JPH11319593A - 3軸ロールクラッシャ - Google Patents

3軸ロールクラッシャ

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Publication number
JPH11319593A
JPH11319593A JP13846698A JP13846698A JPH11319593A JP H11319593 A JPH11319593 A JP H11319593A JP 13846698 A JP13846698 A JP 13846698A JP 13846698 A JP13846698 A JP 13846698A JP H11319593 A JPH11319593 A JP H11319593A
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JP
Japan
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roll
crushing
cylindrical surface
surface including
coaxial cylindrical
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Application number
JP13846698A
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Inventor
Hiroshi Nakayama
弘志 中山
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Nakayama Iron Works Ltd
Original Assignee
Nakayama Iron Works Ltd
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Publication date
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  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)
  • Disintegrating Or Milling (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】破砕効率を高め、特に、単位時間当たりの破砕
容量を増大させる。 【構成】3体のロール1,2,3の間に2つの破砕関係
を持たせる。第1ロール1と第2ロール2との間で第1
破砕即ち大破砕を行い、第2ロール1と第3ロール2と
の間で第2破砕即ち小破砕を行う。大破砕と小破砕を連
続的に行って、破砕効率を高める。第1ロール1の破砕
歯12は、第2,3ロール22,32の破砕歯よりも長
い。各破砕歯12,22,32の最外側端の回転半径を
適当に組み合わせて、大破砕と小破砕の効率を高める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、3軸ロールクラッ
シャに関し、特に、原料原石等の破砕の効率を高めるよ
うにした3軸ロールクラッシャに関する。
【0002】
【従来の技術】原料原石等を破砕するための破砕機とし
て、ジョークラッシャが知られている。最近に改良され
たジョークラッシャは、アスファルト、コンクリートな
どの破砕による再利用に用いられるようになった。ジョ
ークラッシャの破砕原理は、圧縮破裂(内部応力による
自己***)である。鉄筋コンクリートは、破砕状況が異
なり、鉄筋が入っているため、圧縮破裂によっては、鉄
筋部分とコンクリート部分を分けることが困難である。
【0003】本発明者は、ロールクラッシャによるコン
クリート破砕が可能ではないかと考えた。ロールクラッ
シャの破砕原理は、圧縮による自己破壊には重点が置か
れず、突刺、引裂、裂砕に重点がおかれているから、ロ
ールクラッシャは、コンクリートの破砕には用いられる
ことは原則的にはなかった。ロールクラッシャは、通常
は、2体1組のロールからなる2軸ロールクラッシャで
ある。大きい体積の原料を所望の小さい体積の製品に破
砕することが困難な場合は、2機のロールクラッシャが
合成された4軸ロールクラッシャが用いられる。この場
合、2体のロールからなる上段側の1組のロールクラッ
シャの下方側に、他の2体のロールからなる下段側の他
の1組のロールクラッシャが配置される。上段側のロー
ルクラッシャは原料を大きく破砕し、下段側のロールク
ラッッシャは上段側のロールクラッシャにより大きく破
砕された1次破砕を更に小さく破砕する。
【0004】このように2機のクラッシャが併設された
公知の4軸ロールクラッシャは、2機のクラッシャの間
で1次破砕を運搬する手段が不要であるが、単位時間当
たりの破砕量が2倍になったものではない。建設工事が
増大しリサイクルが工事現場で要請され、昨今は、同時
に何台ものロールクラッシャが用いられている。ロール
クラッシャを小型軽量化するとともに低廉化することが
望まれている。
【0005】3軸ロールクラッシャも、知られている。
例えば、特公平4−18905号に開示されている3軸
ロールクラッシャは、3つの関係位置で破砕が行われ
る。このような破砕は、その公報第2頁右欄第41行に
記載されているように、引裂、突刺、せん断の3要素か
らなる破砕原理に基づき、3軸間の3つの破砕関係が協
同してこれら3要素の全ての破砕作用の組み合わせによ
って、冷蔵庫、自動車などの複雑な構造体の分解を可能
にしている。このような3軸ロールクラッシャの破砕原
理は、圧縮ではないから、コンクリート、アスファル
ト、鉄筋コンクリートの破砕には向かない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような技
術的背景に基づいてなされたものであり、下記のような
目的を達成する。
【0007】本発明の目的は、小型軽量で単位時間当た
りの圧縮破砕による破砕容量が多い3軸ロールクラッシ
ャを提供することにある。
【0008】本発明の他の目的は、低廉で単位時間当た
りの圧縮破砕による破砕容量が多い3軸ロールクラッシ
ャを提供することにある。
【0009】本発明の更に他の目的は、小型軽量、低廉
であり圧縮破砕による大破砕と圧縮破砕による小破砕を
同時に行うことができる3軸ロールクラッシャを提供す
ることにある。
【0010】本発明の更に他の目的は、小型軽量、低廉
であり圧縮破砕による大破砕と圧縮破砕による小破砕を
同時に行い自走式であっても機体が安定している3軸ロ
ールクラッシャを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に次のような手段を採る。
【0012】本発明による3軸ロールクラッシャは、3
体のロールの2つの圧縮破砕関係により同時的に第1破
砕と第2破砕を行う。第1破砕も第2破砕もともに、圧
縮による自己破壊である。第1破砕は原料を粗く破砕す
る粗破砕であり、この粗破砕により破砕された破砕原料
は第2破砕により更に小さく破砕されることが好まし
い。即ち、2つの破砕関係は大破砕関係と小破砕関係と
からなることが好ましい。1体のロールは、大破砕と小
破砕の両機能を有している。したがって、3軸ロール
で、4軸ロールの破砕能力を持つ。3軸ロールの第3番
目の破砕関係は、実質的には存在しない。
【0013】第1破砕関係は、第1ロールと第2ロール
との間の破砕関係である。第2破砕関係は、第2ロール
と第3ロールとの間の破砕関係である。第1ロールと第
3ロールとの間には破砕関係は積極的には与えられてい
ない。即ち、第1ロールと第2ロールは、互いに反対側
に回転する関係にある。第2ロールと第3ロールは、互
いに反対側に回転する関係にある。したがって、第1ロ
ールと第3ロールは同一方向に回転する。
【0014】より具体的に表現すると、第1破砕関係
は、第1ロール及び第2ロールが第1ロールと第2ロー
ルとの間で原料を第2ロールと第3ロールとの間に送る
方向に回転する関係であり、第2破砕関係は第2ロール
及び第3ロールが原料を下方に又は排出方向に送る方向
に回転する関係である。
【0015】第1ロール、第2ロール、第3ロールは、
それぞれに放射方向に延びる第1破砕歯、第2破砕歯、
第3破砕歯を備えている。第1破砕歯が延びる長さは第
2破砕歯が延びる長さよりも長く、第2破砕歯が延びる
長さと第3破砕歯が延びる長さとは等しいことが、大破
砕と小破砕の関係のために好ましい。また、第1破砕歯
の最外側端の回転軌跡を含む同軸円筒面と第2破砕歯の
最外側端の回転軌跡を含む同軸円筒面は重ならず、第2
破砕歯の最外側端の回転軌跡を含む同軸円筒面と第3破
砕歯の最外側端の回転軌跡を含む同軸円筒面は重なるこ
とが、大破砕と小破砕の関係のために好ましい。更にま
た、第1破砕歯の最外側端の回転軌跡を含む同軸円筒面
と第2破砕歯の最外側端の回転軌跡を含む同軸円筒面は
重ならず、第1破砕歯の最外側端の回転軌跡を含む同軸
円筒面と第3破砕歯の最外側端の回転軌跡を含む同軸円
筒面は重ならず、第2破砕歯の最外側端の回転軌跡を含
む同軸円筒面と第3破砕歯の最外側端の回転軌跡を含む
同軸円筒面は重なることが、大破砕と小破砕の関係のた
めにより好ましい。第1破砕歯の最外側端の回転軌跡を
含む同軸円筒面の半径は第2破砕歯の最外側端の回転軌
跡を含む同軸円筒面の半径よりも大きいことが、大破砕
と小破砕の関係のために更に好ましい。
【0016】第1破砕歯が回転する方向に曲がっている
ことは、第1破砕歯と第2破砕歯との間に原料を誘導し
やすい点で好ましい。第1破砕歯と第2破砕歯との間に
原料を誘導するための積極的手段として誘導手段が設け
られることが好ましい。第1ロールと第3ロールとの間
の破砕関係を積極的に消失させるために、第1ロールの
回転軸心線は第2ロールの回転軸心線と第3ロールの回
転軸心線との間の中点よりも第2ロールの方に偏寄して
いることが好ましい。第1破砕刃、第2破砕刃、第3破
砕刃のいずれか又はこれら全部が、それぞれの軸心線を
含む面に対して対称でることは、それらの刃を回転方向
に逆転させて用いることができる点で経済的である。
【0017】第1破砕のためのトルクは第2破砕のため
のトルクより大きいことが好ましい。このようなトルク
の大小関係により、第1破砕容量と第2破砕容量を等し
くすることができる。また、第1ロールの回転角速度は
第2ロール、第3ロールの回転角速度よりも小さいこと
が、その同じ理由から好ましい。第1破砕のためのトル
クと第2破砕のためのトルクはどちらか一方又は両方が
調整可能であることが、流量調整、両破砕量の均一化の
点で好ましい。
【0018】原料は、原石、アスファルト、コンクリー
ト、鉄筋コンクリート、煉瓦、木材などの圧縮による破
壊が行われる固体であってよい。これら原料は、建設現
場で供給されうる。このような原料は、第1破砕、第2
破砕を受けて再利用可能なサイズの建築材料として現場
で生産される。鉄筋コンクリートは、圧縮破壊されるコ
ンクリート部分が、鉄筋部分から剥がされる作用を受け
る。
【0019】自走式台車によりクラッシャは、好ましい
場所に移動することができる。3軸ロールのトルク又は
回転モーメントは、帳消しにならないかもしれない。そ
のような場合であっても、無端状接地帯輪で支持される
クラッシャは安定して地面に固定されることができる。
【0020】
【発明の効果】本発明による3軸ロールクラッシャは、
4軸ロールの破砕容量を維持しつつ、低廉・小型化が可
能であり、ジョークラッシャで破砕しにくい物体の破砕
が容易になる。
【0021】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て説明する。図1は、本発明による3軸ロールクラッシ
ャの実施形態1を示す断面図であり、3軸3体のロール
の配置関係が抽象化されて示されている。3体のロール
の間の3つの関係のうちで2つの関係により破砕が行わ
れる。3軸ロールクラッシャ10は、第1ロール1と第
2ロール2と第3ロール3とから構成されている。第1
ロール1の回転軸心線J1と第2ロール2の回転軸心線
J2と第3ロール3の回転軸心線J3とは、互いに実質
的に又は概ね平行であり、3軸ロールクラッシャ10の
通常の使用状態では、概ね水平方向に向いている。以下
は、これら軸心線が水平方向に向いている座標系上で説
明される。
【0022】第1ロール1は、第1回転胴11と放射方
向に向いて突起し第1回転胴11に固定されている第1
破砕歯(又は破砕刃)12を備えている。第1破砕歯1
2は、周方向に等間隔に(90度ごとに)並び、また、
軸方向にも等間隔に並んでいる。
【0023】第2ロール2は、第2回転胴21と放射方
向に向いて突起し第2回転胴21に固定されている第2
破砕歯(又は破砕刃)22を備えている。第2破砕歯2
2は、周方向に等間隔に(90度ごとに)並び、また、
軸方向にも等間隔に並んでいる。
【0024】第3ロール3は、第3回転胴31と放射方
向に向いて突起し第3回転胴31に固定されている第3
破砕歯(又は破砕刃)32を備えている。第3破砕歯3
2は、周方向に等間隔に(90度ごとに)並び、また、
軸方向にも等間隔に並んでいる。
【0025】軸方向に並ぶ複数の第1破砕歯12と軸方
向に並ぶ複数の第2破砕歯22とは、軸方向に軸方向位
相が線形に180度ずれている。即ち、両歯は互いに対
向して噛み合うことができる位置にある。軸方向に並ぶ
複数の第1破砕歯12と軸方向に並ぶ複数の第3破砕歯
32とは、軸方向に軸方向位相が線形に180度ずれて
いる。即ち、両歯は互いに対向して噛み合うことができ
る位置にある。
【0026】第1破砕歯12と第2破砕歯22と第3破
砕歯32は、周方向に周方向位相が互いに同じである。
第1破砕歯12の1つが鉛直上方向に向いているときに
は、第2破砕歯22の1つと第3破砕歯23の1つも鉛
直上方向に向いている。
【0027】第1破砕歯12と第2破砕歯22と第3破
砕歯32の周方向位相関係は、上述した例の関係に限ら
れない。第1破砕歯12と第2破砕歯22とによる破
砕、第1破砕歯12と第3破砕歯32とによる破砕が同
時進行的に行われるような位相関係が与えられていれば
よい。このような破砕関係があれば、第1ロール1と第
2ロール2と第3ロール3とは、同形、同サイズ(幾何
学的に合同)であってもよい。
【0028】図1の表現では、第1ロール1は反時計方
向に、第2ロール2は時計方向に、第3ロール3は反時
計方向に、それぞれに回転する。即ち、第1破砕歯12
と第2破砕歯22は、第1次原料(例えば、原料石)が
左側から導入され右側に向かう間に1次破砕される関係
にある。
【0029】第2破砕歯22と第3破砕歯32とは、前
記の通り1次破砕された第2次原料が上方側から導入さ
れ下方側に向かう間に2次破砕される関係にある。この
ような関係にある際には、第1破砕歯12と第3破砕歯
32との間には、破砕関係はない。
【0030】第1破砕関係が粗破砕であり、第2破砕関
係が細破砕であるように設計することが好ましい。粗破
砕と細破砕は、第1次破砕により破砕された第2次原料
の平均サイズが第2次破砕された製品原料の平均サイズ
よりも大きい関係にある。このような設計は、次のよう
な設計を含む。
【0031】第1に、第1破砕歯12が第1回転胴11
の周面から延びる長さは第2破砕歯が第2回転胴21の
周面から延びる長さよりも長い。第2破砕歯22が第2
回転胴21から延びる長さと第3破砕歯32が第3回転
胴31から延びる長さとは等しくてよい。即ち、第1破
砕歯12の最外側端の回転軌跡を含む同軸円筒面の半径
は、第2破砕歯22の最外側端の回転軌跡を含む同軸円
筒面の半径よりも大きい。この場合、第1回転胴11の
直径も第2回転胴21の直径よりも大きく設計されてい
る。
【0032】第2に、第1破砕歯12の最外側端の回転
軌跡を含む同軸円筒面と第2破砕歯22の最外側端の回
転軌跡を含む同軸円筒面は重ならず、第2破砕歯22の
最外側端の回転軌跡を含む同軸円筒面と第3破砕歯32
の最外側端の回転軌跡を含む同軸円筒面は重なる。
【0033】第3に、第1破砕歯12は、第1破砕歯1
2と第2破砕歯22との間に原料を誘導する方向即ち回
転する方向に曲がっていることが好ましい。言い換える
と、回転軸心線J1を含むどのような平面に対しても第
1破砕歯12は対称でなく、その先端側が根元側よりも
回転進行方向に偏寄している。第1破砕歯22と第3破
砕歯32は、それぞれの回転軸心線を含む適当な平面に
対して対称であってよい。
【0034】原料の誘導を円滑にするためには、第1ロ
ール1の回転軸心線J1は第2ロール2の回転軸心線J
2と第3ロール3の回転軸心線J3との間の中点(中心
線上の点)よりも第2ロールの方に偏寄していることが
好ましい。原料の誘導を円滑にするために、第1ロール
1と第2ロール2との間に外側から原料を導入するため
の誘導用ホッパー41が設けられている。誘導用ホッパ
ー41の床42は、漏斗状に形成され誘導用導入口43
を有している。
【0035】第1ロール1、第2ロール2、第3ロール
3は、それぞれに機械台44に回転自在に支持され、ケ
ーシング45に囲まれている。誘導用ホッパー41も、
機械台44に支持されている。第1ロール1、第2ロー
ル2と機械台44との間に製品原料を排出するためのコ
ンベア46が設けられ機械台44に支持されている。機
械台44は、自走式台車47に支持されている。自走式
台車47は、駆動・従動輪48、これら両輪をめぐる無
限帯輪49を備えている。大きいトルクを出力する3体
のロールの回転モーメントの合計が零でなくても、機械
は無限帯輪49により、建設現場の荒い地面上に安定的
に支持される。
【0036】石、コンクリート、アスファルトなどのよ
り大きいサイズの第1原料M1が、誘導用ホッパー41
の誘導用導入口43を通り、第1ロール1と第2ロール
2の間に側方から導入される。第1原料M1は、第1破
砕歯12と第2破砕歯22とにより理論上は3点で挟ま
れ、その3点に強力な応力の集中が起こり、その3点を
含む曲面上に亀裂が入り、第1破砕され2個又はそれ以
上の個数の第2原料M2に破砕される。
【0037】第2次原料M2は、互いに同一方向に回転
する第1ロール1と第3ロール3の間には侵入せず、自
然に、第2ロール2と第3ロール3との間に誘導され、
第2破砕を受け、更に、2個又はそれ以上の個数に細破
砕され、製品M3になる。このような製品M3は、建築
・建設資材としてその場でリサイクル使用され。
【0038】本発明による3軸ロールクラッシャの最大
破砕流量は、第2ロール2と第3ロールによる最大破砕
流量として定義される。2体のロールに1体のロールを
付加することにより、従来の2軸ロールクラッシャーの
2基分の能力を発揮する。自走式であるので、構造物を
破壊する破壊現場とリサイクル現場との間の適当な場所
で破砕作業を継続することができる。
【0039】図2は、本発明による他の好ましい実施形
態2を示している。3軸ロールクラッシャ10は、第1
ロール1と第2ロール2と第3ロール3とから構成され
ている。第1ロール1の回転軸心線J1と第2ロール2
の回転軸心線J2と第3ロール3の回転軸心線J3と
は、互いに実質的に又は概ね平行であり、3軸ロールク
ラッシャ10の通常の使用状態では、概ね水平方向に向
いている。
【0040】第1ロール1は、第1回転胴111と放射
方向に向いて突起し第1回転胴111に固定されている
第1破砕歯112を備えている。第1破砕歯112は、
周方向に等間隔に(90度ごとに)並び、また、軸方向
にも等間隔に並んでいる。
【0041】第2ロール2は、第2回転胴121と放射
方向に向いて突起し第2回転胴121に固定されている
第2破砕歯(又は破砕刃)122を備えている。第2破
砕歯122は、周方向に等間隔に(90度ごとに)並
び、また、軸方向にも等間隔に並んでいる。
【0042】第3ロール3は、第3回転胴131と放射
方向に向いて突起し第3回転胴131に固定されている
第3破砕歯(又は破砕刃)132を備えている。第3破
砕歯132は、周方向に等間隔に(90度ごとに)並
び、また、軸方向にも等間隔に並んでいる。
【0043】軸方向に並ぶ複数の第1破砕歯112と軸
方向に並ぶ複数の第2破砕歯122とは、軸方向に軸方
向位相が線形に180度ずれている。即ち、両歯は互い
に対向して噛み合うことができる位置にある。軸方向に
並ぶ複数の第1破砕歯112と軸方向に並ぶ複数の第3
破砕歯132とは、軸方向に軸方向位相が線形に180
度ずれている。即ち、両歯は互いに対向して噛み合うこ
とができる位置にある。
【0044】第1破砕歯112と第2破砕歯122と第
3破砕歯132は、周方向に周方向位相が互いに同じで
ある。第1破砕歯112の1つが鉛直上方向に向いてい
るときには、第2破砕歯122の1つと第3破砕歯12
3の1つも鉛直上方向に向いている。
【0045】第1破砕歯112と第2破砕歯122と第
3破砕歯132の周方向位相関係は、上述した例の関係
に限られない。第1破砕歯112と第2破砕歯122と
による破砕、第1破砕歯112と第3破砕歯132とに
よる破砕が同時進行的に行われるような位相関係が与え
られていればよい。このような破砕関係があれば、第1
ロール1と第2ロール2と第3ロール3とは、同形、同
サイズ(幾何学的に合同)であってもよい。
【0046】図2の表現では、第1ロール1は反時計方
向に、第2ロール2は時計方向に、第3ロール3は反時
計方向に、それぞれに回転する。即ち、第1破砕歯11
2と第2破砕歯122は、第1次原料が左側から導入さ
れ右側に向かう間に1次破砕される関係にある。
【0047】第2破砕歯122と第3破砕歯132と
は、前記の通り1次破砕された第2次原料が上方側から
導入され下方側に向かう間に2次破砕される関係にあ
る。このような関係にある際には、第1破砕歯112と
第3破砕歯132との間には、破砕関係はない。
【0048】第1破砕関係が粗破砕であり、第2破砕関
係が細破砕であるように設計することが好ましい。粗破
砕と細破砕は、第1次破砕により破砕された第2次原料
の平均サイズが第2次破砕された製品原料の平均サイズ
よりも大きい関係にある。このような設計は、次のよう
な設計を含む。
【0049】第1に、第1破砕歯112が第1回転胴1
11の周面から延びる長さは第2破砕歯が第2回転胴1
21の周面から延びる長さよりも長い。第2破砕歯12
2が第2回転胴121から延びる長さと第3破砕歯13
2が第3回転胴131から延びる長さとは等しくてよ
い。即ち、第1破砕歯112の最外側端の回転軌跡を含
む同軸円筒面の半径は、第2破砕歯122の最外側端の
回転軌跡を含む同軸円筒面の半径よりも大きい。この場
合、第1回転胴111の直径も第2回転胴121の直径
よりも大きく設計されている。
【0050】第2に、第1破砕歯112の最外側端の回
転軌跡を含む同軸円筒面と第2破砕歯122の最外側端
の回転軌跡を含む同軸円筒面は重ならず、第2破砕歯1
22の最外側端の回転軌跡を含む同軸円筒面と第3破砕
歯132の最外側端の回転軌跡を含む同軸円筒面は重な
る。
【0051】第3に、第1破砕歯112は、第1破砕歯
112と第2破砕歯122との間に原料を誘導する方向
即ち回転する方向に曲がっていることが好ましい。言い
換えると、回転軸心線J1を含むどのような平面に対し
ても第1破砕歯112は対称でなく、その先端側が根元
側よりも回転進行方向に偏寄している。第1破砕歯11
2と第3破砕歯132も同様に、実施形態1と異なり、
回転する方向に曲がっている。即ち、第1破砕歯112
は、一次破砕された2次原料を第3ローラ3の方へ積極
的に向かわせる方向に曲がり、第3破砕歯132は原料
を第2ローラ2の方へ積極的に向かわせる方向に曲がっ
ている。言い換えると、第2破砕歯122と第3破砕歯
132は、一次破砕された第2次原料を対向するそれら
の歯の間に噛み込ませやすい方向に互いに反対方向に曲
がっている。
【0052】実施形態2では、実施形態1と異なり、第
1ロール1の回転軸心線J1は第2ロール2の回転軸心
線J2と第3ロール3の回転軸心線J3との間の中点
(中心線上の点)を通りその中心線に直交する面(例え
ば、鉛直面)上にある。即ち、この面に対して、第1ロ
ール2と第3ロール3とは、鏡面対称である。この改変
に対応して、実施形態2では、原料の誘導を円滑にする
ために、第1ロール1と第2ロール2との間に外側から
原料を導入しやすくした誘導手段151が設けられてい
る。誘導手段151は、誘導用ホッパー141の下方に
配置されている。誘導手段151の外側寄りの上部は、
誘導用ホッパー141の下方開口部から連続して形成さ
れる導入口を有している。誘導手段151の内側寄りの
端部開口は、第1ロール1と第2ロール2の間に向かっ
ている。
【0053】第1ロール1、第2ロール2、第3ロール
3は、それぞれに機械台144に回転自在に支持され、
ケーシング145に囲まれている。誘導用ホッパー14
1も、機械台144に支持されている。第1ロール1、
第2ロール2と機械台144との間に製品を排出するた
めのコンベア146が設けられ機械台144に支持され
ている。機械台144は、自走式台車147に支持され
ている。自走式台車47は、駆動・従動輪148、これ
ら両輪をめぐる無限帯輪149を備えている。大きいト
ルクを出力する3体のロールの回転モーメントの合計が
零でなくても、機械は無限帯輪149により、建設現場
の荒い地面上に安定的に支持される。
【0054】誘導手段151は、機械台144上の支持
台152上に支持されている。誘導手段151は、いわ
ゆる振動式フィーダである。この振動式フィーダは、傾
斜した網状スクリーンを備えている。
【0055】図3は、本発明による3軸ロールクラッシ
ャの実施形態3を示す断面図である。3体のロールの間
の3つの関係のうちで2つの関係により破砕が行われ、
3軸ロールクラッシャ10が第1ロール1と第2ロール
2と第3ロール3とから構成され、第1ロール1の回転
軸心線J1と第2ロール2の回転軸心線J2と第3ロー
ル3の回転軸心線J3とは、互いに実質的に又は概ね平
行であり、3軸ロールクラッシャ10の通常の使用状態
では、概ね水平方向に向いている点では、実施形態1,
2に同じである。
【0056】第1ロール1は、第1回転胴211と放射
方向に向いて突起し第1回転胴211に固定されている
第1破砕歯(又は破砕刃)212を備えている。第1破
砕歯212は、周方向に等間隔に(90度ごとに)並
び、また、軸方向にも等間隔に並んでいる。
【0057】第2ロール2は、第2回転胴221と放射
方向に向いて突起し第2回転胴221に固定されている
第2破砕歯(又は破砕刃)222を備えている。第2破
砕歯222は、周方向に等間隔に((360/8)度ご
とに)並び、また、軸方向にも等間隔に並んでいる。
【0058】第3ロール3は、第3回転胴231と放射
方向に向いて突起し第3回転胴231に固定されている
第3破砕歯(又は破砕刃)232を備えている。第3破
砕歯232は、周方向に等間隔に((360/8)度ご
とに)並び、また、軸方向にも等間隔に並んでいる。
【0059】軸方向に並ぶ複数の第1破砕歯212と軸
方向に並ぶ複数の第2破砕歯222と軸方向に並ぶ複数
の第3破砕歯232は、互いにそれぞれに軸方向に軸方
向位相が線形にずれている。例えば、第1破砕歯212
を基準として、第2破砕歯222は例えば120度、第
3破砕歯232は240度ずれている。即ち、両歯は互
いに対向して噛み合うことができる位置にある。軸方向
に並ぶ複数の第1破砕歯212と軸方向に並ぶ複数の第
3破砕歯232との軸方向位相差を零に設計し、第1破
砕歯222と第2破砕歯222との軸位相差及び第2破
砕歯222と第3破砕歯232との軸位相差を共に18
0度に設計することもできる。この場合、第1破砕歯2
22と第3破砕歯232の干渉を防ぐように、回転軸心
線J1と回転軸心線J3との間の軸線間距離を調整す
る。このような位相差の変更は、2つの破砕関係の強弱
の変更に帰一する。このような破砕関係の強弱は、比較
的に柔らかいアスファルト、比較的硬いコンクリート等
の破砕対象の変更に対応することができる。
【0060】第2破砕歯222と第3破砕歯232の周
方向位相(位相の進行方向は互いに逆)は、同一であ
る。回転軸心線J2と回転軸心線J3が、機械的に連結
されておらず独立している場合には、破砕が現実に開始
されると、回転軸心線J1と回転軸心線J3の回りのト
ルクが均等化して、自然に同一位相化する傾向がある点
は、実施形態1,2に同じである。
【0061】第1破砕歯212と第2破砕歯222と第
3破砕歯232の周方向位相関係は、上述した例の関係
に限られない。第1破砕歯212と第2破砕歯222と
による破砕、第1破砕歯212と第3破砕歯232とに
よる破砕が同時進行的に行われるような位相関係が与え
られていればよい。このような破砕関係があれば、第1
ロール1と第2ロール2と第3ロール3とは、同形、同
サイズ(幾何学的に合同)であってもよい。
【0062】図3の表現では、第1ロール1は反時計方
向に、第2ロール2は時計方向に、第3ロール3は反時
計方向に、それぞれに回転する。即ち、第1破砕歯21
2と第2破砕歯222は、第1次原料(例えば、原料
石)が左側から導入され斜め下方に向かう間に1次破砕
し、第2破砕歯222と第3破砕歯232は、1次破砕
された原料が更に斜め左方向下方に向かわせながら2次
破砕する。
【0063】図3は、第1破砕関係が粗破砕であり、第
2破砕関係が細破砕であるように設計されている。粗破
砕と細破砕は、第1次破砕により破砕された第2次原料
の平均サイズが第2次破砕された製品原料の平均サイズ
よりも大きい関係にある。このような設計は、次のよう
な設計を含む。
【0064】即ち、第1に、第1破砕歯212と第2破
砕歯222との最接近距離は、第2破砕歯222と第3
破砕歯232との最接近距離(図示例では、マイナス)
よりも大きく、第2に、第1破砕歯212の歯数は第
2,3破砕歯222,232の歯数よりも少ない(回転
半径が同じであれば)。
【0065】回転軸心線J1と回転軸心線J2の間の水
平方向間隔は、回転軸心線J2と回転軸心線J3の間の
水平方向間隔よりも大きいが、両者は概ね等しい。この
点は、実施形態1,2とは異なる。このような距離関係
は、原料を第1ロール1と第2ロール2との間に導入さ
せやすくしている。
【0066】そのような導入を促進させるために、誘導
用ホッパー241の内部空間は、第1ロール1の上方域
まで拡大されている。誘導用ホッパー241は、斜辺2
46を底部壁として有しいる。斜辺246は、内部空間
中の原料を第1ロールと第2ロールの間に誘導する。斜
辺246の下方域には、開閉扉247が設けられてい
る。投入された大きいサイズの原料が両ロール間に誘導
されないような場合には、開閉扉247を開いて、その
材料の滞留を防止する。実施形態3のロールクラッシャ
も、自走式に改変することができる。
【0067】鉄筋を含むコンクリートは、破砕されにく
い。第1ロール1と第2ロール2とでコンクリート部分
を破砕して鉄筋部分を露出させた後に、鉄筋部分と残存
するコンクリーと部分を第2ロール2と第3ロール3と
で挟みこみ、両ロールの周速度差を利用して、鉄筋部分
からコンクリート部分を擦り剥がし取るようにするのの
好適な歯形状が図3に示している。このような歯又は刃
は、鉄筋コンクリートの破砕には好適であるが、他方で
欠けやすい。
【0068】図4は、刃群を形成する単位刃の交換を容
易にすた替刃構造を示している。その替え刃構造は、第
1〜3ロールで同じである。図4は、例えば、第2ロー
ル2の替え刃構造を示している。第2回転胴221の円
筒状周面に格子状収納体が軸方向及び周方向に配置され
ている。
【0069】単位格子状収納体は、軸方向壁251と周
方向壁252とで形成されている。対向する2体の軸方
向壁251は、図3に示すように、中心側域で対向間隔
が狭くなるように、対向テーパ面253を有している。
1つの単位格子状収納体に、1単位の刃である第2破砕
歯222が装着されている。
【0070】第2破砕歯222は、刃部分254と嵌込
部分255と翼部分256とから構成されている。翼部
分256は、軸方向に延びている。全単位刃の翼部分2
56の集合は、概ね1円筒体を形成している。翼部分2
56の内側面は、第2回転胴221の最外側円筒面(軸
方向壁251の外側面に一致)に圧接している。
【0071】嵌込部分255は、対向テーパ面253に
一致する嵌まり込みテーパ面257を有している。複数
の周方向壁252及び複数の単位破砕歯222に1本の
ピン258が貫通している。ピン258の一端部は鍔2
59に形成され他端部にはナット261がねじ込まれ
る。1本のピン258を引き抜くことにより、その群の
1体のみも単位刃の交換が可能である。交換後の組立
は、ピン258をさし込むだけである。
【0072】図5は、刃群を形成する単位刃の交換を容
易にすた替刃構造の他の形態を示している。替刃構造に
より交換される単位刃は、図4に示すものと図5に示す
ものとで全く同じである。両端周方向壁271の片側分
は、貫通ピン258が抜け出ることができない穴272
が開けられている。軸方向に並ぶ複数の単位刃222に
は、1本の共通の貫通ピン258が無接触に又は緩く貫
通している。貫通ピン258は、軸方向に単位刃222
にも周方向壁252にも抜き差し自由に貫通している。
ドラム本体に、円筒状の固定用環273が取りつけられ
ている。固定用環273には、ゴム等で形成される弾性
体274が挿入される。弾性体274は、円柱状の芯体
275と芯体275の周面に巻着される弾性管276と
から形成されている。
【0073】弾性管276には、中央部に突起輪277
が形成されている。突起輪277は、固定用環273の
内周面側に形成されている凹状輪に嵌め込まれている。
弾性体274は、固定用環273に強固に装着されてい
る。単位刃222は、ドラム本体から離脱しなければよ
く、ドラム本体に対してぐらつくことは破砕にとって不
都合ではない。弾性体274は、ハンマー278でポン
チ279を介して叩かれる貫通ピン258により叩き出
される。貫通ピン258は、ドラム本体に固定され放射
方向に立ち上がる軸直角面を有する周方向壁271に突
き当たり、そこから抜け出ることはない。弾性体274
は、ハンマー278により固定用環273に叩き込まれ
る。
【0074】単位刃222は、これの刃部281が欠落
した無歯体と交換されうる。この場合でも、翼部分25
6が拡大され、全ての翼部分256により円筒体が形成
され削屑が内部に侵入することはない。このような無歯
体の交換により、単位刃の数と分布形態を変更すること
ができる。このような変更は、様々な破砕対象物の変更
に対して、臨機応変に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明による3軸ロールクラッシャの
実施の形態1を示す断面図である。
【図2】図2は、本発明による3軸ロールクラッシャの
実施の形態2を示す断面図である。
【図3】図3は、本発明による3軸ロールクラッシャの
実施の形態3を示す断面図である。
【図4】図4は、単位刃の替え刃構造を示す断面図であ
る。
【図5】図5は、単位刃の替え刃構造の他の実施の形態
を示す断面図である。
【符号の説明】
1…第1ロール 2…第2ロール 3…第3ロール 11,111,211…第1回転胴 12,112,212…第1破砕歯(単位刃) 21,121,221…第2回転胴 22,122,222…第2破砕歯(単位刃) 31,131,231…第3回転胴 32,132,232…第3破砕歯(単位刃) 41,141,241…誘導用ホッパー J1,J2,J3…回転軸心線 46、146…排出用コンベア 47,147…自走式台車 49,149…無限帯輪 151…誘導手段 153…2位置回転軸

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】3体のロールからなり、3体のロールの間
    の3つの関係のうちで2つの関係のみで圧縮破壊により
    破砕が行われる3軸ロールクラッシャ。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記2つの関係のうちの1つの関係は、1体の第1ロー
    ルと他の1体の第2ロールとの間に形成される第1破砕
    関係であり、 前記2つの関係のうちの他の1つの関係は、前記第2ロ
    ールと更に他の1体の第3ロールとの間に形成される第
    2破砕関係であり、 前記第1ロールは前記第2ロール及び前記第3ロールよ
    り上方に配置されていることを特徴とする3軸ロールク
    ラッシャ。
  3. 【請求項3】請求項2において、 前記第1ロール、前記第2ロール、前記第3ロールは自
    走式台車本体に支持され、 前記自走式台車本体は接地する無端帯状輪に支持されて
    いることを特徴とする3軸ロールクラッシャ。
  4. 【請求項4】請求項2において、 前記第1破砕関係は、前記第1ロール及び前記第2ロー
    ルが前記第1ロールと前記第2ロールとの間で原料を前
    記第2ロールと前記第3ロールとの間に送る方向に回転
    する関係であり、 前記第2破砕関係は、前記第2ロール及び前記第3ロー
    ルが前記第1ロールと前記第2ロールとの間で原料を下
    方に送る方向に回転する関係であることを特徴とする3
    軸ロールクラッシャ。
  5. 【請求項5】請求項2において、 前記第1ロールと前記第2ロールとの間に原料を誘導す
    るための誘導手段からなることを特徴とする3軸ロール
    クラッシャ。
  6. 【請求項6】請求項2において、前記第1ロールは放射
    方向に延びる第1破砕歯を備え、 前記第2ロールは放射方向に延びる第2破砕歯を備え、 前記第3ロールは放射方向に延びる第3破砕歯を備え、 前記第1破砕歯が延びる長さは前記第2破砕歯が延びる
    長さよりも長いことを特徴とする3軸ロールクラッシ
    ャ。
  7. 【請求項7】請求項6において、 前記第1破砕歯の最外側端の回転軌跡を含む同軸円筒面
    と前記第2破砕歯の最外側端の回転軌跡を含む同軸円筒
    面は重ならず、 前記第2破砕歯の最外側端の回転軌跡を含む同軸円筒面
    と前記第3破砕歯の最外側端の回転軌跡を含む同軸円筒
    面は重なることを特徴とする3軸ロールクラッシャ。
  8. 【請求項8】請求項6において、 前記第1破砕歯の最外側端の回転軌跡を含む同軸円筒面
    と前記第2破砕歯の最外側端の回転軌跡を含む同軸円筒
    面は重ならず、 前記第1破砕歯の最外側端の回転軌跡を含む同軸円筒面
    と前記第3破砕歯の最外側端の回転軌跡を含む同軸円筒
    面は重ならず、 前記第2破砕歯の最外側端の回転軌跡を含む同軸円筒面
    と前記第3破砕歯の最外側端の回転軌跡を含む同軸円筒
    面は重なることを特徴とする3軸ロールクラッシャ。
  9. 【請求項9】請求項6において、 前記第1破砕歯の最外側端の回転軌跡を含む同軸円筒面
    の半径は、前記第2破砕歯の最外側端の回転軌跡を含む
    同軸円筒面の半径よりも大きいことを特徴とする3軸ロ
    ールクラッシャ。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104475189A (zh) * 2014-12-12 2015-04-01 苏州青青生态种植园 一种秸秆粉碎生产线中用粉碎设备
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CN105689081A (zh) * 2016-03-24 2016-06-22 天津碎易得环保工程技术有限公司 一种新式破碎机轴
CN106140437A (zh) * 2016-08-24 2016-11-23 无锡市恒达矿山机械有限公司 一种高效的矿石破碎机
CN111111861A (zh) * 2019-12-16 2020-05-08 天长市天意玻璃制品有限公司 一种玻纤粉加工的玻璃纤维粉碎研磨设备
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