JPH11312293A - 特殊車両自動計測システム - Google Patents
特殊車両自動計測システムInfo
- Publication number
- JPH11312293A JPH11312293A JP13257898A JP13257898A JPH11312293A JP H11312293 A JPH11312293 A JP H11312293A JP 13257898 A JP13257898 A JP 13257898A JP 13257898 A JP13257898 A JP 13257898A JP H11312293 A JPH11312293 A JP H11312293A
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- Japan
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- vehicle
- unit
- measuring
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 一般道路を走行中の特殊車両の寸法諸元を自
動計測し、違反車両のナンバーを認識し、違反車両に対
して警告表示を行なう。 【解決手段】 一般道路上に特殊車両自動計測システム
を設け、２組のステレオカメラ１〜４により、車両の前
部と後部を撮影し、ステレオ画像処理により車両の車長
・車幅を計測する。超音波センサーを有する車高検出部
11により、車両の縦断面プロフィールを得て、車高を求
める。軸重検出部14で軸重を計測し、車高検出部11の測
定結果を利用して軸重を積算することにより車重を計測
する。車重や車長が制限を超えていた場合は、ナンバー
読取部17で車両のナンバーを撮影して認識する。情報表
示部20に、違反車両のナンバーと違反事項を表示して警
告する。一般道路を車両が走行中に車両諸元を測定する
ことができ、交通を妨げることなく違反車両にのみ警告
を発することができる。
動計測し、違反車両のナンバーを認識し、違反車両に対
して警告表示を行なう。 【解決手段】 一般道路上に特殊車両自動計測システム
を設け、２組のステレオカメラ１〜４により、車両の前
部と後部を撮影し、ステレオ画像処理により車両の車長
・車幅を計測する。超音波センサーを有する車高検出部
11により、車両の縦断面プロフィールを得て、車高を求
める。軸重検出部14で軸重を計測し、車高検出部11の測
定結果を利用して軸重を積算することにより車重を計測
する。車重や車長が制限を超えていた場合は、ナンバー
読取部17で車両のナンバーを撮影して認識する。情報表
示部20に、違反車両のナンバーと違反事項を表示して警
告する。一般道路を車両が走行中に車両諸元を測定する
ことができ、交通を妨げることなく違反車両にのみ警告
を発することができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、特殊車両自動計測
システムに関し、特に、車両の寸法諸元を自動計測して
違反の警告表示を行なう特殊車両自動計測システムに関
する。
システムに関し、特に、車両の寸法諸元を自動計測して
違反の警告表示を行なう特殊車両自動計測システムに関
する。
【０００２】
【従来の技術】公道を走行する車両は、道路交通法や車
両法などの法律によって、重量や全長などが制限されて
いる。特に、大型トラックや特殊車両は車重が重く、全
長も長いので、通行可能な道路も制限されている。この
ような特殊車両が制限重量などを超えて一般道路を走行
すると、道路が損傷を受けたり、他の交通を妨害したり
するので、違反車両を検出して取り締まっている。
両法などの法律によって、重量や全長などが制限されて
いる。特に、大型トラックや特殊車両は車重が重く、全
長も長いので、通行可能な道路も制限されている。この
ような特殊車両が制限重量などを超えて一般道路を走行
すると、道路が損傷を受けたり、他の交通を妨害したり
するので、違反車両を検出して取り締まっている。
【０００３】従来の違反車両検出方法は、車両を停止さ
せて重量や全長を測定したり、道路の外に設けた測定器
に車両を低速で通して測定する方法である。
せて重量や全長を測定したり、道路の外に設けた測定器
に車両を低速で通して測定する方法である。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来の測定器や測定方
法では、車両を一旦止めたり低速で移動させて測定する
必要があり、交通量の多い道路で測定することは困難で
あった。
法では、車両を一旦止めたり低速で移動させて測定する
必要があり、交通量の多い道路で測定することは困難で
あった。
【０００５】本発明は、一般道を走行する特殊車両の寸
法諸元を自動計測し、車両ナンバーを認識し、違反の場
合警告表示を行なう特殊車両自動計測システムを提供す
ることを目的とする。
法諸元を自動計測し、車両ナンバーを認識し、違反の場
合警告表示を行なう特殊車両自動計測システムを提供す
ることを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明では、特殊車両自動計測システムを、ステ
レオ画像処理により車両の車長・車幅を計測するための
２組のステレオカメラと、ステレオカメラによる夜間の
計測を可能にするためのストロボ発光装置と、ステレオ
カメラの撮影タイミングを決めるための車両検出部と、
軸重を計測する軸重計と、軸重を積算して車重を計測す
るための車重計測部と、車高を計測するための車高検出
部と、車両のナンバーを認識するためのナンバー読取部
と、車速の計測を行なうとともに、寸法計測結果とナン
バー読取部の認識結果との対応付けを行なうための車両
確認部と、違反車両に警告を行なうための情報表示部と
を具備する構成とした。
めに、本発明では、特殊車両自動計測システムを、ステ
レオ画像処理により車両の車長・車幅を計測するための
２組のステレオカメラと、ステレオカメラによる夜間の
計測を可能にするためのストロボ発光装置と、ステレオ
カメラの撮影タイミングを決めるための車両検出部と、
軸重を計測する軸重計と、軸重を積算して車重を計測す
るための車重計測部と、車高を計測するための車高検出
部と、車両のナンバーを認識するためのナンバー読取部
と、車速の計測を行なうとともに、寸法計測結果とナン
バー読取部の認識結果との対応付けを行なうための車両
確認部と、違反車両に警告を行なうための情報表示部と
を具備する構成とした。
【０００７】このように構成したことにより、一般道路
を走行中の特殊車両の寸法諸元を自動計測し、車両ナン
バーを認識して、車両諸元が制限に違反している場合に
警告表示を行なうことができる。
を走行中の特殊車両の寸法諸元を自動計測し、車両ナン
バーを認識して、車両諸元が制限に違反している場合に
警告表示を行なうことができる。
【０００８】
【発明の実施の形態】本発明の請求項１に記載した発明
は、測定対象である車両の前部と後部を撮影してステレ
オ画像処理により前記車両の車長・車幅を計測するため
の２組のステレオカメラと、前記ステレオカメラによる
夜間の計測を可能にするためのストロボ発光装置と、前
記ステレオカメラの撮影タイミングを決めるための車両
検出部と、前記車両の軸重を計測する軸重検出部と、前
記車両の縦断面プロフィールを計測して車高を求める車
高検出部と、前記縦断面プロフィールと対応させて軸重
を積算して車重を計測する車重計測部と、前記車両のナ
ンバーを撮影して認識するナンバー読取部と、前記車両
の縦断面プロフィールを計測して前記車高検出部で計測
した縦断面プロフィールと比較して前記車両の速度を求
めるとともに、前記ステレオカメラと前記車高検出部と
前記軸重計測部とによる車両諸元計測結果と前記ナンバ
ー読取部の認識結果との対応付けを行なうための車両確
認部と、前記車両が前記車両諸元について制限を超えて
いた場合に警告を行なうための情報表示部とを具備する
特殊車両自動計測システムであり、車両の寸法諸元を自
動計測し、車両ナンバーを認識して、違反の警告表示を
するという作用を有する。
は、測定対象である車両の前部と後部を撮影してステレ
オ画像処理により前記車両の車長・車幅を計測するため
の２組のステレオカメラと、前記ステレオカメラによる
夜間の計測を可能にするためのストロボ発光装置と、前
記ステレオカメラの撮影タイミングを決めるための車両
検出部と、前記車両の軸重を計測する軸重検出部と、前
記車両の縦断面プロフィールを計測して車高を求める車
高検出部と、前記縦断面プロフィールと対応させて軸重
を積算して車重を計測する車重計測部と、前記車両のナ
ンバーを撮影して認識するナンバー読取部と、前記車両
の縦断面プロフィールを計測して前記車高検出部で計測
した縦断面プロフィールと比較して前記車両の速度を求
めるとともに、前記ステレオカメラと前記車高検出部と
前記軸重計測部とによる車両諸元計測結果と前記ナンバ
ー読取部の認識結果との対応付けを行なうための車両確
認部と、前記車両が前記車両諸元について制限を超えて
いた場合に警告を行なうための情報表示部とを具備する
特殊車両自動計測システムであり、車両の寸法諸元を自
動計測し、車両ナンバーを認識して、違反の警告表示を
するという作用を有する。
【０００９】以下、本発明の実施の形態について、図１
を参照しながら詳細に説明する。
を参照しながら詳細に説明する。
【００１０】（実施の形態）本発明の実施の形態は、ス
テレオ画像処理により車両の車長・車幅を計測する２組
のステレオカメラと、ステレオカメラの撮影タイミング
を決めるための車両検出部と、軸重から車重を計測する
車重計測部と、車高を計測するための車高検出部と、ナ
ンバー読取部と、車速を計測するとともに対象車両を確
認するための車両確認部と、違反車両に警告を行なうた
めの情報表示部とを有する特殊車両自動計測システムで
ある。
テレオ画像処理により車両の車長・車幅を計測する２組
のステレオカメラと、ステレオカメラの撮影タイミング
を決めるための車両検出部と、軸重から車重を計測する
車重計測部と、車高を計測するための車高検出部と、ナ
ンバー読取部と、車速を計測するとともに対象車両を確
認するための車両確認部と、違反車両に警告を行なうた
めの情報表示部とを有する特殊車両自動計測システムで
ある。
【００１１】図１は、本発明の実施の形態の特殊車両自
動計測システムの概略図である。図１において、カメラ
１、２とカメラ３、４は、車両の前部と後部を撮影する
ステレオカメラである。ストロボ５、６とストロボ７、
８は、カメラ１〜４のための照明装置である。ストロボ
電源部９、10は、ストロボ５〜８のための電源である。
車高検出部11は、車高を検出するための超音波センサー
である。車両検出部12は、車両の先端を検出を検出して
撮影タイミングを決めるためのセンサである。車両検出
部13は、ナンバー読取りのタイミングを決めるためのセ
ンサである。軸重検出部14は、車両の軸重を測定する軸
重計である。車重計測部15は、軸重検出部14の出力から
車重を計測する装置である。車両確認部16は、車高検出
部11と同様な超音波センサーである。ナンバー読取部17
は、車両のナンバーを読み取るカメラである。認識処理
部18は、ナンバー読取部17で読み取ったナンバーを文字
認識処理する装置である。ストロボ電源部19は、ナンバ
ー読取部17のカメラ用のストロボ電源である。情報表示
部20は、違反車両に対して警告を表示する装置である。
機器操作部21は、特殊車両自動計測システム全体の操作
を行なうための入出力装置である。
動計測システムの概略図である。図１において、カメラ
１、２とカメラ３、４は、車両の前部と後部を撮影する
ステレオカメラである。ストロボ５、６とストロボ７、
８は、カメラ１〜４のための照明装置である。ストロボ
電源部９、10は、ストロボ５〜８のための電源である。
車高検出部11は、車高を検出するための超音波センサー
である。車両検出部12は、車両の先端を検出を検出して
撮影タイミングを決めるためのセンサである。車両検出
部13は、ナンバー読取りのタイミングを決めるためのセ
ンサである。軸重検出部14は、車両の軸重を測定する軸
重計である。車重計測部15は、軸重検出部14の出力から
車重を計測する装置である。車両確認部16は、車高検出
部11と同様な超音波センサーである。ナンバー読取部17
は、車両のナンバーを読み取るカメラである。認識処理
部18は、ナンバー読取部17で読み取ったナンバーを文字
認識処理する装置である。ストロボ電源部19は、ナンバ
ー読取部17のカメラ用のストロボ電源である。情報表示
部20は、違反車両に対して警告を表示する装置である。
機器操作部21は、特殊車両自動計測システム全体の操作
を行なうための入出力装置である。
【００１２】図２は、車高検出部11の出力信号を時間の
関数として表したグラフである。図３は、軸重検出部14
の出力信号を時間の関数として表したグラフである。
関数として表したグラフである。図３は、軸重検出部14
の出力信号を時間の関数として表したグラフである。
【００１３】図１〜図３を参照して、本発明の実施の形
態の特殊車両自動計測システムの動作を説明する。車高
検出部11の超音波センサーを常時動作させて、車両の高
さを時間の関数として測定する。その結果、車高検出部
11からは、図２に示すような車両の縦断面のプロフィー
ルが得られる。軸重検出部14も常時動作させて、車両の
軸重を時間の関数として測定する。その結果、車重計測
部15からは、図３に示すような軸重値が得られる。車両
の超音波プロフィールに対応する軸重のピーク値を積算
することにより、車重を求める。車重が20ｔを超えてい
るか、１つでも軸重が10ｔを超えていれば、重量違反と
して警告する。
態の特殊車両自動計測システムの動作を説明する。車高
検出部11の超音波センサーを常時動作させて、車両の高
さを時間の関数として測定する。その結果、車高検出部
11からは、図２に示すような車両の縦断面のプロフィー
ルが得られる。軸重検出部14も常時動作させて、車両の
軸重を時間の関数として測定する。その結果、車重計測
部15からは、図３に示すような軸重値が得られる。車両
の超音波プロフィールに対応する軸重のピーク値を積算
することにより、車重を求める。車重が20ｔを超えてい
るか、１つでも軸重が10ｔを超えていれば、重量違反と
して警告する。
【００１４】車両の先端が車両検出部12で検出される
と、カメラ１〜４で同時に車両を撮影する。カメラ１、
２とカメラ３、４は、それぞれステレオカメラを構成し
ており、車両の前部と後部のステレオ写真を撮影する。
夜間の場合はストロボ５〜８を発光させる。カメラ１、
２とカメラ３、４の間は、13.7ｍの間隔があり、全長12
ｍの車両の前部と後部がちょうど撮影できるようになっ
ている。全長が12ｍより短い車両は違反ではないので、
後部が写らなくても問題ない。車高検出部11が車両を検
出しているときだけ寸法計測の撮影を行う。車長が12ｍ
よりはるかに短い車両は撮影しない。これにより、スト
ロボ発光回数を抑えて、ストロボ発光装置の寿命を延ば
すことができる。また、全長が12ｍを超える車両は違反
であるので、車体の途中が写って、後部が写らない場合
は違反が明らかであるから、長すぎて後部が写らなくて
も問題ない。撮影した前部と後部のステレオ写真をステ
レオ画像処理して、車両の車長・車幅を計測する。車両
の車長が12ｍを超えていたり、車幅が2.5ｍを超えてい
ることが検出されたら、警告を発する。
と、カメラ１〜４で同時に車両を撮影する。カメラ１、
２とカメラ３、４は、それぞれステレオカメラを構成し
ており、車両の前部と後部のステレオ写真を撮影する。
夜間の場合はストロボ５〜８を発光させる。カメラ１、
２とカメラ３、４の間は、13.7ｍの間隔があり、全長12
ｍの車両の前部と後部がちょうど撮影できるようになっ
ている。全長が12ｍより短い車両は違反ではないので、
後部が写らなくても問題ない。車高検出部11が車両を検
出しているときだけ寸法計測の撮影を行う。車長が12ｍ
よりはるかに短い車両は撮影しない。これにより、スト
ロボ発光回数を抑えて、ストロボ発光装置の寿命を延ば
すことができる。また、全長が12ｍを超える車両は違反
であるので、車体の途中が写って、後部が写らない場合
は違反が明らかであるから、長すぎて後部が写らなくて
も問題ない。撮影した前部と後部のステレオ写真をステ
レオ画像処理して、車両の車長・車幅を計測する。車両
の車長が12ｍを超えていたり、車幅が2.5ｍを超えてい
ることが検出されたら、警告を発する。
【００１５】車重か軸重か車長か車幅のいずれかが制限
を超えていて警告が発せられたら、車両検出部13で車両
の先端を検出したときに、ナンバー読取りの準備を開始
する。車両検出部13は、車両検出部12から20ｍ離れてい
る。ナンバー読取部17を一定距離、諸元計測手段から離
して配置し、諸元計測結果に応じてナンバー認識を起動
することによって、指定した基準値を超える諸元を有す
る車両のナンバーだけを選択的に認識させることができ
る。車両確認部16の超音波センサーで車体の縦断面のプ
ロフィールを測定し、図２に示したと同様のプロフィー
ルを得る。車高検出部11で検出したプロフィールと一致
したら、時間差から速度を求めて、ナンバー読取部17
に、ナンバー撮影のタイミングを通知する。ナンバー読
取部17では、車両のナンバーを撮影し、認識処理部18で
文字認識を行ない、情報表示部20に通知する。情報表示
部20では、車両ナンバーと違反事項を車両の速度に応じ
たタイミングで表示して警告する。
を超えていて警告が発せられたら、車両検出部13で車両
の先端を検出したときに、ナンバー読取りの準備を開始
する。車両検出部13は、車両検出部12から20ｍ離れてい
る。ナンバー読取部17を一定距離、諸元計測手段から離
して配置し、諸元計測結果に応じてナンバー認識を起動
することによって、指定した基準値を超える諸元を有す
る車両のナンバーだけを選択的に認識させることができ
る。車両確認部16の超音波センサーで車体の縦断面のプ
ロフィールを測定し、図２に示したと同様のプロフィー
ルを得る。車高検出部11で検出したプロフィールと一致
したら、時間差から速度を求めて、ナンバー読取部17
に、ナンバー撮影のタイミングを通知する。ナンバー読
取部17では、車両のナンバーを撮影し、認識処理部18で
文字認識を行ない、情報表示部20に通知する。情報表示
部20では、車両ナンバーと違反事項を車両の速度に応じ
たタイミングで表示して警告する。
【００１６】上記のように、本発明の実施の形態では、
特殊車両自動計測システムを、ステレオ画像処理により
車両の車長・車幅を計測する２組のステレオカメラと、
ステレオカメラの撮影タイミングを決めるための車両検
出部と、軸重を計測する軸重計と、車高を計測するため
の車高検出部と、ナンバー認識装置と、車速を計測する
ための車両確認部と、違反車両に警告を行なうための表
示板とを具備する構成としたので、軸重計と起音波セン
サーの組み合わせによって車重・軸重を計測でき、一般
道路上を走行中の車両の車長・車幅、車重・軸重などの
車両諸元を計測することができる。また、諸元計測結果
に応じてナンバー認識を起動することによって、指定し
た基準値を超える諸元を有する車両のナンバーだけを選
択的に認識させることができる。
特殊車両自動計測システムを、ステレオ画像処理により
車両の車長・車幅を計測する２組のステレオカメラと、
ステレオカメラの撮影タイミングを決めるための車両検
出部と、軸重を計測する軸重計と、車高を計測するため
の車高検出部と、ナンバー認識装置と、車速を計測する
ための車両確認部と、違反車両に警告を行なうための表
示板とを具備する構成としたので、軸重計と起音波セン
サーの組み合わせによって車重・軸重を計測でき、一般
道路上を走行中の車両の車長・車幅、車重・軸重などの
車両諸元を計測することができる。また、諸元計測結果
に応じてナンバー認識を起動することによって、指定し
た基準値を超える諸元を有する車両のナンバーだけを選
択的に認識させることができる。
【００１７】
【発明の効果】以上のように、本発明では、特殊車両自
動計測システムを、計測用カメラで撮影した画像をステ
レオ画像処理することによって車長・車幅を計測し、超
音波センサーによって車高を計測し、軸重計と起音波セ
ンサーの組み合わせによって車重・軸重を計測する構成
としたので、一般道路上を走行中の車両の車両諸元を、
車両を停止させることなく計測することができるという
効果が得られる。
動計測システムを、計測用カメラで撮影した画像をステ
レオ画像処理することによって車長・車幅を計測し、超
音波センサーによって車高を計測し、軸重計と起音波セ
ンサーの組み合わせによって車重・軸重を計測する構成
としたので、一般道路上を走行中の車両の車両諸元を、
車両を停止させることなく計測することができるという
効果が得られる。
【００１８】また、超音波センサーが車両を検出してい
るときだけ寸法計測の撮像を行なわせることによって、
ストロボ発光回数を抑えてストロボ発光装置の寿命を延
ばすことができるという効果が得られる。
るときだけ寸法計測の撮像を行なわせることによって、
ストロボ発光回数を抑えてストロボ発光装置の寿命を延
ばすことができるという効果が得られる。
【００１９】また、ナンバー認識装置を一定距離、諸元
計測手段から離して配置し、諸元計測結果に応じてナン
バー認識を起動することによって、指定した基準値を超
える諸元を有する車両のナンバーだけを選択的に認識さ
せることができるという効果が得られる。
計測手段から離して配置し、諸元計測結果に応じてナン
バー認識を起動することによって、指定した基準値を超
える諸元を有する車両のナンバーだけを選択的に認識さ
せることができるという効果が得られる。
【００２０】また、２つの超音波センサーの波形を対応
付けることによって、個々の車両の車速を計測すること
ができ、この車速を利用することで、個々の車両に最適
なタイミングで表示板に警告表示を行なうことができる
という効果が得られる。
付けることによって、個々の車両の車速を計測すること
ができ、この車速を利用することで、個々の車両に最適
なタイミングで表示板に警告表示を行なうことができる
という効果が得られる。
【図１】本発明の実施の形態の特殊車両自動計測システ
ムの概略図、
ムの概略図、
【図２】本発明の実施の形態の車高検出部の測定結果の
グラフを示す図、
グラフを示す図、
【図３】本発明の実施の形態の軸重検出部の測定結果の
グラフを示す図である。
グラフを示す図である。
１〜４ カメラ ５〜８ ストロボ ９、10、19 ストロボ電源部 11 車高検出部 12、13 車両検出部 14 軸重検出部 15 車重計測部 16 車両確認部 17 ナンバー読取部 18 認識処理部 20 情報表示部 21 機器操作部
Claims (1)
- 【請求項１】 測定対象である車両の前部と後部を撮影
してステレオ画像処理により前記車両の車長・車幅を計
測するための２組のステレオカメラと、前記ステレオカ
メラによる夜間の計測を可能にするためのストロボ発光
装置と、前記ステレオカメラの撮影タイミングを決める
ための車両検出部と、前記車両の軸重を計測する軸重検
出部と、前記車両の縦断面プロフィールを計測して車高
を求める車高検出部と、前記縦断面プロフィールと対応
させて軸重を積算して車重を計測する車重計測部と、前
記車両のナンバーを撮影して認識するナンバー読取部
と、前記車両の縦断面プロフィールを計測して前記車高
検出部で計測した縦断面プロフィールと比較して前記車
両の速度を求めるとともに、前記ステレオカメラと前記
車高検出部と前記軸重計測部とによる車両諸元計測結果
と前記ナンバー読取部の認識結果との対応付けを行なう
ための車両確認部と、前記車両が前記車両諸元について
制限を超えていた場合に警告を行なうための情報表示部
とを具備することを特徴とする特殊車両自動計測システ
ム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13257898A JP3916319B2 (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | 特殊車両自動計測システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13257898A JP3916319B2 (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | 特殊車両自動計測システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11312293A true JPH11312293A (ja) | 1999-11-09 |
| JP3916319B2 JP3916319B2 (ja) | 2007-05-16 |
Family
ID=15084610
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13257898A Expired - Fee Related JP3916319B2 (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | 特殊車両自動計測システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3916319B2 (ja) |
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002074580A (ja) * | 2000-08-28 | 2002-03-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 車種判別システム及び車種判別方法 |
| KR20030052785A (ko) * | 2001-12-21 | 2003-06-27 | 엘지전자 주식회사 | 전자 통행료 징수 시스템의 차량 번호 인식 장치 및 방법 |
| JP2007057304A (ja) * | 2005-08-23 | 2007-03-08 | Omron Corp | 軸重計測システムおよび軸重計測方法 |
| KR100904556B1 (ko) | 2009-03-06 | 2009-06-29 | 주식회사 미래지중정보 | 지형변화에 따른 촬영이미지 편집이 가능한 영상도화시스템 |
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