JPH11308267A - 情報配信サーバ及びその制御方法及び記憶媒体 - Google Patents

情報配信サーバ及びその制御方法及び記憶媒体

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JPH11308267A
JPH11308267A JP10111018A JP11101898A JPH11308267A JP H11308267 A JPH11308267 A JP H11308267A JP 10111018 A JP10111018 A JP 10111018A JP 11101898 A JP11101898 A JP 11101898A JP H11308267 A JPH11308267 A JP H11308267A
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JP10111018A
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Hiroshi Okazaki
洋 岡崎
Hiroaki Sato
宏明 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 接続可能な最大時間長を動的に制御すること
で、多くのクライアントに対して公平な接続機会を与え
ることを可能にする。 【解決手段】 クライアントから接続要求があり、接続
を許可する際、その時刻当たりの接続拒否数に応じて決
定された接続最大時間長だけ、そのクライアントへのサ
ービスを行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はネットワークを介し
て情報配信を行なうサーバ及びその制御方法及び記憶媒
体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本願出願人はこれまでにネットワークを
介して遠隔にあるカメラを操作するクライアント側にお
ける技術、及び、撮影された映像(動画像)をクライア
ントに提供する側のカメラサーバとしての技術を既にい
くつか提案してきた。
【0003】動画配信システムは限られた帯域でより多
くのユーザにサービスを提供するシステムである。しか
し、限られた帯域で多くのユーザに映像を同時提供する
と映像品質が極端に低下することがあり、それ故、同時
接続数の制限を設け、それを越えての接続要求に対して
は接続失敗とさせる、つまり、接続を拒否する等を必要
とする。またこの場合一人のユーザが長時間接続を切ら
ないと、同時接続数の制限で実質的に多くのユーザにサ
ービスを提供できないことになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】接続時間の制限を行
い、ある一定時間が経過したらサーバ側から強制的に接
続を切る機能が考えられる。しかしながら、タイミング
によっては何回も連続して失敗するユーザや、逆に既に
接続していたユーザが他に接続を試みているユーザが存
在するにも関わらず、再度接続に成功してしまう可能性
もある。特に一旦接続に成功したユーザは、自身の接続
を遮断(もしくはログオフ)したタイミングを知ってい
るから、すぐさま再度接続要求を行なえば接続される可
能性が高くなるので、むしろ有利となってしまう。
【0005】この解決策としては、接続要求を全てキュ
ーイングし、接続数に空きが出来た時点で接続許可を行
う方法を採ることであろう。しかし、この場合には接続
を諦めるより接続を待つことの方が多くなり、混雑を助
長することになる。また、この方式はユーザが映像を見
たい時刻とは遅れて接続許可が行われることもあり、問
題は依然として存在する。
【0006】
【問題を解決するための手段】本発明はかかる問題点に
鑑みなされたものであり、接続可能な最大時間長を動的
に制御することで、多くのクライアントに対して公平な
接続機会を与えることを可能ならしめる情報配信サーバ
及びその制御方法及び記憶媒体を提供しようとするもの
である。
【0007】また、第2の発明は、過去の接続経歴に基
づいて優先的に接続を許可するクライアントを選出する
ことで公平な接続機会を与えることを可能ならしめる情
報配信サーバ及びその制御方法及び記憶媒体を提供しよ
うとするものである。
【0008】かかる課題を解決するため、例えば第1の
発明は以下の構成を備える。すなわち、連続的な情報を
所定のネットワークを介して複数のクライアントに配信
サービスを行なう情報配信サーバであって、接続要求の
頻度に応じて接続許容最大時間を算出する算出手段と、
クライアントの接続要求に対して接続許可を与える場
合、前記算出手段で算出した接続許容最大時間を当該ク
ライアントに割り当てる制御手段とを備える。
【0009】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
る実施形態を詳細に説明する。
【0010】本実施形態では、より多くのユーザに動画
配信サービスを提供するため、 1)許容接続時間を接続状況によって可変にする方式を
第1の実施形態、 2)接続要求に対し過去の接続失敗・成功結果に基づい
た優先度を考慮する方式を第2の実施形態として提案す
る。
【0011】<第1の実施形態>図1はカメラサーバの
ブロック構成図を示している。接続管理ソフトウェアモ
ジュールは動画送信装置に内蔵されるCPU上で実行さ
れ、接続情報テーブルは主記憶上に置かれる。接続情報
テーブルは実際には複数のテーブルの総称であり、本実
施形態の場合では、接続失敗情報テーブル、接続履歴情
報テーブルで構成される。個々のテーブルの内容詳細
は、下記実施形態説明部分で後述する。
【0012】まず、許容接続時間を接続状況によって可
変にする方式について説明する。
【0013】本方式では接続時間制限のための許容最大
値及び最小値を指定し、その間で最大接続時間を状況に
より変動させるものである。具体的には、ある一定間隔
毎に接続失敗数(接続要求者のIPアドレスが同じ場合
は1つとしてカウントする)をカウントし、そのカウン
ト数をもとに接続時間制限を変動させる。
【0014】図2は上記の処理を実現するためのカメラ
サーバのブロック構成であり、以下、その動作を図3〜
図6を用いて説明する。尚、カメラサーバとなる装置
は、汎用の情報処理装置(例えばワークステーションや
パーソナルコンピュータ等)で実現できる。本実施形態
でもこのような情報処理装置を例にして説明するが、専
用のハードウェア構成であっても構わないのは勿論であ
る。
【0015】図中、1はカメラサーバの全体の制御を司
るCPUであり、2はバイオスやブートプログラムを格
納したROM、3はOSやアプリケーション(カメラサ
ーバ用アプリケーション)をロードすしたり、各種ワー
クエリアとして使用されるRAMである。このRAMに
は、接続時間格納エリア(装置が決定した最大接続時間
に対応する値を格納するためのエリア)3aと、接続拒
否テーブル3b、接続テーブル3c(その詳細は後述)
が確保されている。4はネットワークに接続するための
インタフェースであって、例えばイーサネットカードも
しくはモデムやISDNインタフェースである。
【0016】5は撮像手段としてのビデオカメラ6のパ
ン角、チルト角、ズーム角、更には光学制御(絞り等)
の各種制御信号をビデオカメラ6に供給するインタフェ
ースである。カメラ6は所定の雲台(図示せず)に搭載
され、その雲台を制御することでパン角、チルト角を変
更できる。また、カメラ6自身にも各種制御信号が印加
され、それらに応じてズーム角や絞りや露出時間等が制
御される。7はビデオカメラからの動画映像信号をデジ
タル画像データに変換して取り込むビデオキャプチャ部
である。8はOSやカメラサーバとして機能するプログ
ラム等を記憶しているハードディスクである。装置に電
源が投入されると、OSがRAM3にロードされ、次い
でカメラサーバプログラムがロードされることで、カメ
ラサーバとして機能することになる。
【0017】カメラサーバが起動すると、例えば20秒
毎に図3の処理が開始される。これは不図示のタイマ割
り込みで実現できる。
【0018】まず、ステップS1で最新2分内における
接続拒否件数を算出する。これは図4に示した接続拒否
テーブル3bに格納されている6つ(この数に限定され
るものではない)の合計を算出する。1つの項目が20
秒の時間内に接続拒否した件数が格納されている(その
詳細は後述)ので、20×6=120秒(=2分)とな
っている。図示で、「ポインタ」で示される項目が現在
から過去に20秒遡る期間内で接続拒否が発生した件数
を示しており、本処理が行われる毎に、「ポインタ」を
次の項目に移動させる。最終項目(6番目の項目)の次
は先頭項目に戻す処理を行なう。
【0019】過去2分における接続拒否件数が算出する
と、処理はステップS2に進み、それ以降に接続が許可
されたクライアントに割り当てる接続最大時間を決定
し、それを接続時間格納エリア3a(図2参照)に格納
し、本処理を終える。
【0020】接続最大時間は、その時点で接続失敗回数
に依存するものであり、例えば所定時間(実施形態では
2分)内における接続失敗回数が多いほど短く設定す
る。これにより接続要求が多い(混雑してくる)場合
に、より多くのクライアントに待ち時間を減少させるた
めである。
【0021】また、この接続最大時間は接続拒否数を引
数とする関数となるが、算出された接続最大時間は先に
説明したように予め設定された最小時間及び最大時間の
範囲内に丸め込む処理を行なう。
【0022】図5はクライアントから接続要求があった
場合に起動される処理を示している。
【0023】まず、接続要求があると、ステップS11
でそのクライアントのIPアドレスを取得する。次い
で、そのクライアントのIPに基づいて、既に接続済み
のクライアントかどうかを、図6の接続テーブル3cを
参照して判断する。接続テーブル3cにおけるフラグが
“1”、“2”のクライアントは接続中(映像配信サー
ビス中)であることを示しており、特に、フラグが
“2”のクライアント(1つのカメラに対して一人のク
ライアントだけ)はカメラを遠隔操作する権利が与えら
れていることを示している。また、フラグが“0”のク
ライアントは、接続が拒否されたクライアント(未接続
のクライアント)を示している。尚、フラグを“2”に
設定する方法、すなわち、カメラの遠隔制御権の与え方
は、これまで出願人がいくつも提案しているので、ここ
での詳細は省略するが、ここでは所定時間毎に単純に順
番に割り当てるものとする。
【0024】未接続であったクライアントからの接続要
求であると判断した場合には、ステップS13に進み、
その時点での接続数(フラグが“1”及び“2”になっ
ている数)が本カメラサーバの最大許容接続数を越えて
いるか否かを判断する。もし、最大許容接続数を越えて
いると判断した場合には、ステップS14に進み、図示
のテーブルにおける、そのクライアントに対する接続失
敗数を“1”インクリメントすると共に、図4の接続拒
否テーブル3b中の、その時点での「ポインタ」で示さ
れている項目を“1”インクメントする。尚、初めての
クライアントの場合には、図6のテーブルの末尾にその
クライアントに関する情報を追加し、そのクライアント
接続失敗数を“1”に設定する。
【0025】一方、ステップS13で、その時点で最大
許容接続数に満たないと判断した場合には、そのクライ
アントに対して接続を許可する。このとき、接続テーブ
ル3cにおける、そのクライアントのフラグを“1”に
すると共に、接続失敗数をクリアし、更に、サービス時
間の欄に現在時刻+接続時間格納エリア3aに格納され
た値に相当する時間を加算し、加算した時刻を最大接続
時刻として登録する。
【0026】図6の接続テーブルにおいて、最上部のI
Pアドレス「192.168.1.100」のクライア
ントに対する最大接続時間が5分であるのに対して、3
番目のクライアント(IP=200.100.50.7
0)の最大接続時間が4分であるのは、前者より後者の
クライアントが接続許可を受けた時点での接続数が増え
ているからである。また、図示の如く、本実施形態で
は、一旦接続を許可した場合には、その許可した時点で
決定している最大接続時間をそのクライアントに対して
割り当て、それを維持する。このようにした結果、接続
要求が多数あった場合には、各クライアントの接続でき
る最大時間が小さくなるので、他のクライアントが接続
できる機会を増やすことが可能になる。
【0027】尚、接続を遮断する要求があった場合や、
そのクライアントに割り当てた設定時刻になった場合に
は、そのクライアントに対する情報を図6のテーブルか
ら削除する。これは本実施形態のカメラサーバをインタ
ーネット上に設置した場合、過去に接続したクライアン
トの情報を保持するようにしてしまうと、テーブルサイ
ズが大きくなることはあっても減ることはないからであ
る。但し、比較的小規模のネットワーク(例えば社内等
の閉じたネットワーク)の場合には、削除する変わりに
該当するクライアントのフラグを“0”にし、接続失敗
回数も“0”クリアするようにしてもよい。
【0028】以上のように本実施形態によれば、接続要
求の頻度に応じて(実施形態では単位時間当たりの接続
拒否数に応じて)、情報サービスを行なう最長許容時間
を変動させることで、より多くのクライアントに情報サ
ービスを行なうことが可能になる。
【0029】<第2の実施形態>次に、第2番目の、接
続要求に対し過去の接続失敗・成功結果に基づいた優先
度を考慮する接続方式について説明する。
【0030】また、本第2の実施形態では、映像配信サ
ービスを受けられなかったクライアントが、最近接続を
成功し映像配信サービスを受けていたクライアントより
接続が優先されるようにする。このため、本第2の実施
形態では、カメラサーバが有する接続許容最大数に対し
て、その時点での接続数の差(以下では、残り接続許容
数という)が或る割合以下となった場合には、それまで
の接続成功数及び失敗数を引数とした優先度を算出し、
その優先度の大きいクライアントを優先して接続許可す
る。
【0031】具体的には、所定期間(例えば30秒程
度)を設け、その所定期間内に接続要求があった場合に
は、その接続要求を即座に接続するのではなく、「接続
処理中…」というメッセージを接続要求を発したクライ
アントに返送し、所定期間内での仮接続要求を全て受け
付ける。そして、30秒経過した際に、その間に接続要
求を発したクライアントの過去の接続成功数及び接続失
敗数を元に、優先度を算出する。そして、算出した優先
度の大きいものから、最大接続許容数に至るまでの数の
クライアントに対して接続を許可する。
【0032】本第2の実施形態の動作を図7のフローチ
ャート及び図8のテーブル(第1の実施形態における接
続テーブルに相当する)を用いて説明する。尚、カメラ
サーバの構成は図2と実質的に同じであるので、その説
明は省略する。
【0033】まず、ステップS21では現在時刻を変数
T1に格納し、ステップS22でも変数T2に現在時刻
を格納する。そして、ステップS23で接続要求がある
かどうかを判断する。否の場合には、T2−T1が閾値
Th(実施形態では30秒)を越えたか否かを判断す
る。否の場合には、ステップS22に戻り、上記処理を
繰り返す。
【0034】さて、時間Thの期間において接続要求が
あると、処理はステップS23からステップS24に進
み、その接続要求を発したクライアントのIPを取得
し、そのクライアントに対して接続処理中であることを
示すメッセージを送信する。このとき、図8に示す接続
テーブルを調べ、新規のクライアントからの要求である
場合には、そのクライアントの情報をテーブルに追加す
る。
【0035】尚、図8のテーブルでは接続成功数、失敗
数の欄に数字のみが記されているが、実際には、成功時
刻及び失敗時刻も格納されている。これは現在時刻から
所定時間前の情報を順次削除するためのものであり、最
新の情報でこれらの情報が保持されるようにするためで
ある。また、この保持している時間間隔と、時間Thと
は無関係である。
【0036】こうして、時間Thが経過すると、処理は
ステップS25からステップS26に進み、その間に接
続要求を行った各クライアントの優先度を算出して、接
続するクライアントを選出する。
【0037】そして、接続許可するクライアントと拒否
するクライアントに対しての夫々の処理をステップS2
7で行なう。ここで接続が成功したクライアントに対し
てはそのクライアントの図8の接続成功数の欄に成功数
をインクリメントし格納すると共に、フラグを“1”に
設定する。逆に拒否されたクライアントに対しては接続
失敗数の欄の失敗数をインクリメントし格納する処理を
行なう。
【0038】ここで、第2の実施形態における接続許可
クライアントの選出の一例を以下に説明する。
【0039】実施形態では、接続成功数及び失敗数の2
つを加味して優先度を求めることになるので、各クライ
アント毎(IP毎)の接続失敗係数と、接続成功係数を
算出する。
【0040】接続失敗係数Fは一定期間毎に次式、 F=((前回のF値)/2+(現時間区間での接続失敗
回数)) によって算出し、接続失敗係数を更新する。接続失敗係
数の初期値は“0”である。つまり、最近の接続失敗回
数が多ければ多いほど、接続失敗係数が大きくなりる。
【0041】また接続成功係数Sも同様で、初期値を0
として、一定期間毎に次式、 S=((前回のS値)/2+(現時間区間での接続成功
回数)) によって値が更新される。この接続成功係数Sも最近の
接続成功回数が多ければ多いほど大きな値となる。
【0042】優先順位はP=α×F−β×S(α、βは
係数)で計算し、その値が該当するクライアントの優先
度情報として決定される。したがって、この優先度を大
きいものから最大接続許容数に到達するまでの、クライ
アントに対して接続許可を与える。
【0043】以上の結果、接続失敗回数が多いほど接続
が許可される可能性が高くすることが可能となる。しか
も、第2の実施形態によれば、15秒(勿論、この時間
間隔に限定されるものではない)内に接続要求した場合
には、その接続要求順とは無関係に接続を許可するクラ
イアントを選出することになるので、接続タイミングの
上手下手による影響がなくなる。
【0044】尚、第1の実施形態では接続した際の各ク
ライアントに許可される接続時間を制御するものであ
り、第2の実施形態では接続許可するクライアントを選
出するものであるので、これらを互いに組み合わせるよ
うにしてもよい。
【0045】また、実施形態ではクライアントにビデオ
カメラで撮像したリアルタイムの動画映像のサービスを
行なうカメラサーバを例にして説明したが、これによっ
て本発明が限定されるものではない。例えば、予め撮像
して映像データを配信するサービスでもよいし、ビデオ
カメラによる動画に限らず静止画でもよい。要は、複数
のクライアントに対して連続的な情報(例えば音声等も
含む)を配信するサービスを行なう装置であれば問われ
ない。
【0046】また、本実施形態では、先に説明したよう
に、カメラサーバとなる装置は、ビデオカメラを接続す
るためのハードウェアを必要とするものの、ワークステ
ーションやパーソナルコンピュータで実現できるので、
本発明は前述した実施形態の機能を実現するソフトウェ
アのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム
あるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコ
ンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納
されたプログラムコードを読出し実行することによって
も、達成されることは言うまでもない。
【0047】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0048】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0049】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0050】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、接
続可能な最大時間長を動的に制御することで、多くのク
ライアントに対して公平な接続機会を与えることが可能
になる。
【0052】また、第2の発明によれば、過去の接続経
歴に基づいて優先的に接続を許可するクライアントを選
出することで公平な接続機会を与えることが可能にな
る。
【0053】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態におけるカメラサーバの構成概念図で
ある。
【図2】実施形態におけるカメラサーバのブロック構成
図である。
【図3】第1の実施形態における最大接続時間の算出の
ためのフローチャートである。
【図4】第1の実施形態における接続拒否テーブルの一
例を示す図である。
【図5】第1の実施形態における接続許可・不許可の処
理内容を示すフローチャートである。
【図6】第1の実施形態における接続テーブルの一例を
示す図である。
【図7】第2の実施形態における処理内容を示すフロー
チャートである。
【図8】第2の実施形態における接続テーブルの一例を
示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 7/173 H04L 11/00 310D // H04N 5/232

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続的な情報を所定のネットワークを介
    して複数のクライアントに配信サービスを行なう情報配
    信サーバであって、 接続要求の頻度に応じて接続許容最大時間を算出する算
    出手段と、 クライアントの接続要求に対して接続許可を与える場
    合、前記算出手段で算出した接続許容最大時間を当該ク
    ライアントに割り当てる制御手段とを備えることを特徴
    とする情報配信サーバ。
  2. 【請求項2】 前記連続的な情報は、所定の撮像手段で
    撮像された動画像情報を含むことを特徴とする請求項第
    1項に記載の情報配信サーバ。
  3. 【請求項3】 前記算出手段は、最新の所定時間内にお
    ける接続拒否数を接続要求の頻度として検出し、当該接
    続拒否数に基づいて接続許容最大時間を算出することを
    特徴とする請求項第1項に記載の情報配信サーバ。
  4. 【請求項4】 連続的な情報を所定のネットワークを介
    して複数のクライアントに配信サービスを行なう情報配
    信サーバの制御方法であって、 接続要求の頻度に応じて接続許容最大時間を算出する算
    出工程と、 クライアントの接続要求に対して接続許可を与える場
    合、前記算出工程で算出した接続許容最大時間を当該ク
    ライアントに割り当てる制御工程とを備えることを特徴
    とする情報配信サーバの制御方法。
  5. 【請求項5】 コンピュータが読み込み実行すること
    で、連続的な情報を所定のネットワークを介して複数の
    クライアントに配信サービスを行なう情報配信サーバと
    して機能するプログラムコードを格納した記憶媒体であ
    って、 接続要求の頻度に応じて接続許容最大時間を算出する算
    出手段と、 クライアントの接続要求に対して接続許可を与える場
    合、前記算出手段で算出した接続許容最大時間を当該ク
    ライアントに割り当てる制御手段として機能するプログ
    ラムコードを格納した記憶媒体。
  6. 【請求項6】 連続的な情報を所定のネットワークを介
    して複数のクライアントに配信サービスを行なう情報配
    信サーバであって、 所定時間期間に複数のクライアントからの接続要求を受
    け付ける受付手段と、 クライアント毎の過去の接続経歴情報を記憶する記憶手
    段と、 前記受付け手段で受付けられた各クライアントの接続経
    歴情報に基づいて、各クライアントの接続優先度を算出
    する算出手段と、 該算出手段で算出された接続優先度に従って情報配信サ
    ービスするクライアントを選出する選出手段とを備える
    ことを特徴とする情報配信サーバ。
  7. 【請求項7】 前記記憶手段は、各クライアントを特定
    する情報、最新の所定期間における接続成功数、接続失
    敗数を記憶することを特徴とする請求項第6項に記載の
    情報配信サーバ。
  8. 【請求項8】 前記算出手段は、最新の接続成功数が多
    ければ多いほど優先度を低くし、接続失敗数が多ければ
    多いほど優先度を大きくすることを特徴とする請求項第
    7項に記載の情報配信サーバ。
  9. 【請求項9】 前記連続的な情報は、所定の撮像手段で
    撮像された動画像情報を含むことを特徴とする請求項第
    6項に記載の情報配信サーバ。
  10. 【請求項10】 連続的な情報を所定のネットワークを
    介して複数のクライアントに配信サービスを行なう情報
    配信サーバの制御方法であって、 所定時間期間に複数のクライアントからの接続要求を受
    け付ける受付工程と、 クライアント毎の過去の接続経歴情報を所定の記憶手段
    に格納する格納工程と、 前記受付工程で受付けられた各クライアントの接続経歴
    情報に基づいて、各クライアントの接続優先度を算出す
    る算出工程と、 該算出工程で算出された接続優先度に従って情報配信サ
    ービスするクライアントを選出する選出工程とを備える
    ことを特徴とする情報配信サーバの制御方法。
  11. 【請求項11】 コンピュータが読み込み実行すること
    で、連続的な情報を所定のネットワークを介して複数の
    クライアントに配信サービスを行なう情報配信サーバと
    して機能するプログラムコードを格納した記憶媒体であ
    って、 所定時間期間に複数のクライアントからの接続要求を受
    け付ける受付手段と、 クライアント毎の過去の接続経歴情報を記憶する記憶手
    段と、 前記受付け手段で受付けられた各クライアントの接続経
    歴情報に基づいて、各クライアントの接続優先度を算出
    する算出手段と、 該算出手段で算出された接続優先度に従って情報配信サ
    ービスするクライアントを選出する選出手段として機能
    するプログラムコードを格納したことを特徴とする記憶
    媒体。
JP10111018A 1998-04-21 1998-04-21 情報配信サーバ及びその制御方法及び記憶媒体 Withdrawn JPH11308267A (ja)

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