JPH11317700A - 運搬管理通信システム - Google Patents

運搬管理通信システム

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JPH11317700A
JPH11317700A JP12226498A JP12226498A JPH11317700A JP H11317700 A JPH11317700 A JP H11317700A JP 12226498 A JP12226498 A JP 12226498A JP 12226498 A JP12226498 A JP 12226498A JP H11317700 A JPH11317700 A JP H11317700A
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communication device
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unloading
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Application number
JP12226498A
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English (en)
Inventor
Yoshiichi Nakamura
芳一 中村
Toyoji Yasuda
豊二 安田
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Es Systems Kk
Original Assignee
Es Systems Kk
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】運搬管理用データを無線通信で送る際のエラー
を防止する。 【解決手段】本発明の運搬管理通信システムは、切羽A
1で切羽データ送信装置1から無線発信される切羽識別
データをダンプカーの搭載通信装置2が受信記憶して荷
降ろし場のサテライト通信装置3へ切羽識別データとダ
ンプカー識別データを無線発信して渡し、続いてサテラ
イト通信装置3から中央通信装置4へ必要データを無線
発信する。切羽データ送信装置1と搭載通信装置2およ
びサテライト通信装置3の間のデータやり取りは、トー
ン信号方式の無指向性微弱無線発信で行うのに加え、切
羽識別データとダンプカー識別データは、同一のデータ
が予め定められた回数だけ受信された時に始めて有効デ
ータとして記憶する構成になっているので、データの送
受信にエラーが発生しにくい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、運搬車により運搬
される被運搬物の運搬管理に必要なデータの授受に無線
通信を利用する運搬管理通信システムに関し、運搬管理
に必要なデータが無線通信でやりとりされる際に誤デー
タが発生することを防止するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】大規模な石灰岩採石場では、切羽(運搬
物積載所)と荷降ろし場(荷降ろし所)とがそれぞれ複
数箇所にあるとともに、各切羽と各荷降ろし場の間を往
復するダンプカー(運搬車)が複数台配備されており、
シャベルカー等により切羽で石灰岩(被運搬物)が積み
込まれたダンプカーは荷降ろし場まで走行して来て、石
灰岩を荷降ろし場に降ろす。各荷降ろし場で降ろされた
石灰岩は、途中、必要に応じて粉砕処理を受けたりしな
がら、コンベア等で同じ貯石サイロ(貯石塔)へ搬送さ
れてゆく。したがって、貯石サイロでは異なる切羽の石
灰岩が混じり合うことが普通である。この貯石サイロに
貯められている石灰岩は適時にセメント原料などとして
搬出される。
【0003】ただ、貯石サイロから搬出される石灰岩の
品質を常に知っておく必要がある。石灰岩の品質が最終
的な製品であるセメントの品質に直接影響するので、原
料である貯石サイロ中の石灰岩の品質を常に把握してい
なければ、セメントの品質を安定させられない。石灰岩
は切羽ごとに品種(品質)が違うので、切羽から貯石サ
イロへ送られてくる各切羽ごとの石灰岩を運搬量を把握
し、貯石サイロの中の石灰岩の品質を算定しなければな
らないのである。また、各ダンプカーが切羽から荷降ろ
し場まで運ぶ石灰岩の運行状況を各ダンプカー毎に把握
する必要がある。各ダンプカーの運搬費用(運賃)など
を算出する必要があるからである。
【0004】各切羽ごとの石灰岩の運搬量や各ダンプカ
ーの運行状況を把握するために、切羽特定用の切羽識別
データおよびダンプカー特定用のダンプカー識別データ
に加えて各荷降ろし場特定用の荷降ろし場識別データな
ど必要なデータが中央局に集められ、これらのデータに
基づき管理が行われる。従来、荷降ろし場でダンプカー
から石灰岩を降ろす時に、切羽識別データとダンプカー
識別データをチェックしておき、各荷降ろし場のデータ
を荷降ろし場識別データを付けて運搬管理用データとし
て集めて廻っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
運搬管理はデータの収集に手間がかかることから、円滑
かつ能率のよい運搬管理は無理である。そこで、データ
の授受に無線通信を使ってデータ収集を余り手間をかけ
ずに迅速に行う改善策が考えられる。けれども、石灰岩
採石場の場合、運搬管理に必要なデータを無線通信でや
り取りすると、誤データが発生し易いという別の問題が
出てくる。大型の機械・装置が配設されている採石場の
場合、機械・装置の稼働に伴って大きなノイズが生じ、
これが切羽識別データやダンプカー識別データのエラー
を招くのである。普通に考えられる無線通信用のFM
(周波数変調)ディジタル通信方式あるいはSS(スペ
クトル拡散)通信方式は、耐ノイズ性が十分とは言いが
たい。また、データを無線通信でやりとりするダンプカ
ーが何台も同時に行き交う採石場では、混信に起因する
誤データが発生し易いという問題もある。運搬管理用デ
ータにエラーが生じるようでは、的確な運搬管理を実現
することができない。
【0006】本発明は、上記事情に鑑み、運搬管理に必
要なデータを無線通信でやりとりする際にエラーが生じ
るのを防止することのできる運搬管理通信システムを提
供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、本発明に係る運搬管理通信システムは、被運搬物が
運搬車に積み込まれる複数の運搬物積載所のそれぞれに
配備されて、予め定められて記憶されている運搬物積載
所特定用の積載所識別データを無線発信する複数の積載
所データ送信装置と、運搬物積載所で被運搬物を積み込
んで荷降ろし所へ運搬する複数の運搬車のそれぞれに搭
載配備されて、積載所識別データを受信して記憶すると
ともに荷降ろし所から無線発信される送信要求データを
受信する各種データ受信手段と、送信要求データの受信
を受けると積載所識別データおよび予め定められて記憶
されている運搬車特定用の運搬車識別データを無線発信
する搭載データ送信手段とを有する複数の搭載通信装置
と、運搬車に積み込まれて運ばれて来た被運搬物が降ろ
される複数の荷降ろし所のそれぞれに配備されて、運搬
車に対する送信要求データを無線発信する送信要求発信
手段と、運搬車から無線発信される積載所識別データお
よび運搬車識別データを受信し記憶する搭載データ受信
手段と、記憶している積載所識別データおよび運搬車識
別データを予め定められて記憶されている荷降ろし所特
定用の荷降ろし所識別データと一緒に中央局側へ送信す
るデータ出力手段とをそれぞれ有する複数の中継用通信
装置と、被運搬物に関する運搬管理を行う中央局に配備
されて、各荷降ろし所から出力される積載所識別データ
と運搬車識別データおよび荷降ろし所識別データを運搬
管理用データとして受信して記憶する中央通信装置とを
備えており、かつ、前記積載所データ送信装置と搭載通
信装置および中継用通信装置の間で行われるデータのや
り取りのための無線発信は、異なる周波数の単一周波数
信号を経時的に組み合わせてなるトーン信号方式であっ
て、狭い局所範囲内だけで受信できる電波強度の無指向
性無線によって行われるとともに、積載所識別データお
よび運搬車識別データは、同一のデータが予め定められ
た回数だけ受信された時に始めて有効データとして記憶
されるよう構成されている。
【0008】
【作用】次に、本発明に係る運搬管理通信システムにお
いて運搬管理用データの送信・受信が行われる際の作用
を説明する。運搬物積載所で被運搬物の積み込みを行っ
ている運搬車に対し、運搬物積載所に配備されている積
載所データ送信装置により、予め定められて記憶されて
いる運搬物積載所特定用の積載所識別データが無線発信
されると、運搬車に搭載配備されている搭載通信装置の
各種データ受信手段により積載所データが受信・記憶さ
れる。
【0009】被運搬物の積み込みと積載所データの受信
・記憶を終えた運搬車は、荷降ろし所へ向かって走行す
る。一方、荷降ろし所に配備されている中継用通信装置
の送信要求発信手段から無線発信される送信要求データ
が、運搬車に搭載配備されている搭載通信装置の各種デ
ータ受信手段により受信されると、搭載データ送信手段
により、積載所識別データおよび予め定められて記憶さ
れている運搬車特定用の運搬車識別データが無線発信さ
れる。なお、積載所識別データおよび運搬車識別データ
の無線発信と被運搬物の荷降ろしを済ませた運搬車は、
速やかに荷降ろし所から出てゆく。
【0010】他方、荷降ろし所に配備されている中継用
通信装置の搭載データ受信手段により、運搬車から無線
発信される積載所識別データおよび運搬車識別データが
受信されて記憶されるとともに、さらに、データ出力手
段により、積載所識別データおよび運搬車識別データは
荷降ろし所特定用の荷降ろし所識別データと一緒に中央
局側へ送信される。各荷降ろし所から出力される積載所
識別データと運搬車識別データおよび荷降ろし所識別デ
ータは、被運搬物に関する運搬管理を行う中央局に配備
されている中央通信装置によって運搬管理用データとし
て受信されて記憶される。
【0011】上記のように、本発明の運搬管理通信シス
テムの場合、運搬物積載所と運搬車の間、および、運搬
車と荷降ろし所の間では、いずれも、データが無線通信
でやり取りされるのに加え、荷降ろし所から中央局へ運
搬管理用データが通信で送られるので、運搬管理に必要
な各種のデータを手間をかけずに速やかに集めることが
できる。
【0012】さらに、本発明の場合、積載所データ送信
装置と搭載通信装置および中継用通信装置の間で行われ
るデータのやり取りのための無線発信は、異なる周波数
の単一周波数信号を経時的に組み合わせてなるトーン信
号方式であって、無線発信された時にノイズの影響を受
け難い方式であるので、データのやり取りの際にノイズ
に起因するエラーが起こりにくい。また、無指向性無線
発信であるので、指向性無線発信の場合には起こる必要
なデータの受信漏れが起こらないのに加え、積載所識別
データおよび運搬車識別データは、同一のデータが予め
定められた回数だけ受信された時に始めて有効データと
して記憶されるので、必要なデータが正しいか否か常に
よくチェックされていることになる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面を
参照しながら説明する。図1は実施例に係る運搬管理通
信システムの全体構成を示すブロック図、図2〜図4は
実施例のシステムの中に配備されている各種通信用機器
の構成を示すブロック図である。実施例の運搬管理通信
システムは石灰岩採石場の切羽(運搬物積載所)で得ら
れて荷降ろし場(荷降ろし所)を経由して貯石サイロ
(貯石塔)へ運ばれる石灰岩の運搬管理に適用されてい
る。
【0014】先ず実施例のシステムが適用されている石
灰岩の運搬の大まかな流れを先に説明しておく。図1に
示すように、石灰岩採石場の3つの切羽(運搬物積載
所)A1〜A3では、それぞれシャベルカーa1〜a3
によって石灰岩Mが各ダンプカー(運搬車)B1〜B3
に積み込まれる。石灰岩Mを積んだ各ダンプカーB1〜
B3は、幾つかある荷降ろし場C1〜C3の中の目的と
する荷降ろし場へゆく。荷降ろし場C1〜C3に到着し
たダンプカーB1〜B3は、石灰岩Mを縦穴D1〜D3
へ落とし込むようにして降ろす。降ろされた石灰岩M
は、必要に応じて途中で何回かの粉砕処理が行われなが
ら、ベルトコンベアE1〜E3によって一つの貯石サイ
ロTWへ搬入されてゆる。貯石サイロTWの中の石灰岩
Mは適時に必要なところへ搬出される。
【0015】続いて、実施例のシステムにおいて運搬管
理用データの通信のために配備されている各種通信用機
器について順に説明する。各切羽A1〜A3では、図2
に示すように、予め定められて記憶されている切羽特定
用の切羽識別データ(積載所識別データ)を無線発信す
る切羽データ送信装置(積載所データ送信装置)1が、
それぞれシャベルカーa1〜a3に搭載させられて配備
されている。各切羽データ送信装置1は、切羽識別デー
タおよび装置作動プログラムなどを記憶するメモリM1
と、切羽識別データの読み出しや発信の間隔などを制御
するマイクロコンピュータ(CPU)1aと、無線発信
用のアンテナAT1と、インターフェース(I/F)1
bを介して読み出される切羽識別データをアンテナAT
1へ周波数変調(FM)出力する送信部1c等を備えて
いる。
【0016】切羽識別データは、図5に示すように、異
なる周波数f1,f2の単一周波数正弦波信号F1,F
2を経時的に組み合わせてなるトーン信号としてアンテ
ナAT1から無線発信される。もちろん各切羽データ送
信装置1ごとに異なる切羽識別データが与えられてい
る。すなわち、図6(a)〜(c)に示すように、切羽
識別データDA1は、2個の記号(数字・アルファベッ
ト等)で構成されており、切羽A1に対しては01,切
羽A2に対しては02,切羽A3に対しては03がそれ
ぞれ与えられ、各メモリM1にそれぞれ記憶されている
のである。
【0017】したがって、トーン信号における単一周波
数正弦波信号の各周波数(f1,f2,f3,…,)は
データを構成する記号(0,1,2,…,,9,A,
…,F)に予め1対1で対応付けられており、マイクロ
コンピュータ(CPU)1aで相互変換されるよう構成
されている。つまり、トーン信号方式では、基本的に単
一周波数信号の周波数の組み合わせてデータをやり取り
することになる。トーン信号を構成している各周波数の
信号は、それぞれ周波数弁別されて検出されるので、ト
ーン信号に瞬間的なノイズが重畳しても周波数弁別に与
える影響はほとんどなく、耐ノイズ性の十分な通信方式
となっている。
【0018】切羽データ送信装置1による無線発信は周
波数変調方式の無指向性・微弱発信である。搬送波周波
数は100MHz〜800MHz程度であるので無指向性で
ある。また、10mW〜20mWの発信出力で電波の届
く範囲が20m程度であり、狭い局所範囲内だけで受信
できる。切羽識別データDA1を受信するダンプカーの
到来方向は一定していないが、無指向性である場合、ダ
ンプカーは到来方向の如何によらず切羽識別データDA
1を確実に受信できる。切羽識別データDA1の電波の
届く範囲が狭いと、近くを通過してゆくだけのダンプカ
ーが他のダンプカーが受信すべき切羽識別データDA1
の電波を誤って受信する確率が低い。
【0019】また、各ダンプカーB1〜B3には、切羽
識別データを受信して記憶するとともに(後述するよう
に)荷降ろし場から無線発信される送信要求データを受
信するのに加え、送信要求データを受けると切羽識別デ
ータおよび予め定められて記憶されているダンプカー特
定用のダンプカー識別データを無線発信するよう構成さ
れた搭載通信装置2がそれぞれ搭載配備されている。各
搭載通信装置2は、図3に示すように、送信するダンプ
カー識別データと受信する切羽識別データおよび装置作
動プログラムなどを記憶するメモリM2と、各データの
読み出し・記憶や発信の間隔などを制御するマイクロコ
ンピュータ(CPU)2aと、無線受信・発信用のアン
テナAT2と、インターフェース(I/F)2bを介し
て読み出される各データをアンテナAT2へ周波数変調
出力するとともにアンテナAT2で受信する各データを
復調入力してインターフェース(I/F)2bを介して
取り込む受信・送信部2c等を備えている。
【0020】ダンプカー識別データは、切羽識別データ
と同様、図5に示すように、異なる周波数f1,f2の
単一周波数正弦波信号F1,F2を経時的に組み合わせ
てなるトーン信号としてアンテナAT2から無線発信さ
れる。ダンプカー識別データDA2も、図7(a)〜
(c)に示すように、2個の記号(数字・アルファベッ
ト等)で構成されており、ダンプカーB1に対しては0
1,ダンプカーB2に対しては02,ダンプカーB3に
対しては03が与えられ、各メモリM2にそれぞれ記憶
されている。なお、データDA1,DA2を無線発信す
る場合、図8に示すように、切羽識別データDA1の後
にダンプカー識別データDA2が続く合体形態で発信さ
れる。また、搭載通信装置2は、荷降ろし場から無線発
信される確認要求データ(ダンプカーであるか否かの確
認)を受信すると、回答データDA3を発信するよう構
成されている。回答データDA3も、2個の記号で構成
されていて、実施例の場合、「FF」と定められて各メ
モリM2にそれぞれ記憶されており、トーン信号として
アンテナAT2から無線発信される。
【0021】したがって、搭載通信装置2も、切羽デー
タ送信装置1と同様、瞬間的なノイズが無線信号に重畳
しても検出周波数は変化せず、耐ノイズ性の十分な通信
方式である。また、搭載通信装置2による無線発信も周
波数変調方式の無指向性・微弱発信である。つまり、搬
送波周波数が100MHz〜800MHz程度であるので無
指向性である。また、10mW〜20mWの発信出力で
電波の届く範囲が20m程度であり、狭い局所範囲内だ
けで受信できる。荷降ろし場C1〜C3に到着するダン
プカーの到来方向が一定していなので、無指向性の場
合、ダンプカーは到来方向の如何によらず無線電波の受
信・発信が確実に行われる。また、搭載通信装置2の発
信電波の届く範囲が狭いと、他の荷降ろし場が無関係の
ダンプカーの電波を誤って受信することが避けられる。
【0022】一方、各荷降ろし場C1〜C3には、ダン
プカーに対する確認要求データおよび送信要求データを
無線発信するとともに、ダンプカーから無線発信される
各種データDA1〜DA3を受信し記憶するのに加え、
受信して記憶している切羽識別データDA1およびダン
プカー識別データDA2を予め定められて記憶されてい
る荷降ろし場特定用の荷降ろし場識別データと一緒に中
央局側へ送信するよう構成されたサテライト通信装置
(中継用通信装置)3がそれぞれ配備されている。な
お、各サテライト通信装置3は、自走可能な搬送車MC
に搭載されていて、必要に応じてサテライト通信装置3
の位置を変更することも可能な構成となっている。
【0023】各サテライト通信装置3は、図4に示すよ
うに、送信する確認要求データと送信要求データおよび
荷降ろし場識別データや受信するデータDA1,DA2
あるいは装置作動プログラムなどを記憶するメモリM3
と、各データの読み出し・記憶や発信の間隔などを制御
するマイクロコンピュータ(CPU)3aと、無線受信
・発信用のアンテナAT3,AT4と、インターフェー
ス(I/F)3bを介して読み出される各データをアン
テナAT3,AT4へ変調出力するとともにアンテナA
T3で受信する各データを復調入力してインターフェー
ス(I/F)3bを介して取り込む受信・送信部3cお
よび受信・送信部3dを備えている。アンテナAT3お
よび受信・送信部3cはダンプカーとの間での無指向性
微弱無線通信を司り、アンテナAT4および受信・送信
部3dは中央局との間での一般的な業務無線通信を司
る。
【0024】荷降ろし場識別データDA4は、図9
(a)〜(c)に示すように、3個の記号(数字・アル
ファベット等)で構成されており、荷降ろし場C1に対
してはC01,荷降ろし場C2に対してはC02,荷降
ろし場C3に対してはC03が与えられ、各メモリM3
にそれぞれ記憶されている。また、確認要求データDA
5および送信要求データDA6は、それぞれ、2個の記
号(数字・アルファベット等)で構成されており、実施
例の場合、確認要求データDA5が「EE」と定めら
れ、送信要求データDA6が「DD」と定められて各メ
モリM3にそれぞれ記憶されている。これらデータDA
5,DA6は、図5に示すように、異なる周波数f1,
f2の単一周波数正弦波信号F1,F2を経時的に組み
合わせてなるトーン信号としてアンテナAT3から無線
発信される。この他、サテライト通信装置3はメモリM
3にデータが記憶された時に記憶完了データもデータD
A5,DA6と同様のトーン信号方式で無線発信するよ
う構成されている。この記憶完了データを搭載通信装置
2が受信して、データDA1,DA2の無線発信を停止
する他、メモリM2に記憶していた切羽識別データDA
1を消去する構成となっている。
【0025】アンテナAT4から中央局へ送られる管理
用データDA7は、図10に示すように、先頭の荷降ろ
し場識別データDA4の後に、データ個数(図10の場
合3個)を示す数値データが来て、その後に受信した受
信データDA1,DA2の内容が続くデータ構成となっ
ている。管理用データDA7はアンテナAT4から受信
する中央局側からの送信要求に従って、管理用データD
A7を送信する構成となっている。この管理用データD
A7については、トーン信号として発信される必要はな
い。つまり、荷降ろし場識別データDA4もトーン信号
として発信される必要はないことになる。
【0026】したがって、サテライト通信装置3も、確
認要求データDA5および送信要求データDA6は、瞬
間的なノイズが無線信号に重畳しても検出周波数は変化
せず、耐ノイズ性の十分な通信方式となっている。ま
た、サテライト通信装置3のアンテナAT3による無線
発信も周波数変調方式による無指向性・微弱発信であ
る。つまり、搬送波周波数が100MHz〜800MHz程
度であるので無指向性である。また、10mW〜20m
Wの発信出力で電波の届く範囲が20m程度であり、狭
い局所範囲内だけで受信できる。
【0027】荷降ろし場C1〜C3に到着するダンプカ
ーの到来方向が一定していなので、無指向性の場合、ダ
ンプカーは到来方向の如何によらず、荷降ろし場とダン
プカーの間で確実に電波のやり取りが行える。また、サ
テライト通信装置3のアンテナAT3による無線発信の
発信電波の届く範囲が狭いと、誤って他のダンプカーが
受信することが避けられる。なお、アンテナAT4によ
る無線発信は電波が遠方にある中央局側に十分に届くよ
うに比較的に発信出力の大きな一般の業務無線が使われ
る。
【0028】さらに、石灰岩Mに関する運搬管理を行う
中央局CTの側には、図1に示すように、各荷降ろし場
C1〜C3に配備されたサテライト通信装置3から送信
される管理用データDA7を運搬管理用データとして受
信して記憶蓄積する中央通信装置4が配備されている。
中央通信装置4は、図1に示すように、アンテナAT5
を有する受信・発信部4aとパーソナルコンピュータP
Cおよびメモリ4bを具備し、アンテナAT5から各サ
テライト通信装置3に適時に送信要請信号が出力される
とともに、各サテライト通信装置3から送信されて受信
される管理用データDA7を受信時刻データを付加して
メモリ4bに記憶蓄積される構成となっている。
【0029】中央局CTでは、管理用データDA7に基
づき、各切羽A1〜A3ごとの石灰岩Mの運搬量や各ダ
ンプカーB1〜B3の運行状況を把握し貯石サイロTW
の中の石灰岩Mの品質を速やかに算定したり、ダンプカ
ーの運搬費用(運賃)を算出する等して運搬管理を円滑
かつ速やかに実行する。
【0030】続いて、上述した実施例の運搬管理通信シ
ステムを、システムの具体的な稼働動作に即して、より
詳しく説明する。図11は実施例の運搬管理通信システ
ムにおける各要所の稼働状況を示す模式図である。ま
ず、切羽から荷降ろし場までの間の通信動作を図12の
フローチャートに従って説明する。
【0031】〔ステップS1〕先ず、図11(a)に示
すように、石灰岩採石場の切羽A1に到来したダンプカ
ーB2に対してシャベルカーa1による石灰岩Mの積み
込みが行われる。石灰岩Mの積み込み作業の時間は数分
程度である。一方、シャベルカーa1に搭載の切羽デー
タ送信装置1は、切羽識別データDA1の無線発信を所
定の時間間隔で反復継続している。ダンプカーB2の搭
載通信装置2は切羽識別データDA1を受信して保持
し、同一の切羽識別データDA1が8回受信されると、
その切羽識別データDA1を有効な切羽識別データ(今
は「01」)であるとしてメモリM2に記憶する。
【0032】このように、本発明では、同一の切羽識別
データDA1が、予め定められた回数だけ受信された時
に始めて有効データとして記憶するので、確実に正しい
切羽識別データDA1を受信できる。また、同一の切羽
識別データDA1を8回受信するのに要する時間は、数
秒〜数十秒程度となるように、切羽識別データDA1の
無線発信間隔がセットされている。こうすると、切羽デ
ータ送信装置1の発信電波が届く範囲を、他のダンプカ
ーが単に通過するだけでは切羽識別データDA1を8回
も受信できないため、他のダンプカーが仮に受信可能範
囲を通っても誤って切羽識別データDA1を受信する心
配がない。
【0033】〔ステップS2〕切羽A1で石灰岩Mと切
羽識別データDA1の受け取りを完了したダンプカーB
2は、切羽A1を出発して、図11(b)に示すよう
に、目的の荷降ろし場C1に配備されているサテライト
通信装置3のアンテナAT3の無線電波が届く範囲まで
近づくと、サテライト通信装置3が無線発信する確認要
求データDA5である「EE」を搭載通信装置2が受信
する。搭載通信装置2が確認要求データDA5を受信す
ると直ちに、ダンプカーであることを示す回答データD
A3である「FF」を無線発信する。なお、サテライト
通信装置3は回答データDA3を受信しない限り、15
秒に1回、確認要求データDA5の無線発信を繰り返
す。
【0034】〔ステップS3〕サテライト通信装置3は
回答データDA3を受け取ると、直ちに送信要求データ
DA6である「DD」を無線発信する。この送信要求デ
ータDA6は、より荷降ろし場C1に近づいて来た搭載
通信装置2によって当然に受信される。
【0035】〔ステップS4〕送信要求データDA6を
受信した搭載通信装置2は、図8に示す切羽識別データ
DA1およびダンプカー識別データDA2を直ちに何度
も繰り返し無線発信する。
【0036】〔ステップS5〕サテライト通信装置3は
同一の切羽識別データDA1およびダンプカー識別デー
タDA2を3回(今は「0102」)受信すると、その
データDA1,DA2を有効なデータとしてメモリM3
に記憶する。同一の切羽識別データDA1およびダンプ
カー識別データDA2が、予め定められた回数だけ受信
された時に始めて有効データとするので、確実に正しい
切羽識別データDA1およびダンプカー識別データDA
2を受信できる。なお、メモリM3にデータが記憶され
るとサテライト通信装置3から記憶完了データが無線発
信される。搭載通信装置2は記憶完了データを受信して
無線発信を停止する他、メモリM2の切羽識別データD
A1を消去する。また、搭載通信装置2とサテライト通
信装置3とのデータのやり取りと平行して、図11
(c)に示すように、ダンプカーB2の石灰岩Mが降ろ
される。
【0037】〔ステップS6〕石灰岩Mの運搬に関する
データの通信が続けられる限り、ステップS1以下が繰
り返し行われ、サテライト通信装置3は、ダンプカーが
来る度に切羽識別データDA1およびダンプカー識別デ
ータDA2の受信記憶を実行する。石灰岩Mの運搬に関
するデータの通信が終了すれば、勿論、システムは稼働
を停止する。
【0038】次に荷降ろし場と中央局側との間の通信動
作を図13のフローチャートに従って説明する。 〔ステップT1〕上の切羽識別データDA1およびダン
プカー識別データDA2の受信記憶と平行して、サテラ
イト通信装置3に対して、図11(d)に示すように、
中央通信装置4から管理用データDA7の送信要請信号
が名指しで送られる。
【0039】〔ステップT2〕名指されたサテライト通
信装置3は、切羽識別データDA1およびダンプカー識
別データDA2の受信動作中でなければ、送信要請信号
を受信する。
【0040】〔ステップT3〕サテライト通信装置3が
送信要請信号を受信すると、直ちに図10の管理用デー
タDA7を送信する。なお、実施例のシステムの場合、
サテライト通信装置3から管理用データDA7の送信が
ない場合、中央通信装置4は再度、送信要請信号を送信
し、それでも応答がなければ、飛ばして次のサテライト
通信装置3へ送信要請信号を送る構成になっている。
【0041】〔ステップT4〕中央通信装置4は管理用
データDA7を受信すると、管理用データDA7に受信
時刻データを付加してメモリ4bへ記憶する。
【0042】〔ステップT5〕管理用データDA7の記
憶完了後、直ちに中央通信装置4は受信確認信号をサテ
ライト通信装置3へ返信する。
【0043】〔ステップT6〕受信確認信号を受けたサ
テライト通信装置3は、メモリM3に記憶していた管理
用データDA7の不要データを消去する。
【0044】〔ステップT7〕送信要請しなければなら
ないサテライト通信装置3があれば、ステップT1以下
を繰り返し、管理用データDA7の受信記憶を行う。送
信要請しなければならないサテライト通信装置3が、も
う無ければ通信動作は終了することになる。
【0045】本発明は上記実施の形態に限られることは
なく、下記のように変形実施することができる。 (1)実施例のシステムでは、サテライト通信装置3と
中央通信装置4との間のデータのやり取りが無線通信で
あったが、サテライト通信装置3と中央通信装置4の間
は有線通信(ケーブル通信)である以外は実施例と同一
の構成のシステムが、変形例として挙げられる。
【0046】(2)実施例のシステムでは、切羽データ
送信装置1やサテライト通信装置3が移動可能であった
が、切羽データ送信装置1やサテライト通信装置3が固
定設置されている構成のシステムが、変形例として挙げ
られる。
【0047】(3)実施例のシステムは、石灰岩の運搬
管理に適用されていたが、一般荷物の運搬管理に適用さ
れてもよい。この場合、切羽は例えば倉庫となり、荷降
ろし場は例えば中継集荷所となり、中央局は例えば運送
会社の本社建物ということになる。
【0048】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明の運搬管理
通信システムによれば、運搬物積載所と運搬車の間、お
よび、運搬車と荷降ろし所の間では、運搬管理用データ
が無線通信でやり取りされるのに加え、荷降ろし所から
中央局へ運搬管理用データが通信で送られるので、運搬
管理に必要な各種のデータを手間をかけずに速やかに集
めることができる結果、円滑かつ能率のよい運搬管理が
可能となる。
【0049】また、本発明の運搬管理通信システムによ
れば、積載所データ送信装置と搭載通信装置および中継
用通信装置の間で行われるデータのやり取りのための無
線発信は、異なる周波数の単一周波数信号を経時的に組
み合わせてなるトーン信号方式であって、無線発信され
た時にノイズの影響を受け難い方式であるので、データ
のやり取りの際にノイズに起因するエラーが起こりにく
い。また、無指向性無線発信であるので、指向性無線発
信の場合には起こる必要なデータの受信漏れが起こらな
い。さらに、積載所識別データおよび運搬車識別データ
は、同一のデータが予め定められた回数だけ受信された
時に始めて有効データとして記憶されるので、必要なデ
ータが正しいか否か常によくチェックされている結果、
エラーの発生を確実に防止でき、的確な運搬管理を実現
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の運搬管理通信システムの全体構成を示
すブロック図である。
【図2】実施例システムの切羽データ送信装置の構成を
示すブロック図である。
【図3】実施例システムの搭載通信装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図4】実施例システムのサテライト通信装置の構成を
示すブロック図である。
【図5】実施例システムでのトーン信号方式の基本的信
号構成を示す模式図である。
【図6】実施例システムの切羽識別データの一例を示す
模式図である。
【図7】実施例システムのダンプカー識別データの一例
を示す模式図である。
【図8】実施例システムのダンプカー識別データと切羽
識別データの発信時の合体形態を示す模式図である。
【図9】実施例システムの荷降ろし場識別データの一例
を示す模式図である。
【図10】実施例システムの管理用データの一例を示す
模式図である。
【図11】実施例システムにおける各要所の稼働状況を
示す模式図である。
【図12】実施例システムの切羽〜荷降ろし場間の通信
動作の流れを示すフローチャートである。
【図13】実施例システムの荷降ろし場と中央局側との
間の通信動作の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 …切羽データ送信装置 2 …搭載通信装置 3 …サテライト通信装置 4 …中央通信装置 A1〜A3 …切羽 B1〜B3 …ダンプカー C1〜C3 …荷降ろし場 DA1 …切羽識別データ DA2 …ダンプカー識別データ DA4 …荷降ろし場識別データ CT …中央局 M …石灰岩

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被運搬物が運搬車に積み込まれる複数の運
    搬物積載所のそれぞれに配備されて、予め定められて記
    憶されている運搬物積載所特定用の積載所識別データを
    無線発信する複数の積載所データ送信装置と、 運搬物積載所で被運搬物を積み込んで荷降ろし所へ運搬
    する複数の運搬車のそれぞれに搭載配備されて、積載所
    識別データを受信して記憶するとともに荷降ろし所から
    無線発信される送信要求データを受信する各種データ受
    信手段と、送信要求データの受信を受けると積載所識別
    データおよび予め定められて記憶されている運搬車特定
    用の運搬車識別データを無線発信する搭載データ送信手
    段とを有する複数の搭載通信装置と、 運搬車に積み込まれて運ばれて来た被運搬物が降ろされ
    る複数の荷降ろし所のそれぞれに配備されて、運搬車に
    対する送信要求データを無線発信する送信要求発信手段
    と、運搬車から無線発信される積載所識別データおよび
    運搬車識別データを受信し記憶する搭載データ受信手段
    と、記憶している積載所識別データおよび運搬車識別デ
    ータを予め定められて記憶されている荷降ろし所特定用
    の荷降ろし所識別データと一緒に中央局側へ送信するデ
    ータ出力手段とをそれぞれ有する複数の中継用通信装置
    と、 被運搬物に関する運搬管理を行う中央局に配備されて、
    各荷降ろし所から出力される積載所識別データと運搬車
    識別データおよび荷降ろし所識別データを運搬管理用デ
    ータとして受信して記憶する中央通信装置とを備えてお
    り、かつ、 前記積載所データ送信装置と搭載通信装置および中継用
    通信装置の間で行われるデータのやり取りのための無線
    発信は、異なる周波数の単一周波数信号を経時的に組み
    合わせてなるトーン信号方式であって、狭い局所範囲内
    だけで受信できる電波強度の無指向性無線によって行わ
    れるとともに、積載所識別データおよび運搬車識別デー
    タは、同一のデータが予め定められた回数だけ受信され
    た時に始めて有効データとして記憶されるよう構成され
    ていることを特徴とする運搬管理通信システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006304885A (ja) * 2005-04-26 2006-11-09 Olympus Medical Systems Corp 被検体内導入装置及び被検体内情報取得システム
JP2008042570A (ja) * 2006-08-07 2008-02-21 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータの伝送システム
JP2011139186A (ja) * 2009-12-28 2011-07-14 Hitachi Ltd 無線データ搬送装置及び無線データ搬送方式

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