JPH11320168A - 板材加工機におけるワーククランプ装置 - Google Patents

板材加工機におけるワーククランプ装置

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JPH11320168A
JPH11320168A JP10126352A JP12635298A JPH11320168A JP H11320168 A JPH11320168 A JP H11320168A JP 10126352 A JP10126352 A JP 10126352A JP 12635298 A JP12635298 A JP 12635298A JP H11320168 A JPH11320168 A JP H11320168A
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JP
Japan
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work
clamp
lower clamp
base
upper clamp
Prior art date
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JP10126352A
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English (en)
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Takayuki Suzuki
隆幸 鈴木
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Amada Co Ltd
Amada Wasino Co Ltd
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Amada Co Ltd
Amada Wasino Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワークの位置決めおよびクランプの際、水平
の状態、傾斜した状態特に垂直状態のどちらの状態でも
ワークの搬入を可能にし、作業時間の短縮と作業労力の
軽減を図った板材加工機におけるワーククランプ装置を
提供することにある。 【解決手段】 加工すべきワークWを載置せしめるため
のワークテーブル113の一側上にベース3を設け、こ
のベース3にワーク位置決めブロック21を有した下ク
ランプ7と、この下クランプ7との協働でワークWをク
ランプせしめる上クランプ15とを、水平状態と傾斜状
態とに位置決めおよびクランプを可能にすべく回動可能
に設けてなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、レーザ加工機な
どの板材加工機において、加工すべきワークをワークテ
ーブルに載置せしめた状態でクランプせしめる板材加工
機におけるワーククランプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、板材加工機としての例えばレーザ
加工機101は図6に示されているように、立設された
ベッド103を備えており、このベッド103のX軸方
向(図6において前後方向)におけるほぼ中央部には本
体フレーム105を備えている。この本体フレーム10
5の後部におけるベッド103上にはレーザ発振器10
7、レーザ電源装置109が備えられている。
【0003】前記本体フレーム105は門型フレームの
構造をしており、この本体フレーム105の上部フレー
ム105Uにおける下部にはY軸方向(図6において左
右方向)へ移動可能なレーザ加工ヘッド111が設けら
れている。前記本体フレーム105の手前側におけるベ
ッド103上にはX軸方向へ移動可能なワークテーブル
113が設けられている。
【0004】このワークテーブル115の手前端にはX
軸方向位置決めブロック117が設けられていると共
に、前記ワークテーブル115の右端上には複数のY方
向位置決めブロック119が適宜な間隔で設けられてい
ると共に、複数のワーククランプ装置121が適宜な間
隔で設けられている。
【0005】前記ワークテーブル113上には図7に示
されているように、加工すべきワークWを載置せしめる
と共に移送せしめる回転可能なフリーベア123が適宜
な間隔で複数設けられている。前記ワーククランプ装置
121は、図7に示されているように、前記ワークテー
ブル113の右側面にT字状のブラケット122がX軸
方向へ延伸して設けられている。このブラケット122
上には下クランプ125がボルトで取り付けられている
と共にこの下クランプ125の後部(図7において右
部)にはエアシリンダ127が一体化されている。
【0006】前記下クランプ125上にはブラケット1
29が設けられていると共にこのブラケット129にピ
ン部材131を支点として上クランプ133が回動可能
に設けられている。前記エアシリンダ127に装着され
たピストンロッド135の先端(上端)は上クランプ1
33の後部下面に当接されている。
【0007】上記構成により、図6において加工すべき
ワークWを矢印で示したごとく左側からワークテーブル
113上に搬入せしめると、フリーベア123が回転さ
れ、ワークWは移送されて複数のY軸位置決めブロック
119に当接してY軸方向の位置決めが行われる。次い
で、ワークWをX軸方向の手前側へ移送せしめると、ワ
ークWがX軸位置決めブロック117に当接してX軸方
向の位置決めが行われる。
【0008】次いで、ワーククランプ装置121でワー
クWをクランプせしめる。すなわち、エアシリンダ12
7を作動せしめてピストンロッド135を上昇せしめる
と、上クランプ133がピン部材131を支点として反
時計方向廻りに回動することにより、下クランプ125
と上クランプ133との協働でワークWがクランプされ
ることになる。
【0009】この状態でワーククランプ113をX軸方
向へ、レーザ加工ヘッド111をY軸方向へ移動せしめ
ると共に、レーザ発振器107から出力されたレーザビ
ームがレーザ加工ヘッド111よりワークWへ向けて照
射されることにより、ワークWの所望位置にレーザ加工
が行われることになる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したレ
ーザ加工機101におけるワークテーブル113には複
数のフリーベア123と、X,Y軸位置決めブロック1
17,119が設置されているため、ワークWが水平状
態でないと位置決めができない。また、ワークWをクラ
ンプするワーククランプ装置121はワークWを水平に
した状態でしかクランプすることができない。
【0011】したがって、ワークWの位置決めおよびク
ランプの際、ワークWは水平の状態に制限されている
が、ワークWの大きさ、形状、重量は一定していないた
め、垂直に吊った状態でしか搬入できない場合も考えら
れるが、このときには現状のものでは対応できないとい
う問題がある。
【0012】この発明の目的は、ワークの位置決めおよ
びクランプの際、水平の状態、傾斜した状態特に垂直状
態のどちらの状態でもワークの搬入を可能にし、作業時
間の短縮と作業労力の軽減を図った板材加工機における
ワーククランプ装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明の板材加工機におけるワーク
クランプ装置は、加工すべきワークを載置せしめるため
のワークテーブルの一側上にベースを設け、このベース
にワーク位置決めブロックを有した下クランプと、この
下クランプとの協働でワークをクランプせしめる上クラ
ンプとを、水平状態と傾斜状態とに位置決めおよびクラ
ンプを可能にすべく回動可能に設けてなることを特徴と
するものである。
【0014】したがって、ワークテーブルの一側上にベ
ースが設けられ、このベース上に設けられた下クランプ
と上クランプを水平状態にしたときには、加工すべきワ
ークは水平の状態で搬入されて位置決めブロックに当接
し、さらに下クランプと上クランプとの協働でクランプ
される。また、ワークテーブルの一側上に設けられた下
クランプと上クランプを傾斜状態例えば垂直状態にした
ときには加工すべきワークは傾斜の状態例えば垂直の状
態で搬入されて位置決めブロックに当接する。次いで下
クランプと上クランプとの協働でクランプすると共に傾
斜状態から水平状態に下クランプと上クランプを戻して
ワークテーブル上にワークを載置せしめる。
【0015】而して、加工すべきワークを水平状態およ
び傾斜状態例えば垂直状態のどちらの状態でも搬入で
き、しかも位置決めおよびクランプをすることができる
から、作業者の労力軽減と作業時間の短縮が可能であ
る。
【0016】請求項2によるこの発明の板材加工機にお
けるワーククランプ装置は、加工すべきワークを載置せ
しめるためのワークテーブルの一側上にベースを設け、
このベースにワーク位置決めブロックを有した下クラン
プを第1ピン部材で回動可能に設けると共に下クランプ
に上クランプを第2ピン部材で回動可能に設け、前記上
クランプに流体シリンダを設け、この流体シリンダに装
着されたピストンロッドの先端を下クランプの表面に継
ぎ、この下クランプと上クランプとを、水平状態と傾斜
状態とに位置決めおよびクランプを可能にすべく回動可
能に設けてなることを特徴とするものである。
【0017】したがって、ワークテーブルの一側上にベ
ースが設けられ、このベース上に設けられた下クランプ
と上クランプを水平状態にしたときには、加工すべきワ
ークは水平の状態で搬入されて位置決めブロックに当接
し、さらに流体シリンダの作動により下クランプに対し
て上クランプが閉じられて下クランプと上クランプとの
間にワークがクランプされる。
【0018】また、ベースに対して下クランプが第1ピ
ン部材を支点として回動すると共に上クランプは第2ピ
ン部材で下クランプに装着されているので、下クランプ
と一緒に回動されて、下クランプと上クランプは水平状
態から傾斜状態例えば垂直状態になる。この傾斜状態例
えば垂直状態においても加工すべきワークは搬入されて
位置決めブロックに当接し、さらに流体シリンダの作動
により下クランプに対して上クランプが閉じられて下ク
ランプと上クランプとの間にワークがクランプされる。
次いで、ワークをクランプした状態で下クランプと上ク
ランプを傾斜状態から水平状態に戻してワークテーブル
上に載置せしめる。
【0019】而して、加工すべきワークを水平状態およ
び傾斜状態例えば垂直状態のどちらの状態でも搬入で
き、しかも位置決めおよびクランプをすることができる
から、作業者の労力軽減と作業時間の短縮が可能であ
る。
【0020】請求項3によるこの発明の板材加工機にお
けるワーククランプ装置は、請求項1又は請求項2記載
の板材加工機におけるワーククランプ装置において、前
記位置決めブロックが回転可能な回転体であることを特
徴とするものである。
【0021】したがって、位置決めブロックが回転可能
な回転体であるから、ワーククランプ装置がある一軸方
向と直交した方向へワークを位置決めする際にワークが
スムーズに移動される。
【0022】請求項4によるこの発明の板材加工機にお
けるワーククランプ装置は、請求項1,2又は3記載の
板材加工機におけるワーククランプ装置において、前記
ワークテーブルに設けたベースの一側に緩衝装置を設け
てなることを特徴とするものである。
【0023】したがって、ベースの一側に設けられた緩
衝装置により位置決めブロックとしての回転体にかかる
衝撃が吸収される。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基いて詳細に説明する。
【0025】板材加工機としては、従来の技術として説
明した図6に示されているようなレーザ加工機が用いら
れるが、それ以外のタイプのレーザ加工機や板材加工機
であっても構わない。
【0026】図1,図2および図3を参照するに、板材
加工機の一例としての図6に示したレーザ加工機101
におけるワークテーブル113の一側(図1において右
側)上にはワーククランプ装置1が設けられている。こ
のワーククランプ装置1の一部を構成するベース3が設
けられている。このベース3は左右の立設された左・右
支持部3L,3Rとこの左・右支持部3L,3Rに一体
化された平面部3Hとで構成されていると共に、平面部
3Hがワークテーブル113に例えば複数のボルトで固
定されている。
【0027】前記左・右支持部3L,3Rにおける同じ
高さ位置には装着孔5L,5Rが形成されている。ま
た、下クランプ7は左・右クランプ部7L,7Rと平面
クランプ部7Hとで構成されている。しかも左・右クラ
ンプ部7L,7Rには装着孔9L,9R,11L,11
Rが形成されていると共に、平面クランプ部7Hには9
Hが形成されている。
【0028】前記装着孔5L,9L,11H,9Rおよ
び5Rに第1ピン部材13を装着せしめると、ベース3
の左・右支持部3L,3Rに下クランプ7の左・右クラ
ンプ部7L,7Rと平面クランプ部7Hとが第1ピン部
材13を支点として回動可能になっている。すなわち、
下クランプ7はベース3に対して第1ピン部材13を支
点として回動可能に設けられている。
【0029】前記下クランプ7の左クランプ部7Lと右
クランプ部7Rとの間に上クランプ15が設けられてお
り、この上クランプ15には装着孔17が形成されてい
る。前記下クランプ7の左・右クランプ部7L,7Rに
形成された装着孔11L,11Rと上クランプ15に形
成された装着孔17に第2ピン部材19が装着されてい
る。すなわち、上クランプ15は下クランプ7に対して
第2ピン部材19を支点として回動可能に設けられてい
る。
【0030】前記下クランプ7の平面クランプ部9Hに
は位置決めブロックの一例としての回転体であるカムフ
ォロア21が回転可能に設けられていると共に、このカ
ムロフォロア21は上クランプ15の下面とにわずかな
隙間が形成され、カムフォロア21はスムーズに回転さ
れるようになっている。
【0031】前記上クランプ15の後部(図1において
右部)には流体シリンダの一例のエアシリンダ23が設
けられていると共にこのエアシリンダ23に装着された
ピストンロッド25が上下方向へ突出されている。この
ピストンロッド25の下端は前記下クランプ7の平面ク
ランプ部7Hの後部につながっている。
【0032】前記ワークテーブル113の下面にはブラ
ケット27が設けられている。このブラケット27に流
体シリンダの一例としてのエアシリンダ29の後部がピ
ン31で枢支されていると共に、エアシリンダ29に装
着されたピストンロッド33の先端が前記下クランプ7
の平クランプ部7Hの後部に取り付けられている。前記
ワークテーブル113上に設けたベース3の右支持部3
Rに隣接して緩衝装置(ショックアブソーバ)35が設
けられている。
【0033】上記構成により、図1,図2および図3に
示されている状態で、加工すべきワークWを図1におい
て左側より水平状態で搬入せしめると、ワークWはフリ
ーベア123上を滑ってワークWの一端がカムフォロア
21に当接される。この状態でワークWを図1において
紙面に対して直交する方向へ移動せしめて例えばX軸方
向の位置決めが行われる。次いで、エアシリンダ23を
作動せしめると、ピストンロッド25の下端が下クラン
プ7Hの後部上につながっているので、上クランプ15
が第2ピン部材19を支点として図1において反時計方
向廻りに回動して下クランプ7と上クランプ15との協
働でワークWをクランプせしめることができる。
【0034】而して、ワークWを水平状態に搬入して位
置決めとクランプを行うことができる。
【0035】エアシリンダ29を作動せしめてピストン
ロッド33を縮めると、下クランプ7が第1ピン部材1
3を支点として図4に示した矢印のごとく時計方向廻り
に例えば90度回動すると共に、上クランプ15は下ク
ランプ7に第2ピン部材19で装着されているから、上
クランプ15も一緒に回動して図4および図5に示され
ているように、ほぼ垂直状態に保持される。
【0036】この状態で例えばクレーンなどで吊ったワ
ークWを上方から下降せしめてワークWの端部がカムフ
ォロア21に当接される。この状態でワークWを図5に
おいてX軸方向の左側へ移動せしめてX軸方向の位置決
めが行われる。次いで、エアシリンダ23を作動せしめ
ると、ピストンロッド25の下端が下クランプ7Hの後
部上につながっているので、上クランプ15が第2ピン
部材19を支点として図4において反時計方向廻りに回
動して下クランプ7と上クランプ15との協働でワーク
Wをクランプせしめることができる。
【0037】そして、エアシリンダ29を作動せしめて
ピストンロッド33を伸長せしめることにより、図4の
状態から図1の水平状態に戻されることで、ワークWの
位置決めとクランプを行うことができる。
【0038】したがって、加工すべきワークWを水平状
態および垂直状態のどちらの状態でも搬入できると共
に、位置決めおよびクランプをすることができるから、
作業者の労力軽減と作業時間の短縮が可能となる。な
お、下クランプ7と上クランプ15をほぼ垂直状態にす
るだけでなく、他の角度の傾斜状態にしてワークWを搬
入することも可能である。
【0039】位置決めブロックとして回転体であるカム
フォロア21としたことにより、X軸方向の位置決めを
行う際に、ワークWをスムーズに移動せしめることがで
きる。
【0040】ベース3の例えば右支持部3Rの隣に緩衝
装置35を設けたことにより、カムフォロア21にかか
る衝撃を吸収せしめることができる。
【0041】なお、この発明は、前述した発明の実施の
形態に限定されることなく、適宜な変更を行うことによ
り、その他の態様で実施し得るものである。本実施の形
態では下クランプ7と上クランプ15を回動せしめるの
にエアシリンダ29を用いたが、それ以外のアクチュエ
ータでもよく、また手動で回動せしめるようにしても構
わない。
【0042】
【発明の効果】以上のごとき発明の実施の形態の説明よ
り理解されるように、請求項1の発明によれば、ワーク
テーブルの一側上にベースが設けられ、このベース上に
設けられた下クランプと上クランプを水平状態にしたと
きには、加工すべきワークは水平の状態で搬入されて位
置決めブロックに当接し、さらに下クランプと上クラン
プとの協働でクランプされる。また、ワークテーブルの
一側上に設けられた下クランプと上クランプを傾斜状態
例えば垂直状態にしたときには加工すべきワークは傾斜
の状態例えば垂直の状態で搬入されて位置決めブロック
に当接する。次いで下クランプと上クランプとの協働で
クランプすると共に傾斜状態から水平状態に下クランプ
と上クランプを戻してワークテーブル上にワークを載置
せしめる。
【0043】而して、加工すべきワークを水平状態およ
び傾斜状態例えば垂直状態のどちらの状態でも搬入で
き、しかも位置決めおよびクランプをすることができ
る。したがって、作業者の労力軽減と作業時間の短縮を
図ることができる。
【0044】請求項2の発明によれば、ワークテーブル
の一側上にベースが設けられ、このベース上に設けられ
た下クランプと上クランプを水平状態にしたときには、
加工すべきワークは水平の状態で搬入されて位置決めブ
ロックに当接し、さらに流体シリンダの作動により下ク
ランプに対して上クランプが閉じられて下クランプと上
クランプとの間にワークがクランプされる。
【0045】また、ベースに対して下クランプが第1ピ
ン部材を支点として回動すると共に上クランプは第2ピ
ン部材で下クランプに装着されているので、下クランプ
と一緒に回動されて、下クランプと上クランプは水平状
態から傾斜状態例えば垂直状態になる。この傾斜状態例
えば垂直状態においても加工すべきワークは搬入されて
位置決めブロックに当接し、さらに流体シリンダの作動
により下クランプに対して上クランプが閉じられて下ク
ランプと上クランプとの間にワークがクランプされる。
次いで、ワークをクランプした状態で下クランプと上ク
ランプを傾斜状態から水平状態に戻してワークテーブル
上に載置せしめる。
【0046】而して、加工すべきワークを水平状態およ
び傾斜状態例えば垂直状態のどちらの状態でも搬入で
き、しかも位置決めおよびクランプをすることができ
る。したがって、作業者の労力軽減と作業時間の短縮を
図ることができる。
【0047】請求項3の発明によれば、位置決めブロッ
クが回転可能な回転体であるから、ワーククランプ装置
がある一軸方向と直交した方向へワークを位置決めする
際にワークをスムーズに移動せしめることができる。
【0048】請求項4の発明によれば、ベースの一側に
設けられた緩衝装置により位置決めブロックとしての回
転体にかかる衝撃を吸収せしめることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ワークテーブルの一側上に設けられたワークク
ランプ装置の正面図である。
【図2】図1における側面図である。
【図3】図2における平面図である。
【図4】垂直状態にしたワーククランプの正面図であ
る。
【図5】図4における側面図である。
【図6】位置決めブロックとワーククランプ装置を備え
た板材加工機としてのレーザ加工機の斜視図である。
【図7】図6におけるワーククランプ装置の拡大正面図
である。
【符号の説明】
1 ワーククランプ装置 3 ベース 7 下クランプ 13 第1ピン部材 15 上クランプ 19 第2ピン部材 21 カムフォロア(位置決めブロック) 23 エアシリンダ(流体シリンダ) 25 ピストンロッド 29 エアシリンダ 33 ピストンロッド 35 緩衝装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工すべきワークを載置せしめるための
    ワークテーブルの一側上にベースを設け、このベースに
    ワーク位置決めブロックを有した下クランプと、この下
    クランプとの協働でワークをクランプせしめる上クラン
    プとを、水平状態と傾斜状態とに位置決めおよびクラン
    プを可能にすべく回動可能に設けてなることを特徴とす
    る板材加工機におけるワーククランプ装置。
  2. 【請求項2】 加工すべきワークを載置せしめるための
    ワークテーブルの一側上にベースを設け、このベースに
    ワーク位置決めブロックを有した下クランプを第1ピン
    部材で回動可能に設けると共に下クランプに上クランプ
    を第2ピン部材で回動可能に設け、前記上クランプに流
    体シリンダを設け、この流体シリンダに装着されたピス
    トンロッドの先端を下クランプの表面に継ぎ、この下ク
    ランプと上クランプとを、水平状態と傾斜状態とに位置
    決めおよびクランプを可能にすべく回動可能に設けてな
    ることを特徴とする板材加工機におけるワーククランプ
    装置。
  3. 【請求項3】 前記位置決めブロックが回転可能な回転
    体であることを特徴とする請求項1又は2記載の板材加
    工機におけるワーククランプ装置。
  4. 【請求項4】 前記ワークテーブルに設けたベースの一
    側に緩衝装置を設けてなることを特徴とする請求項1,
    2又は3記載の板材加工機におけるワーククランプ装
    置。
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