JPH11304818A - 臨床検査装置用移送装置 - Google Patents

臨床検査装置用移送装置

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JPH11304818A
JPH11304818A JP10931698A JP10931698A JPH11304818A JP H11304818 A JPH11304818 A JP H11304818A JP 10931698 A JP10931698 A JP 10931698A JP 10931698 A JP10931698 A JP 10931698A JP H11304818 A JPH11304818 A JP H11304818A
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dispensing nozzle
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Application number
JP10931698A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Kuriyama
裕之 栗山
Mitsuhiro Sakagami
光廣 坂上
Tomoo Fujihashi
友雄 藤橋
Toshiyuki Ikeda
俊幸 池田
Yoshiaki Igarashi
義章 五十嵐
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Hitachi Ltd
Bab Hitachi Engineering Service Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Bab Hitachi Engineering Service Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 分注装置の小型化、軽量化を図り、かつ、分
注作業の時間短縮と静粛な検査環境と実現する。 【解決手段】 検体容器から検体を吸引し、別の空の検
体容器へ検体を吐出する2個の分注ノズル5a、5bを
被移送体として、被移送体を移動させるための駆動軸3
X、8Z、34Yを含む駆動機構と、該駆動機構に対す
る駆動源であるモータ2X、14Z、33Yとが分離し
て配置されている。こり移動機構は、被移送体をXYZ
の3軸方向に移動させることが可能である。2個の被移
送体は、Y軸方向について常に同一位置に移動させら
れ、他の2つの軸方向に独立に移動させられ、処理位置
に位置決めされたとき、被移送体が行うべき処理を同時
に行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、臨床検査装置用移
送装置に係り、特に、検体を吸引し放出するのに用いら
れる検体ノズル、検体を収容する検体容器等の被移送体
をある位置から他の位置へ移送するために用いて好適な
臨床検査装置用移送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、臨床検査のために被検者より採
取された血液、その他の検体は、その含有成分等から病
状を診断するための検査、測定を行うために様々な分析
装置にて測定される。分析装置は、その検査項目により
検体を他の容器に移し替える分注作業の必要が生じる。
この作業を自動的に行う装置が知られており、この装置
は、一般に分注装置と呼ばれている。
【0003】従来技術による分注装置は、検体の入った
容器から検体を吸引し、別の空容器に検体を吐出する分
注ノズルを備え、分注ノズルを、前後、左右、上下の3
次元方向に自由に移動させる機構を備えて構成されてい
る。そして、分注ノズルには、廃棄可能なノズルチップ
が取り付けられており、これによって必要な検体を吸引
し別の空容器に吐出する。分注により新たに生成された
検体は、様々な分析装置に運ばれ、分析が行われる。一
方、分注に使用したノズルチップは廃棄され、新しいも
のと交換される。
【0004】また、分注ではなく、検体が収容された検
体容器をある位置から他の位置へ移送するための移送装
置も知られている。そして、これらの移送装置は、通
常、分注ノズル、検体容器等の被移送体を3次元方向に
移動させる移動機構に対する動力伝達の手段としてワイ
ヤが使用されて構成されるのが一般的である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来技術によ
る移送装置は、被移送体を3次元方向に移動させる移動
機構に使用されているワイヤが損傷しやすく寿命が短い
ため、比較的頻繁にワイヤの交換を行う必要があり、そ
の作業が面倒でありそのための時間も要するという問題
点を有する。また、前述の従来技術は、ワイヤの交換時
にワイヤのテンション等を測定しなければならず、その
作業も面倒であり、保守性が悪いという問題点を有して
いる。
【0006】また、前述した従来技術は、通常の被移送
体の3次元方向への移送機構の部材の共通化について特
別な考慮が払われておらず、しかも、被移送体のある方
向への移動部材に他の方向へのアクチュエータが取り付
けられているため、迅速な移動の妨げる等の原因とな
り、かつ、装置全体が大型化し、重量が大きくなってし
まうという問題点を有している。
【0007】また、前述した従来技術は、重量のある分
注ノズルを含む機構を移動させなければならないため、
移動時に大きな騒音を発生させ、検査室の環境を損ねて
しまうという問題点を有している。
【0008】さらに、前述した従来技術は、分注ノズル
を、検体を吸引した状態で別の空容器まで移動させてい
るが、吸引直後や移動中に吸引した検体を垂らしてしま
うこともあり、特に、すでに他の検体が移送された容器
上で検体が垂れてしまうと検体同士を混ぜてしまうとい
う問題点を有している。
【0009】本発明の目的は、前述した従来技術の問題
点を解決し、小型化、軽量化を図った臨床検査装置用移
送装置を提供することにあり、さらに、分注作業の時間
短縮と静粛な検査環境と実現することができる臨床検査
装置用移送装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば前記目的
は、検体容器から検体を吸引し、別の空の検体容器へ検
体を吐出する分注ノズルまたは検体容器を他の位置に移
送するチャックを被移送体として、該被移送体を移動さ
せる移動機構を有する臨床検査装置用移送装置におい
て、前記被移送体を移動させるための駆動軸を含む駆動
機構と、前記駆動機構に対する駆動源であるモータとが
分離して配置されることにより、また、前記被移送体を
移動させる移動機構が、被移送体を3軸方向に移動させ
ることが可能に構成されることにより達成される。
【0011】また、前記目的は、前記被移送体が、少な
くとも2個設けられており、前記被移送体を移動させる
移動機構が、前記少なくとも2個の被移送体を1つの軸
方向について常に同一位置に移動させ、他の2つの軸方
向に独立に移動させることを可能に構成され、また、前
記少なくとも2個の被移送体を、それぞれの中心位置の
相互間距離がおよそ18mmまで近接するように制御す
ることにより、また、前記少なくとも2個の被移送体
が、処理位置に位置決めされたとき、被移送体が行うべ
き処理を同時に行うことにより達成される。
【0012】さらに、前記目的は、前記被移送体が分注
ノズルであるとき、分注ノズルに付けられるディスポー
ザブルチップの先端部の下部に、前記チップから雫れる
検体を受ける移動可能な受け皿が設けられることによ
り、また、前記受け皿が、前記分注ノズルの上下方向の
移動に伴って移動が制御され、前記分注ノズルが上端に
引き上げられたとき、前記ディスポーザブルチップの先
端部の下部に位置させられ、前記分注ノズルが下端に引
き下げられたとき、前記ディスポーザブルチップの側部
に位置させられることにより達成される。
【0013】なお、本発明の臨床検査装置用移送装置に
おける被移送体を移動させる移動機構は、第1、第2及
び第3の移動機構を備え、前記第1の移動機構が互いに
直交する第1、第2及び第3の方向のうちの第1の方向
に延びて回転し得る第1の駆動軸と、該第1の駆動軸の
回転を被移送体の第2の方向への移動に変換する第1の
変換手段とを含み、前記第2の移動機構が前記第1の方
向に延びて回転し得る第2の駆動軸と、前記第2の方向
に延びて前記第2の駆動軸の回転によって回転する第3
の駆動軸と、該第3の駆動軸の回転を前記被移送体の前
記第3の方向への移動に変換する第2の変換手段とを含
み、前記第3の移動機構が前記被移送体を前記第1の方
向に移動する手段を含み、前記被移送体が前記第1の方
向に移動するとき、その移動の案内を前記第1及び第2
の駆動軸が行うように構成され、前記被移送体が前記第
2の方向に移動するとき、その移動の案内を前記第3の
駆動軸が行うように構成されている。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明による臨床検査装置
用移送装置の一実施形態を図面により詳細に説明する。
なお、以下に説明する本発明の実施形態において、X、
Y及びZは直交座標系の座標軸を示し、Z軸方向は上下
方向、XY平面は水平面をそれぞれ示すものとする。
【0015】図1は本発明の一実施形態による臨床検査
装置用移送装置の外観を説明する斜視図である。図1に
おいて、60は移送装置、60aは分注ユニット、60
bはサンプラーユニット、61は透明蓋、62は操作
盤、63はチップラック、5a、5bは分注ノズルであ
る。
【0016】移送装置60は、検体を分注する分注ユニ
ット60aと子ラックが保管されているサンプラーニュ
ット60bとから構成されている。前記分注ユニット6
0aの正面側の上方には、タッチパネル式の入力を可能
とした液晶表示装置等を有する操作盤62が設けられて
いる。そして、図示していないが、表示部には、分注ノ
ズル5a、5bとサンプルラックとの位置関係が表示さ
れ、操作者は、表示された前記分注ノズル5a、5bと
前記サンプルラックとの位置関係を確認しながらタッチ
式の操作ボタンを用いて動作の制御を行うことができ
る。
【0017】分注ユニット60aの上方には、チップを
保管しているチップラック63、使用済みのチップを廃
棄する後述するチップ廃棄穴、分注ノズルから使用済み
のディスポーザブルチップを外すチップ外し具、検体ラ
ックと、駆動軸に取り付けられた分注ノズル部5a、5
b等により構成され、分注ノズル部5a、5bを移動制
御して分注を行う移動機構が乗せられて構成されてい
る。そして、移動機構全体は、透明蓋61により覆わ
れ、内部の動作をこの蓋61を通して見ることができ
る。
【0018】図2は分注ユニット60aの上に乗せられ
ている移動機構の構成を説明する平面図、図3は移動機
構の構成を説明する斜視図、図4はノズルホルダ部の構
成を説明する平面図である。図2〜図4において、64
はチップ廃棄穴、65はチップ外し具、66は検体ラッ
ク、67はフレーム、2Xa、2Xb、14Za、14
Zb、33Yはモータ、3Xa、3Xb、8Za、8Z
b、13Za、13Zbは駆動軸、7Xa、7Xb、1
1Xa、11Xb、17Za、17Zb、37Y、41
−1、41−2はベルト、12a、12bはノズルホル
ダ部である。
【0019】図2に示すように、分注ユニット60aの
上面には、チップを保管しているチップラック63と、
移動機構とが乗せられていると共に、使用済みのチップ
を廃棄するチップ廃棄穴64が設けられている。移動機
構は、分注ノズル5a、5bから使用済みのチップを外
すチップ外し具65と、検体ラック66と、駆動軸13
Za、13Zbに取り付けられた分注ノズル5a、5b
とにより構成されている。そして、移動機構は、上方側
が開放されたフレーム67により、各構成部材が包み込
まれている。なお、フレーム67は、分注ユニット60
aの筐体の上面に取り付けられている。なお、フレーム
67の側板は、左右が共に同一の形状をを有しており、
共通の部材として作成することができる。
【0020】分注ノズル5a、5bは、検体容器から検
体を吸引し、別の空の検体容器へ検体を吐出するもの
で、分注ノズルの先端にディスポーザブルチップが取り
付けられている。ディスポーザブルチップは、検体を吸
引し吐出した後に、チップ廃棄穴64の上方に分注ノズ
ルが移動させられたとき、チップ外し具65により外さ
れて廃棄される。
【0021】図1においても説明したように、分注ユニ
ット60aの上面側には、分注ノズル5a、5bが移動
する範囲を覆う透明材による透明蓋61が設けられてい
る。蓋61が透明材で構成されているため、操作者は、
分注作業状態を蓋を開けることなく視認でき、稼動状態
を容易に確認することができる。
【0022】移動機構は、分注ノズル5a、5bをX、
Y、Z軸方向に移動させる駆動機構をそれぞれ備えてお
り、X軸移動用の駆動機構及びZ軸移動用の駆動機構
を、分注ノズル5a、5bのそれぞれに対して実質的に
同一の機構を2つずつ備えている。検体を吸引したり吐
出したりするときの移動動は、Z軸方向の駆動により行
われまた、その検体の吸入及び吐出の位置を決めるため
にX軸及びY軸方向の移動が利用される。
【0023】移動機構は、分注ノズルとして2個の分注
ノズルを備え、2個の分注ノズルのそれぞれを独立して
移動させる駆動機構を備えているので、分注作業を短時
間で行うことができる。2個の分注ノズルの動作は、図
示しないコントローラにより、互いに障害とならないよ
うに制御されている。なお、分注ノズルは、2個でなく
さらに多数設けられていてもよい。
【0024】次に、X軸方向の移動を行う駆動機構につ
いて説明する。分注ノズル5a用のアクチュエータは、
固定架台1に固定されたモータ2Xaと、該モータ2X
aの軸とY軸方向に延びる駆動軸3Xaとの間にプーリ
4Xa、6Xaを介して張架されたベルト7Xaとを備
えて構成される。モータ2Xaの回転は、プーリ4X
a、ベルト7Xa、プーリ6Xaを介して駆動軸3Xa
に伝達される。
【0025】駆動軸3Xa、Y軸方向に延びる駆動軸8
Zaには、それぞれプーリ9Xa、10Xaが設けられ
ており、両プーリ間にはベルト11Xaが張架されてい
る。プーリ9Xaは、駆動軸3Xaによく知られている
ボールスプラインで結合されている。すなわち、駆動軸
3Xaには、スプライン環がボールを介して、駆動軸3
Xaに対して自由な回転は阻害されるが、駆動軸3Xa
の軸方向へは該駆動軸に対して自由な移動が可能になる
ように嵌合されており、プーリ9Xaは、そのスプライ
ン環の外周に固定されている。また、プーリ9Xaが固
定されているスプラインは、ベアリングを介して支承部
材20によって支承されている。
【0026】従って、プーリ9Xaは、駆動軸3Xaが
回転すればそれと一緒に回転するが、駆動軸3Xaに対
してその軸方向には支承部材20と共に自由に動くこと
ができる。一方、プーリ10Xa側では、駆動軸8Za
にボールを介してスプライン環が嵌め込まれ、これによ
って、スプライン環は、駆動軸8Zaに対して自由な回
転が阻害されるが、軸方向へは駆動軸8Zaに対して自
由な移動が可能にされる。また、プーリ10Xaはスプ
ライン環にベアリングを介して結合されている。従っ
て、プーリ10Xaの回転は、駆動軸8Zaには伝達さ
れず、また、プーリ10Xaは、駆動軸8Zaに対して
その軸方向に自由に移動することができる。
【0027】すなわち、プーリ10Xaは、駆動軸8Z
aに対してその回転方向にも軸方向にもフリーにされて
いる。プーリ10Xaがベアリングを介して結合される
スプライン環は、ベアリングを介して支承部材21によ
って支承されている。従って、プーリ10Xaが駆動軸
8Zaの軸方向に移動するときは、プーリ10Xbは、
支承部材21と一緒に移動する。
【0028】分注ノズル部5b用のX軸移動機構は、分
注ノズル部5a用のX軸移動機構と基本的に同一であ
る。従って、ノズル5a用のX軸移動機構では算用数字
にXaを付した符号を用いているのに対して、ノズル部
5b用のX軸移動機構の対応する要素には、同じ算用数
字にXbを付した符号を用いている。また、両方のX移
動機構は、基本的に同一であるため、重複を避ける意味
で、ノズル5b用のX軸移動機構の説明を省略する。
【0029】分注ノズル5a、5bは、それぞれノズル
ホルダ部12a、12bによって保持され、ノズルホル
ダ部12a、12bは、それぞれベルト11Xa、11
Xbに取り付けられている。モータ2Xaの回転は、プ
ーリ4Xa、ベルト7Xa、プーリ6Xaを介して駆動
軸3Xaに伝達される。駆動軸3Xaが回転すると、プ
ーリ9Xaとプーリ10Xaとの間に張架されたベルト
11Xaが駆動するので、該ベルトに取り付けられたノ
ズルホルダ部12a、従って、分注ノズル5aがX軸方
向に移動する。同様に、モータ2Xbの回転は、最終的
にノズルホルダ部12bに伝えられ、従って、分注ノズ
ル5bがX軸方向へ移動される。
【0030】前述において、X軸方向に延びている駆動
軸13Za、13Zbは、支承部材20によってそれぞ
れの一端が、支承部材21によってそれぞれの他端がそ
れぞれベアリングを介して支承されており、これによ
り、ノズルホルダ部12a、12b、従って、分注ノズ
ル5a、5bのX軸方向への移動の案内が行われる。
【0031】次に、Z軸方向への移動を行う駆動機構に
ついて説明する。分注ノズル部5a用のアクチュエータ
は、固定架台1に固定されたモータ14Zaと、モータ
14Za軸と駆動軸8Zaとの間にプーリ15Za、1
6Zaを介して張架されたベルト17Zaとにより構成
される。モータ14Zaの回転は、プーリ15Za、ベ
ルト17Za、プーリ16Zaを介して駆動軸8Zaに
伝えられる。図には見えていないが、ベベルギヤが、プ
ーリ10Xaがベアリングを介して結合されているスプ
ライン環に固定されており、従って、駆動軸8Zaの回
転は、ベベルギヤに伝達され、その回転は、さらにベベ
ルギヤと噛み合っているもう1つのベベルギヤに伝達さ
れる。このもう1つのベベルギヤは、駆動軸13Zaに
固定されているので、結局、駆動軸8Zaの回転は、駆
動軸13Zaの回転に変換されることになる。
【0032】分注ノズル5b用のZ軸移動機構は、分注
ノズル5a用のZ軸移動機構と基本的に同一である。従
って、分注ノズル5a用のZ軸移動機構では算用数字に
Zaを付した符号を用いているのに対して、ノズル5b
用のZ軸移動機構の対応する要素に同じ算用数字にZb
を付した符号を用いている。また、両方のZ軸移動機構
は、基本的に同一であるため、重複を避ける意味で、分
注ノズル5b用のZ軸移動機構の説明を省略する。
【0033】ノズルホルダ部は、ノズルホルダ部12b
を例として、図4に詳細を示すように、X軸方向に延び
ている駆動軸13Zbに結合されたプーリ25b、Z軸
方向に互いに間隔づけて配置されたプーリ26b及び2
7b、それらの周りに張架されたベルト28b、テンシ
ョン用のプーリ29b及び30bを有し、分注ノズル5
bがプーリ26bと27bの間においてベルト28bに
取り付けられて構成されている。
【0034】プーリ25bは、駆動軸13Zbにボール
スプライン結合されている。すなわち、駆動軸13Za
には、ボールを介して結合されたスプライン環が嵌め込
まれ、該スプライン環にプーリ25bが固定されてい
る。これによって、プーリ25bは、駆動軸13Zbに
対してその軸方向への移動は自由にされるが、自由回転
は阻止され、駆動軸13Zbと共に回転する。従って、
駆動軸13Zbが回転すると、プーリ25bが回転する
ので、プーリ25b、29b、26b、27b、30b
に張架されたベルト28bが駆動され、それによって分
注ノズル5bがZ軸方向すなわち上下方向に移動させら
れる。そして、ノズルホルダ部12bには、該ホルダ部
12bが駆動軸13Zbに沿って移動するとき、その移
動が駆動軸13Zaによって妨げられないように、駆動
軸13Zaが貫通する貫通孔が設けられている。
【0035】ノズルホルダ部12aとノズルホルダ部1
2bとは、駆動軸13Zaの回転によって分注ノズル5
aを上下移動させるか、駆動軸13Zbの回転によって
分注ノズル5bを上下移動させるかに基づく構成が若干
相違するのみで、それ以外の構成及び動作原理は基本的
に同一である。従って、簡略化のため、ノズルホルダ部
5aの詳細図、その構成、動作の説明は省略する。いず
れにしても、駆動軸13Za、13Zbが回転させられ
ることにより、分注ノズル5a、5bがそれぞれ上下に
移動させられる。
【0036】次に、Y軸方向への移動を行う駆動機構に
ついて説明する。Y軸移動機構のアクチュエータは、固
定架台1に固定されたモータ33Yと、該モータ33Y
の軸とX軸方向に延びる駆動軸34Yとの間にプーリ3
5Y、36Yを介して張架されたベルト37Yとを備え
て構成されている。モータ33Yの回転は、プーリ35
Y、ベルト37Y、プーリ36Yを介して駆動軸34Y
に伝達される。駆動軸34Yの両端には、それぞれプー
リ38−1、38−2が固定されており、また、固定部
材39−1、39−2(その一方は図示省略)にはそれ
ぞれプーリ40−1、40−2(その一方は図示省略)
が固定され、プーリ38−1と40−1との間及びプー
リ38−2と40−2との間には、それぞれベルト41
−1、41−2が張架されている。さらに、ベルト41
−1、41−2には、支承部材20、21がそれぞれ取
り付けられている。
【0037】前述の構成において、駆動軸34Yが回転
させられると、プーリ38−1、40−1及びプーリ3
8−2、40−2をそれぞれ介してベルト41−1、4
1−2が同速度でY軸方向に移動するので、支承部材2
0、21も同速度でY軸方向に移動させられる。従っ
て、分注ノズル5a、5bを含むノズルホルダ部12
a、12b、駆動軸13Za、13Zb、ベルト11X
a、11Xb等も支承部材20、21と共に同速度でY
軸方向に移動する。この場合、これらの移動の案内は駆
動軸3Xa、3Xb、8Za、8Zbによって行われ
る。
【0038】以上説明したように、分注ノズル5a、5
bは、X、Y、Z軸方向に任意に移動制御される。但
し、分注ノズル5a、5bのY軸方向の位置は、常に同
位置である。
【0039】図5は液体上の検体が分注ノズルから飛散
することがないようにする飛沫防止機構の構成を説明す
る図であり、以下、これについて説明する。図5におい
て、70は飛沫防止機構、71は受け皿、72は停止シ
ャフト、73は取り付けシャフトである。なお、図示例
は分注ノズル5aの側に設けた飛沫防止機構の例であ
り、分注ノズル5bの側も同様に構成される。
【0040】飛沫防止機構70は、略L字型の部材受け
皿72が取り付けられて構成されており、図5(a)に
示すように、分注ノズル5aが、最も高い位置にあると
き、分注ノズル5aに取り付けられるディスポーザブル
チップ74の先端部の下部に受け皿71が位置するよう
に、ノズルホルダ12aに、取り付けシャフト73によ
り取り付けられている。飛沫防止機構70は、取り付け
シャフト73を軸として分注ノズル5aの方向、すなわ
ち、反時計方向に回転する力が加えられており、その回
転は、分注ノズル5aに構成された停止シャフト72に
より制御されている。
【0041】いま、図5(a)に示す状態から、分注ノ
ズル部5aがZ方向に下向きに移動させられると、停止
シャフト72は、飛沫防止機構70の部材のエッジに沿
って移動し、この結果、飛沫防止機構70は、反時計方
向に回転して、図5(b)に示すように、受け皿71が
分注ノズル5aのディスポーザブルチップ74の下部か
ら離れることになる。図5(b)に示す状態から、分注
ノズル部5aがZ方向に上向きに移動させられると、図
5(a)に示す状態に戻ることになる。そして、飛沫防
止機構70の先端部に設けられる受け皿71は、着脱可
能に構成されているので、汚れた時には取り外して容易
に洗浄することが可能である。
【0042】前述したような飛沫防止機構70を備える
ことにより、本発明の実施形態は、分注ノズル5a、5
bにより吸引された検体が、移動の際に溢れることがな
く、装置を汚すことがなく、他の検体を吸引済みの検体
容器に他の検体を混ぜてしまうようなことを防止するこ
とができる。また、前述した飛沫防止機構70は、受け
皿71を分注ノズルの後方にはね上げるように移動させ
てディスポーザブルチップ74の下部から離しているの
で、分注ノズルが2個以上設けられ、これらの分注ノズ
ルが接近した場合にも、各受け皿をお互いに接触させる
ことなく移動させることができる。
【0043】分注ノズル5a、5bは、検体を吸引し、
他の容器等に吐き出すための機構として、図示していな
いが、分注ノズル内にベローズとベローズを駆動するス
テップモータ等の駆動手段が設けられている。このた
め、駆動手段への電力を供給するケーブルがノズルホル
ダ部12a、12bと固定架台1に設けられるコネクタ
とに間に設けられる。ノズルホルダ部12a、12b
は、すでに説明したように、X、Y平面上を移動するた
め、ケーブルは、ある程度の余裕を持った長さと、周辺
部材に絡むことのないものが必要となる。本発明の実施
形態は、このような移動するものと固定側とを接続する
ために用いて好適なケーブルの構造をも提供するもので
あり、以下、これについて説明する。
【0044】図6はノズルホルダ部と固定架台1との間
に設けられるケーブルの状態を説明する図、図7はケー
ブルの構造を説明する図である。図6、図7において、
80はケーブル、81は鋼板、82はコード、83はス
パイラル被覆である。
【0045】図6は前述で説明した分注ユニット60a
の上に乗せられている移動機構の側面を示しており、支
承部材21の向う側にあるノズルホルダ部12aと固定
架台1との間にU字型の形状にケーブルが設けられてい
る様子が示されている。ケーブル80は、図7に示すよ
うに、鋼等のバネ性の大きい線材を密にスパイラル状に
形成したスパイラル被覆83の内部に、絶縁被覆された
銅線等の可撓性のあるコード82と弧状の断面形状を有
する鋼板81とを通して構成されている。
【0046】このような形状のケーブル80は、移動体
間を接続して引き回されたときに、曲がる部分が必ずU
字状となって移動する性質を持ち、周辺部材に絡むこと
なくスムーズな動きをして移動体間に電力等の供給を行
うことができる。また、ケーブル自身が損傷を受けるこ
とがない。さらに、前述のケーブル80は、スパイラル
被覆83により覆われることにより、小さな曲面のU字
状に曲がるため、ケーブルを引き回すための空間を小さ
くすることができ、装置の全高さ寸法を低くすることが
でき、また、スパイラル被覆が導電性のある金属材によ
り構成されているので、内部の導電コードに対するシー
ルド効果をも備えている。
【0047】なお、前述したケーブル80は、本発明の
実施形態だけでなく、固定されたコネクタと移動する機
構との間、あるいは、移動する機構相互間を接続するケ
ーブルとして用いることができる。
【0048】図8は移送装置に使用される検体ラックの
構成例を示す斜視図、図9は検体ラック部の取り付け機
構を説明する図、図10は分注時の検体ラック移動と分
注の動作を説明する図であり、以下、これらについて説
明する。図9において、90、91は仕切り板、92は
スリット、93はネジ、94は突起部である。
【0049】検体ラックは、図8に示す例の場合、5本
の試験管を保持することができるように構成されてい
る。そして、通常、保持された試験管の中心間の距離は
20mmとなっている。そして、本発明の実施形態にお
ける分注ユニットの2つの分注ノズル5a、5bは、隣
合った試験管内の検体を処理することが可能であり、こ
のため、分注ノズルを保持するノズルホルダ部12a、
12bは、分注ノズル5a、5b間のX軸方向の距離を
20mm以下、例えば、18mmまで接近させることが
できるように構成されている。
【0050】分注ユニット上に乗せられて、分注を行う
ための試験管を収納する検体ラック66は、種々の大き
さのものが使用される場合があり、これらを確実に分注
ユニット上に乗せる必要がある。このため、分注ユニッ
トの上には、図9に示すように、両サイドに固定された
仕切り板90が設けられると共に、幅方向に移動可能な
仕切り板91とが設けられている。そして、幅方向に移
動可能な仕切り板91を検体ラックの幅に合わせて移動
させ、その上に検体ラックを乗せて下部からネジ93に
より検体ラック66が固定される。なお、前後方向の位
置決めは、後方に設けられているスリット92に検体ラ
ック66の下部に設けられている突起部94を嵌め込む
ことにより行うことができる。
【0051】次に、図10を参照して、検体ラック移動
と分注の動作を説明する。
【0052】検体の入った容器は、親ラックと称する検
体容器保持部に搭載され、分注装置よりも上流に位置す
る装置から親ラック通過ラインT1を通り、または、分
注装置上の親ラック供給ラインT2から供給され、親ラ
インTを通って分注領域Wへ搬送され、任意の位置に停
止する。また、親ラインT上に設置してあるバーコード
リーダR1は、検体ID及びラックIDを搬送ライン上
で読み取り、ラックIDのポジションと検体IDのマッ
チングが行われて、ラック情報が作成される。
【0053】また、検体の入っていない空きの検体容器
は、子ラックと称する検体保持部に搭載されて、子ラッ
ク供給口A1、B1から供給され、それぞれ子ライン
A、子ラインBを通って、同様に分注領域Wに搬送さ
れ、任意の位置に供給される。
【0054】分注装置は、先に読み込んだ親ラックの検
体ID及びラックIDに基づいてメインコントローラに
分注内容を問い合せ、分注依頼等の通信を行い、分注が
開始される。分注ユニットは、すでに説明した移送装置
を含むもので、分注ノズル5a、5bは、その移動機構
を含めて分注領域W内で移動制御される。分注領域Wに
おいて、チップラック63上に配置される廃棄可能なノ
ズルチップは、分注ノズル部5a、5bの先端に取り付
けられ、ノズルチップが取り付けられた状態でX、Y、
Z軸方向へ移動して分注動作を行う。
【0055】前述したように、駆動軸3Xa、3Xb
は、分注ノズル5a、5bをX軸方向に移動するための
駆動軸であり、また、駆動軸8Za、8Zbは分注ノズ
ル部5a、5bをZ軸方向に移動するための駆動軸であ
るが、これらの駆動軸は、分注ノズル部5a、5bがY
軸方向に移動するときの案内軸をも兼ている。さらに、
駆動軸13Za、13Zbは、分注ノズル部5a、5b
をZ軸方向に移動させるための駆動軸であるが、この駆
動軸は分注ノズル部5a、5bがX方向に移動するとき
の案内軸をも兼ている。従って、本発明の実施形態は、
装置全体としての小型化、軽量化が図られる。
【0056】また、X、Y、Z軸移動機構のアクチュエ
ータは、全て固定架台1にまとめて取り付けられている
ため、それらのアクチュエータをノズルホルダ部12
a、12bに取り付ける必要がなくなり、その結果、分
注ノズル5a、5bのX、Y、Z軸方向への高速な移動
が可能となる。全てのアクチュエータの1箇所への集中
配置は、装置のコンパクト化、小型化、軽重量化に資す
る。さらに、本発明の実施形態は、通常用いられるワイ
ヤに代わってベルトが用いらているので、長寿命化、保
守性の向上を図ることができる。
【0057】なお、前述までに説明した実施形態は、分
注ノズルを被移送体としているが、本発明は、被移送体
を検体容器とすることもできる。この場合、分注ノズル
に代わって、検体容器を掴むチャックとすればよい。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、分
注装置の小型化、軽量化を図り、かつ、分注作業の時間
短縮と静粛な検査環境と実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による臨床検査装置用移送
装置の外観を説明する斜視図である。
【図2】分注ユニット60aの上に乗せられている移動
機構の構成を説明する平面図である。
【図3】移動機構の構成を説明する斜視図である。
【図4】ノズルホルダ部の構成を説明する平面図であ
る。
【図5】液体上の検体が分注ノズルから飛散することが
ないようにする飛沫防止機構の構成を説明する図であ
る。
【図6】ノズルホルダ部と固定架台との間に設けられる
ケーブルの状態を説明する図である。
【図7】ケーブルの構造を説明する図である。
【図8】移送装置に使用される検体ラックの構成例を示
す斜視図である。
【図9】検体ラック部の取り付け機構を説明する図であ
る。
【図10】分注時の検体ラック移動と分注の動作を説明
する図である。
【符号の説明】
5a、5b 分注ノズル 2Xa、2Xb、14Za、14Zb、33Y モータ 3Xa、3Xb、8Za、8Zb、13Za、13Zb
駆動軸 7Xa、7Xb、11Xa、11Xb、17Za、17Zb、37Y、41-1、41-2
ベルト 12a、12b ノズルホルダ部 60 移送装置 60a 分注ユニット 60b サンプラーユニット 61 透明蓋 62 操作盤 63 チップラック 64 チップ廃棄穴 65 チップ外し具 66 検体ラック 67 フレーム、 70 飛沫防止機構 71 受け皿 72 停止シャフト 73 取り付けシャフト 80 ケーブル 81 鋼板 82 コード 83 スパイラル被覆 90、91 仕切り板 92 スリット 93 ネジ 94 突起部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂上 光廣 神奈川県横浜市磯子区磯子一丁目2番10号 バブ日立エンジニアリングサービス株式 会社内 (72)発明者 藤橋 友雄 神奈川県横浜市磯子区磯子一丁目2番10号 バブ日立エンジニアリングサービス株式 会社内 (72)発明者 池田 俊幸 茨城県ひたちなか市大字市毛882番地 株 式会社日立製作所計測器事業部内 (72)発明者 五十嵐 義章 茨城県ひたちなか市大字市毛882番地 株 式会社日立製作所計測器事業部内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検体容器から検体を吸引し、別の空の検
    体容器へ検体を吐出する分注ノズルまたは検体容器を他
    の位置に移送するチャックを被移送体として、該被移送
    体を移動させる移動機構を有する臨床検査装置用移送装
    置において、前記被移送体を移動させるための駆動軸を
    含む駆動機構と、前記駆動機構に対する駆動源であるモ
    ータとが分離して配置されることを特徴とする臨床検査
    装置用移送装置。
  2. 【請求項2】 前記被移送体を移動させる移動機構は、
    被移送体を3軸方向に移動させることが可能であること
    を特徴とする請求項1記載の臨床検査装置用移送装置。
  3. 【請求項3】 前記被移送体は、少なくとも2個設けら
    れており、前記被移送体を移動させる移動機構は、前記
    少なくとも2個の被移送体を1つの軸方向について常に
    同一位置に移動させ、他の2つの軸方向に独立に移動さ
    せることが可能であることを特徴とする請求項1記載の
    臨床検査装置用移送装置。
  4. 【請求項4】 前記少なくとも2個の被移送体は、それ
    ぞれの中心位置の相互間距離がおよそ18mmまで近接
    するように制御されることを特徴とする請求項3記載の
    臨床検査装置用移送装置。
  5. 【請求項5】 前記少なくとも2個の被移送体は、処理
    位置に位置決めされたとき、被移送体が行うべき処理を
    同時に行うことを特徴とする請求項3または4記載の臨
    床検査装置用移送装置。
  6. 【請求項6】 前記被移送体が分注ノズルであるとき、
    分注ノズルに付けられるディスポーザブルチップの先端
    部の下部に、前記チップから雫れる検体を受ける移動可
    能な受け皿が設けられており、前記受け皿が前記分注ノ
    ズルの後方側に移動することを特徴とする請求項1ない
    し6のうちいずれか1記載の臨床検査装置用移送装置。
  7. 【請求項7】 前記受け皿は、前記分注ノズルの上下方
    向の移動に伴って移動が制御され、前記分注ノズルが上
    端に引き上げられたとき、前記ディスポーザブルチップ
    の先端部の下部に位置させられ、前記分注ノズルが下端
    に引き下げられたとき、前記ディスポーザブルチップの
    後部に位置させられることを特徴とする請求項6記載の
    臨床検査装置用移送装置。
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