JPH11306353A - 物体認識方法及び物体認識装置 - Google Patents

物体認識方法及び物体認識装置

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JPH11306353A
JPH11306353A JP10110453A JP11045398A JPH11306353A JP H11306353 A JPH11306353 A JP H11306353A JP 10110453 A JP10110453 A JP 10110453A JP 11045398 A JP11045398 A JP 11045398A JP H11306353 A JPH11306353 A JP H11306353A
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Kenji Nagao
健司 長尾
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めぐみ 山岡
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データベース登録時を基準に、物体にいかな
る剛体的な変動が発生したとしても、その変化に影響さ
れずに物体を認識することを目的とする。 【解決手段】 予め登録してあるモデル画像群と入力画
像の対応する局所テンプレートとの照合に幾何学的な基
準に基づいて評価する幾何学的評価手段と、前記入力画
像内に予めデータベースに登録されている物体が存在す
るか否かを判定する認識手段とを備えることを特徴とす
るもので、物体の位置や向き(傾き)の変化の影響をう
けない実用的な物体認識が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像の中に含まれ
ている3次元物体の同定(識別)と、その画像内での位
置(領域)、実空間での向きの推定を行なう物体認識方
法及び物体認識装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像(2次元データ)を用いて実空間内
の3次元物体を認識する場合の最大の問題は、撮影系
(カメラ)と物体の間の相対的な位置関係や傾き(向
き)の変化に伴う画像のみかけの変動にどう対処するか
である。この困難な問題に対して従来評価の高い方法
は、文献; 大場光太郎、池内克史:''局所固有空間手
法による金属物体の安定認識''、電子情報通信学会論文
誌 D-II, Vol. J80-D-II No.,12 pp. 3147--3154,1997
年2月 に示されている。
【0003】この方法はデータベースに登録しているモ
デルと入力画像とのマッチングを行なうために、物体モ
デル画像及び入力画像ともに局所的なテンプレートの集
合によって表現し、テンプレートのマッチングによって
局所領域の対応を推定し、対応の多い物体モデルを認識
結果とするものである。この際、モデル画像取得時と入
力画像とでは物体は画像内で並行移動をしているという
仮定を設け、これをテンプレートの対応の正当性の検定
に用いており、実験室レベルでの結果ではあるものの非
常に有効な方法であることが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の方
法では、3次元空間内の物体の位置や向き(傾き)の変
化の影響をうけるという課題を有している。
【0005】本発明は、従来法において設けた仮定、即
ち、「物体領域の変動は画像内の並行移動に限定され
る」を取り除き、物体が如何なる剛体運動を行なったと
しても認識できる方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、モデル画像達と入力画像の対応する局所
テンプレートの位置の間に、幾何学的関係がどの程度確
からしく成立しているかを評価する幾何学的評価手段
と、幾何学的評価手段の評価に基づいて、データベース
に登録されている何らかの物体が入力画像内に存在する
か否か、また存在する場合はその位置を推定する認識手
段を備えるものである。
【0007】これにより、3次元空間内の物体の位置や
向き(傾き)の変化の影響をうけない物体の認識を行う
ものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、予め登録してあるモデル画像群{P_i}と入力画像
の対応する局所テンプレートT_jとの照合に幾何学的な
基準に基づいて評価し、前記入力画像内に予めデータベ
ースに登録されている物体が存在するか否かを判定する
もので、物体の位置や向き(傾き)の変化の影響をうけ
ない物体の認識できるという作用を有する。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
物体認識方法において、モデル画像群{P_i}は、入力
された画像を複数の小領域に分割し局所テンプレートと
し、この局所テンプレートから生成した特徴ベクトルと
入力画像に付与された特徴情報とをデータベースとして
登録するもので、物体の位置や向き(傾き)の変化の影
響をうけない物体の認識できるという作用を有する。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項2記載の
物体認識方法において、モデル画像群{P_i}は、局所
テンプレートから生成した特徴ベクトルをそのもとの画
像インデックス、テンプレートの画像内における位置、
及び、テンプレートが含まれる領域の物体クラスと供に
タプルP_i = <画像インデックス s 、物体クラス、位
置(x_i,y_i)、特徴ベクトル> ( i はデータベースでの
このテンプレートのインデックス)の形式で保持するも
ので、物体の位置や向き(傾き)の変化の影響をうけな
い物体の認識できるという作用を有する。
【0011】請求項4に記載の発明は、請求項2または
3記載の物体認識方法において、幾何学的な基準に基づ
いた評価は、入力画像の対応する局所テンプレートから
生成した特徴ベクトルと、モデル画像群の中から類似し
た特徴ベクトルを1つまたは複数の照合候補{<T_j、
{P_i}>}を選択し、照合候補のテンプレートT_jの
位置と、テンプレートP_iの位置との間の幾何学的な基
準に基づいて評価するするもので、物体の位置や向き
(傾き)の変化の影響をうけない物体の認識できるとい
う作用を有する。
【0012】請求項5に記載の発明は、予め登録してあ
るモデル画像群と入力画像の対応する局所テンプレート
との照合に幾何学的な基準に基づいて評価する幾何学的
評価手段と、前記入力画像内に予めデータベースに登録
されている物体が存在するか否かを判定する認識手段と
を備えるもので、物体の位置や向き(傾き)の変化の影
響をうけない物体の認識できるという作用を有する。
【0013】請求項6に記載の発明は、入力画像に付与
された特徴情報とを予め登録したデータベースと、入力
された画像を複数の小領域に分割し、局所テンプレート
Tを生成する局所テンプレート生成手段と、この局所テ
ンプレートTから特徴ベクトルを生成する局所特徴抽出
手段と、前記テンプレートTの特徴ベクトルと類似した
特徴ベクトルを、前記データベースに登録済みのものの
中から一つまたは複数を選択し、(テンプレートの集合
{T_j}として)保持する照合候補選択保持手段と、前記
照合候補選択保持手段に保持されている、一枚の入力画
像から得られたテンプレートの集合 {T_j}の全ての要素
に対応する照合候補 { < T_j, {P_i} >} の中でP_i の
物体クラスが同一である(このクラスを k とする)も
のの集合を S(k) = { < T_j(k), {P_i(k)} }、テンプレ
ート T_j のもとの画像内での位置を (x_j, y_j) とし
たとき、(x_j,y_j) と P_i の画像インデックス s を持
つテンプレート位置(x_i(j,k,s), y_i(j,k,s)) との間
を幾何学的な基準に基づいて評価する幾何学的評価手段
と、前記幾何学的評価手段の評価に基づいて、入力画像
内における物体クラス k の物体の存在と、その存在位
置を推定する認識手段を具備するもので、物体の位置や
向き(傾き)の変化の影響をうけない物体の認識できる
という作用を有する。
【0014】請求項7に記載の発明は、コンピュータに
より物体認識を行うプログラムであって、予め登録して
あるモデル画像群{P_i}と入力画像の対応する局所テ
ンプレートT_jとの照合に幾何学的な基準に基づいて評
価し、前記入力画像内に予めデータベースに登録されて
いる物体が存在するか否かを判定する物体認識プログラ
ムを記録した記録媒体から、コンピュータに読み込み実
行することにより、、物体の位置や向き(傾き)の変化
の影響をうけない物体の認識できるという作用を有す
る。
【0015】以下に、本発明の実施の形態について、図
1から図5を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明の実施の形態の物体認
識装置のブロック図を示す。
【0016】図1において、1は物体を撮影するビデオ
カメラ、2はビデオカメラ1からの画像データを記憶す
る画像メモリ、3は局所テンプレートの情報を記憶した
タプルメモリ、4はCPU、5はメモリ、6は教示用画
像セットを記憶する高速アクセスハードディスク(H
D)、7はコンソール、8はコンピュータの内部バス、
9は認識結果を出力する出力デバイス、10は記録媒体
から物体認識プログラムを読み込むFDユニット、12
はビデオカメラの映像信号をデジタルデータに変換する
AD変換ユニット、11、13〜16はI/Fユニッ
ト、20は認識プログラムを実行するコンピュータであ
る。
【0017】上記のように構成された物体認識装置の動
作は、オフラインによるデータベース構築モードと、オ
ンラインによる認識モードに大別できる。
【0018】まず、オフラインによるデータベース構築
について、図2に示す動作フローに従って説明する。
【0019】オフラインでは、まず、教示用画像をビデ
オカメラ1から入力し、A/D変換器12でデジタル画
像データに変換し、画像メモリ2に一旦記憶する。画像
メモリ2に記憶された教示用画像は、I/F11を介し
て、高速アクセスHD6に順次入力され、教示用画像セ
ットを構築する(S20)。なお、教示用画像セット
は、図1には示していない、ネットワークや大容量の記
録媒体を介して、直接高速アクセスHD6に入力しても
良い。図4(a)に教示用画像セットの一例を示すが、
各教示用画像には画像インデックスsと物体クラスkが
それぞれ付与される。
【0020】局所テンプレート生成処理は、教示用画像
セットの画像の中で認識したい対象物体画像を取り込
み、図4(b)に示すように対象教示用画像の領域を複
数の小領域に分割し、局所テンプレートの集合に変換さ
れる(S21)。この小領域の画像を局所テンプレート
と呼ぶ。
【0021】局所特徴抽出処理は、各局所テンプレート
毎に特徴ベクトルを抽出する。局所ウインドウ(局所画
像ベクトル)から抽出される特徴量(特徴ベクトル)に
は、教示用画像から得られた全ての局所画像ベクトルを
サンプル空間とする分布の主成分の線形結合で近似した
もの、即ち、主成分が張る部分空間への直交射影を用い
る(S22)。
【0022】モデル画像群{P_i}として、もとの画像
インデックスs、テンプレートの画像内における位置(x
_i,y_i)及びテンプレートが含まれる領域の物体クラス
kと供に、タプル(属性リスト)P_i = <画像インデッ
クスs、物体クラスk、位置(x_i,y_i)、特徴ベクトル>
( i はデータベースでのこのテンプレートのインデッ
クス)の形式でタプルメモリ3に保存する(S23)。
このとき、座標の表現(x_i(s1),y_i(s1))と(x_i(s2),y_
i(s2))(添字 i が共通)は、同一物体が異なった2つ
(以上)の画像 s1,s2 に含まれており、その物体から得
られた局所テンプレート位置が物体上の同一の点 i を
表しているということを示す。このような同一点を表す
という情報の入力は手動または、自動で行なう。また、
物体クラスkの分け方には、類似したかたちの物体をひ
とつのクラスとする方法や、一つ一つの物体にそれぞれ
一つのクラスを割り当てる方法がある。
【0023】対象となる教示用画像セットの教示用画像
が全て処理されたかどうかを判定し、Nなら(S21)
へ、Yならオフライン処理を終了する。
【0024】なお、タプルはさらに順次高速アクセスH
D6に転送・蓄積され、物体認識用のデータベース管理
が行なわれる。
【0025】次にオンライン処理について、図3に示す
動作フローに従って説明する。対象画像をビデオカメラ
1から入力し、A/D変換器12でデジタル画像データ
に変換し、画像メモリ2に一旦記憶する(S30)。
【0026】画像メモリ2に記憶された対象画像(図5
図(a))は、図5(b)のように局所テンプレート生
成処理により、入力された画像を小領域に分割し、局所
テンプレートT_jを生成する(S31)。
【0027】局所特徴抽出処理は、各局所テンプレート
毎に特徴ベクトルを抽出する(S32)。
【0028】照合候補選択保持処理は、この局所テンプ
レートT_j に対して、タプルメモリ3に登録されてい
るエントリの中から局所テンプレートT_j の特徴ベク
トルに類似した特徴ベクトルを有するエントリ P_iを
一つまたは複数を選択し、テンプレートT_j に対して
<T_j、 {P_i}> の形式で照合候補として保持する
(S33)。
【0029】幾何学的評価処理は、テンプレートの照合
の正当性の評価を幾何学的な基準に基づいて行なうもの
で、一枚の入力画像から得られたテンプレートの集合
{T_j}の全ての要素に対応する照合候補{<T_j、
{P_i}>}(j=1,2,3...)の中でP_i の物体クラスが
同一である(このクラスをk とする)ものの集合をS
(k)={<T_j(k),{P_i(k)} }、入力画像から得ら
れたテンプレートT_jのもとの画像内での位置を(x_j,y_
j)としたとき、(x_j,y_j)とデータベースの要素で画像
インデックス s1 を持つ P_i のテンプレート位置 (x_i
(j,k,s1),y_i(j,k,s1))、及び、インデックス s2 を持
つテンプレート位置 (x_i(j,k,s2),y_i(j,k,s2)) の間
に(数1)に示す幾何学的関係がどの程度確からしく成
立しているかを評価する(S34)。
【0030】
【数1】
【0031】これは、例えば、i と l に関して最小2
乗法を適用し、パラメタα1、β1、γ1、α2、β
2、γ2を決定した後、その剰余の大きさで評価するこ
とができる。(数1)は、一つの剛体が様々な角度から
撮影された時に、剛体上の点の画像内での位置座標が満
足すべき関係を示したもので、任意の角度からとられた
画像での点の位置は、他の2つの角度からとられた画像
の対応する位置を使って表現されることを示している。
このことは、文献:''Shimon Ullman and RonenBasr
i:''Recognition by Linear Combination of Model
s'', IEEE Transactions on PAMI, VOL.13, NO.10, Oct
ober 1991、に詳しく証明されている。
【0032】これは、言い替えれば、2つの画像 s1, s
2 の点(xi(j,k,s1),yi(j,k,s1)),(xi(j,k,s2),yi(j,k,s
2))と第3の画像である入力画像の点(xj,yj)の間にある
共通のパラメタセットα1、β1、γ1、α2、β2、
γ2を介して(数1)の関係があり、これが十分な数の
(j,i)の組に対して成立しているならば、(xi(j,k,s1),y
i(j,k,s1)),(xi(j,k,s2),yi(j,k,s2))と(xj,yj)は、一
つの物体上の同一の点を示しているといえる。ここで、
教示用の画像 s1, s2 の点(xi(j,k,s1),yi(j,k,s1)),(x
i(j,k,s2),yi(j,k,s2))は2つの位置が同一物体の同一
の点に対応することを表す。
【0033】上記のことは、これらの点の3集合{(xi
(j,k,s1),yi(j,k,s1))}と{(xi(j,k,s2),yi(j,k,s2))}と
{(xj,yj)}は、は同一物体を示していることになり、物
体が認識されたことを示す。
【0034】認識処理は、この評価結果に基づいて、入
力画像内におけるクラスkの物体の存在有無と、その位
置を推定する(S35)。
【0035】この評価結果に基づいて、入力画像内にお
けるクラス k の物体の存在有無とその位置が推定さ
れ、出力デバイス9に出力される。
【0036】また、幾何学的関係がどの程度確からしく
成立しているかの評価は、(数2)、(数3)または
(数4)を用いても良い。
【0037】
【数2】
【0038】
【数3】
【0039】
【数4】
【0040】
【発明の効果】以上のように本発明は、予め登録してあ
るモデル画像群と入力画像の対応する局所テンプレート
との照合に幾何学的な基準に基づいて評価することによ
り、並行移動にとどまらず、物体がいかなる剛体運動を
経たとしても従来法に比べ格段に汎用性が高く、物体の
位置や向き(傾き)の変化の影響をうけない実用的な物
体認識が可能となり、その効果は非常に大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による物体認識装置のブ
ロック図
【図2】データベース構築(オフライン処理)の動作フ
ローチャート
【図3】認識モード(オンライン処理)の動作フローチ
ャート
【図4】データベースの局所テンプレートを説明する図
【図5】認識モードの局所テンプレートを説明する図
【符号の説明】
1 ビデオカメラ 2 画像メモリ 3 タプルメモリ 4 CPU 5 メモリ 6 高速ハードディスク 7 コンソール(ディスプレイ+キーボード) 8 バス 9 出力デバイス 10 FDユニット 11、13〜16 I/Fユニット 12 A/D変換器 20 コンピュータ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め登録してあるモデル画像群{P_i}
    と入力画像の対応する局所テンプレートT_jとの照合に
    幾何学的な基準に基づいて評価し、前記入力画像内に予
    めデータベースに登録されている物体が存在するか否か
    を判定することを特徴とする物体認識方法。
  2. 【請求項2】 モデル画像群{P_i}は、入力された画
    像を複数の小領域に分割し局所テンプレートとし、この
    局所テンプレートから生成した特徴ベクトルと入力画像
    に付与された特徴情報とをデータベースとして登録する
    ことを特徴とする請求項1記載の物体認識方法。
  3. 【請求項3】 モデル画像群{P_i}は、局所テンプレ
    ートから生成した特徴ベクトルをそのもとの画像インデ
    ックス、テンプレートの画像内における位置、及び、テ
    ンプレートが含まれる領域の物体クラスと供にタプルP
    _i = <画像インデックス s 、物体クラス、位置(x_i,y_
    i)、特徴ベクトル> ( i はデータベースでのこのテン
    プレートのインデックス)の形式で保持することを特徴
    とする請求項2記載の物体認識方法。
  4. 【請求項4】 幾何学的な基準に基づいた評価は、入力
    画像の対応する局所テンプレートから生成した特徴ベク
    トルと、モデル画像群の中から類似した特徴ベクトルを
    1つまたは複数の照合候補{<T_j、{P_i}>}を選
    択し、照合候補のテンプレートT_jの位置と、テンプレ
    ートP_iの位置との間の幾何学的な基準に基づいて評価
    することを特徴とする請求項2または請求項3記載の物
    体認識方法。
  5. 【請求項5】 予め登録してあるモデル画像群と入力画
    像の対応する局所テンプレートとの照合に幾何学的な基
    準に基づいて評価する幾何学的評価手段と、前記入力画
    像内に予めデータベースに登録されている物体が存在す
    るか否かを判定する認識手段とを備えることを特徴とす
    る物体認識装置。
  6. 【請求項6】 入力画像に付与された特徴情報とを予め
    登録したデータベースと、入力された画像を複数の小領
    域に分割し、局所テンプレートTを生成する局所テンプ
    レート生成手段と、この局所テンプレートTから特徴ベ
    クトルを生成する局所特徴抽出手段と、前記テンプレー
    トTの特徴ベクトルと類似した特徴ベクトルを、前記デ
    ータベースに登録済みのものの中から一つまたは複数を
    選択し、テンプレートの集合 {T_j}として保持する照合
    候補選択保持手段と、前記照合候補選択保持手段に保持
    されている、一枚の入力画像から得られたテンプレート
    の集合 {T_j}の全ての要素に対応する照合候補 { < T_
    j, {P_i} > } の中でP_i の物体クラスが同一である
    (このクラスを k とする)ものの集合を S(k) = { < T
    _j(k), {P_i(k)} }、テンプレート T_j のもとの画像内
    での位置を (x_j, y_j)としたとき、(x_j,y_j) と P_i
    の画像インデックス s を持つテンプレート位置(x_i(j,
    k,s), y_i(j,k,s)) との間を幾何学的な基準に基づいて
    評価する幾何学的評価手段と、前記幾何学的評価手段の
    評価に基づいて、入力画像内における物体クラス k の
    物体の存在と、その存在位置を推定する認識手段を具備
    することを特徴とする物体認識装置。
  7. 【請求項7】 コンピュータにより物体認識を行うプロ
    グラムであって、予め登録してあるモデル画像群{P_
    i}と入力画像の対応する局所テンプレートT_jとの照
    合に幾何学的な基準に基づいて評価し、前記入力画像内
    に予めデータベースに登録されている物体が存在するか
    否かを判定する物体認識プログラムを記録した記録媒
    体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002032766A (ja) * 2000-07-18 2002-01-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd 画像認識装置及びその方法
US7054489B2 (en) 1999-09-30 2006-05-30 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Apparatus and method for image recognition

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US7054489B2 (en) 1999-09-30 2006-05-30 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Apparatus and method for image recognition
JP2002032766A (ja) * 2000-07-18 2002-01-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd 画像認識装置及びその方法

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