JPH11301551A - 電気自転車 - Google Patents

電気自転車

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Publication number
JPH11301551A
JPH11301551A JP10760498A JP10760498A JPH11301551A JP H11301551 A JPH11301551 A JP H11301551A JP 10760498 A JP10760498 A JP 10760498A JP 10760498 A JP10760498 A JP 10760498A JP H11301551 A JPH11301551 A JP H11301551A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electric
electric drive
breathing
driving device
drive unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP10760498A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiharu Miyawaki
俊治 宮脇
Takemi Ueda
雄美 上田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP10760498A priority Critical patent/JPH11301551A/ja
Publication of JPH11301551A publication Critical patent/JPH11301551A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気自転車において、組立性、操作性を向上
することを目的とする。 【解決手段】 電動駆動装置1を構成する、モータ4、
減速器5、センサー6、制御回路7を一体構造とし、車
体への電動駆動装置壁面に呼吸作用を有する呼吸シート
16を貼り付け、水の引き込みが起こらず、組立性、操
作性の良い電気自転車が実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気自転車に関する
発明である。
【0002】
【従来の技術】従来、モータ、減速機、センサー、制御
回路にて構成されるが、すべてが一体化されていないた
め本体に分離組付けされ、且つ防水対策は、個々の要素
に施す必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】モータ、減速機、セン
サー、制御回路それぞれに防水対策を施すことは多くの
作業を必要とし、また構成が複雑となる。本願発明は簡
素化した電動駆動装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本願発明は、運転者が発
生させたトルクにより動力伝達機構を用いて駆動輪を駆
動する人力駆動装置と、前記人力駆動装置による駆動を
補助する電動駆動装置と、前記電動駆動装置に電力を供
給する充電式電池とを備え、前記電動駆動装置は補助電
動トルクを発生する補助駆動用電動機と、前記人力トル
クと走行速度とに基づいて前記補助電動トルクを決定
し、その補助電動トルクを発生するように前記補助駆動
用電動機を制御する制御回路とを備えている電気自転車
であり、防水構造は非常に簡素化され小型軽量され軽量
化された電気自転車を提供できるものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本願発明の電気自転車は、運転者
が発生させたトルクにより動力伝達機構を用いて駆動輪
を駆動する人力駆動装置と、前記人力駆動装置による駆
動を補助する電動駆動装置と、前記電動駆動装置に電力
を供給する充電式電池とを備え、前記電動駆動装置は補
助電動トルクを発生する補助駆動用電動機と、前記人力
トルクと走行速度とに基づいて前記補助電動トルクを決
定し、その補助電動トルクを発生するように前記補助駆
動用電動機を制御する制御回路とを備えている電気自転
車において前記電動駆動装置は防水構造としたことを特
徴としている。
【0006】更に、電動駆動装置の呼吸手段として繊維
層を積層したシート帽子状多孔板を装着した通気栓を設
けることにより、電動駆動装置の防水構造に水を通さず
空気を通し、電動駆動装置に通風路を形成する。
【0007】更に、電動駆動装置の一部に凸部を有し、
この凸部に呼吸手段として繊維層を積層したシート帽子
状多孔板を装着した通気栓を設けることにより、呼吸手
段に水が流れにくい。
【0008】更に、電動駆動装置の一部に排水手段とな
す凹凸部を設けることにより、呼吸手段に水が流れ込ま
ないようになる。これにより、自転車内部にたまったほ
こり・錆等により防水効果が劣化する心配がなく、ほこ
りや錆等は雨水等が洗い流すことができ防水効果を長期
間持続させることができる。
【0009】更に、電動駆動装置に使用している止め具
やねじを利用して呼吸シートを固定してもよい。これに
より、電動駆動装置に防水するための部品を追加しなく
ても固定することができ簡素化された電動駆動装置を製
作でき電気自転車に組み込む際にじゃまにならない構造
にすることができる。
【0010】更に、電動駆動装置を固定しているブラケ
ットと電動駆動装置の間に呼吸シートを配置することに
より、自転車走行中における泥水をさけることができ防
水に対する構造を簡素化することが可能となる。
【0011】
【実施例】(実施例1)以下、本発明の電気自転車の実
施例1について、図面を参照しながら説明する。
【0012】図1は本実施例の構成を示す電気自転車の
外観図である。モータ、減速機、センサー、制御回路が
一体化した電動駆動装置1は車体のメインパイプ2とサ
ドルパイプ3の下方に取り付けねじにより組み立てられ
ている。電動駆動装置1は一体化しているため、車体へ
の組み立ては簡単であり、又、車体のほぼ中央低部にあ
るため、低重心となり、操作性の良い電気自転車を実現
する。更に、電動駆動装置を一体にするために、電動駆
動装置カバー内に、モータ、減速機、センサー、制御回
路が収まっており、電動駆動装置カバーを閉じる。この
時、電動駆動装置カバーの上面には呼吸穴17があり、
呼吸シート16で塞いで、防水構造をしている。
【0013】図2、図3に本発明による電動駆動装置の
概略図を示す。図3は電動駆動装置1を、図2のABC
DEFで断面した図を示す。電動駆動装置1は、モータ
4、減速機5、センサー6、制御回路7が一体化されて
おり、クランクシャフト8をペダリングにより回転させ
ると、その負荷トルクをセンサー6が検出し、制御回路
7に内蔵されているマイクロコンピュータがモータの出
力を決定し、モータ4を駆動し、減速機5を介してスプ
ロケット9に人力と合力し出力する。
【0014】電気自転車のモータや制御回路は、運転時
の電流により自身の温度が上昇するが、雨や、路上の水
により急激に冷却されることが避けられない。電動駆動
装置内の空気はかかる温度変化により膨張収縮を繰り返
すので、適切な呼吸手段が必要となるが、呼吸手段は場
合によって水を吸い込む危険もあり、その設置場所およ
び方法は慎重に選択せねばならない。モータや制御部が
分散して組み立てられている場合、それぞれに適切な呼
吸手段を設けると必要となる空間が大きくならざるを得
ない。
【0015】図4に本発明による電動駆動装置の呼吸手
段の構造図を示す。車体への電動駆動装置取り付け側上
面10に、呼吸穴17を有し前記呼吸穴17を塞ぐよう
に呼吸作用を有する呼吸シート16が固着されている。
この呼吸シート16を通して電動駆動装置1内の気圧
は、一定に保たれる。尚、この呼吸シート16は水の分
子より小さな穴があいており空気は通ることができるが
水は入らないという特性をもっている。
【0016】図7に本発明による電動駆動装置の電気自
転車に固定する方法を示す。電動駆動装置は電気自転車
のメインパイプ2とサドルパイプ3より連結されたブラ
ケット18にねじ19にて固定されている。前記ブラケ
ット18はコの字の形状となっており、電動駆動装置1
を抱くようにして固定するためフレーム強度をUPさせ
ることができる。電動駆動装置取り付け側上面10と前
記ブラケット部18の間に呼吸穴17を配置することで
自転車の走行中に泥水がかかることがなく防水構造を簡
素化することができると共に長期間の使用に耐えられる
電気自転車ができる。また、電気自転車は電池やスイッ
チおよびLEDを保護するためにプラスチックのカバー
を設けるがカバーの中に呼吸穴を設けることによって泥
水の掛からないようにすることも可能である。
【0017】(実施例2)以下、本発明の実施例2につ
いて、図面を参照しながら説明する。図5に本発明によ
る電動駆動装置の呼吸手段の取り付け方の方法を示す。
【0018】雨天時に電気自転車のパイプおよび、シー
トおよび、カバーや電池等から伝わる水の流れを考慮し
呼吸シート16に水が流れ落ちないように、電動駆動装
置1の上面に凸部を設け、この凸部に呼吸手段を設け
る。このようにすることで、呼吸手段は電動駆動装置の
上面の中でも高い位置にあり、電動駆動装置の上面に流
れる水が呼吸手段に流れ込むことはない。更に、電動駆
動装置の上面に凹凸を設けることにより、呼吸手段に水
が流れ込まないようにできる。
【0019】(実施例3)以下、本発明の実施例3につ
いて、図面を参照しながら説明する。図6に本発明によ
る電動駆動装置の呼吸手段の固定方法を示す。電動駆動
装置取り付け側上面10に電池とキースィッチおよびL
EDとの外部配線を行うために口出しゴム11からハー
ネスが接続されている。なお、前記口出しゴム11を固
定するために金属の固定板12が取り付けられている。
固定板12は口出しゴム11の凹部に掛かるような構造
となっており、口出しゴム11やハーネスを引っ張った
り押したりしても固定板12により抜けたり押し込まさ
れたりしない。
【0020】呼吸作用を有するフッ素膜等の呼吸シート
16の固定方法は補助駆動用装置の壁面に呼吸するため
の呼吸穴17を設け呼吸穴17の周りを接着剤にて固着
する。径年変化や耐久性に対し信頼性を増すために、前
記口出しゴム押さえに使用している固定板12と共用し
呼吸シート16を押さえる構造とする。
【0021】また、電動駆動装置1に使用されているね
じ部を利用し呼吸シート16を固定する方法でもよい。
【0022】
【発明の効果】請求項1、2、3記載の発明によれば電
気自転車はモータ、減速機、センサー類、制御回路が一
体的に構成され自転車車体の中央、低部に取り付けるた
め、低重心で、前後のウエイトバランスが良く、かつ自
転車組立性が良好で操作性の良い自転車を提供できる。
【0023】また、請求項4、5記載の発明によれば電
気自転車の防水性を確保するため、雨水やほこり、錆等
の外的要因から防御する作用を有し電動駆動装置と呼吸
シートの固着の信頼性を増すものであり、軽量でシンプ
ルな補助駆動用装置を提供できる。
【0024】また、請求項6記載の発明によれば電気自
転車の防水性を確保するため、呼吸するシートを取り付
ける際に電動駆動装置と呼吸シートの固着の信頼性を増
すと共に、固定方法が簡素化される電動駆動装置1を提
供するものである。
【0025】また、請求項7記載の発明によれば自転車
走行中における泥水を防ぐことができ防水構造を簡素化
できる電動駆動装置を提供するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願実施例1による電気自転車の外観図
【図2】同電動駆動装置の概略図
【図3】同電動駆動装置の断面図
【図4】同電動駆動装置の呼吸手段の構造図
【図5】同実施例2の電動駆動装置の呼吸シート取り付
けを示す図
【図6】同実施例3の電動駆動装置の呼吸手段の固定方
法を示す図
【図7】同電動駆動装置の電気自転車に固定を示す図
【符号の説明】 1 電動駆動装置 2 メインパイプ 3 サドルパイプ 4 モータ 5 減速機 6 センサー 7 制御回路 16 呼吸シート

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転者が発生させたトルクにより動力伝
    達機構を用いて駆動輪を駆動する人力駆動装置と、前記
    人力駆動装置による駆動を補助する電動駆動装置と、前
    記電動駆動装置に電力を供給する充電式電池とを備え、
    前記電動駆動装置は補助電動トルクを発生する補助駆動
    用電動機と、前記人力トルクと走行速度とに基づいて前
    記補助電動トルクを決定し、その補助電動トルクを発生
    するように前記補助駆動用電動機を制御する制御回路と
    を備えている電気自転車において前記電動駆動装置は防
    水構造であることを特徴とする電気自転車。
  2. 【請求項2】 電動駆動装置に防水機能を有する呼吸手
    段を設けた請求項1記載の電気自転車。
  3. 【請求項3】 電動駆動装置の呼吸手段として繊維層を
    積層したシート帽子状多孔板を装着した通気栓を用いた
    請求項2記載の電気自転車。
  4. 【請求項4】 電動駆動装置の一部に凸部を有し、この
    凸部に呼吸手段を設けたことを特徴とする請求項2記載
    の電気自転車。
  5. 【請求項5】 電動駆動装置の一部に排水手段となす凹
    凸部を設けていることを特徴とする請求項2記載の電気
    自転車。
  6. 【請求項6】 電動駆動装置の固定手段と、呼吸手段と
    なす繊維層を積層したシート帽子状多孔板を装着した通
    気栓の固定手段とを共用したことを特徴としている請求
    項3記載の電気自転車。
  7. 【請求項7】 電動駆動装置を固定するフレームと電動
    駆動装置の間に、呼吸手段となす繊維層を積層したシー
    ト帽子状多孔板を装着した通気栓を配置したことを特徴
    とする請求項3記載の電気自転車。
JP10760498A 1998-04-17 1998-04-17 電気自転車 Pending JPH11301551A (ja)

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JP10760498A JPH11301551A (ja) 1998-04-17 1998-04-17 電気自転車

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ID=14463392

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JP (1) JPH11301551A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1092622A3 (en) * 1999-10-13 2003-05-14 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Motor-driven assist unit

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1092622A3 (en) * 1999-10-13 2003-05-14 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Motor-driven assist unit

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