とし、そのリニアに出力される寸法データをCPU内
に記憶領域に記憶させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、爪の位置検出機能の付
いた流体圧把持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の流体圧把持装置は、爪の開端及び
閉端の確認又は、ワークの把持確認を行う為に、流体圧
により往復動作するピストン部に永久磁石を装着し、そ
のピストン部に装着された永久磁石の磁力を磁気抵抗素
子を利用したセンサーにより感知し出力する方式がとら
れている。
【0003】前記した従来の検出方式は、多品種兼用の
必要な搬送ラインや、ロボット先端部に取り付けられる
把持装置において使用する場合、段取り換えの際に毎回
センサーの位置調整が必要となり、段取り換えにかなり
の時間を必要とする。
【0004】段取り換え時のセンサー調整の時間を無く
す方法としてセンサーを複数個使用するなどの方法が取
られるが、センサーが複数個必要となりコストの増加や
複数のセンサーを取り付ける為のスペースの確保が必要
となる。
【0005】更に、従来の磁気抵抗素子を利用したセン
サーの場合、センサーの動作幅が広い為、複数のセンサ
ーを配置するにはシリンダーストロークを長く必要と
し、シリンダーストロークの短い小型の把持装置へセン
サーを複数個取り付ける事ができず、段取り換え時にセ
ンサーの位置調整を行わざるをえず、多くの工数を必要
とするうえにセンサーによる高精度な検出には適さない
などの問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、多品種兼用
を必要とされる搬送装置及びロボットに使用される把持
装置において、全ストロークおいて高精度な爪の位置検
出が可能な機能を有する把持装置を提供する事で、段取
り換え時のセンサーの調整を無くし、調整不良が原因に
よるトラブルの防止や、段取り換えに要する作業時間の
短縮をはかる事を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記した課題
を解決するための手段として、流体圧により往復運動す
るピストンを有する駆動部と、開閉動作するマスタージ
ョウを有するスライドユニットからなる把持装置におい
て、シリンダー内部に組み込んだ差動トランスより出力
されるリニアなアナログデータをA/D変換器を通しデ
ジタルデータとしCPU内に取り込み、その取り込んだ
デジタルデータをCPU内の演算機能により長さの単位
に変換を行い、長さの単位に変換されたリニアな寸法デ
ータの出力を全ストロークにおいて可能とし、そのリニ
アに出力される寸法データと、CPU内に記憶領域を作
成し、記憶させておく事のできる複数の任意の寸法デー
タにより、多種類のワークを流すロボット及び搬送ライ
ンにおいて段取り換えなしで兼用可能とする。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を説明する。
【0009】本実施例は、シリンダ3を有する駆動部
と、ピストン4の往復運動を一対の爪1の開閉運動に変
換する変換部を有するスライドユニットからなり、シリ
ンダ3内にはピストン4が挿入され、流体圧により往復
運動を行う。
【0010】ピストン4の往復運動は、ピストン4に対
し左右対称に配置され、支点軸6を中心とし回動をする
カム5によりピストン4の往復運動方向に対し直行する
方向に平行移動するように配置された一対の爪1を有す
る平行ハンドにおいて、円筒形の樹脂ケース10の外周
に1次コイル11を巻き、その上より2つの2次コイル
12、13を巻き差動トランスを形成させ、その差動ト
ランスを円筒の保護ケース9内に挿入し、ケース内部に
ゴミ等の異物の視入を防ぐために樹脂ケース10と保護
ケース9の間にモールド材によりモールドする。
【0011】差動トランスをシリンダーカバーA14の
中心に形成された挿入孔に挿入し、シリンダーカバーA
14とシリンダーカバーB15で挟み込み固定し、シリ
ンダーカバーをシリンダー3に取り付ける。
【0012】ピストン4には、流体圧によって往復動作
中にシリンダーカバーより突出した差動トランスとの干
渉を防ぐ為の凹部が設けられ、その中心部には先端にコ
ア8が取り付けられた真鍮ピン7が圧入され、ピストン
4に追従し差動トランスの中心を往復動作を行う。
【0013】差動トランスの1次コイル11側には、正
弦波電圧を加え、2つの2次コイル12,13には一方
を同一の接続、もう一方を別々の接続とし、2つの2次
コイルの出口には、整流器を接続し、正弦波電圧より直
流電圧へ変換を行い整流器を出た電圧、V1とV2の差
を出力として取り出す。
【0014】本実施例は、流体圧によって往復動作を行
うピストン4に取り付けられたコア8がコイル中心を往
復動作する事により電圧V1、V2に変化が生じ、それ
に伴いV1とV2差にも変化が生じる、コア8の位置に
より変化し出力されるこの電圧差をリニアなアナログデ
ータとして処理を行う。
【0015】差動トランスより出力されたアナログ電圧
をA/D変換器を経由し、CPU内にデジタル電圧とし
て取り込みCPU内部にて演算処理をし、寸法データに
変換を行う。
【0016】CPU内部における演算処理は、ハンドの
動作に伴い演算を行い常にリニアなデータとして出力可
能、更に爪形状により生じる誤差も演算処理に補正を加
える事により正確な寸法データにする事ができる。
【0017】CPUより外部への出力方法としては、デ
ータ記憶NOとの比較を行い合致したNOを出力するN
O出力方法と、内部寸法データを16進数のBIN型デ
ータとし出力する方法より選択し使用する。
【0018】本実施例は、平行ハンドについて述べた
が、本発明は平行ハンドのみに限定される物でなく、支
点ハンド、チャック、スライドユニット、シリンダー
等、駆動部が直線運動を行う装置全てに展開する事がで
きる。
【0019】
【発明の効果】本発明の実施により、爪の全ストローク
内において、高精度かつリニアな位置検出を可能とし、
更にCPUに記憶領域を設け複数の任意の寸法データを
記憶可能な把持装置とした事で、多品種兼用を必要とさ
れるロボット及び搬送装置において、複数のワークに合
わせた寸法データをCPUに記憶させておくことで、ワ
ーク変更時に従来の磁気抵抗素子を使用したタイプの様
な段取り換えをする事無く、各ワークに対応する事がで
きる為段取り換えに要する工数の低減及び時間の短縮を
はかる事ができる。
【0020】更に、従来の把持装置では、磁気抵抗素子
などを用いたセンサーにより動作端の確認をする事しか
できず、ワークの判別においては判別用の他の装置を必
要とする為装置の大型化、それに伴うコストの増加の問
題が有ったが、本発明の把持装置は、差動トランスによ
るリニアなデータをCPUにおいて長さの単位の変換す
る事ができ、ワークを爪で把持す事で高精度な寸法測定
及びワーク判別をする事が可能な為、測定及び判別用の
装置を設ける必要が無く装置の小型化、及び低コスト化
する事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】把持装置の部分断面図。
【図2】本実施例の差動トランスの構成を示す要部拡大
断面図
【図3】データの出力経路を表す説明図
【図4】差動トランスの基本構成図
【符号の説明】
1 爪 2 ボディ 3 シリンダー 4 ピストン 5 カム 6 支点軸 7 真鍮ピン 8 コア 9 保護ケース 10 樹脂ケース 11 1次コイル 12 2次コイルA 13 2次コイルB 14 シリンダーカバーA 15 シリンダーカバーB

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】流体圧によって往復動作するピストンを有
    する駆動部と、ピストンの往復動により開閉運動する一
    対のマスタージョウを有する把持装置において、シリン
    ダー内部に組み込まれた差動トランスにより出力される
    リニアなアナログデータを元に高精度な爪の位置検出な
    らび、爪の位置データを記憶する事が出来る事を特徴と
    する位置検出機能付き把持装置。
  2. 【請求項2】1次コイルと2次コイルを内部に形成させ
    シリンダ内部に配置したケースと、ピストンに取り付け
    られ、ピストンに追従しケース内を往復動作する可動コ
    アにより出力されるアナログデータをA/D変換器を通
    しデジタルデータとし、CPU内に取り込み、そのデー
    タをCPU内の演算機能により長さの単位に変換を行う
    ことが、把持装置の全ストロークにおいて可能な事を特
    徴とする請求項1の爪の位置検出機能付き把持装置。
  3. 【請求項3】CPU内にデータの記憶領域を作成し、複
    数の寸法データを記憶させる事ができ、CPUへの入力
    データと、記憶させておいたデータとの比較を行い合致
    したデータを外部機器に出力できる事を特徴とする請求
    項1の爪の位置検出機能付き把持装置。
JP14832198A 1998-05-12 1998-05-12 爪の位置検出機能付き把持装置 Pending JPH11320474A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007179341A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Nano Control:Kk インパクト駆動アクチュエータ
JP2020023031A (ja) * 2018-08-08 2020-02-13 Ckd株式会社 把持装置

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