JPH11301917A - テープ貼り装置 - Google Patents

テープ貼り装置

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JPH11301917A
JPH11301917A JP12542698A JP12542698A JPH11301917A JP H11301917 A JPH11301917 A JP H11301917A JP 12542698 A JP12542698 A JP 12542698A JP 12542698 A JP12542698 A JP 12542698A JP H11301917 A JPH11301917 A JP H11301917A
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JP
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tape
holder
release paper
sticking
double
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JP12542698A
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English (en)
Inventor
Kazuya Kubota
和也 久保田
Ikuhiro Kato
育洋 加藤
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Kobayashi Engineering Works Ltd
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Kobayashi Engineering Works Ltd
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  • Adhesive Tape Dispensing Devices (AREA)
  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 テープ貼り装置において、構成を簡素にし、
且つ生産性を向上すること。 【解決手段】 テープ貼り装置10において、テープホ
ルダ31と剥離紙ホルダ32を支持する貼付作業台12
と、貼付作業台12に支持される貼付ローラ13と、貼
付ローラ13を貼付対象物に接離する貼付ローラ接離装
置15と、貼付ローラ13の回転力を剥離ホルダ32に
伝える回転伝達装置16と、テープホルダ31と剥離紙
ホルダ32の回転をロックして両面粘着テープ2を貼付
ローラ13まわりで切断せしめるホルダ回転ロック装置
17とを有してなるもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、両面粘着テープを
貼付対象物に貼付するテープ貼り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、紙、プラスチックフィルム、金属
箔等のウエブ巻取装置で、巻取コアにウエブを巻取るに
際し、巻取コア(もしくはウエブ)に両面粘着テープを
貼付するテープ貼り装置として、テープ貼り装置を巻取
コアに沿って移動しながら、テープ貼り装置のテープホ
ルダから繰出される両面粘着テープを巻取コアに貼付
し、同時に両面粘着テープから剥離される剥離紙を剥離
紙ホルダに巻取り、巻取コアの端部で両面粘着テープの
貼付端を切断装置のカッタで切断するものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術には以下の問題点がある。 テープ貼り装置を巻取コアに沿って移動するためのモ
ータ等の駆動源、テープ貼り装置の移動をガイドするガ
イド装置、両面粘着テープの繰出し用駆動源、剥離紙の
巻取り用駆動源、切断装置のカッタ駆動源を必要とし、
設備は極めて複雑になる。
【0004】テープ貼り装置は巻取コアに沿って移動
した両面粘着テープの貼付作業終了後、原位置へと戻る
必要があり、この戻り時間中、新たな巻取コアへの貼付
作業を行なうことができず、生産性が悪い。
【0005】本発明の課題は、テープ貼り装置におい
て、構成を簡素にし、且つ生産性を向上することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、貼付対象物の移動ラインに沿って配置され、両面粘
着テープをこの貼付対象物に貼付するテープ貼り装置に
おいて、両面粘着テープとその剥離紙を繰出し可能とす
るテープホルダと、両面粘着テープから剥離された剥離
紙を巻取り可能とする剥離紙ホルダのそれぞれを支持す
る貼付作業台と、貼付作業台に支持され、テープホルダ
から繰出されて剥離紙ホルダに巻取られる剥離紙を巻き
回し、剥離紙上の両面粘着テープを貼付対象物に貼付可
能とする貼付ローラと、貼付対象物に対し貼付ローラを
接離し、貼付対象物に圧接せしめた貼付ローラにより両
面粘着テープを貼付対象物に貼付けるとともに、該両面
粘着テープを貼付対象物の移動力によりテープホルダか
ら繰出して該テープホルダを回転せしめる貼付ローラ接
離装置と、貼付ローラ接離装置により貼付対象物に圧接
せしめられて該貼付対象物の移動力により回転せしめら
れる貼付ローラの回転力を剥離紙ホルダに伝え、該剥離
紙ホルダを回転させる回転伝達装置と、移動中の貼付対
象物に貼付された両面粘着テープが貼付対象物の移動力
によりテープホルダから繰出されている過程でテープホ
ルダと剥離紙ホルダの回転をロックし、両面粘着テープ
を貼付ローラまわりにおける剥離紙の剥離部付近で切断
せしめるホルダ回転ロック装置とを有してなるようにし
たものである。
【0007】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の本発明において更に、前記テープホルダと貼付ロー
ラとの間にある両面粘着テープに張力を付与し、貼付ロ
ーラまわりにおける剥離紙の剥離部付近で切断せしめら
れた両面粘着テープの切断端を、貼付対象物への貼付前
段階で、該貼付対象物への貼付ローラの圧接点よりテー
プホルダ側に設定可能とするテープ切断端設定装置を有
してなるようにしたものである。
【0008】
【作用】請求項1に記載の本発明によれば下記、の
作用がある。 テープ貼り装置は、貼付対象物の移動ラインに沿って
配置され、貼付対象物の移動力を利用して、両面粘着テ
ープの繰出しと、剥離紙の巻取りと、両面粘着テープの
切断を行なうことができ、構成を極めて簡素にできる。
【0009】即ち、貼付ローラ接離装置が貼付ローラを
貼付対象物に圧接した状態で、貼付ローラ上の両面粘着
テープを貼付対象物に貼付けるとともに、この両面粘着
テープを貼付対象物の移動力によりテープホルダから繰
出し可能とする。
【0010】また、貼付対象物に圧接されてその移動力
により回転せしめられる貼付ローラの回転力が回転伝達
装置により剥離紙ホルダに伝えられ、剥離紙ホルダが回
転することにより、剥離紙も巻取られる。
【0011】また、両面粘着テープの切断時には、テー
プホルダと剥離紙ホルダの回転をホルダ回転ロック装置
によりロックすると、両面粘着テープは貼付対象物の移
動力により貼付ローラまわりにおける剥離紙の剥離部付
近で切断される。
【0012】テープ貼り装置は、貼付対象物の移動ラ
インに沿って配置され、先行する貼付対象物が両面粘着
テープを貼付されて通過後、直ちに新たな貼付対象物に
対するテープ貼付作業を行なうことができ、生産性も良
い。
【0013】請求項2に記載の本発明によれば下記の
作用がある。 テープ切断端設定装置は、両面粘着テープの切断端を
常に、貼付ローラまわりで、貼付ローラの貼付対象物へ
の圧接点よりテープホルダ側に設定する。従って、貼付
ローラが貼付対象物に圧接せしめられて貼付対象物の移
動力により回転せしめられると、両面粘着テープの始端
部(切断端)は必ず貼付対象物に押し付けられて接着さ
れ、剥離紙から離れて貼付対象物に確実に貼付されるも
のとなる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1はテープ貼り装置を示す模式
図、図2はテープ貼り過程の前半を示す模式図、図3は
テープ貼り過程の後半を示す模式図である。
【0015】テープ貼り装置10は、例えば、ウエブ巻
取装置の両巻取ドラムの上面谷部に巻取コア(紙管等)
を送給する巻取コア供給装置内に設けて使用され、図1
に示す如く、巻取コア1の移動ラインに沿う下方に配置
され、両面粘着テープ2をこの巻取コア1の軸方向に沿
う表面に貼付可能とする。
【0016】テープ貼り装置10は、架台11と貼付作
業台12と、貼付ローラ13と、押付ローラ14と、貼
付ローラ接離装置15と、回転伝達装置16と、ホルダ
回転ロック装置17と、テープ切断端設定装置18とを
有して構成されている。
【0017】架台11は、移動ガイド21に昇降ベース
11Aを案内し、シリンダ等の移動アクチュエータ22
により昇降ベース11Aを上下動可能としている。移動
アクチュエータ22は、今回使用の巻取コア1の外径変
化に応じて昇降ベース11Aを上下動し、昇降ベース1
1Aに支持してある貼付作業台12が支持する後述の貼
付ローラ13を巻取コア1に対する貼付作業レベルに設
定可能とする。
【0018】貼付作業台12は、架台11の昇降ベース
11Aに支持され、両面粘着テープ2とその剥離紙3を
繰出し可能とするテープホルダ31と、巻取コア1から
剥離された剥離紙3を巻取り可能とする剥離紙ホルダ3
2のそれぞれを回転可能に支持している。テープホルダ
31はブレーキドラム33を同軸に固定し、このブレー
キドラム33に巻き回してある帯ベルト34と該ドラム
33との摩擦力によりブレーキ力を付与され、剥離紙3
に適正な張力f1 を付与して繰出し可能としている。
【0019】貼付ローラ13は、貼付作業台12に回転
可能に支持され、テープホルダ31から繰出されて剥離
紙ホルダ32に巻取られる剥離紙3の背面に接して該剥
離紙3を巻き回し、剥離紙3上の両面粘着テープ2を巻
取コア1に押し付けて貼付可能とする。貼付ローラ13
はゴム被覆ローラである。
【0020】押付ローラ14は、貼付作業台12の貼付
ローラ13と同軸上に枢着される揺動レバー41に回転
可能に支持され、揺動レバー41と貼付作業台12との
間に介装されているシリンダ等の揺動アクチュエータ4
2の作動により、巻取コア1に貼付された両面粘着テー
プ2を押し付けて接着の確実を図ることとしている。押
付ローラ14はゴム被覆ローラである。
【0021】貼付ローラ接離装置15は、昇降ベース1
1Aに対し剥離紙ホルダ32と同軸に設けた支軸51ま
わりで揺動可能に支持された前述の貼付作業台12と、
昇降ベース11Aとの間に介装されたシリンダ等からな
る接離アクチュエータ52により構成される。貼付ロー
ラ接離装置15は、接離アクチュエータ52の作動によ
り、貼付ローラ13を巻取コア1に接離する。そして、
貼付ローラ接離装置15は、巻取コア1に圧接せしめた
貼付ローラ13により両面粘着テープ2を巻取コア1に
貼付けるとともに、該両面粘着テープ2を巻取コア1の
移動力によりテープホルダ31から繰出して該テープホ
ルダ31を回転せしめる。
【0022】回転伝達装置16は、貼付ローラ13と同
軸に固定された駆動ギア61に、貼付作業台12に軸支
した中間ギア62をかみ合いさせ、中間ギア62と同軸
固定の中間プーリ63と、剥離紙ホルダ32の同軸に固
定した従動プーリ64とにベルト65を巻き回して構成
されている。これにより、回転伝達装置16は、貼付ロ
ーラ接離装置15により巻取コア1に圧接せしめられて
該巻取コア1の移動力により回転せしめられる貼付ロー
ラ13の回転力を、上述のベルト65等を介して剥離紙
ホルダ32に伝え、該剥離紙ホルダ32を回転させる。
このとき、駆動ギア61と中間ギア62の直径は同一と
し、貼付ローラ13の直径d1 、中間プーリ63の直径
2 、剥離紙ホルダ32の対象巻取り径d3 をd1 <d
2 <d3とすることにより、貼付ローラ13の周速V
1 、剥離紙ホルダ32の巻取り周速度V3 をV1 <V3
とし、テープ貼り装置10が両面粘着テープ2を貼付ロ
ーラ13により巻取コア1に貼付するとき、両面粘着テ
ープ2から剥離した剥離紙3をたるみなく剥離紙ホルダ
32に巻取り可能とする。また、テープホルダ31から
繰出される剥離紙3に付与される張力を前述のf1 、剥
離紙ホルダ32に巻取られる剥離紙3に付与される張力
をf2 とするとき、f1 >f2 となるようにベルト65
を滑らせ、結果として剥離紙ホルダ32に巻取られる剥
離紙3の破断を防止する。
【0023】ホルダ回転ロック装置17は、テープホル
ダ31にストッパディスク71を、剥離紙ホルダ32に
ストッパディスク72を同軸固定し、ストッパディスク
71の外周凹凸歯71Aにストッパ71Bを係脱可能と
するとともに、ストッパディスク72の外周凹凸歯72
Aにストッパ72Bを係脱可能としている。これによ
り、ホルダ回転ロック装置17は、移動中の巻取コア1
に貼付された両面粘着テープ2が巻取コア1の移動力に
よりテープホルダ31から繰出されている過程で、テー
プホルダ31に固定のストッパディスク71の凹凸歯7
1Aにストッパ71Bを係着してテープホルダ31の回
転をロックするとともに、剥離紙ホルダ32に固定のス
トッパディスク72の凹凸歯72Aにストッパ72Bを
係着して剥離紙ホルダ32の回転をロックし、結果とし
て、両面粘着テープ2を貼付ローラ13まわりにおける
剥離紙3の剥離部付近で引きちぎる如くに切断可能とす
るものである。
【0024】テープ切断端設定装置18は、貼付作業台
12に枢着される揺動レバー81に回転可能に支持され
たテンションローラ82を有し、貼付作業台12と揺動
レバー81との間に介装したシリンダ等の揺動アクチュ
エータ83によりテンションローラ82を原位置から、
テープホルダ31と貼付ローラ13との間の両面粘着テ
ープ2を張り出す側に突出可能としている。これによ
り、テープ切断端設定装置18は、テープホルダ31と
貼付ローラ13との間にある両面粘着テープ2に張力を
付与し、貼付ローラ13まわりにおける剥離紙3の剥離
部付近で切断せしめられた両面粘着テープ2の切断端2
Aを、巻取コア1への貼付前段階で、該巻取コア1への
貼付ローラ13の圧接点よりテープホルダ31側に設定
する。貼付ローラ13が両面粘着テープ2を巻取コア1
に貼付開始した後、テープ切断端設定装置18は揺動ア
クチュエータ83によりテンションローラ82を原位置
に戻す。
【0025】尚、テープ貼り装置10は、コア保持装置
90を付帯して備える。コア保持装置90は、テープ貼
り装置10の貼付ローラ13が巻取コア1に圧接したと
きの巻取コア1の浮き上りを防止するため、巻取コア1
を保持するコア保持ローラ91を備える。また、コア保
持装置90は、巻取コア1の移動ラインに沿って移動し
てくる巻取コア1の先端と後端を検出する検出器92を
備えており、検出器92が巻取コア1の先端と後端のそ
れぞれを検出したタイミングを、貼付ローラ13が巻取
コア1に接して行なうテープ貼付作業の開始と終了のタ
イミングとする。
【0026】以下、テープ貼り装置10によるテープ貼
付作業について説明する。 (1) テープ貼り装置10の作業開始に先立ち、テープホ
ルダ31から繰出した両面粘着テープ2及び剥離紙3を
貼付ローラ13に巻き回し、貼付ローラ13の巻取コア
1に接する圧接点、もしくは圧接点よりテープホルダ3
1側にて両面粘着テープ2を切断し、剥離紙3だけを剥
離紙ホルダ32に巻き付ける準備作業を行なう(図2
(A))。
【0027】(2) 巻取コア1をその移動ラインに沿って
搬入する。検出器92が巻取コア1の先端を検出し、巻
取コア1の先端が貼付ローラ13の直上を若干通過した
タイミングで、巻取コア1を一旦停止する。そして、貼
付ローラ接離装置15により貼付ローラ13を巻取コア
1に圧接し、貼付ローラ13上の両面粘着テープ2を巻
取コア1に貼付する(図2(B)〜(C))。その後、
巻取コア1を再び移動せしめる。尚、この(2) では、巻
取コア1を一旦停止させることなく、移動し続けるもの
としても良い。
【0028】(3) 両面粘着テープ2を巻取コア1の移動
力によりテープホルダ31から繰出してテープホルダ3
1を回転せしめ、両面粘着テープ2を巻取コア1に貼付
し続ける。同時に、剥離紙3を貼付ローラ13の巻取コ
ア1との圧接点出側で両面粘着テープ2から剥離し、回
転伝達装置16により前述の如くに回転せしめられてい
る剥離紙ホルダ32にこの剥離紙3を巻取る。巻取コア
1に貼付された両面粘着テープ2は、押付ローラ14に
より押付けられて接着の確実が図られる(図2
(D))。
【0029】(4) 貼付ローラ13、押付ローラ14によ
る巻取コア1の長手方向に沿う両面粘着テープ2の貼付
と、両面粘着テープ2からの剥離紙3の剥離が続けられ
る(図3(A))。
【0030】(5) 検出器92が巻取コア1の後端を検出
すると、貼付ローラ13は貼付ローラ接離装置15によ
り巻取コア1から離れる(図3(B))。尚、押付ロー
ラ14は巻取コア1に貼付された両面粘着テープ2を尚
押し続ける。貼付ローラ13が巻取コア1から離れると
同時、もしくはその直前に、ホルダ回転ロック装置17
のストッパ71B、72Bが前述の如くテープホルダ3
1、剥離紙ホルダ32の回転をロックし、結果として、
両面粘着テープ2を貼付ローラ13まわりにおける剥離
紙3の剥離部付近で切断する(図3(C))。
【0031】(6) ホルダ回転ロック装置17によるテー
プホルダ31、剥離紙ホルダ32のロックを維持したま
ま、テープ切断端設定装置18のテンションローラ82
をテープホルダ31と貼付ローラ13の間の両面粘着テ
ープ2を張り出す側に突出し、上記(5) の両面粘着テー
プ2の切断端を、巻取コア1への貼付ローラ13の圧接
点よりテープホルダ31側に設定し(図3(D))、新
たな巻取コア1の進入に備える。
【0032】(7) テープ貼り装置10において、外径の
異なる巻取コア1を使用する際には、移動アクチュエー
タ22により昇降ベース11Aを上下動し、昇降ベース
11A上の貼付作業台12が支持する貼付ローラ13が
今回貼付対象となる巻取コア1の貼付作業レベルに合致
するように自動位置決めを行なう。
【0033】従って、本実施形態によれば以下の作用が
ある。 テープ貼り装置10は、巻取コア1の移動ラインに沿
って配置され、巻取コア1の移動力を利用して、両面粘
着テープ2の繰出しと、剥離紙3の巻取りと、両面粘着
テープ2の切断を行なうことができ、構成を極めて簡素
にできる。
【0034】即ち、貼付ローラ接離装置15が貼付ロー
ラ13を巻取コア1に圧接した状態で、貼付ローラ13
上の両面粘着テープ2を巻取コア1に貼付けるととも
に、この両面粘着テープ2を巻取コア1の移動力により
テープホルダ31から繰出し可能とする。
【0035】また、巻取コア1に圧接されてその移動力
により回転せしめられる貼付ローラ13の回転力が回転
伝達装置16により剥離紙ホルダ32に伝えられ、剥離
紙ホルダ32が回転することにより、剥離紙3も巻取ら
れる。
【0036】また、両面粘着テープ2の切断時には、テ
ープホルダ31と剥離紙ホルダ32の回転をホルダ回転
ロック装置17によりロックすると、両面粘着テープ2
は巻取コア1の移動力により貼付ローラ13まわりにお
ける剥離紙3の剥離部付近で切断される。
【0037】テープ貼り装置10は、巻取コア1の移
動ラインに沿って配置され、先行する巻取コア1が両面
粘着テープ2を貼付されて通過後、直ちに新たな巻取コ
ア1に対するテープ貼付作業を行なうことができ、生産
性も良い。
【0038】テープ切断端設定装置18は、両面粘着
テープ2の切断端を常に、貼付ローラ13まわりで、貼
付ローラ13の巻取コア1への圧接点よりテープホルダ
31側に設定する。従って、貼付ローラ13が巻取コア
1に圧接せしめられて巻取コア1の移動力により回転せ
しめられると、両面粘着テープ2の始端部(切断端)は
必ず巻取コア1に押し付けられて接着され、剥離紙3か
ら離れて巻取コア1に確実に貼付されるものとなる。
【0039】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、本
発明のテープ貼り装置はウエブ巻取装置に供される巻取
コアを貼付対象物とするものに限らず、広く一般の貼付
対象物に対する両面粘着テープの貼付のために採用でき
る。
【0040】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、テープ貼
り装置において、構成を簡素にし、且つ生産性を向上す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はテープ貼り装置を示す模式図である。
【図2】図2はテープ貼り過程の前半を示す模式図であ
る。
【図3】図3はテープ貼り過程の後半を示す模式図であ
る。
【符号の説明】
1 巻取コア(貼付対象物) 2 両面粘着テープ 3 剥離紙 10 テープ貼り装置 12 貼付作業台 13 貼付ローラ 15 貼付ローラ接離装置 16 回転伝達装置 17 ホルダ回転ロック装置 18 テープ切断端設定装置 31 テープホルダ 32 剥離紙ホルダ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貼付対象物の移動ラインに沿って配置さ
    れ、両面粘着テープをこの貼付対象物に貼付するテープ
    貼り装置において、 両面粘着テープとその剥離紙を繰出し可能とするテープ
    ホルダと、両面粘着テープから剥離された剥離紙を巻取
    り可能とする剥離紙ホルダのそれぞれを支持する貼付作
    業台と、 貼付作業台に支持され、テープホルダから繰出されて剥
    離紙ホルダに巻取られる剥離紙を巻き回し、剥離紙上の
    両面粘着テープを貼付対象物に貼付可能とする貼付ロー
    ラと、 貼付対象物に対し貼付ローラを接離し、貼付対象物に圧
    接せしめた貼付ローラにより両面粘着テープを貼付対象
    物に貼付けるとともに、該両面粘着テープを貼付対象物
    の移動力によりテープホルダから繰出して該テープホル
    ダを回転せしめる貼付ローラ接離装置と、 貼付ローラ接離装置により貼付対象物に圧接せしめられ
    て該貼付対象物の移動力により回転せしめられる貼付ロ
    ーラの回転力を剥離紙ホルダに伝え、該剥離紙ホルダを
    回転させる回転伝達装置と、 移動中の貼付対象物に貼付された両面粘着テープが貼付
    対象物の移動力によりテープホルダから繰出されている
    過程でテープホルダと剥離紙ホルダの回転をロックし、
    両面粘着テープを貼付ローラまわりにおける剥離紙の剥
    離部付近で切断せしめるホルダ回転ロック装置とを有し
    てなることを特徴とするテープ貼り装置。
  2. 【請求項2】 前記テープホルダと貼付ローラとの間に
    ある両面粘着テープに張力を付与し、貼付ローラまわり
    における剥離紙の剥離部付近で切断せしめられた両面粘
    着テープの切断端を、貼付対象物への貼付前段階で、該
    貼付対象物への貼付ローラの圧接点よりテープホルダ側
    に設定可能とするテープ切断端設定装置を有してなる請
    求項1記載のテープ貼り装置。
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Cited By (4)

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