JPH11313252A - デジタルカメラ装置、画像処理方法、記憶媒体 - Google Patents
デジタルカメラ装置、画像処理方法、記憶媒体Info
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- JPH11313252A JPH11313252A JP10120780A JP12078098A JPH11313252A JP H11313252 A JPH11313252 A JP H11313252A JP 10120780 A JP10120780 A JP 10120780A JP 12078098 A JP12078098 A JP 12078098A JP H11313252 A JPH11313252 A JP H11313252A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 コストアップ不要の絞り調整機能の追加等に
より、銀鉛カメラで演出可能な特殊効果撮影と同等の機
能を有するデジタルカメラ装置の提供。 【解決手段】 デジタル画像を取り込む手段と、前記画
像取り込み手段からの画像取り込みを既定の時間間隔で
複数回繰り返す繰り返し入力手段と、前記繰り返し入力
手段によって得られた複数のデジタル画像中の高輝度の
点の移動の軌跡が分かる様に画像を合成する画像合成手
段と、前記画像合成手段で得られた画像を保存する画像
保存手段とを備えたことを特徴とする。
より、銀鉛カメラで演出可能な特殊効果撮影と同等の機
能を有するデジタルカメラ装置の提供。 【解決手段】 デジタル画像を取り込む手段と、前記画
像取り込み手段からの画像取り込みを既定の時間間隔で
複数回繰り返す繰り返し入力手段と、前記繰り返し入力
手段によって得られた複数のデジタル画像中の高輝度の
点の移動の軌跡が分かる様に画像を合成する画像合成手
段と、前記画像合成手段で得られた画像を保存する画像
保存手段とを備えたことを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルカメラま
たは、デジタルビデオカメラ等のデジタル画像撮影を行
うデジタルカメラ装置、画像処理方法、記憶媒体に関す
る。
たは、デジタルビデオカメラ等のデジタル画像撮影を行
うデジタルカメラ装置、画像処理方法、記憶媒体に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来のデジタルカメラ等では、タイミン
グジェネレーターによって、シャッター速度を比較的簡
単にコントロールできるため、絞りの調節機能は、コス
ト削減の為に省略されていたり、調節幅の狭い簡易なも
のが用いられていたりするのが通例である。
グジェネレーターによって、シャッター速度を比較的簡
単にコントロールできるため、絞りの調節機能は、コス
ト削減の為に省略されていたり、調節幅の狭い簡易なも
のが用いられていたりするのが通例である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、上述の従
来例では、銀鉛カメラで夜景や星空を撮影する時の特殊
効果、即ち絞りを絞ってシャッターを解放にし、星の流
れる軌跡や車のヘッドランプ・テールランプが流れる軌
跡を描写する等の効果を演出する画像の撮影機能と同等
の機能を実現できないという課題がある。
来例では、銀鉛カメラで夜景や星空を撮影する時の特殊
効果、即ち絞りを絞ってシャッターを解放にし、星の流
れる軌跡や車のヘッドランプ・テールランプが流れる軌
跡を描写する等の効果を演出する画像の撮影機能と同等
の機能を実現できないという課題がある。
【０００４】本発明は、叙上の点に着目して成されたも
ので、上記問題点を解消し、コストアップ不要の絞り調
整機能の追加等により、銀鉛カメラで演出可能な特殊効
果撮影と同等の機能を有するデジタルカメラ装置、画像
処理方法、記憶媒体を提供することを目的とする。
ので、上記問題点を解消し、コストアップ不要の絞り調
整機能の追加等により、銀鉛カメラで演出可能な特殊効
果撮影と同等の機能を有するデジタルカメラ装置、画像
処理方法、記憶媒体を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、下記構成を備
えることにより上記課題を解決できるものである。
えることにより上記課題を解決できるものである。
【０００６】（１） デジタル画像を取り込む手段と、
前記画像取り込み手段からの画像取り込みを既定の時間
間隔で複数回繰り返す繰り返し入力手段と、前記繰り返
し入力手段によって得られた複数のデジタル画像中の高
輝度の点の移動の軌跡が分かる様に画像を合成する画像
合成手段と、前記画像合成手段で得られた画像を保存す
る画像保存手段とを備えたことを特徴とするデジタルカ
メラ装置。
前記画像取り込み手段からの画像取り込みを既定の時間
間隔で複数回繰り返す繰り返し入力手段と、前記繰り返
し入力手段によって得られた複数のデジタル画像中の高
輝度の点の移動の軌跡が分かる様に画像を合成する画像
合成手段と、前記画像合成手段で得られた画像を保存す
る画像保存手段とを備えたことを特徴とするデジタルカ
メラ装置。
【０００７】（２） 前記繰り返し入力手段は、ユーザ
ーが予め指示した回数繰り返し実行することを特徴とす
る前項（１）記載のデジタルカメラ装置。
ーが予め指示した回数繰り返し実行することを特徴とす
る前項（１）記載のデジタルカメラ装置。
【０００８】（３） 前記繰り返し入力手段は、繰り返
しの開始及び終了のタイミングをユーザーのキー入力に
よって制御されることを特徴とする前項（１）記載のデ
ジタルカメラ装置。
しの開始及び終了のタイミングをユーザーのキー入力に
よって制御されることを特徴とする前項（１）記載のデ
ジタルカメラ装置。
【０００９】（４） 前記画像合成手段は、合成中の画
像と取り込み画像を各画素毎に輝度を比較し、取り込み
画像の方がある一定値以上輝度が高かった場合に、合成
画像の該画素を、取り込み画像の画素の値で置き換える
事により合成を行うことを特徴とする前項（１）記載の
デジタルカメラ装置。
像と取り込み画像を各画素毎に輝度を比較し、取り込み
画像の方がある一定値以上輝度が高かった場合に、合成
画像の該画素を、取り込み画像の画素の値で置き換える
事により合成を行うことを特徴とする前項（１）記載の
デジタルカメラ装置。
【００１０】（５） 前記画像合成手段は、各画素毎に
合成中の画像と取り込み画像の画素の値の差に、既定の
係数を掛けた数値を合成画像に加える事により、合成を
行うことを特徴とする前項（１）記載のデジタルカメラ
装置。
合成中の画像と取り込み画像の画素の値の差に、既定の
係数を掛けた数値を合成画像に加える事により、合成を
行うことを特徴とする前項（１）記載のデジタルカメラ
装置。
【００１１】（６） デジタルカメラ装置における画像
処理方法であって、デジタル画像を取り込むステップ
と、前記画像の取り込みをユーザーの指示に従って既定
の時間間隔で複数回繰り返し入力するステップと、前記
繰り返し入力するステップで得られた複数のデジタル画
像中の高輝度の点の移動の軌跡が分かる様に画像を合成
するステップと、前記画像を保存するステップとを備え
たことを特徴とする画像処理方法。
処理方法であって、デジタル画像を取り込むステップ
と、前記画像の取り込みをユーザーの指示に従って既定
の時間間隔で複数回繰り返し入力するステップと、前記
繰り返し入力するステップで得られた複数のデジタル画
像中の高輝度の点の移動の軌跡が分かる様に画像を合成
するステップと、前記画像を保存するステップとを備え
たことを特徴とする画像処理方法。
【００１２】（７） 前項（６）記載の画像処理方法を
実現するためのプログラムを格納したことを特徴とする
記憶媒体。
実現するためのプログラムを格納したことを特徴とする
記憶媒体。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を詳細
に説明する。なお、本発明はデジタルカメラ装置の形態
に限らず、デジタルカメラ装置における画像処理方法の
形態で、更にこの方法を実現するためのプログラムを格
納した記憶媒体の形態で同様に実施することができる。
に説明する。なお、本発明はデジタルカメラ装置の形態
に限らず、デジタルカメラ装置における画像処理方法の
形態で、更にこの方法を実現するためのプログラムを格
納した記憶媒体の形態で同様に実施することができる。
【００１４】（第１実施例）図１〜３は、本発明に係る
デジタルカメラ装置の第１実施例を示す図であり、図１
は、本発明に係るデジタルカメラ装置の第１実施例の概
略構成を示すブロック図である。
デジタルカメラ装置の第１実施例を示す図であり、図１
は、本発明に係るデジタルカメラ装置の第１実施例の概
略構成を示すブロック図である。
【００１５】図面について説明すれば、１００はＣＰＵ
（中央演算処理装置）であり、本デジタルカメラ装置の
動作は、このＣＰＵ１００により制御される。ＣＰＵ１
００には、画像入力部１１０、操作部１２０、表示駆動
部１３０、またＣＰＵバス１０１を介して、制御プログ
ラムを記憶しているＲＯＭ１４０、ＲＡＭ１５０、デー
タ格納部１６０が夫々接続され、表示駆動部１３０に
は、ＬＣＤから成る表示部１３１が接続されている。
（中央演算処理装置）であり、本デジタルカメラ装置の
動作は、このＣＰＵ１００により制御される。ＣＰＵ１
００には、画像入力部１１０、操作部１２０、表示駆動
部１３０、またＣＰＵバス１０１を介して、制御プログ
ラムを記憶しているＲＯＭ１４０、ＲＡＭ１５０、デー
タ格納部１６０が夫々接続され、表示駆動部１３０に
は、ＬＣＤから成る表示部１３１が接続されている。
【００１６】ＣＰＵ１００は、ＲＯＭ１４０内の制御プ
ログラムに基づいて各種制御を行う。これらの制御の中
には次に掲げる各処理が含まれる、即ち、画像入力部１
１０内各部の制御処理、画像入力部１１０から出力され
た撮影画像データを読み込んでＲＡＭ１５０へ転送を行
う処理、ＲＡＭ１５０より表示駆動部１３０へ表示デー
タを転送する処理、画像データに圧縮処理等を施しファ
イル形式でデータ格納部１６０へ格納する処理、操作部
１２０からの指示に従って撮影等の動作を実行指示する
処理等である。
ログラムに基づいて各種制御を行う。これらの制御の中
には次に掲げる各処理が含まれる、即ち、画像入力部１
１０内各部の制御処理、画像入力部１１０から出力され
た撮影画像データを読み込んでＲＡＭ１５０へ転送を行
う処理、ＲＡＭ１５０より表示駆動部１３０へ表示デー
タを転送する処理、画像データに圧縮処理等を施しファ
イル形式でデータ格納部１６０へ格納する処理、操作部
１２０からの指示に従って撮影等の動作を実行指示する
処理等である。
【００１７】画像入力部１１０は次に掲げる各要素によ
って構成される。即ち、被写体像を光学的にＣＣＤ１１
２へ投影するレンズ１１１、このレンズ１１１によって
投影された撮影画像をアナログ電気信号に変換するため
の素子であるＣＣＤ１１２（光電変換素子）、ＣＣＤ１
１２からのアナログ信号をデジタル信号に変換するため
のＡ／Ｄ変換回路１１３、Ａ／Ｄ変換回路１１３から送
られたデジタル画像データにホワイトバランス調整・逆
光補正等の処理を行った後、ＣＰＵ１００へデータを送
るデジタル画像処理部１１４等によって構成される。
って構成される。即ち、被写体像を光学的にＣＣＤ１１
２へ投影するレンズ１１１、このレンズ１１１によって
投影された撮影画像をアナログ電気信号に変換するため
の素子であるＣＣＤ１１２（光電変換素子）、ＣＣＤ１
１２からのアナログ信号をデジタル信号に変換するため
のＡ／Ｄ変換回路１１３、Ａ／Ｄ変換回路１１３から送
られたデジタル画像データにホワイトバランス調整・逆
光補正等の処理を行った後、ＣＰＵ１００へデータを送
るデジタル画像処理部１１４等によって構成される。
【００１８】操作部１２０には、画像撮影を指示するシ
ャッターＳＷ１２１、画像再生モード・通常撮影モード
・夜景撮影モードを切り替えるモードＳＷ１２２が含ま
れている。
ャッターＳＷ１２１、画像再生モード・通常撮影モード
・夜景撮影モードを切り替えるモードＳＷ１２２が含ま
れている。
【００１９】ＲＡＭ１５０は、画像入力部１１０で取り
込まれたデータを格納する取り込み画像バッファ１５
１、取り込み画像バッファ１５１に取り込まれる複数の
画像に合成処理を行った結果を格納する合成画像バッフ
ァ１５２、各種プログラムで用いられるワークエリア１
５３、を備えている。
込まれたデータを格納する取り込み画像バッファ１５
１、取り込み画像バッファ１５１に取り込まれる複数の
画像に合成処理を行った結果を格納する合成画像バッフ
ァ１５２、各種プログラムで用いられるワークエリア１
５３、を備えている。
【００２０】図２はモードＳＷ１２２で夜景撮影モード
が選択されていて、シャッターＳＷ１２１が操作された
後の画像撮影処理のフローチャートである。
が選択されていて、シャッターＳＷ１２１が操作された
後の画像撮影処理のフローチャートである。
【００２１】ステップＳ２０１では、画像入力部１１０
内のレンズ群１１１から入ってきた被写体画像を、ＣＣ
Ｄ１１２で光電子変換し、Ａ／Ｄ変換回路１１３でデジ
タル化し、デジタル画像処理部１１４でデジタル処理を
行った後、取り込み画像バッファ１５１へ格納し、次に
取り込み画像バッファ１５１の内容が、そのまま画像合
成バッファ１５２にもコピーされる。
内のレンズ群１１１から入ってきた被写体画像を、ＣＣ
Ｄ１１２で光電子変換し、Ａ／Ｄ変換回路１１３でデジ
タル化し、デジタル画像処理部１１４でデジタル処理を
行った後、取り込み画像バッファ１５１へ格納し、次に
取り込み画像バッファ１５１の内容が、そのまま画像合
成バッファ１５２にもコピーされる。
【００２２】ステップＳ２０２では、シャッターＳＷ１
２１の操作よりも前に予めユーザーによって設定されて
いる設定値に従って、一定時間待機する。
２１の操作よりも前に予めユーザーによって設定されて
いる設定値に従って、一定時間待機する。
【００２３】ステップＳ２０３では、ステップＳ２０１
と同様な手順で画像入力部１００によって取り込んだ画
像を、取り込み画像バッファ１５１へ格納する。ステッ
プＳ２０４では、取り込み画像バッファ１５１の画像
と、合成画像バッファ１５２の画像とを合成した画像
が、合成画像バッファ１５２へ格納される。ここでの画
像合成処理については、詳細なフローチャートを後述す
る。
と同様な手順で画像入力部１００によって取り込んだ画
像を、取り込み画像バッファ１５１へ格納する。ステッ
プＳ２０４では、取り込み画像バッファ１５１の画像
と、合成画像バッファ１５２の画像とを合成した画像
が、合成画像バッファ１５２へ格納される。ここでの画
像合成処理については、詳細なフローチャートを後述す
る。
【００２４】ステップＳ２０５では、ステップＳ２０２
同様にシャッターＳＷ１２１の操作よりも前に、予めユ
ーザーによって設定されている画像取り込み回数の設定
値と同じ回数、画像取り込みが行われたかどうかをチェ
ックし、設定回数に達していない時は、ステップＳ２０
２へ戻って処理を繰り返す。
同様にシャッターＳＷ１２１の操作よりも前に、予めユ
ーザーによって設定されている画像取り込み回数の設定
値と同じ回数、画像取り込みが行われたかどうかをチェ
ックし、設定回数に達していない時は、ステップＳ２０
２へ戻って処理を繰り返す。
【００２５】ステップＳ２０６では、合成された画像デ
ータである合成画像バッファ１５２のデータに圧縮処理
を行った後、データ格納部１６０へファイル形式で格納
する。
ータである合成画像バッファ１５２のデータに圧縮処理
を行った後、データ格納部１６０へファイル形式で格納
する。
【００２６】以上説明した様に、本実施例では、ユーザ
ーの指定した撮影間隔及び撮影回数に基づいて取り込ま
れた画像が合成されて保存される。
ーの指定した撮影間隔及び撮影回数に基づいて取り込ま
れた画像が合成されて保存される。
【００２７】ステップＳ２０７では、合成された画像で
ある画像合成バッファ１５２内の画像データを、表示部
１３１の仕様に合う様に減色等の処理を行った後、表示
駆動部１３０へデータを送り、表示部１３１で表示を行
う。
ある画像合成バッファ１５２内の画像データを、表示部
１３１の仕様に合う様に減色等の処理を行った後、表示
駆動部１３０へデータを送り、表示部１３１で表示を行
う。
【００２８】図３は、図２に於けるステップＳ２０４の
画像合成処理の内容を示すフローチャートである。
画像合成処理の内容を示すフローチャートである。
【００２９】ステップＳ３０１以下、画面内の各画素毎
に画像合成処理を行う。
に画像合成処理を行う。
【００３０】ステップＳ３０２では、取り込み画像バッ
ファ１５１内の画素と合成画像バッファ１５２内の対応
する画素の輝度値を比較し、取り込み画像バッファ１５
１内の画素の輝度値の方が画像合成バッファ１５２内の
画素に比べて既定の数値以上明るかった場合に、ステッ
プＳ３０３で、画像合成バッファ１５２の該画素を、取
り込み画像バッファ１５１の画素値に置き換える。
ファ１５１内の画素と合成画像バッファ１５２内の対応
する画素の輝度値を比較し、取り込み画像バッファ１５
１内の画素の輝度値の方が画像合成バッファ１５２内の
画素に比べて既定の数値以上明るかった場合に、ステッ
プＳ３０３で、画像合成バッファ１５２の該画素を、取
り込み画像バッファ１５１の画素値に置き換える。
【００３１】ステップＳ３０４では、全ての画素に対し
て処理を終了したかチェックし、まだ処理を行ってない
場合は、ステップＳ３０２へ戻って処理を繰り返す。
て処理を終了したかチェックし、まだ処理を行ってない
場合は、ステップＳ３０２へ戻って処理を繰り返す。
【００３２】（第２実施例）図４は、本発明に係るデジ
タルカメラ装置の第２実施例を示すフローチャートであ
る。なお、概略構成を示すブロック図は、第１実施例の
図１と共通なので省略する。
タルカメラ装置の第２実施例を示すフローチャートであ
る。なお、概略構成を示すブロック図は、第１実施例の
図１と共通なので省略する。
【００３３】第１実施例では、撮影回数のパラメータを
撮影前にユーザーが設定していたが、本実施例では、撮
影を開始した後、一定間隔で画像合成を行っている過程
を表示で確認しながら、撮影終了の指示もシャッターＳ
Ｗ１２１によってユーザーが指示する。
撮影前にユーザーが設定していたが、本実施例では、撮
影を開始した後、一定間隔で画像合成を行っている過程
を表示で確認しながら、撮影終了の指示もシャッターＳ
Ｗ１２１によってユーザーが指示する。
【００３４】図４は、第１実施例の図２の画像撮影処理
の一部を変更したフローチャートである。以下、変更点
について説明する。
の一部を変更したフローチャートである。以下、変更点
について説明する。
【００３５】ステップＳ４０３（図２ではＳ２０２）の
前に追加されているステップＳ４０２では、図２のステ
ップＳ２０７と同様に、合成画像バッファ１５２の画像
を表示部１３１で表示している。この処理は、画像合成
中の複数会の画像取り込みと、その合成の途中経過を、
表示するための処理である。
前に追加されているステップＳ４０２では、図２のステ
ップＳ２０７と同様に、合成画像バッファ１５２の画像
を表示部１３１で表示している。この処理は、画像合成
中の複数会の画像取り込みと、その合成の途中経過を、
表示するための処理である。
【００３６】また、図２のステップＳ２０５は、図４で
はステップＳ４０６に置き換わっており、第１実施例で
は、予め設定されている取り込み回数に従った繰り返し
処理を行っていたが、本実施例ではこのステップＳ４０
６でユーザーからの入力のチェックをして、シャッター
ＳＷ１２１が操作されていなければ、ステップＳ４０２
へ以どって画像の取り込み（Ｓ４０４）と合成（Ｓ４０
５）の処理を繰り返し、シャッターＳＷ１２１が操作さ
れていれば、ステップＳ４０７の画像保存へと進む。
はステップＳ４０６に置き換わっており、第１実施例で
は、予め設定されている取り込み回数に従った繰り返し
処理を行っていたが、本実施例ではこのステップＳ４０
６でユーザーからの入力のチェックをして、シャッター
ＳＷ１２１が操作されていなければ、ステップＳ４０２
へ以どって画像の取り込み（Ｓ４０４）と合成（Ｓ４０
５）の処理を繰り返し、シャッターＳＷ１２１が操作さ
れていれば、ステップＳ４０７の画像保存へと進む。
【００３７】本実施例では、ユーザーが合成処理の途中
経過を表示で確認しながら、好みの画像が出来たところ
で、処理を終わらせることができるので、星空の星の軌
跡を撮影するような長時間の撮影に対して利点がある。
経過を表示で確認しながら、好みの画像が出来たところ
で、処理を終わらせることができるので、星空の星の軌
跡を撮影するような長時間の撮影に対して利点がある。
【００３８】（第３実施例）図５は、 本発明に係るデ
ジタルカメラ装置の第３実施例を示すフローチャートで
ある。
ジタルカメラ装置の第３実施例を示すフローチャートで
ある。
【００３９】本実施例は、第１及び第２実施例の画像合
成処理部分である図３の処理を図５に示す処理に変更し
たものである。なお、概略構成を示すブロック図と撮影
処理全体の流れを示すフローチャートは、第１及び第２
実施例の図１、図２、図４と共通なので省略する。図３
のステップＳ３０３の処理は、本実施例の図５では、ス
テップＳ５０３からステップＳ５０５の処理に置き換え
られている。
成処理部分である図３の処理を図５に示す処理に変更し
たものである。なお、概略構成を示すブロック図と撮影
処理全体の流れを示すフローチャートは、第１及び第２
実施例の図１、図２、図４と共通なので省略する。図３
のステップＳ３０３の処理は、本実施例の図５では、ス
テップＳ５０３からステップＳ５０５の処理に置き換え
られている。
【００４０】ステップＳ５０３以降で、該当画素の各パ
ラメータ値（本実施例では、Ｙ、Ｃｂ、Ｃｒの３種類）
毎に処理を行う。
ラメータ値（本実施例では、Ｙ、Ｃｂ、Ｃｒの３種類）
毎に処理を行う。
【００４１】ステップＳ５０４では、該パラメータ値の
取り込み画像バッファ１５１での値から画像合成バッフ
ァ１５２での値を差引き、既定の係数値（ここでは１／
８）を掛けた数値を合成画像バッファ１５２に加算す
る。
取り込み画像バッファ１５１での値から画像合成バッフ
ァ１５２での値を差引き、既定の係数値（ここでは１／
８）を掛けた数値を合成画像バッファ１５２に加算す
る。
【００４２】ステップＳ５０５では、全てのパラメータ
についての処理が終わったかをチェックし、未だ処理し
ていないパラメータがあれば、ステップＳ５０４の処理
を繰り返す。
についての処理が終わったかをチェックし、未だ処理し
ていないパラメータがあれば、ステップＳ５０４の処理
を繰り返す。
【００４３】以上説明したように、本実施例では、高輝
度の信号が入ってきた画素を、いきなり置き換えるので
はなく、何回か入ってくる内に、少しずつその値に近付
いて行くよう制御するため、突発的に入ってきた光のよ
うなノイズによる影響が少ないという利点がある。
度の信号が入ってきた画素を、いきなり置き換えるので
はなく、何回か入ってくる内に、少しずつその値に近付
いて行くよう制御するため、突発的に入ってきた光のよ
うなノイズによる影響が少ないという利点がある。
【００４４】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
デジタル画像撮影機器に於て、絞り機能を付加する等の
コストアップ無しで、ある時間範囲内の光の移動を合成
した画像の撮影機能が実現出来るので、夜景や星空を撮
影する時の特殊効果として、星の軌跡や車のヘッドラン
プ・テールランプが流れるような撮影が可能となる。
デジタル画像撮影機器に於て、絞り機能を付加する等の
コストアップ無しで、ある時間範囲内の光の移動を合成
した画像の撮影機能が実現出来るので、夜景や星空を撮
影する時の特殊効果として、星の軌跡や車のヘッドラン
プ・テールランプが流れるような撮影が可能となる。
【図１】 本発明に係るデジタルカメラ装置の第１実施
例の概略構成を示すブロック図
例の概略構成を示すブロック図
【図２】 第１実施例の処理の流れを示すフローチャー
ト
ト
【図３】 第１実施例の画像合成部の処理の流れを示す
フローチャート
フローチャート
【図４】 第２実施例の処理の流れを示すフローチャー
ト
ト
【図５】 第３実施例の画像合成部の処理の流れを示す
フローチャート
フローチャート
１００ ＣＰＵ １０１ ＣＰＵバス １１０ 画像入力部 １１１ レンズ １１２ ＣＣＤ １１３ Ａ／Ｄ変換回路 １１４ デジタル画像処理部 １２０ 操作部 １２１ シャッターＳＷ １２２ モードＳＷ １３０ 表示駆動部 １３１ 表示部 １４０ ＲＯＭ（制御プログラムメモリ） １５０ ＲＡＭ １５１ 取り込み画像バッファ １５２ 合成画像バッファ １５３ ワークエリア １６０ データ格納手段
Claims (7)
- 【請求項１】 デジタル画像を取り込む手段と、前記画
像取り込み手段からの画像取り込みを既定の時間間隔で
複数回繰り返す繰り返し入力手段と、前記繰り返し入力
手段によって得られた複数のデジタル画像中の高輝度の
点の移動の軌跡が分かる様に画像を合成する画像合成手
段と、前記画像合成手段で得られた画像を保存する画像
保存手段とを備えたことを特徴とするデジタルカメラ装
置。 - 【請求項２】 前記繰り返し入力手段は、ユーザーが予
め指示した回数繰り返し実行することを特徴とする請求
項１記載のデジタルカメラ装置。 - 【請求項３】 前記繰り返し入力手段は、繰り返しの開
始及び終了のタイミングをユーザーのキー入力によって
制御されることを特徴とする請求項１記載のデジタルカ
メラ装置。 - 【請求項４】 前記画像合成手段は、合成中の画像と取
り込み画像を各画素毎に輝度を比較し、取り込み画像の
方がある一定値以上輝度が高かった場合に、合成画像の
該画素を、取り込み画像の画素の値で置き換える事によ
り合成を行うことを特徴とする請求項１記載のデジタル
カメラ装置。 - 【請求項５】 前記画像合成手段は、各画素毎に合成中
の画像と取り込み画像の画素の値の差に、既定の係数を
掛けた数値を合成画像に加える事により、合成を行うこ
とを特徴とする請求項１記載のデジタルカメラ装置。 - 【請求項６】 デジタルカメラ装置における画像処理方
法であって、デジタル画像を取り込むステップと、前記
画像の取り込みをユーザーの指示に従って既定の時間間
隔で複数回繰り返し入力するステップと、前記繰り返し
入力するステップで得られた複数のデジタル画像中の高
輝度の点の移動の軌跡が分かる様に画像を合成するステ
ップと、前記画像を保存するステップとを備えたことを
特徴とする画像処理方法。 - 【請求項７】 請求項６記載の画像処理方法を実現する
ためのプログラムを格納したことを特徴とする記憶媒
体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10120780A JPH11313252A (ja) | 1998-04-30 | 1998-04-30 | デジタルカメラ装置、画像処理方法、記憶媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10120780A JPH11313252A (ja) | 1998-04-30 | 1998-04-30 | デジタルカメラ装置、画像処理方法、記憶媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11313252A true JPH11313252A (ja) | 1999-11-09 |
Family
ID=14794827
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10120780A Withdrawn JPH11313252A (ja) | 1998-04-30 | 1998-04-30 | デジタルカメラ装置、画像処理方法、記憶媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11313252A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7433494B2 (en) | 2002-09-19 | 2008-10-07 | Denso Corporation | Moving body detecting apparatus |
| JP2013172372A (ja) * | 2012-02-22 | 2013-09-02 | Ricoh Co Ltd | 撮像装置及び撮像方法 |
| JP2013240029A (ja) * | 2012-04-20 | 2013-11-28 | Ricoh Co Ltd | 撮像装置および画像処理方法 |
| WO2015049907A1 (ja) * | 2013-10-02 | 2015-04-09 | オリンパス株式会社 | 撮像装置、画像処理装置、および画像処理方法 |
| JP2018528637A (ja) * | 2015-06-30 | 2018-09-27 | ホアウェイ・テクノロジーズ・カンパニー・リミテッド | 撮影方法及び装置 |
-
1998
- 1998-04-30 JP JP10120780A patent/JPH11313252A/ja not_active Withdrawn
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US10382703B2 (en) | 2013-10-02 | 2019-08-13 | Olympus Corporation | Imaging apparatus, image processing apparatus, and image processing method |
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| US10326946B2 (en) | 2015-06-30 | 2019-06-18 | Huawei Technologies Co., Ltd. | Photographing method and apparatus |
| US10897579B2 (en) | 2015-06-30 | 2021-01-19 | Huawei Technologies Co., Ltd. | Photographing method and apparatus |
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