JPH11319617A - 自動解袋装置 - Google Patents
自動解袋装置Info
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- JPH11319617A JPH11319617A JP14042398A JP14042398A JPH11319617A JP H11319617 A JPH11319617 A JP H11319617A JP 14042398 A JP14042398 A JP 14042398A JP 14042398 A JP14042398 A JP 14042398A JP H11319617 A JPH11319617 A JP H11319617A
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Landscapes
- Control And Other Processes For Unpacking Of Materials (AREA)
- Crushing And Pulverization Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】粉体や粒体等の充填された袋を自動的に切り開
き粉体等をホッパーに収容する自動解袋装置を提供す
る。 【構成】本体ケーシングと、粉体を充填した袋を搬入移
送する搬入移送手段と、粉体等を充填した袋の下側を切
断する切断手段と、下方に備えた粉体等を収容するため
のホッパーと、切断後の空袋を排出する空袋排出手段
と、本体ケーシングへ走行機構を設けて走行可能に且つ
昇降機構を設けて昇降可能に垂設させたバキューム吸着
手段と、バキューム吸着手段の下方に設けたバキューム
吸着させるバキューム吸着面と、バキューム吸着手段を
折曲させように介装したヒンジ機構と、ヒンジ機構を可
動させるヒンジ可動用手段とを備え、バキューム吸着手
段を振動させるバイブレーターを付設し、バキューム吸
着手段の両端に粉体等を充填した袋を突き刺す鋼針を進
退可能に付設した。
き粉体等をホッパーに収容する自動解袋装置を提供す
る。 【構成】本体ケーシングと、粉体を充填した袋を搬入移
送する搬入移送手段と、粉体等を充填した袋の下側を切
断する切断手段と、下方に備えた粉体等を収容するため
のホッパーと、切断後の空袋を排出する空袋排出手段
と、本体ケーシングへ走行機構を設けて走行可能に且つ
昇降機構を設けて昇降可能に垂設させたバキューム吸着
手段と、バキューム吸着手段の下方に設けたバキューム
吸着させるバキューム吸着面と、バキューム吸着手段を
折曲させように介装したヒンジ機構と、ヒンジ機構を可
動させるヒンジ可動用手段とを備え、バキューム吸着手
段を振動させるバイブレーターを付設し、バキューム吸
着手段の両端に粉体等を充填した袋を突き刺す鋼針を進
退可能に付設した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、粉体、粒体等を充填し
た袋を自動的に解袋する自動解袋装置に関するものであ
る。
た袋を自動的に解袋する自動解袋装置に関するものであ
る。
【０００２】
【従来技術】本発明に係るこの種の解袋は従来専ら人力
によって行われており、鋭利な刃物で袋を切り裂いて袋
の端を持ち上げて充填された粉体等をホッパー等に収容
していた。
によって行われており、鋭利な刃物で袋を切り裂いて袋
の端を持ち上げて充填された粉体等をホッパー等に収容
していた。
【０００３】
【解決しようとする課題】然し乍ら、前述の人力に頼る
方法では、非能率的であるばかりか、充填されている粉
体等を呼吸をすることによって吸いこんでしまい塗料の
原料や、セメント等においては人体に悪影響を及ぼす危
険性が有り、局所排気装置を設けているものの完全では
なく、労働管理上、課題を有している。
方法では、非能率的であるばかりか、充填されている粉
体等を呼吸をすることによって吸いこんでしまい塗料の
原料や、セメント等においては人体に悪影響を及ぼす危
険性が有り、局所排気装置を設けているものの完全では
なく、労働管理上、課題を有している。
【０００４】又、充填されている粉体等が食品の原料で
ある場合は、人間が直接触ることと成り不衛生になりが
ちで、更には、重量のある袋を持ち上げて充填された粉
体等を排出させるため重労働と成り腰痛や、怪我等の可
能性も有り苦慮している実情である。
ある場合は、人間が直接触ることと成り不衛生になりが
ちで、更には、重量のある袋を持ち上げて充填された粉
体等を排出させるため重労働と成り腰痛や、怪我等の可
能性も有り苦慮している実情である。
【０００５】
【課題を解決する手段】本発明は上述の課題に鑑みて成
されたもので、鋭意研鑚の結果、これらの課題を解決す
るもので、粉体等を充填した袋を自動的に解袋する装置
であって、本体ケーシングと、粉体を充填した袋を搬入
移送する搬入移送手段と、粉体等を充填した袋の下側を
切断する切断手段と、下方に備えた粉体等を収容するた
めのホッパーと、切断後の空袋を排出する空袋排出手段
と、本体ケーシングへ走行機構を設けて走行可能に且つ
昇降機構を設けて昇降可能に垂設させたバキューム吸着
手段と、バキューム吸着手段の下方に設けたバキューム
吸着させるバキューム吸着面と、バキューム吸着手段を
折曲させように介装したヒンジ機構と、ヒンジ機構を可
動させるヒンジ可動用手段とを備えたものであり、更
に、バキューム吸着手段を振動させるバイブレーターを
付設したものであり、加えて、バキューム吸着手段の両
端に粉体等を充填した袋を突き刺す鋼針を進退可能に付
設したものである。
されたもので、鋭意研鑚の結果、これらの課題を解決す
るもので、粉体等を充填した袋を自動的に解袋する装置
であって、本体ケーシングと、粉体を充填した袋を搬入
移送する搬入移送手段と、粉体等を充填した袋の下側を
切断する切断手段と、下方に備えた粉体等を収容するた
めのホッパーと、切断後の空袋を排出する空袋排出手段
と、本体ケーシングへ走行機構を設けて走行可能に且つ
昇降機構を設けて昇降可能に垂設させたバキューム吸着
手段と、バキューム吸着手段の下方に設けたバキューム
吸着させるバキューム吸着面と、バキューム吸着手段を
折曲させように介装したヒンジ機構と、ヒンジ機構を可
動させるヒンジ可動用手段とを備えたものであり、更
に、バキューム吸着手段を振動させるバイブレーターを
付設したものであり、加えて、バキューム吸着手段の両
端に粉体等を充填した袋を突き刺す鋼針を進退可能に付
設したものである。
【０００６】従って、本発明の目的は、粉体や粒体等の
充填された袋を自動的に切り開き粉体等をホッパーに収
容する自動解袋装置に創達し、これを提供する目的であ
る。
充填された袋を自動的に切り開き粉体等をホッパーに収
容する自動解袋装置に創達し、これを提供する目的であ
る。
【０００７】
【作用】本発明の自動解袋装置は、粉体を充填した袋を
搬入移送する搬入移送手段と、粉体等を充填した袋の下
側を切断する切断手段とを備えたことによって、自動的
に搬入移送及び切断をすると共に、粉体等を充填した袋
の上面をバキューム吸着させるバキューム吸着面と、バ
キューム吸着手段の中央を折曲させるヒンジ機構と、ヒ
ンジ機構を可動させるヒンジ可動用手段とを備えたこと
よって、袋から充填された粉体等をホッパー内に排出さ
せるものである。
搬入移送する搬入移送手段と、粉体等を充填した袋の下
側を切断する切断手段とを備えたことによって、自動的
に搬入移送及び切断をすると共に、粉体等を充填した袋
の上面をバキューム吸着させるバキューム吸着面と、バ
キューム吸着手段の中央を折曲させるヒンジ機構と、ヒ
ンジ機構を可動させるヒンジ可動用手段とを備えたこと
よって、袋から充填された粉体等をホッパー内に排出さ
せるものである。
【０００８】更に、バキューム吸着手段にバイブレータ
ーを付設したことによって、解袋した粉体等を充填した
袋に振動を与え袋に残留する粉体等を極減すると共に、
バキューム吸着手段の両端に粉体等を充填した袋を突き
刺す剥離防止機構の鋼針を設けたことによって、粉体等
の移動による衝撃によってバキューム吸着面から袋が外
れることを皆無とするものである。
ーを付設したことによって、解袋した粉体等を充填した
袋に振動を与え袋に残留する粉体等を極減すると共に、
バキューム吸着手段の両端に粉体等を充填した袋を突き
刺す剥離防止機構の鋼針を設けたことによって、粉体等
の移動による衝撃によってバキューム吸着面から袋が外
れることを皆無とするものである。
【０００９】
【発明の実施例】斯る目的を達成した本発明の自動解袋
装置を以下実施例の図面によって説明する。
装置を以下実施例の図面によって説明する。
【００１０】図１は本発明の自動解袋装置の実施例の説
明のための概要側面図であり、図２は本発明の自動解袋
装置の実施例の説明のための概要平面図であり、図３は
本発明の自動解袋装置の実施例の要部の正面説明図であ
り、図４は本発明の自動解袋装置の実施例の要部の側面
説明図である。
明のための概要側面図であり、図２は本発明の自動解袋
装置の実施例の説明のための概要平面図であり、図３は
本発明の自動解袋装置の実施例の要部の正面説明図であ
り、図４は本発明の自動解袋装置の実施例の要部の側面
説明図である。
【００１１】本発明は、粉体、粒体等を充填した袋Ｆを
自動的に解袋する自動解袋装置に関するものであって、
本体ケーシング１と、該本体ケーシング１の一側面を貫
通させて粉体を充填した袋Ｆを搬入移送する搬入移送手
段２と、該搬入移送手段２で搬入移送された粉体等を充
填した袋Ｆの下側を切断する切断手段３と、該切断手段
３の下方に備えた粉体等を収容するためのホッパー４
と、切断後の空袋を排出する空袋排出手段５と、前記本
体ケーシング１の上方へ走行機構６を設けて走行可能に
且つ昇降機構７を設けて昇降可能に垂設させたバキュー
ム吸着手段８と、該バキューム吸着手段８の下方に設け
た粉体等を充填した袋Ｆの上面をバキューム吸着させる
バキューム吸着面８ａと、該バキューム吸着手段８の中
央を屈曲させて両端が上方に上がるように介装したヒン
ジ機構９と、該ヒンジ機構９を可動させるヒンジ可動用
手段１０とを備えたものであり、更に、前記バキューム
吸着手段８を振動させるバイブレーター１１を付設した
ものであり、加えて、前記バキューム吸着手段８の両端
に粉体等を充填した袋Ｆを突き刺す鋼針１２ａを進退可
能に備えた剥離防止機構１２を付設したこと特徴とする
ものである。
自動的に解袋する自動解袋装置に関するものであって、
本体ケーシング１と、該本体ケーシング１の一側面を貫
通させて粉体を充填した袋Ｆを搬入移送する搬入移送手
段２と、該搬入移送手段２で搬入移送された粉体等を充
填した袋Ｆの下側を切断する切断手段３と、該切断手段
３の下方に備えた粉体等を収容するためのホッパー４
と、切断後の空袋を排出する空袋排出手段５と、前記本
体ケーシング１の上方へ走行機構６を設けて走行可能に
且つ昇降機構７を設けて昇降可能に垂設させたバキュー
ム吸着手段８と、該バキューム吸着手段８の下方に設け
た粉体等を充填した袋Ｆの上面をバキューム吸着させる
バキューム吸着面８ａと、該バキューム吸着手段８の中
央を屈曲させて両端が上方に上がるように介装したヒン
ジ機構９と、該ヒンジ機構９を可動させるヒンジ可動用
手段１０とを備えたものであり、更に、前記バキューム
吸着手段８を振動させるバイブレーター１１を付設した
ものであり、加えて、前記バキューム吸着手段８の両端
に粉体等を充填した袋Ｆを突き刺す鋼針１２ａを進退可
能に備えた剥離防止機構１２を付設したこと特徴とする
ものである。
【００１２】即ち、本発明の自動解袋装置の本体ケーシ
ング１は袋Ｆに充填された粉体等が粉塵と成って飛び散
ることを防ぐための囲いであり、下方にホッパー４を備
え、上方からバキューム吸着手段８を垂設させ、ホッパ
ー４とバキューム吸着手段８との間には搬入移送手段２
と切断手段３と空袋排出手段５とを備え、搬入移送手段
２の一端に粉体等を充填した袋Ｆを乗載させるだけで自
動的に袋Ｆに充填されていた粉体等を排出させてホッパ
ー４に収容するものである。
ング１は袋Ｆに充填された粉体等が粉塵と成って飛び散
ることを防ぐための囲いであり、下方にホッパー４を備
え、上方からバキューム吸着手段８を垂設させ、ホッパ
ー４とバキューム吸着手段８との間には搬入移送手段２
と切断手段３と空袋排出手段５とを備え、搬入移送手段
２の一端に粉体等を充填した袋Ｆを乗載させるだけで自
動的に袋Ｆに充填されていた粉体等を排出させてホッパ
ー４に収容するものである。
【００１３】そして、本発明の自動解袋装置で切り開く
粉体等を充填した袋Ｆとは、塗料やセメント、薬品等の
工業製品、或いは、メリケン粉、穀類等の食品の原料等
を充填した袋Ｆであり、その他、粉体、粒体等を充填し
た袋Ｆであれば何でも構わないものである。
粉体等を充填した袋Ｆとは、塗料やセメント、薬品等の
工業製品、或いは、メリケン粉、穀類等の食品の原料等
を充填した袋Ｆであり、その他、粉体、粒体等を充填し
た袋Ｆであれば何でも構わないものである。
【００１４】先ず、搬入移送手段２は本体ケーシング１
の一側面を貫通させた多数のローラー２ａを水平方向に
並設したローラーコンベアを用いており、モータＭによ
り駆動源を得て無端ベルト２ｂを張設することによっ
て、搬入移送手段２の一端に乗載させた粉体等を充填し
た袋Ｆを本体ケーシング１の一側面を貫いて後述する切
断手段３へ搬入移送するものであり、搬入移送手段２の
一端への粉体等を充填した袋の乗載は人力、或いは、ハ
ンドロボット等の機械化されたものでも構わないもので
ある。
の一側面を貫通させた多数のローラー２ａを水平方向に
並設したローラーコンベアを用いており、モータＭによ
り駆動源を得て無端ベルト２ｂを張設することによっ
て、搬入移送手段２の一端に乗載させた粉体等を充填し
た袋Ｆを本体ケーシング１の一側面を貫いて後述する切
断手段３へ搬入移送するものであり、搬入移送手段２の
一端への粉体等を充填した袋の乗載は人力、或いは、ハ
ンドロボット等の機械化されたものでも構わないもので
ある。
【００１５】次いで、切断手段３はモーターＭにより駆
動源を得て高速で回転する円板状の外周辺を研磨したナ
イフ３ａを用いており、搬入移送手段２で搬入移送され
る粉体等を充填した袋Ｆの下側を袋Ｆの移送方向に沿っ
て切断するもので、ナイフ３ａの両側には袋Ｆの移送を
補助するために補助ローラー３ｂを多数本並設している
もので、前述のナイフ３ａを用いることによって、何百
回もテストを繰り返し、試験機関で分析した結果、袋Ｆ
の切り粉を出すことなく切断でき、従って、ホッパー４
に収容した粉体等に袋Ｆの切り粉の混入はなかったもの
である。
動源を得て高速で回転する円板状の外周辺を研磨したナ
イフ３ａを用いており、搬入移送手段２で搬入移送され
る粉体等を充填した袋Ｆの下側を袋Ｆの移送方向に沿っ
て切断するもので、ナイフ３ａの両側には袋Ｆの移送を
補助するために補助ローラー３ｂを多数本並設している
もので、前述のナイフ３ａを用いることによって、何百
回もテストを繰り返し、試験機関で分析した結果、袋Ｆ
の切り粉を出すことなく切断でき、従って、ホッパー４
に収容した粉体等に袋Ｆの切り粉の混入はなかったもの
である。
【００１６】そして、ホッパー４は切断手段３で切断さ
れた袋Ｆから排出される粉体等を収容するもので、上方
を開口させた逆錘状の容器であり、収容した粉体の重量
を自動的に計測する測定器等を付設することは任意であ
り、ホッパー４の下方から粉体等を取り出すか、ホッパ
ー４そのものを移動させて粉体等を取り出すものであ
る。
れた袋Ｆから排出される粉体等を収容するもので、上方
を開口させた逆錘状の容器であり、収容した粉体の重量
を自動的に計測する測定器等を付設することは任意であ
り、ホッパー４の下方から粉体等を取り出すか、ホッパ
ー４そのものを移動させて粉体等を取り出すものであ
る。
【００１７】次に、空袋排出手段５は断面十字状のロー
ラー５ａを数本並設し回転させて切断後の空袋を本体ケ
ーシング１の外に排出するためのものであり、空袋圧縮
装置を近設させて排出されたから袋を圧縮すると直良好
なものである。
ラー５ａを数本並設し回転させて切断後の空袋を本体ケ
ーシング１の外に排出するためのものであり、空袋圧縮
装置を近設させて排出されたから袋を圧縮すると直良好
なものである。
【００１８】更に、バキューム吸着手段８は本体ケーシ
ング１の上方から垂設させており、走行機構６を設けて
走行可能に且つ昇降機構７を設けて昇降可能としてお
り、実施例では図３及び図４に図示する如く、走行機構
６は本体ケーシング１の上方に移送方向に沿って間隔を
設けて平行にコ字状のチャンネル６ａの開口を夫々内側
して配設し、該夫々のチャンネル６ａの開口に挿入させ
た車輪６ｂを両端に備えた走行体６ｃを設けており、昇
降機構７は走行体６ｃの中ほどから下方へ垂設させてい
るもので空圧、油圧等で伸縮する昇降用シリンダー７ａ
を設け、該昇降用シリンダー７ａの先端側の進退杆７ｂ
を横設した後述するバキューム吸着手段８を垂設させる
バキューム吸着手段用支持杆７ｃに固定し、該バキュー
ム吸着手段用支持杆７ｃの両側には前記昇降用シリンダ
ー７ａの加圧を開放するとバキューム吸着手段８を上方
に持ち上げるように両側にスプリング機構７ｄを夫々配
しているものである。
ング１の上方から垂設させており、走行機構６を設けて
走行可能に且つ昇降機構７を設けて昇降可能としてお
り、実施例では図３及び図４に図示する如く、走行機構
６は本体ケーシング１の上方に移送方向に沿って間隔を
設けて平行にコ字状のチャンネル６ａの開口を夫々内側
して配設し、該夫々のチャンネル６ａの開口に挿入させ
た車輪６ｂを両端に備えた走行体６ｃを設けており、昇
降機構７は走行体６ｃの中ほどから下方へ垂設させてい
るもので空圧、油圧等で伸縮する昇降用シリンダー７ａ
を設け、該昇降用シリンダー７ａの先端側の進退杆７ｂ
を横設した後述するバキューム吸着手段８を垂設させる
バキューム吸着手段用支持杆７ｃに固定し、該バキュー
ム吸着手段用支持杆７ｃの両側には前記昇降用シリンダ
ー７ａの加圧を開放するとバキューム吸着手段８を上方
に持ち上げるように両側にスプリング機構７ｄを夫々配
しているものである。
【００１９】つまり、後述するバキューム吸着手段８を
粉体等を充填した袋Ｆの上面に当接させると同時にバキ
ュームにより吸着させ持ち上げながら、更に、搬入移送
手段２と同調移送して粉体等を充填した袋Ｆを切断手段
３へ移送するものである。
粉体等を充填した袋Ｆの上面に当接させると同時にバキ
ュームにより吸着させ持ち上げながら、更に、搬入移送
手段２と同調移送して粉体等を充填した袋Ｆを切断手段
３へ移送するものである。
【００２０】次いで、バキューム吸着手段８は下方に粉
体等を充填した袋Ｆの上面をバキューム吸着させるのバ
キューム吸着面８ａを備えているもので、バキューム吸
着面８ａは通気性の部材、或いは、多孔部材で形成した
もので、上方へ空隙部とする負圧溜部８ｂを設け、該負
圧溜部８ｂとバキューム用ブロア１ａと蛇腹状のホース
（図示しない）で接続させているものである。
体等を充填した袋Ｆの上面をバキューム吸着させるのバ
キューム吸着面８ａを備えているもので、バキューム吸
着面８ａは通気性の部材、或いは、多孔部材で形成した
もので、上方へ空隙部とする負圧溜部８ｂを設け、該負
圧溜部８ｂとバキューム用ブロア１ａと蛇腹状のホース
（図示しない）で接続させているものである。
【００２１】そして、バキューム吸着手段８の中央には
折曲させて両端が上方に上がるようにヒンジ機構９を介
装しているものであり、該ヒンジ機構９はバキューム吸
着手段８を可撓性部材で形成することによって一体的に
形成したヒンジ機構９でも、別体の金具を用いたヒンジ
機構９でも構わないものである。
折曲させて両端が上方に上がるようにヒンジ機構９を介
装しているものであり、該ヒンジ機構９はバキューム吸
着手段８を可撓性部材で形成することによって一体的に
形成したヒンジ機構９でも、別体の金具を用いたヒンジ
機構９でも構わないものである。
【００２２】更に、ヒンジ機構９を可動させるヒンジ可
動用手段１０は、前記バキューム吸着手段用支持杆７ｃ
の両側より垂設させた夫々のヒンジ可動用支杆１０ａ
と、該夫々のヒンジ可動用支杆１０ａの下端を固定する
ヒンジ可動用横杆１０ｂと、該ヒンジ可動用横杆１０ｂ
の両端に設けヒンジ機構９の非枢動部を固定するヒンジ
機構固定杆１０ｃと、前記夫々のヒンジ可動用支杆１０
ａの間に担持固定されたヒンジ開閉用シリンダー１０ｄ
と、該ヒンジ開閉用シリンダー１０ｄの進退杆１０ｅの
下方に枢動可能に枢着した一対の傾斜杆１０ｆと、該一
対の傾斜杆１０ｆの夫々の先端をバキューム吸着手段８
のヒンジ機構９を介した両側の上面とを枢動可能に枢着
したものである。
動用手段１０は、前記バキューム吸着手段用支持杆７ｃ
の両側より垂設させた夫々のヒンジ可動用支杆１０ａ
と、該夫々のヒンジ可動用支杆１０ａの下端を固定する
ヒンジ可動用横杆１０ｂと、該ヒンジ可動用横杆１０ｂ
の両端に設けヒンジ機構９の非枢動部を固定するヒンジ
機構固定杆１０ｃと、前記夫々のヒンジ可動用支杆１０
ａの間に担持固定されたヒンジ開閉用シリンダー１０ｄ
と、該ヒンジ開閉用シリンダー１０ｄの進退杆１０ｅの
下方に枢動可能に枢着した一対の傾斜杆１０ｆと、該一
対の傾斜杆１０ｆの夫々の先端をバキューム吸着手段８
のヒンジ機構９を介した両側の上面とを枢動可能に枢着
したものである。
【００２３】つまり、ヒンジ機構９の非枢動部とバキュ
ーム吸着手段用支持杆７ｃとの間はヒンジ機構固定杆１
０ｃとヒンジ可動用横杆１０ｂとヒンジ可動用支杆１０
ａとによって一定の間隔で固定されており、ヒンジ開閉
用シリンダー１０ｄの進退杆１０ｅを延伸させることに
よって一対の傾斜杆１０ｆは枢動するものであり、この
枢動によってヒンジ機構９も枢動するものであり、バキ
ューム吸着手段８は中央を下方とし、両端が上方に上が
るように折曲するものである。
ーム吸着手段用支持杆７ｃとの間はヒンジ機構固定杆１
０ｃとヒンジ可動用横杆１０ｂとヒンジ可動用支杆１０
ａとによって一定の間隔で固定されており、ヒンジ開閉
用シリンダー１０ｄの進退杆１０ｅを延伸させることに
よって一対の傾斜杆１０ｆは枢動するものであり、この
枢動によってヒンジ機構９も枢動するものであり、バキ
ューム吸着手段８は中央を下方とし、両端が上方に上が
るように折曲するものである。
【００２４】更には、バキューム吸着手段８を振動させ
るバイブレーター１１をバキューム吸着手段８のヒンジ
機構９を介した両側に付設しており、袋に充填されてい
た粉体等をホッパー４に収容するときに振動を与え、袋
Ｆに残量する粉体を極減させるものである。
るバイブレーター１１をバキューム吸着手段８のヒンジ
機構９を介した両側に付設しており、袋に充填されてい
た粉体等をホッパー４に収容するときに振動を与え、袋
Ｆに残量する粉体を極減させるものである。
【００２５】加えて、バキューム吸着手段８の両端に粉
体等を充填した袋Ｆをエア圧によって進退して突き刺す
鋼針１２ａを備えた剥離帽機構１２を付設したものであ
り、袋Ｆに充填されていた粉体等をホッパー４に収容す
るときに一時的に多量の粉体等が落下した場合、その衝
撃によりバキューム吸着面８ａから袋Ｆの端部の離脱を
皆無とするものである。
体等を充填した袋Ｆをエア圧によって進退して突き刺す
鋼針１２ａを備えた剥離帽機構１２を付設したものであ
り、袋Ｆに充填されていた粉体等をホッパー４に収容す
るときに一時的に多量の粉体等が落下した場合、その衝
撃によりバキューム吸着面８ａから袋Ｆの端部の離脱を
皆無とするものである。
【００２６】つまり、本発明の自動解袋装置は、搬入移
送手段２の一端に粉体等の充填された袋Ｆを乗載させ、
搬入移送手段２により本体ケーシング１の内部に搬入移
送されると、上方よりバキューム吸着手段８が降下し、
粉体等の充填された袋Ｆの上面をバキューム吸着面８ａ
によって吸着し、バキューム吸着手段８は走行機構６に
より搬入移送手段２と同調しながら切断手段３に粉体等
の充填された袋Ｆを移送させて、切断手段３で粉体等の
充填された袋Ｆの下面を切断するもので、同時にヒンジ
機構９をヒンジ可動用手段１０によって枢動させるもの
であり、袋Ｆに充填されていた粉体等はホッパー４に落
下して収容されるものであり、これ等一連の作業は制御
盤１ｂによって制御されるものである。
送手段２の一端に粉体等の充填された袋Ｆを乗載させ、
搬入移送手段２により本体ケーシング１の内部に搬入移
送されると、上方よりバキューム吸着手段８が降下し、
粉体等の充填された袋Ｆの上面をバキューム吸着面８ａ
によって吸着し、バキューム吸着手段８は走行機構６に
より搬入移送手段２と同調しながら切断手段３に粉体等
の充填された袋Ｆを移送させて、切断手段３で粉体等の
充填された袋Ｆの下面を切断するもので、同時にヒンジ
機構９をヒンジ可動用手段１０によって枢動させるもの
であり、袋Ｆに充填されていた粉体等はホッパー４に落
下して収容されるものであり、これ等一連の作業は制御
盤１ｂによって制御されるものである。
【００２７】
【発明の効果】本発明は前述の構成により、粉体を充填
した袋を搬入移送する搬入移送手段と、粉体等を充填し
た袋の下側を切断する切断手段とを備えたことによっ
て、自動的に搬入及び切断をすると共に、粉体等を充填
した袋の上面をバキューム吸着させるバキューム吸着面
と、バキューム吸着手段の中央を折曲させるヒンジ機構
と、ヒンジ機構を可動させるヒンジ可動用手段とを備え
たことよって、袋から充填された粉体等をホッパー内に
自動的に排出させるものであり、更に、バキューム吸着
手段にバイブレーターを付設したことによって、解袋し
た粉体等を充填した袋に振動を与え袋に残留する粉体等
を極減すると共に、バキューム吸着手段の両端に剥離防
止機構を設けたことによって、粉体等の移動による衝撃
によってバキューム吸着面から袋が外れることを皆無と
するものであり、粉体等の袋からの排出を自動的にでき
人体に悪影響を及ぼすこともなくなり、更に、重労働か
ら開放されるもので、画期的な発明である。
した袋を搬入移送する搬入移送手段と、粉体等を充填し
た袋の下側を切断する切断手段とを備えたことによっ
て、自動的に搬入及び切断をすると共に、粉体等を充填
した袋の上面をバキューム吸着させるバキューム吸着面
と、バキューム吸着手段の中央を折曲させるヒンジ機構
と、ヒンジ機構を可動させるヒンジ可動用手段とを備え
たことよって、袋から充填された粉体等をホッパー内に
自動的に排出させるものであり、更に、バキューム吸着
手段にバイブレーターを付設したことによって、解袋し
た粉体等を充填した袋に振動を与え袋に残留する粉体等
を極減すると共に、バキューム吸着手段の両端に剥離防
止機構を設けたことによって、粉体等の移動による衝撃
によってバキューム吸着面から袋が外れることを皆無と
するものであり、粉体等の袋からの排出を自動的にでき
人体に悪影響を及ぼすこともなくなり、更に、重労働か
ら開放されるもので、画期的な発明である。
【図１】図１は本発明の自動解袋装置の実施例の説明の
ための概要側面図である。
ための概要側面図である。
【図２】図２は本発明の自動解袋装置の実施例の説明の
ための概要平面図である。
ための概要平面図である。
【図３】図３は本発明の自動解袋装置の実施例の要部の
正面説明図である。
正面説明図である。
【図４】図４は本発明の自動解袋装置の実施例の要部の
側面説明図である。
側面説明図である。
Ｆ 袋 １ 本体ケーシング １ａ バキューム用ブロア １ｂ 制御盤 ２ 搬入移送手段 ２ａ ローラー ２ｂ 無端ベルト ３ 切断手段 ３ａ ナイフ ３ｂ 補助ローラー ４ ホッパー ５ 空袋排出手段 ５ａ 断面十字状のローラー ６ 走行機構 ６ａ チャンネル ６ｂ 車輪 ６ｃ 走行体 ７ 昇降機構 ７ａ 昇降用シリンダー ７ｂ 進退杆 ７ｃ バキューム吸着手段用支持杆 ７ｄ スプリング機構 ８ バキューム吸着手段 ８ａ バキューム吸着面 ８ｂ 負圧溜部 ９ ヒンジ機構 １０ ヒンジ可動用手段 １０ａ ヒンジ可動用支杆 １０ｂ ヒンジ可動用横杆 １０ｃ ヒンジ機構固定杆 １０ｄ ヒンジ開閉用シリンダー １０ｅ 進退杆 １０ｆ 傾斜杆 １１ バイブレーター １２ 剥離防止機構 １２ａ 鋼針
Claims (3)
- 【請求項１】粉体等を充填した袋を自動的に解袋する装
置であって、本体ケーシングと、該本体ケーシングの一
側面を貫通させて粉体を充填した袋を搬入移送する搬入
移送手段と、該搬入移送手段で搬入移送された粉体等を
充填した袋の下側を切断する切断手段と、該切断手段の
下方に備えた粉体等を収容するためのホッパーと、切断
後の空袋を排出する空袋排出手段と、前記本体ケーシン
グの上方へ走行機構を設けて走行可能に且つ昇降機構を
設けて昇降可能に垂設させたバキューム吸着手段と、該
バキューム吸着手段の下方に設けた粉体等を充填した袋
の上面をバキューム吸着させるバキューム吸着面と、該
バキューム吸着手段の中央を屈曲させて両端が上方に上
がるように介装したヒンジ機構と、該ヒンジ機構を可動
させるヒンジ可動用手段とを備えたことを特徴とする自
動解袋装置。 - 【請求項２】前記バキューム吸着手段を振動させるバイ
ブレーターを付設したことを特徴とする請求項１に記載
の自動解袋装置。 - 【請求項３】前記バキューム吸着手段の両端に粉体等を
充填した袋を突き刺す鋼針を進退可能に備えた剥離防止
機構を付設したこと特徴とする請求項１に記載の自動解
袋装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14042398A JPH11319617A (ja) | 1998-05-08 | 1998-05-08 | 自動解袋装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14042398A JPH11319617A (ja) | 1998-05-08 | 1998-05-08 | 自動解袋装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11319617A true JPH11319617A (ja) | 1999-11-24 |
Family
ID=15268362
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14042398A Pending JPH11319617A (ja) | 1998-05-08 | 1998-05-08 | 自動解袋装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11319617A (ja) |
Cited By (19)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007021201A1 (en) * | 2005-08-12 | 2007-02-22 | Powder Projects Limited | Powder handling device |
| JP2007508204A (ja) * | 2003-10-10 | 2007-04-05 | チバ スペシャルティ ケミカルズ ホールディング インコーポレーテッド | ビッグバッグを空にするための方法及びアレンジメント |
| US8197174B1 (en) | 2011-06-01 | 2012-06-12 | Luxme Holding Inc. | Automatic bag slitter, and method of use thereof |
| CN103625710A (zh) * | 2013-12-11 | 2014-03-12 | 天津市艾盟科技发展有限公司 | 自动破袋投料机 |
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| CN104139897A (zh) * | 2014-07-19 | 2014-11-12 | 苏州创维晟自动化科技有限公司 | 一种滑刀式开包机 |
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| CN106005635A (zh) * | 2016-07-07 | 2016-10-12 | 石家庄博德宁机械设备有限公司 | 一种新型自动开包机 |
| CN106428856A (zh) * | 2016-11-22 | 2017-02-22 | 中国计量大学 | 自动拆包上料装置及卸料机构 |
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| CN108946193A (zh) * | 2018-09-21 | 2018-12-07 | 窦生荣 | 一种水泥上料装置 |
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| CN113335680A (zh) * | 2021-05-19 | 2021-09-03 | 崔伟庆 | 一种水泥送料上料装置 |
| CN113942712A (zh) * | 2021-09-30 | 2022-01-18 | 衡阳鑫山机械设备制造有限公司 | 锤击式血浆袋破袋机 |
| CN114313514A (zh) * | 2022-01-18 | 2022-04-12 | 湖南湘一环境科技有限公司 | 一种破袋机 |
-
1998
- 1998-05-08 JP JP14042398A patent/JPH11319617A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2007508204A (ja) * | 2003-10-10 | 2007-04-05 | チバ スペシャルティ ケミカルズ ホールディング インコーポレーテッド | ビッグバッグを空にするための方法及びアレンジメント |
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| CN106628456A (zh) * | 2016-11-28 | 2017-05-10 | 辽宁机电职业技术学院 | 一种牙膏灌装机的自动开包上料装置 |
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| CN108946193B (zh) * | 2018-09-21 | 2023-09-15 | 窦生荣 | 一种水泥上料装置 |
| CN110641792A (zh) * | 2019-07-23 | 2020-01-03 | 天津市标准生物制剂有限公司 | 一种用于血液透析的投料设备 |
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