JPH11305579A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH11305579A
JPH11305579A JP10122759A JP12275998A JPH11305579A JP H11305579 A JPH11305579 A JP H11305579A JP 10122759 A JP10122759 A JP 10122759A JP 12275998 A JP12275998 A JP 12275998A JP H11305579 A JPH11305579 A JP H11305579A
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JP
Japan
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time
fixing device
rotating body
image forming
forming apparatus
Prior art date
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JP10122759A
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English (en)
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Norio Hashimoto
典夫 橋本
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • Measurement Of Unknown Time Intervals (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、定着装置交換に関するユーザビリ
ティの向上が図られた画像形成装置の提供を目的とす
る。 【解決手段】 CPU26は、既にEEPROM28に
記録保持されている積算時間Σに計測した通電継続時間
Tを積算したのち、得られた値Σ+Tを新たな積算時間
ΣとしてEEPROM28に記録保持させると共に積算
時間Σ及び基準時間Ξの比較結果に基づき定着装置交換
時期が近い旨の警告を外部装置24に表示せしめるよう
設定することにより達成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、未定着画像を担持
した記録媒体に定着処理を施す定着装置を備える画像形
成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式を採用するレーザビームプ
リンタ等の画像形成装置にあっては、通常、互いに圧接
された一対の回転体の間に形成されたニップ部に未定着
画像を担持した記録媒体を通過せしめながら、加熱手段
の加熱により前記記録媒体に定着処理を施す定着装置が
設けられており、従来にあっては、回転体及び加熱手段
等の寿命が尽きるに伴い定着装置の交換が行われてい
た。
【0003】又、近年にあっては、インターネットの普
及により画像形成装置が複数のパソコン等とネットワー
クを形成するようになってきている。
【0004】故に、ネットワークに組み込まれる画像形
成装置にあっては、複数のユーザ群からの前記ネットワ
ークを経由した利用に供されことにより、画像形成装置
の稼働時間の長期化が進む傾向にある。
【0005】そこで、従来にあっては、ユーザから画像
形成装置へのアクセスが無いときには、定着処理工程を
行うためのプリントモードから回転体又は加熱手段を定
着処理工程時における処理温度よりも低い温度に維持す
るスタンバイモード又は加熱手段への電力供給を中断す
るスリープモードへと前記画像形成装置を移行せしめる
ことにより、定着装置の交換時期の長期化が図られてい
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来に
あっては、回転体及び加熱手段等の寿命が尽きると共に
定着装置の交換が行われるので、回転体及び加熱手段等
の寿命が尽きた旨の表示等が画像形成装置から行われて
初めて定着装置交換の必要性がユーザに知らされること
から、定着装置交換に関するユーザビリティの向上が強
く望まれていた。
【0007】そこで、本発明は、定着装置交換に関する
ユーザビリティの向上が図られた画像形成装置の提供を
第一の目的とする。
【0008】又、従来に係るネットワークに組み込まれ
る画像形成装置にあっては、ユーザから画像形成装置へ
のアクセスが無いときには、回転体及び加熱手段等の寿
命が充分残されている場合であっても、プリントモード
からスタンバイモード又はスリープモードへと前記画像
形成装置を移行せしめるので、前記画像形成装置がプリ
ントモードに達する迄の間、ユーザは前記画像形成装置
の使用を待機する必要があることから、画像形成装置使
用に関するユーザビリティの向上が強く望まれていた。
【0009】そこで、本発明は、画像形成装置使用に関
するユーザビリティの向上及び定着装置の交換時期の長
期化の両立が図られた画像形成装置の提供を第二の目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本出願に依れば、上記第
一の目的は、互いに圧接された一対の回転体の間に形成
されたニップ部に未定着画像を担持した記録媒体を通過
せしめながら、通電を受けて点灯する加熱手段の加熱に
より前記記録媒体に定着処理を施す定着装置が設けら
れ、加熱手段への通電を行う通電手段を備える画像形成
装置において、定着装置の交換時期を判定する交換時期
判定手段を備え、交換時期判定手段は、定着装置の履歴
に基づき定着装置の交換時期を判定し判定結果を出力す
るよう設定されているという第一の発明により達成され
る。
【0011】又、本出願に依れば、上記第一の目的は、
本出願に係る第一の発明において、交換時期判定手段
は、通電手段から加熱手段への通電の継続時間を積算し
たのち、得られた積算時間及び定着装置交換時期の指標
たる基準時間の比較結果に基づき定着装置の交換時期を
判定し判定結果を出力するという第にの発明によっても
達成される。
【0012】更に、本出願に依れば、上記第一の目的
は、本出願に係る第一の発明において、定着装置は、回
転体の温度を検知する温度検知体を備え、回転体の目標
温度が複数定められており、交換時期判定手段は、回転
体が任意の目標温度に維持された時間と、又、回転体が
他の目標温度に維持された時間を回転体が前記任意の目
標温度に維持された時間に換算した時間を積算したの
ち、得られた積算時間及び定着装置交換時期の指標たる
基準時間の比較結果に基づき定着装置の交換時期を判定
し判定結果を出力するという第三の発明によっても達成
される。
【0013】又、本出願に依れば、上記第一の目的は、
本出願に係る第一の発明において、定着装置は、一方の
回転体を他方の回転体へと加圧して付勢することにより
両方の回転体を互いに圧接せしめる付勢手段を備え、付
勢手段から一方の回転への加圧値が複数定められてお
り、交換時期判定手段は、任意の加圧値が付勢手段から
一方の回転体に加えられた継続時間と、他の加圧値が付
勢手段から一方の回転体に加えられた継続時間を前記任
意の加圧値が付勢手段から一方の回転体に加えられた継
続時間に換算した継続時間とを積算したのち、得られた
積算時間及び定着装置交換時期の指標たる基準時間の比
較結果に基づき定着装置の交換時期を判定し判定結果を
出力するという第四の発明によっても達成される。
【0014】更に、本出願に依れば、上記第一の目的
は、本出願に係る第一の発明乃至第四の発明のいずれか
において、交換時期判定手段により得られた積算時間を
記憶保持する保持手段を備えるという第五の発明によっ
ても達成される。
【0015】一方、本出願に依れば、上記第二の目的
は、互いに圧接された一対の回転体の間に形成されたニ
ップ部に未定着画像を担持した記録媒体を通過せしめな
がら、通電を受けて点灯する加熱手段の加熱により前記
記録媒体に定着処理を施す定着装置が設けられ、加熱手
段への通電を行う通電手段を備える画像形成装置におい
て、通電手段から加熱手段への通電を制御する通電制御
手段を備え手段を備え、通電制御手段は、予め定められ
た複数の制御内容から定着装置の履歴に応じた制御内容
を選択したのち、選択された制御内容に基づく制御を行
うよう設定されているという第六の発明により達成され
る。
【0016】又、本出願に依れば、上記第二の目的は、
本出願に係る第六の発明において、定着装置は、回転体
の温度を検知する温度検知体を備え、回転体の目標温度
が複数定められており、通電制御手段は、回転体が任意
の目標温度に維持された時間と、回転体が他の目標温度
に維持された時間を回転体が任意の目標温度に維持され
た時間に換算した時間とを積算したのち、得られた積算
時間及び各制御内容に対応の基準時間の比較結果に基づ
き、実行する制御内容を選択したのち、選択された制御
内容に基づく制御を行うという第七の発明によっても達
成される。
【0017】更に、本出願に依れば、上記第二の目的
は、本出願に係る第七の発明において、複数の制御内容
は、各制御内容毎に定められた目標温度への回転体の温
調であるという第八の発明によっても達成される。
【0018】又、本出願に依れば、上記第二の目的は、
互いに圧接された一対の回転体の間に形成されたニップ
部に未定着画像を担持した記録媒体を通過せしめなが
ら、通電を受けて点灯する複数の加熱手段の加熱により
前記記録媒体に定着処理を施す定着装置が設けられ、加
熱手段への通電を行う通電手段を備える画像形成装置に
おいて、通電手段から加熱手段への通電を制御する通電
制御手段を備え、通電制御手段は、予め定められた複数
の制御内容から定着装置の履歴に応じた制御内容を選択
したのち、選択された制御内容に基づく制御を行うよう
設定されているという第九の発明によっても達成され
る。
【0019】更に、本出願に依れば、上記第二の目的
は、本出願に係る第九の発明において、定着装置は、回
転体の温度を検知する温度検知体を備え、回転体の目標
温度が複数定められており、通電制御手段は、回転体が
任意の目標温度に維持された時間と、回転体が他の目標
温度に維持された時間を回転体が前記任意の目標温度に
維持された時間に換算した時間とを積算したのち、得ら
れた積算時間及び各制御内容に対応の基準時間の比較結
果に基づき、実行する制御内容を選択したのち、選択さ
れた制御内容に基づく制御を行うという第十の発明によ
っても達成される。
【0020】又、本出願に依れば、上記第二の目的は、
本出願に係る第十の発明において、複数の制御内容は、
各制御内容毎に定められた各加熱手段毎の点灯及び消灯
の比率に基づき各加熱手段の点灯及び消灯を制御すると
いう第十一の発明によっても達成される。
【0021】更に、本出願に依れば、上記目的は、本出
願に係る第六の発明乃至第十一の発明のいずれかにおい
て、通電制御手段により得られた積算時間を記憶保持す
る保持手段を備えるという第十二の発明によっても達成
される。
【0022】即ち、本出願に係る第一の発明にあって
は、交換時期判定手段は、定着装置の履歴に基づき定着
装置の交換時期を判定し判定結果を出力する。
【0023】又、本出願に係る第二の発明にあっては、
交換時期判定手段は、通電手段から加熱手段への通電の
継続時間を積算したのち、得られた積算時間及び定着装
置交換時期の指標たる基準時間の比較結果に基づき定着
装置の交換時期を判定し判定結果を出力する。
【0024】更に、本出願に係る第三の発明にあって
は、定着装置は、回転体の温度を検知する温度検知体を
備え、回転体の目標温度が複数定められており、交換時
期判定手段は、回転体が任意の目標温度に維持された時
間と、又、回転体が他の目標温度に維持された時間を回
転体が前記任意の目標温度に維持された時間に換算した
時間を積算したのち、得られた積算時間及び定着装置交
換時期の指標たる基準時間の比較結果に基づき定着装置
の交換時期を判定し判定結果を出力する。
【0025】又、本出願に係る第四の発明にあっては、
定着装置は、一方の回転体を他方の回転体へと加圧して
付勢することにより両方の回転体を互いに圧接せしめる
付勢手段を備え、付勢手段から一方の回転への加圧値が
複数定められており、交換時期判定手段は、任意の加圧
値が付勢手段から一方の回転体に加えられた継続時間
と、他の加圧値が付勢手段から一方の回転体に加えられ
た継続時間を前記任意の加圧値が付勢手段から一方の回
転体に加えられた継続時間に換算した継続時間とを積算
したのち、得られた積算時間及び定着装置交換時期の指
標たる基準時間の比較結果に基づき定着装置の交換時期
を判定し判定結果を出力する。
【0026】更に、本出願に係る第五の発明にあって
は、交換時期判定手段により得られた積算時間が保持手
段に記憶保持され、交換時期判定手段は、保持手段に記
憶保持された積算時間及び定着装置交換時期の指標たる
基準時間の比較結果に基づき定着装置の交換時期を判定
し判定結果を出力する。
【0027】一方、本出願に係る第六の発明にあって
は、通電制御手段は、予め定められた複数の制御内容か
ら定着装置の履歴に応じた制御内容を選択したのち、選
択された制御内容に基づく制御を行う。
【0028】又、本出願に係る第七の発明にあっては、
定着装置は、回転体の温度を検知する温度検知体を備
え、回転体の目標温度が複数定められており、通電制御
手段は、回転体が任意の目標温度に維持された時間と、
回転体が他の目標温度に維持された時間を回転体が任意
の目標温度に維持された時間に換算した時間とを積算し
たのち、得られた積算時間及び各制御内容に対応の基準
時間の比較結果に基づき、実行する制御内容を選択した
のち、選択された制御内容に基づく制御を行う。
【0029】更に、本出願に係る第八の発明にあって
は、定着装置は、回転体の温度を検知する温度検知体を
備え、回転体の目標温度が複数定められており、通電制
御手段は、回転体が任意の目標温度に維持された時間
と、回転体が他の目標温度に維持された時間を回転体が
任意の目標温度に維持された時間に換算した時間とを積
算したのち、得られた積算時間及び各制御内容に対応の
基準時間の比較結果に基づき、実行する制御内容を選択
したのち、選択された制御内容に定められた目標温度に
回転体が温調されるよう、通電手段から加熱手段への通
電を制御する。
【0030】又、本出願に係る第九の発明にあっては、
定着装置は、通電手段から通電を受けて点灯する複数の
加熱手段を備え、通電制御手段は、予め定められた複数
の制御内容から定着装置の履歴に応じた制御内容を選択
したのち、選択された制御内容に基づく制御を行う。
【0031】更に、本出願に係る第十の発明にあって
は、定着装置は、通電手段から通電を受けて点灯する複
数の加熱手段と回転体の温度を検知する温度検知体とを
備え、回転体の目標温度が複数定められており、通電制
御手段は、回転体が任意の目標温度に維持された時間
と、回転体が他の目標温度に維持された時間を回転体が
前記任意の目標温度に維持された時間に換算した時間と
を積算したのち、得られた積算時間及び各制御内容に対
応の基準時間の比較結果に基づき、実行する制御内容を
選択したのち、選択された制御内容に基づく制御を行
う。
【0032】又、本出願に係る第十一の発明にあって
は、定着装置は、通電手段から通電を受けて点灯する複
数の加熱手段と回転体の温度を検知する温度検知体とを
備え、回転体の目標温度が複数定められており、通電制
御手段は、回転体が任意の目標温度に維持された時間
と、回転体が他の目標温度に維持された時間を回転体が
前記任意の目標温度に維持された時間に換算した時間と
を積算したのち、得られた積算時間及び各制御内容に定
められた各加熱手段毎の点灯及び消灯の比率に基づき各
加熱手段の点灯及び消灯を制御する。
【0033】更に、本出願に係る第十二の発明にあって
は、通電制御手段により得られた積算時間が保持手段に
記憶保持された後、通電制御手段は、保持手段に記憶保
持された積算時間及び各制御内容に対応の基準時間の比
較結果に基づき、実行する制御内容を選択したのち、選
択された制御内容に基づく制御を行う。
【0034】
【発明の実施の形態】以下の添付図面に基づき本出願に
係る発明の実施形態に関して説明する。
【0035】(第一の実施形態)先ず、本発明に係る第
一の実施形態に関して図1乃至図4に基づき説明する。
【0036】図1は、本実施形態の画像形成装置の好適
な一例たるレーザビームプリンタ1(以下、プリンタ1
と略称する。)の概略構成を示す模式的断面図である。
【0037】プリンタ1は、プリンタ1の本体外部に設
けられたホストコンピュータ等の外部装置24(図3参
照)とネットワークを形成し、外部装置24からの提供
情報に応じた画像をドラム状の回転自在な潜像担持体2
の表面に現像剤により再現したのち、再現画像を記録媒
体Pに記録せしめる形態の画像形成装置であり、ユーザ
からのアクセスが無いときには、定着処理工程を行うた
めのプリントモードから定着処理工程に備えるスタンバ
イモードに移行するよう設定されている。
【0038】プリンタ1は、図1に示すように、潜像担
持体2の表面に形成担持された静電潜像を現像剤により
可視画像とする現像装置3と、前記可視画像を記録媒体
Pに転写する転写ローラ4と、前記可視画像を未定着画
像として担持した記録媒体Pに定着処理を施す定着装置
5とを備えている。
【0039】潜像担持体2は、主としてOPC等の有機
感光体から成る回転自在なドラム状体であって時計方向
に回転駆動されるようになっており、潜像担持体2の表
面は、潜像担持体2の周囲に配置された回転自在な一次
帯電ローラ6から潜像形成前に帯電処理を施されるよう
になっている。
【0040】故に、外部装置24からの提供情報に応じ
てスキャナ7から明滅されたのちミラー8の反射等を経
たレーザLが、潜像担持体2の表面における帯電処理済
みの部位に照射されることにより、前記提供情報に応じ
た静電潜像が前記帯電処理済みの部位に形成される。
【0041】次に、潜像担持体2に担持の静電潜像は、
現像装置3の現像剤により可視画像とされたのち、潜像
担持体2及び転写ローラ4の間に形成された転写ニップ
部TNにおける転写処理工程により、前記可視画像が、
転写ニップ部TNに達した記録媒体Pに転写され未定着
画像が前記記録媒体Pに形成される。
【0042】尚、本実施形態にあっては、記録媒体Pを
所定枚数収納可能なカセット9がプリンタ本体一側面に
て取り外し自在に支持されており、カセット9に収納の
記録媒体Pは、給紙ローラ10により一枚ずつ分離され
カセット9からレジストローラ11へと給送されたの
ち、レジストローラ11から転写ニップ部TNに所定タ
イミングにより搬送されるようになっている。
【0043】一方、現像処理工程後における潜像担持体
2は、その表面における残留物がクリーナ12に回収さ
れたのち、再度、一次帯電ローラ6から帯電処理が施さ
れることにより、次なる潜像形成に備えられるようにな
っている。
【0044】尚、本実施形態にあっては、潜像担持体
2、現像装置3、一次帯電ローラ6及びクリーナ12
が、プリンタ本体にて取り外し自在に支持されたプロセ
スカートリッジ13に保持され、プロセスカートリッジ
13の交換により潜像担持体2の修理及び現像装置3へ
の現像剤補給等のメンテナンスが行われるようになって
おり、以て、前記メンテナンスの簡易化が図られてい
る。
【0045】よって、転写処理済みの記録媒体Pが、定
着装置5から定着処理を施されたのちプリンタ1の本体
上部に設けられた排紙トレイ14に排紙されることによ
り、記録媒体Pへの画像形成プロセスが終了することと
なる。
【0046】定着装置5は、図2に示すように、互いに
圧接された一対の回転体たる定着ローラ15及び加圧ロ
ーラ16の間に形成されたニップ部Nに未定着画像を担
持した記録媒体Pを通紙しながら、加熱手段たるハロゲ
ンヒータ17(以下、ヒータ17と略称する。)の加熱
により前記記録媒体Pに定着処理を施すようになってお
り、本実施形態にあっては、A4サイズの記録媒体に対
する定着処理速度=24[枚/分]に採られている。
【0047】定着ローラ15は、回転自在な円筒状体若
しくは略円筒状体であり、本実施形態にあっては、主と
してアルミニウム等から成り外径=40[mm]及び厚
み=2.0[mm]の円筒状若しくは略円筒状の芯金1
5Aの表面にPFA等を主成分とする離型層15Bが被
覆されており、以て、定着ローラ15のに設定されてい
る。
【0048】尚、本実施形態にあっては、定着ローラ1
5の表面における通紙領域幅=297[mm]に採られ
ている。
【0049】又、定着ローラ15は、本実施形態にあっ
ては、プリンタ本体に設けられた駆動機構(図示せず)
から駆動力を受けることにより、時計方向に回転駆動さ
れるようになっている。
【0050】定着ローラ15の中空部には、ヒータ17
が配置されており、一方、定着ローラ15の表面におけ
る非通紙領域には、温度検知体たるサーミスタ感温素子
18(以下、サーミスタ18と略称する。)が前記非通
紙領域に当接して配置されている。
【0051】尚、本実施形態にあっては、サーミスタ1
8が定着ローラ15の非通紙領域に当接して配置されて
いることから、定着処理工程中等に現像剤がサーミスタ
18の吸着等することが無いので、サーミスタ18のた
めの清掃手段が不要とされている。
【0052】ヒータ17は、プリンタ本体に設けられた
通電手段たる電源回路からの電力供給を受けて点灯する
ようになっており、本実施形態にあっては、100
[V]の通電時におけるヒータ17の出力電力=1[k
W]及びヒータ17の保証時間=5000[時間]に採
られていると共にヒータ17は、定着ローラ15の軸方
向に対してフラット若しくはほぼフラットな配光分布に
設定されている。
【0053】一方、加圧ローラ16は、定着ローラ15
に圧接される回転自在な円柱状体若しくは略円柱状体で
あり、本実施形態にあっては、主としてステンレス等か
ら成る円柱状若しくは略円柱状の芯金16Aの表面に主
としてシリコーンスポンジ等から成る弾性層16B及び
PFA等を主成分とする離型層16Cが積層されてお
り、以て、加圧ローラ16の外径=30[mm]及び加
圧ローラ16の製品硬度(アスカーC硬度1kg加重
時)=50[°]に設定されている。
【0054】又、加圧ローラ16は、本実施形態にあっ
ては、定着装置本体に取り付けられた付勢手段たる付勢
バネ19から定着ローラ15へと200[N]付勢され
定着ローラ15に圧接されるようになっており、以て、
定着ローラ15及び加圧ローラ16の間には、ニップ幅
=5.0[mm]のニップ部Nが形成されるようになっ
ている。
【0055】故に、本実施形態にあっては、定着ローラ
15の回転に加圧ローラ16が従動して回転することに
より、ニップ部Nへの突入を開始した記録媒体Pが、定
着ローラ15及び加圧ローラ16の狭持搬送されること
により、ニップ部Nを通紙されることとなる。
【0056】次に、定着装置5における定着処理工程に
関して図2に基づき説明する。
【0057】先ず、未定着画像を担持した記録媒体P
は、入口ガイド20によりニップ部Nに案内され、以
て、互いに圧接された定着ローラ15及び加圧ローラ1
6に前記記録媒体Pの先端部が狭持されることにより、
前記記録媒体Pのニップ部Nへの通紙が開始される。
【0058】記録媒体Pのうちのニップ部Nを通紙中の
部位は、ヒータ17の加熱により前記部位に担持された
未定着画像が溶融して定着画像として記録されていき、
記録媒体Pのうちの定着処理済みの部位は、ニップ部N
から定着ローラ回転方向下流側に配置された回動自在な
分離爪21により、定着ローラ15の表面から分離され
たのち、送出ガイド22に案内されながら、送出ローラ
23により定着装置本体外部へと送出される。
【0059】次に、定着ローラ15の温調工程及び定着
装置5の交換時期判定工程に関して図3に基づき説明す
る。尚、図3は、定着装置15とその周辺手段との接続
関係の概略を示す模式的ブロック図である。
【0060】ヒータ17は、プリンタ本体に設けられた
通電手段たるヒータ電源回路25から電力供給を受ける
ことにより点灯するようになっており、一方、サーミス
タ18の検知温度は、交換時期判定手段を兼ねる中央処
理装置26(以下、CPU26と略称する。)に出力さ
れるようになっている。
【0061】CPU26は、サーミスタ18の検知温度
に応じてヒータ電源回路25からヒータ17への電力供
給を制御するためのものである。
【0062】即ち、本実施形態にあっては、サーミスタ
18の検知温度に応じてCPU26がヒータ電源回路2
5からヒータ17への電力供給を制御することにより、
定着ローラ15の目標温度への昇温及び維持が行われる
ようになっている。
【0063】又、本実施形態にあっては、CPU26
は、交換時期判定手段を兼ねており、ヒータ電源会回路
25からヒータ17への通電の継続時間T(以下、通電
継続時間Tと称する。)を積算したのち、得られた積算
時間Σ及び定着装置交換時期の指標たる基準時間Ξの比
較結果に基づき定着装置の交換時期を判定し判定結果を
I/F27を介して外部装置24に出力するようにもな
っている。
【0064】即ち、ヒータ17の寿命はヒータ電源回路
25からの通電に影響されることから、本実施形態にあ
っては、保持手段たるEEPROM28が定着装置本体
に設け、CPU26は、通電継続時間Tを積算し得られ
た積算時間ΣをEEPROM28に記憶保持せしめると
共に、積算時間Σ及び基準時間Ξの比較結果に基づき定
着装置の交換時期を判定するよう設定されている。
【0065】尚、本実施形態にあっては、保持手段とし
てEEPROMを採用しているが、保持手段はEEPR
OMに限定されるものではなく、他に有効なものとし
て、例えば、CPUのメモリ等が挙げられる。
【0066】又、本実施形態にあっては、EEPROM
が定着装置本体に設置されていることとしたが、EEP
ROMの設置位置は、本実施形態に限定されるものでは
なく、定着装置本体外部に設置位置が採られても良い。
【0067】次に、本実施形態に係る定着装置交換時期
判定プロセスに関して図4に基づき説明する。尚、図4
は、前記定着装置交換時期判定プロセスを示す判定アル
ゴリズムである。
【0068】先ず、ヒータ電源回路25からヒータ17
への通電開始に同期してCPU26が通電継続時間Tの
計測を開始する(ステップS100)。
【0069】尚、プリントモード及びスタンバイモード
の各モードにおけるヒータ電源回路25からヒータ17
への通電は、各モードに対応の目標温度に定着ローラ1
5が維持されるよう行われることから、ステップS10
0におけるCPU26による通電継続時間Tの計測はア
クティブである。
【0070】次に、ステップS100におけるヒータ電
源回路25からヒータ17への通電がプリントモードに
基づくときには(A)、CPU26は、定着処理工程終
了に伴い、既にEEPROM28に記憶保持されている
積算時間Σに通電継続時間Tを積算したのち、得られた
値Σ+Tを新たな積算時間ΣとしてEEPROM28に
記憶保持させる(ステップS101)。
【0071】尚、定着処理工程中にあっては、ヒータ電
源回路25からヒータ17への通電のON/OFFが頻
繁に切り換えられることから、CPU26に不要な負荷
が加えられるのを避けるために、本実施形態にあって
は、定着処理工程終了に伴いCPU26が積算時間Σを
算出することとしたが、前記通電のONからOFFへの
切り換え毎にCPU26が積算時間Σを算出する設定で
あっても良い。
【0072】一方、ステップS100におけるヒータ電
源回路25からヒータ17への通電がスタンバイモード
に基づくときには(B)、ヒータ電源回路25からヒー
タ17への通電のON/OFFの切り換えが少ないこと
から、CPU26は、前記通電のONからOFFへの切
り換えに伴い、既にEEPROM28に記憶保持されて
いる積算時間Σに通電継続時間Tを積算したのち、得ら
れた値Σ+Tを新たな積算時間ΣとしてEEPROM2
8に記憶保持させる(ステップS102)。
【0073】而して、CPU26は、EEPROM28
に記憶保持されている積算時間Σ及び基準時間Ξ(本実
施形態にあっては、ヒータ17の保証時間=5000
[時間]の98%に相当する4900[時間]に採られ
ている。)とを比較し(ステップS103)、積算時間
Σ≧基準時間Ξであるときには、CPU26がI/F2
7を介して外部装置24に「定着装置交換時期が近い旨
の警告」を表示せしめる(ステップS104)。
【0074】よって、本実施形態にあっては、CPU2
6は、既にEEPROM28に記憶保持されている積算
時間Σに計測した通電継続時間Tを積算したのち、得ら
れた値Σ+Tを新たな積算時間ΣとしてEEPROM2
8に記憶保持させると共に積算時間Σ及び基準時間Ξの
比較結果に基づき定着装置交換時期が近い旨の警告を外
部装置24に表示せしめるので、ヒータ17の寿命が尽
きる前にユーザ及びサービスマン等が定着装置交換時期
を知ることができ、以て、定着装置交換に関するユーザ
ビリティを向上せしめることができる。
【0075】(第二の実施形態)次に、本発明に係る第
二の実施形態に関して図5に基づき説明する。尚、本実
施形態に係る画像形成装置及び定着装置の概略構成は、
第一の実施形態に係る画像形成装置及び定着装置の概略
構成と同様であることから、図1乃至図3に代えて説明
を省略する。
【0076】本実施形態に係る画像形成装置は、坪量
(記録媒体の単位面積あたりの質量[g/m2])が9
0[g/m2]以下の記録媒体(以下、普通紙と称す
る。)及び坪量が90[g/m2]以上の記録媒体(以
下、ラフ紙と称する。)の各記録媒体への定着処理工程
(以下、各記録媒体に対応の定着処理工程を夫々普通紙
モード及びラフ紙モードと称する。)における定着ロー
ラ15の目標温度が異なる値に設定されており、定着ロ
ーラ15の寿命が尽きる前に定着装置交換時期が近い旨
の警告を外部装置24に表示せしめるようになってい
る。
【0077】本実施形態にあっては、定着ローラ15を
構成する離型層15Bとして層厚=50[μm]の45
0hp(商品名:デュポン社製)を採用すると共に、分
離爪21の定着ローラ15の表面への当接幅=2[m
m]並びに当接圧=3[g]、及び、普通紙モードでの
目標温度=180[℃]並びにラフ紙モードでの目標温
度=200[℃]に設定されている。
【0078】ところで、本発明者は、普通紙モード及び
ラフ紙モードの各モードでの分離爪21による定着ロー
ラ15の表面の削れを測定したところ、普通紙モードに
あっては、前記削れ≒5[μm]であり、一方、ラフ紙
モードにあっては、前記削れ≒10[μm]であり、前
記表面の機械的強度は目標温度に依存するという結果が
得られたことから、各モードにおける温調時間に基づき
定着ローラ15の寿命が近いか否かの判定が可能である
ことが示唆されている。
【0079】そこで、本実施形態にあっては、CPU2
6は、普通紙モードにおけるプリント時間Tpと、ラフ
紙モードにおけるプリント時間Tpを普通紙モードにお
けるプリント時間Tpに積算した換算時間Tqとを積算
したのち、得られた積算時間Σ及び定着装置交換時期の
指標たる基準時間Ξの比較結果に基づき定着装置の交換
時期を判定し判定結果を出力するようになっている。
【0080】即ち、本実施形態にあっては、普通紙モー
ドにあっては、CPU26が、180[℃]の温調下で
のプリント時間Tpを計測し、既にEEPROM28に
記憶保持されている積算時間Σにプリント時間Tpを積
算したのち、得られた積算値Σ+Tpを新たな積算時間
ΣとしてEEPROM28に記憶保持せしめると共に、
前記積算時間Σ及び基準時間Ξの比較結果に基づき定着
装置交換時期を判定する。
【0081】一方、ラフ紙モードにあっては、CPU2
6が、200[℃]の温調下でのプリント時間Tpを計
測しプリント時間Tpを倍の換算時間Tqに換算し、次
に、既にEEPROM28に記憶保持されている積算時
間Σに換算時間Tqを積算したのち、得られた積算値Σ
+Tqを新たな積算時間ΣとしてEEPROM28に記
憶保持せしめると共に、前記積算時間Σ及び基準時間Ξ
の比較結果に基づき定着装置交換時期を判定する。
【0082】尚、定着ローラ15の削れ及び画像性等の
相関から鑑みて、本実施形態にあっては、定着ローラ1
5の表面の分離爪21による削れが10[μm]に達す
るのに要する時間が1200[時間]であることから、
基準時間Ξ=1200[時間]に採られている。
【0083】次に、本実施形態に係る定着装置交換時期
判定プロセスに関して図5に基づき説明する。尚、図5
は、前記定着装置交換時期判定プロセスを示す判定アル
ゴリズムである。
【0084】先ず、プリント開始に同期してCPU26
が、各モード下でのプリント時間Tpの計測を開始する
(ステップS200)。
【0085】尚、普通紙モード及びラフ紙モードの各モ
ードにおけるプリント中は、各モードに対応の目標温度
に定着ローラ15が維持されるよう行われることから、
ステップS200におけるCPU26によるプリント時
間の計測はアクティブである。
【0086】次に、ステップS200におけるプリント
が普通紙モードに基づくときには(A)、CPU26
は、プリント終了に伴い、既にEEPROM28に記憶
保持されている積算時間Σにプリント時間Tpを積算し
たのち、得られた値Σ+Tpを新たな積算時間Σとして
EEPROM28に記憶保持させる(ステップS20
1)。
【0087】一方、ステップS200におけるプリント
がラフ紙モードに基づくときには(B)、CPU26
は、プリント終了に伴い、既にEEPROM28に記憶
保持されている積算時間Σに換算時間Tqを積算したの
ち、得られた値Σ+Tqを新たな積算時間ΣとしてEE
PROM28に記憶保持させる(ステップS202)。
【0088】尚、プリント中にあっては、ヒータ電源回
路25からヒータ17への通電のON/OFFが頻繁に
切り換えられることから、本実施形態にあっては、プリ
ント終了に伴いCPU26が積算時間Σを算出すること
としたが、前記通電のONからOFFへの切り換え毎に
CPU26が積算時間Σを算出する設定であっても良
い。
【0089】而して、CPU26は、EEPROM28
に記憶保持されている積算時間Σ及び基準時間Ξ(本実
施形態にあっては、1200[時間]に採られてい
る。)を比較し(ステップS203)、積算時間Σ≧基
準時間Ξであるときには、CPU26がI/F27を介
して外部装置24に「定着装置交換時期が近い旨の警
告」を表示せしめる(ステップS204)。
【0090】よって、本実施形態にあっては、CPU2
6は、既にEEPROM28に記憶保持されている積算
時間Σにプリント時間Tp又は換算時間Tqを積算した
のち、得られた値Σ+Tp又はΣ+Tqを新たな積算時
間ΣとしてEEPROM28に記憶保持させると共に積
算時間Σ及び基準時間Ξの比較結果に基づき定着装置交
換時期が近い旨の警告を外部装置24に表示せしめるの
で、定着ローラ15の寿命が尽きる前にユーザ及びサー
ビスマン等が定着装置交換時期を知ることができ、以
て、定着装置交換に関するユーザビリティを向上せしめ
ることができる。
【0091】尚、本実施形態にあっては、分離爪21に
よる定着ローラ15の離型層15Bの削れから定着ロー
ラ15の寿命が決定されているが、定着ローラ15の寿
命は、定着ローラ15の構成等に鑑みて決定される範囲
である限り、本実施形態に係り決定されるものに限定さ
れるものではない。
【0092】又、本実施形態にあっては、積算時間Σ≧
基準時間Ξであるときには、外部装置24に「定着装置
交換時期が近い旨の警告」が表示されることとしたが、
積算時間Σ≧基準時間Ξに伴い、「ラフ紙モードを控え
る旨の警告」が外部装置24に表示される設定であって
も本実施形態と同様の効果が得られる。
【0093】(第三の実施形態)次に、本発明に係る第
三の実施形態に関して図6及び図7に基づき説明する。
尚、本実施形態に係る画像形成装置の概略構成は、第一
の実施形態に係る画像形成装置の概略構成と同様である
ことから、図1及び図3に代えて説明を省略する。
【0094】図6は、本実施形態に係る定着装置の一例
(以下、定着装置29と称する。)の概略構成を示す模
式的断面図であり、以下、図2との共通箇所は、図2と
同符号を付与することにより説明を省略する。
【0095】定着装置29は、図6に示すように、付勢
バネ19から加圧ローラ16に加えられる加圧値を変更
するための加圧値変更板30を備えている。
【0096】詳細には、本実施形態にあっては、加圧値
変更板30は、一端部が定着装置本体にて回動自在に支
持され、又、他端部が一端部を中心に紙面矢印方向に回
動されることにより、加圧値変更板30から付勢バネ1
9に抗力が働き、以て、付勢バネ19から加圧ローラ1
6に加えられる加圧値が200[N]及び250[N]
のいずれかの値に切り換えられるようになっている。
【0097】即ち、本実施形態にあっては、普通紙モー
ドにおけるプリント中にあっては、加圧値変更板30の
他端部をDOWN位置に位置せしめることにより、付勢
バネ19から加圧ローラ16への加圧値=200[N]
に設定し、又、ラフ紙モードにおけるプリント中にあっ
ては、加圧値変更板30の他端部を回動してDOWN位
置からUP位置に変位せしめることにより、付勢バネ1
9から加圧ローラ16への加圧値=250[N]に設定
するようになっている。
【0098】ところで、本発明者は、普通紙モード及び
ラフ紙モードの各モードにおける20万枚の記録媒体に
亘る終了後の加圧ローラ16の硬度低下を測定したとこ
ろ、普紙モード紙にあっては、前記硬度低下≒1[°]
であり、一方、ラフ紙モードにあっては、前記硬度低下
≒3[°]であり、加圧ローラ16の硬度は付勢バネ1
9から加圧ローラ15に加えられる加圧値に依存すると
いう結果が得られたことから、各モードに対応の加圧値
が付勢バネ19から加圧ローラ16に継続して加えられ
た加圧継続時間に基づき加圧ローラ16の寿命が近いか
否かの判定が可能であることが示唆されている。
【0099】そこで、本実施形態にあっては、CPU2
6は、普通紙モードにおけるプリント時間Tpと、ラフ
紙モードにおけるプリント時間Tpを普通紙モードにお
けるプリント時間Tpに積算した換算時間Tqとを積算
したのち、得られた積算時間Σ及び定着装置交換時期の
指標たる基準時間Ξの比較結果に基づき定着装置の交換
時期を判定し判定結果を出力するようになっている。
【0100】即ち、本実施形態にあっては、普通紙モー
ドにあっては、CPU26が、加圧値=200[N]維
持下でのプリント時間Tpを計測し、既にEEPROM
28に記憶保持されている積算時間Σにプリント時間T
pを積算したのち、得られた積算値Σ+Tpを新たな積
算時間ΣとしてEEPROM28に記憶保持せしめると
共に、前記積算時間Σ及び基準時間Ξの比較結果に基づ
き定着装置交換時期を判定する。
【0101】一方、ラフ紙モードにあっては、CPU2
6が、加圧値=250[N]維持下でのプリント時間T
pを計測しプリント時間Tpを3倍の換算時間Tqに換
算し、次に、既にEEPROM28に記憶保持されてい
る積算時間Σに換算時間Tqを積算したのち、得られた
積算値Σ+Tqを新たな積算時間ΣとしてEEPROM
28に記憶保持せしめると共に、前記積算時間Σ及び基
準時間Ξの比較結果に基づき定着装置交換時期を判定す
る。
【0102】尚、加圧ローラ16の硬度低下及び記録媒
体搬送性等の相関から鑑みて、本実施形態にあっては、
加圧ローラ16の硬度低下が3[°]に達するのに要す
る時間が1800[時間]であることから、基準時間Ξ
=1800[時間]に採られている。
【0103】次に、本実施形態に係る定着装置交換時期
判定プロセスに関して図7に基づき説明する。尚、図7
は、前記定着装置交換時期判定プロセスを示す判定アル
ゴリズムである。
【0104】先ず、定着装置29におけるプリント開始
に同期してCPU26が、各モード下でのプリント時間
の計測を開始する(ステップS300)。
【0105】尚、普通紙モード及びラフ紙モードの各モ
ードにおけるプリント中は、各モードに対応の目標温度
に定着ローラ15が維持されるよう行われることから、
ステップS300におけるCPU26によるプリント時
間の計測はアクティブである。
【0106】次に、ステップS300におけるプリント
が普通紙モードに基づくときには(A)、付勢バネ19
から加圧ローラ16への加圧値=200[N]に設定さ
れていることから、CPU26は、プリント終了に伴
い、既にEEPROM28に記憶保持されている積算時
間Σにプリント時間Tpを積算したのち、得られた値Σ
+Tpを新たな積算時間ΣとしてEEPROM28に記
憶保持させる(ステップS201)。
【0107】一方、ステップS300におけるプリント
がプリントモードに基づくときには(B)、付勢バネ1
9から加圧ローラ16への加圧値=250[N]に設定
されていることから、CPU26は、プリント終了に伴
い、既にEEPROM28に記憶保持されている積算時
間Σに換算時間Tqを積算したのち、得られた値Σ+T
qを新たな積算時間ΣとしてEEPROM28に記憶保
持させる(ステップS302)。
【0108】尚、プリント中にあっては、ヒータ電源回
路25からヒータ17への通電のON/OFFが頻繁に
切り換えられることから、本実施形態にあっては、プリ
ント終了に伴いCPU26が積算時間Σを算出すること
としたが、本実施形態よりも短い間隔にてCPU26が
積算時間Σを算出する設定であっても良い。
【0109】而して、CPU26は、EEPROM28
に記憶保持されている積算時間Σ及び基準時間Ξ(本実
施形態にあっては、1800[時間]に採られてい
る。)を比較し(ステップS303)、積算時間Σ≧基
準時間Ξであるときには、CPU26がI/F27を介
して外部装置24に「定着装置交換時期が近い旨の警
告」を表示せしめる(ステップS304)。
【0110】よって、本実施形態にあっては、CPU2
6は、既にEEPROM28に記憶保持されている積算
時間Σにプリント時間Tp又は換算時間Tqを積算した
のち、得られた値Σ+Tp又はΣ+Tqを新たな積算時
間ΣとしてEEPROM28に記憶保持させると共に積
算時間Σ及び基準時間Ξの比較結果に基づき定着装置交
換時期が近い旨の警告を外部装置24に表示せしめるの
で、加圧ローラ16の寿命が尽きる前にユーザ及びサー
ビスマン等が定着装置交換時期を知ることができ、以
て、定着装置交換に関するユーザビリティを向上せしめ
ることができる。
【0111】尚、本実施形態にあっては、付勢バネ19
から加圧ローラ15への加圧値として200[N]及び
250[N]の二つの値が採用されているが、記録媒体
の種類等に応じて前記加圧値が更に細分化して設定され
ることにより、定着装置交換に関するユーザビリティの
更なる向上を図ることができる。
【0112】又、本実施形態にあっては、加圧ローラ1
6の硬度低下から加圧ローラ16の寿命が決定されてい
るが、加圧ローラ16の寿命は、加圧ローラ16の構成
等に鑑みて決定される範囲である限り、本実施形態に係
り決定されるものに限定されるものではない。
【0113】更に、本実施形態にあっては、積算時間Σ
≧基準時間Ξであるときには、外部装置24に「定着装
置交換時期が近い旨の警告」が表示されることとした
が、積算時間Σ≧基準時間Ξに伴い、「ラフ紙モードを
控える旨の警告」が外部装置24に表示される設定であ
っても本実施形態と同様の効果が得られる。
【0114】(第四の実施形態)次に、本発明に係る第
四の実施形態に関して図8に基づき説明する。尚、本実
施形態に係る画像形成装置及び定着装置の概略構成は、
第一の実施形態に係る画像形成装置及び定着装置の概略
構成と同様であることから、図1乃至図3に代えて説明
を省略する。
【0115】本実施形態に係る定着装置にあっては、ス
タンバイモードにおける定着ローラ15の目標温度とし
て二つの温度値170[℃],150[℃]が採用され
ており、通電制御手段たるCPU26は、通電継続時間
を計測し積算したのち、得られた積算時間Σに基づき、
実行する制御内容を選択したのち、選択された制御内容
に基づく制御を行うよう設定されている。
【0116】即ち、本実施形態にあっては、CPU26
における積算時間Σが制御内容の切り換えのための基準
時間Ψに達する迄の期間にあっては、スタンバイモード
での定着ローラ15の目標温度=170[℃]に設定さ
れ維持されるようCPU26がヒータ電源回路25から
ヒータ17への通電を制御し、又、前記積算時間Σが基
準時間Ψに達するに伴い、スタンバイモードでの定着ロ
ーラ15の目標温度=150[℃]に設定され維持され
るようCPU26がヒータ電源回路25からヒータ17
への通電を制御するようになっている。
【0117】尚、本実施形態にあっては、基準時間Ψと
して、ヒータ17の保証期間=5000[時間]の70
%に相当する3500[時間]が採用されている。
【0118】又、本実施形態にあっては、CPU26
は、交換時期判定手段を兼ねており、通電継続時間を積
算したのち、得られた積算時間Σ及び定着装置交換時期
の指標たる基準時間Ξの比較結果に基づき定着装置の交
換時期を判定し判定結果をI/F27を介して外部装置
24に出力するようにもなっている。
【0119】次に、本実施形態に係る定着装置制御プロ
セスに関して図8に基づき説明する。尚、図8は、前記
定着装置制御プロセスを示す制御アルゴリズムである。
【0120】先ず、ヒータ電源回路25からヒータ17
への通電開始に同期してCPU26が通電継続時間Tの
計測を開始する(ステップS400)。
【0121】尚、プリントモード及びスタンバイモード
の各モードにおけるヒータ電源回路25からヒータ17
への通電は、各モードに対応の目標温度に定着ローラ1
5が維持されるよう行われることから、ステップS40
0におけるCPU26による通電継続時間の計測はアク
ティブである。
【0122】次に、ステップS400におけるヒータ電
源回路25からヒータ17への通電がプリントモードに
基づくときには(A)、CPU26は、定着処理工程終
了に伴い、既にEEPROM28に記憶保持されている
積算時間Σに通電継続時間Tを積算したのち、得られた
値Σ+Tを新たな積算時間ΣとしてEEPROM28に
記憶保持させる(ステップS401)。
【0123】尚、定着処理工程中にあっては、ヒータ電
源回路25からヒータ17への通電のON/OFFが頻
繁に切り換えられることから、CPU26に不要な負荷
が加えられるのを避けるために、本実施形態にあって
は、定着処理工程終了に伴いCPU26が積算時間Σを
算出することとしたが、前記通電のONからOFFへの
切り換え毎にCPU26が積算時間Σを算出する設定で
あっても良い。
【0124】一方、ステップS400におけるヒータ電
源回路25からヒータ17への通電がスタンバイモード
に基づくときには(B)、ヒータ電源回路25からヒー
タ17への通電のON/OFFの切り換えが少ないこと
から、CPU26は、前記通電のONからOFFへの切
り換えに伴い、既にEEPROM28に記憶保持されて
いる積算時間Σに通電継続時間Tを積算したのち、得ら
れた値Σ+Tを新たな積算時間ΣとしてEEPROM2
8に記憶保持させる(ステップS402)。
【0125】而して、CPU26は、EEPROM28
に記憶保持されている積算時間Σ及び基準時間Ψ(本実
施形態にあっては、3500[時間]に採られてい
る。)とを比較し(ステップS403)、積算時間Σ<
基準時間Ψであるときには、スタンバイモードにおける
定着ローラ15の目標温度=170[℃]に設定される
(ステップS404)。
【0126】一方、積算時間Σ≧基準時間Ψであるとき
には、スタンバイモードにおける定着ローラ15の目標
温度=150[℃]に設定される(ステップS40
5)。
【0127】次に、CPU26は、EEPROM28に
記憶保持されている積算時間Σ及び基準時間Ξ(本実施
形態にあっては、4900[時間]に採られている。)
とを比較し(ステップS406)、積算時間Σ≧基準時
間Ξであるときには、CPU26がI/F27を介して
外部装置24に「定着装置交換時期が近い旨の警告」を
表示せしめる(ステップS407)。
【0128】よって、本実施形態にあっては、CPU2
6における積算時間が基準時間に達する迄の期間にあっ
ては、スタンバイモードでの定着ローラ15の目標温度
=170[℃]に設定され維持されるようCPU26が
ヒータ電源回路25からヒータ17への通電を制御し、
又、前記積算時間が基準時間Ψに達するに伴い、スタン
バイモードでの定着ローラ15の目標温度=150
[℃]に設定され維持されるようCPU26がヒータ電
源回路25からヒータ17への通電を制御するので、ヒ
ータ17の寿命を延命せしめることができ、以て、画像
形成装置使用に関するユーザビリティの向上及び定着装
置の交換時期の長期化の両立を図ることができる。
【0129】又、本実施形態にあっては、CPU26が
積算時間Σ及び基準時間Ξの比較結果に基づき定着装置
交換時期の判定を行うようにも設定されていることか
ら、第一の実施形態と同様の効果を実現するという利点
が得られる。
【0130】尚、本実施形態にあっては、CPU26に
おける積算時間Σ≧基準時間Ξに達するに伴いスタンバ
イモードにおける定着ローラ15の目標温度の低下設定
が行われることとしたが、積算時間Σ≧基準時間Ξに達
するに伴いスタンバイモードからスリープモードに切り
換えられる設定であっても、本実施形態と同様の効果及
び利点が得られることは言うまでもない。
【0131】(第五の実施形態)次に、本発明に係る第
三の実施形態に関して図9乃至図11に基づき説明す
る。尚、本実施形態に係る画像形成装置の概略構成は、
第一の実施形態に係る画像形成装置の概略構成と同様で
あることから、図1及び図3に代えて説明を省略する。
【0132】図6は、本実施形態に係る定着装置の一例
(以下、定着装置31と称する。)の概略構成を示す模
式的断面図であり、以下、図2との共通箇所は、図2と
同符号を付与することにより説明を省略する。
【0133】定着装置31は、図9に示すように、加熱
手段たる互いに異なる配光分布のハロゲンヒータ32,
33(以下、ヒータ32,33と略称する。)を備え、
各ヒータ32,33は、共に、定着ローラ15の中空部
に配置されている。
【0134】各ヒータ32,33は、共に、100
[V]の通電時におけるヒータ17の出力電力=1[k
W]及びヒータ17の保証時間=5000[時間]に採
られており、各ヒータ32,33の配光分布は、図10
に示すように、ヒータ32は、通紙領域中央にピークが
来る配光分布に設定され、一方、ヒータ33は、通紙領
域両端部にピークが来る配光分布に設定されている。
【0135】尚、図10は、各ヒータ32,33の配光
分布を示す配光分布図である。
【0136】即ち、各ヒータ32,33の配光分布の詳
細にあっては、ヒータ32は、A4サイズの記録媒体の
縦幅に相当する通紙領域中央部における配光=300
[%]に設定され、一方、ヒータ33は、通紙領域のう
ちのA3サイズの記録媒体両端から50[mm]に相当
する部位における配光=350[%]に設定されてい
る。
【0137】故に、プリント中にあっては、記録媒体の
サイズ等に応じて各ヒータ32,33の点灯及び消灯が
行われることにより。通紙領域における記録媒体の幅に
応じた領域に亘る配光分布がフラット若しくはほぼフラ
ットに平滑化されるようになっている。
【0138】本実施形態にあっては、CPU26は、各
ヒータ32,33に対応の通電継続時間T1,T2を計
測し積算したのち、得られた積算時間Σ1,Σ2のうち
の積算時間Σ1及び基準時間Ξ1(本実施形態にあって
は、ヒータ32の保証期間=5000[時間]の70
[%]に相当の3500[時間]に設定されている。)
の比較結果に基づき各ヒータ32,33の点灯及び消灯
の切り換えを制御するようになっている。
【0139】即ち、CPU26における積算時間Σ1<
基準時間Ξ1である期間にあっては、スタンバイモード
中に亘り記録媒体の通紙が行われないことから、ヒータ
32のみを点灯又は消灯せしめることにより、スタンバ
イモードにおける定着ローラ15の目標温度(本実施形
態にあっては、170[℃]に設定されている。)への
維持が行われる。
【0140】又、CPU26における積算時間Σ1≧基
準時間Ξ1に達するに伴い、両ヒータ32,33を点灯
又は消灯せしめることにより、スタンバイモードにおけ
る定着ローラ15の目標温度(本実施形態にあっては、
170[℃]に設定されている。)への維持が行われ
る。
【0141】つまり、CPU26における積算時間Σ1
≧基準時間Ξ1に達するに伴い、ヒータ32にあって
は、定着ローラ15の温度=170[℃]を基準にして
点灯から消灯に切り換えられ、一方、ヒータ33にあっ
ては、定着ローラ15の温度=160[℃]に伴い点灯
され、又、定着ローラ15の温度=165[℃]に伴い
消灯されるようになっている。
【0142】故に、本実施形態にあっては、CPU26
における積算時間Σ1≧基準時間Ξ1に伴い、スタンバ
イ中における定着ローラ15の温度に若干の振れが見ら
れるものの、スタンバイ中における点灯時間が各ヒータ
32,33に振り分けられるので、ヒータ32における
負担の低減化が図られるようになっている。
【0143】次に、本実施形態に係る定着装置制御プロ
セスに関して図11に基づき説明する。尚、図11は、
前記定着装置制御プロセスを示す制御アルゴリズムであ
る。
【0144】先ず、ヒータ電源回路25から各ヒータ3
2,33への通電開始に同期してCPU26が各ヒータ
32,33に対応の通電継続時間T1,T2の計測を開
始する(ステップS500)。
【0145】尚、プリントモード及びスタンバイモード
の各モードにおけるヒータ電源回路25から各ヒータ3
2,33への通電は、各モードに対応の目標温度に定着
ローラ15が維持されるよう行われることから、ステッ
プS500におけるCPU26による通電継続時間の計
測はアクティブである。
【0146】次に、ステップS500におけるヒータ電
源回路25から各ヒータ32,33への通電がプリント
モードに基づくときには(A)、CPU26は、定着処
理工程終了に伴い、既にEEPROM28に記憶保持さ
れている各ヒータ32,33対応の積算時間Σ1,Σ2
に夫々に通電継続時間T1,T2を積算したのち、得ら
れた値Σ1+T1,Σ2+T2を新たな積算時間Σ1,
Σ2としてEEPROM28に記憶保持させる(ステッ
プS501)。
【0147】尚、定着処理工程中にあっては、ヒータ電
源回路25から各ヒータ32,33への通電のON/O
FFが頻繁に切り換えられることから、CPU26に不
要な負荷が加えられるのを避けるために、本実施形態に
あっては、定着処理工程終了に伴いCPU26が積算時
間Σ1,Σ2を算出することとしたが、前記通電のON
からOFFへの切り換え毎にCPU26が積算時間Σ
1,Σ2を算出する設定であっても良い。
【0148】一方、ステップS500におけるヒータ電
源回路25から各ヒータ32,33への通電がスタンバ
イモードに基づくときには(B)、ヒータ電源回路25
から各ヒータ32,33への通電のON/OFFの切り
換えが少ないことから、CPU26は、前記通電のON
からOFFへの切り換えに伴い、既にEEPROM28
に記憶保持されている各ヒータ32,33に対応の積算
時間Σ1,Σ2に通電継続時間T1,T2を積算したの
ち、得られた値Σ1+T1,Σ2+T2を新たな積算時
間Σ1,Σ2としてEEPROM28に記憶保持させる
(ステップS502)。
【0149】而して、CPU26は、EEPROM28
に記憶保持されている積算時間Σ1及び基準時間とを比
較し(ステップS503)、積算時間Σ1<基準時間Ξ
1であるときには、スタンバイモードにおける定着ロー
ラ15の温調がヒータ32の点灯及び消灯の切り換えの
みにより行われる(ステップS504)。
【0150】一方、積算時間Σ1≧基準時間Ξ1である
ときには、スタンバイモードにおける定着ローラ15の
温調が両ヒータ32,33の点灯及び消灯の切り換えに
より行われる(ステップS505)。
【0151】よって、本実施形態にあっては、CPU2
6における積算時間Σ1が基準時間Ξ1に達する迄の期
間にあっては、ヒータ32のみの点灯及び消灯の切り換
えによりスタンバイモードにおける定着ローラ15の目
標温度への維持が行われ、又、前記積算時間Σ1が基準
時間Ξ1に達するに伴い、両ヒータ32,33の点灯及
び消灯の切り換えによりスタンバイモードでの定着ロー
ラ15の目標温度への維持が行われるので、スタンバイ
中におけるヒータ32の負荷の低減により、ヒータ32
の寿命を延命せしめることができ、以て、画像形成装置
使用に関するユーザビリティの向上及び定着装置の交換
時期の長期化の両立を図ることができる。
【0152】尚、第一の実施形態乃至第五の実施形態に
おける諸数値は、説明簡略化のために採用された数値で
あって、第一の実施形態乃至第三の実施形態の各実施形
態の範囲において限定されないことは言うまでもない。
【0153】
【発明の効果】以上にて説明したように、本出願に係る
第一の発明に依れば、交換時期判定手段は、定着装置の
履歴に基づき定着装置の交換時期を判定し判定結果を出
力するので、定着装置の寿命が尽きる前にユーザ及びサ
ービスマン等が定着装置交換時期を知ることができ、以
て、定着装置交換に関するユーザビリティを向上せしめ
ることができる。
【0154】又、本出願に係る第二の発明に依れば、交
換時期判定手段は、通電手段から加熱手段への通電の継
続時間を積算したのち、得られた積算時間及び定着装置
交換時期の指標たる基準時間の比較結果に基づき定着装
置の交換時期を判定し判定結果を出力するので、加熱手
段の寿命が尽きる前にユーザ及びサービスマン等が定着
装置交換時期を知ることができ、以て、定着装置交換に
関するユーザビリティを向上せしめることができる。
【0155】更に、本出願に係る第三の発明に依れば、
定着装置は、回転体の温度を検知する温度検知体を備
え、回転体の目標温度が複数定められており、交換時期
判定手段は、回転体が任意の目標温度に維持された時間
と、又、回転体が他の目標温度に維持された時間を回転
体が前記任意の目標温度に維持された時間に換算した時
間を積算したのち、得られた積算時間及び定着装置交換
時期の指標たる基準時間の比較結果に基づき定着装置の
交換時期を判定し判定結果を出力するので、回転体の寿
命が尽きる前にユーザ及びサービスマン等が定着装置交
換時期を知ることができ、以て、定着装置交換に関する
ユーザビリティを向上せしめることができる。
【0156】又、本出願に係る第四の発明に依れば、定
着装置は、一方の回転体を他方の回転体へと加圧して付
勢することにより両方の回転体を互いに圧接せしめる付
勢手段を備え、付勢手段から一方の回転への加圧値が複
数定められており、交換時期判定手段は、任意の加圧値
が付勢手段から一方の回転体に加えられた継続時間と、
他の加圧値が付勢手段から一方の回転体に加えられた継
続時間を前記任意の加圧値が付勢手段から一方の回転体
に加えられた継続時間に換算した継続時間とを積算した
のち、得られた積算時間及び定着装置交換時期の指標た
る基準時間の比較結果に基づき定着装置の交換時期を判
定し判定結果を出力するので、回転体の寿命が尽きる前
にユーザ及びサービスマン等が定着装置交換時期を知る
ことができ、以て、定着装置交換に関するユーザビリテ
ィを向上せしめることができる。
【0157】更に、本出願に係る第五の発明に依れば、
交換時期判定手段により得られた積算時間が保持手段に
記憶保持され、交換時期判定手段は、保持手段に記憶保
持された積算時間及び定着装置交換時期の指標たる基準
時間の比較結果に基づき定着装置の交換時期を判定し判
定結果を出力するので、定着装置の寿命が尽きる前にユ
ーザ及びサービスマン等が定着装置交換時期を知ること
ができ、以て、定着装置交換に関するユーザビリティを
向上せしめることができる。
【0158】一方、本出願に係る第六の発明に依れば、
通電制御手段は、予め定められた複数の制御内容から定
着装置の履歴に応じた制御内容を選択したのち、選択さ
れた制御内容に基づく制御を行うので、定着装置の寿命
の延命を図ることができ、以て、画像形成装置使用に関
するユーザビリティの向上及び定着装置の交換時期の長
期化の両立を図ることができる。
【0159】又、本出願に係る第七の発明に依れば、定
着装置は、回転体の温度を検知する温度検知体を備え、
回転体の目標温度が複数定められており、通電制御手段
は、回転体が任意の目標温度に維持された時間と、回転
体が他の目標温度に維持された時間を回転体が任意の目
標温度に維持された時間に換算した時間とを積算したの
ち、得られた積算時間及び各制御内容に対応の基準時間
の比較結果に基づき、実行する制御内容を選択したの
ち、選択された制御内容に基づく制御を行うので、加熱
手段等の寿命の延命を図ることができ、以て、画像形成
装置使用に関するユーザビリティの向上及び定着装置の
交換時期の長期化の両立を図ることができる。
【0160】更に、本出願に係る第八の発明に依れば、
定着装置は、回転体の温度を検知する温度検知体を備
え、回転体の目標温度が複数定められており、通電制御
手段は、回転体が任意の目標温度に維持された時間と、
回転体が他の目標温度に維持された時間を回転体が任意
の目標温度に維持された時間に換算した時間とを積算し
たのち、得られた積算時間及び各制御内容に対応の基準
時間の比較結果に基づき、実行する制御内容を選択した
のち、選択された制御内容に定められた目標温度に回転
体が温調されるよう、通電手段から加熱手段への通電を
制御するので、加熱手段等の寿命の延命を図ることがで
き、以て、画像形成装置使用に関するユーザビリティの
向上及び定着装置の交換時期の長期化の両立を図ること
ができる。
【0161】又、本出願に係る第九の発明に依れば、定
着装置は、通電手段から通電を受けて点灯する複数の加
熱手段を備え、通電制御手段は、予め定められた複数の
制御内容から定着装置の履歴に応じた制御内容を選択し
たのち、選択された制御内容に基づく制御を行うので、
加熱手段等の寿命の延命を図ることができ、以て、画像
形成装置使用に関するユーザビリティの向上及び定着装
置の交換時期の長期化の両立を図ることができる。
【0162】更に、本出願に係る第十の発明にあって
は、定着装置は、通電手段から通電を受けて点灯する複
数の加熱手段と回転体の温度を検知する温度検知体とを
備え、回転体の目標温度が複数定められており、通電制
御手段は、回転体が任意の目標温度に維持された時間
と、回転体が他の目標温度に維持された時間を回転体が
前記任意の目標温度に維持された時間に換算した時間と
を積算したのち、得られた積算時間及び各制御内容に対
応の基準時間の比較結果に基づき、実行する制御内容を
選択したのち、選択された制御内容に基づく制御を行う
ので、各加熱手段等の寿命の延命を図ることができ、以
て、画像形成装置使用に関するユーザビリティの向上及
び定着装置の交換時期の長期化の両立を図ることができ
る。
【0163】又、本出願に係る第十一の発明に依れば、
定着装置は、通電手段から通電を受けて点灯する複数の
加熱手段と回転体の温度を検知する温度検知体とを備
え、回転体の目標温度が複数定められており、通電制御
手段は、回転体が任意の目標温度に維持された時間と、
回転体が他の目標温度に維持された時間を回転体が前記
任意の目標温度に維持された時間に換算した時間とを積
算したのち、得られた積算時間及び各制御内容に定めら
れた各加熱手段毎の点灯及び消灯の比率に基づき各加熱
手段の点灯及び消灯を制御するので、各加熱手段等の寿
命の延命を図ることができ、以て、画像形成装置使用に
関するユーザビリティの向上及び定着装置の交換時期の
長期化の両立を図ることができる。
【0164】更に、本出願に係る第十二の発明に依れ
ば、通電制御手段により得られた積算時間が保持手段に
記憶保持された後、通電制御手段は、保持手段に記憶保
持された積算時間及び各制御内容に対応の基準時間の比
較結果に基づき、実行する制御内容を選択したのち、選
択された制御内容に基づく制御を行うので、定着装置の
寿命の延命を図ることができ、以て、画像形成装置使用
に関するユーザビリティの向上及び定着装置の交換時期
の長期化の両立を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本出願に係る第一の実施形態の画像形成装置の
概略構成を示す模式的断面図である。
【図2】図1の定着装置の概略構成を示す模式的断面図
である。
【図3】図2の定着装置とその周辺手段との接続関係の
概略を示す模式的ブロック図である。
【図4】本出願に係る第一の実施形態の定着装置交換時
期判定プロセスを示す判定アルゴリズムである。
【図5】本出願に係る第二の実施形態の定着装置交換時
期判定プロセスを示す判定アルゴリズムである。
【図6】本出願に係る第三の実施形態の定着装置の概略
構成を示す模式的断面図である。
【図7】本出願に係る第三の実施形態の定着装置交換時
期判定プロセスを示す判定アルゴリズムである。
【図8】本出願に係る第四の実施形態の定着装置制御プ
ロセスを示す制御アルゴリズムである。
【図9】本出願に係る第五の実施形態の定着装置の概略
構成を示す模式的断面図である。
【図10】図9の各ハロゲンヒータの配光分布を示す配
光分布図である。
【図11】本出願に係る第五の実施形態の定着装置制御
プロセスを示す制御アルゴリズムである。
【符号の説明】
1 レーザビームプリンタ(画像形成装置) 5 定着装置 15 定着ローラ(回転体) 16 加圧ローラ(回転体) 17 ハロゲンヒータ(加熱手段) 18 サーミスタ感温素子(温度検知体) 19 付勢バネ(付勢手段) 20 入口ガイド 21 分離爪 22 送出ガイド 23 送出ローラ 24 外部装置 25 ヒータ電源回路(通電手段) 26 中央処理装置(交換時期判定手段及び通電制御手
段) 27 インターフェース 28 EEPROM(保持手段) 29 定着装置 30 加圧値変更板 31 定着装置 32 ハロゲンヒータ(加熱手段) 33 ハロゲンヒータ(加熱手段) 15A 芯金 15B 離型層 16A 芯金 16B 弾性層 16C 離型層 N ニップ部 P 記録媒体

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに圧接された一対の回転体の間に形
    成されたニップ部に未定着画像を担持した記録媒体を通
    過せしめながら、通電を受けて点灯する加熱手段の加熱
    により前記記録媒体に定着処理を施す定着装置が設けら
    れ、加熱手段への通電を行う通電手段を備える画像形成
    装置において、定着装置の交換時期を判定する交換時期
    判定手段を備え、交換時期判定手段は、定着装置の履歴
    に基づき定着装置の交換時期を判定し判定結果を出力す
    るよう設定されていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 交換時期判定手段は、通電手段から加熱
    手段への通電の継続時間を積算したのち、得られた積算
    時間及び定着装置交換時期の指標たる基準時間の比較結
    果に基づき定着装置の交換時期を判定し判定結果を出力
    することとする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 定着装置は、回転体の温度を検知する温
    度検知体を備え、回転体の目標温度が複数定められてお
    り、交換時期判定手段は、回転体が任意の目標温度に維
    持された時間と、回転体が他の目標温度に維持された時
    間を回転体が前記任意の目標温度に維持された時間に換
    算した時間とを積算したのち、得られた積算時間及び定
    着装置交換時期の指標たる基準時間の比較結果に基づき
    定着装置の交換時期を判定し判定結果を出力することと
    する請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 定着装置は、一方の回転体を他方の回転
    体へと加圧して付勢することにより両方の回転体を互い
    に圧接せしめる付勢手段を備え、付勢手段から一方の回
    転への加圧値が複数定められており、交換時期判定手段
    は、任意の加圧値が付勢手段から一方の回転体に加えら
    れた継続時間と、他の加圧値が付勢手段から一方の回転
    体に加えられた継続時間を前記任意の加圧値が付勢手段
    から一方の回転体に加えられた継続時間に換算した継続
    時間とを積算したのち、得られた積算時間及び定着装置
    交換時期の指標たる基準時間の比較結果に基づき定着装
    置の交換時期を判定し判定結果を出力することとする請
    求項1に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 交換時期判定手段により得られた積算時
    間を記憶保持する保持手段を備えることとする請求項2
    乃至請求項4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 互いに圧接された一対の回転体の間に形
    成されたニップ部に未定着画像を担持した記録媒体を通
    過せしめながら、通電を受けて点灯する加熱手段の加熱
    により前記記録媒体に定着処理を施す定着装置が設けら
    れ、加熱手段への通電を行う通電手段を備える画像形成
    装置において、通電手段から加熱手段への通電を制御す
    る通電制御手段を備え手段を備え、通電制御手段は、予
    め定められた複数の制御内容から定着装置の履歴に応じ
    た制御内容を選択したのち、選択された制御内容に基づ
    く制御を行うよう設定されていることを特徴とする画像
    形成装置。
  7. 【請求項7】 定着装置は、回転体の温度を検知する温
    度検知体を備え、回転体の目標温度が複数定められてお
    り、通電制御手段は、回転体が任意の目標温度に維持さ
    れた時間と、回転体が他の目標温度に維持された時間を
    回転体が任意の目標温度に維持された時間に換算した時
    間とを積算したのち、得られた積算時間及び各制御内容
    に対応の基準時間の比較結果に基づき、実行する制御内
    容を選択したのち、選択された制御内容に基づく制御を
    行うこととする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 複数の制御内容は、各制御内容毎に定め
    られた目標温度への回転体の温調であることとする請求
    項7に記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 互いに圧接された一対の回転体の間に形
    成されたニップ部に未定着画像を担持した記録媒体を通
    過せしめながら、通電を受けて点灯する複数の加熱手段
    の加熱により前記記録媒体に定着処理を施す定着装置が
    設けられ、加熱手段への通電を行う通電手段を備える画
    像形成装置において、通電手段から加熱手段への通電を
    制御する通電制御手段を備え、通電制御手段は、予め定
    められた複数の制御内容から定着装置の履歴に応じた制
    御内容を選択したのち、選択された制御内容に基づく制
    御を行うよう設定されていることを特徴とする画像形成
    装置。
  10. 【請求項10】 定着装置は、回転体の温度を検知する
    温度検知体を備え、回転体の目標温度が複数定められて
    おり、通電制御手段は、回転体が任意の目標温度に維持
    された時間と、回転体が他の目標温度に維持された時間
    を回転体が前記任意の目標温度に維持された時間に換算
    した時間とを積算したのち、得られた積算時間及び各制
    御内容に対応の基準時間の比較結果に基づき、実行する
    制御内容を選択したのち、選択された制御内容に基づく
    制御を行うこととする請求項6に記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 複数の制御内容は、各制御内容毎に定
    められた各加熱手段毎の点灯及び消灯の比率に基づき各
    加熱手段の点灯及び消灯を制御することとする請求項1
    0に記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 通電制御手段により得られた積算時間
    を記憶保持する保持手段を備えることとする請求項6乃
    至請求項11のいずれかに記載の画像形成装置。
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