JPH11309103A - 払拭清掃具 - Google Patents

払拭清掃具

Info

Publication number
JPH11309103A
JPH11309103A JP34030098A JP34030098A JPH11309103A JP H11309103 A JPH11309103 A JP H11309103A JP 34030098 A JP34030098 A JP 34030098A JP 34030098 A JP34030098 A JP 34030098A JP H11309103 A JPH11309103 A JP H11309103A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
cleaner head
closing
locking
folded
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP34030098A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3448230B2 (ja
Inventor
Iwao Mikojima
岩男 神子島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanka Co Ltd
Original Assignee
Sanka Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanka Co Ltd filed Critical Sanka Co Ltd
Priority to JP34030098A priority Critical patent/JP3448230B2/ja
Publication of JPH11309103A publication Critical patent/JPH11309103A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3448230B2 publication Critical patent/JP3448230B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 様々な厚さのシート体に対応でき、クリーナ
ヘッド部の底面に被覆するシート体の上面側への折り返
し部を固定する固定機構が、極めて簡易な構成で固定強
度にも秀れた払拭清掃具。 【解決手段】 前記クリーナヘッド部2の底面に被覆し
た前記シート体をクリーナヘッド部の上面部に折り返
し、この折り返し部をクリーナヘッド部の上面部に固定
する固定機構Kを設ける。クリーナヘッド部の上面部に
起伏開閉自在に開閉部6を、開閉部又はその下方に位置
するクリーナヘッド部の上面部にシート体の折り返し部
に当接係止する係止部9を備える。係止部の対向位置
に、係止部とかみ合い係合する対向係合部10を設け、折
り返し部を開閉部とその下方に位置するクリーナヘッド
部の上面部との間に挟むとともに、係止部と対向係合部
10とのかみ合い係合によって前記シート体5の折り返し
部をかみ込み係止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、握持部を有するク
リーナヘッド部の底面にシート体を被覆し、この握持部
を握持してクリーナヘッド部を床面などの清掃面に滑ら
せてシート体にゴミを付着させる払拭清掃具に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】例えば
床面滑走タイプは、厚板状のクリーナヘッド部の上面中
央部に長目の棒状握持部を傾動自在に枢着し、このクリ
ーナヘッド部の上面の両側部にシート体の折り返し部を
係止固定する固定機構を設けた構成であり、ゴミを付着
させる機能を有するシート体をクリーナヘッド部の底面
に当接し、上面側へ折り返した折り返し部を固定機構に
よって係止固定し、シート体をクリーナヘッド部に取り
替え自在に被覆固定する構成としている。
【0003】一方、前記固定機構としては様々な構造の
ものが提案されているが、例えばクリーナヘッド部の上
面部四隅に押し込み孔を設け、この押込み孔をゴム板な
どの柔軟板で閉塞し、この柔軟板にギザギザ状の切り込
みを形成し、この柔軟板上にシート体の折り返し部を当
てがい、切り込みを下方へ変形させるようにして指でシ
ート体の折り返し部を切り込みより押込み孔内へ押し込
み、係止固定させる構造のものがある。
【0004】また、単に係止固定自在な開閉板をクリー
ナヘッド部上面に起伏開閉自在に設け、この開閉板とク
リーナヘッド部上面との間にシート体の折り返し部を挟
持止着する構造も考えられる。
【0005】しかし、いずれの係止固定構造も複雑な構
造となり、量産性に劣りコスト高となり、また固定強度
も十分でなく、特に後者の開閉板によるバックル方式
は、この開閉板の起伏枢着自体は構造が簡易であるが、
固定強度を向上させるためには、閉塞金具を設けるなど
の係止ロック構造を施さなければならないため構造が複
雑となり、前記問題点を有することとなる。
【0006】また、いずれの係止固定構造も薄いシート
を使用すれば係止固定力が不足し、厚いシートを使用す
れば孔内へ押し込めなかったり開閉板を閉じられなかっ
たりして規定のシート厚以外の厚みには対応できない。
【0007】本発明は、従来の払拭清掃具の固定機構に
このような問題点を見い出し、様々な厚さのシート体に
対応でき、クリーナヘッド部の底面に被覆するシート体
の上面側への折り返し部を固定する固定機構が、極めて
簡易な構成で固定強度にも秀れた構造となる画期的な払
拭清掃具を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
【0009】床面などの清掃面1を滑走移動させるクリ
ーナヘッド部2に所定長さの握持部3を設け、ゴミを付
着させるシート体5を前記クリーナヘッド部2の底面4
に取り替え自在に被覆固定し得るように構成した払拭清
掃具において、前記クリーナヘッド部2の底面4に被覆
した前記シート体5をクリーナヘッド部2の上面部に折
り返し、この折り返し部5Aをクリーナヘッド部2の上
面部に固定する固定機構Kを設け、前記クリーナヘッド
部2の上面部に起伏開閉自在に開閉部6を設け、この開
閉部6若しくはこの開閉部6の下方に位置するクリーナ
ヘッド部2の上面部に前記シート体5の折り返し部5A
に当接係止する係止部9を設け、前記係止部9の対向位
置に、この係止部9とかみ合い係合する対向係合部10を
設け、前記シート体5の折り返し部5Aを前記開閉部6
とこの開閉部6の下方に位置するクリーナヘッド部2の
上面部との間に挟むと共に、前記係止部9と前記対向係
合部10とのかみ合い係合によって前記シート体5の折り
返し部5Aをかみ込み係止するように前記固定機構Kを
構成したことを特徴とする払拭清掃具に係るものであ
る。
【0010】また、前記係止部9若しくは前記対向係合
部10を、一端側は連接し他端は切り出された屈曲可能な
切り出し切片部15に設けた切り出し係止構造Lとしたこ
とを特徴とする請求項1記載の払拭清掃具に係るもので
ある。
【0011】また、前記切り出し切片部15を上下に屈曲
し得るよう構成し、前記シート体5を係止する際にこの
切り出し切片部15の復帰力により前記シート体5の折り
返し部5Aを弾圧状態でかみ込み係止するように前記固
定機構Kを構成したことを特徴とする請求項2記載の払
拭清掃具に係るものである。
【0012】また、前記開閉部6若しくはこの開閉部6
の下方に位置する前記クリーナヘッド部2の上面部に掛
止爪部16を設け、この掛止爪部16の対向位置に掛止爪部
16と掛合する対向掛合部17を設けて、掛止爪部16と対向
掛合部17との掛合によりクリーナヘッド部2の上面に起
伏開閉自在に設けた開閉部6をクリーナヘッド部2の上
面に閉塞状態に保持し、開閉部6を所定以上の力で引き
上げることにより前記掛止爪部16と対向掛合部17との掛
合が外れて開閉部6を上方へ立ち起こし開放し得るよう
に前記固定機構Kを構成したことを特徴とする請求項1
〜3のいずれか1項に記載の払拭清掃具に係るものであ
る。
【0013】また、前記掛止爪部16若しくは前記対向掛
合部17を前記切り出し切片部15の先端部に設け、この切
り出し切片部15の復帰力により掛止爪部16と対向掛合部
17とが掛合すると共に、前記シート体5の折り返し部5
Aを弾圧状態で挟み込み係止するように前記固定機構K
を構成したことを特徴とする請求項4記載の払拭清掃具
に係るものである。
【0014】また、前記クリーナヘッド部2の上面中央
部に前記握持部3を傾動自在に枢着し、このクリーナヘ
ッド部2の上面部に中央側を枢着した板状の開閉部6を
起伏開閉自在に設け、この開閉部6を上方へ立ち起こし
開放して前記シート体5の折り返し部5Aを挿入し、再
び開閉部6を下方へ伏せて閉塞することで、開閉部6に
よりシート体5をクリーナヘッド部2の上面部に挟持固
定し得るように構成すると共に、この開閉部6若しくは
この開閉部6の下方に位置するクリーナヘッド部2の上
面部に前記シート体5の折り返し部5Aに当接係止する
係止部9を設け、前記係止部9の対向位置に、この係止
部9とかみ合い係合する対向係合部10を設け、前記シー
ト体5の折り返し部5Aを前記開閉部6とこの開閉部6
の下方に位置するクリーナヘッド部2の上面部との間に
挟むと共に、前記係止部9と前記対向係合部10とのかみ
合い係合によって前記シート体5の折り返し部5Aをか
み込み係止するように前記固定機構Kを構成したことを
特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の払拭清
掃具に係るものである。
【0015】また、前記開閉部6若しくはこの開閉部6
の下方に位置するクリーナヘッド部2の上面部に磁石部
7を設け、この磁石部7の吸着力により前記シート体5
の折り返し部5Aを前記開閉部6とこの開閉部6の下方
に位置するクリーナヘッド部2の上面部との間に挟み込
んだ状態を吸着保持するように前記固定機構Kを構成し
たことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載
の払拭清掃具に係るものである。
【0016】また、前記磁石部7の対向吸着位置に吸着
力を生じさせる磁石部や金属部などの金属製吸着部8を
設けて前記固定機構Kを構成したことを特徴とする請求
項7記載の払拭清掃具に係るものである。
【0017】
【発明の実施の形態】好適と考える本発明の実施の形態
(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいてそ
の作用効果を示して簡単に説明する。
【0018】クリーナヘッド部2の底面4に当接したシ
ート体5をクリーナヘッド部2の上面に折り返し、この
折り返し部5Aを固定機構Kにより固定し、シート体5
をクリーナヘッド部2の底面4に被覆固定するが、本発
明では、このシート体5の固定に際し、クリーナヘッド
部2の上面に枢着した開閉部6を上方へ起こして開き、
この開閉部6とクリーナヘッド部2の上面との間にシー
ト体5の折り返し部5Aを挿入し、再び開閉部6を下方
へ伏して閉じて折り返し部5Aを挟持すると、この開閉
部6と開閉部6の下方に位置する部分とに対設した係止
部9と対向係合部10との係合によってかみ込み係止され
るため、折り返し部5Aが位置ズレすることを防止した
状態で固定され、この係止状態が強固に保持される。
【0019】また、対向係合部10を切り出し切片部15を
設けた切り出し係止構造Lとし、シート体5を係止部9
と対向係合部10との間に挟みこむ際に切り出し切片15が
係止部及びシート体5により押圧されて屈曲し、この切
り出し切片15による復帰力でシート体5の折り返し部5
Aの所定部分が弾圧状態でかみ込み係止されるため、一
層固定強度が向上する。
【0020】また、開閉部6若しくはこの開閉部6の下
方に位置するクリーナヘッド部2の上面に設けた掛止爪
部16とこの掛止爪部16の対向位置に設けた対向掛合部17
との掛合により開閉部6をクリーナヘッド部2の上面に
閉塞状態に保持する構成とすれば、この閉塞状態が一層
強固となり、開閉部6が勝手に開いて開閉部6とクリー
ナヘッド部2の上面に挟み込まれたシート体5の折り返
し部5Aが外れてしまうことが防止されることになる。
【0021】更に開閉部6と開閉部6の下方に位置する
部分とに付設した磁石部7と金属製吸着部8との吸着力
によりシート体5の折り返し部5Aが挟み込み係止され
一層強固に固定される。
【0022】
【実施例】本発明の具体的な実施例について図面に基づ
いて説明する。
【0023】本実施例は床面などの清掃面1を滑走移動
させる厚板状に組み付け構成したクリーナヘッド部2の
上面中央部に、長目の棒状握持部3をあらゆる方向に傾
動自在に枢着し、ゴミを付着させる不織布などの専用シ
ート体5を前記クリーナヘッド部2の底面4に取り替え
自在に被覆固定し得るように構成し、前記クリーナヘッ
ド部2の底面4に被覆した前記シート体5をクリーナヘ
ッド部2の上面部に折り返し、この折り返し部5Aをク
リーナヘッド部2の上面部に固定する固定機構Kを設け
た構成としている。
【0024】図1〜図8は、第一実施例を示している。
【0025】本実施例の固定機構Kは次のように構成し
ている。
【0026】前記クリーナヘッド部2の上面部の前記握
持部3の枢着部の両側に、幅広い板状の開閉部6を中央
側を枢着して起伏開閉自在に設け、この開閉部6を上方
へ立ち起こし開放して前記シート体5の折り返し部5A
を挿入し、再び開閉部6を下方へ伏せて閉塞すること
で、開閉部6によりシート体5をクリーナヘッド部2の
上面部に挟持固定し得るように構成している。
【0027】本実施例では、この夫々の開閉部6の裏面
に係止部9を設け、この係止部9は、板状突起部を形成
し、この突起先端部をギザ歯状の凹凸板縁に形成し、こ
の板縁がシート体5の折り返し部5Aに喰い込み係止す
るように構成している。また、この係止部9は、複数並
設形成しているため、シート体5を横方向に波打たせる
ようにして係止させることになる。
【0028】対向係合部10は、一端側がクリーナヘッド
部2に連接し他端が上下に屈曲可能な切り出し切片部15
とした切り出し係止構造Lを構成しており、この切り出
し切片部15は開閉部6によりシート体5をクリーナヘッ
ド部2の上面部に挟持する際、切り出し切片部15が下方
に屈曲しその復帰力によりシート体5は係止部9に強固
に弾圧係止される。
【0029】また、対向係合部10には単なる凹部や溝部
を形成しても良いが、本実施例では前記係止部9と対向
かみ合い係合する同様の板状突起部で構成している。
【0030】また、本実施例では、この夫々の開閉部6
の裏面に露出状態に永久磁石を取り付けて磁石部7を設
け、この磁石部7の対向吸着位置に吸着力を生じさせる
磁石部や金属部などの金属製吸着部8を設けて、この磁
石部7と金属製吸着部8とによる吸着力により前記シー
ト体5の折り返し部5Aを前記開閉部6とこの開閉部6
の下方に位置するクリーナヘッド部2の上面部との間に
挟み込んだ状態を吸着保持するように構成している。
【0031】また、本実施例では、幅広板状の開閉部6
の中央部に前記シート体5の折り返し部5Aに当接係止
する係止部9を設け、この係止部9の対向位置に切り出
し係止構造Lを構成した対向係合部10を設け、この開閉
部6の左右に磁石部7を設け、この磁石部7の対向位置
に金属製吸着部8を設けている。
【0032】従って、本実施例ではシート体5の固定に
際し、クリーナヘッド部2の上面に枢着した開閉部6を
上方へ起こして開き、この開閉部6とクリーナヘッド部
2の上面との間にシート体5の折り返し部5Aを挿入
し、再び開閉部6を下方へ伏して閉じて折り返し部5A
を挟持すると、この開閉部6と開閉部6の下方に位置す
る部分とに対設した係止部9と対向係合部10との係合に
よりシート体5の折り返し部5Aが挟み込み係止され簡
単な操作でシート体5がずれにくいように固定できるこ
ととなる。
【0033】また、係止部9及び対向係合部10を対向か
み合い係合するギザ歯状の凹凸板縁に形成したから、こ
の板縁がシート体5の折り返し部5Aにかみ込み係止
し、更にこの凹凸板縁を複数並設形成したから、シート
体5が横方向に波打たせるようにして係止されて係止作
用がより一層良好となる。
【0034】また、対向係合部10を切り出し切片部15と
したから、この切り出し切片部15の復帰力によってシー
ト体5がより強固にかみ込み係止されることとなる。
【0035】また対向係合部10の切り出し係止構造Lは
シート体5の厚みが異なった場合にも屈曲して対応し、
しかも切り出し切片部15の復帰力によりシート体5の厚
みが異なっても同等の弾圧力でかみ込み係止するため、
例えば従来例のように厚いシートを挟んだ際に開閉板を
閉じられなかったり、薄いシートを使用して係止力が不
足することもない。従って、清掃面1の汚れ方に応じて
シートを選ぶことができ、汚れが少ないときは薄いシー
トを使用すれば省資源となる。
【0036】更に、この開閉部6による挟み込み係止と
同時に、中央部の係止部9及び対向係合部10の係合の左
右でこのシート体5の折り返し部5Aが磁石部7と金属
製吸着部8との吸着力により挟持状態が強固に保持され
るため、折り返し部5Aが位置ズレすることも防止され
た状態で吸着固定されるから、一層固定強度が向上す
る。
【0037】また、本実施例では、前記クリーナヘッド
部2の清掃面1となる底面4に所定間隔を置いて多数の
***状凸部11を設けて、前記シート体5を介して前記清
掃面1に接地する部分が前記底面4の全面とならず多数
散在する前記***状凸部11の頂部部分となるように構成
している。
【0038】本実施例では、円形の逆さ浅碗形状にクリ
ーナヘッド部2の底面4より一体成形により膨出させて
前記***状凸部11を形成し、この***状凸部11を、ゆる
やかに***する逆碗状の山形形状に構成し、この山形形
状の***状凸部11の頂部を鋭角な頂部とせず丸みを有す
る湾曲頂部に構成している。
【0039】従って、シート体5を介して前記清掃面1
に接地する部分がクリーナヘッド部2の底面4の全面と
ならず多数散在する***状凸部11の頂部部分となるた
め、従来通り底面4の略全面にわたってシート体5にゴ
ミを付着させることができると共に、滑走抵抗が少なく
なり、滑走動作がスムーズとなる。
【0040】従って、例えば床面などの清掃面1が濡れ
ていたり、水滴があったり、湿っていても従来のように
突然滑走できなくなったり、強い力を必要としたりする
場合が減り、従来例に比べてスムーズに滑走でき、作業
能率が向上する画期的な払拭清掃具となる。
【0041】また、***状凸部11は鋭角な頂部とせず丸
みを有する湾曲頂部に構成としたため、一層滑走抵抗が
少なく良好となり、更にあらゆる滑走方向に対して滑走
抵抗が少なくなり、また、この***状凸部11を散在状態
に並設形成しているため、アンバランスにもならず一層
スムーズに滑走清掃ができ、ゴミの付着等の清掃効果も
良好となる。
【0042】また、清掃面1に洗浄液をスプレーした
り、滴下して拭き取り清掃する場合においても同様に従
来例よりスムーズに滑走できると共に、***状凸部11に
よる凹凸によって清掃面1の拭き取り力に強弱変化を生
じることになるため、汚れの拭き取り効果も良好とな
る。
【0043】尚、図中符号12は握持部3の先端部のグリ
ップ部3Aに設けた指通し孔,13は握持部3の継ぎ連結
部,14は握持部3をあらゆる方向に傾動自在にクリーナ
ヘッド部2の上面に枢着するための回動形枢着部であ
る。
【0044】図9〜図11は、第二実施例を示してい
る。
【0045】第二実施例は、前記第一実施例において、
開閉部6の下面に掛止爪部16を設け、この掛止爪部16が
対向するクリーナヘッド部2の上面部にこの掛止爪部16
と掛合する対向掛合部17を設けて、掛止爪部16と対向掛
合部17との掛合によりクリーナヘッド部2の上面に起伏
開閉自在に設けた開閉部6をクリーナヘッド部2の上面
に閉塞状態に保持し、開閉部6を所定以上の力で引き上
げることにより前記掛止爪部16と対向掛合部17との掛合
が外れて開閉部6を上方へ立ち起こし解放し得るように
固定機構Kを構成した場合である。
【0046】更に具体的に説明すれば、図9に示すよう
に、前記対向掛合部17をクリーナヘッド部2の上面に設
けた切り出し切片部15の先端部に設ける一方、掛止爪部
16を前記係止部9の外側に並設状態に設け、この切り出
し切片部15の復帰力により掛止爪部16と対向掛合部17と
が弾圧掛合すると共に、前記シート体5の折り返し部5
Aを弾圧状態で挟み込み係止するように前記固定機構K
を構成している。
【0047】また、本実施例では、係止部9の下縁部を
微細な凹凸縁に形成し、この係止部9に係止する対向係
合部10も同様に上縁部を微細な凹凸縁に形成して、第一
実施例よりもシート体5の折り返し部5Aに対する強固
な喰い込み係止作用が得られるように構成している。
【0048】また、本実施例では、開閉部6の下面中央
部とクリーナヘッド部2上面の中央部とに磁石部7と金
属製吸着部8を設け、その左右に係止部9と対向係合部
10とを対向させて設けた場合を示している。
【0049】また、本実施例では、クリーナヘッド部2
の底面4に微細な***状凸部11を多数散在形成した場合
を示している。
【0050】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したから、開
閉部とクリーナヘッド部の上面との間にシート体の折り
返し部を挿入し、再び開閉部を下方へ伏して閉じ折り返
し部を挟持すると、この開閉部若しくは開閉部の下方に
位置する部分に設けた係止部と係止部の対向する位置に
設けた対向係合部との係合によって挟み込み係止されク
リーナヘッド部の底面に被覆するシート体の上面側への
折り返し部を固定する固定機構が、極めて簡易な構成で
固定強度にも秀れた構造となる画期的な払拭清掃具とな
る。
【0051】また、請求項2記載の発明においては、切
り出し切片部の屈曲によりシート体の厚みが異なった場
合にも対応して清掃面によってシート体を使い分けるこ
とができ、請求項3記載の発明においては、切り出し切
片部の復帰力により確実にシート体を弾圧係止する極め
て汎用性に秀れ一層固定強度に秀れた払拭清掃具とな
る。
【0052】また、請求項4記載の発明においては、掛
止爪部と対向掛合部との掛合によりシート体を挟み込ん
だ状態を強固に保持し得る極めて固定強度に秀れた払拭
清掃具となる。
【0053】また、請求項5記載の発明においては、切
り出し切片部の復帰力により確実に開閉部の閉塞状態を
弾圧係止保持でき、これにより固定機構がシート体の折
り返し部を弾圧状態で強固に挟み込み係止してシート体
のずれを極めて効果的に防止し得る実用性に秀れた画期
的な払拭清掃具となる。
【0054】また、請求項6記載の発明においては、一
層確実にして良好に請求項1記載の発明の前記作用・効
果が発揮される極めて実用性に秀れた払拭清掃具とな
る。
【0055】また、請求項7記載の発明においては、開
閉部による挟持と同時に、磁石部の吸着力によりこの挟
持状態が強固に保持され、また更に請求項8記載の発明
においては、磁石部による吸着力が確実に発揮されクリ
ーナヘッド部の底面に被覆するシート体の上面側への折
り返し部を固定する固定機構が、極めて簡易な構成で固
定強度にも秀れた構造の払拭清掃具となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施例の斜視図である。
【図2】第一実施例の要部の使用状態の拡大斜視図であ
る。
【図3】第一実施例の要部の開閉部を開いた状態の拡大
斜視図である。
【図4】第一実施例の要部の拡大平面図である。
【図5】第一実施例の要部の底面図である。
【図6】第一実施例の図4に示すA−A線断面図であ
る。
【図7】第一実施例の図4,図5に示すB−B線断面図
である。
【図8】第一実施例の要部の開閉部を開いた状態の拡大
斜視図である。
【図9】第二実施例の要部の断面図である。
【図10】第二実施例の要部の開閉部を開いた状態の拡
大斜視図である。
【図11】第二実施例の要部の拡大平面図である。
【符号の説明】
1 清掃面 2 クリーナヘッド部 3 握持部 4 底面 5 シート体 5A 折り返し部 6 開閉部 7 磁石部 8 金属製吸着部 9 係止部 10 対向係合部 15 切り出し切片部 16 掛止爪部 17 対向掛止部 K 固定機構 L 切り出し係止構造

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床面などの清掃面を滑走移動させるクリ
    ーナヘッド部に所定長さの握持部を設け、ゴミを付着さ
    せるシート体を前記クリーナヘッド部の底面に取り替え
    自在に被覆固定し得るように構成した払拭清掃具におい
    て、前記クリーナヘッド部の底面に被覆した前記シート
    体をクリーナヘッド部の上面部に折り返し、この折り返
    し部をクリーナヘッド部の上面部に固定する固定機構を
    設け、前記クリーナヘッド部の上面部に起伏開閉自在に
    開閉部を設け、この開閉部若しくはこの開閉部の下方に
    位置するクリーナヘッド部の上面部に前記シート体の折
    り返し部に当接係止する係止部を設け、前記係止部の対
    向位置に、この係止部とかみ合い係合する対向係合部を
    設け、前記シート体の折り返し部を前記開閉部とこの開
    閉部の下方に位置するクリーナヘッド部の上面部との間
    に挟むと共に、前記係止部と前記対向係合部とのかみ合
    い係合によって前記シート体の折り返し部をかみ込み係
    止するように前記固定機構を構成したことを特徴とする
    払拭清掃具。
  2. 【請求項2】 前記係止部若しくは前記対向係合部を、
    一端側は連接し他端は切り出された屈曲可能な切り出し
    切片部に設けた切り出し係止構造としたことを特徴とす
    る請求項1記載の払拭清掃具。
  3. 【請求項3】 前記切り出し切片部を上下に屈曲し得る
    よう構成し、前記シート体を係止する際にこの切り出し
    切片部の復帰力により前記シート体の折り返し部を弾圧
    状態でかみ込み係止するように前記固定機構を構成した
    ことを特徴とする請求項2記載の払拭清掃具。
  4. 【請求項4】 前記開閉部若しくはこの開閉部の下方に
    位置する前記クリーナヘッド部の上面部に掛止爪部を設
    け、この掛止爪部の対向位置に掛止爪部と掛合する対向
    掛合部を設けて、掛止爪部と対向掛合部との掛合により
    クリーナヘッド部の上面に起伏開閉自在に設けた開閉部
    をクリーナヘッド部の上面に閉塞状態に保持し、開閉部
    を所定以上の力で引き上げることにより前記掛止爪部と
    対向掛合部との掛合が外れて開閉部を上方へ立ち起こし
    開放し得るように前記固定機構を構成したことを特徴と
    する請求項1〜3のいずれか1項に記載の払拭清掃具。
  5. 【請求項5】 前記掛止爪部若しくは前記対向掛合部を
    前記切り出し切片部の先端部に設け、この切り出し切片
    部の復帰力により掛止爪部と対向掛合部とが掛合すると
    共に、前記シート体の折り返し部を弾圧状態で挟み込み
    係止するように前記固定機構を構成したことを特徴とす
    る請求項4記載の払拭清掃具。
  6. 【請求項6】 前記クリーナヘッド部の上面中央部に前
    記握持部を傾動自在に枢着し、このクリーナヘッド部の
    上面部に中央側を枢着した板状の開閉部を起伏開閉自在
    に設け、この開閉部を上方へ立ち起こし開放して前記シ
    ート体の折り返し部を挿入し、再び開閉部を下方へ伏せ
    て閉塞することで、開閉部によりシート体をクリーナヘ
    ッド部の上面部に挟持固定し得るように構成すると共
    に、この開閉部若しくはこの開閉部の下方に位置するク
    リーナヘッド部の上面部に前記シート体の折り返し部に
    当接係止する係止部を設け、前記係止部の対向位置に、
    この係止部とかみ合い係合する対向係合部を設け、前記
    シート体の折り返し部を前記開閉部とこの開閉部の下方
    に位置するクリーナヘッド部の上面部との間に挟むと共
    に、前記係止部と前記対向係合部とのかみ合い係合によ
    って前記シート体の折り返し部をかみ込み係止するよう
    に前記固定機構を構成したことを特徴とする請求項1〜
    5のいずれか1項に記載の払拭清掃具。
  7. 【請求項7】 前記開閉部若しくはこの開閉部の下方に
    位置するクリーナヘッド部の上面部に磁石部を設け、こ
    の磁石部の吸着力により前記シート体の折り返し部を前
    記開閉部とこの開閉部の下方に位置するクリーナーヘッ
    ド部の上面部との間に挟み込んだ状態を吸着保持するよ
    うに前記固定機構を構成したことを特徴とする請求項1
    〜6のいずれか1項に記載の払拭清掃具。
  8. 【請求項8】 前記磁石部の対向吸着位置に吸着力を生
    じさせる磁石部や金属部などの金属製吸着部を設けて前
    記固定機構を構成したことを特徴とする請求項7記載の
    払拭清掃具。
JP34030098A 1998-02-24 1998-11-30 払拭清掃具 Expired - Fee Related JP3448230B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34030098A JP3448230B2 (ja) 1998-02-24 1998-11-30 払拭清掃具

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10-42389 1998-02-24
JP4238998 1998-02-24
JP34030098A JP3448230B2 (ja) 1998-02-24 1998-11-30 払拭清掃具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11309103A true JPH11309103A (ja) 1999-11-09
JP3448230B2 JP3448230B2 (ja) 2003-09-22

Family

ID=26382067

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34030098A Expired - Fee Related JP3448230B2 (ja) 1998-02-24 1998-11-30 払拭清掃具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3448230B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009053189A (ja) * 2007-08-10 2009-03-12 Tongfang Nuctech Co Ltd 試料採取用スワイプの変形を防止する携帯型試料採取装置および試料を採取する方法
JP2014151193A (ja) * 2013-02-08 2014-08-25 Egenpower Inc 自走式モップ装置
JP2021087518A (ja) * 2019-12-02 2021-06-10 花王株式会社 清掃具
WO2021112061A1 (ja) * 2019-12-02 2021-06-10 花王株式会社 清掃具

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3013149U (ja) 1994-12-27 1995-07-11 曽根 賢二 雑巾掛け用具
JP3022881U (ja) 1995-08-22 1996-04-02 アイリスオーヤマ株式会社 清掃用具

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009053189A (ja) * 2007-08-10 2009-03-12 Tongfang Nuctech Co Ltd 試料採取用スワイプの変形を防止する携帯型試料採取装置および試料を採取する方法
JP2014151193A (ja) * 2013-02-08 2014-08-25 Egenpower Inc 自走式モップ装置
JP2021087518A (ja) * 2019-12-02 2021-06-10 花王株式会社 清掃具
WO2021112061A1 (ja) * 2019-12-02 2021-06-10 花王株式会社 清掃具
CN114786555A (zh) * 2019-12-02 2022-07-22 花王株式会社 清扫工具
CN114786555B (zh) * 2019-12-02 2023-11-28 花王株式会社 清扫工具

Also Published As

Publication number Publication date
JP3448230B2 (ja) 2003-09-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09187411A (ja) 掃除用具
JP3706433B2 (ja) シート状清掃材
US7536743B2 (en) Multi-surfaces cleaning implement
JP3170442B2 (ja) 掃除用具
JPH11309103A (ja) 払拭清掃具
JPH11206660A (ja) 払拭清掃具
KR0157064B1 (ko) 스프링 클립
JP4335983B2 (ja) チューブクリップ
JP2003116765A (ja) 掃除具
JP7433650B2 (ja) 清掃具
JP2000070206A (ja) 払拭清掃具
JPH10108775A (ja) 箸の把持補助具
CA2751193C (en) Multi-surfaces cleaning implement
JP3170450B2 (ja) 掃除用具
JP2969110B1 (ja) シート状拭き材保持具
JPH11128141A (ja) 清掃用具
JP3021712U (ja) 清掃用具
JP2005245664A (ja) 清掃用具
JPH1142193A (ja) 清掃具、該清掃具に使用される取っ手および払拭布
JPH08266456A (ja) モップの拭布取付台
JPH11206659A (ja) 払拭清掃具
JP2975353B1 (ja) 柄付き拭き掃除具
JP2003235776A (ja) 清掃具
JP3039642U (ja) 払拭清掃用具及び清掃シートそしてその組合せ体
JPH0595457U (ja) モップ清掃具

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees