JPH1130479A - 乾燥機能付収納箱 - Google Patents

乾燥機能付収納箱

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JPH1130479A
JPH1130479A JP9202448A JP20244897A JPH1130479A JP H1130479 A JPH1130479 A JP H1130479A JP 9202448 A JP9202448 A JP 9202448A JP 20244897 A JP20244897 A JP 20244897A JP H1130479 A JPH1130479 A JP H1130479A
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storage box
heating
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function
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Takayuki Kimura
隆行 木村
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KAISANBUTSUNO KIMURAYA KK
Marine Products Kimuraya Co Ltd
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KAISANBUTSUNO KIMURAYA KK
Marine Products Kimuraya Co Ltd
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    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06FLAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
    • D06F58/00Domestic laundry dryers
    • D06F58/10Drying cabinets or drying chambers having heating or ventilating means
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06FLAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
    • D06F58/00Domestic laundry dryers
    • D06F58/20General details of domestic laundry dryers 
    • D06F58/203Laundry conditioning arrangements

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Washing And Drying Of Tableware (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業用装身具を収納すると同時に、乾燥、消
臭させることができ、また、家庭において、未乾燥状態
の洗濯物を、乾燥時に皺ができないように畳んで収納し
ておくと、一定時間経過後にはこの洗濯物を乾燥させる
ことができる乾燥機能付収納箱を提供することにある。 【解決手段】 作業用装身具や衣類が収納される乾燥機
能付収納箱であって、該乾燥機能付収納箱は収納箱本
体、空気加熱除湿機能付ボックス及び空気流通部からな
り、収納箱本体と空気加熱除湿機能付ボックスの接続面
には空気送り出し口及び空気回収口が設けられ、前記空
気加熱除湿機能付ボックスには加熱送風装置、除湿機及
び消臭殺菌器が設けられており、加熱送風装置より発生
する温風を収納箱本体に送り出し、湿気や臭いを含んだ
空気を空気回収口から回収した後、除湿機及び消臭殺菌
器により乾燥、消臭、殺菌させて再び収納箱本体に送り
出すことが可能であることを特徴とする乾燥機能付収納
箱とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は乾燥機能付収納箱に
係り、その目的は食品工場、スーパーマーケット等のよ
うに作業時に長靴、エプロン、手袋等の作業用装身具を
身につける場所において、作業用装身具を収納すると同
時に、乾燥、消臭して衛生で且つ使用者が快適に使用で
きる作業用装身具とすることができ、また、家庭におい
て、衣類やタオル等の洗濯物を洗濯、脱水した後に、未
乾燥状態の衣類やタオル等を、乾燥時に皺ができないよ
うに畳んで収納しておくと、一定時間経過後にはこの洗
濯物を乾燥させることができる乾燥機能付収納箱を提供
することにある。
【0002】
【従来の技術】食品工場、スーパーマーケット、レスト
ラン等食品を扱う現場では、食品や作業用具が汚染する
のを防ぐために、作業着、エプロン、帽子、手袋等を身
につけ、更にゴム製の長靴を履いて作業を行うのが通常
である。また、食品以外のものを扱う現場でも、水を多
量に使う場所等では同様に、作業着、エプロン、帽子、
手袋、長靴を身につけて作業を行う場合が多い。
【0003】作業着や長靴等の作業用装身具が不衛生で
あると、製品や作業用具が汚染する恐れがあるだけでな
く、作業者は快適に作業を行うことができないため、作
業用装身具は常に清潔な状態とされているのが望まし
い。そこで、通常は、作業着等の衣類やタオルなどは頻
繁に洗濯を行い、長靴のように洗濯が難しいものは外部
のみを水洗いするなどして、できるだけ作業用装身具を
清潔に保つようにしている場合が多い。
【0004】しかしながら、作業用装身具は殆ど毎日使
用するものであるので、常に清潔に保つのは困難であ
る。例えば、長靴は一日履くと多量の汗を吸収して内部
が湿潤状態となり、一晩放置しても完全には乾燥しない
ため、外部を洗ったとしても、内部は常に菌等が繁殖し
やすい不衛生な状態になっている。このような長靴を履
いて作業を行うと、菌が増殖して食品等の製品が汚染す
る危険性があるだけでなく、作業者は長靴を履いた時
に、冷たく濡れている等の不快感を感じるため、快適に
作業を行うことができないという問題点が存在する。ま
た、作業着やタオルなどの洗濯物は毎日多量に発生する
ため、乾燥させるのに広いスペースを必要とするが、そ
のスペースがない場合や雨の日には乾燥させるのに時間
がかかってしまう。同様に、家庭でも、下着類やタオル
などの洗濯物は毎日発生するが、乾燥させるスペースが
ない場合や雨の日には乾燥させるのに時間がかかってし
まうという問題点が存在する。
【0005】上記問題点を解決するために、従来より長
靴等の装身具を乾燥させる装置の開発は種々行われてい
る。
【0006】例えば、実用新案登録第2529555号
公報において「身装品等乾燥装置」が本発明者により開
示されている。この「身装品等乾燥装置」は、図11に
示すように、区画棚により区画された収納装置(A)の
側部に、送風ファン(B)と吸気ファン(C)が取り付
けられた空気流通部(D)が設けられてなる乾燥装置で
ある。この身装品等乾燥装置では、空気流通部(D)に
設けられた低温除湿装置(E)により収納装置(A)内
の空気を吸引し、更に送風ファン(B)と吸気ファン
(C)により収納装置(A)内の空気を循環させて、被
収納物を乾燥させることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記既開示の「身装品
等乾燥装置」は多数の被収納物を乾燥させることができ
るという優れたものであるが、一通路に送風ファンと吸
気ファンを一対設け、強制的に空気を循環させる構造で
あるため、多数のファンが必要であるという問題点を有
していた。
【0008】また、家庭で洗濯物を乾燥させるための乾
燥機は従来より存在するが、従来の乾燥機を用いると、
乾燥時に洗濯物に皺ができるため、乾燥後に皺を伸ばし
て畳む必要があり、洗濯物が傷みやすいという問題点を
有していた。また、乾燥後に皺を伸ばして畳む作業は非
常に手間のかかる作業であった。
【0009】そこで、上記実情に鑑み、食品工場、スー
パーマーケット等のように作業時に長靴、エプロン、手
袋等の作業用装身具を身につける場所や多量の洗濯物が
発生する場所において、多数の作業用装身具、更には衣
類、タオル等を収納すると同時に、全ての被収納物を均
等に効率よく乾燥、消臭することができ、更に、家庭に
おいて、衣類やタオル等の洗濯物を洗濯、脱水した後
に、未乾燥状態の衣類やタオル等を、乾燥時に皺ができ
ないように畳んで収納しておくと、一定時間経過後には
この被収納物を乾燥させることができる乾燥機能付収納
箱の創出が望まれていた。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するためになされたものであって、請求項1に係る発
明は、長靴やエプロン等の作業用装身具、或いは衣類、
タオル等が収納される乾燥機能付収納箱であって、該乾
燥機能付収納箱は収納箱本体と空気加熱除湿機能付ボッ
クスからなり、収納箱本体と空気加熱除湿機能付ボック
スの接続面上部には空気送り出し口が、下部には空気回
収口が設けられ、更にこの空気送り出し口或いは空気回
収口のいずれか一方にはファンが取り付けられており、
前記空気加熱除湿機能付ボックスには加熱送風装置、除
湿機及び消臭殺菌器が設けられ、加熱送風装置より発生
する温風を空気送り出し口から収納箱本体に送り出し、
収納箱本体内を上部から下部の方向に流れて湿気や臭い
を含んだ空気を空気回収口から回収した後、除湿機によ
り乾燥させ、更に消臭殺菌器により消臭、殺菌させて再
び空気送り出し口から収納箱本体に送り出して内部の空
気を循環させることが可能で、前記収納箱本体は区画棚
で複数段に並列して区画され、該区画棚は温風が収納箱
本体内に広がるように空気流通路が設けられていること
を特徴とする乾燥機能付収納箱に関する。
【0011】また、請求項2に係る発明は、長靴やエプ
ロン等の作業用装身具、或いは衣類、タオル等が収納さ
れる乾燥機能付収納箱であって、該乾燥機能付収納箱は
隔壁で上下2つの室に分離されてこの上下の2室がそれ
ぞれ少なくとも1つの区画棚を有してなる収納箱本体、
この収納箱本体の一方の側部に設けられた空気加熱除湿
機能付ボックス、及び収納箱本体の他方の側部に設けら
れた空気流通部からなり、収納箱本体と空気加熱除湿機
能付ボックスの接続面のうち、上側の室との接続面には
空気送り出し口が、下側の室との接続面には空気回収口
が設けられ、更にこの空気送り出し口或いは空気回収口
のいずれか一方にはファンが取り付けられており、ま
た、収納箱本体と空気流通部の接続面には複数の空気流
通孔が設けられており、前記空気加熱除湿機能付ボック
スには加熱送風装置、除湿機及び消臭殺菌器が設けら
れ、加熱送風装置より発生する温風を空気送り出し口か
ら収納箱本体の上側の室に送り出し、上側の室を空気流
通部に向かって横方向に流れたあと、空気流通部を介し
て下側の室を空気加熱乾燥部に向かって横方向に流れ
て、湿気や臭いを含んだ空気を空気回収口から回収した
後、除湿機により乾燥させ、更に消臭殺菌器により消
臭、殺菌させて再び空気送り出し口から収納箱本体に送
り出して内部の空気を循環させることが可能で、更に、
前記空気流通部の略中央部には消臭装置が設けられてな
ることを特徴とする乾燥機能付収納箱に関する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて詳
細に説明する。まず、第1実施例について説明する。図
1は第1実施例に係る乾燥機能付収納箱の正面図、図2
は図1に示す乾燥機能付収納箱の空気加熱除湿機能付ボ
ックスの斜視図、図3は図1のA−A断面図である。第
1実施例においては、乾燥機能付収納箱(1)は、図1
に示すように、収納箱本体(2)、空気加熱除湿機能付
ボックス(3)及び空気流通部(4)からなり、空気加
熱除湿機能付ボックス(3)は収納箱本体の一方の側部
に、空気流通部(4)は反対側の側部に設けられる。
【0013】本実施例においては、収納箱本体(2)は
隔壁(5)で上下2つの室(2a、2b)に分離されて
おり、収納箱本体(2)と空気加熱除湿機能付ボックス
(3)の接続面のうち、上側の室(2a)との接続面に
は空気送り出し口(6)が、下側の室(2b)との接続
面にはファン(7)が取り付けられ、且つ空気回収口
(8)が設けられている。尚、ファン(7)が取り付け
られる位置は、空気回収口(8)或いは空気送り出し口
(6)のいずれであってもよい。また、収納箱本体
(2)の上下の室(2a,2b)は、長靴等の作業用装
身具を収納しやすいように少なくとも1つの区画棚
(9)により複数段に並列して区画されている。
【0014】空気加熱除湿機能付ボックス(3)には、
加熱送風装置(10)、除湿機(11)及び殺菌消臭器
(12)が設けられており、加熱送風装置(10)より
発生する温風は、図2中矢印で示すように、空気送り出
し口(6)から収納箱本体(2)の上側の室(2a)に
送られる。
【0015】収納箱本体(2)と空気流通部(4)の接
続面には複数の空気流通孔(13)が設けられている。
また、空気流通孔(13)のうち、下側の室(2b)に
面する空気流通孔(13)には、温風が流れやすくなる
ようにファン(7)が設けられているのが好ましい。上
側の室(2a)内を空気流通部(4)に向かって横方向
に流れた温風は、図1中矢印で示すように、空気流通孔
(13)から空気流通部(4)を介してファン(7)に
より下側の室(2b)に移動する。温風は、下側の室
(2b)内を空気加熱除湿機能付ボックス(3)に向か
って横方向に流れ、前記空気回収口(8)から空気加熱
除湿機能付ボックス(3)に回収される。また、空気流
通部(4)の略中央部に消臭装置(14)を設けると、
この消臭装置(14)と前記殺菌消臭器(12)との両
方の効果により、収納箱本体(2)内を循環する空気が
より清浄な空気となる。
【0016】更に、図示例の如く、空気流通部(4)の
上部に加熱送風装置(10)を設ける構成とすることも
可能で、この場合、下側の室(2b)に、より温かい温
風が送られることとなる。
【0017】また、収納箱本体(1)の大きさに応じ
て、温風が収納箱本体(2)内に万遍なく広がるよう
に、前記空気送り出し口(6)、空気回収口(8)及び
空気流通孔(13)を複数個設けるのが好ましい。
【0018】収納箱本体(2)内を行き渡り、湿気や臭
いを含んで空気加熱除湿機能付ボックス(3)に回収さ
れた空気は、除湿機(11)により乾燥空気となり、再
び空気送り出し口(6)から収納箱本体(2)に送り出
される。即ち、空気送り出し口(6)からは、加熱送風
装置(10)より発生する温風と除湿機(11)より発
生する乾燥空気の両方が収納箱本体(2)に送り出され
る。従って、収納箱内の空気は常に循環している状態と
なる。また、空気加熱除湿機能付ボックス(3)に設け
られた消臭殺菌器(12)により、収納箱本体(2)に
は、消臭、殺菌された温風及び乾燥空気が送り出され
る。消臭殺菌器(12)としては、オゾン発生装置が好
ましく用いられるが特に限定はされない。
【0019】尚、除湿機(11)の底部には排水口(図
示せず)を設け、吸収した水分が排出されるようにして
おくのが好ましい。また、この除湿機(11)にフィル
ター(図示せず)を設けることにより、湿気や臭いと同
時に粉塵等のゴミを取り除くことも可能である。
【0020】被収納物を急速に乾燥させたい場合には、
図1示の如く、空気流通部(4)の上部に空気流入室
(15)を設けると、温風はより下方向に流れやすくな
る。即ち、空気流入室(15)を設けて、更に、空気流
通部(4)及び収納箱本体(2)との接続面にファン
(7)が取り付けられてなる空気流通孔(13)を設け
ることにより、空気流通部(4)に回収される温風は図
中矢印で示すように空気流入室(15)を介して上側か
ら再び収納箱本体(2)内に流入するので、被収納物は
より乾燥しやすくなる。
【0021】第1実施例においては、収納箱本体は隔壁
により上下2つの室に気密に分離されているため、温風
は上側の室内を行き渡った後、空気流通部を介して下側
の室に移動することとなり、広い収納箱本体に収納され
ている長靴等を全て均等に乾燥させることができる。即
ち、隔壁により温風は横方向に流れやすくなるので、空
気加熱除湿機能付ボックスから遠く離れた場所にも温風
が確実に行き渡る。従って、収納箱本体の大きさが、2
0足以上の長靴を収納できるような大きさであっても、
全ての被収納物を確実に乾燥させることができる。ま
た、隔壁により収納箱本体が上下2つの室に分離してい
るので、収納箱本体や空気送り出し口の掃除等のメンテ
ナンスを容易に行うことができる。
【0022】次に、第2実施例について説明する。図4
は本発明の第2実施例に係る乾燥機能付収納箱の正面
図、図5は図4に示す乾燥機能付収納箱の空気加熱除湿
機能付ボックスの斜視図、図6は図4のB−B断面図、
図7は本発明に用いられる区画棚の一例を示す上面図,
図8は区画棚を空気が通過する状態を示す図である。本
実施例に係る乾燥機能付収納箱(1)は、図4に示すよ
うに、収納箱本体(2)と空気加熱除湿機能付ボックス
(3)からなる。
【0023】収納箱本体(2)と空気加熱除湿機能付ボ
ックス(3)の接続面の上部には図5及び図6に示すよ
うに、空気送り出し口(6)が、接続面の下部には空気
回収口(8)が設けられており、この空気送り出し口
(6)と空気回収口(8)のうちいずれか一方にはファ
ン(7)が取り付けられている。(図示例では空気送り
出し口(6)に取り付けられている)
【0024】空気加熱除湿機能付ボックス(3)には、
第1実施例と同様に、加熱送風装置(10)、除湿機
(11)及び殺菌消臭器(12)が設けられている(図
5参照)。
【0025】加熱送風装置(10)より発生する温風
は、前記空気送り出し口(6)から放出され、図4中矢
印で示すように、収納箱本体(2)に送り出される。
尚、収納箱本体(2)の大きさによっては、図示例の如
く、収納箱本体(2)の上部に空気流通部(4)を設け
ると、温風は空気流通部(4)を介して空気流通孔(1
3)から収納箱本体(2)内に万遍なく広がるのでより
好ましい。収納箱本体(2)内に万遍なく広がり、収納
されている長靴等を全て均等に乾燥させた温風は、収納
箱本体(2)と空気加熱除湿機能付ボックス(3)の接
続面の下部に設けられた空気回収口(8)から空気加熱
除湿機能付ボックス(3)に回収される。
【0026】収納箱本体(2)内を行き渡り、湿気や臭
いを含んだ空気は、前述した如く、空気回収口(8)か
ら空気加熱除湿機能付ボックス(3)に回収され、第1
実施例と同様に、除湿機(11)により乾燥空気とな
り、再び空気送り出し口(6)から収納箱本体(2)に
送り出される。即ち、本実施例においても、空気送り出
し口(6)からは、加熱送風装置(10)より発生する
温風と除湿機(11)より発生する乾燥空気の両方が消
臭殺菌器(12)により消臭、殺菌されて収納箱本体
(2)に送り出される。
【0027】収納箱本体(2)は、長靴等の作業用装身
具を収納しやすいように区画棚(9)により複数段に並
列して区画されている。区画棚(9)には、温風が収納
箱本体(1)内を下降するように空気流通路(9a)が
設けられる。長靴のように、内部が乾燥しにくい物を収
納する場合には、図7及び図8に示すように区画棚
(9)に空気流通路(9a)を設けるのが望ましい。こ
の図示例においては、矢印で示すように、温風は長靴等
の内部を乾燥させた後に下方向に流れ、下段の長靴を同
様に乾燥させることができる。また、タオルや下着のよ
うに、乾燥しやすい物を収納する場合には、パンチング
メタルや網状の板等を区画棚(9)として用いることも
可能である。
【0028】次に、第3実施例について説明する。図9
は本発明の第3実施例に係る乾燥機能付収納箱の正面
図、図10は図9のC−C断面図である。本実施例に係
る乾燥機能付収納箱(1)は、第2実施例と同様に、収
納箱本体(2)と空気加熱除湿機能付ボックス(3)か
らなり、更に、図9に示すように、温風が行き渡らない
収納室(16)が設けられている。
【0029】本実施例においても第1実施例及び第2実
施例と同様に、加熱送風装置(10)より発生する温風
は、前記空気送り出し口(6)から放出され、図9中矢
印で示すように、収納箱本体(2)に送り出され、収納
箱本体(2)内に万遍なく広がり、被収納物を全て均等
に乾燥させた温風は、空気回収口(8)から空気加熱除
湿機能付ボックス(3)に回収された後、除湿機(1
1)により乾燥空気となり、再び空気送り出し口(6)
から収納箱本体(2)に送り出される。即ち、本実施例
においても、空気送り出し口(6)からは、加熱送風装
置(10)より発生する温風と除湿機(11)より発生
する乾燥空気の両方が消臭殺菌器(12)により消臭、
殺菌されて収納箱本体(2)に送り出される。
【0030】第3実施例は主に、家庭の風呂場やその近
傍で使用するのに好ましく、図9及び図10に示すよう
に、洗濯、脱水後で未乾燥状態の下着(U)やタオル
(T)等を夜(或いは朝)、乾燥時に皺ができないよう
に畳んで収納しておくと、朝(或いは夜)には乾燥状態
の下着やタオル等を取り出して使用することができる。
また、温風が行き渡らない収納室(16)が設けられて
いるため、収納箱本体(2)内で温風により乾燥状態と
された下着やタオル等を取り出してこの収納室(16)
に収納しておくと、他の未乾燥物を乾燥に供すことがで
きる。又、洗濯前の下着やタオル等をこの収納室(1
6)に収納しておくこともできる。尚、収納箱本体
(2)は、第2実施例と同様に、区画棚(9)で区画さ
れているが、図9に示すように、複数の種類の広さに区
画しておくと、バスタオルのように大きな洗濯物も容易
に乾燥させることができる。
【0031】本発明においては、上述した如く、乾燥機
能付収納箱(1)内の空気が常に循環しているため、被
収納物を効率よく乾燥させることができる。この循環し
ている空気の温度を調整するために、乾燥機能付収納箱
(1)に温度調整スイッチ(図示せず)を設けることも
可能である。例えば、通常は40℃以内で乾燥させ、陰
干しによる乾燥が好ましいとされる被収納物を乾燥させ
る場合には空気を加熱せずに送風のみの状態とすればよ
い。また、乾燥しにくい素材からなる被収納物を乾燥さ
せる場合や急速に乾燥させたい場合には50〜60℃に
調整すればよい。
【0032】
【発明の効果】以上詳述した如く、請求項1に係る発明
は、長靴やエプロン等の作業用装身具、或いは衣類、タ
オル等が収納される乾燥機能付収納箱であって、該乾燥
機能付収納箱は収納箱本体と空気加熱除湿機能付ボック
スからなり、収納箱本体と空気加熱除湿機能付ボックス
の接続面上部には空気送り出し口が、下部には空気回収
口が設けられ、更にこの空気送り出し口或いは空気回収
口のいずれか一方にはファンが取り付けられており、前
記空気加熱除湿機能付ボックスには加熱送風装置、除湿
機及び消臭殺菌器が設けられ、加熱送風装置より発生す
る温風を空気送り出し口から収納箱本体に送り出し、収
納箱本体内を上部から下部の方向に流れて湿気や臭いを
含んだ空気を空気回収口から回収した後、除湿機により
乾燥させ、更に消臭殺菌器により消臭、殺菌させて再び
空気送り出し口から収納箱本体に送り出して内部の空気
を循環させることが可能で、前記収納箱本体は区画棚で
複数段に並列して区画され、該区画棚は温風が収納箱本
体内に広がるように空気流通路が設けられていることを
特徴とする乾燥機能付収納箱に関するものであるから、
以下のような効果を奏する。
【0033】即ち、収納箱本体と空気加熱除湿機能付ボ
ックスが接続されてなる乾燥機能付収納箱であるから、
長靴やエプロン等の作業用装身具、或いは衣類、タオル
等を収納すると同時に、乾燥、消臭することができる。
更に、家庭で衣類やタオル等の洗濯物を、洗濯、脱水し
た後に、未乾燥状態の衣類やタオル等を、乾燥時に皺が
できないように畳んで収納しておくと、一定時間経過後
には乾燥状態の下着やタオル等を取り出して使用するこ
とができる。また、収納箱本体と空気加熱除湿機能付ボ
ックスの接続面上部には空気送り出し口が、下部には空
気回収口が設けられており、乾燥機能付収納箱内の空気
が常に循環しているため、多数の被収納物を均等に効率
よく乾燥、消臭させることができるという効果を奏す
る。
【0034】また、請求項2に係る発明は、長靴やエプ
ロン等の作業用装身具、或いは衣類、タオル等が収納さ
れる乾燥機能付収納箱であって、該乾燥機能付収納箱は
隔壁で上下2つの室に分離されてこの上下の2室がそれ
ぞれ少なくとも1つの区画棚を有してなる収納箱本体、
この収納箱本体の一方の側部に設けられた空気加熱除湿
機能付ボックス、及び収納箱本体の他方の側部に設けら
れた空気流通部からなり、収納箱本体と空気加熱除湿機
能付ボックスの接続面のうち、上側の室との接続面には
空気送り出し口が、下側の室との接続面には空気回収口
が設けられ、更にこの空気送り出し口或いは空気回収口
のいずれか一方にはファンが取り付けられており、ま
た、収納箱本体と空気流通部の接続面には複数の空気流
通孔が設けられており、前記空気加熱除湿機能付ボック
スには加熱送風装置、除湿機及び消臭殺菌器が設けら
れ、加熱送風装置より発生する温風を空気送り出し口か
ら収納箱本体の上側の室に送り出し、上側の室を空気流
通部に向かって横方向に流れたあと、空気流通部を介し
て下側の室を空気加熱乾燥部に向かって横方向に流れ
て、湿気や臭いを含んだ空気を空気回収口から回収した
後、除湿機により乾燥させ、更に消臭殺菌器により消
臭、殺菌させて再び空気送り出し口から収納箱本体に送
り出して内部の空気を循環させることが可能で、更に、
前記空気流通部の略中央部には消臭装置が設けられてな
ることを特徴とする乾燥機能付収納箱に関するものであ
るから、多数の長靴を収納するような大型の収納箱であ
っても、温風は収納箱全体に確実に行き渡り、全ての場
所に収納されている被収納物を均等に乾燥、消臭させる
ことができる。従って、多人数分の作業用装身具や衣類
を一度に乾燥、消臭させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る乾燥機能付収納箱の
正面図である。
【図2】図1に示す乾燥機能付収納箱の空気加熱除湿機
能付ボックスの斜視図である。
【図3】図1のA−A断面図である。
【図4】本発明の第2実施例に係る乾燥機能付収納箱の
正面図である。
【図5】図4に示す乾燥機能付収納箱の空気加熱除湿機
能付ボックスの斜視図である。
【図6】図4のB−B断面図である。
【図7】本発明に用いられる区画棚の一例を示す上面図
である。
【図8】区画棚を空気が通過する状態を示す図である。
【図9】本発明の第3実施例に係る乾燥機能付収納箱の
正面図である。
【図10】図9のC−C断面図である。
【図11】従来の身装品等乾燥装置を示す概略図であ
る。
【符号の説明】
1 乾燥機能付収納箱 2 収納箱本体 2a、2b 室 3 空気加熱除湿機能付ボックス 4 空気流通部 5 隔壁 6 空気送り出し口 7 ファン 8 空気回収口 9 区画棚 9a 空気流通路 10 加熱送風装置 11 除湿機 12 消臭殺菌器 13 空気流通孔 14 消臭装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長靴やエプロン等の作業用装身具、或い
    は衣類、タオル等が収納される乾燥機能付収納箱であっ
    て、該乾燥機能付収納箱は収納箱本体と空気加熱除湿機
    能付ボックスからなり、 収納箱本体と空気加熱除湿機能付ボックスの接続面上部
    には空気送り出し口が、下部には空気回収口が設けら
    れ、更にこの空気送り出し口或いは空気回収口のいずれ
    か一方にはファンが取り付けられており、 前記空気加熱除湿機能付ボックスには加熱送風装置、除
    湿機及び消臭殺菌器が設けられ、加熱送風装置より発生
    する温風を空気送り出し口から収納箱本体に送り出し、
    収納箱本体内を上部から下部の方向に流れて湿気や臭い
    を含んだ空気を空気回収口から回収した後、除湿機によ
    り乾燥させ、更に消臭殺菌器により消臭、殺菌させて再
    び空気送り出し口から収納箱本体に送り出して内部の空
    気を循環させることが可能で、 前記収納箱本体は区画棚で複数段に並列して区画され、
    該区画棚は温風が収納箱本体内に広がるように空気流通
    路が設けられていることを特徴とする乾燥機能付収納
    箱。
  2. 【請求項2】 長靴やエプロン等の作業用装身具、或い
    は衣類、タオル等が収納される乾燥機能付収納箱であっ
    て、該乾燥機能付収納箱は隔壁で上下2つの室に分離さ
    れてこの上下の2室がそれぞれ少なくとも1つの区画棚
    を有してなる収納箱本体、この収納箱本体の一方の側部
    に設けられた空気加熱除湿機能付ボックス、及び収納箱
    本体の他方の側部に設けられた空気流通部からなり、 収納箱本体と空気加熱除湿機能付ボックスの接続面のう
    ち、上側の室との接続面には空気送り出し口が、下側の
    室との接続面には空気回収口が設けられ、更にこの空気
    送り出し口或いは空気回収口のいずれか一方にはファン
    が取り付けられており、また、収納箱本体と空気流通部
    の接続面には複数の空気流通孔が設けられており、 前記空気加熱除湿機能付ボックスには加熱送風装置、除
    湿機及び消臭殺菌器が設けられ、加熱送風装置より発生
    する温風を空気送り出し口から収納箱本体の上側の室に
    送り出し、上側の室を空気流通部に向かって横方向に流
    れたあと、空気流通部を介して下側の室を空気加熱乾燥
    部に向かって横方向に流れて、湿気や臭いを含んだ空気
    を空気回収口から回収した後、除湿機により乾燥させ、
    更に消臭殺菌器により消臭、殺菌させて再び空気送り出
    し口から収納箱本体に送り出して内部の空気を循環させ
    ることが可能で、 更に、前記空気流通部の略中央部には消臭装置が設けら
    れてなることを特徴とする乾燥機能付収納箱。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003000523A (ja) * 2001-06-18 2003-01-07 Tamagawa Seni Kogyosho:Kk スリッパ洗濯乾燥装置
WO2003056999A1 (fr) * 2001-12-28 2003-07-17 Stecks Co., Ltd. Dispositif de sechage
KR20040046142A (ko) * 2002-11-26 2004-06-05 정태옥 행주/위생 물수건 탈수 및 살균장치
GB2593944A (en) * 2020-04-08 2021-10-13 Sagentia Ltd Disinfection method and apparatus
KR20220099248A (ko) * 2021-01-06 2022-07-13 (주)대영프로파일 의류처리 장치

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