JPH11301939A - エレベーターの表示制御装置 - Google Patents

エレベーターの表示制御装置

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JPH11301939A
JPH11301939A JP10114640A JP11464098A JPH11301939A JP H11301939 A JPH11301939 A JP H11301939A JP 10114640 A JP10114640 A JP 10114640A JP 11464098 A JP11464098 A JP 11464098A JP H11301939 A JPH11301939 A JP H11301939A
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elevator
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JP10114640A
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Inventor
Akihito Mori
聡人 森
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エレベーターの表示器に特殊な文字や記号を
表示する場合、ハードウェアやソフトウェアを変更する
ことなく、簡単に実施できるようにする。 【解決手段】 表示情報記憶手段9のRAMに表示情報
データを記憶させる。エレベーター制御部7はエレベー
ターの運転状態に応じた表示制御信号を出力する。この
表示制御信号に基づいて表示情報選択手段8は表示情報
記憶手段9から表示情報データを選択して、かご内表示
器4又は乗場表示器6へ送信して表示させる。表示内容
を変更するときは、表示情報作成手段10を表示情報記
憶手段9に接続し、表示情報データのコードに対応する
記憶データを変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、エレベーターの
乗場やかご内に表示される表示情報データを制御する装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、エレベーターの表示制御装置で
は、表示情報データをコードデータで記憶し、フォント
データはデータテーブルとしてフォントROM内など
に、表示情報データと別に記憶している。例えば、JI
Sコードを使う場合、地上階を表す「B」は、コードデ
ータとしては「2342」であり、フォントデータはそ
の表示する機器によっても異なるが、表示したときにそ
れが「B」の英字であることが認識できるものとなって
いる。
【0003】エレベーター制御部から表示制御信号が入
力されると、そのとき表示するべき内容を演算し、その
結果から記憶しているコードデータを選択し、そのコー
ドデータを対応するフォントデータに変換し、このフォ
ントデータを表示器へ出力して表示している。また、入
力装置はビルの監視室や機械室に設置されており、入力
装置で表示内容を変更する場合は、入力装置から変更す
る表示情報データのコードデータに対して、既に記憶さ
れている新たな表示情報データに対応するコードデータ
を通信入力し、コードデータを書き換えている。
【0004】図13〜図16は従来のエレベーターの表
示制御装置を示す図で、図13はブロック線図、図14
及び図15は表示制御装置12の動作フローチャート、
図16は入力装置21の動作フローチャートである。図
13において、12は表示制御装置で、フォントROM
18が設けられ、文字や記号などのフォントデータが格
納されている。21は入力装置である。なお、表示制御
装置12及び入力装置21はエレベーターの機械室、ビ
ルの監視室等に設置されている。
【0005】次に、動作の概要を説明する。表示制御装
置12では、図14において、ステップS1でエレベー
ター制御部7から表示制御信号が入力されたと判定し、
かつステップS3で表示制御信号が変数Nであることを
確認すると、ステップS4Aでメッセージ番号Nのコー
ドデータをRAM15から読み込む。ステップS7でコ
ードデータに対応するフォントデータをフォントROM
18から読み込み、ステップS8でフォントデータをか
ご内表示器4及び乗場表示器6へ出力して表示させる。
【0006】また、表示制御装置12では、図15にお
いて、入力装置21から表示情報データが入力されたと
判定し、かつステップS13で表示情報データの中に含
まれるメッセージ番号がNであることを確認すると、ス
テップS14Aへ進み、入力された表示情報データの中
に含まれるコードデータをRAM15の割付けメモリに
書き込み、メッセージ番号Nのコードデータを書き換え
る。
【0007】また、入力装置21では、図16におい
て、ステップS21Aで表示情報データを変更するメッ
セージ番号と、変更する新しいコードデータとを組み合
わせて作成し、ステップS22で表示情報データを表示
制御装置12へ出力する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のエ
レベーターの表示制御装置では、フォントデータはデー
タテーブルとしてフォントROM18に書き込まれてい
るため、表示したい、例えば海外の言語などの特殊な文
字やその他の特殊な記号のフォントデータがない場合
や、電話回線を介して送信されて来た表示データが、そ
れらを含むことでメッセージを編集できない場合には、
新規にフォントROMを作成したり、編集用記憶部を変
更したり、表示器4,6での表示パターンを変更したり
しなければならず、更に入力装置21も上記変更に合わ
せて変更する必要があるという問題点がある。
【0009】また、表示内容を変更する場合、保守員や
管理人は入力装置21が設置されているエレベーターの
機械室やビルの監視室へわざわざ出向いて変更入力しな
ければならないという問題点がある。
【0010】この発明は上記問題点を解消するためにな
されたもので、海外の言語などの特殊な文字や記号を表
示する場合でも、ハードウェアやソフトウェアを変更す
ることなく、遠隔地の入力装置や手元の入力装置から表
示内容の変更が簡単に実施できるようにしたエレベータ
ーの表示制御装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明の第1発明に係
るエレベーターの表示制御装置は、記憶内容が変更可能
な表示情報記憶手段に表示情報データを記憶し、エレベ
ーター制御部から出力される表示制御信号に基づいて表
示情報データを表示情報記憶手段から選択して表示器へ
送出するとともに、表示情報データの変更時には表示情
報作成手段を表示情報記憶手段に接続し、表示情報デー
タのコードに対応する記憶データを変更するようにした
ものである。
【0012】また、第2発明に係るエレベーターの表示
制御装置は、第1発明のものにおいて、コードに対応す
る表示情報データをフォントデータとしたものである。
【0013】また、第3発明に係るエレベーターの表示
制御装置は、表示情報の表示パターンデータを表示パタ
ーン記憶部に、フォントデータ又はイメージデータをフ
ォント/イメージ記憶部にそれぞれ変更可能に記憶し、
エレベーター制御部から出力される表示制御信号に基づ
いて記憶内容を認識し、認識された表示内容に基づいて
表示パターンデータ及びフォントデータ又はイメージデ
ータを抽出し、抽出されたデータに基づいて表示すべき
パターンを形成し、この表示パターンを表示器へ送出す
るとともに、表示情報データの変更時には、表示情報作
成手段を表示パターン記憶部又はフォント/イメージ記
憶部に接続し、表示情報データのコードに対応する記憶
データを変更するようにしたものである。
【0014】また、第4発明に係るエレベーターの表示
制御装置は、第1発明〜第3発明のものにおいて、表示
情報作成手段と表示情報記憶手段との間、若しくは表示
情報作成手段と表示パターン記憶部又はフォント/イメ
ージ記憶部との間を、回線終端装置を介して接続したも
のである。
【0015】また、第5発明に係るエレベーターの表示
制御装置は、第1発明〜第3発明のものにおいて、表示
情報作成手段と表示情報記憶手段との間、若しくは表示
情報作成手段と表示パターン記憶部又はフォント/イメ
ージ記憶部との間を、無線通信装置を介して接続したも
のである。
【0016】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1〜図5はこの
発明の第1発明又は第2発明の一実施の形態を示す図
で、図1は全体構成図、図2はブロック線図、図3は表
示情報選択動作フローチャート、図4は表示情報記憶動
作フローチャート、図5は表示情報作成動作フローチャ
ートを示し、図中同一符号は同一又は相当部分を示す
(以下の実施の形態も同じ)。
【0017】図1において、1はエレベーターのかご、
2はかご1の出入口を開閉するかご戸、3はかご戸2の
側方に設置されたかこ内操作盤、4はかご戸2の上方に
設置され、かご1内の乗客に対して情報を表示するかご
内表示器、5は乗場の出入口を開閉する乗場戸、6は乗
場戸5の上方に設置され、乗場の乗客に対して情報を表
示する乗場表示器、7はエレベーターの動作を制御する
とともに、表示情報を制御する表示制御信号を出力する
エレベーター制御部である。
【0018】8はエレベーター制御部7からの表示制御
信号が入力されると表示情報を選択してフォントデータ
をかご内表示器4及び乗場表示器6へ出力する表示情報
選択手段、9は表示情報を図2のRAM15に記憶させ
る表示情報記憶手段、10は表示器4,6に表示したい
表示情報データを作成し表示情報記憶手段9へ出力する
表示情報作成手段である。
【0019】図2において、12は図1の表示情報選択
手段8及び表示情報記憶手段9の機能を持つ表示制御装
置で、CPU13、ROM14、RAM15及び入出力
インタフェース16を有し、これらはバス17で相互に
接続されている。21は表示情報作成手段10の機能を
持つ入力装置で、CPU22、ROM23、RAM2
4、キーボード25及びフォントを有し、これらはバス
27で相互に接続されている。なお、入出力インタフェ
ース16は表示器4,6、エレベーター制御部7及び入
出力インタフェース26と接続されている。
【0020】上記のように構成されたエレベーターの表
示制御装置においては、ROM14に表示情報選択手段
8及び表示情報記憶手段9の各処理プログラムがそれぞ
れ格納されている。そして、上記各処理プログラムに従
ってCPU13で演算処理し、この演算結果はRAM1
5に一時的に記憶される。入出力インタフェース16で
は、電圧レベルを変換したり、アナログ/ディジタル変
換によって信号を授受したりする。
【0021】また、ROM23には表示情報作成手段1
0の処理プログラムが格納されている。そして、キーボ
ード25から表示情報データが入力されると、上記処理
プログラムに従ってCPU22で演算処理し、この演算
結果はRAM24に一時的に記憶される。入出力インタ
フェース26では、伝送データを一時記憶するととも
に、表示制御装置12の入出力インタフェース16との
間で伝送信号を授受する。
【0022】次に、この実施の形態の動作を図3〜図5
を参照して説明する。 A 表示情報選択動作(図3) ステップS1でエレベーター制御部7から表示制御信号
が入力されるのを待ち、表示制御信号が入力されると、
ステップS2へ進み、変数Nに1を代入する。そして、
ステップS3で表示制御信号がメッセージ番号Nである
かを判定し、メッセージ番号Nであれば、ステップS4
でメッセージ番号Nに対応するフォントデータをRAM
15から読み出す。
【0023】ステップS5でフォントデータをかご内表
示器4及び乗場表示器6へ出力する。ステップS3で表
示制御信号がメッセージ番号Nでないと判定すると、ス
テップS6で変数NにN+1を代入してステップS3へ
戻る。これで、エレベーター制御部7から表示を指示さ
れるメッセージの種類が選択される。
【0024】B 表示情報記憶動作(図4) ステップS11で入力装置21から表示情報データが入
力されるのを待ち、表示情報データが入力されると、ス
テップS12へ進み、変数Nに1を代入する。そして、
ステップS13で表示情報データの中に含まれるメッセ
ージ番号がNかを判定し、メッセージ番号がNであれ
ば、ステップS14で表示情報データの中に含まれるフ
ォントデータをRAM15のメッセージ番号Nの割付け
メモリに書き込み、フォントデータを書き換える。ステ
ップS13でメッセージ番号がNでないと判定すると、
ステップS15で変数NにN+1を代入してステップS
13へ戻る。
【0025】C 表示情報作成動作(図5) ステップS21で表示情報データをメッセージ番号+フ
ォントデータで作成し、ステップS22で表示情報デー
タを表示制御装置12へ出力する。ここで、ステップS
1〜S6は表示情報選択手段8を、ステップS11〜S
15は表示情報記憶手段9を、ステップS21,S22
は表示情報作成手段10を構成する。
【0026】このようにして、入力装置21から表示情
報データをフォントデータで入力して変更可能に記憶
し、エレベーター制御部7から入力した表示制御信号に
基づいて表示情報データを選択して表示器4,6に送信
することにより、海外の言語などの特殊な文字や図を表
示したい場合でも、新規にROMを作成したり、表示器
4,6での表示パターンを変更したり、入力装置21も
それに合わせて変更したりする必要をなくすことが可能
となる。また、フォントデータ単位での変更が容易とな
り、同一表示指令に対して、個々のエレベーターで固有
の表示形態を実現可能となる。
【0027】実施の形態2.図6はこの発明の第3発明
の一実施の形態を示す全体構成図である。なお、詳細は
省略するが、図3〜図5は一部を変更することで共用で
きる。図6は図1の表示情報選択手段8及び表示情報記
憶手段9の細部を示している。図において、31は表示
情報作成手段10に接続され、表示する各種の表示パタ
ーンを記憶する表示パターン記憶部、32は同じく各種
表示パターンの中で共通して使われる表示パターン、例
えば文字などの表示模様をいわゆるフォントデータとし
て記憶したり、特定の表示模様をイメージデータとして
記憶するフォント/イメージ記憶部である。
【0028】33は表示すべき表示パターンとして指定
されたパターンを、表示パターン記憶部31から抽出
し、また、抽出された表示パターンで使用するフォント
データ又はイメージデータをフォント/イメージ記憶部
32から抽出して、表示情報選択手段8へ送出するフォ
ント/イメージ抽出部、35はエレベーター制御部7か
らの表示制御信号によって何を表示するのかを認識し、
表示情報記憶手段9のフォント/イメージ抽出部33に
対して表示内容を取り出させる表示情報認識部である。
【0029】36はフォント/イメージ抽出部33から
のデータに基づいて、エレベーター制御部7による表示
指令に従って表示すべきパターンを形成する表示形成
部、37は表示形成部36で形成された表示パターンを
かご内表示器4又は乗場表示器6に伝送して表示させる
表示指令部である。
【0030】次に、この実施の形態の動作を説明する。
エレベーター制御部7から表示すべき情報の指令を表示
制御信号によって表示情報認識部35が受けると、フォ
ント/イメージ抽出部33に対して、表示に必要なデー
タを表示パターン記憶部31から抽出させる。また、そ
のデータの中に特定のフォントデータ又はイメージデー
タを使用している場合には、そのデータを更にフォント
/イメージ記憶部32から抽出させ、それらのデータを
表示形成部36へ伝送する。
【0031】表示形成部36では、フォント/イメージ
抽出部33が抽出したデータを使用して、表示すべきパ
ターンを形成し、表示指令部37へ送る。表示指令部3
7では、表示パターンを実際に表示するかご内表示器4
又は乗場表示器6のそれぞれに対応した信号に変換して
送信する。この信号を受けてかご内表示器4又は乗場表
示器6は、指示されたパターンに従って表示する。
【0032】一方、特定の表示指令に対して対応する表
示パターンを修正したり変更したりする場合には、表示
情報作成手段10において、当該表示パターンのメッセ
ージ番号を付した新規の表示パターンを作り、これを表
示パターン記憶部31へ送り、記憶データを書き換えさ
せる。例えば、従来は文字列が静止していた表示パター
ンを、スクロール式に変更するような場合が、これに相
当する。
【0033】また、表示パターンで使用して今る所定の
フォントデータ又はイメージデータを修正したり変更し
たりする場合には、表示情報作成手段10において、当
該フォントデータ又はイメージデータを表すコードデー
タを付した新規のフォントデータ又はイメージデータを
作り、これをフォント/イメージ記憶部32へ送り、記
憶データを書き換えさせる。例えば、従来屋上階を
「R」と表示していたものを、「屋上」と日本語で表示
するような場合、又は上昇の方向灯を従来上向きの三角
形「△」で表示していたものを、矢印「↑」で表示する
場合がこれに相当する。
【0034】つまり、表示パターンの中では、最上階又
は上昇の方向灯を示す表示制御信号を含むメッセージと
なっており、表示パターン記憶部31で当該番号の表示
パターンが抽出され、更にそのメッセージ番号で示す表
示パターンには、屋上階又は上昇の方向灯を示すフォン
ト又はイメージのコードデータが含まれ、フォント/イ
メージ記憶部32からこのコードデータに対応するデー
タが抽出されて表示される。
【0035】したがって、このコードデータに対応する
フォント又はイメージを、前者の場合「R」から「屋
上」と変更するだけで、容易に表示情報を変更すること
ができる。すなわち、表示に関するプログラムを変更す
ることなく、個々のエレベーターの一部のデータを、そ
の都度変更することで、バリエーションのある表示を実
現できる。これにより、実施の形態1の同様の効果が得
られる。
【0036】実施の形態3.図7〜図10はこの発明の
第4発明の一実施の形態を示す図で、図7は全体構成
図、図8はブロック線図、図9は表示情報記憶動作フロ
ーチャート、図10は表示情報作成動作フローチャート
である。なお、図3は実施の形態3にも共用する。図7
は図1の表示情報記憶手段9に回線終端装置41を接続
し、表示情報作成手段10に回線終端装置42を接続し
たもので、回線終端装置41,42は通信回線43で接
続されている。回線終端装置41,42はそれぞれ表示
制御装置12及び入力装置21に設けられ、それぞれ入
出力インタフェース16,26に接続されている。な
お、入力装置21は表示制御装置12から離れた位置に
設置されている。
【0037】回線終端装置41,42はモデムやディジ
タルサービスユニットなどを示し、適用する回線の種
類、電圧レベル、タイミング、コネクタの形状などの条
件により装置を選択する。これ以外については、実施の
形態1で説明したものと同様である。
【0038】次に、この実施の形態の動作を図3、図9
及び図10を参照して説明する。 A 表示情報選択動作(図3) 実施の形態1で説明したものと同様である。 B 表示情報記憶動作(図9) ステップS10で回線終端装置42との通信回線処理を
行う。ステップS11〜S15は図4と同様である。 C 表示情報作成動作(図10) ステップS21は図5と同様である。ステップS23で
回線終端装置42との通信回線処理を行い、表示情報デ
ータを出力する。通信回線処理はVシリーズやXシリー
ズなどの国際的に標準化された規格に沿うものである。
【0039】このようにして、入力装置21と表示制御
装置12間を通信回線43で結合することにより、表示
内容を変更する場合、管理者や保守員はエレベーターの
機械室やビルの監視室へわざわざ出向いて変更入力する
必要がなくなる。
【0040】実施の形態4.図11及び図12はこの発
明の第5発明の一実施の形態を示す図で、図11は全体
構成図、図12はブロック線図である。なお、図3〜図
5は実施の形態4にも共用する。図11は図1の表示情
報記憶手段9に無線アンテナ44を接続し、表示情報作
成手段10に無線アンテナ45を接続したもので、無線
アンテナ44,45はそれぞれ表示制御装置12及び入
力装置21に設けられ、それぞれ入出力インタフェース
16,26に接続されている。なお、入力装置21は手
元操作可能な携帯用に構成されている。これ以外につい
ては、実施の形態1で説明したものと同様である。
【0041】この実施の形態による表示情報選択動作
(図3)、表示情報記憶動作(図4)及び表示情報作成
動作(図5)は、それぞれ実施の形態1で説明したもの
と同様である。このようにして、入力装置21と表示制
御装置12間を無線で結合することにより、表示内容を
変更する場合、管理者や保守員はエレベーターの機械室
やビルの監視室へわざわざ出向くことなく、手元の入力
装置21により容易に変更入力することが可能となる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したとおりこの発明の第1発明
では、記憶内容が変更可能な表示情報記憶手段に表示情
報データを記憶し、エレベーター制御部から出力される
表示制御信号に基づいて表示情報データを表示情報記憶
手段から選択して表示器へ送出するとともに、表示情報
データの変更時には表示情報作成手段を表示情報記憶手
段に接続し、表示情報データのコードに対応する記憶デ
ータを変更するようにしたものである。また、第2発明
では、コードに対応する表示情報データをフォントデー
タとしたものである。
【0043】また、第3発明では、表示情報の表示パタ
ーンデータを表示パターン記憶部に、フォントデータ又
はイメージデータをフォント/イメージ記憶部にそれぞ
れ変更可能に記憶し、エレベーター制御部から出力され
る表示制御信号に基づいて表示内容を認識し、表示パタ
ーンデータ及びフォントデータ又はイメージデータを抽
出して表示すべきパターンを形成し、これを表示器へ送
出するとともに、表示情報データの変更時には、表示情
報作成手段を表示パターン記憶部又はフォント記憶部に
接続し、表示情報データのコードに対応する記憶データ
を変更するようにしたものである。
【0044】これにより、海外の言語などの特殊な文字
や図を表示したい場合でも、新規にROMを作成した
り、表示器での表示パターンを変更したり、入力装置も
それに合わせて変更したりする必要をなくすことができ
る。また、フォントデータ単位での変更が可能となり、
同一表示制御信号に対して、個々のエレベーターで固有
の表示形態を実現することができる。
【0045】また、第4発明では、表示情報作成手段と
表示情報記憶手段との間、若しくは表示情報作成手段と
表示パターン記憶部又はフォント/イメージ記憶部との
間を、回線終端装置を介して接続したので、表示内容を
変更する場合、管理者や保守員はエレベーターの機械室
やビルの監視室へわざわざ出向いて変更入力する必要を
なくすことができる。
【0046】また、第5発明では、表示情報作成手段と
表示情報記憶手段との間、若しくは表示情報作成手段と
表示パターン記憶部又はフォント/イメージ記憶部との
間を、無線通信装置を介して接続したので、表示内容を
変更する場合、管理者や保守員はエレベーターの機械室
やビルの監視室へわざわざ出向くことなく、手元の入力
装置により容易に変更入力することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す全体構成図。
【図2】 この発明の実施の形態1を示すブロック線
図。
【図3】 この発明の実施の形態1を示す表示情報選択
動作フローチャート。
【図4】 この発明の実施の形態1を示す表示情報記憶
動作フローチャート。
【図5】 この発明の実施の形態1を示す表示情報作成
動作フローチャート。
【図6】 この発明の実施の形態2を示す全体構成図。
【図7】 この発明の実施の形態3を示す全体構成図。
【図8】 この発明の実施の形態3を示すブロック線
図。
【図9】 この発明の実施の形態3を示す表示情報記憶
動作フローチャート。
【図10】 この発明の実施の形態3を示す表示情報作
成動作フローチャート。
【図11】 この発明の実施の形態4を示す全体構成
図。
【図12】 この発明の実施の形態4を示すブロック線
図。
【図13】 従来のエレベーターの表示制御装置を示す
ブロック線図。
【図14】 図13の表示制御装置の動作フローチャー
ト。
【図15】 図13の表示制御装置の動作フローチャー
ト。
【図16】 図13の入力装置の動作フローチャート。
【符号の説明】
4 かご内表示器、6 乗場表示器、7 エレベーター
制御部、8 表示情報選択手段、9 表示情報記憶手
段、10 表示情報作成手段、12 表示制御装置、1
5 表示情報記憶手段(RAM)、21 入力装置、3
1 表示パターン記憶部、32 フォント/イメージ記
憶部、33 フォント/イメージ抽出部、35 表示情
報認識部、36 表示形成部、37 表示指令部、4
1,42 回線終端装置、43 通信回線、44,45
無線アンテナ、S1〜S6 表示情報選択手段、S1
1〜S15 表示情報記憶手段、S21,S22 表示
情報作成手段。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレベーターの運転状態に応じてエレベ
    ーター制御部から出力される表示制御信号に基づいて、
    表示器に表示情報データを表示する装置において、上記
    表示情報データを記憶し、かつ記憶内容の変更可能な表
    示情報記憶手段と、上記表示制御信号に基づいて上記表
    示情報データを上記表示情報記憶手段から選択して上記
    表示器へ送出する表示情報選択手段と、上記表示情報デ
    ータの変更時に上記表示情報記憶手段に接続され、上記
    表示情報選択手段で選択される表示情報データのコード
    に対応する上記表示情報記憶手段の記憶データを変更す
    る表示情報作成手段とを備えたことを特徴とするエレベ
    ーターの表示制御装置。
  2. 【請求項2】 コードに対応する表示情報データはフォ
    ントデータであることを特徴とする請求項1記載のエレ
    ベーターの表示制御装置。
  3. 【請求項3】 エレベーターの運転状態に応じてエレベ
    ーター制御部から出力される表示制御信号に基づいて、
    表示器に表示情報データを表示する装置において、上記
    表示情報の表示パターンデータを記憶し、かつ記憶内容
    の変更可能な表示パターン記憶部と、上記表示パターン
    データで指定されるフォントデータ又はイメージデータ
    を記憶し、かつ記憶内容の変更可能なフォント/イメー
    ジ記憶部と、上記表示制御信号に基づいて記憶内容を認
    識する表示情報認識部と、上記認識された記憶内容に基
    づいて上記表示パターン記憶部から上記表示パターンデ
    ータを抽出し、上記フォント/イメージ記憶部から上記
    フォントデータ又はイメージデータを抽出するフォント
    /イメージ抽出部と、上記抽出されたデータに基づいて
    表示すべきパターンを形成する表示形成部と、上記形成
    された表示パターンを上記表示器へ送出する表示指令部
    と、上記表示情報データの変更時に上記表示パターン記
    憶部又は上記フォント/イメージ記憶部に接続され、上
    記表示情報データのコードに対応する上記表示パターン
    記憶部又はフォント/イメージ記憶部の記憶データを変
    更する表示情報作成手段とを備えたことを特徴とするエ
    レベーターの表示制御装置。
  4. 【請求項4】 表示情報作成手段と表示情報記憶手段と
    の間、若しくは上記表示情報作成手段と表示パターン記
    憶部又はフォント/イメージ記憶部との間を、回線終端
    装置を介して接続したことを特徴とする請求項1〜請求
    項3のいずれかに記載のエレベーターの表示制御装置。
  5. 【請求項5】 表示情報作成手段と表示情報記憶手段と
    の間、若しくは上記表示情報作成手段と表示パターン記
    憶部又はフォント/イメージ記憶部との間を、無線終端
    装置を介して接続したことを特徴とする請求項1〜請求
    項3のいずれかに記載のエレベーターの表示制御装置。
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