JPH11313095A - リングネットワークシステム、そのプロテクション方法及びプロテクション処理プログラム記録媒体 - Google Patents

リングネットワークシステム、そのプロテクション方法及びプロテクション処理プログラム記録媒体

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JPH11313095A
JPH11313095A JP10117654A JP11765498A JPH11313095A JP H11313095 A JPH11313095 A JP H11313095A JP 10117654 A JP10117654 A JP 10117654A JP 11765498 A JP11765498 A JP 11765498A JP H11313095 A JPH11313095 A JP H11313095A
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JP
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failure
path
ring network
path switching
information
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Application number
JP10117654A
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Inventor
Naoki Ando
直樹 安藤
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • H04L12/42Loop networks
    • H04L12/437Ring fault isolation or reconfiguration

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 トランスオーシャニック機能を採用したリン
グネットワークシステムにおいて、プロテクション処理
におけるパス切替時間をより短くする。 【解決手段】 パスの設定情報から、障害位置に応じた
この判断処理を起動時及びパス更新時に作成し、メモリ
部23に保管しておく。これにより、障害時の切替情報
を一意に決定でき、トランスオーシャニック機能によっ
て増加する判断処理部をほぼなくすことができる。従来
のプロテクションに比べ、切替時間は変わらない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はリングネットワーク
システム並びにそのプロテクション方法及びプロテクシ
ョン処理を実行させるためのプログラムを記録した記録
媒体に関し、特にトランスオーシャニック機能によるパ
ス接続を行うリングネットワークシステム並びにそのプ
ロテクション方法及びプロテクション処理を実行させる
ためのプログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、リングネットワークは、複数の
ノードエレメント(以下、NEと略す)を、ワークライ
ン(Working line)及びそのプロテクショ
ン用のスタンバイライン(Stndby line)で
接続することによって構成される。そして、これら物理
的なワークライン及びスタンバイラインによって、論理
的なパスを実現している。
【0003】ここで、図8に示されているように、8つ
のNEN1〜N8を有するリングネットワークを考える。こ
のリングネットワークにおいて、NEN1からNEN3にフ
レームデータを送る場合には、NEN8,NEN7,NEN
6,NEN5,NEN4及びNEN3を順に経由してフレーム
データが送られる。同図においては、この場合に用いら
れるルートR8が太い実線で示されている。
【0004】また、同図において、NEN1には、入力ワ
ークラインW1,W4と、出力ワークラインW2,W3
と、入力スタンバイラインS1,S4と、出力スタンバ
イラインS2,S3と、トリビュータリラインT1,T
2とが夫々接続されている。そして、同図の状態では、
NEN1からNEN3に対してフレームを送信する構成とな
っている。なおNEN3は、トリビュータリラインT3,
T4を有している。
【0005】要するに図中のルートR8においては、N
EN1のトリビュータリラインT1がアッド(ADD)ラ
インであり、NEN3のトリビュータリラインT4がドロ
ップ(DROP)ラインである。
【0006】各NEは、図9に示されているような機能
を有している。同図を参照すると、各NEには、オーバ
ヘッド(OH)やセクションオーバヘッド(SOH)と
呼ばれる管理用の信号を終端する終端回路4iと、多重
化された信号に新しいOHを信号に付加するOH付加回
路7iと、ライン障害を検出するためのライン障害検出
部80と、クロスコネクト部3と、これらを制御するC
PU10及びメモリ部200とを含んで構成されてい
る。なお、ライン障害検出部80は、図示せぬ光受信回
路内に設けられる。
【0007】CPU10は、メモリ部200に格納され
たテーブルを参照することによって、クロスコネクト部
3の切替制御を行う。すなわち、障害が全く発生してい
ない場合には、メモリ部200に格納されたノーマルの
パス情報200aに従ってクロスコネクト部3の切替制
御を行う。これによって、上述したルートR8の他、自
NEと他のNEとの全てのルートを実現するためにクロ
スコネクト部3の切替制御を行うのである。
【0008】一方、リングネットワークのいずれかの位
置に障害が発生した場合には、ウエストスパン(Wes
t Span)時のパス情報200b、イーストスパン
(Eest Span)時のパス情報200c、ウエス
トリング(West Ring)時のパス情報200
d、イーストリング(Eest Ring)時のパス情
報200e及びスルー(through)のパス情報2
00fを参照することによって、プロテクション処理を
行う。例えば、図10に示されているように、NEN6と
NEN7との間で障害A7が発生した場合、フレームがそ
の部分を通過できないために上述したルートR8を実現
することができない。そこで、そのルートR8の代わり
に、同図中に実線で示されているルートR10を実現す
るのである。
【0009】このルートR10を実現する場合、以下の
ようにクロスコネクト部の切替制御が行われる。まず、
NEN1からフレームがアッドされると、NEN8スルー状
態となる。次に、NEN7において、ワーキングラインを
スタンバイラインに接続するイーストリングを行う。こ
れによって、ルートR10はNEN7において折返すこと
になる。この折返された後、NEN8,NEN1,NEN2,
NEN3,NEN4及びNEN5は、スルー状態となる。
【0010】そして、NEN6において、スタンバイライ
ンから元のワーキングラインに戻すウエストリングを行
う。これによって、ルートR10はNEN6において折返
すことになる。この折返された後、NEN5及びNEN4
は、スルー状態となる。最後に、NEN3からフレームが
ドロップされる。以上のように、プロテクション処理を
行えば、リングネットワークの一部に障害が発生して
も、各NEはフレームデータの送受信を継続することが
できるのである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述したプロテクショ
ン処理を行えば、確かに各NEはフレームデータの送受
信を継続することができる。しかしながら、図10中に
実線で示されているルートR10は、迂回経路が長いと
いう欠点がある。
【0012】この欠点を解決するための機能に、トラン
スオーシャニック(transoceanic)機能が
ある。この機能は、図11に示されているように、障害
A7の位置に向わずに最短経路を実現するものである。
すなわち、図10に示されているルートR10のように
長い迂回経路を通るのではなく、NEN2のみを通過して
NEN1からNEN3に向うルートR11を実現するのであ
る。
【0013】つまり、図10において複数(最大16)
の多重化装置であるNEN1〜NEN8がリングネットワー
クを構成している時、障害時における通常のリングプロ
テクションは、同図に示されているように障害A7の両
端のNEN6,NEN7でワークラインW1〜W4の信号を
スタンバイラインS1〜S4を用いて折り返して救済す
る。これに対し、トランスオーシャニック機能の場合、
図11に示されているように信号の入力点であるNEN1
から出力点であるNEN3へ、迂回することなく最短距離
で直接接続され、信号が救済される。
【0014】具体的な切替処理としては、通常のリング
プロテクションでは、障害端のNEのみがワークライン
をスタンバイラインに折り返すリングスイッチを行い、
その他のNEは、ワークラインの救済のためにスタンバ
イラインを解放し、両側のスタンバイラインを無条件に
接続するというスルースイッチを一意に行う。すなわ
ち、S1とS3とを接続し,S2とS4とを接続する。
【0015】一方、トランスオーシャニック機能では、
障害端のNE以外でも、障害が自NEのADD/DRO
Pパスに影響を与えるかを判断し、救済を必要をするパ
スがあれば切替を行うという処理が必要になる。そのた
め、障害の位置を常にチェックし、障害位置とパスとの
相互関係に応じた救済をするという従来にない処理が必
要になる。その結果、処理が複雑になり、パスの切替時
間が長くなるという欠点がある。
【0016】本発明は上述した従来技術の欠点を解決す
るためになされたものであり、その目的はプロテクショ
ン処理におけるパス切替時間のより短いリングネットワ
ークシステム並びにそのプロテクション方法及びプロテ
クション処理を実行させるためのプログラムを記録した
記録媒体を提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明によるリングネッ
トワークシステムは、障害発生時に該障害箇所に向わな
い最短経路を実現するトランスオーシャニック機能によ
るパス接続を行うリングネットワークシステムであっ
て、リングネットワークを実現するための経路同士の接
続関係を切替えるためのクロスコネクト部と、障害の発
生位置と、その位置に障害が発生した場合に自ノードと
他の全てのノードとを前記トランスオーシャニック機能
によるパス接続で接続するためのパス切替情報との対応
関係を示す情報が予め格納されたテーブルと、障害発生
に応答して前記テーブルを参照し該障害の発生位置に対
応するパス切替情報を導出する参照部と、を各ノード夫
々に設け、前記参照部による参照の結果導出されたパス
切替情報に応じて前記クロスコネクト部を切替え制御す
るようにしたことを特徴とする。
【0018】本発明によるリングネットワークシステム
のプロテクション方法は、リングネットワークにおける
障害発生時に該障害箇所に向わない最短経路を実現する
トランスオーシャニック機能によるプロテクション処理
を行うプロテクション方法であって、前記リングネット
ワークにおける障害の発生位置と、その位置に障害が発
生した場合に自ノードと他の全てのノードとを前記トラ
ンスオーシャニック機能によるパス接続で接続するため
のパス切替情報との対応関係を示す情報が予め格納され
たテーブルを、障害発生に応答して参照し該障害の発生
位置に対応するパス切替情報を導出する参照ステップ
と、前記参照ステップによる参照の結果導出されたパス
切替情報に応じて前記クロスコネクト部を切替え制御す
るステップとを含むことを特徴とする。
【0019】本発明によるプロテクション処理を実行さ
せるためのプログラムを記録した記録媒体は、コンピュ
ータに、リングネットワークシステムにおけるプロテク
ション処理を実行させるためのプログラムを記録した記
録媒体であって、リングネットワークにおける障害の発
生位置と、その位置に障害が発生した場合に自ノードと
他の全てのノードとを前記トランスオーシャニック機能
によるパス接続で接続するためのパス切替情報との対応
関係を示す情報が予め格納されたテーブルを、障害発生
に応答して参照し該障害の発生位置に対応するパス切替
情報を導出する参照ステップと、前記参照ステップによ
る参照の結果導出されたパス切替情報に応じて前記クロ
スコネクト部を切替え制御するステップとを含むプログ
ラムを記録したことを特徴とする。
【0020】要するに本発明は、パスと呼ばれる低速の
信号を自由にクロスコネクト接続及び多重化でき、ライ
ンと呼ばれる高速の伝送路で信号を入出力するADD/
DROP多重化装置が、リングネットワークを構成する
システムにおいて適用される。そして、トランスオーシ
ャニック機能を実現するために、障害位置に応じた経路
情報を増やしておくのである。この経路情報は、システ
ム起動時又はパスの設定情報を更新した時に生成してお
く。障害発生時には、この経路情報を参照し、障害発生
位置に対応した適切な経路情報を選択するのである。
【0021】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の一形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0022】図2は本発明によるリングネットワークシ
ステムを構成する各NEの機能を示す図である。同図に
おいて、図9と同等部分は同一符号により示されてお
り、その部分の詳細な説明は省略する。同図において、
従来のNEと異なる点は、メモリ部20に、障害位置に
対応するパス情報を予め格納しておく点である。すなわ
ち、本システムを構成する各NEは、障害の発生位置
と、その位置に障害が発生した場合に自NEと他の全て
のNEとをトランスオーシャニック機能によるパス接続
で接続するためのパス切替情報との対応関係を示す情報
が予め格納されたテーブルを構成する情報20−2を有
しているのである。つまり、このメモリ部20は、従来
と同様の情報20−1の他に、本発明で新たに追加され
た情報20−2を有しているのである。
【0023】ここで、本例ではリングネットワークを構
成する最大NE数は16であるので、各NE間も16箇
所存在する。したがって、16箇所の障害地点が考えら
れる。しかしながら、自NEに隣接する2箇所の障害地
点については、従来のシステムと同様にライン障害検出
部80によって障害の発生を検出することになる。この
ため、この2箇所を差し引いた14箇所の障害地点に対
するパス情報20g1〜20g14 をメモリ部20に予め格
納しておくのである。
【0024】これまで各NEは隣接ラインに障害が起き
たときの切替情報しかもっていなかった。本システムで
は、それに加え、障害位置に応じた切替情報を持たせて
いるのである。装置の起動時及びパスの設定情報の更新
時には、パスの設定情報を予め解析し、障害位置に応じ
た切替情報をメモリ上に格納する構成をとる。この場
合、障害の発生位置と、その位置に障害が発生した場合
に自NEと他の全てのNEとをトランスオーシャニック
機能によるパス接続で接続するためのパス切替情報との
対応関係を示す情報をテーブルとしてメモリに格納して
おく。つまり、障害位置によって一意に決まる切替情報
を設定しておくのである。予め作成しておいたテーブル
を参照すれば良いので、複雑な処理は必要とせず、パス
の切替時間を長くすることがないのである。
【0025】ここで、リングネットワーク中のあるNE
の主要部の構成が図1に示されている。なお、リングネ
ットワーク中の各NEは同様の構成になっているものと
する。
【0026】同図において、NEは、多重化された入力
信号W1,W1,S1,S4,T1を受信する光受信回
路81〜85と、この各受信信号及びオーバヘッドと呼
ばれる管理用の信号を終端する終端回路41〜45と、
入力信号を低速の信号へ分離する分離回路51〜55
と、分離された信号をクロスコネクトするクロスコネク
ト部3と、このクロスコネクタされた信号を多重化する
多重回路61〜65と、多重化された信号に新しいOH
を信号に付加するOH付加回路71〜75と、これらを
制御するCPU11、12と、メモリ部21〜23とを
含んで構成されている。
【0027】メモリ部21には、起動時の初期設定値
や、クロスコネクト部3へ設定するパスの情報が格納さ
れる。メモリ部22には、通常のプロテクション時、自
NEが障害端である場合に設定される障害時の切替情報
が、障害の種類毎に格納される。さらに、本システムで
はメモリ部23を設けられ、障害位置に応じた切替情報
を格納しておくのである。ただし、メモリ部22、23
は、論理的に区別されていれば良い。メモリ部21は、
CPU11及びCPU12の双方からアクセスされ、情
報の伝達のために使われる。
【0028】かかる構成において、リングネットワーク
の一般的なパスの設定は、以下のようになる。すなわ
ち、通常時にはワークライン(入力信号W1,W4)・
トゥ・ワークライン(入力信号W3,W2)で接続され
る。そして、障害時には切替情報を基にワークライン
(入力信号W1,W4)・トゥ・スタンバイライン(入
力信号S3,S2)に信号が切替接続されるようにクロ
スコネクト部3に設定される。
【0029】SDH(Synchronous Dig
ital Hierarchy)フレームやSONET
(Synchronous Optical Netw
ork)のフレームは、光受信装置81〜85によって
受信され、夫々対応する終端回路41〜45に入力され
る。光受信装置81〜85内の図示せぬライン障害検出
部からは、障害の有無を示す情報800が出力され、こ
の情報800はCPU12に入力される。このため、自
NEに隣接する伝送路で発生した障害は、CPU12が
検出することができるのである。
【0030】自NEに隣接した位置で障害が起きたとき
は、CPU12がその障害を検出し、CPU11に切替
通知を行うと共に、OH付加回路71〜75に対し、自
NEの識別情報(ID)と切替状態とをK1バイト,K
2バイトに設定するよう通知する。
【0031】一方、終端回路41〜45で終端されるO
H内のK1,K2バイトには、障害時、障害を検出した
NEの識別情報(ID)と、障害による切替状態がセッ
トされる。このK1,K2バイトは、常時CPU12に
よって監視される。したがって、隣接ライン以外で障害
が起きた場合、このK1バイト,K2バイトによって、
他NEから伝達され障害が発生した旨を知ることができ
る。IDは、リングネットワークの各NEに対し一意に
設定されるので、このIDによって、障害位置を確定で
きる。
【0032】次に、各NEの動作について図3のフロー
チャートを参照して説明する。
【0033】システムの起動時又はパスの設定情報が更
新されたとき、CPU11は、メモリ部21からパスの
設定状態を読込み、この情報を基に、隣接ラインに障害
が発生した場合の切替情報を障害の種類に応じて作成
し、メモリ部22へ格納しておく(ステップS31)。
この切替情報の作成及び格納は、従来のシステムと同様
に行われる。本システムでは、さらに、障害位置に応じ
た切替情報を作成し、メモリ部23へ格納する(ステッ
プS32)。以上のステップS31及びステップS32
において作成及び格納された切替情報に従い、クロスコ
ネクト部3へパス情報が設定される(ステップS3
3)。
【0034】この状態において、障害の発生有無が監視
される。すなわち、隣接ラインの障害は、上述したライ
ン障害検出部によって検出できる(ステップS34)。
また、隣接ライン以外のラインで発生した障害は、上述
したK1バイト,K2バイトの内容を確認することによ
って検出できる(ステップS35)。
【0035】隣接ラインで障害が発生した場合、CPU
12は、OH付加回路を通しこの情報をK1バイト,K
2バイトに付加し、他のNEに伝達する(ステップS3
4→S37)。それと共に、この情報をCPU11へ通
知し、従来のプロテクション処理と同様にメモリ部22
を参照して切替情報を検索する(ステップS38)。そ
して、この検索された切替情報を基にクロスコネクト部
3にパス情報が設定される(ステップS38→S3
3)。
【0036】一方、トランスオーシャニック機能を実現
する時、隣接以外のラインで障害が発生し、終端回路に
おいて得られるK1バイト,K2バイトによってその情
報が伝達された場合、そのNEにおいてCPU21から
CPU11にその障害位置を示す情報が通知される(ス
テップS35→S36)。CPU11は、その障害位置
を示す情報を基にメモリ部23を参照し、切替情報を検
索する(ステップS36)。そして、この検索された切
替情報を基にクロスコネクト部3にパス情報が設定され
る(ステップS36→S33)。
【0037】なお以上の動作において、ワークラインの
みの障害の場合は、他のNEには切替を起こさせないと
いう障害端特有の切替処理が必要である。したがって、
この切替情報に関しては、従来のものがそのまま使用で
きる。このため、切替情報が、隣接ライン障害か非隣接
ライン障害かに応じて、メモリ部22,メモリ部23に
分けて切替情報を格納しておくのである。
【0038】これまでのプロテクション処理の場合、パ
スの切替は障害端のみがライン単位で行い、障害端以外
のNEはスタンバイラインを一意にスルー接続するのみ
で、パスの切替を行うことはなかった。これに対しトラ
ンスオーシャニック機能の場合は、最短でパスの入力と
出力とを接続するため、障害が隣接していなくても、障
害が自NEで入出力しているパスに影響があれば、ワー
クラインからスタンバイラインへパスを接続するように
切替をしなければならない。
【0039】つまり、これまでのプロテクション処理と
比較すると、障害が発生した場合、全てのNEが障害を
解析し、パス単位で影響の有無を確認し、切替を行う必
要がある。この場合、1ラインに対するパスの数はかな
り多いため、この判断処理には時間がかかる。したがっ
て、リアルタイムにこの判断を行い、切替情報を作成し
ていたのでは、障害発生時点から切替完了までの時間が
長くなってしまう。
【0040】そのため本システムでは、パスの設定情報
を基に障害位置に応じたこの判断処理を起動時及びパス
の設定情報の更新時に作成し、メモリ部に格納してお
き、障害時の切替情報を一意に決定しているのである。
これにより、トランスオーシャニック機能によって増加
する判断処理部分をほぼなくすことができるため、従来
のプロテクションに比べ、切替時間は変わらないのであ
る。
【0041】また、本発明を利用した場合のトランスオ
ーシャニック機能を搭載した場合、障害位置に関しての
拡張も、内部処理的には障害の種類の延長として考える
ことができる。この場合、単なるパラメータの拡張です
むため、切替情報もパラメータの数だけ増やせば、パス
設定の内部ルーチン的には変更が必要とされない。この
ため、物理的にメモリが十分にあれば、追加機能として
搭載することが容易なのである。
【0042】なお、以上説明した図3の処理を実現する
ためのプログラムを記録した記録媒体を用意し、これを
用いてコンピュータを制御すれば、上述と同様のプロテ
クション動作を行うことができることは明白である。こ
の記録媒体には、図1中に示されていない半導体メモ
リ、磁気ディスク装置の他、種々の記録媒体を用いるこ
とができる。
【0043】次に、メモリ部21〜23に格納されてい
る切替情報の例について図4を参照して説明する。同図
に示されているように、メモリ部21〜23には、スイ
ッチチャネルID毎に、出力チャネルIDと入力チャネ
ルIDとの対応関係を示す情報が格納されている。
【0044】同図に示されているスイッチチャネルID
の「ノーマル時」は、障害が発生していない通常動作時
における出力チャネルIDと入力チャネルIDとの対応
関係を示す情報である。同図においては、入力チャネル
ID「769」に対応する出力チャネルID「1」〜
「1536」が示されている。
【0045】また、スイッチチャネルIDの「West
Span」は、そのNEのウエストスパン動作時にお
ける出力チャネルIDと入力チャネルIDとの対応関係
を示す情報である。同図においては、入力チャネルID
「769」に対応する出力チャネルID「1」〜「15
36」が示されている。同様に、スイッチチャネルID
の「Eest Span」はイーストスパン動作時、ス
イッチチャネルIDの「West Ring」はウエス
トリング動作時、スイッチチャネルIDの「Eest
Ring」はイーストリング動作時、における出力チャ
ネルIDと入力チャネルIDとの対応関係を示す情報で
ある。
【0046】ここで、図5(A)に示されているよう
に、各NEN1〜N8はワーキングラインW及びスタンバイ
ラインSによって接続されているものとする。そして、
各NEN1〜N8は同図(B)に示されているように、トリ
ビュータリラインTRBの他に、ウエストワーキングラ
インWW、イーストワーキングラインEW、ウエストス
タンバイラインWS及びイーストスタンバイラインES
を有しているものとする。West Spanは、We
st側のウエストワーキングラインWWをウエストスタ
ンバイラインWSに切替えるプロテクション処理を行う
ための切替情報である。Eest Spanは、Ees
t側のイーストワーキングラインEWをイーストスタン
バイラインESに切替えるプロテクション処理を行うた
めの切替情報である。West Ringは、West
側においてパスを折返すプロテクション処理を行うため
の切替情報である。Eest Ringは、Eest側
においてパスを折返すプロテクション処理を行うための
切替情報である。
【0047】図4に戻り、スイッチチャネルIDの「障
害地点1」は、リングネットワーク内のある位置に障害
が発生した場合におけるパス切替情報を示すものであ
り、出力チャネルIDと入力チャネルIDとの対応関係
を示す情報である。この場合、図6(A)に示されてい
るように破線のルートから実線のルートへのルート切替
えが必要なパスと、同図(B)に示されているようにル
ート切替えが不必要なパスとがある。このため、自NE
からみて障害地点1で障害が発生した場合にルート切替
えが必要かどうかに応じて、切替情報がメモリ部に格納
されることになる。なお、スイッチチャネルIDの「障
害地点2」以降についても同様に、切替情報がメモリ部
に格納されることになる。
【0048】以上のようにメモリ部に予め格納された切
替情報を参照してパス切替を行うので、トランスオーシ
ャニック機能によって増加する判断処理部分をほぼなく
すことができるため、従来のプロテクションに比べ、切
替時間は変わらないのである。
【0049】以下、上述したリングネッワークシステム
の応用例について説明する。
【0050】まず第1の応用例について説明する。本応
用例では、図1における2つのCPUを、図7に示され
ているように、1つのCPU13で置き換える。そし
て、全ての作業を1つのCPU13で行う。この場合、
すべての制御線がこのCPU13に接続される。なお図
7において、図1と同等部分は同一符号により示されて
いる。
【0051】ここで、図1において2つのCPUの構成
をもたせたのは、機能分担の意味づけとともに、CPU
11がパス設定などの作業中でも、CPU12で常に終
端回路を監視し、障害時にはリアルタイムで対応できる
ようにするためである。しかし、高速のCPUを用いる
ことにより、図7に示されているように、1つのCPU
13で行うこともできるのである。CPUを1つだけ用
いているので、実装スペースを節約でき、装置を小型化
できるという効果がある。また、CPUの数が少ないの
で、原価を低減できる。さらに、CPU間の通信が行わ
れないので、ソフトウェアのバグを回避できる。
【0052】次に、第2の応用例について説明する。本
応用例では、図1に示されているメモリ部22,23
を、論理的に1つとする。障害位置に応じた切替情報を
持つということは、自NEが障害端になった場合の情報
も持つことになる。この場合、現状プロテクション方法
の切替情報が格納されているメモリ部22も、包括する
形になる。このため、メモリ部22及び23を論理的に
も1つにすることができる。ただし、障害端特有の切替
もあるため、その障害の種類に関しての拡張が必要とな
る。この第2の応用例は、従来装置への適用が容易であ
る。すなわち、通常のプロテクション機能とトランスオ
ーシャニック機能とを明確には分けていないので、従来
の切替情報を指定するパラメータを拡張すれば(max
値を大きくすれば)、テーブルを作成できるので、構成
が容易になり、メモリ容量が十分にあれば容易に従来装
置に適用できるのである。
【0053】さらに、第3の応用例について説明する。
通常のプロテクション機能とトランスオーシャニック機
能との内部処理には大きな変更がない。このため、本応
用例では、これらの機能を判別するフラグをもたせる。
こうすることにより、構成をなんら変更することなく、
これらの機能を切り替えることができる。ただし、従来
のプロテクション機能とトランスオーシャニック機能と
で、切替時のパスの接続形態が異なる場合もあるので、
機能変更時は機能に応じて、切替情報を更新する必要が
ある。この第3の応用例は、第2の応用例と同様に、従
来装置への適用が容易である他、従来のプロテクション
機能とトランスオーシャニック機能とをユーザの使用状
況に応じて切替えることができ、別の装置を新たに購入
する必要がないという効果がある。
【0054】次に、第4の応用例について説明する。以
上の説明においては、トランスオーシャニック機能の実
現のために、障害位置に応じた切替情報を持たせてい
る。この切替情報を格納したテーブルを設ける点は、ト
ランスオーシャニック機能の実現以外にも利用すること
ができる。例えば、あるライン又はパスに障害が発生し
た場合のみ、通常のパスの切替ルールを無視した、無関
係の緊急パスを生成、設定させることができる。このよ
うに、パスの初期設定を考慮せず、障害の位置のみに限
定したパスを持たせることもできるのである。この第4
の応用例は、トランスオーシャニック機能以外に、障害
位置に応じたプロテクションパスを用意することができ
るという効果がある。
【0055】なお、以上の説明においては、SDHやS
ONETによってデータ伝送するリングネットワークの
場合について説明したが、本発明はこれらに限定される
ことなく各種のリングネットワークに適用できることは
明白である。
【0056】本システムをリングネットワークに採用す
れば以下のような効果が得られる。すなわち、1ライン
毎にパスの数だけ、障害が自NEの入出力するパスに影
響を与えるかどうかを判断し、スタンバイラインへ切り
替えるか、又はスタンバイラインをスルー接続しなけれ
ばならない。この判断処理は、CPUにとって高負荷の
作業であると共に、パスの数が多ければ多い程、処理時
間が長くかかってしまう。このため、切替時間を常に最
小限に抑さえなくてはならない伝送装置にとっては致命
的となる。
【0057】また、パスの入力と出力とが単にピア・ト
ゥ・ピア(PEER−TO−PEER)で接続されると
は限らないアプリケーションにおいては、単に切り替え
るだけでなく、さらに様々な判定処理が付加されること
になり、更に処理時間、切替時間の増大を招く。
【0058】そのため、切替時間を最短にするために、
この判定処理を極力なくすか、又は本システムのように
予め切替情報を作成しておくといった工夫が必要となる
のである。予め切替情報を作成しておくことにより、パ
ス切替時間のより短いプロテクション処理を実現するこ
とができるのである。
【0059】請求項の記載に関連して本発明は更に次の
態様をとりうる。
【0060】(7)前記参照手段は、伝送フレーム中の
セクションオーバヘッド部におけるK1バイト及びK2
バイトによってパス切替要求の発生を検出することを特
徴とする請求項1又は2記載のリングネットワークシス
テム。
【0061】(8)前記リングネットワークは、現用の
ワーキングラインと予備用のスタンバイラインとから構
成されることを特徴とする請求項1又は2記載のリング
ネットワークシステム。
【0062】(9)前記テーブルは、前記対応関係を示
す情報をシステム起動時に作成することを特徴とする請
求項1又は2記載のリングネットワークシステム。
【0063】(10)前記テーブルは、前記対応関係を
示す情報をパス更新時に作成することを特徴とする請求
項1又は2記載のリングネットワークシステム。
【0064】(11)前記参照ステップは、伝送フレー
ム中のセクションオーバヘッド部におけるK1バイト及
びK2バイトによってパス切替要求の発生を検出するこ
とを特徴とする請求項3又は4記載のプロテクション方
法。
【0065】(12)前記リングネットワークは、現用
のワーキングラインと予備用のスタンバイラインとから
構成されることを特徴とする請求項3又は4記載のプロ
テクション方法。
【0066】(13)前記テーブルは、前記対応関係を
示す情報をシステム起動時に作成することを特徴とする
請求項3又は4記載のプロテクション方法。
【0067】(14)前記テーブルは、前記対応関係を
示す情報をパス更新時に作成することを特徴とする請求
項3又は4記載のプロテクション方法。
【0068】(15)前記参照ステップは、伝送フレー
ム中のセクションオーバヘッド部におけるK1バイト及
びK2バイトによってパス切替要求の発生を検出するこ
とを特徴とする請求項5又は6記載の記録媒体。
【0069】(16)前記リングネットワークは、現用
のワーキングラインと予備用のスタンバイラインとから
構成されることを特徴とする請求項5又は6記載の記録
媒体。
【0070】(17)前記テーブルは、前記対応関係を
示す情報をシステム起動時に作成することを特徴とする
請求項5又は6記載の記録媒体。
【0071】(18)前記テーブルは、前記対応関係を
示す情報をパス更新時に作成することを特徴とする請求
項5又は6記載の記録媒体。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、パスの設
定情報から、障害位置に応じたこの判断処理を予め作成
してテーブルに格納しておくことにより、障害時の切替
情報を一意に決定でき、トランスオーシャニック機能を
採用したリングネットワークシステムにおいて、プロテ
クション処理におけるパス切替時間をより短くすること
ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態によるリングネットワー
クシステムを構成する各ノードの構成例を示すブロック
図である。
【図2】本発明によるリングネットワークシステムを構
成する各NEの機能を示す図である。
【図3】本発明の実施の一形態によるリングネットワー
クシステムを構成する各ノードの動作を示すフローチャ
ートである。
【図4】本発明の実施の一形態によるリングネットワー
クシステムを構成する各ノードのメモリ部に格納されて
いる切替情報の例を示す図である。
【図5】(A)はリングネットワークシステムを構成す
る各ノードの入出力関係を示すブロック図、(B)はリ
ングネットワークシステムを構成する各ノードの入出力
関係を示す図である。
【図6】(A)はトランスオーシャニック機能を実現す
る場合にルート切替えが必要なパスを示す図、(B)は
トランスオーシャニック機能を実現する場合にルート切
替えが不必要なパスを示す図である。
【図7】本発明の実施の他の形態によるリングネットワ
ークシステムを構成する各ノードの構成例を示すブロッ
ク図である。
【図8】一般的なリングネットワークの構成を示すブロ
ック図である。
【図9】従来のリングネットワークシステムを構成する
各NEの機能を示す図である。
【図10】従来のリングネットワークシステムにおける
プロテクション処理を示す図である。
【図11】リングネットワークシステムにおけるトラン
スオーシャニック機能を示す図である。
【符号の説明】
3 クロスコネクト部 11,12 CPU部 21,22,23 メモリ部 41,42,43,44,45 終端回路 51,52,53,54,55 分離回路 61,62,63,64,65 多重回路 71,72,73,74,75 OH付加回路 N1,N2,N3,N4 N5,N6,N7,N8 NE S1,S4 入力スタンバイライン S2,S3 出力スタンバイライン T1,T3 ADDライン T2,T4 DROPライン W1,W4 入力ワークライン W2,W3 出力ワークライン

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 障害発生時に該障害箇所に向わない最短
    経路を実現するトランスオーシャニック機能によるパス
    接続を行うリングネットワークシステムであって、 リングネットワークを実現するための経路同士の接続関
    係を切替えるためのクロスコネクト部と、 障害の発生位置と、その位置に障害が発生した場合に自
    ノードと他の全てのノードとを前記トランスオーシャニ
    ック機能によるパス接続で接続するためのパス切替情報
    との対応関係を示す情報が予め格納されたテーブルと、 障害発生に応答して前記テーブルを参照し該障害の発生
    位置に対応するパス切替情報を導出する参照部と、 を各ノード夫々に設け、前記参照部による参照の結果導
    出されたパス切替情報に応じて前記クロスコネクト部を
    切替え制御するようにしたことを特徴とするリングネッ
    トワークシステム。
  2. 【請求項2】 前記参照部は、パス切替要求の発生によ
    って障害の発生を検出し、この検出に応答して前記テー
    ブルを参照することを特徴とする請求項1記載のリング
    ネットワークシステム。
  3. 【請求項3】 リングネットワークにおける障害発生時
    に該障害箇所に向わない最短経路を実現するトランスオ
    ーシャニック機能によるプロテクション処理を行うプロ
    テクション方法であって、 前記リングネットワークにおける障害の発生位置と、そ
    の位置に障害が発生した場合に自ノードと他の全てのノ
    ードとを前記トランスオーシャニック機能によるパス接
    続で接続するためのパス切替情報との対応関係を示す情
    報が予め格納されたテーブルを、障害発生に応答して参
    照し該障害の発生位置に対応するパス切替情報を導出す
    る参照ステップと、 前記参照ステップによる参照の結果導出されたパス切替
    情報に応じて前記クロスコネクト部を切替え制御するス
    テップとを含むことを特徴とするプロテクション方法。
  4. 【請求項4】 前記参照ステップは、パス切替要求の発
    生によって障害の発生を検出し、この検出に応答して前
    記テーブルを参照することを特徴とする請求項3記載の
    プロテクション方法。
  5. 【請求項5】 コンピュータに、リングネットワークシ
    ステムにおけるプロテクション処理を実行させるための
    プログラムを記録した記録媒体であって、 リングネットワークにおける障害の発生位置と、その位
    置に障害が発生した場合に自ノードと他の全てのノード
    とを前記トランスオーシャニック機能によるパス接続で
    接続するためのパス切替情報との対応関係を示す情報が
    予め格納されたテーブルを、障害発生に応答して参照し
    該障害の発生位置に対応するパス切替情報を導出する参
    照ステップと、 前記参照ステップによる参照の結果導出されたパス切替
    情報に応じて前記クロスコネクト部を切替え制御するス
    テップとを含むプログラムを記録したことを特徴とする
    記録媒体。
  6. 【請求項6】 前記参照ステップは、パス切替要求の発
    生によって障害の発生を検出し、この検出に応答して前
    記テーブルを参照することを特徴とする請求項5記載の
    記録媒体。
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