JPH11304854A - スペクトラムアナライザ - Google Patents

スペクトラムアナライザ

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JPH11304854A
JPH11304854A JP11043798A JP11043798A JPH11304854A JP H11304854 A JPH11304854 A JP H11304854A JP 11043798 A JP11043798 A JP 11043798A JP 11043798 A JP11043798 A JP 11043798A JP H11304854 A JPH11304854 A JP H11304854A
Authority
JP
Japan
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data
range
frequency
unit
spectrum analyzer
Prior art date
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Application number
JP11043798A
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English (en)
Inventor
Osamu Aoyama
修 青山
Mitsunori Sato
三範 佐藤
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Advantest Corp
Original Assignee
Advantest Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、測定周波数範囲において、同時に
複数の周波数帯域を指定して限定した範囲のデータ検索
ができるスペクトラムアナライザを提供する。 【解決手段】 デジタル制御で周波数掃引するスペクト
ラムアナライザにおいて、データ検索の対象外となる周
波数帯域をマスク指定する範囲指定手段と、該範囲指定
手段の指定範囲に基づき、波形データ処理する波形デー
タ演算部と、該波形データ演算部により生成されたデー
タと、前記範囲指定手段の指定帯域データとに基づき、
データ検索する処理手段と、該処理手段により処理され
た指定範囲データと検索データとを記憶する記憶部とを
具備している解決手段。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の周波数帯域
をマスク指定できるスペクトラムアナライザに関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術の例について、図6と図7とを
参照して構成と動作について説明する。図6に示すよう
に、従来のスペクトラムアナライザは、周波数変換部1
0と、IFフィルタ部20と、IF増幅部30と、検波
部40と、データ処理部50と、表示部60と、制御部
70と、設定入力手段80と、掃引信号発生回路90と
で構成している。
【0003】入力信号は、周波数変換部10において、
局部発振部12の周波数とをミキサ11で混合して、I
F周波数に変換する。IF周波数は、IFフィルタ部2
0で帯域制限したあと、IF増幅部30で増幅し、検波
部40で検波してデジタル信号に変換し、データ処理部
50で信号処理する。デジタル信号に変換した検波信号
は、トレースメモリ51に格納し、波形データ演算部5
2で制御部70のパラメータにより演算して、周波数軸
に対する信号のレベルとして表示部60に表示する。
【0004】測定周波数範囲は、例えば中心周波数と周
波数スパンとを設定入力手段80により入力し、制御部
70の処理手段72で処理されたパラメータとなり、波
形データ演算部52で演算した結果を記憶部71に格納
する。また、指定された測定周波数範囲において、制御
部70の処理手段72で処理されたパラメータにより掃
引信号発生回路90から掃引信号を発生して、周波数変
換部10の局部発振部12に掃引信号を与えることによ
り掃引範囲が決まる。
【0005】次に、測定画面の周波数帯域を指定して測
定する場合について説明する。例えば、図7の(a)に
示すように、測定周波数範囲f1〜f4において、高調
波以外のスプリアスのレベルをデータ検索する場合、f
2〜f3の周波数帯域をウインドウ機能により測定す
る。ここに、ウインドウ機能とは、指定したウインドウ
の周波数帯域内での掃引とマーカ表示によるピークサー
チができる機能である。そして、ウインドウ機能を使用
することにより、広いスパンを観測しながら高速の測定
ができる。
【0006】しかし、図7の(b)に示すように、スプ
リアスとスプリアスの間に高調波が有る場合、ウインド
ウ機能を使用できるのは1個所のみなので、2回に分け
てウインドウ指定して測定する必要がある。なお、ウイ
ンドウ指定を複数同時に実施するためには、ウインドウ
の重なりが発生した場合のプログラム処理が必要である
が、その場合の処理方法が困難であり実施例は無い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記説明のように、ス
プリアスとスプリアスの間に高調波が有る場合、ウイン
ドウ指定できるのは1個所のみなので、2回に分けてウ
インドウの範囲を指定して測定する必要があり、測定時
間がかかるなどの実用上の不便があった。そこで、本発
明は、こうした問題に鑑みなされたもので、その目的
は、測定周波数範囲において、同時に複数の周波数帯域
をマスク指定して、限定した範囲のデータ検索ができる
スペクトラムアナライザを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】即ち、上記目的を達成す
るためになされた本発明の第1は、周波数帯域をマスク
指定して、限定した周波数範囲のみのデータ検索ができ
るスペクトラムアナライザを要旨としている。
【0009】また、上記目的を達成するためになされた
本発明の第2は、デジタル制御で周波数掃引するスペク
トラムアナライザにおいて、データ検索の対象外となる
周波数帯域をマスク指定する範囲指定手段と、該範囲指
定手段の指定範囲に基づき、波形データ処理する波形デ
ータ演算部と、該波形データ演算部により生成されたデ
ータと、前記範囲指定手段の指定帯域データとに基づ
き、データ検索する処理手段と、該処理手段により処理
された指定範囲データと検索データとを記憶する記憶部
と、を具備していることを特徴としたスペクトラムアナ
ライザを要旨としている。
【0010】そして、上記目的を達成するためになされ
た本発明の第3は、マスク指定は、ディスプレイに表示
したテーブルに、複数の周波数帯域を設定入力手段によ
り指定しておこなえる本発明第1又は2記載のスペクト
ラムアナライザを要旨としている。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態は、下記の実
施例において説明する。
【0012】
【実施例】本発明のスペクトラムアナライザについて、
図1〜図5とを参照して構成と動作について説明する。
図1に示すように、本発明のスペクトラムアナライザ
は、周波数変換部10と、IFフィルタ部20と、IF
増幅部30と、検波部40と、データ処理部50と、表
示部60と、制御部70と、設定入力手段80と、掃引
信号発生回路90とで構成している。また、制御部70
は、記憶部71と、処理手段72と、範囲指定手段73
とで構成される。つまり、制御部70の構成が従来と異
なる以外は従来と同様である。従って、従来技術におい
て説明した構成ブロックの同じ動作については説明を省
略する。
【0013】最初に、中心周波数と周波数スパンを設定
入力手段80により入力して画面に表示する周波数範囲
を設定する。そして、例えば図2に示すように、ディス
プレイ61上にテーブル62を表示して、マスク周波数
範囲を設定入力手段80により入力する。さらに、範囲
指定手段73によりマスク周波数帯域が指定され、波形
データ演算部52はマスク指定された範囲を除いたデー
タのみを有効としたデータを生成する。また、波形デー
タ演算部52により生成されたデータは、処理手段72
によりピークサーチ等のデータ検索をする。データ検索
した結果は、記憶部71に保存され、また表示部60に
表示される。一方、範囲指定手段73により指定された
範囲指定パラメータのデータは、処理手段72により処
理されて記憶部71に記憶される。そして、中心周波数
や周波数スパンが設定変更された場合、変更されたデー
タと記憶部71に記憶した範囲指定パラメータのデータ
とを処理手段72により処理して、波形データ演算部5
2により生成されるデータに反映している。
【0014】例えば、図3の(a)に示すように、周波
数範囲f1〜f6の周波数範囲で高調波以外のスプリア
スのピークサーチをする場合、高調波の存在する周波数
帯域f2〜f3と、周波数帯域f4〜f5とをマスクす
る必要がある。マスクする方法は、図2に示すように、
ディスプレイ61にテーブル62を表示して、設定入力
手段80によりマスク範囲を入力する。そして,図3の
(b)に示すように、有効データの範囲でピークサーチ
をおこない、その結果をディスプレイ61に表示する。
【0015】一方、図3の(b)に示すように、有効デ
ータの範囲でピークサーチのデータ検索をおこなった
後、画面表示の周波数範囲をf1〜f6からf7〜f6
の範囲に変更した場合、図4に示すように表示が変わ
る。
【0016】ところで、図3の(b)では、マスクした
周波数帯域のスペクトラムは、表示データから除外して
いるが、表示データとしてはそのまま残しながら、ピー
クサーチの検索対象としてのみ除外するようにしてもよ
い。例えば、図5の(a)に示すようにマスクする周波
数帯域をそれ以外の周波数帯域と区別できるように陰影
をつけるか、図5の(b)に示すように、マスクする周
波数帯域のスペクトラムをそれ以外の周波数帯域と区別
できるように表示色等を変化させてもよい。
【0017】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。即ち、
測定周波数範囲において、同時に複数の周波数帯域をマ
スク指定して限定した範囲のピークサーチ等ができるの
で高速の測定が可能となりスループットが向上する効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスペクトラムアナライザのブロック図
である。
【図2】本発明のスペクトラムアナライザのマスク周波
数設定テーブル図である。
【図3】測定周波数のマスク設定の図である。
【図4】測定周波数のマスク設定の変更図である。
【図5】測定周波数のマスク設定の変更図である。
【図6】従来のスペクトラムアナライザのブロック図で
ある。
【図7】従来のスペクトラムアナライザのウインドウ設
定図である。
【符号の説明】
10 周波数変換部 11 ミキサ 12 局部発振部 20 IFフィルタ部 30 IF増幅部 40 検波部 50 データ処理部 51 トレースメモリ 52 波形データ演算部 60 表示部 70 制御部 71 記憶部 72 処理手段 73 範囲指定手段 80 設定入力手段 90 掃引信号発生回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周波数帯域をマスク指定して、限定した
    周波数範囲のみのデータ検索ができるスペクトラムアナ
    ライザ。
  2. 【請求項2】 デジタル制御で周波数掃引するスペクト
    ラムアナライザにおいて、 データ検索の対象外となる周波数帯域をマスク指定する
    範囲指定手段と、 該範囲指定手段の指定範囲に基づき、波形データ処理す
    る波形データ演算部と、 該波形データ演算部により生成されたデータと、前記範
    囲指定手段の指定帯域データとに基づき、データ検索す
    る処理手段と、 該処理手段により処理された指定範囲データと検索デー
    タとを記憶する記憶部と、 を具備していることを特徴としたスペクトラムアナライ
    ザ。
  3. 【請求項3】 マスク指定は、ディスプレイに表示した
    テーブルに、複数の周波数帯域を設定入力手段により指
    定しておこなえる請求項1又は2記載のスペクトラムア
    ナライザ。
JP11043798A 1998-04-21 1998-04-21 スペクトラムアナライザ Pending JPH11304854A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006038866A (ja) * 2004-07-29 2006-02-09 Tektronix Inc スペクトログラム・マスク・トリガ発生装置及び方法
JP2020145506A (ja) * 2019-03-04 2020-09-10 株式会社Jvcケンウッド 無線通信機
JP2020145505A (ja) * 2019-03-04 2020-09-10 株式会社Jvcケンウッド 無線通信機

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JP4684785B2 (ja) * 2004-07-29 2011-05-18 テクトロニクス・インコーポレイテッド スペクトログラム・マスク・トリガ発生装置及び方法
JP2020145506A (ja) * 2019-03-04 2020-09-10 株式会社Jvcケンウッド 無線通信機
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