JPH11313495A - 電動機サーボ系の制御装置 - Google Patents

電動機サーボ系の制御装置

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JPH11313495A
JPH11313495A JP10117210A JP11721098A JPH11313495A JP H11313495 A JPH11313495 A JP H11313495A JP 10117210 A JP10117210 A JP 10117210A JP 11721098 A JP11721098 A JP 11721098A JP H11313495 A JPH11313495 A JP H11313495A
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inertia
servo system
estimated
acceleration
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JP10117210A
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English (en)
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Yoshiki Kato
義樹 加藤
Shinichi Kobayashi
真一 小林
Hiroshi Kuromaru
廣志 黒丸
Ichiro Awaya
伊智郎 粟屋
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 制御ゲインの収束を容易に且つ確実に設定し
得るオートチューニング機能を持つ電動機サーボ系の制
御装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 電動機サーボ系より得られた電流指令と
前記速度情報を用いて外乱トルク推定値と、加速度情報
とを出力する外乱推定オブザーバと、前記外乱推定オブ
ザーバより得られた前記外乱トルク推定値と加速度情報
を用いてイナーシャ推定値を出力するイナーシャ推定器
と、前記イナーシャ推定値を用いて電動機サーボ系の速
度制御部のゲインを適切な値に調整するゲイン調整器と
を具え、前記イナーシャ推定器内で外乱トルク推定値に
加速度を乗算し1周期の間積分動作をさせてイナーシャ
推定値を求めるか、もしくは前記イナーシャ推定器内で
外乱トルク推定値に加速度を乗算した後フィルタ処理し
てイナーシャ推定値を求めることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機械系を駆動する
電動機サーボ系の制御装置に関し、特に制御ゲインを自
動的に設定し得るオートチューニング機能を持つ電動機
サーボ系の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電動機サーボ系の制御装置は、制
御装置を初めて取り付けた場合や、経年変化により機械
系の特性が変化した場合には、機械系の大きさや振動の
状態に応じて調整員がゲインを設定し直さなければなら
ないという問題を有していた。かかる欠点を解消するた
めに、電動機とイナージャの大きさ又はこれと機械系の
振動の大きさに適したゲインを自動的に設定できる電動
機サーボ系の制御装置が特開平4−325886号に提
案されている。
【0003】かかる従来技術例を図面とともに説明す
る。図5は前記従来技術の電動機サーボ系の制御装置の
構成を示し、30aはオートチューニング機能付き電動
機サーボ系コントローラ、31はサーボ系のシミュレー
ション部であり、該シミュレーション部31は以下のよ
うに構成されている。即ち、1bはシミュレーションに
おける電動機、機械系モデル、5bはシミュレーション
における電流制御部、6bはシミュレーションにおける
速度制御部、7bはシミュレーションにおける位置制御
部、12bはシミュレーションにおける位置検出値、1
3bはシミュレーションにおける速度検出値、14bは
シミュレーションにおける電流検出値、15bはシミュ
レーションにおける位置誤差、16bはシミュレーショ
ンにおける速度指令値、17bはシミュレーションにお
ける速度誤差、18bはシミュレーションにおける電流
指令値、19bはシミュレーションにおける電流誤差、
20bはシミュレーションにおける電動機電流である。
【0004】又、21は実際の電流検出値14及びシミ
ュレーションにおける電流検出値14bからそれぞれの
電流面積を計算し比較する電流面積計算部、22は電流
面積計算部21の計算結果をもとにして電動機・機械系
モデル1bのイナーシャ仮定値の修正量を決定するイナ
ーシャ修正量決定部、23は修正されたイナーシャ仮定
値に対して最適な速度制御部6、6bのゲインを決める
ゲイン決定部である。
【0005】尚、図中1は電動機、2は電動機1に取り
付けられた機械系であり、電動機1と機械系2を合わせ
たものが制御対象である。3は制御対象1,2の位置と
速度を測定する位置速度検出器、4は電動機1に流れる
電流を測定する電流検出器、5は電流制御部、6は速度
制御部、7は位置制御部、11は位置指令値、12は位
置検出値、13は速度検出値、14は電流検出値、15
は位置誤差、16は速度指令値、17は速度誤差、18
は電流指令値、19は電流誤差、20は電動機1に流れ
る電流、30aは電動機サーボ系コントローラである。
【0006】次に、動作について説明する。先ず電動機
サーボ系の動作について説明する。電動機サーボ系コン
トローラ30aは、例えば工作機械やロボットなどに対
して軌跡制御を行なうためのものであり、望ましい軌跡
指令値から位置指令値11を生成し、制御対象1,2を
位置指令値11に応じて動作させるためのものである。
即ち、検出器3によって得られた位置検出値12と位置
指令値11との差を計算して位置誤差15を求め、位置
制御部7において適切な演算を行なって速度指令値16
を決定する。
【0007】次に、検出器3によって得られた速度検出
値13と速度指令値16との差を計算して速度誤差17
を求め、速度制御部6において適切な演算を行なって電
流指令値18を決定する。さらに、電流検出器4によっ
て得られた電流検出値14と電流指令値18との差を計
算して電流誤差19を求め、電流制御部5において適切
な演算を行なって電動機電流20を決定する。
【0008】上記した従来装置では、位置制御部7、速
度制御部6及び電流制御部5においてそれぞれP(比
例)演算、PI(比例・積分)演算を行なっており、電
動機サーボ系コントローラ30aを以上のように構成
し、各制御部5〜7の各演算において制御対象1,2に
応じた適切なゲインを用いることにより、良好な軌跡制
御を実現することができる。
【0009】ここで、電動機1、検出器3、4の特性が
予め分かっており、機械系2の特性のみが不明であると
すると、電流ループ内のパラメータはすべて分かること
になり、電流制御部5のゲインはこれらのパラメータか
ら予め決定できる。又、工作機械のように複数の電動機
を同時に動作させる場合、位置ループの応答周波数は一
致させる必要があるため、位置制御部7のゲインは予め
決定された値を用いることとする。
【0010】従って、この従来技術では速度制御部6の
比例ゲイン及び積分ゲインの自動調整のみを行なう。た
だし、位置制御部7のゲインについての速度ループ応答
周波数に応じた自動設定は、この実施例の簡単な拡張に
より実現できる。
【0011】一方サーボ系のシミュレーション部31に
ついて、その電流制御部5b、速度制御部6b及び位置
制御部7bは、それぞれ実際のサーボ系における電流制
御部5、速度制御部6及び位置制御部7と同じものであ
る。電動機・機械系モデル1bは制御対象1、2及び検
出器3、4をモデル化したものであり、このモデルにお
いて機械系2は機械振動などを考慮せずに単純なイナー
シャと仮定している。前述したように電動機1及び検出
器3、4の特性パラメータは明らかなため、電動機・機
械系モデル1bにおいては電動機1と機械系2を含めた
イナーシャの大きさのみが未知パラメータとなり、この
イナーシャの仮定値をJとする。
【0012】この従来例においては、実際のサーボ系と
そのシミュレーション部31に同じ位置指令値11を加
えた場合の電流検出値14、14bを比較し、比較結果
に応じてイナーシャ仮定値Jを修正してゆき、最終的に
イナーシャの固定値とそれに最適なループゲインを求め
るものである。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従来の電動機サーボ系
の制御装置のオートチューニング機能は以上のように構
成されており、実電流を時間積分し制御装置内の仮想モ
デルの電流積分値と比較し、両者を一致させるように順
次ゲインを調整してゆくため、収束に時間がかかる。ま
た、収束するという保証が得られていない、という課題
があった。
【0014】本発明はかかる課題を解決し得る、特に制
御ゲインの収束を容易に且つ確実に設定し得るオートチ
ューニング機能を持つ電動機サーボ系の制御装置を提供
することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めに請求項1記載の発明は、電動機サーボ系より得られ
た電流指令と前記速度情報を用いて外乱トルク推定値
と、加速度情報とを出力する外乱推定オブザーバと、前
記外乱推定オブザーバより得られた前記外乱トルク推定
値と加速度情報を用いてイナーシャ推定値を出力するイ
ナーシャ推定器と、前記イナーシャ推定値を用いて電動
機サーボ系の速度制御部のゲインを適切な値に調整する
ゲイン調整器とを具え、前記イナーシャ推定器内で、周
期的に出力する速度指令により得られた外乱トルク推定
値と加速度の積と加速度の二乗値の一周期の間の積分値
を求め、前者の積分値の後者の積分値に対する商を介し
て、イナーシャ推定値を求めることを特徴とする。
【0016】さらに、請求項2記載の発明は、前記イナ
ーシャ推定器内で、周期的に出力する速度指令により得
られた外乱トルク推定値と加速度との積と加速度の二乗
値とを求め、両者のフィルタ処理して得られた商を介し
て、イナーシャ推定値を求めることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示した実施例
を用いて詳細に説明する。但し、この実施例に記載され
る構成部品の寸法、形状、その相対配置などは特に特定
的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定
する趣旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
【0018】図1は本発明の実施形態による電動機サー
ボ系の制御装置の構成を表すブロック図である。30は
オートチューニング機能付き電動機制御装置であり、1
の電動機を制御し2の機械系を操作する。3は1の電動
機に取付けられた検出器であり12の位置情報や13の
速度情報の原信号を発生する。前記制御装置30内にお
いて、電動機電流20を検出器4を用いて電流信号14
とし、その値と電流指令値18の差分19を用いて電流
制御部5で電動機電流20を制御している。また、速度
制御部6は、速度情報13と速度指令値16の差分17
を用いて電流指令値18を出力し、位置制御部7は位置
情報12と位置指令値11の差分15を用いて、速度指
令値16を出力する。かかる構成は図5の従来技術と同
様である。
【0019】ここで前記電流指令値18と前記速度情報
13を用いて、外乱推定オブザーバ8は外乱トルク推定
値32と、加速度情報である加速度34をイナーシャ推
定器9側に出力する。該イナーシャ推定器9は、前記外
乱トルク推定値32と加速度情報である加速度34を用
いてイナーシャ推定値10を出力する。ゲイン調整器2
8は、前記イナーシャ推定値10を用いて電動機サーボ
系の速度制御部6のゲインを適切な値に調整する。次
に、どの様にゲインを適切に調整するかについて述べ
る。
【0020】まず外乱オブザーバ8の動作について説明
する。本発明の制御装置が対象とする機械系(電動時含
む)の特性は次の様に考える。機械系は一定の負荷トル
ク、粘性抵抗、クーロン摩擦が作用する1慣性系とす
る。この運動方程式は次式となる。 J・dω/dt=T−Dω−Tc・sign(ω)−TL …(1) ここで、J:慣性モーメント T:発生トルク D:粘性抵抗係数 Tc:クーロン摩擦の大きさ TL:一定負荷トルク ω:角速度 Sign(ω)は符号関数であり、Sign(ω)=1(ω≧0) Sign(ω)=−1(ω<0)
【0021】また、発生トルクTは電流指令Ic と線形
の次式の関係で表される。 T=KT・Ic …(2) ここで、KT :トルク定数 ∴(1)式は(3)式となる。 J・dω/dt=KT・Ic−Dω−Tc・sign(ω)−TL …(3) 前記外乱オブザーバ8は、速度情報13の変化から、加
速度34を求め基準イナーシャ26を乗算する事で発生
トルク33を推定する。すると外乱トルク推定値32は
次式(「数1」)となる。
【数1】 ここで、ΔJ:基準イナーシャJ0と真のイナーシャJ
の値の差
【0022】次にイナーシャ推定器9の動作を説明す
る。前記推定器9の推定時間が十分早いとしてその区間
では、Tdは変化しないとすると、 dTd/dt=0 …(5) (4)式を状態変数q0〜q2を用いて次の様に表す。
【数2】 この時、速度指令r(t)が周期的な場合、次の様な性質
を持つ。 r(t)=r(t−T0) …(7) r(t)≠0 …(8) ここで、T0:周期 従って、(6)式で示す外乱トルク推定値32に加速度
34を乗算し1周期の間積分すると次式の様になる。
【数3】 ここで周期関数の直交性から、次式が成立する。
【数4】 従ってイナーシャ推定値10は次式となる。
【数5】 ここで、(12)式第2項の分母の値が微小の場合はJ
の値が不正確となるため、分母の値が微少の場合(1
2)式の計算は行なわない。
【0023】最後に、ゲイン調整器28の動作を示す。
速度系の開ループ伝達関数Gs(s)は、例えばPI制御
の場合、次式で表現できる。 Gs(s)=(Ksp+Ksi /s)・KT/(Tcs+1)J・s …(13) ここで、Ksp:速度ループ比例ゲイン Ksi:速度ル
ープ積分ゲイン KT :トルク定数 Tc :電流制御遅れ時
間 十分電流制御系の応答が早いとすると、交差角周波数ω
scの付近ではTc=0となる。またPIの折れ点角周波
数ωpiは次式となる。 ωpi=Ksi /Ksp (14) ∴ωsc近傍では、 Ksp=J・ωsc/KT 従って剛性に応じてωscを変化させ、Jを適切に与えれ
ば、速度制御部6の制御は最適となる。
【0024】図2は本発明の第2の実施形態による電動
サーボ系の制御装置の構成を表すものである。ただし、
イナーシャ推定部9aの内部構成が異なるが、構成は基
本的に図1に同じである。本発明の特徴であるイナーシ
ャ推定部9aの構成を図3に示す。図3では、図1にお
ける式(12)に示す積分計算をフィルタを介して行な
うようにしたものである。
【0025】図に示すように、図2の外乱推定オブザー
バ8より出力する加速度情報である加速度34と、外乱
トルク推定値32をイナーシャ推定部9aに入力させ、
イナーシャ推定値10を出力させるようにしたもので、
先ず、ミキサ35を介して前記外乱トルク推定値32と
前記加速度34との積37を演算し、更に該演算値37
を遅れ時間TCAL を時定数とするフィルタ39により、
演算処理をして演算値Aを得る。
【0026】一方、ミキサ36を介して前記加速度34
の二乗値38を演算し、更に該演算値38を遅れ時間T
CAL を時定数とするフィルタ39により、演算処理をし
て演算値Bを得る。次いで、除算部40によりA/Bの
演算処理をして式(12)の右辺第2項に示すΔJを得
て、更に加算部41により基準イナーシャJ0 を加算し
てイナーシャ推定値10を得て、ゲイン調整器28に入
力させるようにしてある。
【0027】本実施形態によれば、積分動作をフィルタ
処理で代用しているので、実装が容易になり、複雑な計
算をしないため高速で動作可能であり、フィルタ時定数
を適切に選べばリアルタイムで実施可能である。またワ
ンチップマイコン等制約条件の厳しい装置にも実装でき
る。
【0028】従って、前記いずれの実施形態においても
図4に示すように1周期で同定を完了し、ゲインを適正
に調整していることが理解できる。
【0029】
【発明の効果】本発明は前記図5に示す従来技術に比較
して下記の様な効果を奏する。 1)図5に示す従来のチューニング法が、順次イナーシ
ャを変化させてゆき、適応的にイナーシャを同定してい
るが、本発明では原理的には一回の周期で真のイナーシ
ャを同定できる。 2)本発明では、周期関数の直交性をイナーシャ導出に
使用しており、従来の方式で収束しない不具合があるの
に対して、かならず導出できることが証明されている。 3)前記従来技術では発振してからゲイン調整をする
が、本発明では事前に剛性に応じた帯域で設定する事で
初めから適切なチューニングが可能となっている。 4)特に請求項2記載の発明においては、複雑な処理を
必要としないため、制約条件の厳しいワンチップマイコ
ン等の組込み装置にも実現可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態による電動サーボ系
の制御装置の構成を表したブロック図である。
【図2】 本発明の第2の実施例による電動サーボ系の
制御装置の構成を表したブロック図で、基本的には図1
と同様である。
【図3】 本発明の実施例2におけるイナーシャ推定部
の構成を表した図である。
【図4】 オートチューニング開始後のモ−タ速度と電
流指令値の同定状態を表す波形図である。
【図5】 従来技術に係る電動機サーボ系の制御装置の
構成を表した図である。
【符号の説明】
5 電流制御部 6 速度制御部 7 位置制御部 8 外乱推定オブザーバ 9 イナーシャ推定器 28 ゲイン調整器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 粟屋 伊智郎 神戸市兵庫区和田崎町一丁目1番1号 三 菱重工業株式会社神戸造船所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動機サーボ系より得られた電流指令と
    前記速度情報を用いて外乱トルク推定値と、加速度情報
    とを出力する外乱推定オブザーバと、 前記外乱推定オブザーバより得られた前記外乱トルク推
    定値と加速度情報を用いてイナーシャ推定値を出力する
    イナーシャ推定器と、 前記イナーシャ推定値を用いて電動機サーボ系の速度制
    御部のゲインを適切な値に調整するゲイン調整器とを具
    え、 前記イナーシャ推定器内で、周期的に出力する速度指令
    により得られた外乱トルク推定値と加速度の積と加速度
    の二乗値の一周期の間の積分値を求め、前者の積分値の
    後者の積分値に対する商を介して、イナーシャ推定値を
    求めることを特徴とする電動機サーボ系の制御装置。
  2. 【請求項2】 電動機サーボ系より得られた電流指令と
    前記速度情報を用いて外乱トルク推定値と、加速度情報
    とを出力する外乱推定オブザーバと、 前記外乱推定オブザーバより得られた前記外乱トルク推
    定値と加速度情報を用いてイナーシャ推定値を出力する
    イナーシャ推定器と、 前記イナーシャ推定値を用いて電動機サーボ系の速度制
    御部のゲインを適切な値に調整するゲイン調整器とを具
    え、 前記イナーシャ推定器内で、周期的に出力する速度指令
    により得られた外乱トルク推定値と加速度との積と加速
    度の二乗値とを求め、両者のフィルタ処理して得られた
    商を介して、イナーシャ推定値を求めることを特徴とす
    る電動機サーボ系の制御装置。
JP10117210A 1998-04-27 1998-04-27 電動機サーボ系の制御装置 Withdrawn JPH11313495A (ja)

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